「学業との両立」はガクチカになる?魅力的に伝えるポイントを徹底解説!

「学業との両立」はガクチカになる?魅力的に伝えるポイントを徹底解説!

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録

はじめに

就活において、学生時代に残した成果は欠かすことのできないアピールポイントです。

いわゆる「学生時代に、力を入れたこと」なのですが、面接などで自分の魅力をアピールする絶好の機会になります。

ガクチカとして、学業との両立をあげて良いかということは、多くの就活生がぶち当たる問題でしょう。

たしかに、自分のしたいことやサークル活動など、学業とそれ以外の活動の両立は難しいものです。

今回は、学業との両立をどのようにアピールすると採用されやすいか、徹底解説していきます。

【「学業との両立」はガクチカになる?】ガクチカとは

「学生時代に力を入れたこと」を略して、ガクチカと呼ばれています。

物事に対する取り組み方や思考力、問題解決能力を企業側が判断するために使われているテーマです。

学生時代、何に力を入れてきたかといった具体的なエピソードは、就活生の能力を見るときに大切な要素とされます。

学生時代に力を入れていたことを聞けば、おのずと入社後の仕事への取り組み方も予測できるからでしょう。

また面接で聞かれたときは、学業との両立について話して良いかは疑問視されているところです。

しかし、学業を両立してきたことは人それぞれ違うとしても、2つのことを両立すること自体なかなか難しいことでしょう。

学業とほかを両立すること自体を面接で適用することは、賛否が分かれるため、悪いこととは言い切れません。

【「学業との両立」はガクチカになる?】企業がガクチカを聞いてくる意図

企業側が、面接やESなどで学生時代のことについて聞いてくるケースは多々あります。

したがって、就活をしていくうえで自分の過去の成果や、活動をきちんとまとめておくことは必須でしょう。

学生時代のことを聞かれる理由は多岐にわたりますが、多くは就活生の人物像を判断するためです。

たとえば、学生時代のことを聞くだけでその人の学生時代を大まかに予想でき、働いている未来も想像できます。

企業が就活生に学生のときに力を入れたことを問う、主な理由を2つあげてみました。

面接などにおいて質問され答えるとき、的確に答えるための参考になるかもしれません。

就活生の人間性や人柄を知るため

学生時代力を入れた話では、なぜそれを学びたいと思ったのか、課題に対してどう乗り越えたかなどを聞き、その人自身を見ています。

企業側が、就活生の学歴やスキルではわからない部分の人間性を知るため、このテーマは重要視されているのです。

高い学歴やスキルを持っていても、その企業の戦力にはならない人や、うまくいかない人は一定数、存在します。

また、学生時代に取り組んだ内容を的確に伝えることで、就活生側としても自分を理解してもらう機会になるというメリットがあるでしょう。

なぜなら、学生時代に頑張っていたことを伝えると、その学生の強みや活かせる部分が明確になるからです。

具体的なエピソードを交えて話すことで判断材料も増え、人間性や人柄を知ってもらえる機会となりやすいと言えます。

人柄を魅力としてアピールしたい人こそ、学生時代の経験や成果についてしっかりと考えておくべきでしょう。

企業が求めている人物像とマッチするか確かめるため

企業と学生がミスマッチだった場合、両者にメリットはまったくありません。

無理に企業側の求めている人物像に合わせて、設定を作っても入社後に本人が大変な思いをし、辞めてしまうことすらあり得ます。

企業がガクチカを聞くのは、求めている人材に合っていて長く活躍できる人かを判断するためでもあるでしょう。

企業側は無理をして求める人材像に合わせてくれる人を、採用しようとしているわけではありません。

事前に話すことをまとめていくうえで、本当に自分がその企業と相性の良い人材なのか、考える機会にもなり得ます。

したがって、面接を受ける前やESを本書きする前に、よく内容や構成を自分の中で考えておくことが大切なことなのです。

企業が求めている人物像と自分がマッチできているとわかったら、自信をもって自分のガクチカをアピールしましょう。

「学業との両立」はガクチカになる?

「学業との両立」のエピソードから自分の強みを伝えられるのであれば、十分に面接などで使えます。

学生時代力を入れたことを話すのは、思い出話や自慢話をするためではありません。

要するに「自分の強みや魅力が伝わる」という目的が叶えば、まったく問題はないのです。

「学業との両立」をガクチカとして述べるかどうかではなく、それにより自分のどこをアピールしたいかが大切でしょう。

例をあげるなら、学業にも力を入れる中サークル活動との両立もしてきたことをテーマにします。

具体的に、どのような工夫をしていたかなどを、エピソードも加えて述べるのがおすすめです。

そうすることで、あなたの能力の判断材料として、人事にしっかりと伝わり高い評価を得られるでしょう。

企業は、時間の管理ができスケジュールを組んでしっかり業務をこなせる人材を求めています。

なので「学業との両立」はアピール材料として、十分に有効な武器として使えるでしょう。

【「学業との両立」はガクチカになる?】ベンチャー企業に採用される両立した経験によって得られるアピールポイント

ベンチャー企業も、学生の本分である学業とほかの活動が両立できていた人を求めているでしょう。

就活において、ベンチャー企業に入って新しい時代の事業に携わりたいと思う学生は増えているのです。

今までにない新しいことをしている企業は、いつの時代も魅力的であり、実際ベンチャー企業は人気があります。

ベンチャー企業は、忙しく人手不足であり、複数の仕事を両立できる学生を高く評価するケースは多いです。

ここからは、ベンチャー企業に採用されるために、学業との両立という面でどのようなアピールポイントが必要かご紹介します。

優先順位をつけて効率良く仕事ができる

学生時代から、効率良く勉強やサークル活動を回していける人もいれば、苦手な人も多くいるでしょう。

社会人になったあとも、同時にいくつもの仕事を抱えることは多々あります。

やりやすい優先順位をつけて、効率良く仕事をこなしていける能力は、社会人になってからも多くの場面で求められるでしょう。

与えられた仕事をすべてやり遂げるには優先順位をつけ、効率良くこなす力が必要です。

学生時代から、学業を別の活動を両立できている人は仕事も効率良くできるだろうと思われます。

学業と別のことの両立ができていたなら、社会人になってからもさまざまなことを両立し、こなせるでしょう。

両立が十分にできていた自信がある人は、学生時代に頑張っていた活動も含めたうえで、具体的にアピールしてください。

自立性があり、ストイック

ベンチャー企業は、主体性をもっていてなおかつ、仕事に熱く取り組めるストイックな人を求めています。

自分で自分を律し、何事にもストイックに取り組める人は、学業とほかの活動と両立できていたでしょう。

サークル活動やスポーツに熱く励んでいた学生は、仕事に対しても、同じように熱意をもって取り組めると期待されます。

自立性があり、ストイックな人材はどこへ行っても重宝されるでしょう。

ベンチャー企業は、その性質上、特に自立性とストイックさを求められます。

人と群れず、自立した考えをもち目標達成に注力できる人材は、ベンチャー企業にとってとても魅力的です。

したがって、ベンチャーの面接で話すならば、学業と他の両立は、かなり高い評価を得られると思います。

やろうと思ったことを実行に移せる行動力

ベンチャー企業は能動的に、課題を見つけて自発的に動ける人材を求めています。

学業との両立ができている人は、学業をこなしながらほかのことにも精を出せる、行動力とパワーがあるでしょう。

自分がやりたいことを続けながら、大学の授業についていき、学業と両立させるのは思うよりも大変なことです。

大学の授業をまじめに受けてきちんと単位を取るだけでも、人によってはつらいと感じることもあるでしょう。

学業も諦めず、自分のしたいことやグループ活動を続けてこられたなら、それは面接でアピールできることと言えます。

学生時代に、大きな成果が得られなかった人も、続けてきたこと自体が大きなアピールポイントでしょう。

学業と両立したことは、アイデアを積極的に実行に移せる行動力をアピールできる、強い武器になります。

【「学業との両立」はガクチカになる?】ガクチカを作る際の注意点

学業と他活動の両立は、面接で大いにアピールして良いことがわかったでしょう。

しかしながら、学業との両立について話すときに、いくつか気にしなければいけないこともあります。

「学業との両立」は、どのように努力してきたかがカギであり、他の就活生との差別化がコツの1つです。

ガクチカを作る際、主に注意すると良いポイントが2つあります。

この2つのポイントを押さえて書くことで、あなたはより学生時代の話を魅力的に語れるでしょう。

そこから何を学んだのかを明確に伝える

学業について話すことのデメリットは「大学生の本業は学業であり、当然のことだ」と決めつけられる場合があることです。

そのような可能性を感じるならば、学業との両立を、面接で語ることはやめたほうが良いかもしれません。

また学業との両立をしてきたことから、何を学べたか何を得たかはよく考えておいてください。

なぜ本気で取り組もうと思え、どのような課題があり結果、何を得たのかまでの一連の流れもあわせて伝えると良いです。

そうすることにより「誰にでもあることだ」という意見を防ぐことにもつながります。

学業との両立いう話に具体的な要素を入れることで、重みとリアリティをもたせられるでしょう。

何をどうしてきたのかをしっかりと伝え、ほかの就活生と差が出るような工夫をしてください。

両立することがどれほど難しいことだったか伝える

学業と両立したことを語る就活生は多くいるため、企業によっては埋もれてしまい落ちる可能性があります。

苦労して両立してきたことをうまく伝えられないと、あなたの努力や苦労が伝わりづらくなってしまうでしょう。

どれほどの努力をしたかによっては、自分がしたかったことと学業を両立させることができるのかが大切です。

なので、数値や周りからの評価などの、客観的な視点も伝えることにより、説得力を増すように心がけてください。

具体的な成果の数値、かけた時間は、あなたの努力した経過を正確に伝えるための有効な武器の1つなのです。

また、先輩や仲間によく褒められた経験については、きちんと盛り込むことをおすすめします。

学業と両立したことを就活でメインとして話すならば、どれほど力を入れていたか、成果や成長を得たかが大切なのです。

【「学業との両立」はガクチカになる?】ガクチカの例文

さて、ここまでの流れで「学業との両立」をどのように伝えると良いか、ポイントや注意点をお伝えしました。

どのように、自分の学生時代をどうのように組み立てていけば良いかわかったと思います。

しかしながら、いざ書こうとするとなかなか形にならないこともあるでしょう。

ここからは、具体的な例文を紹介していくので、自分のものと比べて考えるのがおすすめです。

「学業との両立」について、どのように書いたら良いかまだわからない場合は、以下の例文を参考にしてみてください。

例文①学業と部活動を両立

私が野球部を両立しようとしたきっかけは、部活を始めた際、一時的に成績が落ちてしまったことからです。

野球部の練習もつらかったものの、同時に学業も頑張りたかったため、一時期は部活動を辞めようかとも考えました。

学業と野球のどちらを取ろうかと、強く悩んだこともありました。

頑張ったのは、移動中やストレッチをしているときも単語帳を見るなどし、ちょっとした隙間時間を利用するなどです。

そうすることで、日頃から学業への意識を高めて野球部との両立をすることがうまくできるようになりました。

野球部に所属していたことで毎日が忙しく、大変でしたがやりがいも感じられたことは、今では大きな思い出と自信です。

貴社に入社したあとも学業と部活を両立したように、仕事にも熱意をもって取り組んでいきたいと思います。

例文②学業とアルバイトを両立

自分の学費をアルバイトで稼がなければならないため、朝の時間を勉強時間として、夜は就活資金を稼ぐ時間にしていました。

学業をしながら、アルバイトをするのは体力的にも疲れましたが、私は体力に自信があったため可能にできたとも思います。

夜のバイトでは、居酒屋の接客業でしたが、疲れていても笑顔を絶やさないことを軸に頑張りました。

また、できるだけ大学の講義はノートにまとめて復習の時間を減らすといった、時間の有効活用することも大切です。

学業とアルバイトの両立を目指すには、体力も必要ですが、時間を有効活用するなどの工夫も必要でした。

入社後も、そのような自分なりの工夫をしながら、仕事と私生活を両立できるようにしていきます。

自慢の体力と、計画性のある行動と業務の効率化は貴社に入社してからも発揮し、大きく貢献したいです。

おわりに

今回の記事では、学業と両立した活動の話を使うのはありか、具体的な例文も加えて解説してきました。

学業と両立したことについての話は高い評価を得ることもありますが、実は注意すべき点も多いものです。

まだ、面接で何を話したら良いかいまいちピンと来ない人は、学業と両立できていたことについて書いてみても良いでしょう。

学業とサークル活動などをきちんと両立できていた方はとても有利になるため、積極的にアピールしてください。

例文もご紹介したので、実際に書いたり話したりする際の参考にしていただければと思います。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます