【例文付き】エントリーシートって改行した方がいいの?読みやすくする方法を解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・ESは改行するべきなのか
・改行するべき理由
・改行できないときの対策法

この記事をおすすめしたい人

・ESをこれから書く人
・企業に伝わりやすいESを書きたい人
・ESでは改行すべきなのか悩んでいる人

はじめに

エントリーシート(ES)は、就職活動における最初の関門であり、採用担当者にあなたの第一印象を決定づける重要な書類です。

内容の充実度はもちろんのこと、読みやすく、理解しやすいレイアウトで記述することも、選考を通過する上で不可欠な要素となります。

この記事では、ESの可読性を大きく左右する「改行」の扱いに焦点を当て、紙媒体とWeb媒体それぞれのケースにおける適切な改行方法、そして、改行ができない場合の対策について詳しく解説します。

効果的な改行テクニックを身につけ、採用担当者にストレスなく内容を理解してもらい、あなたの魅力が最大限に伝わるES作成を目指しましょう。

【ESは改行すべき?】ESで改行する必要はある?

エントリーシートで改行を入れるべきかどうかは、ESの形式によって判断が異なります。

エントリーシートにおいて、内容が適切であることはもちろん重要ですが、読みやすいレイアウトも採用担当者に好印象を与えるための重要な要素です。

その中でも、改行は、文章の可読性を大きく左右するテクニックの一つと言えるでしょう。

結論として、適切に改行された読みやすいESは、採用担当者に内容を正確に理解してもらうための有効な手段であり、選考通過の可能性を高めることに繋がると考えられます。

適切に改行されたESは、視覚的に整理され、内容の区切りが明確になるため、採用担当者はストレスなく内容を把握することができます。

採用担当者は日々多くのESに目を通すため、読みやすいESは内容を丁寧に読んでもらえる可能性を高めます。

結果として、あなたの熱意や能力がしっかりと伝わり、選考通過に繋がりやすくなる、と言えるでしょう。

【ESは改行すべき?】ESで改行すべきか分からない

エントリーシート(ES)を作成する際、文章の見た目や読みやすさを左右する改行の扱いに迷う就活生は少なくありません。

採用担当者は日々大量のESに目を通すため、読みやすいESは内容を正確に理解してもらう上で重要な要素となります。

しかし、ESの提出形式によって、適切な改行の仕方は大きく異なります。

ここでは、紙媒体とWeb媒体のそれぞれのケースについて、より詳細に解説します。

紙のエントリーシートの場合

紙のESに手書きまたは印刷で記入する場合、改行は文章を視覚的に整理し、読みやすさを格段に向上させるための有効な手段となります。

段落の区切りを明確にしたり、複数の項目を箇条書きで示す際に適切に改行を入れることで、採用担当者は内容をスムーズに理解することができます。

特に、自己PRや学生時代に力を入れたことなど、長文で記述する必要がある箇所では、適度な改行は視線の移動を助け、内容の理解を深める効果があります。

ただし、改行を多用しすぎて行間が空きすぎると、かえって文章が途切れ途切れになり、内容が薄い印象を与えてしまう可能性があるため、意味のまとまりや論理的な構成を意識し、適切なバランスを心がけることが重要です。

WEBのエントリーシートの場合

Web上でESを入力する場合、改行の扱いは提出先の採用管理システムによって大きく異なります。

システムによっては、入力した改行がHTMLタグとして認識されず、単なる空白として処理されてしまう、あるいは、意図しない文字化けやレイアウト崩れを引き起こすことがあります。

そのため、WebのESで改行を使用する際は、注意が必要です。

WebのESで改行がどのように反映されるか不安な場合は、入力画面のプレビュー機能を必ず利用し、提出前に意図したレイアウトになっているかを確認することが最も重要です。

また、提出先の企業から改行に関する具体的な指示がある場合は、その指示に従うようにしましょう。

【ESは改行すべき?】ESで改行をすべき理由

エントリーシート(ES)において、適切な改行は単なる見た目の調整に留まらず、採用担当者との効果的なコミュニケーションを実現するための、極めて重要なテクニックです。

採用担当者は、限られた時間の中で大量のESを効率的に読み解く必要があるため、視覚的に整理され、内容が把握しやすいESは、選考を有利に進める上で不可欠な要素となります。

以下に、ESで改行を積極的に活用すべき、より深い理由を解説します。

空白があり読みやすくなる

ESに適切な改行を施すことで、文章中に意図的な空白が生まれます。

この空白は、単に見た目をすっきりとさせるだけでなく、視覚的なリズムを生み出し、読者の目の動きを自然に誘導する効果があります。

文字が過密に詰まった文章は、読む人に圧迫感を与え、内容の理解を妨げる可能性があります。

しかし、適切な改行によって行間や段落間に空白を作ることで、視線がスムーズに移動し、内容が頭に入りやすくなります。

採用担当者は日々多くのESに目を通すため、読みやすいESは、内容を丁寧に読んでもらえる可能性を格段に高め、あなたの個性や能力がしっかりと伝わる機会を増やします。

これは、第一印象の向上にも繋がり、あなたの細やかな配慮を示すことにもなるでしょう。

内容ごとに区切ることができ意味が通じやすくなる

改行は、文章を意味のまとまりごとに区切り、論理的な段落構成を作る上で、基礎となる要素です。

自己PR、学生時代に力を入れたこと、志望動機、入社後に貢献できることなど、ESの各項目において、伝えたい内容の主題が変わるごとに適切に改行を入れることで、文章全体の論理的な流れが明確になり、採用担当者はあなたの思考のプロセスを容易に理解することができます。

意味の切れ目が曖昧な文章は、読者に混乱を与え、あなたの意図が正確に伝わらない可能性がありますが、適切な改行は、あなたの考えを整理し、論理的に伝えるための強力なツールとなります。

例文

私の強みは、多様な価値観を持つ人々の間を取り持ち、関係を円滑にする力です。
大学時代に所属していた10人ほどのフットサルサークルでは、メンバー間の仲の良さが活動の活気に繋がると考え、親睦を深めるための様々なイベントを企画・実行しました。
サークルには、積極的に交流したい人もいれば、マイペースに活動したい人もおり、それぞれの考え方に配慮する必要がありました。
そこで私は、イベントの企画段階からメンバー一人ひとりの意見を丁寧にヒアリングし、全員が楽しめる内容になるよう調整に尽力しました。
例えば、運動が苦手なメンバーも参加しやすいように、スポーツ系のイベントだけでなく、食事会やレクリエーションなどもバランス良く取り入れました。
その結果、以前よりもサークル全体の雰囲気が良くなり、メンバー間のコミュニケーションも活発になりました。
この経験を通して培った、多様な意見を調整し、良好な人間関係を築く力は、貴社の業務においても、チームメンバーと円滑に連携し、目標達成に貢献できると確信しております。

内容の抜け漏れを防ぐことができる

複数の要素を列挙する際や、段階的な説明を行う場合に、改行を効果的に活用することで、伝えたい内容の抜け漏れを防ぐという重要な効果が期待できます。

箇条書きのように、一つ一つの項目を改行して記述することで、情報が視覚的に整理され、採用担当者は重要な情報を漏れなく、効率的に把握することができます。

また、あなた自身がESを記述する際にも、改行を意識することで、思考が整理され、伝えたい要素を網羅的に記述しやすくなります。

改行は、情報を構造化し、相手に分かりやすく伝えるための、シンプルながらも非常に効果的なテクニックと言えるでしょう。

【ESでは改行すべき?】改行の基本的なルール

エントリーシート(ES)は、採用担当者があなたの第一印象を形成し、選考を進める上で重要な判断材料となる書類です。

そのため、内容の適切さはもちろんのこと、読みやすく、理解しやすいレイアウトで記述することが不可欠です。

改行は、この読みやすさを大きく左右する要素であり、効果的に情報を伝えるためには、適切に活用することが重要となります。

ここでは、採用担当者にストレスなく内容を理解してもらうための、ESにおける改行の基本的なルールを解説します。

段落の一区切り

文章の内容が論理的に一段落したら、必ず改行を入れるようにしましょう。

段落は、一つのまとまった話題や主張を展開するために構成される意味の最小単位です。

改行によって段落を明確に区切ることで、視覚的に文章が整理され、採用担当者は内容の区切りや構成を容易に把握することができます。

特に、自己PRや学生時代に力を入れたことなど、ある程度の長文になる場合は、適切な段落分けと改行が、読みやすさを飛躍的に向上させ、あなたの思考の流れをスムーズに伝える助けとなります。

箇条書き

複数の項目を簡潔に、かつ分かりやすく伝えたい場合は、積極的に箇条書きを活用しましょう。

各項目の先頭に「・」や数字、アルファベットなどの記号を記述し、項目の終わりで必ず改行することで、情報を視覚的に整理し、採用担当者が短時間で重要な情報を効率的に把握するのを助けます。

箇条書きは、あなたの強みや実績、経験、スキルなどを複数列挙する際に特に効果的です。

採用担当者は、箇条書きによって整理された情報を素早く把握し、あなたの持つ多様な側面を理解することができます。

ただし、箇条書きを多用しすぎると、文章全体の流れが途切れがちになるため、適切なバランスを考慮することが大切です。

【ESでは改行すべき?】WEBのESで改行できない場合の対策法

Webのエントリーシート(ES)の入力システムは、企業によって仕様が異なり、中には意図した改行が正しく反映されない、または完全に無視されてしまうケースも存在します。

しかし、採用担当者が効率的に内容を理解し、あなたの魅力が伝わる読みやすいESを作成することは、選考を通過する上で依然として非常に重要です。

改行が思うように機能しない環境下でも、以下の対策を講じることで、採用担当者にストレスなく内容を理解してもらい、効果的なアピールを実現することができます。

一文を50文字以内にする

改行ができない場合、文章が途切れることなく長く続いてしまうと、視線の移動距離が長くなり、読む人に大きな負担を与え、内容の理解度を著しく低下させる可能性があります。

このような状況を避けるためには、一文をできるだけ短く、50文字以内を目安として記述することを強く意識しましょう。

句読点(読点「、」や句点「。」)を適切に活用し、意味のまとまりごとに短く区切ることで、文章に自然な区切りを作り、視線の流れをスムーズにすることができます。

短く簡潔な文章は、情報伝達の効率を高め、採用担当者にあなたの考えを的確に伝える上で有効です。

数字を用いて箇条書きにする

複数の項目を列挙したい場合に、改行による視覚的な分離が期待できない場合は、「1.」「2.」「(1)」「(2)」といった数字やアルファベットを各項目の冒頭に用いることで、箇条書きのような効果的な視覚的な区切りを作り出すことができます。

各項目の先頭に番号や記号を付与し、その後に続く内容を簡潔に記述することで、情報を整理して伝えることが可能になります。

番号や記号は、採用担当者が情報を構造的に把握するのを助け、重要なポイントを見落とすリスクを減らす効果があります。

強調したい箇所にかっこや太字などを使う

特に伝えたいキーワードや、あなたの強みや実績を示す重要なフレーズがある場合は、かっこ()鍵かっこ「」、またはWeb ESの入力システムでテキスト装飾機能(太字、下線など)が利用できるか確認し、積極的に活用することで、視覚的な強調を加えることができます。

改行による強調が難しい状況下でも、これらの装飾を用いることで、採用担当者の注意を引きつけ、伝えたい情報を効果的に際立たせることができます。

ただし、過度な装飾は逆効果になる可能性もあるため、使用は必要最小限に留めるように心がけましょう。

難しい言葉を使わない

改行ができないESでは、複雑な言い回しや専門用語、難解な言葉の使用は、文章の読みにくさを著しく助長する可能性があります。

採用担当者は、あなたの文章の美しさではなく、内容の理解を最優先としています。

そのため、平易な言葉を選び、誰にでも理解できる簡潔で分かりやすい文章を心がけることが、改行がない状態でも、採用担当者にスムーズに内容を理解してもらうための重要なポイントとなります。

専門用語や業界特有の言葉は避け、一般的な言葉で具体的に説明するように努めましょう。

句読点や接続詞を使う

改行の代わりに、句読点読点「、」句点「。」)や接続詞「しかし」「したがって」「また」「さらに」など)を適切に用いることで、文と文の繋がりや意味の切れ目を明確に示すことができます。

これにより、改行による段落分けができない場合でも、文章の流れがスムーズになり、採用担当者はあなたの思考の展開を容易に追うことができます。

接続詞を効果的に使用することで、文章全体の論理的な構造を示すことができ、内容の理解度を高めることに繋がります。

【ESでは改行すべき?】手書きのESの場合の対策法

手書きのエントリーシート(ES)の場合、WebのESとは異なり、基本的に改行は意図した通りに反映されます。

段落分けや箇条書きなど、読みやすさを意識した改行を積極的に活用することが推奨されます。

特に強調したい文言やキーワードがある場合には、以下の方法を用いることで、採用担当者の注意を引き、内容を効果的に伝えることができます。

重要な単語やフレーズを強調したい場合は、文字をやや太めに、丁寧に記述することで、視覚的な強弱をつけることができます。

特に重要なキーワードや、採用担当者の目を引かせたい語句の下に、丁寧に直線を引くことで、強調することができます。

しかし、下線を引きすぎると、かえって重要な部分が埋もれてしまい、分かりにくくなる可能性があるため、使用は必要最小限に留めるべきでしょう。

また、自分の発言や具体的なエピソードなど、特に強調したい一文をカギ括弧「」で囲むことで、その部分に注目を集めることができます。

会話文や引用文を明確に示す際にも有効な手段です。

いずれの方法も、過度な装飾は逆効果になる可能性もあるため、全体としての読みやすさを損なわない範囲で、効果的に活用することが大切です。

【ESでは改行すべき?】ESで改行するときの注意点

エントリーシート(ES)において、改行は採用担当者にあなたの情報を分かりやすく伝えるための重要なテクニックですが、使い方を誤ると逆効果になることもあります。

ここでは、ESで改行を効果的に使用し、かつ採用担当者に好印象を与えるために注意すべき点を解説します。

箇条書きのように全文改行しない

読みやすさを意識するあまり、短いフレーズや一文ごとに安易に改行を繰り返してしまうのは避けるべきです。

文章が縦に途切れ途切れに表示されると、視線が不自然に移動し、かえって内容の繋がりや論理的な流れが理解しにくくなります。

改行は、意味のまとまりを示す段落の区切りや、複数の情報を整理するための箇条書きなど、論理的な構成に基づいて適切に行うことが重要です。

文章全体を通して、自然な流れを意識した記述を心がけましょう。

改行しすぎて枠からはみ出ないように

ESには、限られた文字数制限や、企業が指定する記入枠が設けられています。

読みやすさを追求するあまり、改行を多用しすぎると、肝心の内容を十分に記述するためのスペースが不足したり、指定された記入枠からはみ出してしまう可能性があります。

改行を行う際は、文章全体のバランスを考慮し、必要な情報を過不足なく、かつ明確に記述できるよう心がけましょう。

特に、自己PRやガクチカなど、具体的な経験や実績を詳細に説明する必要がある箇所では、改行と文字数のバランスを慎重に検討することが重要です。

マス目のあるエントリーシートは改行しない

ESにマス目が設けられている場合、それは基本的に一マスに一文字を丁寧に記入することを指示する形式です。

このような形式のESでは、改行は通常指示されておらず、意図的に改行を入力すると、文字がマス目からはみ出したり、ES全体のレイアウトが崩れたりする原因になります。

マス目のあるESでは、改行はせず、指定されたマス目内に文字が収まるように、丁寧に記述することを心がけましょう。

指示された形式を守ることは、企業に対する基本的な礼儀であり、丁寧な印象を与えることにも繋がります。

【ESでは改行すべき?】エージェントで効果的なESを作成しよう!

エントリーシート(ES)の作成において、改行の扱いはもちろん、内容の構成や表現一つひとつが選考結果を左右する可能性があります。

もし、ESの作成に不安を感じているのであれば、就活エージェントのサポートを積極的に活用することをおすすめします。

就活エージェントは、ESの基本的な書き方から、あなたの強みや魅力を最大限に引き出す効果的な表現方法、そして、企業が求める人物像に合致するアピールポイントの見つけ方まで、プロの視点から的確なアドバイスを提供してくれます。

ジョブコミット」では、ES作成のサポートだけでなく、自己分析の深掘り、企業選びのアドバイス、面接対策など、就職活動全般にわたる包括的な支援を提供してくれます。

ES作成に不安を感じる場合は、積極的に就活エージェントを活用し、自信を持って選考に臨みましょう。

完全無料で利用できるため、気になる方はぜひ登録してみてください。

まとめ

エントリーシート(ES)における改行は、単なる体裁ではなく、採用担当者に情報を効果的に伝え、選考を有利に進めるための重要なテクニックです。

ES作成においては、意味のまとまりで区切ること、箇条書きを活用するなどの改行の基本的なルールを守りつつ、改行のしすぎによる情報不足やレイアウト崩れにも注意が必要です。

特に、マス目のあるESでは改行は避けるべきでしょう。

ESの作成に不安を感じる場合は、就活エージェントなどの専門家のサポートを活用することで、効果的なESを作成し、自信を持って選考に臨むことができます。

改行を適切に使いこなし、採用担当者にあなたの魅力と能力がしっかりと伝わるESを作成しましょう。

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