【例文あり】一般職の志望動機は差をつけよう!コツや注意点を解説!

【例文あり】一般職の志望動機は差をつけよう!コツや注意点を解説!

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録
柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・一般職の概要と総合職との違い
・一般職のメリット・デメリット
・一般職の志望動機のコツと例文

この記事をおすすめしたい人

・一般職について知識を深めたい人
・一般職のメリット・デメリットを知りたい人
・志望動機の例文を読みたい人

はじめに

志望動機を作成するにあたっては、まずその職業や企業について理解をしておく必要があります。

そこでまずは一般職の業務内容について紹介した後に、向いている人の特徴や一般職として働くメリット・デメリット、そしてその後に志望動機のコツや例文を紹介します。

一般職を目指している方で、志望動機作成に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

【一般職の志望動機】そもそも一般職とは?

まずは一般職についての理解を深めるために、どのような職業なのかについて理解を深めておきましょう。

以下の項目では総合職と一般職の違いについて、働き方や給料などに焦点を当てて解説するため、ぜひ参考にしてみてください。

総合職と一般職の違い

一般職の志望動機を考える前に、まず押さえておきたいのが総合職との違いです。

総合職は将来的に幹部候補としての育成を前提に、全国転勤や様々な部署での異動を重ねながらキャリアアップしていく働き方が主流です。

一方、一般職は特定の地域や部門に腰を据えて働きながら、事務処理やサポート業務などを通じて組織全体を支える役割を担います。

業務内容も、企画や営業を担う総合職に対して、一般職では書類作成やスケジュール管理、電話応対など正確さと丁寧さが求められるものが中心です。

このように求められる能力や働き方に違いがあるため、まず自分がなぜ一般職を志望するのか、自分の強みがどう活かせるのかをアピールすることを覚えておきましょう。

【一般職の志望動機】一般職の仕事内容

一般職の仕事内容
  • 事務職
  • 営業事務
  • 受付
  • 秘書

続いて、一般職の仕事内容について詳しく紹介します。

あなたが一般職として就職した場合、以下の4つの仕事を任される可能性が高いでしょう。

自分に適性がある仕事かどうか判断するためにも、ぜひ熟読しておいてください。

事務職

一般職の中では代表的な業務の1つが事務職です。

社内の様々な業務を円滑に進めるために必要不可欠な存在であり、書類作成、データ入力、ファイリング、備品管理、郵送手配などを担当します。

ルーティンワークだけのように見えますが、正確さとスピードが常に求められるため、細かい作業に丁寧に取り組む姿勢や、先回りして対応できる気配りが重要です。

また、部門を超えて関わることも多く、社内全体の流れを把握しておく必要もあります。

これにより、営業や企画といった他の部署が本来の業務に集中できるため、まさに縁の下の力持ちと言える役割でしょう。

営業事務

営業事務は営業職が業務をスムーズに進められるよう支援する役割を担っており、受発注業務の処理、見積書や請求書の作成、スケジュール調整、顧客対応の補助など、営業活動を裏側から支える幅広い仕事を行います。

営業担当が外回りや商談に集中できるよう、正確かつ迅速な対応を求められる場面が多く、社内外の人物とのやり取りも非常に多いです。

したがって、事務処理能力はもちろん、コミュニケーション能力も求められます。

また、営業成績に直接関与することは少ないものの、自分の対応が営業の成果につながることを実感できるため、チームで結果を出す喜びを味わうことができます。

受付

受付は企業の顔としての役割を果たすポジションです。

来客対応、電話対応、会議室の案内や管理、郵便物の受け取りや仕分けなど、社外から訪れる人との最初の接点として、企業全体の印象を左右する業務を担います。

したがって、笑顔や清潔感のある身だしなみが求められるのはもちろんのこと、相手の要望を素早く理解して社内の関係部署と適切に連携できる判断力も重要です。

一方で、裏側では日々のスケジュール管理や事務作業も発生し、一定の体力が必要となります。

秘書

秘書は役員や上司のスケジュールを管理し、業務がスムーズに進むようにあらゆる面でサポートする仕事です。

会議や出張のスケジュール調整、取引先とのやり取り、資料作成、来客対応などが主な業務であり、一歩先を読みながらサポートする力が求められます。

指示通りに動くだけでなく、上司が何を必要としているかを先回りして考える姿勢や、高い守秘義務意識が必要です。

また、社外との関わりが多いため、礼儀正しさやマナー、正確な情報伝達力なども不可欠です。

華やかに見える反面、臨機応変な対応や突発的な業務が多く、柔軟性と冷静さが問われる場面も多々あります。

【一般職の志望動機】向いている人

向いてる人
  • 責任感が強い人
  • 気配りができる
  • 明るくコミュニケーションが取れる

続いて、自分が一般職に向いているか判断するためにも、以下の3つの項目を確認しておいてください。

以下の3つの中で当てはまる項目が多いほど、一般職に向いていると自信を持ってアピールできるでしょう。

特に自信のある能力は自己PRの主題にしても良いですし、志望動機に軽く添えても良いです。

責任感が強い人

一般職には日々のルーティン業務を正確かつ丁寧にこなす力が求められます。

資料の誤字や数値の入力ミスは部署全体の信頼を損ねたり、クレームにつながったりすることも少なくありません。

したがって、一つひとつの作業に責任を持って取り組める人が向いています。

目立ちにくい仕事だからこそ、自己管理を徹底しミスを未然に防ぐ意識が重要です。

また、期限を守ることや優先順位を考えてタスクを整理する力も必要とされます。

誰かに管理されなくとも、自分の役割を正確に理解し、地道に取り組める人は組織の中で信頼を得やすく、長く活躍できることでしょう。

気配りができる

一般職では自分の仕事だけでなく周囲の人の動きや状況を察知し、必要に応じてサポートできる気配り力が非常に重要です。

会議に必要な資料を事前に用意しておいたり、来客のタイミングに合わせて飲み物を準備したりと、自分に求められている以上の行動ができる人は社内で重宝されます。

こうした気配りは目立つ成果にはなりにくいものの、組織の雰囲気や業務効率を大きく左右します。

また、細かい部分に気づける力は文章作成や備品管理といった日常業務にも活きてくるものです。

指示を待つだけでなく「今何をすべきか」「誰が何を必要としているか」を自ら考えて動ける人こそ、一般職として組織を支える存在になれるでしょう。

明るくコミュニケーションが取れる

一般職はサポート業務が中心ではありますが、社内外を問わず多くの人と関わる機会が多いです。

明るく円滑にコミュニケーションが取れることも、大きな強みになることでしょう。

営業事務であれば営業担当との連携が不可欠ですし、受付であれば来客対応も重要です。

そうした場面で、相手に安心感を与えられる明るさや、相手の立場に配慮した言葉遣いができることは信頼関係の構築にもつながるでしょう。

また、社内での情報共有やスケジュール調整を進めるためにも、報・連・相を適切にできる力が不可欠です。

職場の雰囲気を和らげたり、トラブルを未然に防いだりする役割を担うことも多いため、コミュニケーション力は一般職にとって重要な要素と言えるでしょう。

【一般職の志望動機】一般職のメリット・デメリット

一般職のメリット・デメリット
  • メリット①ワークライフバランスが取りやすい
  • メリット②人とのコミュニケーションが多い
  • デメリット①キャリアアップの道が限られている場合がある
  • デメリット②給与が総合職に比べて低い場合がある

一般職で働くにあたっては、様々なメリットとデメリットが存在します。

特に代表的なものはそれぞれ以下の2つずつであるため、確認しておいてください。

現代は転職が珍しくありませんが、それでも少なくとも数年は働くことになる可能性が高い職業ですから、キャリアプランを立てるためにも理解しておくことが大切です。

メリット①ワークライフバランスが取りやすい

一般職の大きな魅力の1つが、ワークライフバランスを保ちやすい点です。

業務内容はある程度決まっているため、残業が発生しにくく、定時で退社できる日が多い傾向にあります。

また、全国転勤が前提の総合職と異なり、勤務地が限定されているケースが多いため、生活の基盤を安定させやすいという特徴もあります。

結婚や出産などライフイベントとの両立を視野に入れて働きたいと考えている人にとって、柔軟な働き方が可能であることは大きな安心材料です。

勤務時間が安定していることで、仕事終わりの趣味、副業、家族と過ごす時間なども取りやすく、心身ともに健全な働き方を実現しやすい環境が整っています。

メリット②人とのコミュニケーションが多い

一般職は社内の様々な部署と関わりながら業務を進めるため、人とのコミュニケーションの機会が非常に多い職種です。

営業事務や受付といったポジションでは社外のお客様や取引先ともやり取りをすることがほとんどです。

そのやり取りを通じて「ありがとう」「助かった」「またよろしくお願いします」と感謝される場面が多く、それがやりがいになるという声も多いです。

また、同じ部署のメンバーだけでなく、他の部署とも連携して動くことが多いため、職場全体の潤滑油のような存在として貢献できている実感も得やすいです。

人を支えることに喜びを感じる人や、チームワークを大切にしたい人にとってはまさに天職と言えるでしょう。

デメリット①キャリアアップの道が限られている場合がある

一般職は企業によってはキャリアアップの選択肢が限定されている場合があります。

サポート業務が中心となっているため、管理職や専門職への昇進が少ない組織では一定の役割から先に進みにくいことが多いのです。

また、職種の性質上、総合職に比べて異動や転属の機会が少ないため、様々な業務に挑戦したいという意欲を持つ人にとっては、成長の実感が得られにくいと感じることもあるかもしれません。

もちろん、スキルアップのための研修制度を用意している企業もありますが、会社全体としての制度設計や文化によって差が大きいため、長期的なキャリアをどう築いていきたいかを踏まえた上で、自分に合った働き方ができるかどうかを見極める必要があります。

デメリット②給与が総合職に比べて低い場合がある

総合職と比較して、一般職は給与水準がやや低いケースが多いです。

初任給から差がある場合もあり、さらに昇給のペースや賞与の額にも違いが出ることがあります

これは業務の範囲や役割、転勤の有無といった条件の違いがあるためで、企業側もバランスを取る形で給与体系を設計していることが多いです。

したがって「とにかく高収入を目指したい」「将来的にたくさん稼ぎたい」と希望を持っている人にとっては、一般職の給与に物足りなさを感じることもあるかもしれません。

ただし、安定した環境で長く働き続けられる点や、生活リズムを整えやすいことに価値を感じる人にとっては金銭面以外での魅力がある選択肢となります。

また、副業OKの企業の場合は、定時で退社した後に1〜2時間副業に取り組むのも良いでしょう。

【一般職の志望動機】志望動機のコツ

志望動機のコツ
  • なぜその企業なのかを伝える
  • 総合職ではなく一般職を選ぶ理由を伝える
  • 自分がどのように貢献できるかを述べる

志望動機を作成するにあたってのコツについても、詳しく紹介します。

以下の3つを理解している人とそうでない人では志望動機のクオリティは大きく異なることでしょう。

他の就活生に差をつけて内定を獲得するためにも、ぜひ確認しておいてください。

なぜその企業なのかを伝える

志望動機の中で最も大切なのは「なぜその企業を選んだのか」を明確に伝えることです。

どんな企業にも通用するような、抽象的すぎる志望動機は採用担当者の心には響きません。

企業の公式サイト、採用パンフレット、IR情報、説明会などから得られる情報を丁寧に整理して、その企業が大切にしている価値観や事業方針、社内制度などに対して自分自身がどこに魅力を感じたのかを具体的に示すことを心がけましょう。

地域密着の姿勢に共感した、社員同士の関係性の温かみを感じたなど、企業独自の特徴と自分の価値観との共通点を挙げることで、説得力のある志望動機が出来上がります。

総合職ではなく一般職を選ぶ理由を伝える

一般職を目指す場合は、あえて総合職を選ばない理由についても簡単に伝えることが大切です。

総合職と比較した際に、転勤の有無やキャリアの方向性など、働き方に違いがあるため、そこを踏まえて「自分の価値観や強みに合っているのは一般職である」という理由を明示する必要があります。

「同じ地域で長く働き、周囲と信頼関係を築きながら安定して貢献したい」「サポート役としての仕事にやりがいを感じる」といった視点で語るのがおすすめです。

一般職の選択が消極的な理由ではなく、前向きで自分の意思に基づくものであると伝えることで、企業側にもモチベーションが高い人物であるという印象を与えられるでしょう。

自分がどのように貢献できるかを述べる

志望動機は企業への熱意を示すだけでなく、入社後にどのように貢献できるかを具体的にイメージさせる役割も担っています。

そのためにはこれまでの経験や身につけたスキルと、企業での業務内容を結びつけて説明することが大切です。

「アルバイトで店舗の在庫管理や事務作業をこなしてきた経験から、高い正確性を活かして貢献できると考えている」のように、過去の経験を根拠にすることで説得力が生まれます。

企業側は「この人を採用したら、どのような形で役に立ってくれるのか」という視点で志望動機を見ているため、自分の強みをアピールするだけでなく、それが企業の中でどう活かせるのかを具体的に描写することが大切です。

【一般職の志望動機】志望動機が思いつかない時

志望動機が思いつかない時
  • 自己分析を徹底的に行う
  • HPを確認する
  • インターンに参加する

この記事を読んでくれている方の中には、志望動機が思いつかず「一般職 志望動機 ない」などと検索してたどり着いてくれた方も多いでしょう。

そのような方のために、志望動機の見つけ方について詳しく紹介します。

以下の3つに取り組めば、志望動機が思いつかない方でも、ESに書ける項目が見つかることでしょう。

自己分析を徹底的に行う

志望動機が思いつかない時は、多くの場合「何に価値を感じるか」「どのような働き方を理想としているか」が明確になっていないことが原因です。

そこで、まずは徹底的な自己分析を心がけましょう。

小中高・大学時代の経験を振り返り「自分がやりがいを感じた瞬間」「他人からよく褒められたこと」「力を入れていた活動」などを書き出してみてください。

さらに「どのような環境で力を発揮できたのか」「失敗から何を学んだのか」といった点も深掘りしていくと、自分が大切にしている価値観が見えてくるはずです。

自分の軸が明確になるほど「この会社で働きたい」と思える理由も言語化しやすくなるでしょう。

HPを確認する

企業の志望動機を考える上で、公式サイトは最も基本的、かつ有効な情報源です。

企業理念、代表メッセージ、社員紹介、事業内容といったコンテンツにはその会社ならではの価値観や取り組みが詰まっています。

「地域貢献を大切にしている」「働く社員の人間関係を大切にしている」といった方針を見つけることで、自分の価値観との接点を見つけるヒントになるでしょう。

また、どのような働き方や社風が特徴的なのかも理解できるため、自分に合った企業かどうかを判断する材料にもなります。

表面的な知識だけでなく、そこから感じた印象や共感した点を言語化することで、志望動機に深みとリアリティを加えてくれるのです。

インターンに参加する

志望動機が思いつかない理由の1つに「その企業で働く自分の姿がイメージできない」ということも挙げられます。

その時に最も有効なのが、インターンシップに参加することです。

企業の職場に足を運び、社員と交流しながら仕事の一部を体験することで、業務のリアルや職場の雰囲気を肌で感じられます。

「思っていた以上にサポート体制が整っていた」「チームで協力して進める姿勢が自分に合っていると感じた」など、経験を通じて得た具体的な気づきは説得力のある志望理由につながります。

また、インターン中に社員から受けた言葉や印象的だったエピソードなどを盛り込むことで、より具体的かつ自分ならではの、差別化された志望動機が作れるでしょう。

【一般職の志望動機】志望動機の例文

ここまで紹介してきた内容を踏まえた上で、一般職の志望動機の例文を紹介します。

それぞれ、どのような企業に就職したいかに分けて4つ作成したため、ぜひ参考にしてみてください。

また、この記事で紹介した項目を踏まえて作成されているため、おさらいとして自分が目指す業種以外の例文も読んでみることをおすすめします。

例文①商社の一般職

貴社を志望する理由は国内外の流通を支える商社の一員として、縁の下から業務を支えることで多くの取引が円滑に進む土台を築きたいと考えるからです。

大学のサークルで運営を支える庶務を担当し、備品の発注やイベント準備、予算管理などに携わり、自分の働きがスムーズな運営につながることに大きなやりがいを感じられました。文化祭前の準備期間には迅速な対応を求められましたが、サポート役に徹しながら全体の混乱を防ぐことができたことは大きな自信になりました。貴社は多岐にわたる事業を展開しており、海外拠点とのやり取りや幅広い商材の管理においても、正確さと柔軟性が求められると感じています。

その中で、丁寧な対応ときめ細やかな気配りを強みとして、円滑な業務運営を支える一般職として貢献する所存です。

例文②メーカーの一般職

貴社を志望する理由は、ものづくりを支えるメーカーの中で、正確で丁寧なサポート業務を通じて、製品が安定して送り出される体制づくりに携わりたいと考えているからです。

大学のゼミで製品開発の流れについて調べる機会があり、開発から生産、出荷に至るまでの各工程を支えるサポート部門の重要性を学びました。中でも、業務フローの整備や事務処理の正確性が現場の混乱を防ぎ、生産性の向上につながることを痛感しました。貴社は多くの品種を扱いながらも、高い品質と納期遵守を両立されており、裏方の業務こそが信頼の土台になっていると感じています。

その一員として、与えられた業務を正確にこなすことはもちろん、周囲との密な連携を図りながら、現場が本来の業務に集中できるような環境づくりを支える所存です。

例文③銀行の一般職

貴社を志望する理由は地域の人々の暮らしや事業を支える銀行員として、誠実な事務処理と対応を通じて信頼を築く役割になりたいと考えているからです。

地元の信用金庫のインターンに参加した際には、口座開設や各種申請手続きにおける事務業務の正確さと、来店されたお客様への丁寧な対応の重要性を学び、表に出る営業活動だけでなく、支店全体の信頼を支えるのは日々の細やかな事務処理であると感じました。また、学生団体で会計係を務めていたため、この経験を活かし、数字のミスを防ぐためにチェックリストを自作するなど、正確性に努めることを心がけてきました。

貴社においても、入社後は業務の正確性と対応力が求められると伺っているため、その中で信頼の基盤を支える一員として丁寧な業務を行い、貢献したいと考えています。

例文④不動産の一般職

貴社を志望する理由は人々の暮らしに密接に関わる不動産業界において、事務職として契約手続き業務を正確に行い、安心感のあるサービス提供に寄与したいと考えるからです。

大学時代に引っ越しに関する手続きを行う際、不明点が多くありましたが、事務スタッフの方が丁寧に対応してくださり、その安心感が今でも印象に残っています。この経験を通じて、自分も誰かの不安を取り除ける存在になりたいと考えるようになりました。

貴社では契約関係の書類作成や顧客対応など、多岐にわたる業務が求められると認識しており、その中で信頼される事務担当として、丁寧な対応を徹底し、貢献できればと考えています。

【一般職の志望動機】注意点

注意点
  • 受け身な姿勢が見える
  • 待遇や福利厚生などをメインで伝える

一般職の志望動機を作成するにあたって、覚えておきたいポイントについても紹介します。

以下の2点を意識せずに志望動機を作成してしまうと、マイナスな印象を与えてしまう可能性が高いです。

ESの志望動機を作成する際はもちろん、面接前にも以下の注意点を思い出してください。

受け身な姿勢が見える

一般職を志望する際「人を支える仕事がしたい」「安定して長く働きたい」といった言葉だけでは企業側に受け身の印象を与えてしまう可能性が高いです。

確かにサポート業務を担う一般職においては、縁の下の力持ちとしての役割に魅力を感じるのは当然です。

しかしそれだけではなぜその企業でなければならないのか、どのような貢献を目指しているのかが伝わらず、意欲や主体性が欠けていると思われてしまいます。

「なぜ支える仕事にやりがいを感じるのか」「どのように周囲を支えたいのか」といった自分なりの考えをセットで語ることが大切です。

待遇や福利厚生などをメインで伝える

働きやすい安定性は一般職の大きな魅力であり、志望理由の一部として触れること自体は問題ありません。

しかし、それだけを前面に押し出してしまうと「働く環境さえ良ければ、どの会社でも良かったのでは?」と受け取られてしまいます。

特に待遇や福利厚生ばかりを強調すると、企業側としては「他により良い条件の企業があれば、すぐに転職してしまうのでは?」と不安に思われてしまいます。

大切なのは「働きやすさ」という条件の下で「自分がどのように会社に貢献して成長していきたいか」を併せて伝えることです。

まとめ

今回は一般職を目指している方のために、どのような業務を行うのか、どのような人が向いているのかについて紹介した後、覚えておいてほしいコツや志望動機の例文を紹介しました。

志望動機は自己PRに並んで最も重要な項目の1つであるため、ぜひクオリティの高いものを作成し、第一志望の内定を勝ち取ってください。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます