注目のベンチャー企業の理念10選!急成長を支える経営理念の重要性を徹底解説!

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はじめに

就活をはじめた大学生の中には、ベンチャー企業を視野に入れて情報収集をしている学生も多いのではないでしょうか。

近年では、ベンチャー企業が注目されたりさまざまな分野で活躍したりしており、高学歴の学生からも就職先として高い人気を集めています。

しかしベンチャー企業は大企業と違って、どんな企業であるのかわかりにくかったり、想像しにくかったりすることが多くあります。

そんな時は、そのベンチャー企業の理念に注目すれば、入社後のミスマッチを防げるでしょう。

今回は、ベンチャー企業における経営理念について、そして注目のベンチャー企業をそれぞれが掲げる理念とともにご紹介します。

経営理念は何のために掲げられるのか

経営理念とは、社員をモチベートし、なぜその企業が存在しているのかを明確にします。

さらには企業のブランド力を向上させるために掲げられます。

経営理念とは、その企業の価値観や志、考え方、社会的役割や存在意義を言語化したものです。

会社の根本である考えを、社外に示す役割があります。

経営理念は、一般的に以下3つの要素から成り立っているといわれています。

・使命感(ミッション)
・未来像(ビジョン)
・価値観(バリュー)

会社の基礎として価値観が存在し、それらを達成するための使命感、そしてその達成の先に未来があるという成り立ちです。

ベンチャー企業の経営理念を調べる際には、これら3つのポイントに注目しながら情報を集めましょう。

注目のベンチャー・スタートアップ企業の経営理念(ミッション)10選

理念がどういったものか理解したら、実際に人気ベンチャー企業の理念がどんなものかみていきましょう。

以下の企業は、近年著しく成長を遂げている注目のベンチャー・スタートアップ企業ばかりです。

それぞれの企業の理念を参考に、自分が共感できるのはどういったものなのか考えてみましょう。

Wantedly

「Wantedly」はやりがいや環境で求人者と求職者を結ぶビジネスSNSの展開をしている企業です。

2020年には240万人以上のユーザーを獲得しました。

学生の中でも、就活やインターンのために利用しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなソーシャルリクルーティングサービスで有名なWantedlyの経営理念は「シゴトでココロオドルひとをふやす」です。

働く人々が、共感を通じて出会い、つながり、つながりを深めるためのツールとしてビジネスSNSを提供したいという願いが込められています。

仕事はお金を稼ぐための手段ではなく、自己実現の手段として捉えているのです。

その理念が特に若い世代に共感を得たことが、ここまでの成長につながったといえるでしょう。

今後は国境を越えて「はたらく全ての人のインフラ」を作っていくというビジョンを掲げています。

さらなる国際的な活躍が期待できそうです。

クラウドワークス

国内で最大規模のクラウドソーシングサービスを提供しているのが「クラウドワークス」です。

企業と個人がオンラインでつながることで、仕事の価値観を大きく変えることに成功しました。

現在では、442万人のフリーランスと72万の企業が利用しており、まさに現代の働き方の選択肢を大きく広げた企業でもあります。

そんなクラウドワークスの企業理念は「“働く”を通して、人々に笑顔を」です。

インターネットの発達により、モノ・サービスの流通が変化し、個人が収入を得る方法が変わってきました。

そんな社会の変化の中で報酬だけにこだわることなく、1つのありがとうが人々に転機をもたらすことがあるという信念をもっています。

それらをつなぐためのインフラとして、クラウドワークスは運営されているのです。

リクルート

人材サービスで圧倒的な地位を確立している「リクルート」は1960年に小さなビルの屋上にあるプレハブからスタートした企業です。

当時は、大学新聞専門の広告代理店として、優秀な学生と企業を結びつけるという業務を手がけていました。

そこからは、旅行情報誌である「じゃらん」や結婚情報誌である「ゼクシィ」、グルメ情報誌「ホットペッパー」の刊行も行っています。

人材サービスを超えて幅広い分野でサービスを展開しているのです。

そんなリクルートのミッションは「まだ、ここにない、出会い。」です。

より速く、シンプルに企業と個人をつなぐことで、新しい出会いを身近にしていきたいというミッションを掲げています。

そのために大切にしている価値観としては、新しい価値の創造、個の尊重、社会への貢献の3つを基本としています。

ビズリーチ

「ビズリーチ」もリクルートと同じく人材サービス業界で活躍を遂げている企業の1つです。

インターネットを活用した転職サイト「ビズリーチ」の運営、20代の転職サイト「キャリトレ」などのサービスを展開しています。

そんなビズリーチはミッションとして「すべての人が「自分の可能性」を信じられる社会をつくる」ことを掲げています。

働き方や世の中の価値観が変わり続ける中で、自分の可能性を信じて人々が生き生きと働けるようにすることを目指しているのです。

そのために、働き方やキャリア教育を変革していきたいという意味が込められているのです。

それらのミッションを実現するための会社の価値観としては、以下のような5つをあげています。

・価値のあることを、正しくやろう
・変わり続けるために、学び続ける
・お客様の本質的課題解決
・その行動力でブレイクスルー
・事業づくりは、仲間づくり

スマートニュース

「スマートニュース」は話題の記事を自動で集めて届けてくれるという便利なアプリ「Smart News」を提供している企業です。

この便利なサービスには、世界中の膨大な情報を解析するアルゴリズムと、スマートデバイスにもっともふさわしいインターフェースが活用されています。

そんなスマートニュースのミッションは「世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける」です。

スマートフォンの普及によって、世界中の誰もが発信者となりつつある現代社会では、日々膨大な量の情報が生み出されています。

そのすべてに目を通すことが不可能である今、その人にとってより必要で良質な情報に出会ってほしいという願いが込められているのです。

良質な情報を作り出している発信者が損をすることのないような世の中にしたい、という願いも込められています。

グノシー

「グノシー」はエンターテイメント性の高い「グノシー」や、社会性の高いニュースを主に扱う「ニュースパス」などの情報サービスやニュース配信アプリを提供している企業です。

どちらのアプリにも独自のアルゴリズムを活用し、一人ひとりのユーザーにあった情報を提供しています。

現在では、大株主であるKDDIとともに、海外でのニュースアプリの開発にも力を入れています。

そんなグノシーの掲げる企業理念は「情報を世界中の人に最適に届ける」です。

情報が増え続ける社会において、適切な人に適切な情報を届けることが目標だといえます。

ユーザベース

「ユーザベース」は経済情報プラットフォームとして有名な「SPEEDA」や、経済ニュースメディア「News Picks」を提供している企業です。

そのほかにも、スタートアップ情報プラットフォームや、法人向けのコンサルティング事業、エキスパート・ネットワーク事業なども手がけています。

そんなユーザベースが掲げているミッションは、「経済情報で、世界を変える」です。

世界中にあふれる膨大な量の経済情報を、人とテクノロジーの力で整理することで、ビジネスパーソンや世の中の意思決定をサポートするという意味が込められています。

これらのミッションは、企業として成長していく中で、個性豊かなメンバーが同じ方向へ進んでいくために価値観の共有を目的として定められました。

スタディプラス

「スタディプラス」は毎日の自己学習をサポートするアプリ「Studyplus」を手がけている企業です。

学習記録を可視化したり、SNSで仲間を作れたりと、学ぶためのモチベーションをUPさせてくれると人気のアプリとなっており、数多くの賞を獲得しています。

そのほかには、教育機関向けの学習管理サービスや、電子参考書のサブスクリプションサービスなど、学びに関するさまざまな事業を手がけています。

そんなスタディプラスのミッションは「学ぶ喜びをすべての人へ」です。

学びをさらに自由で楽しくするために、そのきっかけになるようなプラットフォーム作りを目指しています。

このミッションは、代表自身が学生時代に勉強記録ノートを作ったことで、学習に対するモチベーションが上がったという経験がもとになっています。

メルカリ

「メルカリ」はスマートフォンに特化した個人間取引のマーケットプレイスを展開しています。

スマートフォンを使うだけで誰もがモノを簡単に販売したり購入したりできるようになりました。

日本国内だけにとどまらず、米国でも「Mercari」を展開したり、スマホ決済サービスを提供したりと、さらに事業の拡大が期待されています。

そんなメルカリのミッションは「新たな価値を生み出す世界的なマーケットプレイスを創る」です。

限りある資源を有効に利用することでより豊かな社会を作りたいという願いが込められています。

これらは、創業者が世界一周の旅をした際に抱いた問題意識によって生み出されました。

freee

「freee」は中小企業の経理業務を効率化するための「freee会計」や、給与計算や労務管理を効率化するための「freee人事労務」というサービスを展開している企業です。

ほかにも税務申告を手助けするものや、マイナンバーの管理をサポートするものなど、さまざまな総合型経営プラットフォームを提供しています。

そんなfreeeのミッションは、「スモールビジネスを、世界の主役に。」です。

誰もが自由に、スピード感をもって経営できる環境を育てることが目標といえます。

個人事業や中小企業などに関わる人々がさらに社会を活性化させるためのサポートをしたい、という願いが込められているのです。

ベンチャー企業にとっての、経営理念の重要性

ベンチャー企業の成長スピードは大手の企業と比べものにならないくらい速く、1年で社員数が数倍に増えることもめずらしくありません。

そんな状況の中で、さまざまなバックグラウンドや個性がある社員をまとめることが重要です。

そのためには、明確な理念で社員の意識を1つの方向にまとめ、モチベーションをもって動いてもらうことが必要となるのです。

そうすることで、何か問題が起きた際や困難にぶつかった時にも、理念を思い出すことによってそれらを乗り越える力となります。

大きな選択をしていくベンチャー企業の中で、その指針となる経営理念は、会社の未来を変える重要なものであるといえるでしょう。

まとめ

今回は、ベンチャー企業の経営理念に焦点をあてて、その役割や、注目のベンチャー企業がどのような経営理念を掲げているのかについてご紹介しました。

どんな大企業も最初は小さなスタートアップからはじまることがほとんどです。

そんな中で、より明確な理念を掲げている会社こそ、世の中を変えるような企業に成長しているとおわかりいただけたでしょうか。

この記事を参考に、就活の際にはぜひ企業がどのような理念を掲げているのかしっかりとチェックし、共感できるような会社を見つけてみてください。

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