・自己PRが書けない理由
・自己PRの書き方
・自己PRの例文
・自己PRの書き方がわからない人
・自己PRの例文を見たい人
・自己PRの評価ポイントを知りたい人
はじめに
就活では自己PRは避けて通れない一つの関門です。
自己PRがない、と悩んでいる就活生はとても多く、自分は人に誇れるような特技も能力もないと落ち込んでしまう人もいます。
謙虚であるのは良いことでもありますが、就活においてはしっかり自分をアピールする力をつけましょう。
誰しもアピールできることはありますし、自分にとってそれが何なのかをしっかり見つけ出すノウハウを身に付けることが大切です。
ここでは自己PRが書けない人のために、自分のアピールポイントの探し方を紹介します。
【自己PRが書けない人へ】自己PRって何?
自己PRとは、自分の長所や経験をもとに、自身が持っている能力を相手に伝えるための手段として、就職活動においてよく使われるものです。
長所との違い
自己PRと長所はいずれも「自分の優れた点を伝える」という共通点はありますが、実は異なるものであるため、区別して覚えておきましょう。
長所は自分自身が持っている優れた特性やスキルを主観的に伝えるものです。
例えば、自分が忍耐強いと感じている場合、それを具体的なエピソードとともに説明します。
しかし、自己PRは企業側から見て、就活生がどのように企業に貢献できるかを判断するために求められるものです。
自己PRでは単に自分の強みを述べるのではなく、その強みが企業にどのように役立つか、具体的にどのような成果をもたらせるかを明確に説明することが重要です。
企業は就活生の自己PRを確認し、その人が自社でどのような価値を提供できるか見極めようとしています。
自己PRでは企業のニーズを求める人物像に合わせて自分の経験やスキルを具体的に結びつけてアピールすることが求められるのです。
ガクチカとの違い
ガクチカは自己PRとは異なる視点から自分をアピールするものです。
ガクチカは主に学生時代にどのような活動に取り組み、その中でどのような能力を身につけたかを伝えることに焦点を当てています。
例えば、サークル活動やアルバイト、ボランティアなどの経験を通じて自分がどのように成長し、何を学んだかを説明します。
一方、自己PRは企業に対して自分がどのように貢献できるのかを具体的に伝えることが趣旨です。
自己PRでは自分の強みやスキルを企業のニーズに合わせて説明し、その強みがどのようにして企業の目標達成に役立つかを明確に示す必要があります。
ガクチカが「自分の過去の経験を中心にした自己紹介」であるのに対し、自己PRは「自分を採用することによって、企業にどのようなメリットがあるかを強調するもの」です。
【自己PRが書けない人へ】自己PRが書けない人は多い?
「ただでさえ話したり伝えたりするのが苦手なのに自己PRなんてできないよ」と思われる方は多いでしょう。
実際、自己PRを書けずに悩んでいる就活生は多く、ほとんどの人は自己PRに自信がありません。
そもそも最初から完璧な自己PRを書ける人はいません。
はじめから完璧なものを作ろうとせず、就活を通じて少しずつ完璧に近づけていけば大丈夫です。
そのためには、自分だけでなく周りの力も借りましょう。
1から丁寧に作り方を解説しているこちらの記事もあわせてご覧ください。
【自己PRが書けない人へ】企業の評価基準4つ
自己PRが書けない人へまずお伝えしたいのは、そもそも自己PRにおける企業の評価基準は4つだけだということです。
人柄
スキルと経験
入社後の活躍イメージ
それは「どんな人なのか?」と「どんなことができて、どんなことができそうか?」という基準です。
企業は新しく採用を行うにあたって、応募者の性格が自社の社風に合っているか、応募者が自社に貢献できる能力を持っているかを知る必要があります。
そのために課されるのが、自己PRです。
企業がどのような点を見ているのか、さらに詳しく見ていきましょう。
自社とのマッチング度
採用担当者は、応募者がどんな人かを判断するために、考えや価値観、行動特性、周囲との関係性やストレス耐性といった内面的な部分を総合的に見ようとしています。
そして、応募者の人間性と社風を照らし合わせて、自社とマッチしているか、一緒に働きたいと思えるかという点を採用基準の1つとしているのです。
会社の方向性と違う考えを持っていることや、周りの仲間と協力して業務を進められないことなどが採用後に発覚すれば、企業は大損します。
そのあたりの見極めは、慎重に行っているでしょう。
したがって、採用したいと確実に思わせるためには、自身と企業のマッチング度が高いことを積極的にアピールできる内容にすることが望ましいです。
企業の意図を踏まえ、PRするポイントはよく考えて選びましょう。
人柄
企業の採用担当者は自己PRから人柄を確認したいと確認して考えています。
自己PRを話す時は自分がどのような人物なのか、どのような価値観を持っているのかなどを詳しく伝えられると良いでしょう。
なぜならば企業というのも一人ひとりの人間の集合体だからです。
人にはそれぞれ価値観がありますが、その中でも比較的ビジョンや目標、価値観の近い人物が集まっているのが会社名です。
そうなると会社の社風と全く合わない人材は少し採用しにくくなってしまいます。
よって、あなたの人柄がどのようなものであるのかを具体的に伝える必要があるのです。
相手はあなたのことを何も知らない人なので、分かりやすく説明しないと伝わりません。
文の構成や内容はじっくりと考えるようにしましょう。
スキルと経験
自己PRにおいて、企業は就活生のスキルと経験を非常に重視しています。
企業は就活生が学生時代にどのような経験を積み、その過程でどのようなスキルを身につけたかを評価しています。
単なる抽象的な強みを述べるだけでなく、具体的なエピソードを交えることでそのスキルがどのようにして培われたのかを明確にすることが重要です。
例えば、リーダーシップについて話すならば、困難なプロジェクトを成功させたエピソードを通じて自分がどのように問題解決能力を身につけたかを具体的に説明しましょう。
企業は就活生が実際の業務においてどのようにスキルを活かせるかを見極めたいと考えています。
そのため、自己PRでは過去の経験を通じて得たスキルが具体的にどのようにして企業の目標達成や業務改善に寄与できるかを示すことが重要です。
入社後の活躍イメージ
加えて、企業は応募者が入社した後に活躍するイメージを抱けるかどうかを重視しています。
人材を採用し、育成するためには多大なコストがかかるため、将来自社にとってその人材がどれだけ貢献できるかは、とても重要な要素となるのです。
つまり、応募者が「何ができるか」というスキルも大事ではありますが、それよりも「どんなことができそうか」というポテンシャルの方に重点が置かれます。
例えば英語力やプログラミング能力といったスキルに長けていたとしても、コミュニケーション能力などの内面的な能力が欠如していたら、企業に利益をもたらすような働き方ができるとは限りません。
自身が企業にどのような貢献ができるかを考え、自己PRを組み立てるようにしましょう。
【自己PRが書けない人へ】自己PRが書けない7つの理由とは?
自己PRが書けないのには、主に7つの理由があります。
「何もないから」というのは自分の思い込みですので、まずは冷静に情報をまとめてみましょう。
自己PRはエントリーシートの作成時にも、面接に進んだ時にも必ず求められる項目です。
ここをクリアしないと選考を突破できませんので、まずは書けない理由を理解することが大切です。
①使えるエピソードが無い、もしくは微妙だと思っている
②企業が自己PRで何を見ているのか把握していないから
③そもそも自分の強みが分からない
④自信がない
⑤志望企業について詳しくない
⑥自己分析ができていない
⑦特別なエピソードが必要だと思っている
①使えるエピソードがない、もしくは微妙だと思っている
自分をアピールできるようなエピソードがない、微妙だと考え、使えないと思っている学生はとても多いです。
でも就活する全員が海外留学の経験があったり、体育会で主将を務めたり起業や長期インターンの経験などを持っているはずもありません。
結論をいえば、エピソード自体は平凡なものでまったく構いません。
自己PRで重要なのはエピソードのすごさではなく、そこに現れる本人の人間性です。
たとえば極端なことをいえば、「海外留学して勉強になりました。」というだけのエピソードと、「アルバイトで努力して売上アップに貢献しました。」というエピソードでは、後者のほうが圧倒的に評価されます。
自己PRはその企業に貢献できる点を伝えることですので、どのような人間性を発揮できるかが重要なポイントであることを理解しましょう。
そもそも新卒採用において、華々しい成果や高い専門スキルを求める企業はほぼありません。
採用担当者は、これからどのように成長していってくれるかポテンシャルを見極めていますので、人物像や素質のわかる内容にすることが重要です。
②企業が自己PRで何を見ているのか把握していないから
企業は自己PRで自社の雰囲気に合いそうか、自社が求める人材かを見ています。
つまり、あからじめ相手企業がどのような人物像を求めているか情報をつかむことで、それに合わせたアピールポイントを探すことも可能です。
近年では採用にあたって企業がもっとも重視するのは、自社との相性、マッチングです。
相手が求める人物像を把握すれば、それに合うエピソードを探して組み立てることも一つの有効手段といえるでしょう。
逆にいえば、企業がどんな人を求めているかわからないと、アピールすべき内容がわからず自己PRに悩むことになります。
革新的な考えを持つ人物像を求める企業に、昔ながらの保守的な組織人である自分をアピールしてもマッチしないのは当然です。
いきなり自分の中から答えだけを見つけ出すことは不可能ですので、まずは企業が自己PRに何を見たいかを理解しましょう。
ただし当然、自分と乖離する内容を書いても意味はありませんので、マッチする要素を探すことが大切です。
③そもそも自分の強みがわからない
自分を理解していないと、自己PRは書きようがありません。
確かに普段の生活で自分自身を振り返ることはあまりありませんが、就活にあたってはあらためて自己分析し、自分がどういった人間性を持つのか洗い出してみましょう。
また自分ではなく、親しい人にインタビューする他己分析という方法もあります。
他己分析でもそれを鵜呑みにせず、そこから自分のこれまでを客観的に振り返ることが必要となりますので、ノウハウをマスターしておくのがおすすめです。
④自信がない
他の人とあなたを比べる必要はありません。
自信がない人は、他の人の華々しいエピソードや圧倒的な経験を自分と比較しがちです。
派手なエピソードは必要ありません。
企業は決して派手で、特別な経験を持った人を望んでいるわけではありません。
あなた自身にも自分がこだわっていることや、数々の思い出があるはずです。
それらをしっかりとまとめて、丁寧に自己アピールにつなげるだけで良いのです。
また、結果にこだわる必要もありません。
企業は新入社員にいきなり結果を求めるわけではありません。
結果も大切ではありますが、それ以上に経験を通して自分は何を学んだのか。
どのように考えたのかを中心にアピールするように心がけましょう。
⑤志望企業について詳しくない
志望企業に詳しくないと言うことは、地図を持たずに目的地に向かっているのと同じことです。
企業の情報が分からなければ、その企業がどのような人材を求めているのかが判断できません。
そのため、応募者も何に向けてアピールするべきかが明確にならず、ピントのずれたアピールになってしまいます。
HPを見るとその企業のメッセージや、ビジョンが載っていると思います。
まずは志望企業が社会に向けてどのようなメッセージを発信しているのかをよく調べてください。
その上で、自分が行うべきアピールと重ねていくことが重要です。
また、最近では企業のSNSでの発信も多くなっています。
志望企業が発信している情報をより多く集め、自己PRに役立てることを意識することが大切です。
⑥自己分析ができていない
自分の強みがわからないと、売り込みはできない。
自己PRとは自分の強みや弱み、特徴や価値観などを分析、把握する事が大切です。
その上で、企業に効率よく採用メリットを示し、自分がいかに企業で活躍できるかを売り込んでいくことが重要です。
そのため、自己分析がしっかりとできていないと、自分の特徴を客観的に捉えることができません。
また、単に自分の強みをアピールすれば良いわけではなく、企業が求める人物像に合わせてアピールする必要があります。
自己分析をしっかりと行い、深掘りし志望企業が求める人物像に合わせ、評価されるものを自己アピールすることが大切となります。
まずは、自分自身をよく理解し、どのような特徴があるかを明確にしてください。
自己分析の詳しい方法については、このあと紹介していきます。
⑦特別なエピソードが必要だと思っている
自己PRにおいては、部活の大会で優勝したことや資格・検定で優秀な成績を収めたことが必須であると思うかもしれませんが、実はそんなことはありません。
多くの就活生は他の人とは異なる経験や素晴らしいエピソードを話さなければ自分の価値を示せないと考えがちです。
しかし、面接官が評価するのは、経験そのものの特別さではなく、そこから得た学びや成長、そしてそれをどのようにして企業に還元できるかという点です。
特別なエピソードがないからといって、自己PRが分かりやすく書けないわけではありません。
重要なのは、日常的な経験や身近な出来事をどのように捉え、それを通じて何を学び、自分がどのように成長したかを具体的に示すことだからです。
【自己PRが書けない人へ】自己PRが書けるようになるための対処法とは?
自己PRをうまく構築するには、適切なエピソードを見つけることがとても大切です。
魅力的な自己PRが書けるようになるためには2つの解決策があり、いずれにせよ書く内容を決めるため、強みとそれを裏付けるエピソードを見つける必要があります。
ここではそれぞれの解決策を紹介しましょう。
①自己分析を行う
就活で最初に行うべきなのが自己分析です。
自分自身をよく知っているのは自分であり、過去の自分を客観的に見直すことで、強みを含め自分がどういう人間か理解を深めるのが先決です。
子供の頃からの自分をおさらいしてみると実にさまざまなイベントがあり、楽しかったこともあれば、できれば思い出したくないこともあります。
ただ自己分析は誰に見せるものでもありませんので、自分に嘘をつかず、詳細に情報をまとめることが重要です。
一生懸命取り組んだ経験を探す
まず自分の過去から、自分がこれまでに一生懸命取り組んだことを探してみましょう。
ただしここで実績は関係ありません。 サッカーを頑張った、書道に取り組んだ、自分でおもちゃを作ることに没頭したなどさまざまな経験があるでしょうが、大会で優勝したとか、賞を取ったとか、そうした成果はなくても構いません。
一番重要なのは、一生懸命取り組んだ経験の中に自分の良さが隠れているということです。
なぜそこまで夢中になれたのか、失敗しても諦めなかったのか、その理由にこそ自分がアピールすべき魅力や強さがあることを理解しましょう。
自己PRは自分を売り込む手段のため、評価してもらわなければと必要以上に難しく考えてしまう人がとても多いです。
エピソード選びで考えすぎるとせっかくのアピールポイントを見失ってしまいますので、特別なエピソードや実績でなくても丁寧に掘り下げるのがコツです。
モチベーショングラフの作成
自分の強みを探す時に役立つのが「モチベーショングラフ」です。
モチベーショングラフは自己分析で用いられるツールの一つであり、これまでの人生をモチベーションの上下でグラフ化したものです。
モチベーショングラフを用いると、どの時期にモチベーションが高いか=一生懸命取り組んでいるかが目で見てわかるようになります。
その時に何をしていたか、何かイベントがあったかを探すことで、エピソードを掘り出す助けになります。
グラフは紙とペンで簡単に作成できますので、マスターしておきましょう。
まず縦軸をモチベーション、横軸を年齢にして、どの時にモチベーションがどれくらいあったかをざっくり書いていきます。
そしてモチベーションが上下した時にあった出来事を言葉で書き入れ、その時の感情も言語化してください。
できるだけ詳しく感情を書き出すことで、現在の自分を形成する素養を知ることができます。
箇条書きで書きだす
これまでの人生で取り組んだことを、箇条書きでリストアップします。
中学時代、高校時代、大学時代とそれぞれで洗い出し、なぜその目標に取り組んだのか、目標のためにどんな取り組みをしたかを書き出しましょう。
チームで動いた経験であれば、その中で自分がどのように振る舞ったかも深掘りしていきます。
イベントにしても部活にしても、自分の行動から組織内での立ち位置や考え方、価値観を知る手立てになるでしょう。
それらの共通点を探す
できればモチベーショングラフも箇条書きも両方作成し、それぞれの中から共通点を探してみましょう。
それらの経験に共通する行動パターンには、自分の強みがちゃんと出るはずです。
自分が無意識にも取った行動や抱いた感情には、自分の価値観がきちんと繁栄されています。
正しく理解するためには何度も自問自答しながら深掘りをする必要がありますが、実際の経験から分析していくことで、自分が他者にアピールできるポイントが見つかるでしょう。
深掘りの仕方としては、なぜそれが印象に残っているのか、その時何を感じたのかをできるだけ具体的に言語にすることです。
そこで自分がどのような個性を発揮したかが見えてくると、自分の強みを理解できるようになります。
②他己分析をしてもらう
誰にも強みや魅力、個性や価値観があります。
それでもどうしても自己分析でアピールすべきポイントが見つからなかった場合は、他己分析をお願いしてみましょう。
他己分析は、家族や友人、先輩・後輩など普段の自分を知る周りの人に、自分を分析してもらうことです。
たとえば自分にはどんな強みがあるか、これまでの人生で、いつどのような時にどんなことに一生懸命取り組んでいたか、客観的に教えてもらいます。
中学時代や高校時代の思い出があまりないという人もいると思いますが、親兄弟などの記憶にはしっかり残っていることも非常に多いです。
「真っ暗になるまでキャッチボールをしていた」「晩御飯も忘れて本を読んでいた」など、自分では忘れていた風景も他者の目に焼き付いていることもあるでしょう。
また、複数の人に分析してもらうことで、多くの人が共通して感じている強みを見つけることもできます。
過半数の人が「責任感が強い」と言ってくれるなら、なぜそう感じるのかさまざまなエピソードを教えてもらうことで、自分のアピールすべきポイントを見つけることができるでしょう。
エージェントに相談する
ここまで読んでいただいた方で、それでも「自己PRがよくつかめない」「いろいろな点で不安がある」という方は、就活エージェントに相談することをおすすめします。
自己PR作成のために、自分自身を見つめ直したり、自己分析を行っても、果たして正しい道のりを歩んでいるのか?
企業が望んでいる自己PRとはどんなものなのか?
などさまざまな不安があると思います。
また、就活を進めていくなかでも、「周りに置いていかれないか不安」や「しっかり内定をもらえるかわからない」など、就活における悩みは尽きないと思います。
多くの人が初めての経験となるため、さまざまな悩みや不安があるのは当然です。
そんな方々は、ぜひ就活エージェントに相談すると良いでしょう。
専属のアドバイザーがあなたと二人三脚でサポートをしてくれます。
きっと、あなたが考えている不安も一緒に解決してくれるでしょう。
家族や友人に相談する
エージェントは、自分の意見を聞いて客観的にアドバイスをしてくれます。
しかし、普段の自分自身を1番よく見ているのは、日々時間を共にする家族や友人です。
その人達に相談するからこそ、本質的に自分では気付けなかった要素を見つけることができます。
また、身近な人から見る自分のイメージを知ることで、面接をするときに、何に気を付ければ良いのかにも気付くことができます。
③企業が求める人物像から考える
上記でも述べたように、企業が求める人物像から強みを考えることも可能です。
自己PRが書けない原因のひとつは、企業がどのような人材を求めているか不明確というこということです。
求められる人物像が理解できることで、自分に合う企業かどうか明確になります。
求められる人物像が自分に合うと思えれば、自分の特徴が意外と求められているのかと理解できて、自信を持てるようになります。
会社説明会に参加する
会社説明会に参加すれば、企業の基本情報が短時間で把握できます。
もし、明確な人物像がわからなかったら、積極的に逆質問をして聞いてみましょう。
公表している内容より、さらにリアルで本音も交えた情報が得られるかもしれません。
求められる人物像については、なぜそういった人材が必要なのか、具体的な仕事の場面も含めて聞くことができれば「だからこういった人材が
求められるのか」と理解が深まります。
すると企業について全体像をイメージしやすくなり、自信を持って自己PRを書き進めることができるようになります。
必要と思った企業情報は十分に収集しておきましょう。
採用ホームページを見る
企業の採用ホームページも見ておきましょう。
募集要項に求める人物が記載されている場合がありますので、書かれていることには十分に目を通しておいてください。
書かれている内容に沿った自己PRを書くことが重要です。
また、採用ページには社員のインタビュー記事が載っていることもあり、社風を知ることもできますので参考にしましょう。
書かれている内容を一読して「ちょっと違うかな」「自分とは合わないかな」と思うかもしれませんが、それはとても大事なことです。
合わないと思っている企業に応募しても熱意は伝わらずお互い時間の無駄です。
企業について調べることは、自分と合わない企業を省く作業でもあります。
自分に合わないと思った企業は省いて、少しでも興味を持った企業はどんどん調べていきましょう。
OBOG訪問をする
OBOG訪問もおすすめです。
実際の企業の社風や求める人物像をより詳しく知ることができます。
OBOGの立場的には企業側の社会人ですが、一般の採用担当者とは少し違い、より親身になって話をしてくれます。
また、年齢が若ければ若いほど就活生の皆さんとも話しやすいでしょう。
就活に関するぶっちゃけ話を聞くとても良いチャンスです。
特に、入社前と入社後で何か変化はあったか、就活で意識しておくべきことは何か聞いておきましょう。
ただし、相手は社会人ですので、学生の友人と同じようにフランク過ぎる接し方はNGです。
OBOG訪問の時期ですが、大学4年生の2、3月は多くの学生が利用するため、なるべく早めに動くことをおすすめします。
④強みの例から考える
強みの例から考えることもやり方のひとつです。
強みの一覧から自分に合った強みを見つける方法です。
ただし、一覧にあるものをそのまま使うのではなく、強みに具体性を持たせたり、独自の言い換えを用いるなどして自分なりの強みをアピールする必要があります。
・傾聴力
・協調性
・コミュニケーション
・責任感
・行動力
・向上心
・計画性
・観察力
・忍耐力
・真面目
・粘り強さ
・探究心
・気配り
・努力
・思いやり
・リーダーシップ
・分析力
・集中力
・素直さ
・明るさ
・主体性
・柔軟性
⑤弱みを言い換える
自分の強みが思いつかない人は、弱みから考えていくのも1つの手です。
私たちは長所よりも短所のほうがわかっている人のほうが多いです。
そこから自分で書けるものを書いていこう。
・ミーハー⇒最近の流行りに敏感
・面倒くさがり⇒効率的に動ける
・負けず嫌い⇒悔しさを糧に成長できる
・優柔不断⇒慎重に行動できる
・事なかれ主義⇒周りの空気を読める
・飽きっぽい⇒色々なものに挑戦できる
・心配性⇒リスクを犯した行動を取らない
・流されやすい⇒どの場所でも適応できる
・他人を気にする⇒周りを見て行動できる
・わがまま⇒自分を持っている
【自己PRが書けない人へ】評価される自己PRを作成するコツ
自己PRが書けない理由にはさまざまありますが、評価される自己PRを作成するコツというものは存在します。
特に下記の5点を抑えた上で作成することで企業の採用担当者に良い印象を与えられるので、ぜひ参考にしてみてください。
簡潔に伝える
評価される自己PRを作成する上で、簡潔に伝えることは非常に重要です。
自己PRの目的は自分の強みやスキルを効果的に面接官に分かりやすく伝えることです。
しかし、複数のアピールポイントや事例を詰め込みすぎると、かえって主張が曖昧になってしまい、本当に伝えたい部分が十分に伝わらないこともあります。
長々と話すのではなく、ポイントを絞って簡潔に分かりやすく伝えることが求められます。
面接官は限られた時間内で多くの応募者と接するため、簡潔に要点を述べて、相手に強い印象を与えるように心がけましょう。
また、簡潔に伝えることで自分の話す能力や要点を把握する能力も評価されやすくなります。
したがって、自己PRを作成する際には重要なポイントを明確にし、簡潔に伝えることを意識しましょう。
企業の求める人物像に一致させる
企業の求める人物像に一致させることも、自己PRにおいて非常に重要なポイントの1つです。
いくらアピールポイントを述べても、企業が求めている人物像とずれていては採用につながりません。
企業はそれぞれ異なるニーズや価値観を持っており、求める人物像も多様です。
したがって、自己PRを作成する際には、まずその企業がどのような人物を求めているのかを理解することが重要です。
この理解をもとに、自分の強みやスキルがどのようにして企業のニーズに合致し、貢献できるのかを具体的に示す必要があります。
そのためには企業研究を徹底的に行い、企業の理念やビジョン、求めるスキルセットを把握することが欠かせません。
自己PRでは自分の強みを単に列挙するのではなく、企業の求める人物像に自分がどのように適しているか具体的に説明しましょう。
面接官に対して自分がその企業にとって価値のある存在であることをアピールすることが重要です。
エピソードを入れ込む
あなたがどれだけ能力を必死にアピールしたとしても、具体的なエピソードがなければ説得力がありません。
自分の強みやスキルを裏付けるエピソードを入れることで主張に具体性が生まれ、信憑性が高まります。
例えば、リーダーシップをアピールする際には、どのようなプロジェクトでどのようにリーダーシップを発揮し、どのような成果を挙げたかを詳しく説明しなければなりません。
このように具体的な経験や実績を示すことで、面接官に対して自分の戦力を実証できます。
また、エピソードを通じて自分の人間性や価値観も伝えられるため、より一層強い印象を残せます。
したがって、自己PRでは具体的なエピソードを交えながら自分の強みを分かりやすくアピールすることが重要です。
アピールポイントを言い換える
自己PRにおいてアピールポイントを言い換えてみるのは非常に重要なコツの一つです。
自分のアピールポイントを違う言葉に言い換えてみると、また違う印象を面接官に与えることができるでしょう。
特に自分の長所を「明るさ」や「コミュニケーション能力など」、多くの就活生がアピールするものにしてしまっている場合、差別化を図ることが難しいです。
よって、「明るさ」の場合は「粘り強く業務に取り組むことができる」「コミュニケーション能力」の場合は「チームをまとめる統率力」などに言い換えてみると良いでしょう。
ありふれた長所をアピールするのは悪いことではありませんが、その場合、どの就活生よりも印象に残る魅力的なエピソードを書く必要があります。
それが難しい場合は、アピールポイントをそもそも言い換えてしまうのも選択肢の一つです。
短所とともに伝える
短所とともに長所を伝えてみると、良い印象を与えられる可能性が高いです。
長所だけでなく、自分の短所についても把握しており、それを改善するためにどのようなことに取り組んできたか、または現在も取り組んでいるのかについて話すと、相対的に自分の評価がしっかりとできていることが伝わります。
また、「成長意欲がある」などの評価をもらうことができる場合もあり、基本的に悪い印象を与えることはありません。
就活では自分の良いところばかりを見せなければならないという考えを持つ人が多いですが、自分の弱みについてもはっきりとしっかりと把握しており、それを改善できる人材の方が良い印象を与えられます。
企業は即戦力としての人材も求めていますが、入社後の伸びしろも期待しているので、短所について自分で把握できる、客観的な視点を持っている人材は評価される傾向にあります。
【自己PRが書けない人へ】魅力的な自己PRの構成
自分の強みを理解したら次のステップに進みます。
自己PRには魅力的に伝える構成があります。
具体的には下記の通りです。
・結論を裏付けるエピソードを述べる
・企業への貢献について述べる
いくら良い強みであっても、伝え方が悪ければ不採用になる確率は高まります。
それではあまりにも勿体ないです。
そういったことを防ぐために、自己PRを魅力的に伝える構成として上記3点について詳しく解説していきます。
結論
まずは、結論ファーストで伝えることです。
日常会話では結論に至るまで数十秒、長い場合1分ほどかかる場合がありますが、就活やビジネスの場面ではダラダラと話すことはNGです。
先輩上司は仕事をしている上に、部下に仕事を教えることも担っているため、1分1秒を無駄にできません。
そういった場面が入社後は増えるため就活やビジネスにおいては、はじめに結論を述べてください。
また、自己PRは最初に結論を持ってくることで、相手に内容を理解してもらいやすくなります。
エピソード
次に結論を裏付けるエピソードの説明が必要です。
エピソードを伝える上では、課題→行動→結果の流れを意識すると良いでしょう。
また、エピソードは事実だけを述べるのではなく、必ず自分の主観的な意見や心情を入れましょう。
なぜならエピソードの中で自分の心情を入れることで他者と差別化できるからです。
心情はその人の価値観や人柄が反映されます。
企業側は「人柄」を重視して採用します。
(もちろん仕事にいかせる強みなど他にも要素はあります) 何かコトが起きた際、自分はどう感じたのかを説明することで、あなたの価値観が見えて人柄が理解しやすいからです。
課題が見つかったときにどんな考えで行動にうつしたのか、なぜそういった考えをしたのかなど明確にしておきましょう。
貢献
最後に、あなたの強みを仕事の場面でどう活かせるかを伝える必要があります。
貢献する方法を知るには志望企業について十分に研究することです。
業務の場面をイメージしたり、求められる人物像を参考に貢献方法をイメージしてみましょう。
強みが企業にどう活かせるのかをなるべく具体的に述べることが重要です。
そうするためには会社説明会やOBOG訪問はとても有効な手段です。
どのように貢献するか的確に伝えることができれば選考を通過する可能性もグッと上がります。
【自己PRが書けない人へ】アピールポイント別の例文8選!
「自己PRに書けるような立派な経験がない・・・」と書き方に悩んでいる方も多くいらっしゃるかと思います。
しかし、華やかな実績やスキルがなくても、自己PRで高い評価を受けることができます。
また、趣味や特技といった要素でも、伝え方次第で立派な自己PRにできるのです。
本項目では、複数の一流大手企業から内定を勝ち取ってきた、自己PRの例文を8つご紹介していきます。
自己PRの書き方が分からない方は、ぜひ参考にしてみてください。
野心と向上心
私はそんな父から「常に現状に満足せず、より良い自分になれるよう努力し続けなさい」と教えられて育ってきました。
大学時代は、自身の可能性を広げるために2年間アメリカに留学し、現在も言語や資格の勉強を続けるなど、野心と向上心を持って努力しているという自負があります。
ときには失敗することもありますが、その都度何が原因であったかを考えて次に活かすことで、さらなる成長につなげてきました。
これまでの努力によって得たすべての経験が人生の糧となっており、この上昇志向は私の1番の強みです。
枠外思考
幼少期からの趣味である読書によって培った発想力で、組織の発展や課題解決に貢献してきました。
例えば、生徒会長を務めていた高校では、体育祭や文化祭と並ぶ新しい学校行事の実施を提案し、近隣住民の方とも連携することで地域活性化につなげました。
また、大学時代にバイト講師として働いていた塾で課題となっていたのは、生徒のやる気低下と成績の低迷です。
そこで、従来の教科書を読んで説明するだけの教育方法をあらためて、生徒一人ひとりに月ごとの目標を定めさせました。
さらに、ゲーム感覚で楽しく勉強できるようにするべきだと提案して導入したところ、平均的な成績が上昇しました。
現状を分析し打開する柔軟な思考力は、どの組織でも活かせる武器であると考えています。
好奇心旺盛さ
自分が楽しそうだと思ったことにはすべて躊躇せずにチャレンジしようと決めているため、旅行やグルメ、スポーツ、映画鑑賞などたくさんの趣味があります。
新しく始めたことを通じて出会った人と仲良くなることも、楽しみの1つです。
学生時代にヨーロッパ各国を巡ったときには、行く先々で地元の人々と仲良くなることができました。
彼らとの交流は今でも続いており、自身の視野を広げることに大きく役立っています。
また現在は地域のスポーツクラブに所属しており、同年代だけでなく、小学生から年配の方まで幅広い年齢層の人と触れ合う機会が多いです。
好奇心を大事にしてさまざまな分野のことに取り組むことで、コミュニケーション能力など多くのものを得られていると感じます。
コミュニケーション能力
学生時代、私は接客業のアルバイトを経験しました。
そこでの接客を通じて、お客様のニーズを汲み取ることが大切であることを学びました。
ある時、商品選びに迷っているお客様がおられたため、私は丁寧にお客様へ商品の特徴と使用方法の説明をしました。
その結果、お客様に商品をご購入していただけただけではなく、その後も私の接客をリピートしていただけるようになりました。
この経験を通して、私はお客様のニーズを汲み取り、それに応えることで、信頼が得られることを実感しました。
これにより、多くの顧客担当をさせいただき、売上アップにも貢献することができました。
この経験から、お客様とのコミュニケーションを通して、信頼を高めることが、顧客満足度につながることを実感することができました。
入社後の企業においても、円滑なコミュニケーションを心がけ、チームの一員として活躍したいと考えております。
忍耐力
忍耐力を発揮して困難な状況にも立ち向かう姿勢を活かして企業に貢献したいと考えています。私は大学時代、研究のプロジェクトにおいてリーダーを務めていましたが、技術的な問題が発生してしまい大幅に進行が遅れてしまいました。しかし、締め切りまでの期間を冷静に分析した結果、落ち着いて取り組めば十分に間に合うスケジュールであると判断し、毎日ミスを犯さないように心がけながら作業を続けました。これにより、期日までに研究を終わらせることができ、教授からも高く評価されました。
困難な状況でも前向きに取り組む忍耐力を発揮して、貴社に入社した際にもプロジェクトが難航した際にも諦めずに取り組み続け、貢献したいと考えています。
チームワーク
協力しながら目標達成に向かって努力してきた経験が豊富にあります。特に、学生団体の活動においては予算が非常に少なく、さらにメンバーが多いこともあり、意見が対立してしまいました。これにより進行が大幅に難航してしまいましたが、全メンバーが積極的に意見を出せるよう週に1回、議論の時間を設けた結果、全員が納得する結果を導くことができました。協力と努力により問題を克服できただけでなく、参加者からも良い経験だったとフィードバックをもらいました。
入社後も、目標達成のためにチームの一員として全力で取り組み続けることで貢献できる人物を目指します。
継続力
学生時代、子供に英会話を教えるボランティア活動に取り組みました。子供とのコミュニケーションの取り方や教材の選定には非常に苦労しましたが、毎週徹底的に準備し、授業内容なども見直した結果、子供と信頼関係を築くことができました。貴社に入社した際にはこのような継続力を活かし、プロジェクト成功のために継続的な努力を続けたいと考えています。
困難が発生した際もコツコツと取り組むことで、厳しい納期でも達成できるように努めます。
協調性
チーム全体の成功に貢献するために取り組むことができると自負しております。私は一人暮らしを始めた際に料理教室に通い始めたのですが、様々な人が集う場であるということもあり、意見が対立し、遅れが発生してしまいました。しかし、一人ひとりの役割を明確にし、他のメンバーの協力を促すことで言い合いに発展することもなく、料理も無事に完成しました。この経験を通じて身につけた協調性やチームワークを活かし、貴社に入社した際にもチームとの連携を今後も意識します。
共通の目標に向かって努力する姿勢を貫くことで、貢献したいと考えています。
【自己PRが書けない人へ】エピソード別例文8選!
ここからは、ご紹介してきた内容をもとに、エピソード別の例文を紹介していきます。
自分の経験と近い、最もアピールできそうなものを中心に、構成や展開のさせ方などを参考にしてください。
ボランティア
私は1年前から地元の美化活動に参加しています。
主な活動としては、公園や河川敷でのゴミ拾い活動となります。
地域の幅広い年代の方々や、さまざまな職業の方が参加されているため、参加の頻度や
作業の進捗をめぐり、少し空気が悪くなる場面にも遭遇しました。
そんな時、私は自身の協調性を活かし、話し合いの場を持ち、お互いの立場を理解しあい、共通の目標を作り、みんなで協力して進めることを提案しました。
その結果、お互いが気持ちよく参加できる雰囲気ができ、作業の効率も上がりました。
このような協調性を活かし、入社後の企業でも、チーム内でのコミュニケーションを円滑にし全員で目標達成に向け、協力しながら仕事を進めていけると考えております。
部活動
インターンシップ
勉強
ゼミ
資格取得
アルバイト
サークル
【自己PRが書けない人へ】自己PRを作成する上での注意点
就活は総合的に判断されるので、マイナスなイメージを与えないような工夫をすることも大切です。
ここまでは自己PRを作成する上でプラスのイメージを与えるための工夫について紹介してきました。
ここからは注意点、つまりマイナスなイメージを与えないために工夫するべきポイントについて詳しく紹介していくので、ぜひ確認してみてください。
嘘をつかない
これは当然のことと思えるかもしれませんが、嘘をつくことはよくありません。
内容が思いつかないからといって、嘘をつくのは絶対にやめましょう。
自己PRで嘘をついて質問された時に対応できず、面接官にマイナスのイメージを持たせてしまう可能性が多くなってしまいます。
エピソード全体に影響のない、多少話を盛る程度だったら許容範囲かもしれませんが、成績を偽ったり、役割や立場を偽ったりするのは確実にバレてしまうので、絶対にやめましょう。
入社後と関連しない内容は避ける
先ほども述べたように、面接官は自己PRから入社後のイメージを見ています。
つまり入社後どのように働くのかイメージを持ってもらうためにも、自己PRの内容から入社後どのように活躍していくのか、どのような強みを活かしていくのかが具体的に、そして分かりやすく伝わるようにしなければなりません。
そうなると入社後の業務内容と全く関係のない内容は避けるべきです。
例えば営業職に就こうと考えているのに「飲食店のアルバイトをしている時に、いかにお皿を早く洗うか工夫し、お店で一番早くお皿を洗えるようになった」とアピールしてもあまり意味がありません。
可能な限り業務内容と近い経験を述べることが大切なのです。
要点がまとまっていない
せっかく自己PRを伝えても、要点が全くまとまっていないと相手に伝わりません。
相手はあなたのことをよく知っている家族や友人ではありません。
あなたのことを全く知らない、初めて会う、もしくは就活説明会などで顔を見たことがある程度の人物です。
つまり、要点をしっかりとまとめていなければあなたの魅力が伝わることもありません。
自分の伝えたい要点を明確にして、一文一文を短くし、分かりやすく述べるようにすることが大切です。
文字数が足りずに、接続詞などを用いて1つの文章を長くしたいと考えることもあるかもしれません。
しかし、それでは伝わりにくい文章になってしまうので、内容を濃くして文章を長くできるように工夫しましょう。
まとめ
自己PRが書けないと悩む学生はとても多いですが、誰にでもアピールすべきポイントはあります。
企業に高く評価されるために自分で却下してしまう傾向がありますが、エピソード自体は特別なものでなくても構いませんし、華々しい成果や実績も必要がありません。
まずは相手企業がどんな人物像を求めているかを知り、そこに該当する自分の強みを自己分析から見つけ出してみましょう。
自分をよく知る人に他己分析をお願いするのも良い方法です。