初めてでも失敗しない!集団面接を通過するための攻略法を徹底解説

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・集団面接とは何か
・個人面接との違いについて
・集団面接の対策

この記事をおすすめしたい人

・集団面接とは何か知りたい人
・個人面接との違いについて知りたい人
・集団面接の対策をしたい人

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就活では、集団面接が行われることも少なくありません。

数名で面接するとなると、なおさら緊張してどうすれば良いのかわからない人もいるのではないでしょうか。

特に初めての経験となると、不安になるものです。

ここでは集団面接を無事にクリアするために知っておくべき知識やコツについて紹介します。

個人面接との違いや面接官が見ているポイントについても知っておきましょう。

これから面接を控えている人は参考にしてください。

集団面接とは

企業によっても異なりますが、2人~6人くらいの人数で行われるのが集団面接です。

面接会場に数名が集まり、質疑応答などを皆でする形になります。

場合によっては、突然のプレゼンが成されることもあります。

プレゼンとは、みんなで一つのテーマについて話し合い意見交換や発表をしていくやり方です。

これによって、リーダーシップが取れる人や協調性の有無、自己中心的ではないかなどその人の特徴がよく見えてきます。

大勢の就活生がいる場合に個々に面接するのが大変なので、集団でまとめて選考するケースが多いです。

選考の序盤で人数を捌いて絞っていくというパターンです。

また、団体での面接はそれぞれの個性やスキルが表れやすく、企業側としても自社に合う人材を見つけるのに適しています。

いわゆるネガティブチェックでもあり、落とす人を探す意味合いもあってシビアな面接といえそうです。

話す内容だけでなく、マナー面などもしっかりとチェックされているので会場に入った時点からが面接だと意識して挑むことが大切です。

個人面接との違い

一般的に就活の選考方法として行われるのが個人面接です。

集団面接とはどういった点が異なるのでしょうか。

面接官と一対一で質疑に臨むのと集団とでは、まず話す時間が変わってきます。

面接に割ける時間は限られているわけです。

また、ほかの就活生と比べられる点も、個人面接との大きな違いです。

比較されるのは良い面と難しい面の双方があるといえます。

次から詳しく、それぞれの違いについて見ていきましょう。

話す時間が短い

企業は採用選考にばかり時間をかけるわけにもいきません。

面接に使える時間は限りがある中で集団での質疑応答となると、1人が話せる時間も少なくなってきます。

マンツーマンの個人面接よりもトークタイムは減るわけです。

しかしながら、だからこそ、ダラダラ話すのではなく内容の濃い回答をする必要があります。

集団プレゼンの場合も、空気を読んでみんなのことを考えて、自分ばかりが喋らないようにする気配り力もチェックされています。

他の学生と比較される可能性

一対一より集団のほうが、ほかの就活生と比較されやすいのは当然です。

面接会場に入った時の挨拶や礼儀作法から、すでに皆比べられているともいえるでしょう。

さらに、その後の発言や立ち振る舞い、退出の仕方などどれも比較されている可能性が高いです。

集団面接が選考の序盤にある場合は、選考基準に達しているかどうかという絶対評価でチェックされることが多いです。

けれども中盤の集団面接となると、「グループから○人の採用」というように採用人数が決められているケースが見られます。

そうするとグループメンバーで比較して、相対評価で結果を出すことになりがちです。

シビアに一人ひとりが比べられることになるでしょう。

いずれにせよ、集団面接をクリアするためには何かほかの就活生よりも上回る部分があるかどうかが重要になってきます。

インパクトのある回答や自社とのマッチング、優れたスキルなどがものを言います。

コミュニケーションの取り方も大事です。

集団面接で見られているポイント

ほかの就活生を上回る必要があるとされる集団面接ですが、具体的にどういった点をチェックされているのでしょうか。

面接官が見ているところを知ることで、集団面接への準備もしやすくなります。

当日の留意点や意識するべき点もわかるはずです。

マナー面やコミュニケーション力、その会社が求めている能力を備えているかどうかなどが評価ポイントとなります。

以下に具体的に、それぞれのチェック項目について解説していきます。

マナーはあるか

個人面接でも、もちろんのことマナーがある人間かどうかはチェックされます。

集団となるとなおさら、この部分でネガティブ選考になってしまう可能性が高いので要注意です。

一言にマナーといえども、見られている点は多様です。

会場への入室方法や挨拶、身だしなみから言葉遣いなどが挙げられます。

ノックの仕方や着席のタイミングは意識していない人もいて、差がつきやすい箇所といえるかもしれません。

着席は、面接官が「どうぞお座りください」などと言うまでは先に座らないのがマナーです。

さらに、集団面接の場合はほかの就活生に対する態度や話の聴き方なども、評価対象になるでしょう。

自分ばかりが自己中心的に話すのではなく、ほかの人のことも考えての言動が大切です。

気遣いもマナーの一つであり、集団面接では人としての常識があるかどうかもよく見えてきます。

敬語の使い方に関しては、間違って覚えている人も少なくありません。

面接の前に敬語についての勉強をしておくと安心です。

入退室の仕方やお辞儀についても、自宅で予行演習をして当日自信を持って挑みたいものです。

家族や友達に見てもらえば、自分で気付かない点もよくわかります。

基本的なコミュニケーション能力はあるか

面接官に何か聞かれた時に、それに対して気持ち良く受け答えができているかどうかは重要な評価ポイントです。

質問への回答が的確でわかりやすく、長すぎないことが大切です。

そのためには、要点をまとめる力も必要になってきます。

集団の場合は、ほかの人の話も聞いてそのうえで自分の意見を述べるという姿勢も大切です。

人の話を聞くばかりでは、傾聴力はあっても主体性や積極性がないとみなされてしまうこともあります。

コミュニケーション力はみんなと良きバランスで気持ち良く会話のキャッチボールができる力です。

メンバーそれぞれ自然と、その人に適した役割が生まれてきますが、その中でもバランスが取れている人は高評価につながることでしょう。

自社に適した人材か

企業によって、求める人材はそれぞれ異なります。

数人での面接では、1つの質問をした時の回答も皆違ってきます。

それゆえに、自社に合っているかどうかが見えやすいです。

優秀な回答をしたとしても、それが企業にマッチングしているとは限りません。

たとえば、チーム営業職の面接では、飛び抜けてトーク力があって積極的に動けるタイプももちろん良いのですが、周りを見ながら遠慮がちに必要なことのみ話す協調性のあるタイプのほうが重宝がられることもあります。

いずれにせよ、集団面接では立ち振る舞いから回答まで、すべてにおいて自社が求める人物像に合うかどうかを判断されているといえるでしょう。

あらかじめしっかりと企業研究をして、どういったタイプがマッチするのかを把握しておくことが大切です。

集団面接で確実に合格するためのコツ

具体的に、集団面接を無事にクリアするためのコツについて解説していきます。

周りの就活生との比較もありますし、ネガティブ選考であり厳しい条件ではあります。

そんな中で自分らしく面接に挑むには、事前の準備が不可欠です。

どのような準備をしておけば良いのかを、見ていきましょう。

当然のことながら、自己分析と企業研究は欠かせません。

そのうえで、やっておくべきことについて紹介します。

基本的な質問は簡潔に答えられるようには準備しておく

質疑応答の内容は、個人面接と集団面接でそれほど違いはありません。

一般的な自己PRや志望動機、そしてガクチカは集団面接でも聞かれる可能性が高いです。

しっかりと中身の濃い回答を考えておくことが大切です。

掘り下げて理論的に話すことで、説得力のある回答になります。

ロジカルに話すコツとしては、結論から話すPREP法を用いると良いでしょう。

結論→理由→エピソード→結論で締めるという文章構成です。

簡潔に話すために、一度文章に書き起こしてまとめておくのがおすすめです。

整理しなければ言いたいことがありすぎて、面接で思うように回答できなくなります。

面接準備として、質問例を予想してそれに対する答えを考えておきましょう。

長々と話さない

前にも述べましたが、集団面接は限られた時間内で1人が話せる時間も短くなります。

それゆえに、長々と話すことはタブーです。

ダラダラ長い話は言いたいことも伝わりにくく面接官にストレスを与えるうえに、集団面接でほかにも人がいるのに自己中心的だと思われてしまいます。

プレゼンにおいても、率先して話すのも良いですがほかのメンバーのことも考えて話す時間配分を考えるなどの配慮をしたいものです。

だいたい各項目において、1分を目安に回答準備をしておくと良いでしょう。

企業によっては、「○分で話してください」といった条件が与えられることもあります。

事前に各質問に対する回答を考える際に、答えるのにかかる時間も計って感覚を掴むことがコツです。

エピソードは複数持っておく

集団面接の難しさは、解答がほかの人とかぶる可能性も出てくることです。

もちろん、同じ考え方の場合は答えがかぶるのは仕方ありませんし悪いことではないです。

しかしながら、インパクトに欠けてしまうのは否めません。

先に話した人のほうが、有利に感じることもあるでしょう。

この問題を回避するためには、回答例やエピソードをいくつか用意しておく手があります。

かなりレベルの高い技術になりますが、面接官にインパクトを持ってもらうためのテクニックともいえます。

ガクチカなどは特に、ユニークなエピソードを数例考えておきたいものです。

ESと違うことを話しても大丈夫?

前の人とかぶらないようにエピソードをいくつか用意しておく点で、一つ気を付けなければならないことがあります。

事前にエントリーシートを提出している場合は、前の人の発言と同じ回答になるとしても、エントリーシートに書いたことを述べるようにしましょう。

ここで内容が大きく変わってしまうと、軸がブレているとみなされる可能性が出てきます。

ほかの人とかぶる内容でも、自分らしく表現することで良い評価を得ることができるはずです。

真似ではなく、自信を持って自分なりの回答を述べましょう。

たとえば、独特なキャッチフレーズを用いてインパクトを持ってもらうのも一つです。

いかに掘り下げて話すかによっても、同じ内容でも差が出ます。

まとめ

手強く感じる集団面接も、こうして見てみると個人面接とさほど変わらず向き合える気がしてきませんか?

隣にライバルとなる就活生がいるとしても、しっかり事前準備をして自分らしい自分だけの回答をすることで面接クリアできるはずです。

そのためにも、面倒臭がらずに面接の準備はするようにしましょう。

集団面接だからこそ、自分の良さが目立つ場合もあります。

ポジティブに捉えて、堂々と全力で挑みたいものです。

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