【例文あり】ビジコン経験をガクチカにしよう!成果がなくても成長をアピール!

【例文あり】ビジコン経験をガクチカにしよう!成果がなくても成長をアピール!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・ビジネスコンテストの経験をアピールするコツ
・ガクチカの基礎
・ガクチカの例文

この記事をおすすめしたい人

・ビジネスコンテストに力を入れた人
・ガクチカを基礎から学びたい人
・ガクチカの例文を読みたい人

目次目次を全て表示する

はじめに

学生時代に力を入れたことについて聞かれることは非常に多く、自己PRと志望動機の次に重要な項目の1つと言えます。

そこで今回は学生時代、ビジネスコンテストに力を入れた方のために、どのような話をすれば良いか、ガクチカのおすすめの構成や、企業がどのような点に注目しているかなどについて詳しく紹介します。

ぜひこの記事を参考に、質の高いガクチカを提出し、内定を掴み取ってください。

【ガクチカ ビジコン】ガクチカとは

まず、ガクチカとは何なのかについて理解をしておく必要があります。

ガクチカとは「学生時代に力を入れたことの略」であり、就活用語です。

自己PRと混同されがちですが、異なる点は、自己PRはスキルや強みに焦点を当ててアピールするのに対し、ガクチカは経験に焦点を当てることです。

あなたがどのようなことに興味を持ち、どのようなことならば楽しく熱意を持って続けられるのかについて話す必要があります。

成果がなくても成長をアピールできる

つまり、自己PRと異なり、ガクチカは成果が出ていなくてもアピールできるということを覚えておきましょう。

たとえビジネスコンテストで最下位であったとしても、なぜビジネスコンテストに取り組んだのか、どのような工夫をして、どのようなことを学んだのか、その経験を通じて就職後はどのように貢献するつもりなのかについて話すことができれば、十分に良い印象を与えることは可能です。

【ガクチカ ビジコン】企業がガクチカで見ているポイント

企業がガクチカで見ているポイント
  • 人柄を知るため
  • 自社で活躍できるかを見るため
  • 学生時代をどう過ごしたかを知るため

続いて、企業がガクチカでどのような点を見ているのかについても詳しく紹介します。

以下の3点はあなたがどのような企業を受けて、どのような話題をガクチカで取り上げる場合でも確認される可能性が高いポイントです。

これらがおのずと伝わってくるような、わかりやすく質の高いガクチカを提出しましょう。

人柄を知るため

企業がガクチカを通じて最も重視しているのは、応募者の人柄を知ることです。

どのような価値観を持ち、どのように物事に向き合ってきたのかを理解することで、入社後の働き方や周囲との関係の築き方をイメージしやすくなります。

困難な状況に直面した際にどのように考え、どのような行動をとったのか、といった話から、責任感や粘り強さ、他者への配慮といった性格の一端が垣間見えることも少なくありません。

したがって、成功や結果だけを強調するのではなく、どのような思いで取り組み、どのような工夫をしたのかといったプロセスを丁寧に語ることを心がけましょう。

自分の言葉で丁寧に語られる経験には、強い説得力が生まれます。

自社で活躍できるかを見るため

ガクチカは人柄を見るだけでなく、入社後にその人物がどのように活躍するかを見極める材料でもあります。

取り組んだ内容自体よりも、その問題にどう向き合い、どのような力を発揮したのかという点が重視されるのはそのためです。

目標に向かって主体的に動いた経験や、途中で生じた問題を冷静に捉えて解決を目指した経験は、入社後の業務につながる資質として高く評価されます。

したがって、ただ活動を紹介するのではなく、その経験から何を得て、今後どう活かすかまで語ると、より良い印象を与えられるでしょう。

学生時代をどう過ごしたかを知るため

企業はあなたが学生時代にどのような姿勢で日々を過ごしてきたかを、ガクチカから読み取ろうとしています。

ビジネスコンテストに参加した経験があるならば、ただ参加したという事実よりも、どのような目的で参加を決め、どのような壁にぶつかり、どのように乗り越えようとしたのかを語りましょう。

学生生活をどのように過ごしてきたかを言語化して、自分の強みや人柄を伝えることを心がけてください。

特に、ベンチャー企業は主体的な人物を求めているため、主体的に学び続けられる人物であることを強調すると良いでしょう。

【ガクチカ ビジコン】ビジコンのガクチカでアピールできる力

ビジコンのガクチカでアピールできる力
  • 主体性
  • 課題解決力
  • 論理的思考力
  • コミュニケーション力

続いて、ビジネスコンテストを主題としたガクチカを提出することでアピールできる能力にはどのようなものがあるのかについて詳しく紹介します。

以下の4つの能力の中で最も自信のあるものを主題とした、わかりやすいガクチカを作成すれば、企業の採用担当者はあなたを採用したいと感じることでしょう。

なぜそのような能力が身についたのか、エピソードを交えながら詳しく説明してください。

主体性

ビジネスコンテストに参加した経験は主体性を伝える上で非常に有効です。

自分でテーマを見つけ、自分から参加を希望し、チームを立ち上げ参加を決断したといった行動が含まれている場合、その一つひとつが、自分で考えて動いた証拠として評価されます。

学内にコンテストの案内があった際、ほとんどの人は目を通して終わりでしょう。

しかしその中で「面白そうだ」と感じるだけでなく、メンバーを募り、資料を集め、アイディアを持ち寄る場を設けたというプロセスは自発的に動く力の表れです。

課題解決力

ビジネスコンテストでは課題に対して解決策を提示することが必須です。

したがって、課題解決力をアピールしやすい材料であることは間違いありません。

ガクチカとして話す際は、課題をどう見極めたか、解決策を考えるまでどのような検討を重ねたのかプロセスを語りましょう。

どのように情報を集め、どの視点で考えを構築したかを説明できれば、課題と向き合う力を持つ人材として評価されます。

ビジネスコンテストは正解のない課題に向き合う場でもあるため、自分がその過程で何を考え、どのように答えにたどり着こうとしたかをしっかりと整理することが、評価されるガクチカ作成のコツです。

論理的思考力

ビジネスコンテストは自由な発想が求められる場であると同時に、根拠のある提案が重視される場でもあります。

したがって、論理的思考力を磨いた経験としてアピールしやすいでしょう。

市場調査やヒアリング、競合分析など、アイディアを実現するために必要な情報を集め、それをどのように整理して結論を導いたかを説明することで、わかりやすい説明ができます。

ただ思いつきで適当に発言したのではなく、論理性に基づいた提案ができる人物であることを示しましょう。

コミュニケーション力

ビジネスコンテストはチームで取り組むことがほとんどであり、メンバーとの連携、意見のすり合わせが成功の鍵です。

そこで求められるのが、情報を正確に共有しながら他者と協働して1つの方向に向かって進んでいくためのコミュニケーション能力です。

自分の意見が通らなかった場面で感情的にならず、相手を理解するために聞き直した経験や、意見が分かれた時に議論の焦点を整理して進行を助けた場面などがあれば、ぜひアピールしましょう。

また、役割分担において他のメンバーが困っていた時に声をかけてサポートしたことなども、チームの中でどのように行動したかを示す具体例となります。

【ガクチカ ビジコン】ガクチカの基本ステップ

ガクチカの基本ステップ
  • 結論→状況・課題→行動→結果→学びの順で構成する
  • 最初に結論を書くことで伝わりやすくする
  • 行動・工夫・成長を中心に具体的に語る

続いて、ガクチカを作成するにあたっての基本的なステップを紹介します。

以下の3つのステップに沿ってガクチカを作成すれば、自ずとクオリティの高いものが出来上がることでしょう。

「基本に忠実すぎるとオリジナリティが出ないのでは?」と感じるかもしれませんが、あなたのガクチカはあなただけのものですから、そのエピソードだけで十分にオリジナリティが出ます。

よって、基本的にはこのステップに沿って作成することをおすすめします。

結論→状況・課題→行動→結果→学びの順で構成する

ガクチカを魅力的に伝えるためには、話の構成が非常に重要です。

選考担当者は短時間で多くのエントリーシートに目を通さなければならないため、読みやすさや伝わりやすさは評価に直結します。

そこで有効なのが「結論→状況・課題→行動→結果→学び」という順番でエピソードを整理することです。

まず結論として自分が最も伝えたい経験を一言で示し、その後にその出来事がどのような場面で起きたのか、どんな問題や課題に直面していたのかを説明しましょう。

続いて自分がどのような行動を取ったのかを具体的に語り、最終的にどのような変化があったのかを伝えます。

そして最後にその経験から得た学びや、今後への活かし方を添えることで経験に深みが加わるといった流れです。

最初に結論を書くことで伝わりやすくする

上記でも説明しましたが、ガクチカを書く際は最初に結論を述べることが読み手にとって親切な構成であり、何よりも大切です。

多くの就活生は何の話をしているのかが見えてくるまで時間がかかる文章を書いてしまいがちです。

しかしそれでは採用担当者に内容が伝わる前に印象が薄れてしまい、忙しい場合には読み飛ばされてしまうこともあるでしょう。

最初に「私が学生時代に力を入れたのは〇〇です」と言い切ることが大切です。

これにより、その後に続くエピソードの部分も「何の話をしているのか」を念頭に置いて読んでもらえます。

行動・工夫・成長を中心に具体的に語る

ガクチカで特に重視されるのは、自分がどのように動いたのか、そしてその過程でどのような工夫や成長があったのかを具体的に伝えることです。

ただ結果を述べるだけ、チーム全体の成果を語るだけでは強みや価値が伝わりません。

自分なりにどのような方法を試み、周囲と協力しながら前に進んだのかを具体的に描写することで、主体性や問題解決力、粘り強さといった要素が伝わりやすくなります。

また、行動の理由や背景にあった考え方も同時に語ることで、自分らしさが明確になることでしょう。

大切なのは「何をしたか」だけでなく「なぜそうしたのか」「どう考えたのか」という部分を言語化することです。

【ガクチカ ビジコン】ガクチカのポイント

ガクチカのポイント
  • エピソードは1つに絞る
  • 定量的に成果を示す
  • 学びを今後にどう活かすかまで書く
  • 応募先企業の求める人物像に合わせる

続いて、ガクチカを作成するにあたって覚えておいてほしいポイントについて紹介します。

以下の4つのポイントを理解した上で作成した場合と、そうでない場合とではガクチカのクオリティが大きく異なります。

ガクチカは何度も述べているように、自己PRと志望動機の次に重要な項目の1つですから、ぜひ以下のポイントを踏まえた上で質の高いものを提出してください。

エピソードは1つに絞る

ガクチカを作成する際には複数の経験を盛り込むよりも、1つのエピソードに絞って深く掘り下げることが重要です。

限られた文字数や時間の中でいくつもの経験を話してしまうと、それぞれの内容が薄くなってしまい、相手に伝えたいメッセージがぼやけてしまいます。

特に企業の採用担当者は限られた時間の中でエントリーシートに目を通さなければなりませんし、面接であったとしても時間は当然ながら限られています。

よって、要点がはっきりしないと印象に残りにくくなってしまうでしょう。

1つのエピソードに集中することで丁寧に描写できるようになり、自分が何を大切にして取り組んできたかが明確に伝わります。

定量的に成果を示す

ガクチカの説得力を高めるためには成果や結果をできるだけ定量的に示すことが欠かせません。

数字は客観的な情報として受け取られるため、盛り込むことで自分の取り組みのインパクトやスケールを分かりやすく伝えられます。

売上を増やしたと述べるだけではどうしてもイメージが伝わらないため「前年比120%の売上を達成した」「アンケート満足度を70%から92%に改善した」といった具体的な数値を添えることが大切です。

ビジコンで順位がつかない場合もあるでしょうが、参加チーム数や提案の採択数、プレゼンを行った企業の規模などを工夫次第でデータにすることは可能です。

学びを今後にどう活かすかまで書く

ガクチカは過去の経験を語る場ではありますが、それをどのように今後につなげていきたいかを語ることで評価が格段に上がります。

企業が知りたいのは「何に取り組んだか」だけでなく、その経験から何を学び、それをどのように仕事に活かそうとしているのかという点です。

チーム運営の経験を通じて、相手の意見を引き出す工夫が成果に直結することを学んだと仮定します。

その場合は、その経験を仕事において相手との関係構築や提案活動に役立てる、といった展望につなげることが大切です。

応募先企業の求める人物像に合わせる

どれほど完成度の高いガクチカであったとしても、応募先の企業が求める人物像と合っていなければ響く内容にはなりません。

したがって、企業の公式サイトや採用ページ、インターンシップなどで得た情報から、どのような価値観や人物像を重視しているかを把握し、それに合わせてエピソードの選定や表現を工夫しなければなりません。

自ら考えて行動できる人材を重視する企業であれば、自分が周囲の指示を待たずに積極的に動いた経験などを軸に進めることで、企業のニーズと自分の強みが重なり、ズレのないアピールになります。

一方、チームワークを重視している企業であれば、チームでの連携を磨いたことやリーダーシップを取った経験などを選ぶと良いでしょう。

【ガクチカ ビジコン】ガクチカの注意点

ガクチカの注意点
  • 嘘をつかない
  • 指定文字数の9割は必ず埋める
  • 専門用語を多用せず、誰にでもわかる言葉で書く

続いて、ガクチカを作成するにあたって注意していただきたいポイントを3つ紹介します。

以下の3つを全く意識せずに作成してしまうと、意図せずにマイナスな印象を与えてしまう可能性が高いです。

就活は総合点で判断されるため、良い印象を与えることだけでなく、悪い印象を避けることにも注意を払いましょう。

嘘をつかない

ガクチカを書く際に最も重要なのは事実に基づいて正直に書くことです。

採用担当者は文章を読んだだけでは判断できなかった部分を面接で深掘りしてくることが少なくありません。

その際にエピソードの内容が曖昧だったり、説明に一貫性がなかったりすると、嘘をついていると思われてしまう可能性すらあります。

「全国大会で入賞しました」などと書いていても、その後の質問に答えられなければ一気に信頼を失ってしまうことでしょう。

たとえ結果が出ていなくても、見栄を張った表現や誇張は避けて、その過程で何を考え、どのような行動をとったかを真剣に真摯に語ることの方が、はるかに好印象を与えられます。

指定文字数の9割は必ず埋める

ガクチカに限らず、エントリーシート全般において指定された文字数の9割以上を埋めることは最低限のマナーです。

文字数が極端に少ないとやる気がないと思われてしまう可能性がありますし、何より常識がないと思われてしまいます。

レギュレーションを守れない人物は、どれだけ優秀だったとしてもその時点で選考外です。

また、限られた文字数の中でどれだけ伝えるべき内容を整理できるかは、論理的な思考力や文章力を示す1つの指標にもなります。

自分の経験を丁寧に言語化して構成を工夫し、読む人にとって読みやすい文章を目指しましょう。

専門用語を多用せず、誰にでもわかる言葉で書く

専門用語を多用せず、誰にでもわかる言葉で書くことも心がけましょう。

採用担当者全員が、あなたの専攻や活動内容に詳しい人とは限りません。

専門用語を多用してしまうと、内容が伝わらず、印象にも残らない文章になってしまいます。

そして何より、相手の立場を考えることができない人物であると思われてしまい、共感性や客観性がないと思われてしまいます。

「アジェンダ」「コンセンサス」「イシュー」などカタカナ語を乱用するビジネスマンが優秀に見えないのと同じです。

ガクチカの目的は「専門用語を多用して知識をひけらかすこと」ではなく「誰にでも伝わるよう、噛み砕いて説明する力を証明すること」であるため、極論、中学1年生でも理解できるような書き方を心がけましょう。

【ガクチカ ビジコン】ビジコン経験のガクチカ例文

ビジコン経験のガクチカ例文
  • 企画力をアピール
  • チームワークをアピール
  • 課題解決力をアピール
  • 入賞・優勝した場合
  • 成果を出せなかった場合

続いて、ここまで紹介してきた内容を踏まえた上で作成したビジネスコンテストの経験を主題としたガクチカの例文を5つ紹介します。

どのような能力をアピールするか、どのような成績を収めたかについて分けて紹介したため、ぜひ参考にしてみてください。

また、この記事で紹介した内容を踏まえているため、おさらいとしても活用できます。

企画力をアピール

私が学生時代に力を入れたことは大学時代に参加したビジネスコンテストの企画立案です。

地域の商店街を活性化させるテーマのもと、若年層の集客を主軸に据えた企画立案を担当しました。現地の利用者や店舗オーナー20件以上にヒアリングを行い、地域で開催されている行事や購買傾向も調査し、高校生向けの学生割引制度とSNSキャンペーンを軸とした企画も提案しました。プレゼンでは実施後の売上変化までシミュレーションし、現実味のある企画として高評価を得ました。この取り組みを通じて、課題設定から仮説立案、情報収集、プレゼン設計までの一連の企画推進スキルを獲得できました。

入社後はこの企画立案力と顧客視点を活かし、貴社の商品・サービスを企業ごとに最適な形で提案する営業活動を推進します。

チームワークをアピール

私が学生時代に力を入れたことはビジネスコンテストにおけるチームでの役割分担と協働です。

情報収集と分析を担当し、主に市場動向の調査と競合のビジネスモデルの分解を行いました。意見がまとまらず、方向性が定まらないまま作業が進むこともありましたが、各メンバーが得意とする分野を明確にし、役割の再設定を提案しました。その結果、企画の完成度が上がり、発表会では多くの質問に対してチーム全員が自信を持って回答できました。この経験を通じ、相手の強みを活かした関わり方や、状況を客観的に見て動く判断力を磨くことができました。

入社後はプロジェクトの中でチームメンバーの意見を引き出し、業務を円滑に進める橋渡し役として貢献する所存です。

課題解決力をアピール

私が学生時代に力を入れたことはビジネスコンテストでの課題発見と改善策の提案です。

テーマは都市部の空き家活用でしたが、シェアハウスやカフェスペースへの転用など、当初は既存のアイディアを踏襲した案が多く、独自性を欠いていました。そこで、現地調査と区役所職員の方へのヒアリングを行った結果、手続きの煩雑さによって空き家の活用が進んでいないことに気づき、行政手続きの代行サービスと空き家所有者と利用希望者をマッチングするアプリを組み合わせた新たな提案を行いました。この取り組みを通じて、表面的な課題だけでなく根本的な原因に目を向けて解決策を導く分析力と着眼力を得ました。

入社後は営業や企画の場面で顧客の要望の裏にある真の課題を読み取り、サービスの改善提案につなげることで貢献する所存です。

入賞・優勝した場合

私が学生時代に力を入れたことは大学3年時に出場した全国規模のビジネスコンテストです。

マーケティング戦略立案をテーマとした大会で、私は分析とプレゼン資料の作成を担当し、約100件の口コミを収集・分類して消費行動の傾向をグラフ化しました。視覚的にわかりやすいプレゼンを意識した結果、当日は審査員から「現場でもすぐに応用できる内容」と高い評価を頂き、見事優勝に至りました。この経験から、数字を裏付けに提案内容を構築する力と、伝わるプレゼン技術を習得できました。

入社後は貴社の商品販売戦略において、顧客データの分析から導かれる仮説をベースにした提案営業を実行し、営業成績の底上げと顧客満足の両立に貢献する所存です。

成果を出せなかった場合

私が学生時代に力を入れたことは地域創生をテーマとしたビジネスコンテストへの参加です。

地域活性化に強い関心があり、地方での就業体験や観光復興策の課題に対する立案を行うこの大会に、大学のゼミ仲間とチームで参加しました。リサーチを担当し、人口動態や観光客数のデータ収集・分析を行いましたが、提案が現地の実情と合っておらず、最終選考には残れませんでした。しかし、現地の声やデータに裏打ちされた提案の重要性を実感し、その後も現地ヒアリングを続けて改善策を練り直しました。悔しさを原動力に、真摯に取り組む姿勢と継続的に学ぶ習慣が身についたことが大きな収穫です。

入社後は、たとえ初期の提案がうまくいかなくとも検証と修正を繰り返し、クライアントにとって最適な提案ができる営業職として貢献する所存です。

【ガクチカ ビジコン】よくある質問

よくある質問
  • ビジコンに参加しただけでもガクチカに書ける?
  • 優勝・入賞していないと評価されない?
  • チーム活動でも個人のアピールはできる?

続いて、ビジネスコンテストを主題としてガクチカを作成するにあたって、多くの就活生の方々からいただく質問を紹介します。

以下の3つはエージェントとして就活生の皆様をサポートするにあたってよくいただく質問であるため、この記事を読んでくれているあなたも気になっていることでしょう。

ぜひ、気になる項目があれば以下を熟読して、解決しておいてください。

ビジコンに参加しただけでもガクチカに書ける?

ビジネスコンテストに参加した経験は、たとえ入賞や特別な成果がなかったとしても、ガクチカに十分活用できるものです。

ビジコンは普段の学生生活では得られない課題に取り組む場であり、自分の力を試すための挑戦の場でもあります。

したがって、参加したこと自体に大きな価値があるのです。

ガクチカは結果よりも、その経験を通じて自分がどう変化したのかを伝える場です。

成果がなくても、挑戦した経験や姿勢、学びを丁寧に語れば立派なアピールとなります。

優勝・入賞していないと評価されない?

優勝・入賞していないとガクチカに書くべきではないと感じる方も多いですが、それは大きな誤解です。

企業が見ているのは取り組んだプロセスであり、そこから何をどのように活かそうとしているのかを書ければ、全く問題ありません。

もちろん結果が伴えば説得力は増しますが、結果の有無がそのまま評価の差につながるわけではないのです。

むしろ結果が出ない中でどう粘ったか、どう前向きに取り組み続けたかを丁寧に描けると、印象に強く残ることも多いです。

企業は現実の仕事でも結果が出ないことに直面する前提で人材を見ているため、困難の中でどのように考え、行動し、次につなげようとしたかを語りましょう。

チーム活動でも個人のアピールはできる?

ビジネスコンテストはチームで取り組む形式が多いため、自分個人の貢献が伝わりにくいのではと不安に思う方もいるかもしれません。

しかし「情報収集を担当し、論点を明確にした」など、自分が果たした具体的な役割を示せば、個人のアピールは可能です。

また、チーム内でどのような課題に直面し、それにどう向き合ったかを語ることで、責任感や周囲との関係構築のうまさも伝えられます。

全体の流れを話しつつ、自分の行動がどのような価値を生んだのかを明確にすれば、チーム活動を主題としていても、個人のアピールにつなげることは十分にできます。

【ガクチカ ビジコン】まとめ

今回はビジネスコンテストを主題としたガクチカを作成するにあたっての注意点やポイント、例文やおすすめの作成方法などについて詳しく紹介しました。

ビジネスコンテストは全ての就活生が参加するものではないため、題材の時点で差別化を図れるものですが、この記事で紹介した内容を踏まえれば、よりクオリティの高いものが出来上がるはずです。

ぜひこの記事を参考にして、質の高いものを提出し、内定を獲得してください。

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