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大学3年生必見!!「学業以外にで力を注いだこと」作成ツールを紹介
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・学業以外で力を注いだこととは
・企業が学業以外で力を注いだことを聞く意図
・学業以外で力を注いだことの例
・学業以外で力を注いだことを作成する際のポイント
・履歴書作成中の就活生
・学業以外で力を注いだことをこれから書く人
・学業以外で力を注いだことが思い浮かばない人
・例文を見て参考にしたい人
目次[目次を全て表示する]
学業以外で力を注いだこととは?
学業以外で力を注いだこととは、大学の授業やゼミでの活動、研究などの学業に関わらないところで、頑張ってきたことです。
自分が課外活動で何をしてきたのかをもとに、人柄やスキル、コミュニケーション能力の高さをアピールします。
大切なのは、エピソードの内容よりも、その物事にどのような姿勢で取り組んだのかです。
そのため、結果に関わらず、自分自身の人柄が伝わる内容を述べる必要があります。
履歴書やES(エントリーシート)で文章を書く以外に、面接で聞かれるケースも少なくありません。
ガクチカとの違い
学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)は学業やゼミ活動を含め、学生生活全般で主体的に目標を立てて努力した経験を指す包括的な項目です。
対して、学業以外で力を注いだことは、授業や研究などを除いた部活動、サークル、アルバイト、ボランティア活動などに限定されます。
企業が両方を問う場合、ガクチカでは課題解決能力や思考力といった仕事に直結する強みを、学業以外の設問ではあなたの興味の方向性や人柄、ストレス耐性といったパーソナルな側面を知ろうとする意図があります。
自己PRとの違い
学業以外で力を注いだことは、部活動やアルバイトなどの具体的な経験そのものを伝え、目標達成の過程や人柄を示す項目です。
一方、自己PRは、その経験を通じて培われた自身の強みやスキルを明確にし、それが入社後どのように貢献できるかをアピールする項目です。
つまり、前者はあなたの強みの根拠となる過去の事実であり、後者はその事実を基に将来性を含めて自身を売り込むという点に大きな違いがあります。
企業側が学業以外で力を注いだことを聞く意図
続いて、企業が就活生に学業以外で力を注いだことについて聞く理由や意図について、ご紹介します。
企業は、就活生の「人柄を知りたい」「身につけたスキルを知りたい」「コミュニケーション能力を把握したい」といった理由から、学業以外で力を注いだことについて聞いてくる場合が多いです。
こうした要素は、その就活生を採用したときに、自社にどのような影響を与えるのかを予想する際に役立ちます。
それぞれどのようなところを重視しているのか、なぜ重視しているのか、どう評価されているのかなどを見ていきましょう。
- 人柄を知りたい
- 身につけたスキルを知りたい
- コミュニケーション能力を把握したい
人柄を知りたい
企業が人柄を知りたいのは、自社の文化やチームに合う人材か(カルチャーフィット)を見極めるためです。
学業だけでは分からない、あなたが何に情熱を注ぎ、どのような価値観を大切にする人物かを知ろうとしています。
集団の中でどう振る舞い、物事にどう向き合うかという行動特性は、入社後に職場でいきいきと長く活躍できるかを判断する重要な指標となるのです。
身につけたスキルを知りたい
学業以外の経験から得られるスキルとは、成績には表れない再現性のあるポテンシャルのことです。
企業は、あなたが困難な状況に直面した際、どのように考え、行動して課題を乗り越えたかという具体的なプロセスを知りたいのです。
その経験から培われた主体性や粘り強さは、入社後も様々な場面で直面する壁を突破する力として高く評価されます。
コミュニケーション能力を把握したい
コミュニケーション能力の把握は、単に話が上手いかを見ているわけではありません。
自分の経験や考えを論理的に分かりやすく説明する力が求められます。
面接官の質問の意図を正確に汲み取り、的確に答える対話のキャッチボールができているかを評価しています。
この能力は、社内外の関係者と円滑に業務を進める上で不可欠なため、特に重視されるのです。
学業以外で力を注いだことのテーマ&例文一覧
ここでは13個の「学業以外で力を注いだこと」のテーマ候補を挙げます。
過去に自身が経験したものがあるか、確認してみてください。
それぞれのテーマで大学生の皆さんが経験しそうな内容の例文も掲載しています。
ぜひ参考にしてみてください。
アルバイト
アルバイト経験は、社会人としての基礎体力をアピールできる優れたテーマです。
与えられた業務をこなす責任感はもちろん、「売上を上げるため」「業務を効率化するため」など、自ら課題を見つけて改善に取り組んだ経験は、主体性や課題解決能力の証明として高く評価されます。
単なる作業報告ではなく、自分ならではの工夫や成果を語ることが重要です。
私が学生時代に最も力を注いだことは、居酒屋のホールバイトです。自己成長のため始めたこの活動でしたが、混雑時の提供ミスや接客の質の低さがお客様の満足度低下に繋がっているという課題に直面しました。そこで私は、お客様を注意深く観察し、注文を予測して準備をしたり、開店前の仕込みを徹底的に行うなど、先回りした行動を心がけました。その結果、お客様が私の名前を覚えてくださったり、常連客が増え、オーダミスによる廃棄も大幅に減少しました。この経験を通じて、状況を的確に把握し、主体的に改善策を実行する力、そして何よりお客様の期待に応えようとするホスピタリティ精神の重要さを学びました。貴社の多岐にわたる事業においても、顧客視点を忘れず、現状に満足せず常に改善を追求することで、新たな価値創造に貢献したいと考えております。
私が学生時代に最も力を注いだことは、カフェでのレジ作業やドリンク作製のアルバイトです。自己成長のため始めたこの活動ですが、当初は情報伝達不足が課題でした。持ち場が変わる際、ペーパーカップの不足などをお客様対応中に気づき、お待たせしてしまうことがありました。そこで私は、こまめな情報伝達を徹底しました。例えば、交代時に「今日はアイスコーヒーがよく出ていて、ミルクも少なくなってきているので、手が空いたら補充をお願いします」と具体的に伝えるようにしました。また、常に周囲の状況を把握し、不足しそうなものを先回りして補充するなど、効率的な作業を心がけました。その結果、お客様をお待たせする時間が減り、私自身にも余裕が生まれました。お客様へのより丁寧な対応や、新メニューの提案など、お客様満足度向上に繋がる前向きな思考が自然と生まれるようになりました。この経験を通じて、私は状況を的確に把握し、チーム全体で効率的な動きを追求する力を培いました。この全体を俯瞰する力と改善意識を、貴社において、お客様のニーズを捉えた教材開発やサービス改善に活かしていきたいと考えております。
サークル
サークル活動は、組織における協調性や人間関係構築力を示すのに適したテーマです。
価値観の異なる多様なメンバーと、共通の目標に向かって協力した経験は、チームで働く上で不可欠な素養の証明になります。
役職経験の有無にかかわらず、自分がチームのためにどう考え、どう行動したかを具体的に伝えることで、あなたの人柄や貢献意欲をアピールできます。
私が学生時代に最も力を注いだことは、kpopカバーダンスサークルでの活動です。純粋なkpopへの興味から入部しましたが、コロナ禍で練習場所や人数、公演活動が大幅に制限されるという困難に直面しました。そこで私は、感染対策を徹底しつつ、メンバー各々が自宅で練習した動画を撮影し、編集によって一つのグループとして踊っているように見せる動画制作を提案、実行しました。完成した動画をYouTubeに投稿したところ、予想以上の反響があり、学内外でサークルの認知度が向上。コロナ明けには学内外のイベントに多数出演依頼をいただき、新入生の入部希望者数は過去最高を記録しました。この経験を通して、困難な状況下でも創造的な発想と実行力で道を切り開く力、そしてチームを巻き込み目標達成する力を得ることができました。この経験で培った発想力と実行力、そしてチームワークを重視する姿勢を活かし、貴社では、新たな価値創造やブランド戦略の推進に貢献していきたいと考えております。
私が学生時代に最も力を注いだことは、フットサルサークルのマネージャー活動です。人との繋がりを大切にしたいという思いからこの活動を始めましたが、練習試合相手の確保や日程調整、練習場所の確保に苦労しました。そこで私は、サークルメンバーから毎月空き日程を収集し、試合可能な日を整理。SNSでサークルアカウントを作成し、積極的に他大学のサークルや学生団体にDMを送りました。一度交流できたチームとは信頼関係を築き、練習場所の情報を交換したり、合同練習を実施したりしました。その結果、サークルメンバーから感謝の言葉をいただいたり、活動が活発になったり、他大学との繋がりが生まれ、SNSを通じてサークルを広く周知することができました。この経験を通じて、関係者を巻き込み、目標達成に向けて粘り強く行動する力を身につけました。この力を、貴社において、お客様や社内外の関係者との信頼関係構築に活かし、チームとして成果を最大化できるよう貢献していきたいと考えております。
部活動
部活動の経験は、高い目標達成意欲と継続力、精神的な強靭さを伝える上で非常に説得力があります。
厳しい練習や規律の中で、レギュラー獲得や大会での勝利といった明確な目標に向かって努力し続けた事実は、それ自体が大きな強みです。
困難な状況やスランプをどう乗り越えたかを語ることで、ストレス耐性や粘り強さといった、仕事で壁にぶつかった際に活きる力を示せます。
私が学生時代に最も力を注いだことは、野球部での副主将としての活動です。チームを勝利に導きたいという強い責任感から副主将を務めましたが、当初はチームの団結力低下という課題に直面しました。戦術を巡る部員間の対立が尾を引き、チーム全体の一体感が失われ、連敗を喫するほどチーム力は低迷していました。この状況を打破するため、私はまず1軍から3軍までの全メンバーをシャッフルし、部員間の交流を活性化させ、相互理解を促しました。さらに、ミーティングの議題を事前に共有し、全員が建設的な意見交換ができる仕組みを構築しました。これらの取り組みの結果、部員間の意思疎通が活発になり、チームの団結力が回復しました。試合の厳しい局面でもチーム一丸となって乗り越える粘り強さが生まれ、最終的に目標であった首都大学一部リーグでの4年ぶりの優勝を達成することができました。この経験を通じて、私は困難な状況下でも、周囲を巻き込みながら課題解決に向けて主体的に行動することの重要性を学びました。貴社においても、この経験で培った周囲を巻き込む力と課題解決能力を活かし、多様な意見をまとめながら、チームを成功に導くことで貢献したいと考えております。
私が学生時代に最も力を注いだことは、アメフト部での主務としての活動です。組織や社会に貢献したいという思いから入部しましたが、当初は部員間の勝利に対する意識や練習方法への考え方がバラバラで、チームとしての一体感がなく、連携が著しく不足している状況でした。その課題に対し主務として、部員間の信頼関係構築に注力しました。具体的には、ポジションに関わらず、互いのスキルアップを目指すペアでのトレーニングを提案し、練習後や自主練習の時間に積極的に実施しました。地道な活動ではありましたが、コミュニケーションを密に取り、互いの長所を認め合い、短所を補い合うことで、徐々にチーム全体の意識が向上していきました。その結果、一体感が新たなチーム力となり、最大の目標であった3年間負け続けた因縁のチームに勝利するという具体的な成果を達成することができました。この経験を通じて、目標達成のためには、組織全体を巻き込み、信頼関係を構築することの重要性を学びました。また、地道な努力が大きな成果に繋がることを体感しました。この培った巻き込み力とやり抜く力を活かし、貴社の店舗運営において、アルバイトスタッフ一人ひとりのモチベーションを高め、チームとして最高の顧客体験を提供することで貢献したいと考えております。
長期インターンシップ
長期インターンシップは、即戦力となり得る実践的なビジネススキルと高い職業意識をアピールできる、最も強力なテーマの一つです。
実際の業務を通じて企業の課題解決に貢献した経験は、他の学生との明確な差別化要因となります。
社員の方々と連携しながら成果を出したエピソードを具体的に語ることで、入社後の活躍イメージを面接官に強く印象付けることができます。
私が学生時代に最も力を注いだことは、Webマーケティング会社での長期インターンシップです。実社会で通用するスキルを身につけたいと考え参加しましたが、当初は担当案件の広告効果が伸び悩むという課題に直面しました。そこで私は、過去のデータを徹底的に分析し、ターゲット層と配信時間帯のミスマッチという仮説を立てました。社員の方に提案し、データに基づいた広告クリエイティブの変更と配信スケジュールの最適化を実行した結果、クリック率を1.5倍に、コンバージョン数を2倍に向上させることに成功しました。この経験から、データに基づき仮説を立て、実行し、検証するPDCAサイクルの重要性を学びました。貴社でもこの分析力と実行力を活かし、事業成長に貢献したいと考えております。
私が学生時代に最も力を注いだことは、人材紹介会社での営業インターンシップです。企業と学生の最適なマッチングに貢献したいという思いで参加しましたが、当初は思うように成果が出せず、架電業務に苦手意識を持っていました。この課題を克服するため、私はトップ営業の先輩社員に同行を願い出て、トーク術や関係構築の方法を徹底的に学びました。さらに、ただ真似るだけでなく、自分なりに企業の課題を事前にリサーチし、仮説を立ててからアプローチする方法を実践しました。その結果、徐々に自信を持って提案できるようになり、最終的には四半期目標を120%達成し、チームの新人賞を受賞することができました。この経験から、目標達成に向けて主体的に学び、粘り強く行動する力を培いました。貴社でもこの力を活かし、困難な課題にも果敢に挑戦し、成果を出すことで貢献します。
学生団体
学生団体の活動は、社会課題への関心と、ゼロから何かを創り出す行動力を示すのに最適なテーマです。
特定のミッション達成のために、自ら仲間を集め、組織を運営し、イベントなどを企画した経験は、リーダーシップや巻き込み力の証明になります。
団体の課題解決のために、自分がどのような役割を果たしたかを明確にすることで、あなたの主体性と貢献意識を効果的に伝えられます。
私が学生時代に最も力を注いだことは、留学生支援を行う学生団体の代表としての活動です。人との繋がりを大切にしたいという思いから活動していましたが、コロナ禍で対面交流が制限され、メンバーの士気低下と留学生の孤立が深刻な課題でした。そこで私は「オンラインだからこそできる繋がり」をテーマに、国の文化をクイズ形式で紹介しあうオンラインイベントを企画しました。企画にあたり、各国の留学生と日本人学生で混合チームを作り、準備段階から交流を促すことで、全員が当事者意識を持てるよう工夫しました。結果、イベントは成功を収め、参加者満足度は95%を超え、その後の団体の活動も活発になりました。この経験から、困難な状況でもリーダーシップを発揮し、周囲を巻き込みながら新たな価値を創造する力を学びました。貴社でもこの経験を活かし、チームを牽引して成果を出すことで貢献したいです。
私が学生時代に最も力を注いだことは、地域の魅力を発信する学生団体での広報活動です。純粋な地域への貢献心から参加しましたが、活動内容が地域住民に十分に認知されていないという課題がありました。そこで私は、広報担当としてSNSの活用を提案し、Instagramアカウントを立ち上げました。単に活動報告をするだけでなく、地域の飲食店の紹介や歴史的な名所を学生目線で切り取る企画を実施し、ハッシュタグキャンペーンも行いました。その結果、半年でフォロワーを2000人以上獲得し、私達の投稿がきっかけでイベントに来場したという方も増え、地域メディアにも取り上げられました。この経験から、ターゲットを意識した情報発信の重要性と、企画を実行しきる力を学びました。貴社の製品を世に広めるにあたり、この経験で培った企画力と発信力を活かして貢献したいと考えております。
NPO法人
NPO法人での活動は、高い倫理観や社会貢献意欲といった、人としての魅力を伝えるのに非常に有効なテーマです。
利益追求が第一ではない組織で、社会的な課題解決のために汗を流した経験は、あなたの誠実な人柄を強く印象付けます。
なぜその活動に取り組もうと思ったのかという動機を丁寧に語ることで、あなたの価値観や信念を深く理解してもらうことができます。
私が学生時代に最も力を注いだことは、NPO法人が運営する子ども食堂での学習支援ボランティアです。社会課題の解決に貢献したいという思いから参加しましたが、子どもたちの学習意欲や集中力が続かないという課題に直面しました。そこで私は、一方的に教えるのではなく、子ども一人ひとりの興味や個性に合わせたコミュニケーションを心がけました。例えば、ゲームが好きな子には計算をクイズ形式で出題したり、絵を描くのが好きな子とは一緒に図を書いて問題を解いたりしました。その結果、担当した子どもが「勉強が楽しい」と言ってくれるようになり、テストの点数が30点上がったと報告してくれた時の喜びは忘れられません。この経験から、相手の立場に立って考え、信頼関係を築きながら粘り強く働きかけることの重要性を学びました。貴社でもこの姿勢を忘れず、お客様一人ひとりに真摯に向き合うことで貢献したいです。
私が学生時代に最も力を注いだことは、環境保護NPOでの活動です。環境問題への純粋な関心から活動に参加しましたが、団体の認知度が低く、活動資金やボランティア参加者が不足していることが課題でした。そこで私は、団体の認知度向上と資金調達を目的としたチャリティーイベントを企画しました。地域の企業に一社一社協賛をお願いして回り、SNSでイベントの意義を発信し続けました。当初は断られることも多かったですが、粘り強く想いを伝えた結果、15の企業や店舗から協賛をいただき、当日は300人以上を動員することができました。この経験から、目標達成のために周囲を巻き込み、泥臭く行動し続けることの大切さを学びました。このやり抜く力を、貴社の営業職として、困難な目標にも果敢に挑戦し、達成することで貢献していきたいです。
趣味
趣味をテーマにする際は、専門家レベルの探究心や、目標達成に向けた継続的な努力をアピールすることが重要です。
「好き」という気持ちから始まり、大会出場や資格取得、作品制作といった具体的な目標を設定し、それを達成した経験は、主体性や粘り強さの証明となります。
どのように目標を立て、どんな工夫を重ねてきたかというプロセスを語ることで、仕事にも通じる強みとして評価されます。
私が学生時代に最も力を注いだことは、筋力トレーニングです。自己成長のため、ベンチプレス100kgを挙げるという目標を立てましたが、当初は停滞期が続き、記録が全く伸びないという課題がありました。そこで私は、トレーニングに関する論文や専門書を読み漁り、闇雲に努力するのではなく、科学的根拠に基づいたアプローチが必要だと考えました。栄養学を学び食事管理を徹底し、トレーニングメニューを細分化してPDCAサイクルを回しました。その結果、1年半という期間をかけて目標であった100kgを達成することができました。この経験から、高い目標を設定し、それに対して論理的なアプローチで粘り強く努力を継続する力を身につけました。貴社での業務においても、この強みを活かし、困難な目標に対しても粘り強く取り組み、成果を出したいと考えております。
私が学生時代に最も力を注いだことは、カメラでの風景写真撮影です。純粋な興味から始めた趣味ですが、「風景写真コンテストでの入賞」という具体的な目標を掲げて活動していました。しかし、他の応募者の作品と比べ、自分の写真には個性が足りないと感じていました。そこで、ただ美しい景色を撮るだけでなく、「写真一枚で物語を伝える」というテーマを自身に課しました。その土地の歴史や文化を事前に徹底的にリサーチし、最もその土地らしさが表現できる時間帯や天候、構図を粘り強く待ち続けました。その結果、地元で撮影した一枚が入賞を果たし、審査員の方からは「写真から人々の暮らしの温かさが伝わってくる」と評価いただきました。この経験から、探究心を持って物事の本質を追求し、自分なりの付加価値を創造する力を学びました。貴社の企画職として、この力を活かし、お客様の心に響く新たな価値を創造したいです。
習い事
長年続けている習い事は、継続力と、地道な努力を厭わない誠実な人柄を示すのに適したテーマです。
特に武道や芸術、語学など、上達に時間がかかる分野で昇段や級位認定、発表会などの経験がある場合、目標達成意欲もアピールできます。
技術や心を磨く過程で何を学び、それが今の自分にどう活きているかを語ることで、あなたの人間的な成長を伝えることができます。
私が学生時代に最も力を注いだことは、10年以上続けている書道です。自己成長のため、師範の資格取得を目標に稽古に励んでいましたが、昇段試験で求められる表現の多様性に対応できないという壁にぶつかりました。私の課題は、基本に忠実である一方、個性的な表現が苦手なことでした。そこで私は、古典の臨書という基礎練習に立ち返る一方、美術館に足を運んで様々な書家の作品に触れ、自分なりの表現を模索しました。毎日2時間、筆を持つことを日課とし、試行錯誤を重ねた結果、無事に師範の資格を取得することができました。この経験から、基礎を徹底することの重要性と、その上で自分なりの創意工夫を加えることの価値を学びました。貴社においても、この地道な努力を継続する力と、基礎を大切にしながら改善を追求する姿勢で貢献したいと考えております。
私が学生時代に最も力を注いだことは、15年間続けているピアノです。純粋な興味から続けていましたが、大学時代にはコンクールでの入賞という高い目標を掲げました。しかし、練習を重ねるほど、技術的には弾けても、聴衆の心を動かす表現ができていないと感じるようになりました。そこで私は、作曲家の生涯や曲が作られた時代背景を徹底的に研究し、自分なりに物語を解釈してから演奏に臨むようにしました。また、自分の演奏を録音して客観的に聴き返し、指導教官や友人からも積極的にフィードバックをもらうことで、独りよがりな表現にならないよう改善を重ねました。その結果、目標であったコンクールで銀賞を受賞することができました。この経験を通じて、目標達成のために多角的な視点からアプローチする力と、他者の意見を素直に受け入れ改善する力を養いました。この力を仕事でも活かし、チームで成果を最大化することに貢献したいです。
創作活動
創作活動は、独自の視点や発想力、そして何かをゼロから生み出す実行力をアピールできるユニークなテーマです。
小説、音楽、映像、プログラミングなど、分野は問わず、自分のアイデアを形にするために試行錯誤した経験は、企画職や開発職などで高く評価されます。
作品のコンセプトや、完成に至るまでの課題をどう乗り越えたかを語ることで、あなたのクリエイティビティと問題解決能力を示せます。
私が学生時代に最も力を注いだことは、プログラミングによるスマートフォンアプリの開発です。新しいものを創りたいという思いから、大学の時間割管理アプリを独学で開発しました。しかし、友人に見せたところ「デザインが使いにくい」「動作が重い」といった厳しい意見が多く、課題が山積みでした。そこで私は、ユーザーインタビューを10人に行い、ニーズを徹底的に分析しました。その上で、UI/UXデザインに関する書籍を3冊熟読し、パフォーマンス改善のためにコードを全面的に見直しました。この改善を2ヶ月間続けた結果、友人から「これなら毎日使いたい」という言葉をもらい、最終的には学内で200人以上が利用するアプリになりました。この経験から、利用者の視点に立って課題を発見し、粘り強く改善を続けることの重要性を学びました。貴社でもこの力を活かし、ユーザーに愛されるサービス開発に貢献したいです。
私が学生時代に最も力を注いだことは、友人たちとの自主映画制作です。純粋な表現への興味から監督・脚本を務めましたが、制作過程で出演者と撮影担当の意見が対立し、チームが空中分解しかけるという危機に直面しました。私は、作品の完成という共通目標を再確認するため、全員で対話する場を設けました。それぞれの立場やこだわりに真摯に耳を傾け、時には脚本を修正するなど、全員が納得できる着地点を粘り強く探りました。その結果、チームは再び結束し、無事に作品を完成させることができ、学内の映画祭でグランプリを受賞しました。この経験から、多様な意見を持つメンバーをまとめ上げ、一つの目標に向かって推進するリーダーシップを学びました。貴社においても、この調整能力とリーダーシップを発揮し、チームの成果最大化に貢献していきたいと考えています。
イベント企画/運営
イベントの企画・運営経験は、企画力、実行力、そして多様な関係者を巻き込む調整能力といった、ビジネスに直結するスキルをまとめてアピールできる強力なテーマです。
目標設定から集客、当日の運営まで、プロジェクト全体を管理した経験は、リーダーシップや計画性の証明になります。
予期せぬトラブルにどう対応したかといったエピソードは、あなたの課題解決能力や柔軟性を示す絶好の機会です。
私が学生時代に最も力を注いだことは、学園祭実行委員会の企画責任者としての活動です。役割と責任感からこの役職を務めましたが、最大の課題は、コロナ禍を経て来場者数が例年の半分以下に落ち込んでいたことでした。そこで私は「地域住民を巻き込む」をコンセプトに、地元の商店街と連携したスタンプラリー企画を立案しました。30店舗以上に一軒一軒足を運んで企画の趣旨を説明し、協賛をお願いしました。また、SNSでの広報を強化し、インフルエンサーにも協力を依頼しました。その結果、当日は過去最高の5,000人の来場者数を記録し、商店街の方々からも感謝の言葉をいただきました。この経験から、周囲を巻き込みながら企画を最後までやり遂げる実行力を学びました。貴社でもこの実行力を活かし、社内外の関係者と協力しながら、大きなプロジェクトを成功に導きたいです。
私が学生時代に最も力を注いだことは、軽音楽サークルの引退ライブの企画・運営です。仲間との繋がりを最高の形で締めくくりたいと考え企画しましたが、予算が限られており、理想のライブハウスを借りられないという課題がありました。そこで私は、複数のライブハウスに直接交渉し、平日の集客が少ない時間帯を安価で提供してもらえないかと粘り強く交渉しました。また、SNSで「#私たちの最後のステージ」というハッシュタグを作成し、出演バンドの練習風景や想いを毎日投稿することで、集客に繋げました。その結果、目標としていた100人を超えるお客様に来場いただき、予算内で最高の引退ライブを実現できました。この経験から、困難な状況でも諦めず、創意工夫と交渉力で課題を解決する力を身につけました。貴社の営業職として、この粘り強さと課題解決能力を活かして貢献したいと考えています。
ボランティア活動
ボランティア活動は、自発的な行動力と、他者や社会に貢献しようとする姿勢を示すのに非常に適したテーマです。
報酬を目的とせず、社会的な課題解決のために時間と労力を捧げた経験は、あなたの誠実さや人間性を強く印象付けます。
なぜそのボランティアに参加しようと思ったのか、活動を通じて何を感じ、学んだかを語ることで、あなたの価値観や人柄を深く伝えることができます。
私が学生時代に最も力を注いだことは、被災地での復興支援ボランティアです。社会に貢献したいという思いから参加しましたが、現地では泥の掻き出しといった力仕事だけでなく、被災された方々の心のケアという見えない課題に直面しました。私は、作業の合間に住民の方々に積極的に話しかけ、ただ話を聞くことに徹しました。最初は警戒されることもありましたが、毎日顔を合わせ、真摯に耳を傾けるうちに、少しずつ心を開いてくれるようになりました。活動最終日に「君と話せて心が軽くなった、ありがとう」と言われた言葉が今でも心に残っています。この経験から、相手の立場に寄り添い、信頼関係を築くことの本当の意味を学びました。貴社においても、常にお客様の視点に立ち、真摯なコミュニケーションを通じて信頼関係を築き、貢献していきたいと考えています。
私が学生時代に最も力を注いだことは、地域の清掃ボランティア活動への参加です。純粋な地域貢献への思いから参加しましたが、参加者が毎回同じ顔ぶれで、特に若い世代が少ないという課題意識を持ちました。そこで私は、この活動の魅力をもっと多くの人に知ってもらうため、活動風景を写真に撮り、SNSで発信することを提案しました。ゴミ拾いを「街の宝探し」と称し、見つけた珍しいゴミを投稿するなど、楽しさが伝わるよう工夫しました。その結果、投稿を見た友人たちが「面白そうだから」と参加してくれるようになり、徐々に若い世代の参加者が増えていきました。この経験を通じて、課題を発見し、自分なりのアイデアで周囲を巻き込んでいくことの面白さと重要性を学びました。貴社においても、現状に満足せず、常に改善の視点を持って主体的に行動することで貢献したいです。
留学
留学経験は、主体的な行動力、環境適応能力、そして異文化理解力といったグローバル人材としての素養を示す強力なテーマです。
慣れない環境に自ら飛び込み、言語や文化の壁を乗り越えて学んだり、現地の人々と交流したりした経験は、あなたの挑戦心や柔軟性を物語ります。
留学という目標達成のために、どのような準備をし、現地でどんな困難を乗り越えたかを語ることで、計画性と課題解決能力をアピールできます。
私が学生時代に最も力を注いだことは、アメリカへの1年間の交換留学です。自己成長のため挑戦しましたが、当初は語学力の壁と文化の違いから、現地の学生の輪に入れず孤立してしまうという困難に直面しました。この状況を打開するため、私は週に3つ以上のサークルや地域のイベントに顔を出すという目標を自らに課しました。また、授業では間違いを恐れず、誰よりも先に発言することを心がけました。拙い英語でも、日本の文化や自分の意見を熱心に伝えるうちに、徐々に私自身に興味を持ってくれる友人が増えていきました。最終的には、異文化をテーマにしたディスカッショングループを立ち上げるまでに至りました。この経験から、困難な状況でも主体的に行動する力と、多様な価値観を受け入れ、相互理解に努めることの重要性を学びました。貴社のグローバルな事業展開において、この挑戦心と異文化理解力を活かして貢献したいです。
私が学生時代に最も力を注いだことは、大学を休学して挑戦した半年間のアジアでの語学留学です。純粋な異文化への興味から決断しましたが、渡航前は現地の治安や生活習慣に対する情報が少なく、不安を感じていました。そこで私は、SNSや留学経験者のブログを徹底的に調べ、現地で起こりうるリスクをリストアップし、それぞれの対策を立てるという準備をしました。現地では、その準備のおかげで大きなトラブルなく生活できましたが、文化の違いから現地の人と意見が対立することもありました。その際は、自分の常識を押し付けず、まず相手の文化や価値観を尊重し、対話を重ねることで解決しました。この経験を通じて、未知の環境に飛び込む前の入念な準備力と、多様な背景を持つ人々と信頼関係を築くコミュニケーション能力を養いました。貴社の海外事業部で、この力を活かして貢献したいと考えております。
地域貢献活動
地域貢献活動は、当事者意識を持って、身近なコミュニティの課題解決に取り組む姿勢をアピールできるテーマです。
地域のお祭り運営や清掃活動、防災活動への参加などは、地味に見えても、組織や社会の一員としての責任感や協調性を示す良い機会となります。
活動を通じて地域の人々とどのように連携し、貢献したかを具体的に語ることで、あなたの人間性やコミュニケーション能力が伝わります。
私が学生時代に最も力を注いだことは、大学の地元商店街が主催する夏祭りの運営ボランティアです。人との繋がりを大切にしたいという思いから参加しましたが、運営メンバーの高齢化が進み、企画がマンネリ化していることで、若い来場者が減少しているという課題がありました。そこで私は、大学生の視点から、SNS映えするフォトスポットの設置や、地元の大学生バンドを招待した音楽ステージの開催を提案しました。当初、商店街の方々は変化に戸惑いを見せていましたが、企画の意図や期待できる効果を粘り強く説明し、信頼を得て実行に移しました。結果として、当日は例年の1.5倍の来場者数を記録し、特に若い世代の参加が大幅に増えました。この経験から、異なる世代の人々と協働し、新しい価値を生み出すための企画力と調整能力を学びました。貴社でも、多様な関係者と協力しながら、新たな価値創造に貢献したいです。
私が学生時代に最も力を注いだことは、大学のゼミ活動の一環として行った地域の防災マップ作成です。社会貢献への思いからこのテーマを選択しましたが、既存のハザードマップは情報が専門的で、住民にとって分かりにくいという課題がありました。そこで私たちのチームは、実際に地域を歩き回り、住民の方々約50名にインタビューを実施。「子どもでも分かる」をコンセプトに、危険箇所を写真やイラストで示し、避難時の注意点を平易な言葉で解説したオリジナルの防災マップを作成しました。完成したマップは自治会に寄贈し、全戸配布していただくことができました。この経験から、当事者の視点に立って課題を発見し、チームで協力して解決策を形にする力を身につけました。この力を、常にお客様のニーズを第一に考え、期待を超えるサービスを提供する上で活かしていきたいと考えています。
学業以外で力を注いだことの見つけ方4step
学業以外で力を注いだことを書き始める時、まず悩むのはテーマ選びですよね。
そこで、アルバイトやサークルなどの何かしら書けそうなテーマがある就活生向けのテーマ決めのステップを解説します。
ぜひ実践してみてください。
Step1. 大学生活の経験を洗い出す
最初に、大学生活で行った全ての経験を棚卸しすることから始めます。
「これはガクチカとして弱いかもしれない」といった先入観は一旦捨て、アルバイト、サークル、ゼミ、趣味、個人的な挑戦など、大小問わず全て書き出すことが重要です。
この段階では、客観的な事実をリストアップすることに集中し、自分自身の行動の全体像を把握します。
この作業が、後続のステップで深掘りするための素材集めとなります。
Step2. 経験を深掘りする
次に、洗い出した経験の中から特に印象に残っているものをいくつか選び、深掘りしていきます。
なぜその活動を始めたのか(動機)、何を目標としていたのか、そして直面した最も大きな壁や困難は何だったのかを具体的に思い出します。
さらに、その壁に対して自分がどう考え、どう行動したのかというプロセスを詳細に振り返ることで、単なる経験があなただけの人柄や価値観が反映された「物語」に変わっていきます。
Step3. 経験から強みを言語化する
深掘りした「物語」の中から、企業に評価される「強み」を言語化するステップです。
これは、あなたの行動や成果をビジネスの世界で通用する言葉に「翻訳」する作業です。
例えば、チームの意見対立を調整した経験は「調整力」、売上向上のために工夫した経験は「課題解決能力」というように、具体的なエピソードを根拠として、自身のポータブルスキルを明確に定義します。
Step4. 企業の求める人物像と照らし合わせる
最後に、言語化した自分の強みを、応募する企業が求める人物像と照らし合わせます。
企業の採用ページや経営理念を読み解き、どの強みがその企業で最も活かせるかを戦略的に考えます。
あなたの経験から導き出された強みが、企業の求める能力と合致していることを示すことで、あなたの文章は「入社後の活躍を期待させる」説得力のある「学業以外で力を注いだこと」として完成します。
学業以外で力を注いだことの書き方

学業以外で力を注いだことのテーマが決まったら、次はその魅力を最大限に引き出す構成を考えましょう。
どんなに素晴らしい経験も、伝え方一つで評価は大きく変わります。
ここでは、あなたの経験を単なる体験談で終わらせず、企業から「この学生に会ってみたい」と思われるための、論理的で説得力のある文章構成を解説します。
1. 結論ファーストで活動の内容を提示
自己PRや志望動機と同様に、学業以外で力を注いだことでも「結論から述べる」のが鉄則です。
最初に話の全体像と最も伝えたい要点を示すことで、聞き手である面接官は、その後の話をスムーズに理解することができます。
ここでの「結論」とは、単なる活動内容の要約ではありません。
「何の活動で、どんな強みを身につけたか」をセットで簡潔に伝えることがポイントです。
(例)
「私は居酒屋でのアルバイト経験を通じて、常にお客様の期待を超えることを追求する課題解決能力を培いました。」
このように書き始めることで、面接官は「これから課題解決能力についての話が聞けるのだな」と明確に認識でき、あなたの論理的思考力も評価されやすくなります。
2. 動機と課題を伝える
次に、なぜその活動に力を注いだのかという「動機」と、そこで直面した「課題」を具体的に説明します。
ここは、あなたの価値観や人柄、物事への向き合い方といった「あなたらしさ」が最も表れる重要な部分です。
「楽しそうだったから」という表面的な理由で終わらせず、「チームで何かを成し遂げたかった」「自分の弱みを克服したかった」など、当時の自分の感情や思考を深掘りしてみてください。
そして、その活動の中で「どのような困難や目標があったのか」という具体的な課題を示すことで、以降のあなたの行動の価値が際立ちます。
3. 具体的なエピソードを伝える
一つ前で提示した課題に対し、あなたが「どのように考え、具体的にどう行動したのか」をエピソードを交えて語ります。
ガクチカの中で最も重要な「核」となる部分です。
ここでは、大会での優勝や売上No.1といった華々しい結果は必ずしも必要ありません。
企業が知りたいのは、課題に対して当事者意識を持ち、頭と体を使って主体的に行動できる人材かどうかです。
「チームの雰囲気を改善するため、週に一度の1on1ミーティングを提案・実行した」「売上を上げるため、お客様の年齢層を分析し、メニューの配置を変えた」など、あなたならではの具体的な行動を描写することで、話に一気に説得力が生まれます。
4. 学びと貢献意欲で「将来の活躍」を期待させる
最後に、その経験全体を通じて何を得たのかという「学び」を述べ、それを入社後にどう活かしていくかという「仕事への再現性」を示して締めくくります。
「この経験で培った〇〇という強みを活かし、貴社の△△という事業で貢献したいです」というように、企業の事業内容や求める人物像と結びつけ、自分が活躍する姿を具体的にイメージさせてアピールすることが重要です。
この締めくくりによって、あなたの経験が過去の思い出話ではなく、未来の活躍を期待させる力強い根拠へと変わるのです。
学業遺体で力を注いだことを魅力的にアピールするコツ
基本的な構成が完成したら、次はそれをどう伝えるかが重要になります。
伝えるものががES/履歴書なのか、面接なのかによって、効果的なアピール方法は異なります。
ここでは、それぞれの場面であなたの経験を最も効果的に伝えるためのコツを解説します。
【ES/履歴書編】人事を惹きつける「読ませる」書き方
ES/履歴書における「学業以外で力を注いだこと」は、面接で深掘りされる前段階の状態です。
数多くのES/履歴書の中から「この学生に会ってみたい」と思わせるため、簡潔かつ魅力的に記述する必要があります。
コツ1. 数字を用いて具体性と客観性を含める
「チームの結束力を高めた」「売上に貢献した」といった抽象的な表現は避け、具体的な「数字」を盛り込みましょう。
数字は、あなたの貢献度を客観的に示す強力な武器になります。
(例)
・(△)チーム一丸となって頑張った。
・(〇)15人のチームで、週に1度のミーティングを3ヶ月間続け、一体感を醸成した。
・(△)売上に貢献した。
・(〇)新メニューの提案により、客単価を100円アップさせ、月の売上を5%向上させた。
コツ2. 一文を短く、構造をシンプルに保つ
採用担当者は、一日に何十、何百ものES/履歴書を読みます。
そのため、一文が長く複雑な文章は敬遠されがちです。
主語と述語を明確にし、一文を60文字以内に収めることを意識すると、驚くほど読みやすくなります。
先に解説した基本的な構成を守れば、自然と論理的で分かりやすい文章になります。
コツ3. 面接官が「ツッコミ」たくなるフックを作る
ESに全ての情報を詰め込む必要はありません。
むしろ、面接で詳しく話すための「余白」を残しておくのが得策です。
例えば、あなたが取ったユニークな行動や、特にインパクトのある成果について、あえて詳細な説明を省くことで、「この部分、面接で詳しく聞いてみよう」と面接官の興味を引くことができます。
【面接編】「また会いたい」と思わせる「聞かせる」ガクチカの話し方
面接は、ESという「予告編」の答え合わせをする「本編」です。
ESの内容をただ暗唱するのではなく、対話を通じてあなたの人柄や思考の深さを伝える場と心得ましょう。
1. 結論から1分で全体像を伝える
面接でガクチカについて尋ねられたら、まずは「1分程度」で要点をまとめて話すことを意識してください。
ESに書いた内容(結論→動機→課題→行動→結果→学び)を、時間内に簡潔に伝える練習をしましょう。
最初に話の全体像を提示することで、その後の面接官からの質問も的を射たものになり、対話がスムーズに進みます。
2.「なぜ?」の5連発に耐える自己分析をしておく
面接官は、あなたの行動の裏側にある「思考プロセス」に最も興味があります。
「なぜその課題に気づいたの?」「なぜその行動を選んだの?」「他に選択肢はなかったの?」といった「なぜ?」という深掘り質問を想定し、自分の考えを明確に説明できるように準備しておきましょう。
この深掘りへの対応力こそが、他の学生との差別化に繋がります。
3. 熱意は表情と声で伝える
面接では、話の内容と同じくらい「話し方」が重要です。
下を向いて暗記した文章を読み上げるのではなく、面接官の目を見て、自信を持った声と明るい表情で話すことを心がけましょう。
本当に力を注いだ経験を語るのですから、あなたの「熱意」は自然と伝わるはずです。
生き生きと話すあなたの姿は、「一緒に働きたい」と思わせる何よりの魅力になります。
学業以外で力を注いだことで避けるべき4つのNG例
ここまでで学業以外で力を注いだことのテーマや構成を解説してきました。
ここでは、多くの就活生が見落としがちな「注意点」をその理由とともに深く解説します。
意図せずマイナス評価を受けるリスクを避け、せっかくの自己アピールの機会を最大限に活かすため、しっかりと確認しておきましょう。
注意点1:嘘や過度な誇張
言うまでもありませんが、嘘や事実と異なる誇張は絶対に避けるべきです。
「華やかなエピソードがない」という焦りから、話を大きく見せたくなる気持ちは分かります。
しかし、面接官は何百、何千という学生を見てきたプロであり、話のリアリティを鋭く見抜きます。
「その時、周りのメンバーの反応はどうでしたか?」「一番大変だったのは具体的にどんな点ですか?」といった深掘り質問を数回繰り返せば、話の矛盾や薄さは簡単に露呈してしまいます。
一度でも「この学生は信頼できない」という印象を持たれてしまえば、その後の選考で挽回することは極めて困難になります。
ビジネスの根幹は信頼関係です。
どんなに些細な経験でも、事実に基づいたあなた自身の言葉で正直に語ることこそが、最高の誠実さのアピールになります。
注意点2:学業に関するテーマ
「学業以外で」と明確に問われているにもかかわらず、学業のテーマを選ぶのは原則として避けましょう。
企業がこの質問をするのは、成績だけでは測れない、あなたの主体性や人柄、ストレス耐性といった側面を知りたいからです。
代表的な例が「ゼミ活動」です。
グループワークや発表など、サークル活動と似た側面があるため混同しがちですが、ゼミはあくまで大学のカリキュラムの一部であり「学業」の範疇です。
これをテーマに選んでしまうと、「質問の意図を正確に理解できない」「指示されたことしかできない」といったマイナスの評価に繋がりかねません。
ただし、「どうしても学業に最も注力してきた」という場合は、後述する「どうしても見つからない場合の対処法」を参考にしてください。
注意点3:ビジネス適性を疑われるテーマ選択
「学業以外」なら何でも良いわけではありません。
内容によっては、あなたの人間性や、ビジネスパーソンとしての判断力を疑われてしまうテーマも存在します。
ギャンブル・宗教・政治など、個人の価値観が強く出るテーマ
パチンコや競馬といったギャンブルは、本人の努力以外の要素が強く、再現性のある強みをアピールするには不向きです。
また、思想信条に関わる宗教や政治の話題は、多様な価値観を持つ人々が働くビジネスの場において非常にデリケートなため、自ら持ち出すのは避けるのが賢明です。
これらのテーマを選ぶこと自体が、TPOをわきまえる能力、すなわちビジネスセンスの欠如と見なされる可能性があります。
恋愛や就職活動そのものをテーマにすること
恋愛経験は、個人のプライベートな感情に寄り過ぎており、そこから客観的で再現性のあるビジネススキルを抽出して語ることは極めて困難です。
また、「就職活動のために資格を取得した」「インターン(長期インターンはOK)に参加した」という話は、その場しのぎで、長期的な視点や内発的な動機に欠ける印象を与えかねません。
あなたの継続的な努力や、本来の興味関心から生まれた経験を伝えるようにしましょう。
注意点4:最大の機会損失、「特にありません」という回答
「特にありません」という回答は、「自己分析ができていない」「主体性に欠ける」と判断されてしまう、最も避けるべきものです。
これは、自分をアピールする絶好の機会を自ら放棄していることに他なりません。
日常をぜひ振り返ってみてください!
華々しい経験や、リーダーを務めた経験は全く必要ありません。
企業が評価するのは、日常の些細なことにも課題意識を持ち、改善のために行動できる姿勢です。
「アルバイトで後輩の教育係を任された」「趣味の筋トレで目標体重を達成した」「毎日自炊を続けて節約に成功した」など、当たり前の日常の中にこそ、あなたの計画性や継続力、課題解決能力は隠れています。
見つけ方のステップに立ち返り、もう一度自己分析をしてみましょう。
どうしてもテーマがない場合の最終手段
それでも見つからない場合、「学業に専念しておりました」と正直に伝えるのも一つの手です。
その際は、ただ伝えるのではなく、「大変恐縮ですが、私は学業である〇〇の研究に最も力を注いできました。そこから得た△△という強みについてお話しさせていただいてもよろしいでしょうか?」と、まず断りを入れた上で、学業の経験をガクチカのフレームワークに沿って語る許可を求めるのが良いでしょう。
この丁寧なコミュニケーションそのものが、あなたの誠実さや論理的思考力を示すことにも繋がります。
就活エージェントに相談してみよう
学業以外で力を注いだことについて悩みがある場合は、就活のプロである就活エージェントへの相談がおすすめです。
「ジョブコミット」であれば、あなたの過去の経験から、選考でのアピールに使えそうなエピソード選びへのアドバイスがもらえます。
企業目線での客観的なアドバイスがもらえるため、志望先の企業からどのような目で見られるかを考慮して、選考書類を作成できるでしょう。
また、企業選びから選考書類の作成、面接対策など、さまざまなサポートを受けられます。
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まとめ
学業以外で力を注いだことは、ガクチカほどではないものの、幅広いエピソードの選択肢がある項目です。
この項目により、企業は就活生がどのような考えで何に力を入れ、どのようなことを学んで身につけたのかを知ることができます。
そのため、企業に自分のどのような側面を伝えたいかに留意して、エピソードを選ぶ必要があるでしょう。
また、文章を組み立てる際は、しっかり構成を守ると伝わりやすくなります。
過去のエピソードをよく分析して、学業以外で力を注いだことを探してアピールしましょう。
