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・自己PRとガクチカの違い
・受かる自己PRの書き方
・ガクチカの作成方法
・自己PRの書き方に困っている人
・受かる自己PRの書き方を知りたい人
・受かる自己PRの書き方知りたい人
面接では長所や志望動機など聞かれる項目がいくつかあります。
なかでも自己PRとガクチカはほとんどの企業で聞きかれるでしょう。
志望動機と同じくらいの頻度で聞かれるため、どちらも考えておく必要があります。
ガクチカや自己PRは一見同じようなものに感じますが、実は別物です。
わざわざ2つに分けて企業側が聞いてくるということは、知りたいと思っている部分も異なるからです。
この記事では、自己PRとガクチカの違いや、書く場合のポイントについて紹介していきます。
目次[目次を全て表示する]
【ガクチカと自己PRの違いとは?】自己PRとガクチカの違いとは?
自己PRとガクチカは別物であると説明しましたが、ではまったくの別物かというと、そうではありません。
たしかに似ている部分もあります。
そのため、似たような自分をアピールしてしまっても間違いではないのです。
自己PRで話す長所を使って、ガクチカで話すような経験を得られるという関係性にあります。
以下で自己PRとガクチカの違いについて詳しく紹介しています。
応募書類の記入や面接に挑む際は、ぜひ参考にしてください。
自己PRとは?
「私は●●が得意な人間です。」というように、自分の性格や行動にける強みを聞かれています。
どんな人でも何かしら得意なことや特徴はありますが、人それぞれ違います。
面接に来る学生がどんなことを得意としているのか、加えて人柄を見るために聞いているのです。
たとえば営業でも、自社の商品のよい部分を売り込んでお客様に購入してもらいます。
同じように「自分は●●がよい部分ですよ。」という部分を聞いてもらい、採用してもらえるようにアピールする箇所が自己RRでもあります。
さまざまな質問が並ぶなかで、どの企業でも聞かれることであり、なおかつ自分の最大限のよさをアピールもできるため、自分を売り込む絶好の場でもあるのです。
ガクチカとは?
「自分は●●という人間です。」といって自己PRに対し、ガクチカでは「学生時代に●●を達成するために〇〇し困難を乗り越え頑張りました。」ということを伝えます。
長所をメインに伝えるというより、どんなことを頑張ってきたのか具体的なエピソードも添えて説明します。
自分がどんな困難をどう対処して乗り越えてきたのかが伝われば、面接官にも好印象です。
長所をメインにアピールしてしまうと、「では何を具体的に頑張って、困難を乗り越えてきたのか。」と思われてしまいます。
ガクチカを考えるときには、勉強で成績を100位以上あげるために頑張ったエピソードなどがいいでしょう。
また、部員が1人しかいなかったところから47人まで増やしたエピソードなど、頑張ったことを具体的に数値なども取り入れて説明するとより説得力があります。
【ガクチカと自己PRの違いとは?】面接官の意図とは?
履歴書やエントリーシートで、ガクチカと自己PRにわざわざ分けているのには、理由があります。
それは、学生の見える部分が違うからです。
もしかしたら、ほとんど一緒のような文章になってしまうかもしれません。
しかしそうなってしまうと、面接官は違う部分を見たいのに、その違う部分が見えてこないのです。
以下ではガクチカと自己PRでは、面接官はそれぞれ何を聞きたいと思っているのか、その意図について紹介していきましょう。
自己PRを聞く意図
長所をアピールする場でもあるため、その人の人柄を見るために面接官はこの質問をします。
几帳面で丁寧な人か、人とすぐに打ち解けられてコミュニケーション能力が高い人かなどを見ています。
企業は世の中に数多くあり、どこでも同じような人材を求めているかというと、そうではありません。
細かい作業も多い企業では几帳面で慎重さを求めています。
また、人と接する機会が多い営業などではコミュニケーション能力が高い人を求めているのです。
得意と感じていることと会社での仕事内容や求めている人材にミスマッチが起きてしまうと、入社後すぐに辞めたくなってしまい、お互いにとってマイナスとなります。
面接官は就活生の能力や得意なことが、自社にマッチしているかどうかを見ているのです。
ガクチカを聞く意図
まだ学生は本格的に社会人のような仕事をしているわけではありません。
そのため、学校でどのように頑張ってきたのかという点から、どの程度の力があるのか判断します。
ガクチカを聞くことで、仕事に対する取り組み方や、どれ程の振り幅の成長が期待できそうかなどを見ています。
エピソードでは輝かしい優勝などではなくても、0に近い部分から1にしたという場合なども評価されるのです。
かっこいいエピソードがなくても問題はありません。
一見小さいことのように思える物事でも、大変な努力をしてそこまで到達し、学びもしっかりと得ていると思われれば印象もよくなります。
社会人になってからも必ず困難が訪れるのです。
そのときにどの程度頑張れそうか、自社の仕事を任せられそうかを見ています。
結果も大切ですが、ガクチカでは過程を具体的に伝えるといいでしょう。
【ガクチカと自己PRの違いとは?】エピソードは同じでもいいの?
学生時代を振り返ると、学生時代に頑張った内容と自分の長所と感じる能力も、似たようなエピソードになってしまいそうな場合もあるかもしれません。
決してまったくの別物でないため、同じようになってしまう可能性もあります。
しかし違う視点で面接官は見ているので、エピソードは違うものを用いるほうが好ましいです。
同じような部分をアピールするにしても、エピソードは複数あったほうが経験値のアピールになります。
意識してしまうあまり、話を作ってしまうとそれは嘘になってしまいます。
1つのことを掘り下げてアピールするようにしましょう。
最初は似たような経験しか思いつかないかもしれません。
しかし、自己分析を追及していくと、意外とさまざまな頑張ってきたことや長所、得意なことが思いつきます。
【ガクチカ面接対策】面接で好印象を得るために対策をしよう!
選考の面接において、「ガクチカ」は頻出質問であり、
ここで好印象を得られるかどうかが通過率を動かすキーポイントと言えます。
ESのガクチカをただ読むのではなく、面接用にガクチカを作りましょう!
またこのツールでは深掘り質問への対策もできるため、
面接力を大きく向上させることができます。
私が学生時代に力を入れたのは飲食店でのアルバイトです。
働く店舗は売上の伸び悩みを問題としていたという理由で自分にできる売上向上施策をするという目標を掲げ、取り組みました。
飲食店でのアルバイトに取り組む中で、中々売上が向上せず、プレシャーのみが積み重なってしまうという困難にぶつかりました。
それに対して、先輩や上司に積極的に相談をするという行動を取ることでアドバイスをもとに施策を考え、売上を1.5倍に伸ばすという結果につながりました。
この経験を通して周囲とコミュニケーションを取ることと積極的に動くことの大切さということを学び、貴社に入社後は経験で得たことを活かして活躍していきたいと考えています。
【ガクチカと自己PRの違いとは?】受かる自己PRの書き方とは?
エピソードは自分の頭のなかにあるため、自分自身はよく理解しています。
しかし面接官にその内容が伝わらないと、「この学生は一体何を伝えたかったのだろう」と思われてしまうでしょう。
内定につながる自己PRの書き方を知らないと、理解されず残念な結果に終わってしまう可能性があります。
以下で面接官に伝わりやすいガクチカの書き方について解説していきます。
就職後のビジネス文書作成にも応用できるので、ぜひここで書き方を覚えておきましょう。
自分の強みが仕事でどう活かせるのかを書く
立派な強みを書けても、もし企業でそれ程重視していないことであれば残念な結果になってしまいます。
自分の強みが志望している企業の業務でどのように活かせ、どう貢献できるのかを明確にする必要があるのです。
企業が求めている能力は、募集要項などにも書かれています。
募集要項などをよく確認して、どんな学生を採用したいと思っているのか想像しながら経験や実績を選ぶようにしましょう。
相手の立場(企業)になって考えるだけで、求められている力はわかってきます。
たとえば事務職、営業職、技術職などそれぞれで求められている強みは変わってくるのです。
専門的なスキルが必要な企業の場合、それに絡めた強みを伝えられるといいでしょう。
PREP法で書く
PREP法とは、「Point」「Reason」「Example」「Point」の頭文字を取ったものです。
この順番で説明をしていくと、話の内容がわかりやすくなるといわれています。
自己PRを伝えるときに、どんな話かよくわからないエピソードの内容から始まってしまうと相手に伝わりません。
自分は経験もしているのもあり、どの部分からエピソードを書いてもどんな話かわかります。
しかし相手にとってははじめて聞く話です。
結論がないままに話が始まっても何を言われているのか意味不明になってしまうのです。
そのためPREP法を使うとはじめに結論がわかるため、話の内容がわかりやすくなります。
社会人になってから営業や上司と話すときにも、PREP法は使えます。
【ガクチカと自己PRの違いとは?】受かるガクチカの書き方とは?
ここからは面接官に理解されやすい、受かるガクチカの書き方を紹介していきましょう。
ガクチカでは特に具体的なエピソードが重視されます。
そこから学生がどの程度の振り幅で頑張ってきたのかを見ています。
輝かしい結果だけを伝えても、具体的なエピソードが乏しいと評価されにくくなるので気をつけましょう。
また、その経験を通じて何を学んだのかも述べられると、より印象のよいガクチカになります。
それでは、ガクチカの書き方のコツを紹介していきましょう。
企業が求めている力をアピールする
企業が即戦力を求めているのか、成長力を求めているのかを考え、それに合った力をアピールできるとよいガクチカが出来上がります。
まだスタートアップのベンチャー企業では、自社で手取り足取り教えている時間がありません。
自分で調べて業務に取り組める、即戦力を求めています。
逆に大手企業の場合新人研修も充実しています。
最初は上司などの仕事を見て学び、しっかりと成長して会社に貢献して欲しいと思っているのです。
ほかにも、日本にとどまらず海外にも進出していきたいと考えている企業では、TOEICで高得点だった人を優先的に採用して、海外でも活躍して欲しいと思っているのです。
企業が何を求めているのかと照らし合わせ、ガクチカを伝えるようにしましょう。
STAR法で書く
STAR法とは、「Situation」「Target&Task」「Action」「Result」の頭文字を取ったもので、わかりやすくガクチカを伝えられます。
自己PRと一緒です。
話の順番が変わると、相手はなんの話をしているのか、よくわからなくなってしまいます。
その結果、結局は最後まで話を聞いたとしても、内容が入ってこなくなってしまうのです。
はじめになんのエピソードを話すのか概要を話したうえで、課題や問題、目標を話そのためにどう頑張ったのかエピソードを話しましょう。
エピソードでは頑張っている姿や工夫したことがわかるように、より具体的に話します。
そのあと結果と学んだことも書くと、ガクチカの内容がわかりやすくなります。
【ガクチカと自己PRの違いとは?】まとめ
ガクチカと自己PRは一見同じようなものに見えますが、分けて聞いているのは面接官が別の視点から学生を見ているためです。
そのためエピソードは別々にし、さまざまな強みを見せましょう。
強みを見せるためには、企業が採用したいと思っている人物像になるようにします。
また、どんなに素晴らしい強みをもっていても、それを伝える自己PRやガクチカがわかりにくい文章になってしまっては意味がありません。
わかりやすい文章にするためにも、自己PRはPREP法、ガクチカはSTAR法で伝えるようにしましょう。
最後に、ガクチカと自己PRのより具体的な作り方や例文を知りたい方は以下の記事をご覧ください。