【例文7選】自己PRで主体性をアピールしたい人必見!アピールする際のポイントや例文も紹介!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

就職・転職活動で自己PRはとても重要です。

主体性のある自己PRは特に題材として使いやすく、上手にアピールできれば高評価を得ることも可能です。

そもそも、主体性は社会人に必要な能力といえるでしょう。

業界や職種も関係なく、どのような仕事でも求められる能力なので、長所としてアピールすることは有効です。

そこで今回は、自己PRで主体性をアピールする際に気をつける点や、書き方について解説していきます。

この記事を読んでわかること

・主体性とは
・主体性をアピールするには
・主体性を自己PRとして書く方法
・主体性をテーマにした例文

この記事をおすすめしたい人

・主体性をアピールする方法を知りたい人
・自己PRの書き方に困っている人
・例文を参考に主体性を自己PRとして書きたい人

【自己PRで主体性をアピールするには】そもそも主体性とは

そもそも主体性とは?

主体性とは、自分の意思や判断で行動しようとする態度のことです。

就活や転職活動では、主体性のある人のほうが好まれます。

主体性は社会人に必要な能力であり、自責思考をもって仕事に取り組むことは基本です。

たとえば、積極的に担当する業務の課題を特定して改善したり、業務で問題が起きた際には問題を自らの責任と捉え、反省点や気づきを整理して次の行動に活かしたりします。

このように、主体性のある人は自らを成長させる行動をとれる人なのです。

就活で企業が評価する主体性とは

近年、さらに「主体性をもった人材」の重要性が増しています。

これは裏を返せば、主体性をもった人材が企業の現場で少なくなっていることを示しています。

主体性とは『目的』をもって、自ら進んで行動することです。

何をやるか決まっていない状況でも自分で考えて判断し、行動することです。

指示待ち人間やマニュアル人間を企業は求めていませんし、評価されないでしょう。

主体的に動くためには、自ら考えて行動する必要があります。

自ら目的や課題を設定し、課題解決のために行動できるので、考える幅が広くなります。

主体性をアピールすれば「指示待ち」ではなく、「前のめりに現状を改善しようと努力できる人」というイメージをもたれるので、評価されやすいです。

人柄

1つ目は、自社に合う「人柄」かどうかです。

企業はその人がどんな性格の人間かを見ています。

採用する上で最も重要なことは、一緒に働きたいと思える人材かどうかです。

どんなに優秀な人でも、一緒に働きたくないと思われたら採用されません。

自社になじんでくれる性格か、社員と波長が合うか、協力し合えるか等、人柄について重点的に見られます。

自分の人柄・性格がうまく伝わるように自己PRを作成しましょう。

企業とのマッチ度

2つ目は「企業とのマッチ度」です。

企業はその人の性格や考え方、将来の方針が自社に合うかを見ています。

「人柄」で解説したポイントと似通っていますが、優秀だけど自社の理念や社風に合わなければ採用されにくいでしょう。

自社の理念・社風に合っていて、伸びしろのある人が採用されやすいのです。

就活をはじめたばかりの方の中には、他者と比較して劣等感を覚える人も少なくありませんが、不安な気持ちになったり焦る必要もありません。

強み・潜在能力はもちろん大事ですが、最終的には企業とマッチするかどうかです。

今後の可能性

転職の場合は「実績」が判断基準になりますが、実績や社会人経験のない新卒採用は、応募者の「今後の可能性」が貴重な判断材料になります。

入社の熱意やその人の将来の方針などから、その人材の今後の可能性を見ています。

自己PRを確認することで、その人材が自社でどのくらい長く働いてくれそうか、どのくらい活躍してくれそうかを判断するのです。

【自己PRで主体性をアピールするには】自主性との違い

「自主性」と「主体性」は似ており、同一の意味で使用する人も多いですが、厳密には全く異なる意味を持っています。

「自主性」は既に決定している決定事項や他人から言われたことを積極的に行うことです。

一方の「主体性」はというと、何もないゼロベースの状態から自ら考えて、責任をもって行動していくことといえます。

ここでは「自主性」と「主体性」はそれぞれ異なった意味を持っているということを抑えておくようにしてください。

【自己PRで主体性をアピールするには】就活で企業が評価する主体性とは

「主体性」という力は企業にとっても魅力的です。

日本経団連の「企業の求める人材像」の統計では、回答企業の約8割が「主体性」を求めていると回答しています。

「主体性」といっても複数の意味があります。

中でも企業が求めている「主体性」は大きく分けて2つあります。

一つ目は「環境・組織が求めているものを自ら考えて汲み取り、実行に移せる力」です。

二つ目は「外部環境・常識などにはとらわれずに自分の内発的な動機から、やりたいことに対して行動できる力」です。

この二つが多くの企業が求めている「主体性」であるといえます。

ただし、業界・企業によっては求めているものが異なる場合もあるため、業界研究・企業研究などを通じて確認しておくことが大切であるといえます。

【自己PRで主体性をアピールするには】主体性を別の言葉で言い換えた場合

主体性という言葉は、「積極性」などの言葉に言い換えることができます。

主体性がある人の行動は、積極的です。

必要な行動はもちろん、指示される前に、その先で必要になることにまで具体案を提示します。

目先の営業がうまくいってもいかなくても、主体性のある人は次の行動まで考えたうえで仕事をしていることが多いです。

主体性のある人は、周囲を巻き込んで業務に取り組むこともできます。

周囲を巻き込むことは悪いことのように感じるかもしれませんが、組織では自分1人で仕事をすることはできません。

たとえ自分の提案で生まれた仕事であっても、目的を達成するためには周りを巻き込み、協力して仕事をする必要があります。

自分の意思で行動し、必要に迫られなくても自分で考えられる人は、企業から主体性のある人と評価されるでしょう。

【自己PRで主体性をアピールするには】主体性をアピールする際のポイント

実際に主体性をアピールする際の注意点などを解説します。

主体性とは曖昧なものなので、わかりやすく明示しなければ伝わりません。

自己PRなどで自分の強みを考えるときには、以下の3つに分けて考えるとよいでしょう。

*他人に関わる力(協調性・チームワークなど)
*自分に関わる力(責任感・行動力・計画性など) 
*課題に対する力(論理的思考・分析力・計画力など)

主体性は自分に関わる力に分類でき、前提や課題意識などを交えてまとめると強みとしてアピールしやすくなります。

主体性の中でも何を指すのか明確にする

主体性と聞いて思い浮かぶ内容は人それぞれです。

そのため、主体性について具体的にどのような能力なのかを明示することが必要です。

抽象的になりがちですが、自分が実際に何をしたかを伝えることで、明示しやすくなるでしょう。

たとえば、なかなか作業の効率化がはかれなかったことに課題意識をもち、実際に行動して解決したとします。

この場合、作業の効率化の妨げとなっていた原因を提示し、具体的な対策として行動した内容を示しましょう。

例:提案書のテンプレートがなかったのでテンプレートの作成と共有したところ、書類作成にかかっていた時間を大幅に短縮できました。

上記のように具体的かつ明確に伝えることで、主体性があることを伝えられます。

規模が小さくても、課題意識をもって自主的に行動した経験は、主体性をもったエピソードとして自己PRに利用できる内容です。

協調性がないと判断されないようにする

主体性と協調性は、対義語ととられて主体性があれば協調性がないと思われてしまうこともあります。

協調性とは、周りの意見を聞きながら何かを成し遂げることです。

協調性のない人は周りから浮いていると思われてしまい、印象が悪くなります。

主体性を周りに押し付けてしまうと、「主体性=わがまま」と思われてしまう可能性もあります。

したがって、主体性の中にも協調性があることを印象づけることが重要なのです。

主体性があるだけでなく、周りのために行動ができる人という印象を与えられるようにしましょう。

自己中心的であると思われないようにする 

自己中心的とは他人の立場や感情への配慮を欠く、自分の利益や都合を優先した行動のことです。

つまり、主体的との大きな違いは他人への配慮、協調性があるかないかです。

アピールする内容が、協調性を欠いた自己中心的な行動になっていないかに気を配る必要があります。

例えば、自ら発信し率先して行動した積極的な態度やリーダーシップを強くアピールし過ぎると、自己中心的と思われることもあります。

対策としては、他人と意見を出し合って行動を起こした、協調性のエピソードを適切に含めることが大切です。

自らの意見を積極的に発言しつつも、他人の意見へも耳を傾けられる印象を与えられるようにしましょう。

自主性と区別しよう

主体性と似た言葉に自主性がありますが、似ているようで言葉のニュアンスには少し違いがあります。

自主性とは、誰かの指示がなくても自身がやるべきことを率先して行う姿勢のことを指します。

これに対して主体性は、自分の意思や判断のもとで責任を持って行動する姿勢のことを意味するため、意欲的な印象を与えられるのは主体性のほうです。

自身で考えて行動ができる人は学びや気づきも多いため、成長できる人材であると企業側に印象を持ってもらえます。

アピールするのはあくまで主体性であって、自主性ではないことを念頭に置いておきましょう。

自身がアピールしようとしている内容が自主性になっていないか、今一度見直してみることをおすすめします。

【自己PRで主体性をアピールするには】注意点解説

自己PRで主体性をアピールする際、いくつか気を付けるべき点があります。

説得力のある内容を熟考してきても、それを上手に伝えられなければもったいない結果に終わってしまいます。

書類や面接など、就活の選考に合った伝え方ができるように心がけなければなりません。

以下のポイントを意識してアピールができれば、採用担当側も就活生が持つ主体性をしっかりと判断できるようになります。

いずれもそこまで難しい内容ではないため、意識して伝え方を工夫してみてください。

内容を絞らない

主体性があることを強くアピールできることが当然望ましいですが、内容を絞りすぎてその中に強みや経験などを織り交ぜて話してしまうと、話を聞いている相手を混乱させてしまいます。

書類の限られたスペース、面接の限られた時間でできるだけ自分の特徴を伝えたい気持ちはよくわかりますが、話が複雑になると相手側も内容をしっかりと理解できず、印象が薄くなってしまうかもしれません。

伝えたいことだけを端的かつわかりやすく述べられれば、主体性のある人物だということを印象として持ってもらえて評価的にもよいです。

内容を絞って話すことはもちろん重要ですが、絞りすぎると話す内容が二転三転してしまう可能性があるため気を付けましょう。

一文が長い

書類に書く一文、そして面接で話す一文はそれぞれ長すぎると、相手も話の内容を整理しきれず困り果ててしまいます。

就活の選考では数多くの就活生を採用担当は相手にしているため、印象に残ってもらうためにはわかりやすい説明が何より効果的です。

伝えたい内容がたくさんあったとしても、そのすべてを詰め込んだ長文にするのではなく、本当に伝えたいことだけを端的に述べた一文のほうが採用担当の頭にも残りやすいです。

端的にわかりやすく物事を伝えられるスキルは社会に出てからもコミュニケーションの面で重宝されるため、就活の場でも発揮しておいて損はないでしょう。

主体性をアピールすると同時に、コミュニケーションが取りやすい相手だと評価をもらえる可能性もあります。

専門用語の使用

主体性のアピールに限った話ではないですが、時折専門用語をふんだんに使った自己PRを行う人がいます。

しかし、専門用語を使いすぎるとかえって逆効果の可能性もあるため注意しましょう。

たとえ選考を受けている業界の専門用語であったとしても、採用担当がその用語を理解しているとは限りません。

専門用語を使ったほうが業界を調べている証拠だと感じるかもしれませんが、就活の場で第一に優先すべきなのは話のわかりやすさです。

土台の知識がない人にもわかりやすく説明できる力は、社会に出てからもコミュニケーションスキルとして大いに重宝されます。

専門用語を使うのは最低限にして、なるべくは使わなくても説明できるような文章を考えておきましょう。

【自己PRで主体性をアピールするには】自己PRの書き方を紹介

自己PRで主体性があることを伝えるためには、以下のような内容にする必要があります。

①強み
②発揮したエピソードの概要
③課題
④解決策
⑤結果
⑥会社にどう貢献できるか

主体的な行動は、アピールの仕方を間違えると、マイナスの印象を与えてしまうことがあるので注意しましょう。

「スタンドプレーが多いのでは?」という印象を与える可能性がありそうなら、周囲と協力できる協調性があることも加えるなどの工夫が必要です。

「企業の求める人物像とマッチしているか」という視点も大切です。

主体性と混同される言葉に、「自主性」があります。

自主性も自ら行動する点は同じですが、自分の考えをもっているかどうかがポイントです。

決められた内容を指示されることなく行うことが自主的な行動であり、自主性があるといわれます。

しかし責任の所在はあくまでも、行動について指示を与えた者にあり、自分ではありません。

主体性は、行動内容も自分で決め、物事を進めていき、結果に対しての責任はすべて自分にあると認識することです。

これらを意識して自己PR文を書いていきましょう。

結論(自分の強み)

まず「結論」から書くことが大事です。

結論から書くことで、何が言いたいか理解しやすい文章になります

結論から述べることを「結論ファースト」といいますが、就活のみならず入社後の社会人生活でも結論ファーストが多くの場面で活用されています。

例えば、上司へのホウレンソウ(報告・連絡・相談)は結論ファーストを求められます。

基本的に上司は抱えているプロジェクト案件が多く、多忙で時間がありません。

そのため、要件があれば短い時間で端的に伝えなければいけません。

「何が言いたいの?」と思われる原因は、結論がわからないことです。

結論ファーストで伝えれば、何が言いたいのか自然に伝わります。

他にも、プレゼンや商談する際、基本的に結論ファーストで話を進めることで、聞き手に伝わりやすくなります。

エピソード(その時の課題) 

結論(自分の強み)の根拠となるのがエピソードです。

強みについて、なぜそうだと考えられるのか経験をもとに書くことで説得力を持たせられます

経験をもとに自己分析ができていることもアピールできます。

エピソードは自己PRを作る上でとても重要なため、十分に話の流れや筋を組み立てましょう。

エピソードの一例として、他者(親、友人など)から、強みを評価された場合をご紹介します。

例えば「〇〇(部活やアルバイト)をしたとき、友人(他者)からあなたって〇〇(強み)だねと言われた」という場面が多いのではないでしょうか。

大多数の方にとって、自分の強みは理解しにくく、他者の目線から気づかされることがほとんどです。

だからこそ、他己分析・他者評価は客観性があり根拠としても十分に成り立つため、さらに説得力が増します。

その時に考えていたこと

エピソードには、経験した時の自分の考えを書くことが重要です。

どのような判断基準で行動しているかがわかり、言動が一致していればさらに説得力を持たせられます。

その人の考え方は、その人自身の人柄や価値観を表しやすいのです。

企業選びをする際も、その企業の理念・考え方について共感していることを伝えるとマッチする可能性が高くなります。

例えば、企業の理念に「誠実さ」が掲げられていれば、「誠実に向き合う」といった考え方をアピールすればマッチ度は高くなるでしょう。

エピソードを通して自分の考え方を伝えることは非常に重要です。

その時にとった対応

考えた後、前向きに対応する姿勢も大事です。

考えた結果その問題を避けて通ったという内容では自己PRとして相応しくありません。

強みは、仕事をする上での自分の「武器」なのです。

ここで重要なのは、強みによって「問題を解決できた」ということをアピールすることです。

企業は常に目の前の問題解決に奔走しています。

多くの人の「不便」「面倒」「手間がかかる」等といった問題を解決するために商品・サービスが作られていきます。

問題に対して前向きに考え、そこに対してアプローチできる人間であることを伝えられれば、企業側から見ても魅力的な人材になります。

結果

自分の強みを発揮したことにより、何か結果が出たならそれについてもアピールしましょう。

結果が出た理由も自分なりに分析しておくと良いでしょう。

なぜなら、問題が起こることも、何か結果が出ることも全てにおいて原因があるからです。

原因を考える習慣があれば、よく考えている人だという印象を与えられます。

結果については、思うような結果が出なかったとしても構いません。

自己PRにおいて、結果が出たかどうかも大事ですが、その結果についてちゃんと原因を理解しているかどうかが重要です。

納得のいく結果が出なかった場合でも、どうすればもっと良い結果になったのかがわかっていれば問題ありません。

入社後にどう活かすか

最後に「入社後どう活かすか」で自己PRを締めくくります。

ここでは企業に対して、自分が入社後にどう働いているかイメージを持たせる必要があるため重要です。

企業側がその人に対してどのように活躍してもらうか想像できなければ、採用は難しいでしょう。

有効な手段のひとつとして、志望している企業の業務について把握しておくことをおすすめします。

企業によって公開している範囲は異なるでしょうから、わかる範囲で構いません。

仕入調達、営業、総務など業種によって様々ですが、業務のイメージを明確にできれば、自分でもどのように活躍できるか想像しやすいでしょう。

自分自身が働く姿を明確に想像できていれば、企業側にもそのイメージが伝わります。

【自己PRで主体性をアピールするには】例文7選

自己PRとは、企業に自分のもつ強みをアピールすることだと考えている人も多いのではないでしょうか。

しかし、それだけでは失敗してしまう可能性が高いです。

自己PRでは、自分がどれだけ企業にとって必要な人材であるかをアピールする必要があります。

まずは、自己分析をして自身の強みを明確にしましょう。

アピールポイントを複数用意しておき、応募する企業や職種にもっともマッチする要素を選ぶのがベストです。

例文①

私は目の前の課題に主体的に行動し、解決に向けて取り組めることが自分の強みだと認識しています。

強みに気づいたきっかけは、大学時代にコールセンターでアルバイトをしたことでした。
お客さまからの通信環境に関する質問やクレームなどの問い合わせを解決することが主な仕事です。

最初はお客さまをお待たせしてしまうことも多く、どうすればお客さまを待たせることなくスムーズに案内できるのか、考えていました。
あるとき、異なる質問やクレーム内容の中に、いくつかの共通項があることに気づきました。
そこで私は、周囲の人によくある質問を聞き、100個以上のクレームや質問を一覧化して、上司に確認しながらそれぞれの回答を用意したのです。

その結果、作業の効率化をはかることができ、お客さまを待たせてしまうことも減りました。
クレームや質問対しての回答で悩むことが減ったので、個々のストレスなども軽減できたように感じられ、コールセンター内の環境の改善にもつながりました。

私がこのように主体性を重視しているのには理由があります。
それは、「満足してもらえるサービスを提供するためには、主体性のある行動が大切だ」という考えです。
今後も主体性をもった行動を大切にしながら、貴社に貢献していきたいです。

この例では、主体性をもった行動がお客さまや企業内の改善にもつながったことをアピールし、アルバイトでの経験を今後も活かしていくことが可能であるとPRしています。

自分のことだけでなく、周りのことも考えた主体性のある行動であることは好印象につながるでしょう。

例文②

私の強みは、積極的な行動であり、周囲とともに仕事ができることです。

前職は地域に根差した居酒屋での店長職です。
店長として店舗スタッフをまとめ、お店の売り上げを伸ばすためにさまざまな取り組みを行ってきました。

売り上げの伸びていない商品があれば理由を考え、スタッフみんなで話し合い、本部に意見をあげたこともあります。
一体感を高めたいと思い、従業員・アルバイトの垣根を外すことにも注力しました。
それぞれがお店を作り上げていくために、重要な人材であることを意識して接していました。
日々感じている小さな問題に耳を傾けて、スタッフみんなが働きやすい環境となるようにしたかったからです。

また、私が取り組んだ事例をマニュアル化してスタッフに共有し、各々が主体的に行動できる仕組み作りも行いました。

この経験を活かして貴社でも頑張りたいと思います。

上記の例では、主体性をもって周囲のモチベーションを上げていくことに注視しているとわかります。

このような周りを活かしていく業務は、さまざまな業種へも通じるのです。

周囲への理解や協力を得ながら、積極的に行動した経験を伝えることは選考などで印象が大きく変わります。

例文③

私は主体的に行動することが得意なので、人から指示されるのではなく、自分から進んで仕事をします。
自分の目標を達成できるように、周囲に共有し、一緒に頑張ってもらえるよう努力します。

前職では、病院の設備管理として患者さまの住環境を向上させるために努力しました。
そのために取り組んだことは、少しでも病院を明るくすることです。

私は、主体的に同僚に働きかけ、電球が切れているところを調査して切れているところは交換しました。
また、安定器が故障しているときは安定器も交換しました。
照明が明るくなったことによる効果かもしれませんが、患者さまの気持ちも従業員も明るくなり、結果として病院全体が明るくなったのです。

私は、入社後も貴社がよりよくなるための提案をしていきたいです。
社内には、さまざまな考えをもった人がいます。
自分と違う考えをもっている人もいるでしょう。
私は、そのような人とも対立せず、わかってもらうまで対話します。

上記の例では、自ら進んで仕事をすることで、最終的に周囲にもいい効果があったと伝えられています。

主体性は、ときわがままと受け取られやすいですが、理解してもらえるまで対話をすることで、周囲との協調性があるとアピールできるでしょう。

例文④

私の強みは問題解決に向けた具体的な行動を起こす、主体性があることです。

私は大学で陸上部に所属しマネージャーをしていた経験から、自分の強みを意識するようになりました。
陸上部の課題は新入生部員が入部してもすぐに辞めてしまうことが多く、課題は定着率が低いことです。陸上競技の多くは個人競技で、他の部員との交流が少なく上級生との交流が活発でないことが問題と考えました。
この定着率が低い問題を話し合い、部内の交流を活発化して新入部員が活動しやすい環境づくりの必要性を提案。競技ごとにアップやクールダウンを行うほか、部内メンター方式を取り入れ交流を図る環境に改善しました。

この方法を取り入れたことでコミュニケーションが活発になり、雰囲気もより明るくなり、部活動をやめる新入生が減りました。

貴社では、コミュニケーションをより活発にし、エンパワーメントを高める提案を行いたいと思います。

上記の例では、自ら考え問題の本質を捉えた上で解決策を提案したことがわかります。交流に重点を置いたこともポイントです。

自ら発案し行動するが、交流を促すことで周囲とも協調性を持って実行できることが伝わります。

例文⑤

私は課題を洗い出し、解決策を自ら提案し行動する主体性を持っています。

地域のゴミ拾いボランティアに参加したことが、強みを知るきっかけになった体験です。

これまでもボランテイア活動に参加した経験のある方に話を伺うと、毎回変わらないゴミの量があり環境が改善していると感じにくいとのことでした。
私も何度か参加して状況を観察すると、同じような場所にゴミが捨てられていることに気が付きました。このボランティア活動が広く知られていないことが根本の問題と考え、啓蒙活動が必要と考えました。

まず初めにボランティア活動を周囲の人に知ってもらうことが重要と考え、参加人数を減らした上で、回数を増やす方法を提案しました。
1回の参加人数を減らしたことで参加者の負担を増やすことなく、常に綺麗な状態を保てたので新たなゴミの発生を抑える効果がでました。

入社後は、積極的な情報収集から改善の取り組み、貴社に貢献したいと考えております。

上記の例では、対話の中での問題を知り、他者へ負担を強いない改善提案をしたことが伝わります。

率先して行動したことが前面に出ると自己中心的と受け止められやすいですが、周囲との対話と配慮を伝え協調性も伝わり好印象です。

例文⑥

私の強みは最大限の成果を得るために、具体的な行動を提案する主体性があることです。

大学4年生の研究室での論文発表のときに、強く意識し行動しました。

研究室に所属する1年間と限られた時間内で、各自が研究発表を滞りなく終える必要があります。それには、時間配分の管理と研究結果の発表準備とそれを可能にする研究の効率化の3つに気をつける必要があります。
まず、研究設備を有効活用するために、研究スケジュールを研究室で共有するようにしました。
その上で研究発表に慣れるため、月例で研究の進捗発表する場の開催を提案しました。

研究の進捗状況を共有することで、指導教員や同級生などのアドバイスを受ける機会を得られ、研究計画の再調整も自ら行える場所となりました。
与えられた環境で最大限の成果を得るために、自ら行動できたと考えています。

入社後は、情報の共有や知見の交換を活発に行う社内資源の効率活用を提案したいと思っています。

上記の例では、現状を分析して限られたリソースを最大限活用できるように効率化に取り組み、成果を得られたとこがわかります。

現状分析と対策を実行できる主体性と意見交換の機会を設ける協調性も伝えられます。

例文⑦

私は疑問に感じたことを周囲と話し合い、改善案を提案できる主体性が強みです。

インターンシップでECショップの立ち上げに携わった経験がきっかけで、意識するようになりました。
社員の方々も新規事業の立ち上げで手探りな状態の中、積極的に業務を引き受けるなど協力して行いました。
既存の社内ルールやシステムの手順に合わせて業務を行っていたので、作業手順が不明確な部分があると感じました。

そこで、自分から疑問点を先輩社員にヒアリングを行い、分かりやすくまとめた資料を作成しました。
この資料が既存業務に慣れてしまった社員では気が付かない、新しい視点からの改善提案と評価をいただくことになります。
資料作成をする過程での社員の方々とインターン生とが質問をやり取りしたことで、交流しやすい雰囲気作りにもなりました。

貴社では、積極的な意見交換や社員間の交流を行い、様々な視点からの提案で貢献していきたいです。

上記の例では、疑問点を整理して改善に落とし込む自発的な行動が伝わるエピソードです。

周囲のことも考えて行った、自らの体験と周囲の意見とを取り入れた問題解決の力を伝えることができます。

【自己PRで主体性をアピールするには】不安な時は添削してもらおう

ここまで、主体性にテーマを絞り自己PRについて解説してきました。

最後まで読んでいただけた方は、就活を有利に進めていけるでしょう。

一方で、就活をはじめてまだまだ不安だという方も大勢いらっしゃると思います。

そんな時は友人や先輩、就活エージェントや大学のキャリアセンターなどでESを添削してもらいましょう。

特に自分の強みについては、周囲の方々やエージェントに見てもらう方が、より的確な内容に作りあげることができます。

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まとめ

自己PRで主体性をアピールする際の注意点や、実際に自己PRを書く際のポイントなどについて解説をしました。

主体性とは自分の意思・判断で行動しようとする態度です。

就活や転職においては、主体性のある人が好まれます。

主体性がある人は、仕事に対しても積極的で周囲を巻き込んで仕事ができるのです。

企業にとってプラスになる要素が多く、好印象を与える要素になります。

しかし、主体性は協調性がないととられることもあります。

自己PRをする場合には内容を考えるようにしましょう。

例文を参考にしながら、あなたのよさが伝わる自己PR文を作成してください。

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