明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
・マネージャー経験をガクチカにするコツ
・マネージャー経験でアピールできる力
・マネージャー経験のガクチカの参考例文
・マネージャー経験をガクチカにしたい人
・ガクチカの構成が不安な人
・例文を参考にマネージャー経験でガクチカを作りたい人
目次[目次を全て表示する]
はじめに
面接やESの選考通過のためには、評価の高い自己PR・ガクチカを作成することが重要になってきます。
マネージャー経験は自己PR・ガクチカには適している内容であると言えます。
今回は、マネージャー経験の自己PR・ガクチカを作成するポイントと例文を紹介するのでぜひ参考にしてください。
【マネージャー経験で学んだことを自己PRに】マネージャー経験は就活で話せる!
上記にも述べたように、マネージャー経験は自己PRに適しているエピソードだと言えます。
選手として華々しい結果を残していなくても企業からの評価が高い自己PR・ガクチカがマネージャー経験です。
特にベンチャー企業であれば、マネージャー経験は大変企業に好まれるでしょう。
ベンチャー企業は企業体質が体育会系のところが比較的多いため、新入社員にも体育会系、もしくは体育会系に慣れている人材を求めています。
マネージャーという仕事に打ち込んだ経験は大変役に立つのです。
マネージャー経験が就活でどう評価されるのか
マネージャー経験は、単にリーダーを務めたという肩書きではなく、組織の中で人を動かし、成果を出す力の証として高く評価されます。
企業は、どんな環境でも周囲と協力しながら目標を達成できる人材を求めています。
そのため、メンバーの意見をまとめ、トラブルを調整し、全体の方向性を整える経験は、即戦力として見られやすいのです。
また、チームを率いた経験からは、責任感や俯瞰的な視点、課題解決力が伝わります。
特に採用担当者は、「入社後に周囲を巻き込みながら仕事を進められるか」という観点で判断します。
自分の成果だけでなく、他人の成長を支える姿勢を語れる学生は、組織で信頼される人材として印象に残ります。
リーダーとしての苦労や失敗も、具体的に語ることで人間的な深みとしてプラスに評価されます。
なぜ「縁の下の力持ち型」の経験が企業に響くのか
就職活動では、華やかな成果よりも、地道に周囲を支えた経験が企業の心に響くことがあります。
企業が実際に求めているのは、個人のスターではなく、組織の歯車として機能し、全体を底から支えられる人材だからです。
たとえば、自分の意見を通すよりも、チーム全体の意見をまとめ、円滑な進行を支えた経験は、協調性と責任感の象徴です。
また、表に出ない作業を率先して行ったり、他人の成功を裏で支えたりする姿勢は、信頼や安定感につながります。
このような人は、職場で上司や同僚から自然と頼られる存在になります。
採用担当者は、長く働ける人材やチームの潤滑油となる人を求めています。
だからこそ、派手さよりも「支える力」「気づく力」「気配り」を具体的な行動として示せる経験が評価されるのです。
【マネージャー経験で学んだことを自己PRに】アピールできるポイント10選
マネージャー経験は優遇されるといっても、マネージャー経験のどこが企業に評価されるのでしょうか。
大事なポイントを事前に把握すれば、その点を強くアピールすることで内定に近づくことができます。
多くのマネージャーは、チームに所属する選手たちを勝たせるという目的意識のもと、目の前にある仕事に取り組みます。
試合に勝てば注目されるのは選手で、マネージャーにスポットライトが当たることはほとんどありません。
しかし、それでもがんばってきたという地道な経験が就活で求められています。
- 対課題力
- 協調性
- 忍耐力・受容力
1.グリッド力
マネージャー経験者には「グリッド力」が備わっていると考えられます。
「グリッド力」とは、「闘志」「粘り強さ」「自発性」「執念」を掛け合わせた言葉であり、中小企業では特に評価が高い項目です。
マネージャー経験者であれば、マネージャーという仕事の中、選手たちの練習に粘り強く付き合ってきたことでしょう。
選手たちのハードな練習に付き合うマネージャーも相当きつかったはずです。
また自発的に行動し、目標である勝利のために選手たちをサポートしてきたのではないでしょうか。
選手たちのためにできることを必死に考え、自分のできる範囲で選手たちに尽くしたはずです。
この経験で得たグリッド力をアピールすれば、非常に高く評価されます。
2.対課題力
課題に対して真摯に向き合い、それを解決してきた経験も企業では高く評価されます。
マネージャーの役割は、選手の身の回りの世話や、練習相手になるだけではありません。
選手たちが抱えるさまざまな問題を解決するのもマネージャーの仕事です。
選手たちが抱えている問題はそれぞれ異なるため、マネージャーの対応も臨機応変さが求められたのではないでしょうか。
また、チーム全体の課題の解決に奔走したこともあるはずです。
選手たちにはどのような課題があり、それをどう行動して解決したのかという経験から、自分が持つ解決力をアピールできます。
企業では自分で課題を設定しそれに取り組むことが多いため、マネージャーの経験は働いていくうえで重宝する力になるはずです。
3.協調性
協調性の高さも高評価の対象です。
マネージャーの仕事は1人だけでは成り立たず、マネージャーもチームの一員として周囲と協調しながら動かなければなりません。
マネージャー同士の協力のほか、選手・監督・コーチとも連携して動かなければならない場面もたくさんあったのではないでしょうか。
勝つためにはチームワークが重要ですが、マネージャーの仕事もチームワークがなければうまく回りません。
中小企業は、大企業にくらべて人数が少ないため、周囲と力を合わせて仕事を進める協調性はより重要です。
多くの人と関わりながら自分の仕事を進めていくという経験は、自身が持つ協調性を面接官にアピールする良い材料のひとつといえるでしょう。
4.忍耐力・受容力
マネージャー経験者は忍耐力と受容力に定評があります。
マネージャーをやっていれば、理不尽に感じる指示やつまらない雑務に耐えなければならず、余計なストレスが溜まることも少なくありません。
また、マネージャーの仕事をいくらがんばっても、選手のように試合に出て活躍するようなことはありません。
それでもしっかり耐えてマネージャーを続けられたということは、忍耐力・受容力の高さを示す十分な証拠になり得ます。
働けばつらいことや苦しいことは必ずあるため、企業はそういった困難にも打ち勝てる人材を探しています。
マネージャー経験があれば、大変なことがあっても乗り越えていけるのではないかと期待してもらえるでしょう。
5.献身性
マネージャー経験を通じて献身性をアピールすることも可能です。
マネージャーの役割は多くの場合、チームや選手の最大のパフォーマンスをサポートするために背後で重要な役割をこなすことです。
例えば、試合や練習の準備、選手のケア、必要な物品の管理など多岐にわたる業務をこなします。
このような業務は目立たないことが多いですが、その影響力は非常に大きいです。
献身性は自分の利益や評価を二の次にしてチーム全体の成功を優先する姿勢を示します。
このような姿勢は、企業において高く評価されることが多いです。
企業は献身的に働き、チームやプロジェクトの成功に貢献する社員を求めています。
マネージャー経験を持つ人は、このような姿勢を具体的なエピソードを交えてアピールすることで、企業に対して強い信頼感を与えられます。
特にベンチャー企業においては、この献身性はアピールとして非常に有効と言えるでしょう。
6.協調性
マネージャー経験を通じてアピールできる能力が協調性です。
マネージャーの仕事はチーム全体の調和を保つことです。また聞き上手な面も協調性の一部であると言えます。
選手やコーチ、他のスタッフとの円滑なコミュニケーションを図り、全員が同じ目標に向かって協力できるように調整することが求められます。
この協調性は企業においても非常に重要なスキルです。
企業は様々なメンバーが共に働く環境であり、その中で協調性のある人材は円滑なチームワークを推進する役割として重宝されます。
協調性をアピールする際には、具体的な状況やチーム内でどのように他者と連携して問題を解決したかを詳細に説明することが有効です。
これにより、企業に対して自分がどのようにチームの一員として貢献できるかを明確に示せます。
協調性のある人はチーム全体のパフォーマンスを向上させ、良好な人間関係を築けるため、選考において非常に高く評価されます。
7.タイムマネジメント
マネージャー経験を通じてタイムマネジメント能力をアピールすることも可能です。
マネージャーはスケジュール管理や選手の状態把握、試合や練習の準備など多岐にわたるタスクを効率よくこなす必要があります。
これには、時間を効率的に使い、優先順位をつけて仕事を進める能力が求められます。
タイムマネジメントのスキルは企業においても非常に重要です。
企業のプロジェクトや業務においては、限られた時間内で成果をあげることが求められるため、時間管理能力の高い人材は重宝されます。
タイムマネジメント能力をアピールする際には、具体的にどのような方法でスケジュールを管理し、どのような成果をあげたかを説明することが有効です。
これにより、企業はあなたが効率的に仕事を進め、計画的に業務を遂行する能力を持っていると判断してくれます。
8.凡事徹底力
マネージャーは、試合の手続きやスポンサー獲得のための営業活動など、チーム運営に関わる重要な業務を任されることがあります。
こうした業務では、小さなミスが大きな問題に発展する可能性があるため、正確かつ丁寧に業務を遂行する「凡事徹底力」**が求められます。
この力を身につけた人は、社会に出ても、日々の業務を正確にこなし、周囲からの信頼を得ることができます。
特に、ルーチン業務を確実に実施し、細部まで気を配る力は、どの職種でも重宝されるスキルです。
「当たり前のことを当たり前にこなす」真面目な姿勢が、結果的に高い評価につながります。
9.柔軟性
マネージャーの仕事は、単なる雑務ではなく、チームや選手の状況に応じた臨機応変な対応が求められるものです。
急な試合日程の変更や、選手の体調不良などの突発的な問題が発生した際に、冷静に状況を把握し、最適な解決策を見つける力が必要になります。
この柔軟性は、社会人になっても非常に重要です。
予定通りに物事が進むことは少なく、変化する状況に応じて迅速に判断し、適切な行動を取ることが求められます。
マネージャー経験を通じて培った柔軟な対応力は、どのような業界や職種においても大きな武器となります。
10.企画力
マネージャーの仕事は、決められた業務をこなすだけではなく、チームの課題を見つけ、それを解決するための企画を立案・実行することも含まれます。
SNSを活用した広報活動の強化、新たなトレーニングプログラムの導入、スポンサー獲得のためのプレゼンテーションなど、チームをより良くするために主体的に動く力が求められます。
この企画力は、社会に出た後も非常に重要なスキルです。
企業では、既存の業務をこなすだけでなく、新しいアイデアを生み出し、実行することが求められます。
「自分で考え、行動できる人材」は、どの業界でも高く評価されるため、マネージャー経験を通じて培った企画力を強みにすることができます。
マネージャー経験を自己PRで書くメリット
就職活動において、マネージャー経験は大きな強みになります。
個人の成果だけでなく、他人を支え、チーム全体の結果を出す力を示せるためです。
一見、派手さはなくとも、実際の職場ではチームをまとめる力や調整力が欠かせません。
自己PRでマネージャー経験を語ることで、協調性と責任感を兼ね備えた人材として印象づけることができます。
ここでは、そのメリットや伝え方のポイントを詳しく解説します。
他の学生との差別化になる
マネージャー経験を自己PRで伝える最大の利点は、他の学生と明確に差をつけられる点です。
多くの学生は個人で達成した成果や努力を強調します。
しかし、マネージャーとしての経験は他人を動かし成果を出す力を示すため、より実践的で社会人に近い印象を与えます。
また、チーム内の人間関係を整えたり、衝突を防いだりする経験は、社会に出てからも役立つ要素です。
学生時代にそのような役割を担った経験は、採用担当者にとって非常に魅力的に映ります。
自分が前に出るのではなく、周囲を支えて結果を出した過程を語ることで、他者を活かす力を持つ人として信頼を得られます。
こうした経験は数値化しにくくとも、面接での印象を大きく左右する強みとなります。
支援型リーダーシップの価値
支援型リーダーシップとは、自分が主役になるのではなく、周囲の力を引き出して成果を生む姿勢を指します。
このタイプのリーダーは、個々の得意分野を理解し、チーム全体が最大限の力を発揮できるように支えることができます。
企業はこのようなリーダーを高く評価します。
なぜなら、実際の職場では自分だけが頑張るより、他人を動かす力の方が組織全体の成長につながるからです。
また、支援型リーダーは相手の意見を尊重し、必要な場面では背中を押す柔軟さを持っています。
そのため、周囲から信頼される存在となりやすいのです。
自己PRでこの点を強調する際は、誰をどう支えたのか、どんな変化が生まれたのかという点を具体的に語ると、より伝わりやすくなります。
企業が重視する「再現性」スキル
企業が注目するのは、経験そのものよりも、その経験をどう活かせるかという「再現性」です。
マネージャー経験は、まさにこの再現性を示す格好の材料です。
人をまとめる中で培った観察力や判断力、問題を解決する力は、どの職場でも応用できます。
また、成果だけでなく、うまくいかなかった経験を振り返り、次にどう改善したかを説明できれば、成長意欲の高さも伝わります。
企業は、入社後も学び続け、改善しながら成果を出せるかどうか、を重視します。
そのため、マネージャー経験を単なる成功談として語るのではなく、失敗から得た学びや、仕組みとして活かせる考え方を示すことが大切です。
これにより、短期的な成果ではなく、長く組織で活躍できる人材として評価されます。
【マネージャー経験で学んだことを自己PRに】効果的に伝えるためのポイント
マネージャー経験を用いて自己PRを書く際には、いくつかのポイントを意識することで、より説得力のあるアピールが可能になります。
以下のポイントを確認し、効率的に自己PRを作成しましょう。
結論から自分の強みを伝える
自己PRでは、最初に自分の強みを結論として伝えることが大切です。
結論を最初に述べることで、採用担当者に明確な印象を与えることができ、その後の内容も理解しやすくなります。
もし強みを最後に述べると、何をアピールしたいのかが分かりにくくなってしまう可能性があります。
そのため、最初に「私の強みは◯◯です」と明言し、その後に具体的なエピソードを述べることで、より効果的なアピールが可能になります。
強みがチームを成果に導いたエピソードを選ぶ
強みをアピールする際には、それがチームの成果にどのように結びついたのかを説明することが重要です。
単に「自分はこういう力を持っています」と述べるだけでは、説得力に欠けてしまいます。
マネージャーとしてチームのスケジュールを管理したことで、選手が効率的に練習できる環境を整えられた、といったように、強みを活かして取り組んだことと、その結果として得られた成果をセットで伝えることが大切です。
出来事の羅列ではなく、「自分の行動がチームにどのような影響を与えたのか」を明確にしましょう。
企業に求められている強みと入社後に生かせる強みを関係づける
最後に、自分の強みが入社後にどのように活かせるのかを示すことで、より説得力のある自己PRになります。
採用担当者は「この人が自社で活躍できるかどうか」を判断したいため、単なる経験の紹介ではなく、その経験を仕事にどう活かせるかを明確に伝えることが求められます。
企業の求める人物像や業務内容を意識し、「私の強みは◯◯であり、この経験を活かして御社の△△の業務に貢献したい」といった形で、強みと企業のニーズを結びつけることが効果的です。
マネージャー経験を自己PRに活かすステップ
マネージャーとしての経験は、自己PRの中で大きな強みになります。
しかし、その魅力を伝えるためには、役職や成果を述べるだけでは不十分です。
自分の役割を整理し、数値を交えて具体的に伝えることで、採用担当者に明確な印象を残すことができます。
ここでは、マネージャー経験を効果的に自己PRに活かすための手順を紹介します。
自分の役割を明確にする
まず、自分がチームの中で果たした役割を整理することが大切です。
マネージャーといっても、全体を指揮する人もいれば、裏方として調整や支援を行う人もいます。
採用担当者は、どのような立場で何を目的に行動したのかを知りたがっています。
そのため、チームの規模や目的、目標を具体的に示し、自分がどの部分に責任を持っていたのかを明らかにすることが重要です。
また、中心で指揮を取るだけでなく、支える側として動いた経験も評価されます。
自分の行動が周囲にどのような影響を与え、どんな課題を解決したのかを整理して伝えることで、判断力や行動力がより具体的に伝わります。
役割を明確にすることは、自己PR全体の軸を作る第一歩です。
エピソードを定量化する
自己PRの説得力を高めるためには、経験を数字で示すことが効果的です。
単に努力や工夫を語るよりも、成果や変化を数値で伝える方が客観的で分かりやすくなります。
例えば、メンバー数、期間、達成率、改善率などを加えると、取り組みの規模や成果の大きさが具体的に伝わります。
数値が思いつかない場合でも、変化や行動の結果を言葉で表すことは可能です。
意見がまとまらなかったチームを協力的な雰囲気に変えた、全員が納得して動ける環境を作ったなど、状況の変化を示す表現も立派な成果です。
採用担当者は、努力の内容を数値だけでなく、過程からも読み取りますが、定量化は自分の経験を相手に実感として伝えるための重要な工夫です。
学んだこと→強み→企業での再現性に
自己PRでは、経験を通して何を学び、それがどのような強みになったのかを明確にすることが重要です。
さらに、その強みを企業でどう活かせるかまで伝えると、一貫性のある内容になります。
経験から得た学びを行動に結びつけることで、再現性の高いスキルとして評価されます。
過去の成功体験だけでなく、失敗や悩みをどう乗り越えたかを加えると、成長意欲や柔軟性も伝わります。
企業は、経験そのものよりも、その経験を今後にどう生かすかを見ています。
だからこそ、学びを自分の言葉で整理し、具体的に企業での行動に結びつけることが重要です。
経験、学び、強み、再現性という流れを意識すると、伝わりやすく深みのある自己PRになります。
面接で話す時の構成
面接でマネージャー経験を話す際は、話の流れと簡潔さが鍵になります。
まず最初に結論を伝え、自分の強みや学んだことを短くまとめます。
次に、背景となる状況を説明し、どんな課題や環境で行動したのかを簡潔に示します。
そのうえで、具体的にどのような行動を取り、どんな工夫をしたのかを語ります。
そして、最後に結果と学びを伝えることで、話にまとまりが生まれます。
この順序を守ることで、聞き手に理解されやすい話し方になります。
また、感情的にならず、事実に基づいて冷静に話すことが信頼につながります。
面接官が求めているのは、再現できる力です。
そのため、最後に入社後どのようにその経験を活かしたいかを添えると、印象的な締めくくりになります。
【マネージャー経験で学んだことを自己PRに】マネージャー経験を書く上での注意点
自己PRやガクチカでマネージャー経験について書くときは注意点もあります。
この注意点を守らないと、せっかくの貴重な経験から得たことも採用担当者に伝わらないばかりか、良くない印象を与えてしまうかもしれません。
マネージャーとして取り組んできた競技に関して誰もが知識を持っているわけではないため、わかりやすい表現を心がけましょう。
また、自己PR・ガクチカは客観的な視点を持って書かなければなりません。
主観に偏りすぎないように意識して内容を精査することが大切です。
専門的な用語は避ける
就活において、マネージャー経験について書くときは、競技に関する専門的な用語は使わないようにしましょう。
自分にとっては常識かもしれませんが、競技に関する専門用語は誰でも知っているわけではありません。
その競技に興味がない人や知らない人にとっては初めて聞く言葉になり、何を言っているのかがわからず混乱してしまうでしょう。
多くの面接官は、自身が携わってきた競技の専門家でありません。
サッカーや野球など、メジャーなスポーツならある程度伝わるかもしれませんが、少々マイナーな協議であれば伝わらない可能性が高いです。
どんな人にでもわかりやすく伝えるには、中学生でも伝わる文章を意識して書くことです。
専門用語を噛み砕いた表現にすればわかりやすい内容になるほか、そういった文章が書けるという点でも高く評価されるでしょう。
客観性を入れる
自己PR・ガクチカの内容は、客観性を意識して作成することが重要です。
客観性を持った作成をしないと、自分の熱が入り主観的な文章になり採用担当者も白けてしまうでしょう。
自分はこう思ったという独りよがりな主観だけではなく、客観的な分析を交えながら作ってみてください。
たとえばマネージャーとしてチームに貢献できたかどうかについて、自分は貢献できたと信じていても、他者からそう評価されない限り本当に貢献できていたかはわかりません。
選考の中で、マネージャー経験について述べるときも、具体的なエピソードを紹介して客観性を持たせると良いでしょう。
なお、これまで努力したことを客観的に示すのであれば、第三者の目線で書くのがポイントです。
マネージャー経験と関係がない強みは避ける
マネージャーの経験と全く関係がないように思われてしまう強みをアピールすることは避けるようにしましょう。
例えば、マネージャー経験についてアピールしているにもかかわらず、自分の強みをリーダーシップなどと表現してしまうと内容に矛盾があると思われてしまいます。
もちろん、他の就活生と差別化を図るために、ありきたりな強みをアピールすることを避けようと思う人は多いでしょうが、経験と強みの因果関係が一見理解できないようなものは避けた方が良いです。
自己犠牲アピールに偏らない
マネージャーとしての努力を強調しすぎると、自己犠牲的な印象を与えてしまうことがあります。
自分を犠牲にしてチームを支えたという話は、一見立派に見えますが、採用担当者からは無理をしすぎる人、長期的に働くのが難しそう、と受け取られる場合もあります。
本当に評価されるのは、周囲を支えながらも自分の考えを持ち、冷静に行動できる姿勢です。
たとえば、忙しいメンバーを助ける中で、自分の作業を効率化したり、役割分担を見直したりした経験を語ると、バランス感覚のある印象を与えられます。
また、他人を助けた結果、自分も成長できたという視点を加えると、主体性と学びの深さが伝わります。
大切なのは、我慢や献身を誇るのではなく、状況を分析して最適な行動を取ったことを示すことです。
エピソードを短く具体的に伝える
マネージャー経験を語る際は、エピソードを長く説明しすぎないよう注意が必要です。
話が冗長になると要点がぼやけ、結局何を伝えたいのかが分かりにくくなります。
採用担当者が知りたいのは、状況の詳細ではなく、行動と学びの関係です。
そのため、話の流れは「状況」「行動」「結果」「学び」の四段階を意識して構成すると整理しやすくなります。
具体的な数値や短い言葉で状況を示し、どんな判断をしてどのように結果を出したのかを簡潔にまとめましょう。
また、一度に複数のエピソードを詰め込みすぎず、一つの出来事に焦点を当てた方が印象に残ります。
限られた文字数の中で、自分の成長と行動が伝わる構成に整えることが、読み手の心に残る自己PRにつながります。
【マネージャー経験で学んだことを自己PRに】オススメの自己PRの基本的構成
マネージャー経験を自己PRの基本的構成を説明します。
以下の構成を意識して書くことでより印象を与えることができる自己PRを書くことができます。
結論
まず結論から述べることです。
冒頭に結論を伝えることで文章にまとまりが出ます。
結論から述べることを「結論ファースト」といい、就活だけでなく多くのビジネスシーンで役立ちます。
例えば、上司へのホウレンソウ(報告・連絡・相談)では、ほとんどの場面で結論ファーストが用いられます。
入社後、直属の上司が管理職になる企業も多いでしょう。
管理職は抱えるプロジェクト案件が多数あり、限られた時間内で正確な判断と指示をしなければなりません。
上司に手短にわかりやすく伝えなければいけませんので、結論ファーストは習得しておきましょう。
根拠となるエピソード
次に結論の根拠となるエピソードを述べます。
「負けず嫌い」をアピールするのであれば、なぜ自分が負けず嫌いなのか納得できるような根拠となるエピソードを書く必要があります。
エピソードがあることで、結論の信憑性を裏付けられます。
「根拠を説明すること」は、就活の場面だけでなくあらゆるビジネスシーンにおいて役立ちます。
商談においても、統計データや既存のお客様の声を添えることで、商談相手のお客様の背中にも納得してもらえる確率が上がります。
主張と根拠はセットにして説明できるようにしておきましょう。
マネージャー経験がどう活きたのか
マネージャー経験が就活やこれまでにどう活きたのかを記入しましょう。
なぜ「どう活きたのか」を述べる必要があるのかというと、企業側はあなたの「気づき」を知りたいからです。
あなたがマネージャーを経験したことで何に気づいたかを知りたがっています。
気づきを得られる人は「成長できる人」であり、そういった人材を企業側は求めています。
学んで気づける人はどんな企業でも重宝されるでしょう。
マネージャー経験を入社後どう活かせるのか
最後に入社後どう活かせるかを述べましょう。
マネージャー経験から「貴社でこういう貢献ができます」ということを伝えて、自己PRを締めます。
自己PRで企業側がいちばん知りたいのは「自社でどう活躍してくれるのか」ということです。
いわゆる「再現性」をアピールしていきましょう。
学生時代にがんばったこととその姿勢を、入社後も発揮しますという意思表示をすることです。
【マネージャー経験で学んだことを自己PRに】 企業に評価されるマネージャー経験の例文
次に自己PRでマネージャー経験を使いたい方に向けて例文を7つご紹介します。
実際に経験したこととは異なるかもしれませんが、文章構成やエピソードの使い方などを自身の自己PRの参考として活用してください。
ガクチカ同様、自分のマネージャー経験エピソードをもとに、自己PRを作成したい方は下の作成ツールを使ってみましょう!
野球部のマネージャーの自己PR例文
マネージャーになったのは、高校生のときのケガが主な理由です。実際にプレーするのは難しくなっていましたが、どうしても野球に関わっていたかったからです。
私が所属する野球部は打線が弱く、公式戦で勝利できずにいました。そこで、私は選手一人ひとりの課題を分析し、それぞれに合った練習メニューを提供することにしたのです。私にも現役時代があり、そのころの経験も考慮しましたが、いろいろ勉強しなければならないことがあり、それこそ寝る間を惜しんで本を読んだりプロのトレーナーに話をうかがったりもしました。
その結果、チームの打線を強化することに成功し、公式戦で無事に勝利を収めることができたのです。この経験から、課題に対する解決力が身につきました。
就職してからも、この解決力を活かしてお客様が抱えているさまざまな問題を解決したいと考えています。
サッカー部のマネージャーの自己PR例文
私はサッカー部のマネージャーとして入学当時からずっと努力し続けていました。
本心では選手として試合に出たいと思いましたが、自分の実力の限界も同時に悟っていたからです。私の大学のサッカー部には実力のある選手が揃っていましたが、大事な試合の前に体調を崩すメンバーも少なくありませんでした。
そこで私はマネージャーとして、部室の掃除やユニフォームの洗濯という選手の身の回りの世話に加え、体調管理も行うことにしました。
練習前後に選手の健康チェックをして毎日欠かさず記録し続けたのです。
その結果、選手たちも自分の健康に気を遣うようになり、公式戦での勝ち星も増えていくようになりました。
この経験で私が身につけたことは忍耐力です。
選手としてプレーしたいという気持ちに打ち勝ち、マネージャーとしてできることはすべてやりきったと思っています。
御社に入社後も、たとえ地味な作業であっても決して手を抜かず、お客様はもちろん同僚・上司の方からも信頼されるように努めていきます。
陸上部のマネージャーの自己PR例文
私は大学生時代に一番力を入れたのは陸上部のマネージャーです。
高校時代にお世話になった先輩の力になりたいという気持ちがマネージャーになったきっかけでしたが、マネージャーとしての業務をこなすうちに、その魅力に惹かれるようになりました。
マネージャーの仕事をしていた中で印象に残っているのは、どうしてもタイムが伸びずに落ち込んでいた選手のケアに励んだことです。
私はマネージャーとして何ができるか考え、その選手の悩みをよく聞いていました。
自主練習がはかどらないとのことだったので、部活の後もその選手の自主練によく付き合っていました。
また、タイムが伸びないのは部内全体で考えるべき問題だと思ったので、主将にもその情報を共有し、アドバイスをする時間も作ってもらったこともよく覚えています。
その結果、その選手は大会で良い成績を残し、長いスランプを脱出しました。私がこの経験で学んだのは、個人の問題もチームで協力することで必ず道は開けるということです。
就職してからもチームワークを大切に、御社の売上に貢献したいと思います。
ラグビーサークルのマネージャーの自己PR例文
私は学生時代、ラグビーサークルのマネージャーを務めていました。
サークルは、体育会に所属している部とは違い環境面が十分ではありませんでした。
私は、ラグビー好きな人に思う存分楽しんでプレーしてもらいたいという人向けに、何とか知恵を絞って活動することを決意しました。
はじめは、十分に練習することもできず、対戦相手を探すことにも苦労しました。しかし、私は諦めたくない一心で活動を続け、試行錯誤を重ねました。
すると、協力してくれる施設や学校が徐々に増え始め、練習場所も、様々な高校・大学を探して時間を区切って借りたり、試合の機会も高校・社会人チームにお願いして試合を組んでもらえるようになりました。
入社後も、諦めずチャレンジする心を持ち続け、貴社の業績向上に貢献したいと考えております。
バレーボール部のマネージャーの自己PR例文
私は学生時代、バレーボール部のマネージャーをしておりましたが、リーグ戦でチームが負け続けていたことが課題でした。
弱点を分析したところ、相手からの強いスパイクに対するレシーブの弱さであることが明確になりました。
弱点克服のため、レシーブの練習時間を増やし、リーグ戦で当たる相手チームのアウトサイドヒッターの分析をしました。
その結果、失点が著しく減り、勝利数も3勝から6勝まで増やすことができました。
マネージャー経験をしたことで「諦めないこと」「できるまでやり続ける大切さ」をより深く実感させてくれしました。
入社後、うまくいかないことがあっても簡単に諦めず、粘り強く食らいついていく姿勢を忘れません。
アメフト部のマネージャーの自己PR例文
アメフトは競技の性質上、比較的ケガをしやすいスポーツです。
私はマネージャーになるまで、アメフトについての知識が全くありませんでしたが、選手達のケガ事情について知り愕然としました。
そこから私は、どうすればケガを予防できるか、ケガをしてからどう対処すれば1日でも早く復帰できるかについて深く勉強しました。
勉強すればするほど体の構造やスポーツ医学の深さに、頭を悩ませましたが「途中で諦めてたまるか」と一念発起して勉強をやり抜きました。
その結果、例年に比べてケガ人の数は平均2名減り、リーグ戦はベストメンバーで戦い抜くことができました。
入社後も諦めない姿勢で挑み続け、少しでも早く一人前の戦力として貢献したいと考えております。
バスケ部のマネージャーの自己PR例文
私は学生時代、バスケットボール部のマネージャーとして心血を注いできました。
私が所属するバスケ部は長年2部リーグに甘んじており、何とか1部リーグに食い込みたいという思いがありました。
しかし、部員間では「まぁ2部でも良いか」という雰囲気がありました。
私はどうにか選手達に意識を高く持ってもらえないかという思いから、選手1人ひとりと話し合い、1部リーグで戦う魅力・やりがいを伝えました。
1部リーグのチームが行っている練習やチームの意識改革を行った結果、今年1部リーグに昇格できました。
入社後も人を巻き込む力を活かし、どんなことにも挑戦していきたいと考えております。
水泳部のマネージャーの自己PR例文
この強みは、水泳部のマネージャーとして、選手一人ひとりの体調や練習データを記録・分析し、最適なトレーニング環境を整えた経験で活かされました。
チームの練習を進めるにあたり、選手の体調管理が個々のパフォーマンスや試合結果に大きな影響を与えるという課題がありました。
特に、大会前に過度な疲労が溜まり、ベストコンディションで試合に臨めない選手が多いことが問題でした。
この課題を解決させるために、毎日の体調チェックや食事管理のアドバイスを徹底し、疲労回復やトレーニングの効率化に取り組みました。
また、選手ごとに最適なウォーミングアップやクールダウンのプランを作成し、疲労の蓄積を防ぎました。
結果として、選手のコンディションが安定し、チーム全体の大会成績が向上しました。
具体的には、前年よりもベストタイムを更新した選手が増え、総合成績も向上しました。
貴社に入社した際も、状況を分析し、最適なサポートを提供する力を活かし、組織の効率化や業務改善に貢献していきたいと考えています。
テニス部のマネージャーの自己PR例文
この強みは、テニス部のマネージャーとして、新入部員の獲得とチームのブランディング活動を行った経験で活かされました。
チームの運営を進めるにあたり、新入部員の数が減少し、チームの競争力が低下しているという課題がありました。
部員数が少ないことで、練習の質が下がり、チームの成績にも影響を及ぼしていました。
この課題を解決させるために、SNSを活用した広報活動や体験練習会の企画を実施しました。
部の魅力を伝えるために、試合や練習の様子を発信し、部員が活躍する姿を積極的に紹介しました。
また、体験練習会では現役部員と新入生が交流しやすい環境を作り、参加者が入部しやすい雰囲気を作りました。
結果として、新入部員の入部数が前年の1.5倍に増加し、チームの競争力向上につながりました。
部員数が増えたことで、練習の質が向上し、試合での成績も改善されました。
貴社に入社した際も、状況を的確に分析し、課題解決のための施策を提案・実行する力を活かし、組織の成長に貢献していきたいと考えています。
柔道部のマネージャーの自己PR例文
この強みは、柔道部のマネージャーとして、選手の安全管理や試合運営のサポートを行った経験で活かされました。
部活動を進めるにあたり、柔道は怪我のリスクが高く、試合中や練習中に発生するトラブルに迅速に対応する必要があるという課題がありました。
特に、試合中の負傷者への対応が遅れると、選手の回復が遅れ、パフォーマンスにも影響を与えてしまいます。
この課題を解決させるために、応急処置の知識を習得し、すぐに対応できる体制を整えました。
また、選手の体調を日々チェックし、無理のないトレーニング計画を立てることで、怪我のリスクを最小限に抑えるよう努めました。
さらに、大会時にはスケジュール管理を徹底し、試合や移動がスムーズに進行するよう調整を行いました。
結果として、チームの怪我による欠場率が低下し、選手が安定して試合に出場できる環境を整えることができました。
その結果、チームの成績向上にもつながりました。
貴社に入社した際も、リスク管理や業務の安定運営において、冷静な判断力と迅速な対応力を活かし、貴社の発展に貢献していきたいと考えています。
マネージャー経験者によくある悩み
マネージャーとして活動してきた学生は、チームを支え、成果の基盤をつくる重要な役割を担っています。
しかし、その経験を自己PRや面接でうまく伝えられず、悩む人も少なくありません。
裏方としての立場が多く、成果を数値で示しにくかったり、自分の貢献が他の人の陰に隠れてしまったりするためです。
ここでは、マネージャー経験者が感じやすい三つの悩みを紹介します。
裏方すぎてアピールできない
マネージャーの仕事は、主役のメンバーを支え、全体が動くように整えることが中心です。
そのため、自分の働きが見えにくく、アピールしにくいと感じる人が多いです。
しかし、裏方の役割こそがチームの成果を左右します。
スケジュール管理、準備、トラブル対応など、誰かが支えなければ成り立たない部分を担ってきたこと自体が大きな強みです。
自己PRでは、自分が行った行動とそれによって生まれた変化を具体的に説明することが大切です。
チームがより円滑に動くようになった、活動の質が上がったといった結果を示せば、支える力の価値が伝わります。
自分が目立たなくても、組織全体を支えた経験は社会で求められる実践的な力です。
数字で示せる実績がない
マネージャーの活動は、成果を数値で表すのが難しい場合が多く、自己PRで悩む人が多いです。
しかし、数字がなくても評価される伝え方はあります。
それは、結果ではなく過程や変化を具体的に描くことです。
たとえば、メンバーの意識が変わった、作業の遅れが減った、雰囲気が前向きになったなど、定性的な変化も立派な成果です。
自分の工夫や気づきによってどのような改善が生まれたのかを丁寧に言葉で説明すれば、数字以上に説得力を持たせることができます。
企業は数字の大きさだけでなく、状況を見て動ける力を重視します。
成果を客観的に示せない場合も、どのような課題に向き合い、どう成長したのかを明確にすることが重要です。
数字よりも行動の意図や工夫を語ることが、本当の実績につながります。
自分の貢献が目立たない
マネージャーは、メンバーの成果を支える一方で、自分の努力が表に出にくい立場です。
そのため、自分が何をしたのかを説明しにくく、自信を持てないまま就活に臨む人もいます。
しかし、成果の裏には必ず支える人がいます。
誰かの成功を支えるために動いた経験は、組織で最も必要とされる力です。
自己PRでは、成功した本人ではなく、それを支えた自分の行動に焦点を当てて伝えると良いでしょう。
例えば、問題を事前に察知して準備を整えた、メンバー同士の対立を調整したなど、地道な行動を明確に説明します。
見えない努力を言葉にすることで、責任感や気配り、周囲を見る力が伝わります。
自分の貢献が目立たなくても、その存在がなければチームが機能しなかったという事実を伝えることがアピールになります。
【マネージャー経験で学んだことを自己PRに】マネージャー経験を活かすならエージェント相談しよう
体育会系のマネージャー経験は、就職活動において大きな強みになります。
チームを支える立場として培った調整力やサポート力、コミュニケーション能力は、社会に出ても求められるスキルです。
しかし、ただ「マネージャーをしていました」と伝えるだけでは、企業にとって魅力的な自己PRにはなりません。
具体的なエピソードを交えながら、どのような課題に直面し、それをどう乗り越えたのかを明確に伝えることが重要です。
ただ、自分一人で強みを整理するのは難しいこともあります。
そんな時は就職エージェントを活用するのがおすすめです。
エージェントを利用すれば、企業の求める人物像に沿った自己PRの作成をサポートしてもらえます。
自分の経験を最大限に活かすためにも、客観的な視点を取り入れながら、戦略的に自己PRを作り上げていきましょう。
まとめ
マネージャー経験は、企業から高く評価される可能性が高いエピソードです。
特にベンチャー企業では、マネージャー経験で培われた強みを活かせる場面が多いといえます。
さらに体育会系の社風なら、体育会系経験者を望んでいる場合も少なくありません。
しかし、どれだけマネージャーとしてすばらしい経験を積んでいても、それが採用担当者に伝わらなければ自己PR・ガクチカでアピールをする意味がありません。
専門用語の羅列にならないように注意し、客観的な視点を持って書きましょう。
