【例文13選】自己PRで責任感をアピールしたい!高評価を得るポイントと注意点について徹底解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・責任感をアピールする自己PRの作り方
・自己PRのポイント
・責任感をアピールした自己PRの例文

この記事をおすすめしたい人

・責任感をアピールする自己PRの作り方を知りたい人
・自己PRのポイントを知りたい人
・魅力的な自己PRを作成したい人

仕事においてきちんと責任を持つのはとても良いことですし、そうした対応は人として信頼が置けるため、もちろんプラス評価になります。

そのため、就活の自己PRで責任感をアピールするのは有効なことですが、単に「私は責任感があります」と言えば良いかというと、そういうわけでもありません。

企業の採用担当者に人柄の良さを伝えるには、きちんと相手が理解できる伝え方をする必要があります。

ここでは自己PRで責任感をアピールする際のポイントや注意すべき点について解説します。

目次目次を全て表示する

【自己PRで責任感をアピール】責任感はアピールすることができる

自己PRで責任感をアピールすることができます。

しかし責任感は自己prとして用いることが比較的簡単なテーマであるため、責任感を自己PRとして用いる人は多くいます。

そのため採用担当者に評価される自己PRにするためには、工夫を加えて周りと差別化する必要があります。

その方法として経験の違いから差別化をする方法や責任感という言葉を言い換える方法などが考えられます。

それぞれ経験してきたことは違うと思うので、経験の違いで差別化をすることが一番容易であると言えるでしょう。

責任感という言葉を言い換える方法を用いるのであれば、責任感という言葉を「最後までやり遂げる力がある」などのように言い換えることができます。

ベンチャー企業でもアピールすることができる!

ベンチャー企業でも責任感をアピールすることができます。

ベンチャー企業はベンチャー企業とは、新たに技術やサービスを開発・提供をする企業のことです。

具体的には「成長過程にある企業」をさして、ベンチャー企業ということが多いようです。

新しい技術やサービスを少数で開発・提供をすることが多いため、一つの仕事から企業の経営や状態が変わることがあります。

そのため責任感をもって物事に取り組まない人材を採用してしまうと、大きな損害が出てしまうことがあります。

【自己PRで責任感をアピール】企業が評価する責任感とは

就活ですので、企業が評価しやすい責任感の伝え方が必要です。

ですが、企業はいったいどのような責任感の在り方を求めているのでしょうか。

仕事をする以上、どんなにささいな業務に見えても、そこには一人ひとりが果たすべき役割が必ずあります。

その全ての仕事に責任感を持って取り組むことは当たり前のことのように思えるかも知れませんが、実際に責任感を強く持って仕事をしている人はごくわずかです。

では、企業が求めているのは具体的にどんな責任感なのか。

大きく分けて2種類の責任感を紹介します。

企業が評価する責任感を明確にした上で、自分にはその力があることを確信を持って、しっかりアピールしていきましょう。

どんな困難や苦悩があっても最後までやり切ること

企業が評価する責任感とは、与えられた仕事に対して使命を持って向き合い、困難な状況でも途中で投げ出すことなく目標達成に向けて行動できることです。

これから仕事をする上でうまくいかないことなど山のようにありますし、とても無理だと感じてしまうような困難な状況に相対することも多くあるでしょう。

それでもそこから逃げずに最後まで創意工夫し、どうすれば状況が前に進むのか考え抜いて行動できる人こそ、企業が求める理想の人材です。

当事者意識を持つこと

もう一つの企業が評価する責任感とは、直接自分に関係のないことや、メリットがないことでもチーム・組織のために自らの力を主体的に発揮できることです。

そのような人材は、仕事を与えられたり、支持されるのを待つのではなく、自ら考え、自分から課題や問題を見つけ出して解決していく問題意識の高い人とも判断されます。

実際、仕事を与えられて、その仕事をこなすことしかできない人材は企業には必要ありません。

また、どんなに今優秀で能力があったとしても、そのような人材の成長速度は遅く、長期的に見て伸びしろがないと評価されるでしょう。

よって、当事者意識を高く持って仕事に取り組むことができる人材は高く評価されます。

【自己PRで責任感をアピール】自己PRを考える手順

ここからは実際に自己PRを作成するにあたっての手順について詳しく説明していきます。

実際にどのような流れで作成すると自己PRを作りやすいのかについて把握することで、もし自分が自己PRを作成する際に詰まってしまったとしても、次の手順を考えやすいことでしょう。

ぜひ参考にしてみてください。

自己分析を通じて強みを考える

就活において非常に重要なことであり、まず取り組んでおきたいことは自己分析です。

自己分析をすることで、自分の強みが何であるのかについてより具体的に理解することができます。

また、反対に、自分の弱みが何であるのかも理解できます。

こうして自己分析から導き出した自分の強みやアピールポイントは、どのように企業に対してアピールすれば良いかも分かりやすいことでしょう。

自己分析は就活において非常に重要なことであり、やりすぎるということはありません。

余裕があるならば、就活が始まる前からも積極的、そして定期的に実施しておきたいことです。

自分のことを客観的に見る能力をより養うためにも定期的に行い、自分の成長を確認しておくのも重要だと言えるでしょう。

強みが発揮された経験を考える

自己分析をして強みを発見することができたら、続いてはその強みがどのように発揮できたかについてエピソードを考えていきましょう。

あなたが就活においてアピールしたいと考える強みなのですから、何かしら発揮されたエピソードが存在するはずです。

自己PRにおいて責任感をアピールする就活生は多いので、エピソードで可能な限り差別化を図る必要があります。

分かりやすく、箇条書きでも良いので、メモしておくことでよりあなたの強みがわかりやすくなることでしょう。

そうして箇条書きでまとめた要素を、文章に昇華させていくのです。

強みや経験をどう活かすかを考える

続いては、その強みや経験をどう活かすかについて積極的に考えていきましょう。

自己分析をして、自分の強みが発揮されたエピソードについて考えた結果、どのような能力を持っているのかが分析できたら、最終的にその企業に就職した際にどのように活躍できるのかについて考えていく必要があります。

企業は基本的に活躍してくれる人材を採用したいと考えているので、強みや経験をどう活かすか述べることができれば、良い印象を与えることができます。

そこで、あなたの強みが、志望している企業の、どのような業務とリンクしているかを考えてみましょう。

これにより、その強みをどのように活かしていけるのか、積極的にアピールできるようになります。

実際に活躍している姿をイメージしてもらうことで、より良い印象を与えられるはずです。

キャッチフレーズを思考する

確かに、「自分の強みは責任感です。」と一言で述べるだけでも十分かもしれません。

しかし、可能であれば「最後までやりきる責任感です。」というように、自分なりのキャッチフレーズを用いて説明することができれば、より企業の採用担当者に魅力的な印象を与えることができるでしょう。

自分のこれまで責任感を発揮してきたエピソードについて考え、それはどのようなエピソードであったのかを一言でまとめるようにしてみると、フレーズを考えやすいはずです。

もちろん、キャッチフレーズについて考えるのは、必須というわけではありません。

しかし、他の就活生がなかなかしない対策ではあるので、ここにどれだけ力を入れられるかによって、差別化の度合いも変わってくることでしょう。

PREP法を用いて組み立てる

PREP法を用いて組み立てるというのも非常に重要なことです。

PREP法というのは結論を先に述べ、その後理由、例、結論と組み立てていく構成のことです。

最初に結論を述べることで、企業の採用担当者にあなたの強みが何であるのかを最初に理解してもらえます。

また、それを念頭に置いたまま読めるので、なぜあなたが責任感を強みとしているのかの説明も理解しやすくなることでしょう。

続いて、あなたが責任感を発揮したエピソードについて具体的な例を説明することで、より分かりやすくなります。

そして、最後にもう一度あなたの強みが責任感であるということを述べれば、文章にまとまりを持たせることができ、内容がわかりやすくなります。

Point結論

まずは結論から述べていきます。

「私の長所は最後までやりきる責任感です。」というように、最初に結論を述べることで、あなたの魅力が何であるのか、企業の採用担当者に念頭において文章を読んでもらうことができます。

基本的に企業の採用担当者は忙しく、全ての文章を隅から隅まで読むのは難しいので、結論が何であるのか先に述べることが非常に重要です。

これにより、たとえ流し読みをされてしまったとしても、結論が念頭にあるので、内容が理解されることが多いです。

Reason理由

続いてはあなたの強みが責任感であるとなぜ言えるのかについて詳しく説明していくことが重要です。

あなたの責任感が強みとなった背景を詳しく述べることで、より分かりやすく、説得力のある文章となることでしょう。

特にここにおいては自分の意見だけでなく、他人の意見など客観的な視点を持ち出すことができれば、より分かりやすくなるはずです。

Example例

責任感が発揮された経験の例について述べていきましょう。

部活やサークル、アルバイトなどで取り組んできたことについて話し、そのエピソードに応じて何が大変だったのか、どのような課題を解決するために責任感を発揮したのかについて詳しく説明していきましょう。

これにより、あなたの責任感という強みがより納得できる形で説明されるので、あなたのことを何も知らない採用担当者も、あなたの強みが責任感であるということについて納得してくれるでしょう。

Point結論

最後に結論をもう一度述べて、責任感が強みであるということを積極的にアピールしていきましょう。

社会人として活かしたいことと併せて再度結論を述べることで、実際にあなたがその責任感を活かして、どのように活躍してくれるのかもイメージしてもらいやすくなります。

また、自分が活躍するイメージを持っているということは、「就職してからも活躍してくれる」というだけでなく、「内定を出した場合、高い確率で就職してくれる」ということにもなります。

必ず、あなたが就職した後にどのように活躍するイメージを持っているのかを積極的に話すようにしましょう。

【自己PRで責任感をアピール】責任感をうまくアピールできていない場合とは?

自己PRで責任感をアピールすることは可能であり、仕事に対して当事者意識を持ってやり遂げられる人は多くの企業で求められています。

しかし、就活において責任感を上手にアピールできていないときがあります。

特に学生の場合、責任感があると思っていた言動が、社会人からすると当たり前のことだと捉えられてしまうかもしれません。

また、責任感をアピールする人は多いので、強みとして使うには注意が必要です。

自分の認識している責任感が、社会で通用するかどうか考えてみましょう。

責任感がずれている

学生は社会人経験がないため、社会人と責任感のレベルが違うことが多いです。

やって当然の「義務」を責任と履き違えて、アピールしてしまう可能性が否めません。

たとえば、サークル活動やバイトを遅刻や無断欠席をせずに、毎日取り組んだという内容は、仕事として置き換えると当たり前のことです。

自己PRで責任感を自分の強みだと述べると、企業から社会人として必要とされている義務以上のものを期待されることになるでしょう。

したがって、アピールする前には責任感について再度確認しておくことが大切です。

自分では責任感があると思っていた行動が、採用担当者から本当に評価されるようなものになっているかどうか一度検討してみてください。

入社後のイメージにつながらない

企業は自己PRから、応募者の入社後の姿を想像します。

これから一緒に働いていくうえで、どのように仕事に取り組んでくれる人物なのかを知ることによって、入社後とのギャップが生じないようにします。

自分の役割を忠実にこなすということを責任感としてアピールしても問題はありませんが、入社後のイメージにつなげることは難しいでしょう。

与えられた仕事や役割をこなすことは、社会では「当たり前」と捉えられているため、それだけをアピールすると、その先の姿がなかなか思い浮かびません。

必要最低限の仕事に取り組むこと以外に、入社後の姿が見えてこないのです。

そのため、どのように責任感を活かして活躍するのか、成果を出すために努めるのかなどを明確にしておかなければいけません。

抽象的で具体的ではない

自己PRで責任感をアピールするにあたって注意しなければならないポイントの一つとして、抽象的で具体的ではない文章を作成してしまっている可能性があるということです。

例えば「私には責任感があります。」「私は貴社の業務にあたって責任感を持って取り組みます。」といった抽象的な言葉を多く使わないようにすることが重要です。

いずれも漠然としているので、どのように責任感を持って働いてくれるのかがイメージできないことが多いからです。

エピソードを紹介する際は、状況や環境を分かりやすく伝えることを意識するようにしましょう。

誰が読んでも分かりやすく想像しやすいエピソードとはどのようなものなのかについて考えた上で作成することで、より良い印象を与えることができるでしょう。

肩書きの自慢になっている

責任感のある人は、企業において求められるものではあるのですが、肩書きをただ自慢するだけのような文章を作成してしまうと、マイナスなイメージを与えてしまう可能性が高いです。

部長やサークルの代表、バイトリーダーなど肩書きを持っていた人は、ついついその能力を自慢してしまうことがあります。

また、自分では自慢しているつもりではなくても、自慢げに聞こえてしまうこともあります。

よって、リーダーをやっていたこと自体がアピールになるような文章は書かないようにしましょう。

なぜリーダーをやろうと思ったのか、リーダーになって何を得たのか、具体的に何をしたのかについてしっかりと盛り込むことができれば、肩書きの自慢にならず、あなたが責任感を持って業務に取り組むことができる人材であると判断してもらえることでしょう。

面接官の印象に残らない

責任感をアピールする人は珍しくないので、工夫をせずに話してしまうと面接官の印象に残らないでしょう。

面接官は、責任感という言葉を何度も耳にしているはずです。

その中で、強みを裏付けるためのエピソードも似たような内容になってしまうと、ありきたりな自己PRだと判断されてしまいかねません。

面接官にアピールするためには、いくつかの工夫が必要です。

具体的な方法については後述するので、ぜひチェックしてみてください。

【自己PRで責任感をアピール】アピールする際のポイント

責任感をアピールする時には、いくつかのポイントを押さえて伝えるべきです。

責任感を自己PRで用いる学生は多く、ほとんどの学生はありきたりな内容となってしまいます。

また、選考では時間が限られていることもあり、何でもかんでも全てをアピールできるわけではありません。

よって、他の学生と差別化すること、そして、面接官が知りたいことに対して的確かつ納得のする答えを出すことができればほぼ確実に選考は突破できます。

そこで、責任感を自己PRでアピールする上で意識すべきポイントを大きく分けて3つ紹介します。

ありきたりな責任感とならないように差別化する

責任感があるという自己PRは多くの学生の間で見受けられます。

面接官も、「私の強みは責任感です」というのを聞いた瞬間に、「あるあるのやつね」と思うはずです。

しかし、多くの学生が言うということは多くの企業で求められている強みであるということであり、他の学生とは違う差別化された伝え方さえできれば、面接官は高く評価します。

そこで、ありきたりなよく聞く責任感の自己PRと判断されないように内容をできる限り具体的に伝えることでリアルさと独自性をアピールしましょう。

責任感を具体的な言葉で表すことで他の就活生と差別化

まず、「責任感」という曖昧な言葉に頼って、一くくりにするのではなく、どんな責任感なのかというのをより具体的に企業側にアピールできるはっきりとした印象に表現を変えましょう。

この際、必ずしも責任感という言葉を入れなくて大丈夫です。

責任というのは、自分の務めとして引き受けなければならないものを指します。

社会に属して生活する限り、たとえ子どもであっても自分の範囲で負うべき責任はありますし、成人すればそれをきちんと自覚し、果たせるよう行動することは当然の義務です。

それを前提とした中でもほかの人より優れた強みとして推すのであれば、よりわかりやすく第三者に伝えられる言葉を選ばなければなりません。

例えば、

・10年間の野球経験を通して培った最後までやり抜く力

・どんなことも自分事と捉えて取り組む力

具体的な行動や結果を用いることで差別化

仕事で有効となる責任感は、なんらかの責任を果たすべくして発揮されるものですので、具体的にどのような行動を取ったのか、その結果どのような成果を得たのかを盛り込む必要があります。

責任感は目標に向けて行動するための原動力に過ぎませんので、自分が責任感を発揮してどのような行動を取ったから、どのような結果を得たかを伝えることで、より説得力のある自己PRになります。

まだ社会人として働いたことはないため、企業の業績に関わるような経験は当然ないでしょう。

ただ、部活動や学業においても、アルバイトやサークル活動においても、社会や組織の一員として責任ある役割を負い、それを果たすために行動した経験はあるはずです。

その行動の具体的な内容を端的にわかりやすく伝えることで、採用担当者も納得できるアピールになります。

責任感が身についた根本的なきっかけをアピールする

責任感があるという強みによって、何か困難や課題を解決することができたというようなエピソードを多くの人が話しますが、そもそもその責任感はどこから来たのか、何がきっかけでその責任感が見についたのかに対する回答ができると、自己PRの納得感と説得力がとても強くなります。

例えば、

・小さなころから責任感の強い父親の姿を見てきたから

・母子家庭で三兄弟の長男として育ったから

このように、自分の性格・人柄が形成された根本的な出来事・要因は何かというのを自己分析で明確にしておきましょう。

この際、家族や友人などと昔のことを話して、その話の中からヒントを得ることもおすすめです。

入社後の活躍する姿をイメージさせる

どんな責任感なのかを明確にした上で、どのような強みとして発揮できるかをきちんと明文化しましょう。

責任感があることをアピールできても、その責任感が企業にとってどんなメリットをもたらすのかを明確に示せなければ、企業にとって採用するメリットはありません。

入社後に各志望企業のどの部署で、どの役割・立場で、どのような場面で、どうその強みを活かせるのかというのを出来る限り明確に伝えましょう。

もちろん、社会で働いたこともない新卒就活生がそれを鮮明にイメージして伝えることは難しいと思いますが、OB・OG訪問などを活用して強みの活かし方や活躍イメージを一緒に考えてもらうことで、はっきりとした入社後の活躍する姿を確立させましょう。

【自己PRで責任感をアピール】アピールする際の注意点

自己PRで責任感をアピールする際は、注意したい点がいくつかあります。

責任感を自己PRに含める人は就活生の中でも特に多いです。

ほかの就活生との差別化をはかるためにも、印象に残る自己PRを考える必要があります。

やはり自己PRで重要なのは、ほかの就活生との差別化をはかり、応募した企業の採用担当者の印象に残ることです。

それもインパクトを重視するより、好印象として残るほうが就活の成功率は高いでしょう。

それらのことをふまえて注意点を確認していきましょう。

当たり前のことをアピールしない

NG例文①

私の強みは責任感があることです。

私は、大学生時代に飲食店でアルバイトをしておりました。

バイト中はとても忙しく、手が回らない作業員も多くいました。

しかし、そんな中私は頼まれた仕事を責任を持ってやり遂げました。

仕事量が多くても、頼まれた仕事を投げ出したことは一度もありません。

その結果、店長やお客様と信頼関係を築き上げることができました。

御社に入社後も私の強みである責任感を発揮して周囲との信頼関係を大切にしながら仕事に取り組んでいこうと思います。

「自分は仕事を最後までやり抜く責任感があります」というような、当たり前のことをアピールしても印象的ではありません。

それは社会人として仕事をこなしていくうえで当たり前のことです。

これはあくまでも与えられた仕事をこなしたという受け身な話であり、主体性にも欠けています。

責任感を語る際に重要なのは、自分の意志で動いて、自分の考えに責任をもてる人なのかどうかという点です。

責任感をアピールする際には、より詳細に自分の責任感について掘り下げて、他よりも責任感が強いというところをアピールしなければ意味がありません。

自己PRでは自分の個性をしっかりアピールすることに重点を置いて、当たり前のことをアピールして終わらないように気をつけましょう。

責任感は伝え方によっては短所になり得る

自己PRで求められていないのに、短所をアピールする結果にならないよう注意しましょう。

責任感が強いというのは、ときに短所としてとらえられてしまう可能性があります。

NG例文②

私の長所は自分の仕事の容量を広げ、それを最後までやり遂げる責任感があることです。

大学時代に文化祭の実行委員をしておりました。

活動をしていく中で、実行委員全員と作業していても効率が悪いと思い、全て自分一人でやり遂げたことがあります。

準備期間は決して楽なものではありませんでした。

仕事量が多い中、期日までに間に合わせるためにも、計画を細部まで立て、優先順位を考えながら効率よく作業を進めていきました。

そして、文化祭が無事成功して終了したときの達成感は今でも覚えています。

御社に入社後も、この経験を活かしてを活かして最後まであきらめずに仕事に取り組んでいこうと思います。

上記の例文を見てみると、自発的に仕事をしているように思えますが、人に頼まず自分一人でやっているところから協調性がないと思われてしまいます。

働いていくうえで、会議などをするときに協調性がないと一向に話し合いは進みません。

協調性がないと思われてしまうことは、面接官にマイナスのイメージを持たせてしまいます。

NG例文③

私は、妥協を許さない強い責任感があります。

自分の役割は自分で果たさなければならないと思い、与えられた仕事に対して一生懸命に取り組みます。

仕事に対して重圧を感じることも多々あります。

しかしその中で成果を出すためにも、最後まであきらめずに身を粉にして成果を出そうと努力しました。

御社に入社した後も、私の強みである責任感を活かしてどのような仕事に対しても結果を出せるよう頑張っていきたいです。

上記の例文は、具体的なエピソードで最後まで諦めずにやる責任感を感じられますが、責任感が強いあまりに自分を追い詰めてしまうと思われてしまいます。

このように捉えられてしまうと、企業側は自分の会社にあっていないと考えてしまう可能性があります。

責任感を表現する際は、マイナスのイメージを与えてしまわないよう注意しましょう。

それを避けるために、責任感はあるが、状況に応じて柔軟に対応でき、人の意見もしっかり聞いて動けるというようなアピールを交えるのがおすすめです。

責任感があるということを短所としてとらえられることのないように、少し工夫をこらしましょう。

責任感は伝え方によって短所になる

協調性がない

責任感の強さは協調性の無さにつながりやすいです。

例えば、

私はグループで活動する際に責任感ある行動をとることができます。

グループで話し合う際などは自分の考えを積極的に出し、リーダーシップを意識してメンバーを率いることができます。

といったように、リーダーとしての責任を感じ主体的に動くことは良くとも、周りの人の意見への傾聴が損なわれているような印象も受け取れます。

一度書いてみた文章や、自分が言おうとしている内容を客観視し、マイナスな印象を与えないかどうかを見直しましょう。

自分を追い詰める

自分を追い詰めやすいという印象を受け取ってしまうこともあります。

チームでなにか失敗をした際に、深く反省をし、チームメンバーよりもそれを強く受け止めることができる事や、行動一つ一つに重みを感じて行動できることは責任感の強さから現れることですが、自分を追い込みすぎている印象を与えるような内容は避けましょう。

責任感があり、行動一つ一つを丁寧にできる事で、何が良いのか、そのポジティブエフェクトを伝えるように意識しましょう。

【自己PRで責任感をアピール】責任感をアピールして与えられる印象

自己PRで責任感をアピールすると、採用担当者からはより好印象を持ってもらえる可能性があります。

責任感はどのような業界でも、社会人として働くうえでは重要なポイントです。

さまざまな業種・職種でポジティブな印象を勝ち取れる要素のため、与えられる印象を踏まえたうえで、良い内容の自己PRを意識してみましょう。

なお、責任感をアピールすることで与えられる印象は、具体的には次のことが挙げられます。

責任感をアピールすることで与えられる印象

・前向きに全力で取り組む学生
・企業への貢献ができる学生
・規則違反をしない学生

責任感を自己PRのなかでアピールすることで、真面目な働きぶりをはっきりイメージしてもらえれば、良い結果にはつながりやすくなります。

では、それぞれの印象について詳細を解説していきます。

前向きに全力で取り組む学生

自己PRで責任感をアピールすれば、さまざまなことに前向きで、全力で取り組むことができる学生だと感じてもらえる可能性があります。

責任感がある人は、自分の役割を最後まで全うしようとします。

そのため物事を前向きにとらえ、困難があるなかでも全力で取り組めると期待できるでしょう。

仕事をこなす現場のなかでは、与えられる仕事は簡単かつ短時間で終わるようなものは少ないです。

責任を持って長期的に取り組まなければならないことが多いため、途中で放棄したり、雑にこなしたりすることはあってはならないことでしょう。

しかし責任感があれば、長くかかる大変なタスクにも、全力で取り組んでいけます。

一つひとつの業務が難しく、たとえば個人情報を扱うようなデリケートな仕事を多くこなすような職場では、特に責任感があるという強みは魅力的に感じられるでしょう。

企業への貢献ができる学生

自己PRで責任感をアピールすれば、企業への貢献ができる学生と感じてもらえる可能性があります。

責任感がある人はすぐに投げやりになったり、早期退職を選んでしまったりするケースが少ないと考えられます。

そのため企業への貢献度が高く、最後までやり抜く力を持っているのが特徴です。

近年は多くの人が転職を考える時代のため、入社して早々に退職してしまうパターンは決して珍しくありません。

だからこそ企業は、自分自身で最後までやり抜こうという強い意志を持ち、簡単に仕事を投げ出さない人材を積極的に求めています。

そんななかで鍵になる学生の強みの一つに、責任感が挙げられます。

さまざまな強みがあるなかで責任感をアピールできる人は、人一倍物事に責任を持って対処できると期待が持てるでしょう。

だからこそ企業はそのような学生を評価し、「長期的に会社に貢献してくれる学生」として好印象を持つのです。

規則違反をしない学生

自己PRで責任感をアピールすれば、規則違反をしない真面目な学生だと感じてもらえる可能性も高いです。

社会生活のなかで、規則やルールを守ることは当たり前のことです。

就職して一人の社会人になれば、なおさらその当たり前の行動は当たり前のこととして求められるでしょう。

なかでも責任感の強い人は、ほかの人の水準と比べても、規則に忠実だと考えられます。

組織のルールを守って行動できる人は、会社のなかでも不必要な違反行動やトラブルを起こしません。

採用するうえでの不安要素が少ないため、採用担当者は前向きに採用を検討したいとなるでしょう。

特に規則やルールを重んじる会社では、真面目さや責任感という強みが、アピールポイントとして魅力的に感じられる傾向です。

【自己PRで責任感をアピール】企業が求めている責任感に値するか考えるポイント

上記で、「企業が評価する責任感」を説明しました。

そこで

責任感を強みとしたいがアピールできるほどのものなのか不安…

企業が求めている責任感に自分の責任感は値するのか分からない

と思う人が多くいると思います。

そもそも責任感の有無を判断するのは非常に難しいものです。

ここで、

自分の責任感が企業が求めているものに値するのかを考えるポイントを紹介します。

主体的に行動できるか

企業は当事者意識を持つ人を求めています。

ただ上司から指示されて与えられた仕事をやることは仕事ではありません。

先ほども述べましたが、指示されたことをやるのは当たり前のことです。

自分が主体的に行動できるか考えてみてください。

主体的に行動できるのであれば、企業が求めている責任感を持っているということになります。

最後までやり遂げたことはあるか

これまでに困難を乗り越えて最後までやり遂げた経験はありますか?

難題にぶつかったとしても、最後まであきらめずにやり遂げたことがあれば、企業の求めている責任感があると言えます。

しかし、ここでポイントなのがやり遂げた内容が自発的に始めたものなのかです。

誰かに指示されたり、仕方なく始めたものであればそれは当てはまりません。

もし、このエピソードを具体例として責任感をアピールするのであれば面接官にマイナスのイメージを与えてしまう可能性があります。

主体性が見えないとせっかくやり遂げたエピソードをアピールしたとしても

「この人は言われたことしかやらないのか…」と思われてしまいます。

やり遂げたものが自発的に始めたことなのかを確認しましょう。

【自己PRで責任感をアピール】責任感を言い換えた際の例

先ほど少し触れましたが、責任感をそのまま「責任感がある」という言葉で伝えても、採用担当者にはほとんど響きません。

どう責任感があるのか、もっと具体的に自分の強みを伝える方法を考えてみましょう。

たとえば、前述したように、「10年間の野球経験を通して培った最後までやり抜く力」、「どんなことも自分事と捉えて取り組む力」というのは、責任感を言い換えた別の表現であり、自己PRとしてとても有効です。

ほかにも、「困難を乗り越える方法を考え、コツコツと継続して取り組む力」「チームの成功のために、主体的に課題を見つけ解決する力」といった表現もできます。

つまり、責任を持つために具体的にどのような考え方をし、どのような行動を起こせるのかをきちんと伝えることが大切です。

そこで、責任感を言い換えた言葉を5つ紹介します。

やり切る力がある

責任感は、何があってもやると決めたことはやり遂げることができる力と言い換えることができます。

責任感がある人は、どんなに些細なことでも途中で投げ出すといったことはしませんし、どれだけ大変な状況でも努力し続けることができます。

また、そのような人材は、会社を辞めることなく、長期的に自社の利益のために尽力してくれるといった印象も与えることができるため、転職してしまうリスクが少ないです。

よって、長期的に見て、伸びしろがあり、成長速度も速いでしょう。

リーダーシップ

責任感のある人は、リーダーシップを持つ人と言い換えることもできます。

当事者意識が強くあり、周りの仲間や後輩の仕事や結果にも責任を感じて、組織の問題は自分の問題でもあると考えられる人です。

そのような人は、常に周りを見て、組織全体をいい方向に変えていきたいという思いが強いため、リーダーシップ(マネジメント力)に長けていると言えます。

そして、責任感溢れるリーダー像を示すことで、将来組織や会社を先頭で引っ張っていく人材に成長するといった期待も企業は持つでしょう。

リーダーシップでアピールしたい人は、下の記事もチェックしてみてください!

真面目

仕事に対する責任感から、地道で泥臭い仕事や辛い仕事であっても、丁寧かつ手を抜かずに取り組むことができるというのは真面目と言い換えることができます。

仕事に対して真面目なことは当たり前のように感じるかもしれませんが、何十年もの間、人生の大半を捧げて行わなければならない仕事を真面目に取り組み続けることは簡単なことではありません。

また、自分があまりしたくない仕事や苦手な仕事を真面目かつ誠実に取り組むことができることをアピールできれば企業は高く評価します。

向上心がある

責任感が強い人は、仕事で結果を出す事にもこだわるため、自分の成長や組織の成長のために努力できる向上心の強い人とも言えます。

与えられた仕事をただこなすだけでなく、仕事を任せられた責任感から結果にこだわって取り組める人は、結果を出すためにどうすればいいかと常に考え、高い結果を出すために自分が成長しなければといった成長意欲も高いと考えられます。

安定志向で、強い野心や向上心を持つ人が少なくなってきている現代において、そのように成長意欲が高く、向上心を常に持って仕事ができる人は重宝されます。

主体性がある

当事者意識を強く持った責任感のある人は、与えられた仕事しかするのではなく、主体的に自ら行動するため、主体性がある人とも言い換えられます。

主体性のある人は、自分の考えをもとに行動していくという特徴があります。

自分の行動に責任をもって動かなければ、失敗につながるかもしれません。

よって、主体的に行動のできる人には気づかぬうちに責任感が身についているものです。

自分の責任感をアピールするために、その主体性を理由にするのは有効です。

特にベンチャー企業では新人でも幅広い業務を任されることがあるため、特に仕事への責任感は必要であり、自分で考えて主体的に動けることが重要です。

責任感をアピールすることに交えて、自分の主体性をアピールできれば、話に一貫性が生まれて好印象になるでしょう。

主体性についてもっと知りたい方は下の記事もチャックしてみてください!

信頼がある

責任感があるということは、必然的に周りから信頼されるようになります。

そして、信頼を得られる人材には快く仕事を任せることができます。

誰でも、無責任な人と一緒に働かなければいけない環境では不安です。

同じ職場の中に、信頼できるような人がいてくれたら助かるでしょう。

責任感のある人は、いい加減な対応をしません。

与えられた役割や、決められた約束事を大切にし、それを実現するために行動するので、周囲から期待されます。

また、与えられた役割を果たすには、仕事内容をしっかり把握していないとできません。

仕事の目的や業務内容が明らかであると、話し合いなどがスムーズに進み、お互いに協力を得やすくなります。

結果的に、社内で良好な人間関係を築くことができ、管理職に昇進することも珍しくありません。

苦手なことでも努力する

責任感がある人は、苦手なことから逃げずに努力する人だと言い換えられます。

採用担当者は、苦手なことに積極的に取り組めない人は、大きな活躍はできないと考えています。

会社では、苦手な仕事にも取り組まなければいけません。

苦手なものや困難なものに、どのように対処するのかというのは、その人の人柄が表れる部分です。

何かをやり遂げられる人は、それがうまくいかないときや難しいときにも、投げ出さずに励むことができるでしょう。

また、最後まで取り組むことで、課題が見つかったり次に活かせたりします。

問題解決力がある

責任感が強い人は、最後まであきらめない人とも言い換えることができます。

したがって、ある課題に直面した時に途中で諦めて、問題を放棄せず解決する動きを取ります。

よって問題解決力があるとも認識することができます。

責任感が強い人は主体的な人材でもあるため、周りを巻き込んで問題を解決する力があります。

これは企業側からしても重要となるポイントとなります。

アピールする際には具体的なエピソードと絡めて述べることに注意して話すようにしましょう。

責任感という言葉は、うまく違う言葉に変えられると自分が持つ長所も同時にアピールできる強い武器となるので、自分の中で使えそうなものを見つけて活用するようにしてください。

最後までやりぬく力がある

責任感のある人は、往々にして最後までやり抜く力があるので、信頼性も非常に高いと言えるでしょう。

責任感がある人は最後までやりぬく人と言い換えることができます。

任された仕事などを中途半端にせず、最後までやりきろうとする力がある人が多いです。

よって、責任感という能力が少しありきたりに感じられてしまった場合は「私には最後までやり抜く能力がある」などと述べることができれば良いでしょう。

何事も当事者意識で考えられる

責任感があることの言い換えとして、何事も当事者意識で考えられるということが挙げられます。

責任感のある人は当事者意識で考える人である可能性が非常に高いので、自分に当てはまる場合は積極的にアピールしていきましょう。

当事者意識の強い人は、物事に対して高い意欲や責任感を持って取り組むことができます。

「自分の担当している業務じゃないから」などと適当に突き放してしまうような人材がいかに企業からマイナスな印象を受けるかということを考えると、その反対である当事者意識の強い人は、どれだけ魅力的な人材であるか、簡単に想像できるでしょう。

物事に真剣に取り組むことができる

特にベンチャー企業において求められる特徴として、物事に真剣に取り組むことができることが挙げられます。

自分のタスクに対して責任感を強く持っている人は、途中で投げ出すことはもちろんのこと、気を抜くこともしないので多くの企業から求められる傾向にあります。

最後まで真剣に取り組むことができるとアピールし、プロジェクトなどの業務に取り組むにあたって最後まで手を抜かず、真剣に取り組むことをアピールできれば良いでしょう。

【自己PRで責任感をアピール】7つの例文を紹介

それでは、自己PRでどのように責任感をアピールすれば、相手企業の採用担当者に響く内容になるか例文を紹介します。

ここで挙げる例文は架空のものですので、構成のみを参考に実際の自分のエピソードに置き換えて構築してください。

すべてにおいて「責任感」という表現は使用していませんが、責任感があるからこそ発揮できた強みとして表現していますので、自身に当てはまる言葉を考えることが大切です。

それでは例文を7つ紹介します。

ゼミ活動×責任感(リーダーシップ)

「私はチームをまとめ、チーム全体で常に過去を超える成果を出すために行動することができます。

大学2年から4年まで映像制作ゼミのチームリーダーを務め、1ヶ月で10分作品を2本制作するというタイトなスケジュールをこなしてきました。
時にはどうしてもアイディアが出なかったり、夜中まで撮影しなければならなかったりと課題も多く、講義や試験との両立が非常に難しい時もありました。

それでも、より良い作品が仕上がった時の達成感をモチベーションにチームメイトを励まし、事前の綿密なスケジューリングと常に3点以上素案を出すことを自分に課し、最後までやり遂げることができたのです。

4年でリーダーを交代する際、「私がいたから続けられた」と仲間に言ってもらえたことは私の誇りです。

御社の仕事においても厳しい状況から目を逸らさず、常により良い結果を得るため創意工夫し、業績に貢献したいと考えております。」

リーダーとして責任感を持って課題をクリアし、チームをまとめながら卒業までやり切った点が評価できます。

自分が取った具体的な行動にも触れているため、どのように努力できる人材かが理解できます。

レジのアルバイト×責任感(主体性)

「私は与えられた仕事だけでなく課題を見つけ、改善のために動けることが強みです。

大学の3年間、コスメ雑貨店でレジのアルバイトをしていましたが、常に人手が足りなかったこともあり、売り場に置かれたコスメサンプルが非常に汚い状況が多々ありました。
すでに使い切っているものが放置され、中には台座ごと盗まれてしまったような形跡もあり、とても販促できるような状況ではなかったのです。

そうした状況を見過ごすことはできず、社員スタッフや店長へ報告し、自ら小まめな清掃とサンプル交換をすると進言したところ意見が認められ、見通しの良い場所への移動と清掃コットンなどの設置が実現しました。

その日を境に、それまでお客様が立ち止まることのなかったコーナーに頻繁に人が集まるようになり、コーナー売上前月比150%アップという結果を得ました。

御社においても常に課題を見つけ、改善することで業績アップに貢献したいと考えています。」

アルバイトという立場でも、常に自分からできることを探し、きちんと責任を果たす行動ができる人物だと理解できます。

受動的に仕事をしていると見過ごしてしまうことにも気付けることは、企業にとって非常に好ましい能力といえるでしょう。

塾講師×責任感(当事者意識)

「私は人の能力を伸ばすために考え行動し、責務を果たすことに大きなやりがいを感じます。

私は大学2年から3年にかけて中学受験生の塾の講師を務めており、塾生一人ひとりの個性に合わせた指導に全力で取り組みました。
受け持ちの塾生は全部で4人でしたが、そのうち2人がどうしてもモチベーションが上がらず、成績も低迷したままの時期が続いていたのです。

本人たちもあきらめムードでもう間に合わないといった雰囲気が出た時もありましたが、私は絶対にあきらめないと宣言し、4人全員に対して一人ひとり指導の方法を変えることを始めました。

マンツーマン指導ではありませんが出題の仕方を全員変え、声を掛けるタイミングやチェックを入れるポイントを変えるなどの工夫を行ったところ、全員がメキメキと実力をつけ、ついに全員合格を勝ち取りました。

仕事の責務を果たせたことより、全員の笑顔が見られたことが何よりも自分の糧になっています。

御社はお客様第一の理念で店舗展開されていますので、ぜひその一員となって業績を伸ばす責務を果たしたいと考えます。」

自分ではなく人のために働けることは、企業にとって非常に魅力溢れる評価点です。

また、責務を果たすためきめ細かな対応や工夫ができることは、営業部門や将来の指導者として活躍してくれそうな期待といえます。

サークル×責任感(傾聴力)

私の強みは、相手の言動から考えて改善できるように行動するところです。

私は大学で、ボランティアサークルに所属しています。
自然災害の学びを深めるとともに、地震や台風などの災害発生時には、被災地の復旧復興に携わりました。

そこで幅広い年代の人々と関わり、傾聴力を身につけました。
また現場では、具体的に何を必要としているのかは人それぞれ異なります。
「寂しくて会話をしたい」と考えている人とは積極的にコミュニケーションを図り、そうではない人の声も逃さないように耳を傾けました。
そして、ほかのボランティアの方とも連携が取れるよう、積極的に関わり、少しでも快適な生活が送れるように努めました。

貴社に入社後は、この経験を活かしてお客様の要望を引き出せるように尽力し、与えられた役割を果たしていきたいと考えています。

部活動(運動系)×責任感

私は責任感が強く、物事を最後までやり遂げる力を持っています。
大学生活のなかでは、サッカー部に所属しており、ミッドフィルダーのポジションを務めていました。
私はチームのなかでも小柄なほうだったため、フィジカルで勝負することよりとにかく的確にサポートすることに徹していました。
フォワードを適切にサポートするために、私は部活の時間前に、毎回50本のパス出しの自主練をやり抜いてきました。
その結果、私はたくさんのパターンでのパス出しができるようになり、試合のときは毎回のようにゴールのアシストで監督に評価をいただくことができました。
1年生のうちはほとんど試合には出られませんでしたが、2年生になってからは、レギュラーになることもできました。
貴社に入社した際も、自分自身で立てた目標やプランからはぶれることなく、忠実に結果に向けて努力を重ねていきたいと考えています。

研究室×責任感

私の強みは、正確さが求められる作業も、責任感を持って丁寧にこなしていけることです。
大学生活のなかで私はマーケティング学の研究室に属しているため、普段から、消費者の行動データを分析する機会があります。
データの数は非常に多いですが、「多くて大変だから数字を間違えた」で済ませてしまっては、正確な分析を行うことはできません。
そのため一つひとつのデータを確認し、ミスをせずに統計を取ることには、日頃から力を入れています。
これにより、教授からは先日、正確なデータ分析ができていると褒めていただきました。
貴社に入社させていただいた際も、この責任感の強さを発揮し、丁寧かつ正確に一つひとつの業務に取り組んでいきたいです。

ボランティア×責任感

私は、物事を前向きにとらえ、全力で取り組む責任感を持っています。
学生時代は、生まれ育った〇〇町の地方創生ボランティアに参加する機会があり、その経験を通じて責任感の強さを養うことができたと考えています。
〇〇町では地方創生のために、快適な町づくりのきっかけとして、地域を代表する川の美化が重視されています。
そのためボランティア活動では河原のゴミ拾いを行ったのですが、想定していたよりも河原の汚れはひどく、作業量も多かったため気が滅入ってしまう学生もたくさんいました。
だからこそ私は「この川が綺麗になれば、〇〇町も盛り上がるだろう」と明るい未来を考え、滅入る気持ちを抑えて前向きに取り組みました。
その結果、ボランティアのリーダーを務める地域の方からは、「一生懸命掃除してくれてありがとう」と声をかけていただきました。
御社に入社後は、培ってきた責任感の強さを活かし、壁を乗り越え自己成長につなげたうえで、積極的に会社に貢献してまいります。

【自己PRで責任感をアピール】NG例文

ここまでは自己PRにおいて責任感をアピールする際の「正解」とも言える例文を紹介してきました。

しかし、悪い例についても確認し、自分の自己PRと共通項が無いか確認することも大切です。

就活は総合点で判断されるので、プラスのイメージを与えることだけを考えるのではなく、マイナスのイメージを避けることも大切です。

社会人の考える責任感とズレている

私の長所は責任感です。学生時代、アルバイト先でほとんど休まずに働き続けていました。特に繁忙期には、体調が優れない時でも出勤し、店舗運営のサポートをしました。私は休まないアルバイトとして、店長から信頼されていました。この経験から、どんな状況でも仕事を最後までやり遂げることの重要性を学びました。入社した後は、この責任感を持続可能な働き方に活かし、チームの一員として健康を維持しながら、貴社の目標達成に貢献していきたいと考えています。また、仕事の効率化や時間管理を意識し、質の高い成果を出すことでチームに貢献できるよう努めます。

差別化できず印象に残らない

私の長所は責任感です。特に、大学受験の際には、目標とする大学に合格するために、計画的に勉強を進める責任感を持ち続けました。毎日学校に行き、苦手科目の授業にも集中して取り組みました。親が通わせてくれている学校なのだから、可能な限りしっかり授業を受けようと思っていたからです。この経験から、一つの目標に向かってコツコツと努力を続けることの大切さを学びました。入社した後は、この責任感を持って、与えられたタスクやプロジェクトに対して最後まで責任を持って取り組みます。また、新しい技術や知識を学ぶ際にも、受験勉強で培った自己管理能力と持続的な努力を活かし、迅速に業務に貢献できるよう努めます。

 活躍イメージを与えられない

私の長所は責任感です。アルバイトでわからないことがあるときは、常に周りに積極的に質問していました。たとえば、新しいレジシステムが導入された際、操作方法やトラブルシューティングについてすぐに理解できなかったものの、先輩スタッフや店長に遠慮なく質問し、短期間で使いこなせるようになりました。この経験から、わからないことをそのままにせず、解決するための行動を起こすことの重要性を学びました。入社後は、この責任感と積極的に学ぶ姿勢を持ち続け、未知の技術や業務にも前向きに取り組みます。また、チーム内でのコミュニケーションを大切にし、わからないことがあれば適切に質問することで、業務の効率化に貢献したいと考えています。

【自己PRで責任感をアピール】エージェントに相談する

自己PRの作成に苦労をしているのであれば、就活エージェントに相談してみると良いでしょう。

ガクチカの作成の手助けをしてもらえるだけでなく、本番さながらの模擬面接を行うことができます。

その他にも他では閲覧することができない就活に関する情報を閲覧することができたり、ES添削などもしてもらうことができます。

登録は簡単であるため、まずは確認してみましょう。

まとめ

責任感は自己PRとして有効な題材ですが、大切なのはどのように伝えるかということです。

誤るとせっかくの長所がマイナスに伝わってしまったり、具体性がなくどのように強みを発揮できるのかがわからなくなってしまったりするおそれがあります。

責任感をアピールする際は、そのまま責任感という言葉で伝えるのではなく、どのように責任を持てるのか行動として表現しましょう。

具体的なエピソードを添えて魅力を伝えることで、企業の採用担当者にも十分に響く自己PRになります。

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