【例文7選】マネージャー経験をアピールするためのポイントと注意点を解説!

【例文7選】マネージャー経験をアピールするためのポイントと注意点を解説!

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はじめに

面接やESの選考通過のためには、評価の高い自己PRを作成することが重要になってきます。

なぜ自己PRが必要なのかその意図を知っていますか?まずは自己PRをする目的について考えてみましょう。

そしてマネージャー経験は自己PRには適している内容であると言えます。

今回は、マネージャー経験の自己PRを作成するポイントと例文を紹介するのでぜひ参考にしてください。

【マネージャー経験を自己PRにしよう】マネージャー経験は自己PRになる!

上記にも述べたように、マネージャー経験は自己PRに適しているエピソードだと言えます。

選手として華々しい結果を残していなくても企業からの評価が高い自己PRがマネージャー経験です。

特にベンチャー企業であれば、マネージャー経験は大変企業に好まれるでしょう。

ベンチャー企業は企業体質が体育会系のところが比較的多いため、新入社員にも体育会系、もしくは体育会系に慣れている人材を求めています。

マネージャーという仕事に打ち込んだ経験は大変役に立つのです。

【マネージャー経験を自己PRにしよう】マネージャー経験のポイント4選

マネージャー経験は優遇されるといっても、マネージャー経験のどこが企業に評価されるのでしょうか。

大事なポイントを事前に把握すれば、その点を強くアピールすることで内定に近づくことができます。

多くのマネージャーは、チームに所属する選手たちを勝たせるという目的意識のもと、目の前にある仕事に取り組みます。

試合に勝てば注目されるのは選手で、マネージャーにスポットライトが当たることはほとんどありません。

しかし、それでもがんばってきたという地道な経験が就活で求められています。

グリッド力
対課題力
協調性
忍耐力・受容力

1.グリッド力

マネージャー経験者には「グリッド力」が備わっていると考えられます。

「グリッド力」とは、「闘志」「粘り強さ」「自発性」「執念」を掛け合わせた言葉であり、中小企業では特に評価が高い項目です。

マネージャー経験者であれば、マネージャーという仕事の中、選手たちの練習に粘り強く付き合ってきたことでしょう。

選手たちのハードな練習に付き合うマネージャーも相当きつかったはずです。

また自発的に行動し、目標である勝利のために選手たちをサポートしてきたのではないでしょうか。

選手たちのためにできることを必死に考え、自分のできる範囲で選手たちに尽くしたはずです。

この経験で得たグリッド力をアピールすれば、非常に高く評価されます。

2.対課題力

課題に対して真摯に向き合い、それを解決してきた経験も企業では高く評価されます。

マネージャーの役割は、選手の身の回りの世話や、練習相手になるだけではありません。

選手たちが抱えるさまざまな問題を解決するのもマネージャーの仕事です。

選手たちが抱えている問題はそれぞれ異なるため、マネージャーの対応も臨機応変さが求められたのではないでしょうか。

また、チーム全体の課題の解決に奔走したこともあるはずです。

選手たちにはどのような課題があり、それをどう行動して解決したのかという経験から、自分が持つ解決力をアピールできます。

企業では自分で課題を設定しそれに取り組むことが多いため、マネージャーの経験は働いていくうえで重宝する力になるはずです。

3.協調性

協調性の高さも高評価の対象です。

マネージャーの仕事は1人だけでは成り立たず、マネージャーもチームの一員として周囲と協調しながら動かなければなりません。

マネージャー同士の協力のほか、選手・監督・コーチとも連携して動かなければならない場面もたくさんあったのではないでしょうか。

勝つためにはチームワークが重要ですが、マネージャーの仕事もチームワークがなければうまく回りません。

中小企業は、大企業にくらべて人数が少ないため、周囲と力を合わせて仕事を進める協調性はより重要です。

多くの人と関わりながら自分の仕事を進めていくという経験は、自身が持つ協調性を面接官にアピールする良い材料のひとつといえるでしょう。

4.忍耐力・受容力

マネージャー経験者は忍耐力と受容力に定評があります。

マネージャーをやっていれば、理不尽に感じる指示やつまらない雑務に耐えなければならず、余計なストレスが溜まることも少なくありません。

また、マネージャーの仕事をいくらがんばっても、選手のように試合に出て活躍するようなことはありません。

それでもしっかり耐えてマネージャーを続けられたということは、忍耐力・受容力の高さを示す十分な証拠になり得ます。

働けばつらいことや苦しいことは必ずあるため、企業はそういった困難にも打ち勝てる人材を探しています。

マネージャー経験があれば、大変なことがあっても乗り越えていけるのではないかと期待してもらえるでしょう。

【マネージャー経験を自己PRにしよう】マネージャー経験を書く上での注意点

自己PRでマネージャー経験について書くときは注意点もあります。

この注意点を守らないと、せっかくの貴重な経験から得たことも採用担当者に伝わらないばかりか、良くない印象を与えてしまうかもしれません。

マネージャーとして取り組んできた競技に関して誰もが知識を持っているわけではないため、わかりやすい表現を心がけましょう。

また、自己PRは客観的な視点を持って書かなければなりません。

主観に偏りすぎないように意識して内容を精査することが大切です。

専門的な用語は避ける

自己PRでマネージャー経験について書くときは、競技に関する専門的な用語は使わないようにしましょう。

自分にとっては常識かもしれませんが、競技に関する専門用語は誰でも知っているわけではありません。

その競技に興味がない人や知らない人にとっては初めて聞く言葉になり、何を言っているのかがわからず混乱してしまうでしょう。

多くの面接官は、自身が携わってきた競技の専門家でありません。

サッカーや野球など、メジャーなスポーツならある程度伝わるかもしれませんが、少々マイナーな協議であれば伝わらない可能性が高いです。

どんな人にでもわかりやすく伝えるには、中学生でも伝わる文章を意識して書くことです。

専門用語を噛み砕いた表現にすればわかりやすい内容になるほか、そういった文章が書けるという点でも高く評価されるでしょう。

客観性を入れる

自己PRの内容は、客観性を意識して作成することが重要です。

自己PRは自分の熱が入りやすく主観的になりがちで、客観性を持って作らないと採用担当者も白けてしまうでしょう。

自分はこう思ったという独りよがりな主観だけではなく、客観的な分析を交えながら作ってみてください。

たとえばマネージャーとしてチームに貢献できたかどうかについて、自分は貢献できたと信じていても、他者からそう評価されない限り本当に貢献できていたかはわかりません。

自己PRでマネージャー経験について述べるときも、具体的なエピソードを紹介して客観性を持たせると良いでしょう。

なお、これまで努力したことを客観的に示すのであれば、第三者の目線で書くのがポイントです。

【マネージャー経験を自己PRにしよう】オススメの自己PRの基本的構成

結論

まず結論から述べることです。

冒頭に結論を伝えることで文章にまとまりが出ます。

結論から述べることを「結論ファースト」といい、就活だけでなく多くのビジネスシーンで役立ちます。

例えば、上司へのホウレンソウ(報告・連絡・相談)では、ほとんどの場面で結論ファーストが用いられます。

入社後、直属の上司が管理職になる企業も多いでしょう。

管理職は抱えるプロジェクト案件が多数あり、限られた時間内で正確な判断と指示をしなければなりません。

上司に手短にわかりやすく伝えなければいけませんので、結論ファーストは習得しておきましょう。

根拠となるエピソード

次に結論の根拠となるエピソードを述べます。

「負けず嫌い」をアピールするのであれば、なぜ自分が負けず嫌いなのか納得できるような根拠となるエピソードを書く必要があります。

エピソードがあることで、結論の信憑性を裏付けられます。

「根拠を説明すること」は、就活の場面だけでなくあらゆるビジネスシーンにおいて役立ちます。

商談においても、統計データや既存のお客様の声を添えることで、商談相手のお客様の背中にも納得してもらえる確率が上がります。

主張と根拠はセットにして説明できるようにしておきましょう。

マネージャー経験がどう活きたのか

マネージャー経験が就活やこれまでにどう活きたのかを記入しましょう。

なぜ「どう活きたのか」を述べる必要があるのかというと、企業側はあなたの「気づき」を知りたいからです。

あなたがマネージャーを経験したことで何に気づいたかを知りたがっています。

気づきを得られる人は「成長できる人」であり、そういった人材を企業側は求めています。

学んで気づける人はどんな企業でも重宝されるでしょう。

負けず嫌いを入社後どう活かせるのか

最後に入社後どう活かせるかを述べましょう。

マネージャー経験から「貴社でこういう貢献ができます」ということを伝えて、自己PRを締めます。

自己PRで企業側がいちばん知りたいのは「自社でどう活躍してくれるのか」ということです。

いわゆる「再現性」をアピールしていきましょう。

学生時代にがんばったこととその姿勢を、入社後も発揮しますという意思表示をすることです。

【マネージャー経験を自己PRにしよう】企業に評価されるマネージャー経験の例文

自己PRでマネージャー経験について書くことを決め、構成も作り終えたら実際に書いてみましょう。

それでもどう書けば良いのかわからない、書きたいことを全部書いたら長くなってまとまらないという方も多いのではないでしょうか。

文字数に制限がある中で伝えたいことを書くためには、いくつかのコツを押さえる必要があります。

そこで、マネージャー経験の例文を7つご紹介します。

実際に経験したこととは異なるかもしれませんが、ぜひ自身の自己PRの参考として活用してください。

野球部のマネージャーの自己PR例文

私の強みは「解決力」があることです。私が学生時代に一番力を入れたことは、野球部のマネージャーとしてチームを勝たせることでした。マネージャーになったのは、高校生のときのケガが主な理由です。実際にプレーするのは難しくなっていましたが、どうしても野球に関わっていたかったからです。私が所属する野球部は打線が弱く、公式戦で勝利できずにいました。そこで、私は選手一人ひとりの課題を分析し、それぞれに合った練習メニューを提供することにしたのです。私にも現役時代があり、そのころの経験も考慮しましたが、いろいろ勉強しなければならないことがあり、それこそ寝る間を惜しんで本を読んだりプロのトレーナーに話をうかがったりもしました。その結果、チームの打線を強化することに成功し、公式戦で無事に勝利を収めることができたのです。この経験から、課題に対する解決力が身につきました。就職してからも、この解決力を活かしてお客様が抱えているさまざまな問題を解決したいと考えています。

サッカー部のマネージャーの自己PR例文

私の強みは「継続力」があることです。私はサッカー部のマネージャーとして入学当時からずっと努力し続けていました。本心では選手として試合に出たいと思いましたが、自分の実力の限界も同時に悟っていたからです。私の大学のサッカー部には実力のある選手が揃っていましたが、大事な試合の前に体調を崩すメンバーも少なくありませんでした。そこで私はマネージャーとして、部室の掃除やユニフォームの洗濯という選手の身の回りの世話に加え、体調管理も行うことにしました。練習前後に選手の健康チェックをして毎日欠かさず記録し続けたのです。その結果、選手たちも自分の健康に気を遣うようになり、公式戦での勝ち星も増えていくようになりました。この経験で私が身につけたことは忍耐力です。選手としてプレーしたいという気持ちに打ち勝ち、マネージャーとしてできることはすべてやりきったと思っています。御社に入社後も、たとえ地味な作業であっても決して手を抜かず、お客様はもちろん同僚・上司の方からも信頼されるように努めていきます。

陸上部のマネージャーの自己PR例文

私の強みは「主体性」があることです。私は大学生時代に一番力を入れたのは陸上部のマネージャーです。高校時代にお世話になった先輩の力になりたいという気持ちがマネージャーになったきっかけでしたが、マネージャーとしての業務をこなすうちに、その魅力に惹かれるようになりました。マネージャーの仕事をしていた中で印象に残っているのは、どうしてもタイムが伸びずに落ち込んでいた選手のケアに励んだことです。私はマネージャーとして何ができるか考え、その選手の悩みをよく聞いていました。自主練習がはかどらないとのことだったので、部活の後もその選手の自主練によく付き合っていました。また、タイムが伸びないのは部内全体で考えるべき問題だと思ったので、主将にもその情報を共有し、アドバイスをする時間も作ってもらったこともよく覚えています。その結果、その選手は大会で良い成績を残し、長いスランプを脱出しました。私がこの経験で学んだのは、個人の問題もチームで協力することで必ず道は開けるということです。就職してからもチームワークを大切に、御社の売上に貢献したいと思います。

ラグビーサークルのマネージャーの自己PR例文

私の強みは「チャレンジ精神」です。私は学生時代、ラグビーサークルのマネージャーを務めていました。サークルは、体育会に所属している部とは違い環境面が十分ではありませんでした。私は、ラグビー好きな人に思う存分楽しんでプレーしてもらいたいという人向けに、何とか知恵を絞って活動することを決意しました。はじめは、十分に練習することもできず、対戦相手を探すことにも苦労しました。しかし、私は諦めたくない一心で活動を続け、試行錯誤を重ねました。すると、協力してくれる施設や学校が徐々に増え始め、練習場所も、様々な高校・大学を探して時間を区切って借りたり、試合の機会も高校・社会人チームにお願いして試合を組んでもらえるようになりました。入社後も、諦めずチャレンジする心を持ち続け、貴社の業績向上に貢献したいと考えております。

バレーボール部のマネージャーの自己PR例文

私は「粘り強さ」があることが強みです。私は学生時代、バレーボール部のマネージャーをしておりましたが、リーグ戦でチームが負け続けていたことが課題でした。弱点を分析したところ、相手からの強いスパイクに対するレシーブの弱さであることが明確になりました。弱点克服のため、レシーブの練習時間を増やし、リーグ戦で当たる相手チームのアウトサイドヒッターの分析をしました。その結果、失点が著しく減り、勝利数も3勝から6勝まで増やすことができました。マネージャー経験をしたことで「諦めないこと」「できるまでやり続ける大切さ」をより深く実感させてくれしました。入社後、うまくいかないことがあっても簡単に諦めず、粘り強く食らいついていく姿勢を忘れません。

アメフト部のマネージャーの自己PR例文

私の強みは「負けず嫌い」なところです。根拠となるエピソード:私は学生時代、アメフト部のマネージャーを経験いたしました。アメフトは競技の性質上、比較的ケガをしやすいスポーツです。私はマネージャーになるまで、アメフトについての知識が全くありませんでしたが、選手達のケガ事情について知り愕然としました。そこから私は、どうすればケガを予防できるか、ケガをしてからどう対処すれば1日でも早く復帰できるかについて深く勉強しました。勉強すればするほど体の構造やスポーツ医学の深さに、頭を悩ませましたが「途中で諦めてたまるか」と一念発起して勉強をやり抜きました。その結果、例年に比べてケガ人の数は平均2名減り、リーグ戦はベストメンバーで戦い抜くことができました。入社後も諦めない姿勢で挑み続け、少しでも早く一人前の戦力として貢献したいと考えております。

バスケ部のマネージャーの自己PR例文

私の強みは「人を巻き込む力」があることです。私は学生時代、バスケットボール部のマネージャーとして心血を注いできました。私が所属するバスケ部は長年2部リーグに甘んじており、何とか1部リーグに食い込みたいという思いがありました。しかし、部員間では「まぁ2部でも良いか」という雰囲気がありました。私はどうにか選手達に意識を高く持ってもらえないかという思いから、選手1人ひとりと話し合い、1部リーグで戦う魅力・やりがいを伝えました。1部リーグのチームが行っている練習やチームの意識改革を行った結果、今年1部リーグに昇格できました。入社後も人を巻き込む力を活かし、どんなことにも挑戦していきたいと考えております。

まとめ

マネージャー経験は、企業から高く評価される可能性が高い自己PRです。

特にベンチャー企業では、マネージャー経験で培われた強みを活かせる場面が多いといえます。

さらに体育会系の社風なら、体育会系経験者を望んでいる場合も少なくありません。

しかし、どれだけマネージャーとしてすばらしい経験を積んでいても、それが採用担当者に伝わらなければ自己PRの意味がありません。

専門用語の羅列にならないように注意し、客観的な視点を持って書きましょう。

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