ガクチカとは?【厳選例文8選】ガクチカの意味と作り方について徹底解説!

ガクチカとは?【厳選例文8選】ガクチカの意味と作り方について徹底解説!

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就活を始めると、それまで聞いたことのない言葉をいろいろと耳にすることも多くなります。

そのなかでも「ガクチカ」は頻繁に出てくる言葉ではないでしょうか。

もっともこれは学生側が使う略語なので、エントリーシートの項目や面接でそのままの言葉が出てくることはありません。

実は非常に重要な項目であり、企業側が志望動機と同じくらいとても知りたい内容です。

ここではガクチカについて、その意味や意図、企業側がなぜ詳しく聞きたがるかを解説します。

【ガクチカの意味とは】「ガクチカ」って何?

ガクチカは「学生時代に力を入れたこと」の略語です。

エントリーシートや面接でも非常によく聞かれる定番の質問です。

あらかじめ答えを用意しておかないと、しどろもどろになってしまうことになります。

具体的な質問の仕方は企業ごとにさまざまなのです。

「大学時代にもっとも打ち込んだことはなんですか」「学生時代に熱中したことをあげてください」といった質問になることもあるでしょう。

これらはすべてガクチカに該当し、ほとんどの企業が選考のあらゆる場面で採用する質問になります。

あらかじめ答えを用意していればよいのですが、多くの学生が「何も思い浮かばない」「自分は特に何もしてこなかった」と考えます。

特別人に誇れるような活動もしてこなかったし、ただなんとなく毎日を過ごしていたと感じる人もいるでしょう。

ただ大学の4年間、本当にまったく何もせずに年月を過ごしたという人はまずいません。

それでは自分の過ごしてきた時間のなかから、どのようにしてガクチカに該当する内容を引っ張り出せばよいのでしょうか。

ガクチカのテーマ・エピソード例

ガクチカを説明するときに必要なのがテーマやエピソードです。

そう聞くと大変特別な経験のように感じるかもしれませんが、実際は非常に身近でごく当たり前の日常からピックアップできます。

たとえば、部活・サークル・アルバイト・ゼミ・趣味・ボランティア活動など、誰でも何かしらの経験はしたことがあるでしょう。

もちろん特別な経験として留学などがあれば適していますし、就活のなかで経験した長期インターンシップなどがあればそれを採用することもできます。

ガクチカと自己PRの違い

ガクチカと同様に、就職活動のエントリーシートや面接でよく聞かれるのが自己PRです。

この2つの項目の主な違いは、どのような点にあるのでしょうか。

実は、企業が見ているポイントは両者で異なっているのです。

まずガクチカは、学生時代に力を入れたことの経験やエピソードを話します。

そして、企業はその過程や思考から、その人の人柄・価値観・行動特性などを判断するのです。

その一方で、自己PRは自分という人間を企業にアピールできるような経験やエピソードを話します。

そこから企業は、その人の長所や強み・スキルや能力を判断します。

企業によってはガクチカと自己PRのどちらも聞かれる場合があるため、それぞれ別のエピソードを準備しておくと良いでしょう。

【ガクチカの意味とは】企業がガクチカを聞く5つの理由とは

ガクチカがどのようなもので、どのような題材にすればよいかがわかりました。

実際に文章を組み立てる前に、まず質問の本質を理解しておきましょう。

なぜ、企業はガクチカを聞くのでしょうか。

どうしてこれから社員として採用する人物を探すときに、学生時代に力を入れたことについて知る必要があるのでしょうか。

もちろん企業ごとに評価は異なりますが、質問の根本には同じ理由があります。

ここでは企業がガクチカを聞く理由について5つ解説します。

学生の価値観や人間性を知るため

ガクチカを聞く理由は、価値観や人間性が自社の社風にマッチしているか、自社で活躍できそうな人材か、総じて求める人物像に合致しているかを見るためです。

近年、企業の採用担当者がもっとも重視する項目は志望動機といわれています。

ガクチカもそれと同等に注目される内容になっています。

その理由は、新卒採用においては、自社とのマッチングが非常に重要だと考えているためです。

現代は転職が当たり前の時代です。

コストをかけて入社してもらった人材がすぐに辞めてしまっては、企業にとって大きな損失になります。

会社と価値観や人間性がマッチする人物は、仕事で壁に突き当たっても逃げ出さず、しっかり乗り越えて成長してくれる期待があるため、そうした人材を見つけることが採用担当者の命題です。

しかし、人の価値観や人間性を正しく知ることは非常に難しいため、一人ひとりの本質を引き出すためにガクチカを利用して、どのような人物なのかを知ろうとしているのです。

モチベーションの源泉を知るため

人が何か行動を起こすときの原動力を知ることで、その人がどんなときに能力を発揮するかを知ることができます。

ガクチカは、モチベーションの源泉を知るためにうってつけの題材です。

モチベーションの源泉とは、部活動や研究などの取り組みにあたって「やりがい」や「やる気」を感じる箇所のことです。

ガクチカを知ることで、その人がどういった状況下で意欲を高く取り組めるかを把握し、業務への適性を見ることができます。

モチベーションの源泉は学業や遊び、仕事や生活などすべての行動に通じます。

そのため、ガクチカを知れば自社の仕事とマッチするかが予測できるのです。

たとえばモチベーションの源泉が「経験したことのない挑戦」にある人なら、新規事業の開拓や新市場の発掘で大きく活躍してそうな期待があります。

そうした事業に乗り出したい企業であれば欲しい人材になりますし、採用すれば企業にとっても本人にとっても幸せなマッチングになるでしょう。

ガクチカからそうした行動の本質を見出すことで、自社に合う人材を見つけたいというのが企業側の思惑です。

目標に向けて努力できる人物か見るため

ガクチカからは、その人が自分の目標に対してどれだけ努力できるかがわかります。

仕事はどんなものでも目標が必ず設定されていて、事業を推進するためにはそれを達成することが求められるのです。

そして一度達成すればそれで終わりではありません。

またつぎの新たな目標を設定し、同じように努力し続けなければなりません。

仕事は日々それの繰り返しなのです。

目標達成のために逆算して努力できる人間か、そしてその努力を続けられる人間か、どのような形で努力ができるのかを見たいと考えています。

また、単にがむしゃらに行動するだけでは努力とはいえません。

その過程で創意工夫することも必要です。

ガクチカはすべて成功体験でなくてもかまいません。

成功にたどり着くためにおこなった努力や工夫の経験が大事ですし、そこで仕事に活かせる学びを得ていることも重要です。

ガクチカには課題解決のために創意工夫した点や、学んだことをしっかり盛り込みましょう。

論理的に考え、伝えることができるか見るため

ガクチカを正確に伝えるためには、物事をどう考えてどのように行動へ移したかを第三者にわかるように説明する必要があります。

これは仕事においても重要な能力ですが、論理的に考えてそれを相手にわかりやすく伝えるための能力を見ることができるのです。

ビジネスで必須のスキルであり、文書や会話上で、論理的に考え、簡潔にわかりやすく伝えられるかを企業は見ています。

いかに自分の好きな趣味の話であっても、夢中になって自分にしかわからない言葉で熱弁をふるったり、時間や文字数を無視してダラダラと長くなったりするのは不適切です。

特に面接の場では物事を考える力を試されます。

「なぜその行動を取ったのか」「どのような考え方をしたのか」など、深掘りされる可能性もあります。

自分の経験に対して客観的に考え、わかりやすく説明できるかも評価項目の1つです。

たとえば面接官が話に合わせてくれたことで舞い上がり、話が脱線することのないよう注意しましょう。

今後の伸びしろやポテンシャルを見るため

企業は、ガクチカの経験からその人がどのようなことを学び、それを今後どのように活かしていくかを判断しています。

経験をただの思い出として終わらせず、今後のための学びにする姿勢が評価されます。

ガクチカでは、その人の今後の伸びしろやポテンシャルを見ることができるのです。

そのため、自分が学び、成長し続けられる人間であることをアピールしましょう。

また、経験を通してどのような困難や挫折にぶつかり、どのように乗り越えたのかということも企業は見ています。

困難を乗り越えるにあたり工夫した点や模索した点を話せるようにしておきましょう。

さらに、企業は困難を乗り越えた経験からその人がどのように成長し、今後活躍する可能性を秘めているのかを評価しています。

ガクチカは、企業にとって自分が会社に入ってからも成長し続けられるという根拠になるのです。

【ガクチカの意味とは】就活に一歩踏み出そう!ガクチカの見つけ方

それでは実際にガクチカをまとめるため、具体的な一歩を踏み出しましょう。

ガクチカに関する設問のほとんどは、エピソード1つについて書く形式です。

しかし、業界や相手企業によって評価のよいエピソードはバラバラでしょう。

自分の学生生活を掘り起こし、できるだけたくさんの種類のガクチカエピソードをまとめておくのが得策です。

大手企業では複数のエピソードを求められる場合があったり、学業以外といった指定があったりもするため、量も質も考えた複数のガクチカ探しがポイントといえるでしょう。

step1 エピソードを見つけるために自己分析をする

多くの学生が悩むのは、「特に頑張ったことなどない」という点です。

留学やインターハイ出場など、普通の人はあまり経験しない大きなスケールの話がないからというのがその理由です。

しかし、実際にはそうした経験でなくてもかまいません。

「何もしてこなかった」という人もいますが、本当に何もしていない人はいないのです。

そこで、エピソードを見つけるために自己分析をしてみましょう。

これまでの学生生活の棚卸しをして、熱心に取り組んだこと=たくさん時間を使ったことと考えて深掘りをしていきます。

ありきたりな経験しかなくても、心配する必要はありません。

珍しくなくても、面白くなくても、経験そのもので勝負する必要はないのです。

つまり、その経験から得たことを、企業でも業務に活かせると伝えるのが重要なのです。

そこを語れるようなエピソードについて探してみましょう。

前述した通り、アルバイトやサークル、部活や趣味などにも十分期待できます。

モチベーショングラフがおすすめ

自分の大学生活でモチベーションが高かった時期と、そのときに取り組んでいたことを理解できると、ガクチカのエピソードを発見できる可能性があります。

それを客観的にまとめるのに適しているのが「モチベーショングラフ」です。

モチベーショングラフは、その名の通り、自分のモチベーションの上がり下がりをグラフ化したものです。

ラフでもかまいませんので紙とペンでざっと作ってみましょう。

まず縦軸がモチベーション、横軸が年代です。

縦軸の真ん中あたりがモチベーションのゼロ地点となり、上に行けば行くほどモチベーションは高く、下に行けば行くほどモチベーションは低くなります。

横軸の年代は子どものころから始めてもよいですが、就活ですので高校時代あたりから現在までに絞ってもよいでしょう。

このグラフに人生で起こったイベントや覚えていることなどを書き入れ、1本の線でつなげればグラフができます。

たとえば高校時代の受験などは大きなイベントです。

「模試の結果がよい判定にならず苦悩」→「苦手教科を克服し見事合格」という出来事があれば、グラフは大きな谷から大きな山を描くでしょう。

このようにモチベーショングラフの山と谷には印象的なエピソードがあります。

そこから自分を突き動かす原動力が見つけられるのです。

step2見つけたエピソードを文章にする

モチベーショングラフの上がり下がりを見ながら、「なぜ自分がこうしたか」「なぜそう考えたのか」を掘り下げるのが自己分析です。

モチベーショングラフは何度書き直してもいいでしょう。

都度、覚えている出来事やそのときの思考、心の在り方を細かく書いていくことが重要です。

こうした自問自答で掘り下げたことをもとに、実際に文章を構成していきましょう。

その際、簡潔で誰が見ても理解できる文章や言葉の表現を意識することで、多くの人に伝わるガクチカを作成することができます。

 

【ガクチカの意味】ガクチカがなくて困っている人へ

「ガクチカに書く内容が無い」という悩みは就活生の多くが抱えているものになります。

ガクチカは必ずどの企業でも聞かれる内容であるため、ガクチカ対策は万全でないと選考を通過することはかなり厳しくなります。

しかしガクチカが無いと考えている就活生のほとんどが見つけ方を知らないだけであり、エピソードにできる経験をしっかりと持っているケースが多く見られます。

以下の内容を参考にしつつ、もう一度ガクチカになる経験が無いかどうか自己分析をしてみましょう。

ガクチカは成功体験ではない

ガクチカは輝かしい成功体験を語る場所であると思っている人が多いです。

しかし成功体験やなにか大きな実績を残した経験で無くとも、ガクチカのエピソードとして使うことができます。

あなたがやり切ったことや行動に起こしたことでも十分にガクチカになります。

ガクチカにおいて大切なのは、取り組んだことから何を学び、それを今後どう活かそうと考えているかという点です。

好印象になりそうな内容を選定することは大切ですが、どんな内容であっても深掘りをし、一貫性を持って回答できるかを極めることがより重要であると言えます。

【ガクチカの意味とは】ガクチカ作成の注意点

ガクチカを作成するときは、文章の流れや構成のほかにも注意すべき点がいくつかあります。

良い内容のエピソードを取り上げたとしても、たとえば伝え方があいまいだったり専門的すぎたりすると、伝わりにくくなってしまうためです。

具体的には、以下の注意点に気をつける必要があります。

・数字で表してみる

・嘘をつかない

・専門用語を使わない

・企業のニーズを意識する

ガクチカではわかりやすさが重要なため、数字で表すことや専門用語を使わないことなどは重要なポイントです。

また噓をつくことも避けたいところですし、さらにいえば企業のニーズに沿って効果的なガクチカをアピールすることも重要といえます。

ではそれぞれの注意点について、詳細を整理していきましょう。

具体性のあるエピソードを用いる

具体性のあるエピソードを用いることで面接官に良い印象を与えることになっていきます。

聞き手が当時の状況をイメージしやすいように表現することが重要です。

ガクチカは学生時代のエピソードであり、面接官からすれば取り組みの内容がわかりづらい場合があります。

そのため、あらかじめ家族や友人など第三者にエピソードを話し、内容を理解できるかどうかを聞いて確認してみましょう。

数字で表してみる

ガクチカは、数字を使った表現が非常に重要になります。

数字を使ってガクチカのエピソードを伝えれば、何がどのくらいすごかったのか採用担当者にはしっかりと伝わるのがポイントです。

何を頑張ったのか伝えたくても、表現があいまいだとその成果の素晴らしさはわかりづらくなってしまいます。

たとえば部活で良い結果につながったと書くだけでは成果として伝わりづらいですが、ベスト8になったなどの表現があればわかりやすいでしょう。

アルバイト先の売上を伸ばしたエピソードなら、ただ売上がアップしたと述べるより売上が30%伸びたなどの表現を使うのが望ましいです。

採用担当者はガクチカのエピソードに初めて触れるため、あなたの身の回りのことには何も知識がない状態です。

だからこそ誰が見てもわかるように、数字を使って成果を伝える必要があります。

もちろんすべてのエピソードに数字が使えるわけではありませんが、数字で表現できることはできる限り数字を活用し、わかりやすい内容に仕上げることが大切です。

嘘をつかない

ガクチカでエピソードを伝えるときは、噓をついたり話を脚色したりするのは避けましょう。

噓のエピソードを取り入れると、深掘りの質問をされたときに対応できなくなるからです。

そこで嘘だとバレれば非常に印象が悪くなり、高評価を獲得するのは難しくなるでしょう。

また仮に内定を獲得できたとしても、そのあとは入社後も噓をつき続けなければなりません。

最終的にどこかでボロが出て自分の首を絞めることになるのは明らかなので、ガクチカで噓をつくのはやめましょう。

嘘をつかないとガクチカとして伝えられるエピソードがない…と困る人もいるかもしれませんが、ガクチカでは嘘をついてまで華やかなエピソードを伝える必要はありません。

成果の素晴らしさは関係なく、学生時代に頑張ったことは誰にでもあるはずです。

そのなかからガクチカとして取り上げるエピソードを探し、嘘のないアピールにつなげていきましょう。

専門用語を使わない

ガクチカでは、専門用語を使ったアピールは避けましょう。

アルバイト先で使う業務関係の用語、部活でよく使うそのスポーツ特有の用語などを入れてしまうと、面接官は何のことを言っているのか理解できない可能性があります。

なんとなく行間を読んで理解できる言葉でも、瞬時に理解できないだけでわかりにくい印象は強くなります。

また説明もなしに専門用語ばかりを並べてしまうと、「わかりやすく説明するスキルが不足している」と判断されてしまう可能性もあります。

そのため専門用語の使用は避け、誰でもわかる表現・言葉を使用しましょう。

どうしても使わなければならないときは、説明を加えて配慮することが大切です。

文字数的に専門用語ばかり使わないとエピソードが収まらないときは、少々専門的すぎる内容だということを考え、別のエピソードをガクチカに用いるのが望ましいです。

企業のニーズを意識する

ガクチカを伝えるときは、企業のニーズを意識した内容にすることも大事です。

つまり企業がどのような人材を採用したいのか考慮し、採用担当者に響く内容に仕上げることが効果的ということです。

就活では最終的に自分を採用したいと思ってもらうことが肝心なので、どのようなアピールも、企業のニーズに合うものでなければなりません。

「優秀で素晴らしいけれど、うちの雰囲気には合わなそう」と思われては、せっかく魅力的なガクチカを作成しても意味がないでしょう。

たとえば周りの協力を仰がずに自分一人で頑張ったというエピソードは、協調性を重んじる企業では「合わない」と判断されてしまう可能性があります。

ガクチカはその企業で活かせる内容を伝えることを意識し、採用担当者からの高評価につなげることが大切です。

 

評価されるガクチカの文章構成

ガクチカを書くときは、高評価につながりやすい流れや構成を意識する必要があります。

文章構成で大事なのは、まずわかりやすさです。

どれだけ内容的に興味深いガクチカのエピソードでも、文章の流れが悪いと、わかりにくく「何が言いたいのか内容が入ってこない」と思われてしまいます。

ガクチカのようにある程度の長さの文章を作成するときは、とにかくわかりやすく内容が伝わってきやすいことを意識することが大切です。

具体的には、以下の構成が重要になります。

ガクチカの構成

1.結論(取り組んだこと)

2.動機(取り組もうと思った理由)

3.目標(取り組むにあたって設定した目標)、課題(取り組むにあたって存在した課題)

4.施策(課題解決・目標達成のために行ったこと)

5.結果(成し遂げたこと)

6.学び(経験から何を学び、入社後どう活かしていくか)

論理的なわかりやすさを意識して書けば、シンプルな内容のガクチカだったとしても、高評価にはつながりやすくなります。

【ガクチカの意味とは】例文を8つ紹介

これまで、ガクチカの意味や企業に見られているポイントについて説明しました。

ガクチカでは、その人の人柄や価値観・行動の特性などが見られています。

また、実際にガクチカを書く際は、最初に自己分析することを忘れてはいけません。

アピールしたい価値観を伝えられるようなエピソードを準備しましょう。

それでは次に、解説したガクチカの書き方をもとに作成された例文を3つ紹介します。

意識するべきポイントが盛り込まれた文章ですので、ぜひガクチカを書くときの参考にしてみてください。

例文①アルバイト

焼肉屋のアルバイトで、全店舗中1位の売上を目指し、施策を行った経験です。
売上1位を目指した動機は、都内に展開されている10店舗の肉の売上ランキングで当店舗が最下位であり、閉店の危機に陥っていたことです。
閉店の危機を救うため、売上を向上させるべく以下の施策に取り組みました。
それは、SNSを使用して知名度を向上させ、顧客数を獲得することです。
具体的には、店舗のInstagramの公式アカウントを作成し、日替わりのおすすめメニューを毎日更新したり、焼肉屋あるあるなどの動画を作成してストーリーズで公開したりすることを行いました。
フォロワー1千人を獲得して知名度向上に貢献した結果、肉の売上ランキングで全店舗中1位を5ヶ月継続して取ることができ、閉店の危機を免れました。
この経験から、困難な状況でも諦めずに施策を行うことの重要性を学びました。
貴社に入社した暁にも、常に課題解決のために努力し続けます。

例文②部活動

大学時代にサッカー部の主将として、全国大会出場に向けて練習の効率化に注力した経験です。
3年前まで5年連続で全国大会に出場していましたが、自分が入部してからは一度も全国大会への出場が叶っていない状況であったことが取り組みの動機です。
そこで、3年ぶりの全国大会出場を目標に掲げ、練習の効率化を行いました。
これまでは部員全員が同じ練習メニューを行っていたため、1人あたりのボールに触る時間が短いという課題を解決する必要がありました。
そこで、部員を2つのチームに分けてそれぞれが違う練習メニューを行い、一定時間が経過したらチーム間でメニューを入れ替えるという練習方法に切り替えました。
その結果、1人あたりのボールに触れる時間が増え、練習の効率化に成功しました。
練習の効率化により、見事3年ぶりに全国大会へ出場できました。
この経験から、現状の問題点を洗い出し、その解決のために工夫することの重要性を学びました。

例文③文化祭実行委員

文化祭実行委員の広報部として、コロナ禍ながらにSNSを使用した広告活動に注力した経験です。
コロナ禍で2年間文化祭が行われていなかったため、今年は文化祭を行うことが学校外の人にあまり知られていなかったことが取り組みの動機になりました。
そこで、Instagramで公式アカウントを作成し、認知度向上と集客のためにフォロワー1万人を目指しました。
具体的に行った施策は二つあります。
一つ目は毎日ストーリーズを更新し、文化祭実行員が準備をする様子や、今回の学園祭のポイントを解説する様子を配信することです。
二つ目は、文化祭の飲食店の出店でInstagramの投稿に載っているキーワードを伝えると、価格が値下げされるというキャンペーンを行ったことです。
これらの取り組みにより無事にフォロワー1万人を達成し、コロナ禍前にあたる年の1.2倍の集客に成功しました。
この経験から、目標達成のために工夫することの重要性を学びました。
貴社に入社したら、自分にできることを常に考え続ける力を活かしたいと考えています。

例文④サークル

私は学生生活のなかで、アウトドアサークルの活動に力を注いできました。
高校生の頃からアウトドアに興味があり、大学生になって自分でアウトドアグッズを購入したり実際にキャンプを楽しめるようになったりしたことが、入部のきっかけです。
活動の中では土日を中心にキャンプやハイキングを企画しており、私は特に2年生のとき、2年生のリーダーとして「2年生会」のキャンプ企画を積極的に企画してきました。
アウトドアを一口に言ってもそれぞれ楽しみたいことは違うため、できる限り皆が楽しめる企画ができるように、企画を練ってきました。
しかし企画を考えるなかでは本格的なキャンプ派と気軽に楽しみたい派で意見が対立し、なかなか結論が出なかったこともたくさんありました。
そこで私はリーダーとして両方の意見を徹底的にヒアリングし、お互いに譲れない考えがあることを理解したうえで、全員が楽しめるようにスケジュールを工夫しました。
するとサークル仲間からは「細かい部分まで意見を聞いてくれたので納得できた」と感謝され、先輩からも傾聴の姿勢をほめていただきました。
私はこの経験から傾聴力を高めることができ、折り合いがつかないときは徹底的に意見を聞いて向き合うことの大切さを学びました。

例文⑤ゼミ活動

私は大学生活のなかで、地域活性化をテーマとしたゼミ活動に力を入れてきました。
生まれ育った地域に恩返しがしたいという気持ちから、地域活性化に貢献したいと思ったことが、そのゼミを選んだきっかけです。
演習では地域の商店街を訪問し、地域活性化のためのプランを提案させていただきました。
しかし商店街にはさまざまなジャンルの店舗があり、同一のプランがすべての店舗に当てはまるわけではないことを実感し、デスクワークとフィールドワークのギャップから私は壁にぶつかりました。
そこで私はプランの中身を少し変更し、店舗ごとに自由に設定できる項目を作り再度提案するに至りました。
商店街の会長様からは柔軟なプランであることを褒めていただき、結果、商店街の半数の店舗がプランを実践したところ、集客数が10%伸びたという報告もいただきました。
私はこの経験から、柔軟性の大切さを学びました。
社会人になってからも柔軟な考え方を大切にし、状況に合わせた行動を実践していきたいと考えています。

例文⑥留学

私は大学生活のなかで、1年間の留学生活に力を入れてきました。
留学に参加した理由は、小学生の頃から英語を勉強してきているのにも関わらずまったく英語が話せないことにコンプレックスを感じ、せっかく勉強してきているなら話せるようになりたいと考えたためです。
留学生活は正直言って、とにかく大変なことばかりでした。
私はコミュニケーション能力には自信があり友達も多いと自負しているのですが、留学生活では英語が話せないせいでとにかく周りとコミュニケーションが取れず、自信喪失にも陥りました。
最初は寮の部屋にいることも多く、日本にいるときでは考えられないくらい、周りとのコミュニケーションをシャットアウトしてしまいました。
しかしせっかくの留学ですから、これではいけないと考え、私は①部屋でリスニングの勉強をすること②授業で1回以上発言すること③自信がなくても挨拶は忘れないこと、この3点だけは愚直に必ず続けるようにしました。
その生活を1か月ほど続けた結果、自然と私は言葉がわからないながらも周りと話せるようになり、自信もつきました。
継続することの大事さを理解したため、その後も3つのことは継続していき、最終的にはTOEICで650点が取れるようになりました。
御社に入社した際も、継続力を大事にしながら成長を続けたいと考えています。

例文⑦インターンシップ

私は2年間続けてきたインターンシップでマーケティング職としてSNSマーケティング業務を経験してきました。
私は以前からマーケティングに興味があり、SNSマーケティングを通して分析力や企画力を身に着けたいと考えインターンへ参加することを決めました。
SNS集客で毎月10件の顧客情報をすることを目標に掲げました。
実際、業務に携わってみると、分析の難しさや見えていなかった作業量の多さに圧倒されました。
ウェブ解析や広告運用など細かく意識しなければいけないことが多く、また日々分析を続けるためスペードも求められる状況に心が折れそうになりました。
しかし、その中で自分のすべきことを考えて先輩上司と相談しながら、粘り強く続けました。
その結果、毎月10件以上のユーザーが登録をするようになり、やりがいを見つけていくことができるようになりました。
今後、困難に思えることであっても周囲と相談することや積極的に解決策を模索していく姿勢を大切に御社に貢献していきたいと考えています。

例文⑧趣味・習い事

私が学生時代に力を入れたことは書道です。
小学1年生から習い事としてはじめ、それから15年以上続けてきました。
初めのころは字が汚く、ただ指摘されたことを聞いて直すのみで、積極的な行動は全くとっていませんでした。
しかし同じ年数を続けている友人が資格を取り、書道教室の先生を始めるなど主体的な行動に影響を受け、私自身も地域の集会所などを借りて書道教室を企画しました。
ただ書道教室に通うだけでは得られなかった人とのつながりや、イベントの企画力などを身に着け、継続してきた取り組みの中で新たな挑戦をしていくことの面白さに気が付くことができました。
御社に入社後は、与えられた業務に慣れることはもちろん、そのうえでどんな取り組みができるかを積極的に考え、アクションを起こしていくことで、会社と共に成長していく人材になりたいと考えております。

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まとめ

ガクチカは「学生時代に力を入れたこと」の略であり、ほとんどの企業がエントリーシートや面接で設問する項目となっています。

自社とマッチする人物を見出すため、企業はガクチカからその人の人間性や価値観を探ろうとします。

とても重要な項目ですが、人に誇れるような取り組みはしてこなかったと悩む必要はありません。

ガクチカは普段の生活のなかで経験したことを題材に、何をどう考えたか、どう行動したか、何を学んだかをまとめることで構成できます。

モチベーショングラフなどを用いてしっかりと自己分析し、ぜひ魅力的なガクチカを作ってください。

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