【業界研究】フィンテック業界とは?業務内容やビジネスモデルをわかりやすく解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること
  • フィンテック業界の特徴
  • フィンテック業界の業務内容
  • フィンテック業界に向いている人
この記事をおすすめしたい人
  • フィンテック業界に興味のある人
  • フィンテック業界の業界研究がしたい人
  • フィンテック業界をより詳しく知りたい人

目次目次を全て表示する

はじめに

スマートフォン決済や資産管理アプリの普及により、私たちの生活においてお金の扱い方は劇的に変化しました。

この変化の中心にあるのが、金融とテクノロジーを融合させて革新的なサービスを生み出すフィンテック業界です。

従来のメガバンクや証券会社とは異なり、スピード感のある環境で最先端のビジネスに挑戦できるため、近年多くの就活生から注目を集めています。

しかし、業界の成長スピードが非常に早いため、具体的な仕組みや個々の企業の特徴を正しく理解できている就活生は多くありません。

この記事では、フィンテック業界の基礎知識から代表的な企業、今後のトレンド、選考対策までを網羅して解説します。

業界の全体像を掴み、納得のいく内定を獲得するための準備を進めましょう。

フィンテック業界とは?

フィンテック業界とは、金融(Finance)と技術(Technology)を掛け合わせた造語であり、ITを活用してこれまでにない革新的な金融サービスを提供する産業を指します。

従来の銀行窓口で行っていた手続きをスマートフォン一台で完結させるなど、生活の利便性を向上させるだけでなく、企業の資金調達や会計業務のあり方も根本から変えています。

この業界を志望する上で重要なのは、単なるIT企業ではなく、お金という社会の根幹を支えるビジネスを扱っている点への理解です。

テクノロジーの力で古い業界構造を破壊し、新しい価値を創造するダイナミズムが最大の魅力です。

まずは、この業界がどのようにして利益を上げているのか、その根底にある収益構造について理解を深めていきましょう。

フィンテック業界のビジネスモデル

フィンテック業界のビジネスモデルは多岐にわたりますが、代表的なものとして、月額固定料金を得るサブスクリプション型と、決済ごとに手数料を受け取る手数料型があります。

例えば、クラウド会計ソフトを提供する企業は、毎月のシステム利用料を企業から受け取ることで安定した収益基盤を築いています。

一方で、スマートフォン決済や送金アプリを運営する企業は、加盟店からの決済手数料やユーザー間の送金手数料が主な収益源です。

就活生の皆さんは、志望する企業がどちらのモデルに軸足を置いているのかを必ず確認してください。

収益モデルを理解することで、その企業がサービスの利用頻度を高める施策に注力しているのか、それとも法人顧客の継続利用を重視しているのかといった事業戦略の意図が見えてきます。

フィンテック業界の業務内容

フィンテック業界の業務内容は、最先端のシステムを構築するフェーズから、法規制をクリアして安定的にサービスを運用するフェーズまで、非常に幅広い領域に及んでいます。

一般的なITベンチャーと異なり、金融という極めて高い信頼性が求められるデータを扱うため、各部署が綿密に連携しながら仕事を進める特徴があります。

志望動機を具体化するためには、それぞれの業務がどのように関わり合い、サービスを支えているのかを把握することが大切です。

フィンテック業界の業務内容
  • プロダクト開発・エンジニアリング
  • 企画・プロダクトマネジメント(PdM)
  • リスク管理・コンプライアンス(法務・審査)

プロダクト開発・エンジニアリング

プロダクト開発・エンジニアリングは、ユーザーが日常的に利用するアプリや、企業の基幹となる決済システムを実際に構築するコア業務です。

単にプログラムを書くだけでなく、1分間に数万件もの決済が集中しても絶対にダウンしない強固なシステム基盤を設計することが求められます。

お金を扱うサービスの性質上、わずかなバグやシステムの停止が社会的な信用失墜に直結するため、他のIT業界よりも厳格なテストやセキュリティ対策を繰り返す特徴があります。

この業務に携わりたい就活生は、大学でのプログラミング経験や開発実績をアピールするだけでなく、金融インフラの安定稼働に対する強い責任感を面接で伝えることが選考突破の鍵となります。

企画・プロダクトマネジメント(PdM)

企画・プロダクトマネジメント(PdM)は、どのような金融サービスを世に送り出すかという戦略を立て、開発からリリースまでの全工程を牽引する業務です。

市場のニーズを徹底的に分析し、ユーザーが抱えるお金の課題を解決するための機能を企画します。

デザイナーやエンジニアと対話を重ねながら、アプリの画面遷移や使いやすさを磨き上げる役割を担うため、組織のハブとしての機能が求められます。

この業務を志望する場合は、単にアイデアを出すだけでなく、開発の優先順位を論理的に決定するデータ分析力が必要です。

学生時代に複数の異なる立場の人を巻き込んでプロジェクトを成功させた経験があれば、大きなアピール材料になります。

リスク管理・コンプライアンス(法務・審査)

リスク管理・コンプライアンス(法務・審査)は、サービスが法律に準拠しているかを厳格にチェックし、不正利用や犯罪からユーザーを守る防衛の要です。

金融ビジネスは法律による規制が非常に厳しいため、新しいサービスを立ち上げる際には、法的な問題をクリアしているかを慎重に検証しなければなりません。

また、マネーロンダリングやカードの不正利用を検知するシステムの運用、融資の際の信用審査などもこの業務に含まれます。

一見すると地味に思える領域ですが、このガバナンスが機能しなければ企業の存続自体が危うくなるため、非常に重要視されています。

法学部での学びや、物事を客観的かつ緻密に検証できる性格を持つ人に適した業務です。

フィンテック業界の種類

フィンテック業界は、サービスを誰に対して提供しているのか、またどのような金融機能を持っているのかによって大きく3つの領域に分類されます。

それぞれの領域ごとに、ターゲットとなる顧客の特性や求められるビジネスのスピード感が異なります。

自分がどの領域に最も興味があるのかを整理することで、企業選びの軸がより明確になります。

フィンテック業界の種類
  • BtoC型:個人向けサービス企業
  • BtoB型:企業向けサービス企業
  • インフラ・BtoBtoC型:金融機能の提供企業

BtoC型:個人向けサービス企業

BtoC型は、個人の一般消費者を対象に、日々の生活を豊かにする金融サービスを直接提供する企業群です。

身近な例では、スマートフォンのQRコード決済アプリや、個人の銀行口座と連携して自動で家計簿を作成する資産管理ツール、インターネットを通じた少額投資プラットフォームなどが挙げられます。

この領域では、デザインの分かりやすさや直感的な操作性がユーザー獲得の決定打となるため、顧客体験の向上が最優先されます。

トレンドの移り変わりが非常に早く、ユーザーの声を即座にアプリへ反映する柔軟な対応力が特徴です。

普段からこれらのサービスを使い込み、ユーザーとしての気付きを言語化しておくことが有効な対策になります。

企業例

PayPay株式会社、楽天カード / 楽天銀行 / 楽天証券、ウェルスナビ株式会社、株式会社スマートバンク

BtoB型:企業向けサービス企業

BtoB型は、企業の経営課題や業務効率化をサポートするための金融テクノロジーを提供する企業群です。

中小企業やスタートアップを対象としたクラウド型の会計ソフト、経費精算システム、請求書の発行や回収を自動化するサービスなどが代表例です。

日本の多くの企業が抱えるバックオフィス業務の人手不足やアナログな慣習を、デジタルの力で劇的に解決する役割を果たしています。

この領域のビジネスでは、顧客企業の生産性向上やコスト削減に直結する論理的な提案力が求められます。

一般消費者の目には触れにくいですが、企業の経済活動を根底から支える社会的影響力の大きいビジネスを展開している点が特徴です。

企業例

株式会社マネーフォワード、freee株式会社、株式会社UPSIDER

インフラ・BtoBtoC型:金融機能の提供企業

インフラ・BtoBtoC型は、自社で直接エンドユーザーにサービスを提供するのではなく、他の企業に対して金融の仕組みや決済の基盤を提供する企業群です。

例えば、一般の事業会社が自社のアプリ内に決済機能や即時融資機能を組み込めるようにするための、システム接続口(API)を提供する企業がこれに該当します。

非金融企業が手軽にフィンテックを導入できるように裏側で支える存在であり、組み込み型金融の普及に伴って急速に市場が拡大しています。

極めて高度な技術力と安定性が求められる領域であり、テクノロジーの力で社会の共通基盤をアップデートする仕事に携わりたい就活生に最適な領域です。

企業例

株式会社インフキュリオン、株式会社ネットプロテクションズ、株式会社bitFlyer

フィンテック業界の代表企業10選

市場を牽引するトップ企業の動向を把握することは、業界研究において最も効率的な方法です。

知名度だけでなく、各社がどのような強みを持ち、どの領域で独自の価値を提供しているのかを比較分析していきましょう。

フィンテック業界の代表企業10選
  • 株式会社マネーフォワード
  • freee株式会社
  • ウェルスナビ株式会社
  • PayPay株式会社
  • 楽天カード / 楽天銀行 / 楽天証券
  • 株式会社インフキュリオン
  • 株式会社スマートバンク
  • 株式会社UPSIDER
  • 株式会社ネットプロテクションズ
  • 株式会社bitFlyer

株式会社マネーフォワード

株式会社マネーフォワードは、個人向けの家計簿・資産管理アプリから、法人向けのバックオフィス支援SaaSまで、幅広く事業を展開する日本を代表するフィンテック企業です。

お金の見える化を軸に、ユーザーの人生や企業の経営をポジティブに変えることを目指しています。

個人向けアプリで培ったデータ連携技術を活かし、法人向けでも圧倒的な利便性を実現している点が強みです。

ユーザーに寄り添う誠実さと、社会に新しいインフラを定着させる強い当事者意識を持つ人材が求められます。

freee株式会社

freee株式会社は、「スモールビジネスを、世界の主役に。

」というミッションを掲げ、個人事業主や中小企業向けのクラウド会計・人事労務ソフトを提供する企業です。

従来の複雑な勘定科目の入力作業を自動化し、誰でも簡単に確定申告や決算が行える世界を実現しました。

単なる効率化ツールではなく、企業の成長を支援する総合的なプラットフォームを目指しています。

既存の枠組みに囚われない自由な発想や、現場の課題を泥臭く解決する情熱を持つ就活生に向いています。

ウェルスナビ株式会社

ウェルスナビ株式会社は、AIを活用して全自動で資産運用を行う「ロボアドバイザー」サービスを提供する、資産運用テックのリーディングカンパニーです。

働く世代が豊かさを実感できるよう、預けた資金を世界中の多様な資産に分散投資する仕組みを手軽な手数料で提供しています。

これまで投資に馴染みがなかった層を次々と顧客化し、預かり資産を急成長させています。

長期的な信頼関係の構築を重視する姿勢や、金融の専門知識をテクノロジーで民主化することに共感できる人におすすめです。

PayPay株式会社

PayPay株式会社は、圧倒的なシェアを誇るスマートフォン決済サービスを運営する企業です。

大規模なポイント還元キャンペーンや、あらゆる店舗への徹底的な営業展開により、日本のキャッシュレス決済を一気に普及させました。

現在は決済を入り口として、アプリ内での投資や保険、ECなど、あらゆる生活シーンを繋ぐスーパーアプリへの進化を遂げています。

圧倒的なスピード感の中で、市場の勢力図を大きく塗り替えるダイナミックな仕事に挑戦したい人に最適です。

楽天カード / 楽天銀行 / 楽天証券

楽天グループの金融セクターは、クレジットカード、ネット銀行、オンライン証券を網羅し、独自の巨大な経済圏を構築しています。

それぞれのサービスが「楽天ポイント」をフックに強力に連携しており、クロスユースによる顧客の囲い込みで圧倒的な収益性を誇ります。

デジタルを活用した利便性の高さと、親しみやすさが強みです。

膨大な会員データを活用したマーケティングに関心がある人や、総合的な金融サービスの変革に携わりたい就活生に適しています。

株式会社インフキュリオン

株式会社インフキュリオンは、決済領域を中心としたコンサルティング事業と、金融プラットフォームの提供を行うBtoB型の優良企業です。

事業会社が自社ブランドのクレジットカードを発行したり、決済機能を導入したりするためのシステム基盤を提供し、あらゆる業界のフィンテック化を黒子として支えています。

業界全体の動向を見据えた戦略立案に強みがあります。

金融ビジネスを根底からデザインする高い視座や、企業の経営陣と対等に渡り合う論理的思考力を磨きたい人にマッチします。

株式会社スマートバンク

株式会社スマートバンクは、家計簿プリペイドカード「B/43(ビーヨンサン)」を運営する注目のフィンテックスタートアップです。

チャージしたカードで支払うだけで、アプリが自動で支出を支出項目ごとに分類し、毎月の予算管理を驚くほどシンプルにします。

夫婦やカップルで共有できる口座など、現代のライフスタイルに合わせた機能が若い世代に支持されています。

徹底的なユーザーインタビューに基づくプロダクト開発を行っており、顧客の真のニーズを追求したいというマインドを持つ人に最適です。

株式会社UPSIDER

株式会社UPSIDERは、成長企業やスタートアップ向けの法人カードおよび決済口座サービスを提供する急成長企業です。

従来の金融機関では審査が難しかった若いベンチャー企業に対し、独自の与信モデルを構築することで高い利用限度額を迅速に提供し、挑戦を支えています。

利便性の高いガバナンス機能も備えており、経営者の右腕として機能します。

これまでの金融の常識を疑い挑戦者の挑戦を支える社会的意義の大きい仕事に情熱を注ぎたい就活生に非常に向いています。

株式会社ネットプロテクションズ

株式会社ネットプロテクションズは、日本における「BNPL(後払い決済)」のパイオニアであり、ECサイト等で広く利用される決済サービスを運営しています。

独自のデータをもとに一瞬で与信審査を行う技術を持ち、カードを持たない層でも安心してオンラインショッピングができる環境を作りました。

ティール組織と呼ばれる独自のフラットな組織文化でも有名です。

テクノロジーによる安心の提供に共感する人や、自律的な組織の中で自己成長を遂げたいと考える就活生におすすめです。

株式会社bitFlyer

株式会社bitFlyerは、暗号資産(仮想通貨)の取引所を運営し、Web3やブロックチェーン領域の最前線を走る企業です。

高度なセキュリティ技術を武器に、ビットコインをはじめとする多様なデジタル資産の安全な売買環境を提供しています。

ブロックチェーン技術の法人向け活用など、次世代の金融インフラ構築にも取り組んでいます。

最先端のテクノロジーへの強い興味があり、未知の市場を開拓していく知的なタフさを持つ就活生にとって、刺激的な環境が整っています。

フィンテック業界の隠れ優良企業5選

知名度の高い大手企業以外にも、特定のニッチ領域で圧倒的なシェアを持ち、極めて高い利益率や成長性を誇る隠れ優良企業が存在します。

選考の競争率が大手ほど高くないケースもあり、就活の選択肢を広げる上で非常に魅力的な企業群です。

フィンテック業界の隠れ優良企業5選
  • 株式会社Liquid
  • OLTA株式会社
  • 株式会社DGフィナンシャルテクノロジー
  • 株式会社GOJO / ゴジョー・アンド・カンパニー
  • 株式会社justInCase

株式会社Liquid

株式会社Liquidは、オンラインで完結する本人確認(eKYC)サービスにおいて国内トップクラスのシェアを誇る企業です。

スマートフォンのカメラで顔写真と免許証を撮影するだけで、高度なAI技術により一瞬で本人確認を完了させるシステムを提供しています。

金融機関の口座開設や各種サービスの登録時に不可欠なインフラとなっており、セキュリティと利便性を両立させています。

顔認証AIなどの最先端技術に関心がある人や、デジタル社会の安全な入り口を作る仕事に携わりたい人に最適です。

OLTA株式会社

OLTA株式会社は、企業の請求書を買い取って早期に現金化する「クラウドファクタリング」を提供するフィンテック企業です。

従来の手続きが煩雑だった資金調達を、独自のAI審査モデルによって完全オンライン化し、数日以内に資金を届ける仕組みを構築しました。

中小企業の資金繰りの悩みを解消する画期的なサービスとして、多くの地方銀行とも提携を進めています。

データ分析を活用して新しい与信の形を作ることに興味がある人や、中小企業の経営を泥臭く支えたいという想いを持つ就活生に適しています。

株式会社DGフィナンシャルテクノロジー

株式会社DGフィナンシャルテクノロジーは、デジタルガレージグループに属し、総合的な決済代行サービスを提供する安定企業です。

ECサイトや実店舗に対して、クレジットカードや電子マネーなどの多様な決済手段を網羅したシステムを一括で提供しています。

年間で巨額の決済処理を行っており、強固な経営基盤と高い信頼性が強みです。

フィンテックのインフラを陰から支えるスケールの大きな仕事であり、安定した環境の中でじっくりと技術や専門知識を磨きたいと考える就活生におすすめです。

株式会社GOJO / ゴジョー・アンド・カンパニー

ゴジョー・アンド・カンパニーは、「民間版の世界銀行」を目指し、途上国の貧困層向けに小口融資を行う「マイクロファイナンス」を展開するグローバル企業です。

テクノロジーを活用して現地の金融機関の業務を効率化し、これまで金融サービスを受けられなかった人々に安価で安全なお金を届けています。

社会的インパクトの大きさが特徴です。

グローバルな社会課題の解決にビジネスの力で挑戦したい人や、圧倒的な志の高さを持つ仲間と世界を舞台に働きたい就活生にマッチします。

株式会社justInCase

株式会社justInCaseは、テクノロジーを駆使して新しい保険の形を提案する「インシュアテック」領域の先駆的な企業です。

スマートフォンのセンサーを活用して歩数や安全運転度合いを計測し、それに応じて保険料が割引になるなど、データに基づいたユニークな保険商品を開発・提供しています。

従来の保険の仕組みをよりシンプルで納得感のあるものへと変革しています。

データサイエンスを活かした商品開発に興味がある人や、古くからある巨大な産業に風穴を開けたいという挑戦心を持つ人に最適です。

フィンテック業界の職種

フィンテック業界の組織は、最先端の技術をシステムに落とし込むエンジニア、プロダクトの価値を最大化して顧客へ届けるビジネス職、そして金融としての信頼性を担保する管理・ガバナンス職が三位一体となって機能しています。

それぞれの役割と求められる専門性を確認していきましょう。

フィンテック業界の職種
  • 開発・技術系
  • ビジネス・営業系
  • 管理・ガバナンス系

開発・技術系

開発・技術系は、金融サービスの基盤となるシステムの設計から運用までを一手に引き受ける専門職の集まりです。

お金のデータを24時間365日、安全かつ高速に処理するための高度なスキルが要求されます。

新しい技術を積極的に取り入れ、サービスの利便性を向上させる原動力となる領域です。

アプリケーションエンジニア

アプリケーションエンジニアは、ユーザーが直接触れるスマートフォンアプリやWebサイトの機能を実装する役割です。

ユーザーがストレスなく、直感的に操作できる画面や決済プロセスを構築します。

単に綺麗なコードを書くだけでなく、ユーザーの使いやすさを最優先する視点を持って開発に取り組める柔軟性が求められます。

セキュリティ・インフラエンジニア

セキュリティ・インフラエンジニアは、大量の決済データを処理するサーバーの構築や、外部からのサイバー攻撃を防ぐ防御壁を作る役割です。

金融システムにおける絶対的な安全性と稼働率を維持するため、24時間体制での監視や脆弱性の修正を行います。

社会インフラを守るという非常に高い責任感が必要な仕事です。

データサイエンティスト / AIエンジニア

データサイエンティスト / AIエンジニアは、蓄積された膨大な決済データや顧客行動データを分析し、機械学習モデルを構築する役割です。

不正な取引を自動で検知するアルゴリズムの開発や、融資の際のAI自動審査モデルの作成などを担当します。

統計学の深い知識を駆使して、ビジネスの付加価値を高める頭脳労働です。

ビジネス・営業系

ビジネス・営業系は、技術者が作ったシステムをどのような形でお客様に届け、企業の利益に変えていくかを戦略的に考える役割です。

市場と開発現場を繋ぐ架け橋として、コミュニケーション能力を存分に発揮できる職種が集まっています。

プロダクトマネージャー(PdM)

プロダクトマネージャー(PdM)は、サービス開発の方向性を決定し、全体の進行を統括する責任者です。

ユーザーの要望や経営戦略を踏まえて機能の優先順位を決め、エンジニアやデザイナーへ的確に指示を出します。

異なる専門性を持つメンバーをまとめ上げる高いリーダーシップが必要不可欠です。

事業開発(BizDev) / 法人営業

事業開発(BizDev)や法人営業は、自社のフィンテックサービスを導入してくれる提携企業や加盟店を開拓する役割です。

特に大企業との提携案件では、相手方の経営課題を分析し、自社の金融機能をどう組み込めば利益が出るかを提案します。

複雑なビジネスモデルを構築する構想力が求められます。

デジタルマーケター

デジタルマーケターは、Web広告やSNS、コンテンツマーケティングを駆使して、アプリの認知度を高め、新規ユーザーを獲得する役割です。

ユーザーの獲得コスト(CPA)や継続率を細かく分析し、限られた予算で最大の成果を出すための広告運用を行います。

数字の細かい変化に気づける分析力が強みになります。

管理・ガバナンス系

管理・ガバナンス系は、法律やリスクの観点からビジネスにブレーキをかけ、適切な軌道を守るための非常に重要な役割です。

金融としての信頼性を担保し、企業の社会的信用を背負うプロフェッショナルな職種です。

コンプライアンス・法務

コンプライアンス・法務は、新サービスが資金決済法や銀行法などの各種金融規制に違反していないかを事前にチェックする役割です。

規制当局(金融庁など)との調整や、法改正に伴う社内ルールの変更も担当します。

法律の専門知識をベースに、事業を安全に成長させる道筋を示す役割です。

リスク管理・不正監視

リスク管理・不正監視は、システム内でリアルタイムに発生する取引をチェックし、クレジットカードの不正利用やマネーロンダリングの兆候を検知する役割です。

最新の詐欺手口を研究し、被害を未然に防ぐための監視ルールをアップデートします。

些細な違和感を見逃さない高い注意力が求められます。

信用審査

信用審査は、融資や後払い決済(BNPL)を希望するユーザーに対して、お金を貸しても問題がないかを独自のデータをもとに判断する役割です。

過去の返済履歴や行動データから貸し倒れのリスクを計算します。

企業の利益を守りつつ、多くの人にサービスを利用してもらうためのバランス感覚が問われます。

フィンテック業界の課題は?

急成長を遂げているフィンテック業界ですが、お金という極めてデリケートな価値を扱うがゆえに、直面している課題も深刻です。

面接の逆質問などでこれらへの理解を示すことは、単なる憧れではなく業界の現実を捉えた優秀な人材として評価されることに繋がります。

フィンテック業界の課題は?
  • 巧妙化するデジタル犯罪とサイバーセキュリティ対策
  • 厳格な金融規制(法改正)への適応コスト
  • 業界全体での「高度IT×金融人材」の圧倒的不足

巧妙化するデジタル犯罪とサイバーセキュリティ対策

フィンテックの普及に伴い、個人情報の流出やアカウントの乗っ取り、システムを標的にしたランサムウェア攻撃などのデジタル犯罪が激化しています。

ハッカーの手口は日々巧妙化しており、一たび大規模な不正出金などのトラブルが発生すれば、そのサービスの利用者は一気に離れてしまいます。

企業は膨大な予算と人員を割いてセキュリティ強化を続けていますが、犯罪とのいたちごっこが続いているのが現状です。

就活生の皆さんは、志望企業がどれほどセキュリティ対策に投資しているかを確認し、安全性と利便性をどのように両立させようとしているのかという視点を持ってください。

厳格な金融規制(法改正)への適応コスト

フィンテック企業は、イノベーションを起こす一方で、ユーザー保護を目的とした国の厳しい金融規制を遵守しなければなりません。

法律の改正や規制の強化が行われるたびに、システムの仕様変更や社内の管理体制の刷新が必要となり、その対応コストは企業の利益を大きく圧迫します。

ルールを破れば即座に業務停止などの重い処分が下るため、常に法改正の動向を先回りして把握する必要があります。

スタートアップのようなスピード感を維持しながら、金融機関としての重いガバナンスを両立させなければならない点が、多くのフィンテック企業が抱える大きな壁です。

業界全体での「高度IT×金融人材」の圧倒的不足

フィンテックというビジネスを拡大するためには、最先端のITスキルと、複雑な金融の仕組み・法律の両方を深く理解している「高度専門人材」が必要です。

しかし、このような稀少な人材は市場にほとんど存在せず、業界全体で深刻な奪い合いが起きています。

エンジニアが金融のルールを理解していなかったり、逆に金融出身者がテクノロジーのスピード感についていけなかったりするミスマッチが多発しています。

就活生の皆さんが選考に挑む際には、入社後に自ら主体的に不足している領域の知識を学びに行く姿勢をアピールすることが、大きなプラス評価に直結します。

フィンテック業界の将来性は?

直面する課題は大きいものの、フィンテック業界が持つ今後の市場の伸び代は非常に大きく、将来性は極めて明るいと言えます。

生活のデジタル化がさらに深まる中で、ビジネスの可能性を大きく広げる3つの追い風について確認しておきましょう。

組み込み型金融(BaaS)による非金融領域への浸透

今後のフィンテック業界における最大の成長エンジンとされているのが、あらゆるサービスに金融機能が溶け込んでいく組み込み型金融(BaaS)の普及です。

これまでは銀行や証券会社のアプリを開いて行っていた手続きが、お気に入りのECサイトやSNS、旅行予約アプリの中でシームレスに完結するようになります。

これにより、非金融企業が自社の顧客に対して手軽に決済や融資を提供できるようになり、フィンテック企業はその裏側のシステムを提供するパートナーとして大きな利益を得られます。

金融が空気のように日常に溶け込んでいく時代の中で、新たなビジネスチャンスが無限に生まれる将来性があります。

フィンテック業界の将来性は?
  • 組み込み型金融(BaaS)による非金融領域への浸透
  • 途上国やグローバル市場における決済インフラの革新
  • 金融市場の民主化による投資・資産運用のさらなる拡大

途上国やグローバル市場における決済インフラの革新

日本国内だけでなく、世界に目を向けるとフィンテックの需要はさらに爆発的な広がりを見せています。

特に東南アジアやアフリカなどの途上国では、銀行口座を持てない人々が人口の過半数を占める地域が少なくありません。

しかし、スマートフォンの普及率は非常に高いため、現地のフィンテック企業が提供するモバイルマネー決済が、従来の銀行を飛び越えて社会の主要なインフラへと急成長しています。

日本のフィンテック企業も、こうした海外の急成長市場へ進出したり、国際送金を劇的に安く早くする技術を提供したりしており、世界規模での格差解消やインフラ変革に携わるチャンスが広がっています。

金融市場の民主化による投資・資産運用のさらなる拡大

少子高齢化が進み「ためる」から「増やす」への意識改革が叫ばれる中、個人の資産運用をサポートするフィンテックの役割は重要性を増しています。

スマホ一つで100円から世界中の資産に投資できたり、買い物のつり銭で自動的に株を購入できたりするサービスは、若い世代の投資へのハードルを劇的に下げました。

国が進める税制優遇制度(NISAなど)の追い風もあり、これまで金融市場に参加していなかった膨大な一般消費者の資金がオンラインを通じて動き始めています。

個人のライフプランに寄り添い、誰もが豊かさを享受できる社会を作るという観点において、社会的意義と成長性を兼ね備えた領域です。

フィンテック業界の最新トレンド

変化の激しいフィンテック業界で周囲の就活生に差をつけるためには、現在進行形で起きている最新の技術トレンドを理解し、面接の会話の中で自然に盛り込めるレベルにしておくことが重要です。

フィンテック業界の最新トレンド
  • 生成AIからエージェンティック・ファイナンスへ
  • ステーブルコインの実用化と国際送金の高速化
  • デジタルIDの高度化と不正検知

生成AIからエージェンティック・ファイナンスへ

これまでのAI活用は、単に支出のグラフ化やチャットボットによる問い合わせ対応の自動化に留まっていました。

しかし最新のトレンドでは、生成AIが自律的に思考してユーザーのお金の行動を最適化する「エージェンティック・ファイナンス」へと進化し始めています。

例えば、AIが個人の収入や支出パターンを学習し、ユーザーの明確な指示がなくても「数か月後に発生する出費のために、今のうちに別の口座へ資金を移動しておきました」といった先回りの意思決定を代行してくれる世界です。

テクノロジーが人間の良きパートナーとして伴走する新しい金融体験の構築に、各社がしのぎを削っています。

ステーブルコインの実用化と国際送金の高速化

ブロックチェーン技術をベースにしつつ、米ドルや日本円などの法定通貨と価格が連動するように設計された暗号資産である「ステーブルコイン」のビジネス利用が本格化しています。

従来の国際送金は、複数の仲介銀行を経由するため高い手数料と数日間の時間がかかっていましたが、ステーブルコインを活用することで、24時間いつでも瞬時に、かつ格安の手数料で世界中へお金を送ることが可能になります。

法律の整備が進んだことで、大企業や金融機関が独自のコインを発行する動きが加速しており、企業間の決済や貿易のあり方を劇的に変えるトレンドとして注目されています。

デジタルIDの高度化と不正検知

オンラインでのお金のやり取りが日常化するにつれ、誰が取引を行っているのかを証明する「デジタルID」の重要性が極めて高まっています。

スマートフォンの生体認証(顔や指紋)と、マイナンバーカードなどの公的データを強固に紐付け、一度の認証で様々な金融サービスを安全に利用できる仕組みの開発が進んでいます。

同時に、裏側ではAIがログイン時のスマートフォンの持ち方の角度や、文字の入力速度といった細かな行動特性(バイオメトリクス)を分析し、本人になりすました不正アクセスを瞬時に検知する技術が導入されています。

究極の安全とストレスフリーな操作性の共存が、今の開発の最前線です。

フィンテック業界に向いている人

最先端のITベンチャーとしての側面と、厳格な金融機関としての側面を併せ持つフィンテック業界では、活躍できる人材の資質にも独特の特徴があります。

自身の強みがこれらに合致しているかを自己分析のステップで確認してみましょう。

フィンテック業界に向いている人
  • 金融のルールを理解しつつ新たなアイデアを出せる人
  • 変化のスピードが速い環境を楽しめる知的好奇心旺盛な人
  • 様々な領域の専門家とコミュニケーションが取れる人

金融のルールを理解しつつ新たなアイデアを出せる人

フィンテック業界で最も重宝されるのは、法律や歴史ある金融の厳格なルールをリスペクトしつつ、その枠組みの中で「どうすればもっと便利になるか」という新しいアイデアを粘り強く考えられる人です。

規制があるからと諦めるのではなく、パズルのように法的な条件をクリアしながらテクノロジーを当てはめる創造力が必要です。

大学の研究やサークル活動などで、既存のルールや制約をクリアしながら新しい企画を立ち上げた経験がある人は、そのアプローチの仕方を具体的なエピソードとともに伝えることで、面接官から非常に高い評価を得ることができます。

変化のスピードが速い環境を楽しめる知的好奇心旺盛な人

技術のトレンドや法改正、競合他社のサービス展開が目まぐるしく変化する業界であるため、常に自分の知識をアップデートし続けられる高い知的好奇心が求められます。

半年前の常識が通用しなくなる環境をストレスに感じるのではなく、「新しいおもしろい技術が出てきたから試してみよう」とワクワクできる人が向いています。

これまでの学生生活の中で、自発的に新しい分野の勉強を始めて資格を取得した経験や、変化の激しい環境に身を置いて自分自身を成長させてきたエピソードを持つ人は、業界のスピード感に即座に適応できる人材として強い説得力を持たせられます。

様々な領域の専門家とコミュニケーションが取れる人

フィンテックのプロダクトは、エンジニア、デザイナー、法務担当、営業職など、全く異なるバックグラウンドや価値観を持つプロフェッショナルが協力して作られます。

そのため、相手の専門用語を理解しようと努め、自分の考えを分かりやすく翻訳して伝えられる高度なコミュニケーション能力が必要です。

自分の専門領域に閉じこもるのではなく、組織の全員と同じゴールを目指して対話を重ねられる資質が重視されます。

アルバイトやゼミなどで、立場の異なる人々の間に立って意見をまとめ、プロジェクトを前に進めた経験は、入社後にチームを牽引するイメージを面接官に強く印象付けられます。

フィンテック業界に向いていない人

一方で、業界特有の厳しさやカルチャーとのギャップから、入社後にミスマッチを感じてしまう就活生もいます。

向いていない人の特徴を客観的に知ることで、本当に自分に適した環境なのかを見極める材料にしてください。

フィンテック業界に向いていない人
  • ITベンチャーは自由でルール無用だと思っている人
  • 変化を嫌いマニュアル通りに安定して働きたい人
  • ユーザー目線よりも技術の凄さだけを優先してしまう人

ITベンチャーは自由でルール無用だと思っている人

「ベンチャー企業だから服装も自由で、面倒なルールに縛られずに自分の好きなように開発ができる」という表面的なイメージだけでフィンテック業界を志望すると、入社後に大きなギャップに苦しむことになります。

服装や社風こそフラットな企業が多いですが、ビジネスの現場では法律やコンプライアンスが何よりも優先されます。

小さな手順の省略や、確認を怠ったスタンドプレーが大きなトラブルを引き起こすため、規律を守ることが厳しく求められます。

ルールに従うことや、細かなチェック業務を面倒だと感じてしまう人には、この業界の重い責任感は不向きと言えます。

変化を嫌いマニュアル通りに安定して働きたい人

定められたマニュアルに沿って、毎日決まったルーティンワークを正確にこなすことに心地よさを感じる人は、フィンテック業界の環境には適していません。

サービスの機能追加が毎週のように行われ、競合他社の動きに応じて突然プロジェクトの優先順位が変わることも珍しくないため、常に臨機応変な軌道修正が求められます。

指示を待つだけの姿勢では仕事に置いていかれてしまうため、マニュアルがない状態から自分で考えて行動を起こさなければなりません。

環境の急な変化に対して強いストレスを感じてしまう人は、メガバンクなどの歴史ある大企業のほうがフィットする可能性が高いです。

ユーザー目線よりも技術の凄さだけを優先してしまう人

どれだけ最先端のブロックチェーン技術や高度なAIを駆使したシステムであっても、肝心のユーザーが「使いにくい」「意味が分からない」と感じてしまえば、そのサービスは市場から退場させられます。

エンジニアや企画職にありがちですが、技術的な新しさや凄さに自己満足してしまい、肝心の顧客が抱える不満の解決を後回しにしてしまう人は成果を上げられません。

フィンテックの本質は、小難しい金融をテクノロジーでいかに親しみやすく、簡単にするかにあります。

画面の向こうにいる市井のユーザーの感情に深く共感し、泥臭い改善を繰り返す視点を持てない人は、この業界で本質的な価値を生み出すのは難しいでしょう。

フィンテック業界に就職するためにすべきこと

フィンテック業界への理解が深まり、志望度が高まったら、内定を確実なものにするための具体的な選考対策を始めましょう。

人気の高い業界だからこそ、以下の3つのステップをどれだけ解像度高く実行できるかが勝負を分けます。

フィンテック業界に就職するためにすべきこと
  • 自己分析をする
  • 業界・企業研究をする
  • OB・OG訪問をする

自己分析をする

フィンテック業界の選考で最も厳しく問われるのは、「なぜ一般的なIT企業ではなく、金融を扱うフィンテックなのか」という志望理由の根底にある動機です。

自己分析を行う際は、これまでの人生の中でお金に関する不便や課題を感じた原体験を徹底的に掘り下げてください。

例えば、「留学時のお金の送金が不便だった」「親の事業の資金繰りの苦労を見てきた」といった実体験と、自分の強みである「論理的思考力」や「粘り強さ」を紐付けます。

「金融をテクノロジーでアップデートしたい」という強い意志がどこから湧き上がっているのかを言語化できれば、面接官の心を動かす強力な自己PRが完成します。

業界・企業研究をする

企業研究を深める具体的なアクションとして、まずは志望する企業のアプリや競合他社のサービスを実際に自分のスマートフォンにダウンロードして使い倒してみてください。

ユーザーとして使い心地を比較し、「ここが素晴らしい」「自分ならこの機能をこのように改善する」という具体的なアイデアをノートに書き留めます。

さらに、各企業のホームページに掲載されている決算資料(IR資料)を読み解き、その企業が現在どの事業で最も利益を出しており、今後はどの領域へ投資しようとしているのかを把握してください。

企業の現状と未来の戦略を理解した上で選考に臨むことで、面接での受け答えの質が圧倒的に向上します。

OB・OG訪問をする

インターネットや説明会の綺麗な情報だけでなく、現場のリアルな泥臭さを知るために、実際に働く社員へのOB・OG訪問を必ず行ってください。

フィンテックの現場では、華やかなイメージとは裏腹に、システムのバグ修正や、複雑な法規の読み込み、地道な加盟店開拓の営業など、泥臭い業務の積み重ねで成り立っていることが分かります。

社員が普段どのような数値目標(KPI)を追いかけ、どのような壁にぶつかりながらプロダクトを育てているのかを生の言葉でインタビューしてください。

現場のリアルな課題感を理解した上で入社を志望する姿勢は、他の就活生に圧倒的な差をつける強力な武器になります。

まとめ

フィンテック業界は、私たちの生活の根幹であるお金のあり方をテクノロジーで再定義する、将来性と社会的意義に満ちた魅力的な業界です。

しかし、イノベーションを追求する一方で、厳格な法規制や高度なセキュリティ対策といった金融機関としての重い責任を背負うタフさも求められます。

選考を勝ち抜くためには、単なる憧れを語るのではなく、業界の課題や最新トレンドを正確に捉え、自分の強みがどの職種で活かせるのかを論理的にアピールすることが不可欠です。

まずは今日、気になるフィンテックアプリを一つダウンロードし、ビジネスの視点で観察することから最初の一歩を踏み出してみましょう。

徹底した準備を行い、自信を持って選考に挑んでください。

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