【ES AIチェッカーあり】ESにAIを使うとバレる?企業が見抜くポイント・安全な使い方を徹底解説【2026年版】

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディアを運営。「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などを通じて、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート。

この記事を読んでわかること
  • ESにAIを使うと企業にバレるのか
  • 採用担当者がAIっぽいと感じる文章の特徴
  • ES作成でAIを使ってよい範囲
  • AIを活用しながら自分らしいESに仕上げる方法
  • 面接で困らないためのチェック方法
この記事がおすすめな人
  • ChatGPTなどを使ってESを作成しようとしている人
  • AIで作ったESが企業にバレないか不安な人
  • AIっぽい文章を自然な表現へ直したい人
結論:ESにAIを使っただけで、企業に必ずバレるわけではありません。

AI判定ツールだけで、AIの使用を100%正確に見抜くことは困難です。 ただし、AIが作った文章をそのまま提出すると、内容の抽象性や表現の不自然さ、面接での回答とのズレから、採用担当者に違和感を持たれる可能性があります。

大切なのは、AIを使ったかどうかではなく、自分の経験や考えが反映されており、面接でも自分の言葉で説明できるかです。

近年は、ChatGPTをはじめとする生成AIを、ESの構成作りや添削に利用する就活生が増えています。

企業側も、単純に「AIを使ったか」を判断するのではなく、ESに書かれた内容の具体性や一貫性、面接での再現性を確認しています。

AIをアイデア出しや添削の補助として利用し、最後に自分の経験や言葉を加えて仕上げれば、AIを利用したこと自体が大きな問題になる可能性は高くありません。

一方、自己PRや志望動機をAIに丸投げし、生成された文章を理解しないまま提出すると、選考で評価を下げる原因になります。

 

あなたのESがAIっぽく見えないか確認してみましょう

ESのAIらしさを確認できるAIチェッカー

AIチェッカーで確認できること
  • ESを貼り付けるだけでAIっぽい表現を確認できる
  • 抽象的でオリジナリティが弱い部分がわかる
  • 面接前に修正したいポイントを整理できる
 

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エントリーシートにAIを使うと企業にバレる?

ESにAIを使っただけで、企業に必ずバレるわけではありません。

AIが生成した文章と人間が書いた文章を完全に区別することは難しく、AI判定ツールにも誤判定の可能性があります。 そのため、判定結果だけを根拠に合否を決めるのは現実的ではありません。

ただし、採用担当者がESを読んだときに不自然な点が重なると、 「本人が書いた文章ではないのではないか」 「内容を十分に理解していないのではないか」 と疑われる可能性があります。

企業が見ているのはAIの使用そのものよりも、応募者本人の経験や考えが文章に反映されているかどうかです。

生成AIの利用そのものを否定する企業ばかりではない

生成AIをES作成に利用しただけで、すべての企業から否定的に評価されるわけではありません。

マイナビが企業を対象に行った調査では、学生の生成AI利用について「積極的に活用してほしい」「使い方を慎重に検討した上で活用してほしい」と回答した企業の合計は、2025年卒時点で57.7%でした。

一方で、その多くは「使い方を慎重に検討した上で活用してほしい」という回答です。

企業が問題視しやすいのは、AIを利用した事実よりも、本人が考えずに文章を丸投げしたことや、事実と異なる内容を提出したことです。

AI判定ツールだけで完全に見抜くことは難しい

AI判定ツールは、単語の使い方や文章構造、表現の規則性などを分析し、AIが生成した可能性を数値で示すものです。

しかし、人間が書いた文章をAI生成と判定したり、AIが作った文章を人間の文章と判定したりすることがあります。

AIで作った下書きを本人が修正した場合は、ツールだけで利用の有無を判断することがさらに難しくなります。

そのため、AIチェッカーの結果は合否を直接決めるものではなく、文章を見直すための参考情報として考えるのが適切です。

採用担当者は文章の違和感を見ている

採用担当者は、AIを使った証拠を探すというより、ESから応募者の経験や思考が伝わるかを確認しています。

文章がきれいに整っていても、具体的な行動や数字がなく、どの学生にも当てはまる内容であれば、本人らしさは伝わりません。

また、一部分だけ急に難しい表現が使われていたり、自己PRと志望動機で人物像が一致していなかったりすると、文章に違和感を持たれる可能性があります。

最も確認されやすいのは面接との一貫性

企業がAI利用の有無よりも重視しているのが、ESと面接の一貫性です。

たとえば、ESに「アルバイト先の課題を分析し、業務改善を主導した」と書いているにもかかわらず、 面接で具体的な課題や行動を説明できなければ、内容の信頼性を疑われます。

面接では、次のような質問をされる可能性があります。

  • なぜその行動を取ったのですか?
  • 最も苦労したことは何ですか?
  • ほかにどのような方法を検討しましたか?
  • あなた自身が担当した部分はどこですか?
  • その経験を入社後にどう活かしますか?

ESに書いた内容を自分の言葉で説明できれば、AIを補助的に利用していても大きな問題になりにくいでしょう。

ESでAIを使ったことがバレる5つの理由

AIで作ったこと自体ではなく、AIに丸投げした結果として生まれる文章の特徴が、採用担当者の違和感につながります。

1.抽象的な表現が多い

「主体的に行動しました」「コミュニケーション能力を発揮しました」など、具体的な状況がわからない表現ばかりだと、本人の行動が伝わりません。

次の要素を加えると、内容が具体的になります。

  • いつ、どこで経験したことか
  • どのような課題があったか
  • 自分が実際に取った行動
  • 結果を示す人数や割合、期間などの数字
  • 行動を通して何を学んだか

2.どの企業にも使える志望動機になっている

「理念に共感した」「成長できる環境に魅力を感じた」といった表現だけでは、その企業でなければならない理由が伝わりません。

志望動機には、企業の事業やサービス、説明会で印象に残った話、自分の経験との接点などを盛り込みましょう。

3.普段使わない難しい言葉が多い

「多角的な視点」「シナジーを創出する」「最大限コミットする」など、普段使わない表現が並ぶと、本人の言葉に見えにくくなります。

書き言葉として整えることは大切ですが、面接で自然に話せる表現へ直すことも重要です。

4.感情や失敗の過程が書かれていない

AIは、経験を成功談としてきれいにまとめる傾向があります。 しかし、企業が知りたいのは結果だけではなく、困難に対してどのように考え、行動したかです。

迷ったこと、失敗したこと、悔しかったこと、その後に工夫したことまで書くと、経験のリアリティが高まります。

5.面接で内容を説明できない

ESの文章だけが完成されていても、面接で具体的な説明ができなければ、採用担当者は不自然さを感じます。

提出前に、すべての文章について「なぜ」「具体的には」「その結果どうなったか」を口頭で説明できるか確認しましょう。

AIを使ったESがバレやすくなる3つのケース

ESには、自己PR、ガクチカ、志望動機、長所・短所、将来像など、さまざまな設問があります。AIを使うときの注意点は、どの設問でも同じではありません。

自己PRでAIを使う場合

自己PRでは、「強みの名前」よりも、その強みがどのような場面で発揮されたのかが重要です。AIは「課題解決力」「コミュニケーション能力」「リーダーシップ」など、就活でよく使われる言葉へまとめる傾向があります。

しかし、「コミュニケーション能力があります」と書くだけでは、他の応募者との差がつきません。誰に対して、どのような状況で、何を伝え、相手がどう変化したのかまで具体化しましょう。

AIを使うなら、「この経験から考えられる強みを5つ挙げて」ではなく、「この行動から読み取れる強みを挙げ、それぞれ根拠となる行動も示して」と依頼すると、自分の経験とのつながりを確認しやすくなります。

ガクチカでAIを使う場合

ガクチカでは、華やかな実績よりも、課題に対してどのように考えて行動したかが重要です。AIへ「ガクチカを書いて」とだけ依頼すると、結果が大きく見えるように表現されたり、実際にはしていない工夫が追加されたりする可能性があります。

ガクチカの作成では、「事実を追加しない」「数字を推測しない」「私が書いた内容だけを使う」といった条件をプロンプトに入れるとよいでしょう。

また、完成後は「この文章の中で、面接官から追加で質問されそうな部分を挙げて」とAIへ依頼し、深掘り対策に使う方法もあります。

志望動機でAIを使う場合

志望動機は、AIへの丸投げが特にわかりやすくなりやすい設問です。企業の理念や事業内容をまとめただけでは、「なぜあなたがその企業を志望するのか」が伝わらないからです。

志望動機を作る前に、まず自分で「その企業を知ったきっかけ」「興味を持った事業」「他社ではなくその企業に惹かれた理由」「自分の経験との接点」「入社後にやりたいこと」を整理しましょう。

AIには、その情報をもとに「論理の順番を整理して」「重複している表現を削って」「企業への志望理由と自分の経験がつながっているか確認して」と依頼する使い方がおすすめです。

長所・短所でAIを使う場合

長所・短所は、AIに考えてもらうのではなく、自分の経験を振り返る補助に使いましょう。友人や家族、アルバイト先の人などから実際に言われたことを材料にすると、具体性が高まります。

短所についても、「慎重すぎるところです。ただし慎重さを活かしてミスを防いでいます」のようなテンプレートだけで終わらせず、実際に困った場面と改善のために行っていることを書いてください。

将来像・入社後にやりたいことでAIを使う場合

将来像では、AIが「社会に貢献したい」「幅広い経験を積みたい」「専門性を高めたい」といった抽象表現を作りやすい傾向があります。

具体的にするためには、「どの顧客に」「どのような価値を」「どの仕事を通じて提供したいのか」まで考えましょう。現時点で職種や配属先を断定できない場合でも、興味の方向性や学びたい領域を示すことはできます。

ES作成でAIを使うメリット・デメリット

AIは、使い方によってES作成を効率化できる一方、丸投げすると本人らしさを失う原因になります。

項目 メリット デメリット・注意点
構成作成 伝える順序を短時間で整理できる 一般的で似た構成になりやすい
文章表現 読みにくい表現や誤字脱字を修正できる 難しく不自然な言い回しになる場合がある
アイデア出し 経験を別の視点から整理できる 存在しない経験や事実を生成する可能性がある
作成時間 下書きや文字数調整の時間を短縮できる 内容を理解せず提出すると面接で答えられない
オリジナリティ 自分の情報を十分に与えれば整理を支援できる 丸投げすると抽象的で個性のない文章になる

AIは「自分の代わりにESを書くツール」ではなく、「自分の経験を整理して伝わりやすくするツール」として使いましょう。

ESをAIに入力するときは個人情報・機密情報に注意する

AIへESの添削を依頼する際は、入力する情報の範囲にも注意が必要です。

氏名、住所、電話番号、メールアドレス、学生番号など、添削に必要のない個人情報は削除してから入力しましょう。

また、インターンやアルバイトで知った未公開情報、顧客情報、社内資料の内容などを入力してはいけません。

利用するAIサービスの規約やデータの取り扱いを確認し、公開されても問題のない情報だけを入力することが重要です。

ESではAIをどこまで使ってもよい?

企業がAI利用を明確に禁止していない場合、構成作りや添削などの補助目的で利用することは、問題になりにくいでしょう。

ただし、企業からAIの使用条件が示されている場合は、そのルールを必ず確認してください。

最初に応募企業のAI利用ルールを確認する

AIを利用する前に、募集要項、応募フォーム、選考上の注意事項を確認しましょう。

企業によっては、生成AIの使用を禁止していたり、利用した場合の申告を求めていたりする可能性があります。

企業が明確なルールを設けている場合は、一般的に問題のない使い方であっても、その企業の指示を優先してください。

ルールが見つからない場合でも、経験や実績をAIに作らせず、構成整理や誤字脱字の確認など、補助的な範囲で利用するのが安全です。

     
使い方 判断 理由
誤字脱字の確認 問題になりにくい 本人が作った文章の確認にとどまるため
文章構成の相談 問題になりにくい 自分の経験を整理する補助として使えるため
文字数の調整 問題になりにくい 内容を変えずに読みやすくできるため
言い換えや要約 最終確認が必要 本人らしくない表現に変わる可能性があるため
自己PRを最初から作らせる おすすめしない 経験や感情が正確に反映されにくいため
生成文をそのまま提出する 避けるべき 事実誤認や面接とのズレが生じるため
存在しない実績を追加する 不可 AI利用以前に虚偽申告となるため
企業がAI利用の申告を求めている場合 申告が必要 応募企業が定めた選考ルールに従う必要があるため
企業がAI利用を禁止している場合 使用しない 選考ルール違反と判断される可能性があるため

AIっぽいESのNG例と自然な文章への直し方

「AIっぽい文章」と言われても、具体的にどこが不自然なのかわからない人もいるでしょう。ここでは、AIをそのまま使ったときに起こりやすいパターンを紹介します。

具体例1.抽象語を重ねすぎている

私は主体性と協調性を活かし、多角的な視点から課題を分析することで、チーム全体のパフォーマンス向上に貢献しました。この経験から、周囲を巻き込みながら本質的な課題を解決する重要性を学びました。

一見するときれいですが、「何をしたのか」がほとんどわかりません。「主体性」「協調性」「多角的」「パフォーマンス」「本質的」といった抽象語が多く、具体的な行動が隠れています。

この場合は、「誰と」「何の課題に対して」「どのような行動をして」「何が変わったのか」を追加します。

具体例2.本人が使わない語彙が含まれている

本施策を通じて、ステークホルダーとの合意形成を図りながら、持続的な改善サイクルを構築することができました。

本人が普段からこのような言葉を使っており、面接でも意味を説明できるなら問題ありません。しかし、意味をよく理解せずAIの出力をそのまま使っている場合は、面接で言い換えを求められたときに困ります。

「関係者と話し合い、全員が続けられる改善方法を作った」のように、自分が説明しやすい言葉へ直すのも一つの方法です。

具体例3.企業名を変えれば他社にも提出できる

私は、常に挑戦を続ける貴社の姿勢に魅力を感じています。幅広い事業を通じて社会に貢献している点にも共感しており、自身の強みを活かして貴社の成長に貢献したいと考えています。

この志望動機は、多くの企業に当てはまります。企業固有の情報だけでなく、「なぜその情報に自分が惹かれたのか」がありません。

企業研究で得た情報と、自分の経験・価値観を接続すると志望理由が具体的になります。

改善例:経験・行動・企業との接点を入れる

私が貴社を志望する理由は、顧客の声をもとに新しいサービスへ挑戦し続ける姿勢に魅力を感じたためです。 大学時代、飲食店のアルバイトで新人教育を担当した際、入社3か月以内に退職するスタッフが多いという課題がありました。 私は新人5人への聞き取りを行い、業務を覚える順番が人によって異なることが負担になっていると考えました。 そこで、習熟度に応じて確認項目を分けたチェックシートを作成し、先輩スタッフにも指導方法を共有しました。 その結果、次の3か月間では新人の退職者を3人から1人に減らすことができました。 この経験で身につけた、相手の声から課題を見つけて改善する力を、貴社のサービス企画でも活かしたいと考えています。

改善例では、具体的な課題、本人の行動、数字で示した結果、企業で活かしたい力まで書かれています。

AIを使う場合も、このような事実を先に伝えたうえで、構成や表現の整理を依頼することが重要です。

AIを活用してESを作る手順

STEP1.事実だけを整理する

まず、AIを使わずに経験の事実を箇条書きにします。 この段階では、文章をきれいにする必要はありません。

STEP2.AIに深掘り質問を作らせる

自分の経験について、足りない情報を確認する質問をAIに作ってもらいます。

以下の経験をESにまとめたいです。
抽象的な内容にならないように、状況・課題・行動・結果・学びを深掘りする質問を10個作ってください。

【経験】
・飲食店で新人教育を担当した
・新人がすぐ辞めてしまうことが課題だった
・チェックシートを作った
・退職者が減った

STEP3.自分で質問に回答する

AIが作った質問に対し、自分の記憶と事実に基づいて回答します。 AIに回答を作らせてはいけません。

STEP4.構成を作らせる

回答をまとめてAIへ渡し、指定文字数に合わせた構成案を作ってもらいます。

STEP5.自分の言葉に直す

AIが作った文章をそのまま使わず、普段の言葉遣いや当時の感情を加えます。

STEP6.事実と企業情報を確認する

数字、固有名詞、事業内容、企業理念などに誤りがないか、必ず公式情報と自分の記録で確認します。

STEP7.面接練習を行う

完成したESをもとに、深掘り質問へ自分の言葉で答える練習をします。

ES AIチェッカーはどう使う?判定結果を見るときのポイント

AIチェッカーを利用すると、「自分のESがAIっぽく見えるのか」を確認する参考になります。ただし、表示された数値だけを見て一喜一憂するのではなく、どの表現が不自然なのかを見直すために使うことが重要です。

判定率だけを下げようとしない

AIチェッカーで高い数値が表示されると、「とにかくAI判定を下げたい」と考えてしまうかもしれません。しかし、判定率を下げること自体が選考突破につながるわけではありません。

不自然な言い回しへ変えたり、わざと誤字を入れたり、文章の論理を崩したりするのは逆効果です。採用担当者にとって読みづらいESになれば、本来の評価を下げる原因になります。

抽象的な箇所を見つけるきっかけにする

AIらしいと判定された部分がある場合は、その箇所に「本人の経験が十分に入っているか」を確認しましょう。

「課題解決に取り組んだ」「主体的に行動した」「周囲と協力した」などの表現が続いているなら、具体的な出来事や数字を加えられる可能性があります。

自分の文章でも判定される可能性を理解する

AI判定ツールは、文章の特徴から可能性を推定する仕組みであり、本人が一から書いた文章でもAIらしいと判定される可能性があります。

特に、ビジネス文書のように整った文章、同じ文末が続く文章、定型的な表現が多い文章では、判定が偏ることも考えられます。結果は「絶対的な証拠」ではなく、文章を見直す一つの材料として扱いましょう。

AIチェッカーと面接チェックをセットで行う

ESをチェックした後は、文章を見ずに内容を説明してみてください。AIチェッカーの数値が低くても、面接で説明できなければ意味がありません。

  • この経験を30秒で説明できるか
  • なぜその行動をしたのか説明できるか
  • 数字の根拠を説明できるか
  • 自分の役割と他のメンバーの役割を区別できるか
  • 志望企業との接点を説明できるか

AI判定と面接での再現性の両方を確認することで、表面的な「バレる・バレない」ではなく、選考で評価されるESへ近づけられます。

エントリーシート作成で安全に使えるAIプロンプト6選

AIに文章を丸投げするのではなく、事実の整理や改善点の確認に使えるプロンプトを紹介します。

経験を深掘りするプロンプト

私の以下の経験を、ESで具体的に伝えたいです。
文章はまだ作らず、状況・課題・私の役割・行動理由・工夫・結果・学びを深掘りする質問を1問ずつしてください。
私が回答するまで、次の質問へ進まないでください。

【経験】
ここに経験を入力

抽象表現を見つけるプロンプト

以下のESを確認し、抽象的で誰にでも当てはまりそうな表現を抜き出してください。
文章を勝手に完成させず、それぞれについて「どのような事実を追加すれば具体的になるか」を質問形式で示してください。

【ES本文】
ここに文章を入力

志望動機の企業固有性を確認するプロンプト

以下の志望動機について、企業名を別の会社名に置き換えても成立する表現を抜き出してください。
そのうえで、企業固有の志望理由にするために追加すべき情報を質問形式で示してください。
私が答えていない事実は作らないでください。

【志望動機】
ここに文章を入力

400文字へ調整するプロンプト

以下のESを400文字以内に調整してください。
新しい事実・数字・経験は追加しないでください。
削除する場合は、本人の行動・行動理由・結果を優先して残してください。
意味を変えない範囲で冗長な表現を短くしてください。

【本文】
ここに文章を入力

面接の深掘り練習をするプロンプト

あなたは新卒採用の面接官です。以下のESについて、私の経験が本物か、行動理由が明確か、入社後にも再現できる強みかを確認するための質問を1問ずつしてください。
私が回答したら、その回答をさらに深掘りしてください。
回答例は提示しないでください。

【ES本文】
ここに文章を入力

ESのAI利用でよくある質問

ChatGPTでESを作るのは不正ですか?

AIを使っただけで直ちに不正になるとは限りません。 ただし、企業がAI利用を禁止している場合や、利用方法について条件を示している場合は、そのルールに従う必要があります。

また、存在しない経験や実績を記載することは、AIを使ったかどうかにかかわらず避けるべきです。

AIで添削したESもバレますか?

自分で書いた文章の誤字脱字や構成をAIで確認しただけで、AI利用を正確に特定することは難しいでしょう。

ただし、添削後の表現が普段の言葉遣いから大きく離れている場合は、面接で違和感が生じる可能性があります。

企業はAIチェッカーを使っていますか?

AI判定ツールを利用する企業が存在する可能性はありますが、すべての企業が導入しているとは限りません。

また、判定ツールには誤判定の可能性があるため、企業がツールの結果だけで評価していると断定することはできません。

AIチェッカーでAI判定されたら不合格になりますか?

AI判定されたことだけで必ず不合格になるとは限りません。

ESでは、経験の具体性、文章の一貫性、志望度、面接での説明力なども確認されます。 判定結果が気になる場合は、抽象表現や不自然な言葉を見直し、自分の経験を追加しましょう。

AIで作ったESは内定取り消しになりますか?

AIを利用したという理由だけで、必ず内定が取り消されるとは言えません。

ただし、虚偽の経験や実績を記載した場合や、企業が定めた応募ルールに違反した場合は、問題になる可能性があります。

AIを使ったことを企業に申告する必要はありますか?

企業側からAI利用について申告を求められている場合は、その指示に従ってください。特に指定がない場合でも、応募要項や選考上の注意事項を確認することが重要です。

AIに企業研究を任せても大丈夫ですか?

AIは企業研究の観点を整理する補助には使えますが、企業情報をそのまま事実として利用するのは避けましょう。事業内容、サービス、募集職種、理念、採用方針など、ESに書く情報は企業の公式サイトや採用ページなどで確認してください。

AIを使うとESの評価は下がりますか?

AIを利用した事実だけで評価が下がるとは限りません。評価に影響しやすいのは、文章が抽象的で本人らしさがない、事実と異なる、企業研究が浅い、面接で説明できないといった問題です。

AIを使う場合は、効率化だけを目的にせず、自分の思考を深めるために活用しましょう。

AIでESを作ったあと、最後に何を確認すればいいですか?

最後に確認したいのは、「すべて事実か」「自分の言葉で説明できるか」「応募企業との接点があるか」の3点です。さらに誤字脱字、文字数、設問への回答になっているか、企業のAI利用ルールに反していないかも確認しましょう。

提出前に確認したいチェックリスト

ESの最終チェック
  • 書かれている経験や数字はすべて事実か
  • 自分が実際に取った行動が明確か
  • 行動した理由が書かれているか
  • 抽象的な言葉だけで終わっていないか
  • 応募企業でなければならない理由があるか
  • 普段使わない難しい表現が残っていないか
  • 自己PRと志望動機に矛盾がないか
  • すべての内容を面接で説明できるか
  • 企業が定めるAI利用ルールを確認したか

提出前に、AIっぽい表現が残っていないか確認しましょう

提出前に、AIっぽい表現が残っていないか確認しましょう

AIを使ったESで評価を落とさないために大切な考え方

AIを「答えを出す道具」ではなく「考える相手」にする

ESでAIを活用するときに最も避けたいのは、自分で考える前に完成文を求めることです。完成文を先に見ると、その内容に思考が引っ張られ、自分が本当に伝えたかった経験や価値観が薄くなることがあります。

まず自分の経験を書き出し、その後にAIから質問を受ける形にすると、自分自身の思考を残しやすくなります。AIは答えを代わりに作る存在ではなく、考えを深める壁打ち相手として使うのがおすすめです。

「うまい文章」より「本人が見える文章」を優先する

就活では、完璧に整った文章を書かなければならないと思うかもしれません。しかし、文章をきれいにしすぎた結果、誰が書いても同じ内容になってしまえば、採用担当者は応募者の違いを判断できません。

多少素朴な表現でも、本人が実際に感じたことや、具体的な行動が伝わる文章のほうが、人物像を理解する材料になります。AIで添削するときも、すべてをビジネスライクな言葉へ置き換える必要はありません。

自分にしか書けない情報を最低1つ入れる

各設問には、「自分にしか書けない情報」を最低1つ入れることを意識しましょう。具体的な会話、当時の迷い、独自の工夫、失敗から変更した行動、実際に計測した数字などが該当します。

こうした情報はAIが一般論から作ることができません。自分の経験を中心に据えることで、AIを使って文章を整えてもオリジナリティを保ちやすくなります。

提出したESは必ず保存しておく

AIで複数の案を作っていると、どの文章を最終的に企業へ提出したのかわからなくなることがあります。面接前に別の案を読んでしまうと、提出内容と異なる説明をしてしまう可能性があります。

企業ごとに最終提出版を保存し、面接前にその文章を確認できるようにしておきましょう。特に志望動機は企業ごとの差が大きいため、管理が重要です。

まとめ

ESにAIを使ったからといって、企業に必ずバレるわけではありません。

ただし、AIが生成した文章をそのまま提出すると、抽象的な表現、企業ごとの情報不足、普段使わない言葉、面接での説明不足などから、採用担当者に違和感を持たれる可能性があります。

AIは、自己分析の深掘り、構成作り、誤字脱字の確認、文字数調整などの補助に使うのがおすすめです。

最終的には、自分の経験や感情、行動理由を加え、面接でも自分の言葉で説明できるESに仕上げましょう。

参考情報

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