はじめに
今、就活生のあいだではベンチャー企業に就職を考える人が増えてきています。
ベンチャー企業とは、いわば先進的な中小企業といえる会社のことです。
ほかの企業と異なり、商品やサービスに革新性がある企業や、早い成長性やその成長に対して意欲が見受けられる企業をベンチャー企業と呼ぶ場合が多いです。
バリバリ働いてみたいという人や、革新的なサービスを世の中に提供してみたいという人におすすめする企業がベンチャー企業といえるでしょう。
それでは、つぎにどのようなベンチャー企業が話題になっているのかを詳しく解説していきます。
どんなベンチャー企業が話題になっている?
ベンチャー企業にもさまざまな種類があり、人によって働きやすい環境やモチベーションが上がる企業に入ることが大切といえるでしょう。
そのため、そのベンチャー企業は何を目的としているのか、どんな仕事をどのようにおこなっているのかを知る必要があります。
今、主に話題になっているベンチャー企業の特徴はつぎの2つです。
社会問題の解決につながる事業をしている
1つ目は社会問題の解決につながる事業をおこなっていることです。
近年、さまざまな社会問題を日本は抱えています。
少子高齢化や労働人口の減少などといった、近年話題になっている社会の諸問題を改善・解決できるような企業は注目される傾向にあります。
そのような社会問題を解決できるというメリットは、働く社員のモチベーションへとつながるでしょう。
また、社会問題である少子高齢化などの問題を解決するためには人とのつながりを大切にし、人と積極的に関わる必要があります。
そのため、何か仕事をこなすと直接人に感謝されることも多いのも特徴です。
その感謝を仕事のメリットととらえて働く人もいるので、そこもベンチャー企業のよいところといえるでしょう。
AIやロボットなどの最先端の技術を利用している
ベンチャー企業では、AIやロボットなど最新技術を利用した仕事が多いです。
AIやロボットなどはもともと注目度の高い分野ですが、コロナウイルスなどの影響も相まって、AIやロボットを利用した非接触系のサービス需要が高まり、注目されています。
そのため、電子系を専攻した理系の人やAIやロボットに興味がある人なら就職すべきといえるでしょう。
また先述した通り、コロナウイルスなどの影響で、AIやロボットの需要は高まってきています。
需要があるので、このようなベンチャー企業に就職することでバリバリ働けることがメリットです。
就職して、仕事を生きがいにしたいという方にはおすすめの企業といえます。
以上、2つの特徴をぜひ参考にしてみてください。
今話題のベンチャー企業5選
以上の特徴をもったベンチャー企業ですが、そのなかから特に人気のあるベンチャー企業を5つ紹介したいと思います。
なかにはテレビCMなどで聞いたことのある方もいるかもしれません。
今から紹介するベンチャー企業は仕事内容や将来性が安定しており、就職するのにおすすめです。
株式会社ビズリーチ
1つ目のベンチャー企業は株式会社ビズリーチです。
テレビCMなどで聞いたことのある名前だという方も多いでしょう。
株式会社ビズリーチは人材不足や働き方の多様化などの社会問題をビジネス化した先駆者で、上記の特徴をもつベンチャー企業の第一人者といえます。
転職活動のサポートや人手不足の企業に対して人材の提供などが主な仕事内容です。
最近は即戦力採用だけでなく、新卒やアルバイトなどに関する事業も立ち上げていることから、より人材派遣としての企業の強みがあります。
近年上場したこともあり、これからより人気になる企業と考えられます。
困っている人の手助けをしたいという方や、人に感謝されたいという方におすすめできる企業です。
株式会社プリファード・ネットワークス
2つ目のベンチャー企業は株式会社プリファード・ネットワークスです。
こちらの会社は上記したAIやロボットを利用する企業となっています。
この企業では、ディープランニングと呼ばれる深層学習をより活発にするため、AI開発を主な仕事内容としています。
またAIを利用して、工業ロボット分野、医療分野、生活関連ロボット分野などで最先端の研究開発をしている工学系の企業で、今注目度が高まってきている企業です。
AI塾を開いて、子どもにプログラミングの教育を施して機械に強い子どもを育てたり、グリー株式会社のゲーム事業ブランドである株式会社WFSと提携したりして、AI技術を施したアプリケーションの共同開発をしています。
サービスが革新的な興味深い仕事内容で、主に理系を専攻した学生におすすめできる企業でしょう。
株式会社ウェルモ
3つ目のベンチャー企業は株式会社ウェルモです。
株式会社ウェルモは主に介護に対するサービスをおこなっている企業です。
ケアプラン作成を手助けする人工知能エンジンの開発や、利用者がニーズに合った情報を探せるように、わかりやすい情報提供をおこなうサイトの開発をおこなっています。
AI開発のほかにも、障害児を支援するためのサービスの提供など福祉関係の仕事活動も積極的におこなっている企業です。
上記した社会問題に対して積極的に関わっている企業の1つで、人のために働くことができます。
仕事のやりがいを可視化したいという方や、人の笑顔を見たいという方におすすめできる企業といえます。
自分のもつ技術を人のために役立てたいという方は、ぜひこの企業を検討してみてください。
BASE株式会社
4つ目のベンチャー企業はBASE株式会社です。
BASE株式会社は世界中の人々が自由に経済活動できる世の中を目指し、個人やスモールチームに向けて、EC・決済・金融のサービスを展開している企業です。
最近では、クリエイターエコノミー協会を設立し、UUUM株式会社やnote株式会社などの、クリエイターエコノミーを支援する会社とクリエイターエコノミーを促進、活性化させるために活動もおこなっています。
金融などのサービスのほかにも、BASEというネットショップの商品から、自分の好みの商品を探せるショッピングアプリの開発も手がけ、ますます成長している企業となっています。
次々と新たな取り組みをする企業ですので、活発に活動してみたい方におすすめの企業でしょう。
株式会社タイミー
最後に紹介するベンチャー企業は株式会社タイミーです。
株式会社タイミーは、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家らから合計23億円もの資金調達に成功したベンチャー企業です。
直感的な操作で利用できるワークシェアリングサービスを展開している会社となります。
こちらの企業もテレビCMで見たことのある方も多いでしょう。
わかりやすく単発のアルバイトを探せるアプリケーションの開発をしており、このアプリケーションの利用者は200万人、導入店舗数は4万以上と多くの人が利用しています。
今、勢いのあるベンチャー企業の1つで、人気のある企業となっています。
活発に活動して、企業へ貢献してみたいという方におすすめできる企業です。
以上5つが今話題のベンチャー企業5選でした。
これから話題になりそうな業界は?
今まで紹介してきた企業は、今話題となっている企業でした。
しかし、情勢というものは変化し続けるもので、社会の需要は変化し続けます。
今後、将来性のある企業を選ぶためには、今後の社会の需要を考える必要があります。
今から紹介する3つの要素がこれから注目される業界です。
ぜひ参考にしてみてください。
リモートワーク関連
1つ目の要素はリモートワーク関連です。
コロナウイルスの影響でリモートワークに移行する企業が増え、ウイルスが落ち着いてからも引き続き需要の高い業界となっています。
今、リモートワークに関連したアプリケーションなどを開発できると、今後企業からの評判で需要が高められ、人気が出ます。
例でいうと、ZOOMのような手軽にビデオチャットができるアプリケーションなどが、これからの社会において重要となる可能性があるでしょう。
今後の社会で大切な一要素となっています。
デリバリーロボット関連
2つ目はデリバリーロボット関連です。
コロナウイルスの流行以前から、オンラインショッピング需要の増加、宅配業の人手不足などのため注目されていましたが、コロナウイルスの流行により、さらに注目を高めている要素です。
ウーバーイーツなど現在は人がおこなっている仕事でも、この仕事をロボットができるようになれば需要が高まる要素となるでしょう。
また、いくつかの社会問題の解決へとつながり、さらに需要が高まる一因となります。
遠隔医療関連
最後の要素は遠隔医療関連です。
コロナ禍において、直接患者との接触をはかることは危険です。
現状解決できない問題の1つとなっています。
しかし、もし遠隔医療を可能とする技術を開発することができれば、社会からの需要は高まり、その技術は一般化することになるでしょう。
コロナ禍だけでなく、さまざまなケースで役立つ要素となります。
難しい要素の1つとなりますが、成功させられればこれ以上ない強みにできます。
ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
以上が今話題となっているベンチャー企業と、これから話題になるベンチャー企業についてでした。
ベンチャー企業と聞くと、少しほかの企業と異なり難しく感じるかもしれませんが、基本は普通の会社と同じです。
しかし、提供するサービスなどに革新性があり、独自のメリットのある仕事をできる企業がベンチャー企業となっています。
何か目新しいことがしてみたい方や、社会に貢献してみたい方、またAIやロボットを利用してみたい方はぜひベンチャー企業に進んでみてください。