東大阪市役所の採用倍率は、令和7年度(2025年度)実施の上級事務で12.0倍、上級事務(民間企業等経験者)で10.3倍、初級事務で15.0倍でした(一次試験の受験者数÷最終合格者数)。
上級事務の12.0倍は、前年の令和6年度(2024年度)の10.8倍より高く、市の試験は令和8年度の例で、5月の申込から8月の最終合格発表まで進みます。
28卒の回は令和9年度(2027年度)実施で、市の案内は未公表のため、日程と待遇は令和8年度(2026年度)の数字で示します。
- 区分ごとの最新年の倍率と、上級事務の前年との比較
- 民間の早期選考・本選考の時期と、市の試験日・合格発表の並び
- 初任給・休暇・勤務条件を市の公式の数字で並べた表と、民間の募集要項での見方
- 28卒が受ける令和9年度の受験可能年齢の見込み(推定)
- 試験の流れ、段階別の通過率、インターンシップ
東大阪市役所の採用倍率|区分ごとの最新年と前年
事務系の区分は10倍を超え、福祉・土木・建築・心理は4倍以下で、保健師は8.8倍でした。
市の実施結果のページに倍率の欄はないため、倍率は一次試験の受験者数を最終合格者数で割って小数第2位を四捨五入しました(補欠合格者は含めません)。
| 区分 | 令和7年度 一次受験者÷最終合格者 | 令和7年度の倍率 | 令和6年度の倍率 |
|---|---|---|---|
| 上級事務 | 240人÷20人 | 12.0倍 | 10.8倍 |
| 上級事務(民間企業等経験者) | 31人÷3人 | 10.3倍 | 6.3倍 |
| 初級事務 | 75人÷5人 | 15.0倍 | 18.0倍 |
| 福祉 | 68人÷18人 | 3.8倍 | 3.7倍 |
| 土木 | 12人÷4人 | 3.0倍 | 2.3倍 |
| 建築 | 6人÷2人 | 3.0倍 | 3.3倍 |
| 保健師 | 44人÷5人 | 8.8倍 | 4.6倍 |
| 心理 | 27人÷7人 | 3.9倍 | 5.1倍 |
令和7年度の機械は受験者5人で最終合格者がなく、倍率は出せません。
令和8年度(2026年度)実施の上級事務は、一次受験者数が市のページに載っておらず、公表なしです。
出典:東大阪市 令和7年度採用試験等実施結果(一次試験の受験者数と最終合格者数の欄から計算。2026年10月8日確認)。
出典:東大阪市 令和6年度採用試験等実施結果(同じ欄から計算。2026年10月8日確認)。
東大阪市役所の試験日を民間の選考時期と同じ年表に並べる
民間は10〜11月に秋冬インターンと早期選考、3月以降に本選考のエントリーが本格化し、市の上級事務は5月中旬に申込を受け付けて、二次と三次の面接は7月から8月に行われます。
令和9年度の案内は未公表で、市の列は令和8年度(2026年度)実施の月日の例です。
| 時期 | 民間(ベンチャー就活ナビの記事) | 東大阪市 上級事務(令和8年度実施) |
|---|---|---|
| 9〜11月 | 夏の振り返りと秋冬インターンの準備。10〜11月は秋冬インターンへの応募・参加で、11月は企業によって早期選考も行われる | 令和9年度の案内は未公表 |
| 12〜2月 | 12月は企業探しと選考対策、1月はES・Webテスト・面接など実際の選考経験、2月は早期選考で複数回の面接や最終選考に進む企業もある | 同上 |
| 3月 | 広報活動開始は2027年3月1日以降が原則で、本選考のエントリーが本格化 | 同上 |
| 4〜8月 | 企業によって採用活動の進め方が異なる | 4月27日に募集要項を公開。申込は5月13日〜6月10日。一次はSCOAが6月14日〜28日、録画面接の提出が6月14日〜21日で、発表は7月3日予定。二次はSCOAが7月5日〜20日、個別面接が7月下旬〜8月上旬で、発表は8月7日予定。三次は面接と集団討論が8月下旬、最終合格の発表が8月28日予定 |
| 翌年4月 | 入社 | 採用は令和9年(2027年)4月1日付の予定 |
民間の締切は企業ごとに違い、【28卒】本選考の締切カレンダーで毎日更新しています。
出典:ベンチャー就活ナビ 【28卒】大学3年冬の就活スケジュール(12月〜3月以降の月ごとの目安と、広報活動開始の原則。2026年10月8日確認)。
出典:ベンチャー就活ナビ 大学3年生の秋の就活スケジュール(9〜11月の月ごとの目安。2026年10月8日確認)。
出典:東大阪市 令和9年度採用 東大阪市職員募集要項(上級事務)(申込受付期間、試験内容・日程及び合格発表の欄。2026年10月8日確認)。
東大阪市役所の初任給・休暇・勤務条件を民間の募集要項と並べる
民間の募集要項と比べる基準になる初任給は、事務職の大学卒程度が266,112円(令和8年4月1日現在、給料と地域手当を含む額)で、手当や賞与の含み方を項目ごとにそろえて見ます。
| 項目 | 東大阪市(令和8年度の勤務条件) | 民間の募集要項での見方 |
|---|---|---|
| 初任給 | 事務職は大学卒程度266,112円、高校卒程度238,672円。技術職は大学卒程度266,112円。職務経験等により一定の基準で加算される場合がある | 基本給のみか、地域手当や固定残業代を含む額かをそろえる |
| 経験者の初任給例 | 22歳で大学を卒業し、民間企業等の正社員の経験が8年(採用時30歳)で301,000円程度、13年(35歳)で312,000円程度 | 経験年数による加算があるかを見る |
| 諸手当 | 扶養手当、住居手当、通勤手当、時間外勤務手当等を必要に応じて支給 | 住宅・家族・通勤の手当の有無と上限を見る |
| 期末・勤勉手当 | 6月と12月に、期末手当が各1.2625月分、勤勉手当が人事評価に基づき各1.0625月分の範囲内 | 賞与の月数が実績か予定か、初年度の扱いを見る |
| 昇給 | 公表なし。昇任は経験年数や人事評価に基づき、主任への昇任は民間企業等の経験などの要件を満たせば最短で採用4年目(大学卒の通常は9年目) | 昇給の実績か、モデル年収が載っているかを見る |
| 勤務時間・休日 | 9時〜17時30分(休憩12時〜12時45分)で、8時〜10時の範囲で30分単位に始業時間を変えられる時差出勤制度がある。休日は土曜日、日曜日、祝日、年末・年始(12月29日〜1月3日) | 所定労働時間、始業時間を選べる制度の有無、年間休日数を見る |
| 年次有給休暇 | 4月1日採用の場合20日。1日、半日、1時間の単位で取得できる | 入社時の付与日数と、取得の単位を見る |
| その他の有給休暇 | 夏期、結婚、産前・産後、妻の出産、男性職員の育児参加、子の看護等、介護、忌引など | 特別休暇の種類と日数を見る |
| 福利厚生 | 共済組合の医療給付(健康保険)と年金、職員厚済会の旅行・レジャー等の事業 | 社会保険の加入先と、補助の内容を見る |
| 研修 | 新規採用職員研修を含む基本研修、文書作成や法務などの特別研修、税・福祉・土木・建築等の派遣研修 | 入社後研修の期間と内容が載っているかを見る |
昇給の額と年間の賞与の合計は、市の勤務条件に数字がなく、公表なしです。
出典:東大阪市 職員の募集(上級:事務ほか)に掲載の別紙「勤務条件(令和8年4月1日現在)」(給与等、勤務時間、休日・休暇等、昇任制度、福利厚生、研修制度の欄。2026年10月8日確認)。
28卒が受ける令和9年度|受験可能年齢の見込みと採用予定数
令和8年度(2026年度)の受験可能年齢は2002年4月2日〜2005年4月1日生まれで、2028年3月に卒業する現役の28卒(2005年4月2日〜2006年4月1日生まれ)は入りません。
範囲は令和5年度から毎年1年ずつ後ろへずれていて、同じずれ方なら令和9年度の範囲に28卒の現役が入る見込みですが、これは推定で、確定は令和9年度の募集要項です。
| 実施年度 | 受験可能年齢(生まれ) | 採用予定人数 |
|---|---|---|
| 令和5年度(2023年度) | 1999年4月2日〜2002年4月1日 | 16人 |
| 令和6年度(2024年度) | 2000年4月2日〜2003年4月1日 | 25人 |
| 令和7年度(2025年度) | 2001年4月2日〜2004年4月1日 | 20人 |
| 令和8年度(2026年度) | 2002年4月2日〜2005年4月1日 | 35人 |
| 令和9年度(2027年度) | 2003年4月2日〜2006年4月1日(推定) | 公表なし |
受験資格の学力は、令和8年度は大学卒業程度の学力を有する人で、日本国籍の有無にかかわらず受験できます。
出典:東大阪市 令和8年度職員募集要項(上級事務)(職種、採用予定人数及び受験要件の欄。2026年10月8日確認)。
出典:東大阪市 令和7年度職員募集要項(上級事務)(職種、採用予定人数及び受験要件の欄。2026年10月8日確認)。
出典:東大阪市 令和6年度職員募集要項(上級事務)(職種、採用予定人数及び受験要件の欄。2026年10月8日確認)。
出典:東大阪市 令和5年度職員募集要項(上級事務)(職種、採用予定人数及び受験要件の欄。2026年10月8日確認)。
上級事務の試験は一次から三次まで|令和8年度の内容と配点
令和8年度の上級事務は一次から三次の3段階で、一次はテストセンター方式のSCOAと録画面接、二次はSCOAと個別面接、三次は個別面接と集団討論です。
| 段階 | 試験内容 | 配点 |
|---|---|---|
| 一次 | SCOA(基礎能力検査。一般常識、基礎英語、長文読解、四則演算、論理的思考力等) | 偏差値 |
| 一次 | 録画面接(自己紹介と、市職員として成し遂げたいことを動画で提出) | 60点 |
| 二次 | SCOA(事務能力検査。照合、分類、言語理解力、計算、読図、記憶力、要点把握力等) | 偏差値 |
| 二次 | SCOA(性格検査) | 得点化せず、個別面接の参考資料 |
| 二次 | 個別面接 | 150点 |
| 三次 | 個別面接 | 200点 |
| 三次 | 集団討論(与えられたテーマについて受験者同士で議論) | 90点 |
一次の結果は二次に、二次の結果は三次に持ち越されず、各段階の合格者は専用サイトのマイページで全員に通知され、人事課のウェブサイトにも合格者の受験番号が載ります。
最終合格者は採用候補者名簿に登載され、名簿は令和10年(2028年)3月31日まで有効で、令和8年4月27日に公開された他の職種の募集とは併願できません。
出典:東大阪市 令和9年度採用 東大阪市職員募集要項(上級事務)(試験内容、合格発表、試験成績の開示、採用候補者名簿の欄。2026年10月8日確認)。
難易度は段階別の通過率で見る|三次が最も低い
上級事務で各段階を通った人の割合は、令和5年度から令和7年度のどの年も三次が最も低く、令和7年度は一次が67.1%、二次が56.3%、三次が39.2%でした。
| 実施年度 | 一次(合格者÷受験者) | 二次 | 三次(最終合格者÷受験者) |
|---|---|---|---|
| 令和5年度 | 75.7%(193人÷255人) | 57.0%(90人÷158人) | 26.7%(16人÷60人) |
| 令和6年度 | 66.7%(180人÷270人) | 62.1%(90人÷145人) | 41.7%(25人÷60人) |
| 令和7年度 | 67.1%(161人÷240人) | 56.3%(72人÷128人) | 39.2%(20人÷51人) |
一次の通過率は2年続けて6割台で、二次は各年度で5割から6割台、三次の通過で最終合格が決まります。
出典:東大阪市 令和7年度採用試験等実施結果(上級事務の各段階の受験者数と合格者数から計算。2026年10月8日確認)。
出典:東大阪市 令和6年度採用試験等実施結果(上級事務の各段階の受験者数と合格者数から計算。2026年10月8日確認)。
出典:東大阪市 令和5年度採用試験等実施結果(上級事務の各段階の受験者数と合格者数から計算。2026年10月8日確認)。
市の最終合格の発表と、民間の内定承諾の回答期限
令和8年度の上級事務は最終合格の発表と同時に補欠合格者の受験番号も出て、民間の内定承諾の回答期限は内定の案内に企業ごとに書かれるため、発表日と期限を同じカレンダーに書き出して前後を確かめます。
| 項目 | 東大阪市 上級事務(令和8年度) | 民間での見方 |
|---|---|---|
| 最終合格の発表 | 8月28日(最終合格者の受験番号をホームページに掲載) | 内定の通知日と、承諾の回答期限の日付を確かめる |
| 最終合格者 | 35人 | 採用予定数と、選考の段階ごとの人数が載っているかを見る |
| 補欠合格者 | 18人(最終合格と同時に受験番号を発表) | 内定辞退が出たときの扱いが載っているかを見る |
最終合格者数は採用予定数と同数で、補欠合格者からの繰上補充は令和9年(2027年)3月17日までです。
内定後にOB・OG訪問で確かめる方法は内定承諾していいか不安な人へ 実は内定後もOB・OG訪問がおすすめにあります。
出典:東大阪市 令和8年度職員採用試験(4月27日募集要項公開分)の合格者発表(最終合格者・補欠合格者の発表PDF。受験番号の数を数えた。2026年10月8日確認)。
出典:東大阪市 令和9年度採用 東大阪市職員募集要項(上級事務)(採用予定人数、合格発表の欄。2026年10月8日確認)。
インターンシップ|市は技術職向けを実施
民間の秋冬インターンシップは10月に応募・参加が進み、東大阪市は土木・建築・電気・機械の採用試験を検討している学生向けに実施しています。
市の名称は「インターンシップ・職場見学(技術)」で、事務職向けは技術職のページの範囲では公表なしです。
消防局は令和5年(2023年)8月19日に「1dayインターンシップ」を実施し、防火服の着装や放水などを体験する内容で、参加の有無が採用に影響することはないとしています。
| 項目 | 市のインターンシップ・職場見学(技術) |
|---|---|
| 対象 | 土木、建築、電気、機械のいずれかの採用試験を検討している、高校・高専・専門学校・短大・大学・大学院に在学中の学生 |
| 期間 | 参加者が希望する日数(10日以内)。日程は申込時の希望に準じて調整し、参加希望日の2週間前までに申込 |
| 時間 | 原則として月曜日から金曜日の午前9時から17時30分までのうち、各所属が定める時間 |
| 定員 | 本庁舎は1日あたり土木2名・建築2名・電気1名・機械1名、水道庁舎は土木2名・電気1名・機械1名が最大 |
| 費用 | 無報酬で、交通費と食費は自己負担。傷害保険と損害賠償保険への加入が条件 |
| 採用との関係 | 参加は採用試験の合否には一切関係なし |
民間のインターンシップの締切は、【28卒】ベンチャー・スタートアップのインターン締切カレンダーに載っています。
出典:ベンチャー就活ナビ 大学3年生の秋の就活スケジュール(10月の目安。2026年10月8日確認)。
出典:東大阪市 インターンシップ・職場見学(技術)(対象者、実施期間、実施時間、定員、注意事項の欄。2026年9月7日更新。2026年10月8日確認)。
出典:東大阪市消防局 1dayインターンシップ~消防TRYやる?~について(日時、内容、備考の欄。2025年4月8日更新。2026年10月8日確認)。
まとめ|民間と並べる手順は日付、条件、期限の3つ
民間と迷うときは、まず民間の早期選考・本選考の時期と市の試験日を同じ年表に書き入れ、重なる月を見ます。
次に、初任給・休暇・勤務条件を市の公式の数字で書き、民間の募集要項の同じ項目と並べ、数字のない項目は「公表なし」と書いておきます。
最後に、市の最終合格の発表日と民間の内定承諾の期限を同じカレンダーに置き、発表が期限の前か後かを確かめます。


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