はじめに
就活において、学生時代に残した成果は欠かすことのできないアピールポイントです。
いわゆる「学生時代に、力を入れたこと」なのですが、面接などで自分の魅力をアピールする絶好の機会になります。
ガクチカとして、学業との両立をあげて良いかということは、多くの就活生がぶち当たる問題でしょう。
ガクチカでは「両立した事実」より「学業とアルバイトの双方にどんな課題があり、自分がどう調整して継続・改善したか」を具体的に示すことが重要です。
成果が数字で表せない場合も、課題の期限内提出、勤務を続けたこと、予定変更時の相談や工夫など、確認できる変化を書けます。
基本形:結論 → 両立が難しかった理由 → 工夫 → 学業・アルバイトそれぞれの結果 → 学び
学業とアルバイトの両立はガクチカになる?
学業とアルバイトを両立した経験は、ガクチカとして十分にアピールできます。
大切なのは「忙しいなか頑張った」という事実だけでなく、限られた時間の中でどのような課題を見つけ、工夫し、成果につなげたかを伝えることです。
この記事では、学業とアルバイトの両立の例文を中心に、書き方・評価されるポイント・勉強と部活を両立した例文まで紹介します。
自分の経験に置き換えられるよう、工夫と成果の伝え方も解説します。
たとえば「授業の予習を週単位で管理した」「試験前はシフトを早めに相談した」「接客の改善提案に取り組んだ」など、具体的な行動を示すことで説得力が高まります。
学業とアルバイトの両立で評価される3つのポイント
企業が知りたいのは、単に複数の活動を行ったかではなく、両立する過程で発揮した力です。
次の3つを自分の経験と照らし合わせてみましょう。
両立のガクチカでは「どれほど忙しかったか」を競う必要はありません。
授業の課題と勤務上の責任をどのように把握し、どちらか一方へしわ寄せが生じないよう調整したのかを整理すると、自分の強みが見つかります。
次の三つの視点は同時にすべて主張するための項目ではありません。
実際の経験と最もつながる強みを一つ選び、課題に直面した場面と行動を中心に説明するほうが、短いESでも一貫した話になります。
計画性と優先順位づけ
授業・課題・シフトを週単位で見える化し、試験や繁忙期に応じて優先順位を調整した経験は、計画性を伝えられます。
「予定表を作った」だけでなく、予定が重なったときの工夫も書きましょう。
例えばレポートの提出日と飲食店の繁忙期が重なるなら、締切から逆算して調査・執筆・見直しの日を分ける方法が考えられます。
さらに、早い段階で店長へ相談して勤務予定を確認したのであれば、予定を立てただけでなく実行可能な形に調整した経験として伝えられます。
ESでは「優先順位をつけました」で終わらず、何を優先したのか、判断した理由、予定変更が生じたときの対応を明記しましょう。
学業の課題の提出と勤務の継続をそれぞれ説明できると、計画性が実際に機能したことが伝わります。
継続力と自己管理
学業もアルバイトも一定期間継続し、睡眠や体調を整えながら取り組んだことは自己管理の具体例になります。
無理を美談にせず、無理のない体制を作った工夫を説明しましょう。
継続力を示す場合は、長期間続けたという期間だけでなく、無理なく続けるために習慣をどう設計したかが重要です。
例えば授業後にその日の復習を短時間で済ませる仕組みを作り、勤務前後の時間配分を調整したなら、継続のための判断と工夫が見えます。
「睡眠時間を削って両立した」といった無理の強調は避けましょう。
体調と学習効率を守るために休息日を設けたり、課題が集中する週は勤務時間を早めに相談したりした経験も、仕事に応用できる自己管理の具体例になります。
課題解決力と周囲との連携
忙しさで課題の提出が遅れかけた際に作業手順を見直したり、シフト調整を早めに相談したりした経験も評価材料になります。
周囲とどのように協力したかまで示すと伝わりやすくなります。
学業とアルバイトの両立は一人の努力だけでは難しい場面もあります。
例えば試験前のシフトを調整する際、早めに学習予定を確認し、勤務先へ事情と代替できる時間帯を伝えたなら、相手の負担も考えた調整として説明できます。
チーム課題の分担を見直した経験があれば、誰に何を相談したのか、協力が得られた理由まで書きましょう。
ただし、他者の助けを受けた結果を自分だけの成果にせず、自分が担当した判断や行動を区別することで信頼できる文章になります。
学業とアルバイトを両立したガクチカの書き方【4ステップ】
ガクチカは「結論→課題→行動→結果・学び」の順でまとめると、読み手に伝わりやすくなります。
複雑なエピソードでも、この流れに沿って整理できます。
書き始める前に、学業側の目標とアルバイト側の責任を一行ずつ書き出してください。
そのうえで、両方を続けるうえで最も難しかった場面を一つ選ぶと、ガクチカの中心となる課題が定まります。
「結論→課題→行動→結果・学び」の順にまとめるときは、各項目を独立した出来事として並べず、前の文の内容を次の文が受けるようにつなぎましょう。
行動だけが突然現れる文章より、なぜその工夫が必要だったかを説明した文章のほうが伝わります。
①結論:両立に力を入れたと伝える
「私が学生時代に力を入れたことは、学業と飲食店でのアルバイトの両立です」のように、冒頭でテーマを明確にしましょう。
冒頭で活動を二つ挙げるだけではなく、「何を実現するために両立したか」まで示せると後半につながります。
例えば学費の負担を減らしながら学習を続けたい、ゼミ研究の時間と授業準備を確保したいなど、目的は本人の経験から選びます。
最初の一文は長くしすぎず、具体的な工夫や成果の説明を後続の文へ回しましょう。
面接で聞かれたときにも同じ結論を短く答えられる形にしておくと、一貫性を持たせやすくなります。
②課題:両立が難しかった理由を示す
課題の提出期限と繁忙期が重なった、通学時間が長かったなど、実際に直面した制約を具体的に説明します。
「時間がなかった」という言葉だけでは、学業とアルバイトの何が衝突したのか分かりません。
課題提出日と繁忙期が重なった、授業の準備時間が想定より長かった、勤務後に復習を後回しにしたなど、実際の場面を特定しましょう。
苦労の大きさを誇張する必要はありません。
授業や勤務の時間を具体的に示す場合は記録のある事実を使い、その状況で解決しなければならなかった点を一つに絞ると、次の行動の説明が自然になります。
③行動:自分で考えた工夫を詳しく書く
週ごとのタスク管理、学習時間の固定、シフトの事前相談などを、「なぜその方法を選んだか」とセットで伝えましょう。
行動は「予定を管理した」と一括りにせず、まず締切を確認した、作業を小分けにした、勤務先に早めに相談した、というように具体的な動作へ分解しましょう。
どれか一つでも本人が判断した理由を説明できれば、その経験ならではの工夫が伝わります。
例えば予習を朝に移したのであれば、夜は勤務で集中しにくかったためなど、方法を選んだ背景を添えます。
実際に取り組んでいない方法を無理に足すより、行った工夫の継続や見直しを詳しく述べるほうが説得力があります。
④結果・学び:変化と再現できる力を示す
学業での目標達成、アルバイトの継続、業務改善など事実に基づいた結果を示し、計画性や調整力など仕事にも生かせる学びで締めます。
数字は実際に説明できるものだけを用いてください。
結果は学業とアルバイトの双方を短く示すことがポイントです。
例えば学業では提出期限を守れた、勤務では予定を共有して継続できたなど、実際に確認できる事実を組み合わせると、単なる時間管理の宣言で終わりません。
目標をすべて達成した経験でなくても構いません。
計画が遅れた際に何を見直したか、次の繁忙期にどう生かしたかを説明できれば、仕事でも再現できる学びになります。
数値を使う場合は測定していない改善率を作らないでください。
学業とアルバイトの両立をガクチカにする際の伝え方早見表
「忙しかった」と説明するだけでは、どんな力を発揮したのか伝わりにくくなります。
自分が実際に行った工夫を、次のように書き換えてみましょう。
| 困ったこと | 書くべき具体的な工夫 | 結果の示し方 |
|---|---|---|
| 試験と繁忙期が重なる | 試験日から逆算して課題を前倒しし、早めにシフト相談 | 課題を期限内に提出し、勤務も継続した事実 |
| 移動時間が長い | 通学中の復習・タスクの細分化 | 学習習慣や準備の改善を具体的に説明 |
| ゼミと授業準備が重なる | 必要な作業を見積もり、資料を共有して準備を標準化 | 双方の準備を予定どおり進めた変化 |
※表は説明用の例です。
実際にしていない調整や成果はESに書かず、自分の行動に置き換えてください。
表の左列を自分の課題へ置き換え、真ん中に実際に行った工夫、右列に確認できる変化を書き出してから文章にすると、抽象的な表現を減らせます。
例えば「試験前は忙しかった」だけでなく、「提出期限を一覧化したことで課題を先送りしなくなった」というように因果関係を示します。
同じ工夫でも、結果が学業側にしか表れていない場合は、勤務への影響も確認しましょう。
両方の活動で大きな成果を求める必要はなく、それぞれの責任をどう果たしたかを正確に書くことが大切です。
【例文5選】学業とアルバイトの両立・勉強と部活の両立を伝えるガクチカ
まずは需要の大きい「学業とアルバイトの両立」の例文から紹介します。
後半には勉強と部活動を両立した既存例文も掲載しています。
例文内の状況や成果は見本なので、ESに使う際は必ず自分の事実に置き換えてください。
例文を読む際は活動名だけを真似するのではなく、まず困難が生じた理由を確認してください。
飲食店、塾講師、販売など仕事の種類が違っていても、締切管理、準備の効率化、予定の相談といった工夫は別の経験にも応用できます。
ただし、例文中の成果はあくまで書き方の見本です。
自分のESでは実際に起きた変化のみ使い、成績、勤務時間、売上などの数字を加える場合は記録や当時の状況で説明できる範囲にとどめましょう。
例文①学業とアルバイトを両立(居酒屋・接客/既存例文)
学業をしながら、アルバイトをするのは体力的にも疲れましたが、私は体力に自信があったため可能にできたとも思います。
夜のバイトでは、居酒屋の接客業でしたが、疲れていても笑顔を絶やさないことを軸に頑張りました。
また、できるだけ大学の講義はノートにまとめて復習の時間を減らすといった、時間の有効活用することも大切です。
学業とアルバイトの両立を目指すには、体力も必要ですが、時間を有効活用するなどの工夫も必要でした。
入社後も、そのような自分なりの工夫をしながら、仕事と私生活を両立できるようにしていきます。
自慢の体力と、計画性のある行動と業務の効率化は貴社に入社してからも発揮し、大きく貢献したいです。
書き方のポイント:学費を稼ぐという目的、朝の勉強時間の確保、授業での工夫が核となる例文です。
自分で使うときは、成績や勤務をどう維持できたかを具体化すると説得力が増します。
この文章では学費を稼ぐ目的が明確ですが、読み手は「学業の成果がどう変わったか」をさらに知りたくなる可能性があります。
実際に提出期限を守れた、学習の遅れを取り戻せたなど説明できる結果があれば、朝の勉強時間の確保とつなげて補足しましょう。
また「体力に自信がある」という強みだけに寄せるより、予定の組み方や講義ノートのまとめ方といった再現できる行動を中心に構成すると、入社後の働き方との接点を示しやすくなります。
例文②学業とアルバイトを両立(飲食店・シフト調整)
この例文の軸は、試験期間と繁忙期が重なる前に勤務先へ相談したことです。
後から「忙しかったので休んだ」と述べるのではなく、提出予定を把握して早めに共有した流れが伝わるため、計画性だけでなく相手への配慮も示せます。
自分の経験で使うなら、いつ相談したか、どのような代替案を提案したか、実際の学習や勤務にどんな変化があったかを確認しましょう。
相談の結果が希望どおりでなくても、調整した事実を正確に説明することが大切です。
例文③学業とアルバイトを両立(塾講師・準備の効率化)
ゼミの発表準備と塾講師の指導準備は、どちらも時間を使うだけでなく内容の質が求められる活動です。
この例文では、生徒ごとの指導記録を次回の準備に活用し、ゼミの共有資料も早めに用意した点が、工夫として具体的です。
実体験に置き換える際は、最も負担が大きかった作業、改善前に何が困っていたか、改善後に何を確認できたかを整理してください。
準備時間の短縮などを数値で示すときは、実際に計測した場合だけ使いましょう。
例文④学業とアルバイトを両立(接客販売・課題管理)
この例文では、レポートを調査・構成・執筆に分解した点が中心的な行動です。
単に毎日勉強したという説明ではなく、負担が重なる状況を把握して進め方を変えたため、課題への対応力として伝わります。
アルバイト側の引き継ぎメモも、自分の作業を効率化した具体例です。
自分の文章にするなら、どの確認作業が減ったのか、同僚への情報共有がどう変わったかなど、事実として説明できる場面を一つ付け加えると両立の成果が見えやすくなります。
例文⑤勉強と部活を両立(野球部/既存例文)
野球部の練習もつらかったものの、同時に学業も頑張りたかったため、一時期は部活動を辞めようかとも考えました。
学業と野球のどちらを取ろうかと、強く悩んだこともありました。
頑張ったのは、移動中やストレッチをしているときも単語帳を見るなどし、ちょっとした隙間時間を利用するなどです。
そうすることで、日頃から学業への意識を高めて野球部との両立をすることがうまくできるようになりました。
野球部に所属していたことで毎日が忙しく、大変でしたがやりがいも感じられたことは、今では大きな思い出と自信です。
貴社に入社したあとも学業と部活を両立したように、仕事にも熱意をもって取り組んでいきたいと思います。
書き方のポイント:部活で一時的に成績が落ちたという課題に対し、移動中などの隙間時間を使う工夫が書かれています。
自身の例文では、学習習慣を変えた結果や部活での役割まで具体的に説明しましょう。
部活の例文でも、ガクチカの基本は変わりません。
成績が落ちたという課題に対し、移動中や練習前後の時間を使う工夫が書かれています。
自分の経験に置き換えるなら、学習の進み方がどう変化したか、競技の取り組みを続けるうえでどんな調整をしたかも説明しましょう。
学業とアルバイトの両立を問う設問に部活の話を使う場合は、質問の指定を確認してください。
「学業とそれ以外の活動」なら関連しますが、「アルバイト経験」と明記されているなら異なる題材を用意したほうが設問に沿います。
NG回答と改善例|「忙しかっただけ」で終わらせない
課題が漠然としており、何を工夫したか、学業とアルバイトの両方でどんな結果になったかが分かりません。
改善の方向:「授業課題の提出時期と勤務の繁忙期が重なったため、締切を一覧化し、前倒しで取り組みました。
勤務日についても早めに相談し、学業の提出期限を守りながら接客業務を継続できました」など、実際の行動と結果を組み合わせます。
※改善文は架空の構成例です。
本人が経験していない調整や成果を補うものではありません。
「両立した」と言いながら片方の取り組みしか説明していない場合は、もう一方の成果も一文で示しましょう。
もう一つ避けたいのは、「アルバイトで接客を頑張った」とだけ説明し、学業との両立という主題が途中で消えることです。
接客の工夫を中心に書く場合でも、学習の予定をどう守ったかを短く添えることで、二つの活動の関係を明確にできます。
また、実績を大きく見せるために、勤務時間や成績を推測で数字にするのは避けましょう。
数字がない場合は、予定の共有が早くなった、提出遅れを防いだなど、自分が実際に確認した変化で構成を支えられます。
学業とアルバイトの両立を200字・300字・400字で書くコツ
文字数にかかわらず、学業とアルバイトの双方に触れ、何を工夫して両立したかを明確にする点は変わりません。
| 指定文字数 | 優先する情報 | 削り過ぎない部分 |
|---|---|---|
| 200字 | 両立の結論・最大の課題・工夫1つ・結果 | 両立の工夫と学業・勤務それぞれへの影響 |
| 300字 | 課題の背景、工夫を選んだ理由、具体的な行動、結果 | 単なる努力の羅列にならない因果関係 |
| 400字 | 複数の調整、周囲との連携、結果の裏づけ、学び | アルバイトだけの話に偏らず学業の結果も書く |
文章を作った後は提出フォームで文字数を確認し、数値や実績を追加する場合は自分で確認できる事実だけを使ってください。
200字では、冒頭に両立した内容を示し、最も難しかった課題と工夫を一つだけ選びます。
アルバイトの仕事内容の説明を長くするより、どんな調整をして学業と勤務を続けたかを優先しましょう。
300字なら、工夫を選んだ理由まで書けます。
例えば学習計画を前倒しした理由と勤務先への相談を結びつけ、学業とアルバイトの結果をそれぞれ一文で示すと、出来事の流れを追いやすくなります。
400字では、計画を実行しても難しかった場面や、予定の変更に応じて再調整した過程まで書けます。
ただしエピソードを二つ並べるよりも、一つの課題に対して本人が考え、行動を変えた過程を掘り下げることが大切です。
学業と両立した経験から伝えられる強み
学業との両立をガクチカで述べる際、どんな内容をアピールするべきなのでしょうか。
学業との両立をした経験から得られるアピールポイントの中で、企業に好印象を与えることができるものを厳選しました。
以下の内容を参考にしてガクチカを作成していきましょう。
両立経験からどの強みを選ぶかは、応募企業に合わせて言葉を変えることより、本人の具体的な行動と一致しているかを優先しましょう。
同じ経験でも、予定を逆算したなら計画性、見直しを続けたなら自己管理、周囲へ相談したなら調整力というように、行動から強みを考えられます。
強みを複数並べるより、読み手が一つのエピソードから確認できる特徴を選ぶことが重要です。
どの場面で発揮したかを説明できなければ、抽象的な自己評価に見えるため注意しましょう。
計画性がある
学生時代から、効率良く勉強やサークル活動を回していける人もいれば、苦手な人も多くいるでしょう。
社会人になったあとも、同時にいくつもの仕事を抱えることは多々あります。
やりやすい優先順位をつけて、効率良く仕事をこなしていける能力は、社会人になってからも多くの場面で求められるでしょう。
与えられた仕事をすべてやり遂げるには優先順位をつけ、効率良くこなす力が必要です。
学生時代から、学業を別の活動を両立できている人は仕事も効率良くできるだろうと思われます。
学業と別のことの両立ができていたなら、社会人になってからもさまざまなことを両立し、こなせるでしょう。
両立が十分にできていた自信がある人は、学生時代に頑張っていた活動も含めたうえで、具体的にアピールしてください。
自立性がある
企業は、主体性をもっていてなおかつ、仕事に熱く取り組めるストイックな人を求めています。
自分で自分を律し、何事にもストイックに取り組める人は、学業とほかの活動と両立できていたでしょう。
サークル活動やスポーツに熱く励んでいた学生は、仕事に対しても、同じように熱意をもって取り組めると期待されます。
自立性があり、ストイックな人材はどこへ行っても重宝されるでしょう。
企業は、その性質上、特に自立性とストイックさを求められます。
人と群れず、自立した考えをもち目標達成に注力できる人材は、ベンチャー企業にとってとても魅力的です。
したがって、面接で話すならば、学業と他の両立は、かなり高い評価を得られると思います。
行動力がある
企業は能動的に、課題を見つけて自発的に動ける人材を求めています。
学業との両立ができている人は、学業をこなしながらほかのことにも精を出せる、行動力とパワーがあるでしょう。
自分がやりたいことを続けながら、大学の授業についていき、学業と両立させるのは思うよりも大変なことです。
大学の授業をまじめに受けてきちんと単位を取るだけでも、人によってはつらいと感じることもあるでしょう。
学業も諦めず、自分のしたいことやグループ活動を続けてこられたなら、それは面接でアピールできることと言えます。
学生時代に、大きな成果が得られなかった人も、続けてきたこと自体が大きなアピールポイントでしょう。
学業と両立したことは、アイデアを積極的に実行に移せる行動力をアピールできる、強い武器になります。
【ガクチカ面接対策】面接で好印象を得るために対策をしよう!
選考の面接において、「ガクチカ」は頻出質問であり、
ここで好印象を得られるかどうかが通過率を動かすキーポイントと言えます。
ESのガクチカをただ読むのではなく、面接用にガクチカを作りましょう!
またこのツールでは深掘り質問への対策もできるため、
面接力を大きく向上させることができます。
私が学生時代に力を入れたのは飲食店でのアルバイトです。
働く店舗は売上の伸び悩みを問題としていたという理由で自分にできる売上向上施策をするという目標を掲げ、取り組みました。
飲食店でのアルバイトに取り組む中で、中々売上が向上せず、プレシャーのみが積み重なってしまうという困難にぶつかりました。
それに対して、先輩や上司に積極的に相談をするという行動を取ることでアドバイスをもとに施策を考え、売上を1.5倍に伸ばすという結果につながりました。
この経験を通して周囲とコミュニケーションを取ることと積極的に動くことの大切さということを学び、貴社に入社後は経験で得たことを活かして活躍していきたいと考えています。
学業とアルバイトを両立したガクチカの注意点
学業と他活動の両立は、面接で大いにアピールして良いことがわかったでしょう。
しかしながら、学業との両立について話すときに、いくつか気にしなければいけないこともあります。
「学業との両立」は、どのように努力してきたかがカギであり、他の就活生との差別化がコツの1つです。
ガクチカを作る際、主に注意すると良いポイントが2つあります。
この2つのポイントを押さえて書くことで、あなたはより学生時代の話を魅力的に語れるでしょう。
そこから何を学んだのかを明確に伝える
学業について話すことのデメリットは「大学生の本業は学業であり、当然のことだ」と決めつけられる場合があることです。
そのような可能性を感じるならば、学業との両立を、面接で語ることはやめたほうが良いかもしれません。
また学業との両立をしてきたことから、何を学べたか何を得たかはよく考えておいてください。
なぜ本気で取り組もうと思え、どのような課題があり結果、何を得たのかまでの一連の流れもあわせて伝えると良いです。
そうすることにより「誰にでもあることだ」という意見を防ぐことにもつながります。
学業との両立いう話に具体的な要素を入れることで、重みとリアリティをもたせられるでしょう。
何をどうしてきたのかをしっかりと伝え、ほかの就活生と差が出るような工夫をしてください。
両立することがどれほど難しいことだったか伝える
学業と両立したことを語る就活生は多くいるため、企業によっては埋もれてしまい落ちる可能性があります。
苦労して両立してきたことをうまく伝えられないと、あなたの努力や苦労が伝わりづらくなってしまうでしょう。
どれほどの努力をしたかによっては、自分がしたかったことと学業を両立させることができるのかが大切です。
なので、数値や周りからの評価などの、客観的な視点も伝えることにより、説得力を増すように心がけてください。
具体的な成果の数値、かけた時間は、あなたの努力した経過を正確に伝えるための有効な武器の1つなのです。
また、先輩や仲間によく褒められた経験については、きちんと盛り込むことをおすすめします。
学業と両立したことを就活でメインとして話すならば、どれほど力を入れていたか、成果や成長を得たかが大切なのです。
ガクチカの書き方のポイント
ガクチカを作成する際のポイントは大きく分けて3つ存在します。
それぞれを踏まえた上で作成することで、より質の高い、企業の採用担当者の目に留まるガクチカを作成できるようになります。
ぜひ、それぞれ確認してみてください。
また、こちらの記事ではガクチカで高評価を得るためのコツや例文を詳しく紹介しているため、参考にしてみてください。
書き方を確認する際は、まず第三者が初めて読んでも状況を想像できるかを確認しましょう。
大学の授業名や勤務先特有の用語だけでは背景が伝わらない場合、具体的な作業や課題の内容を一般的な言葉へ置き換えると読みやすくなります。
次に、成果を示した一文と、その成果につながった自分の行動が対応しているか見直します。
二つがつながっていれば、目立つ数字がなくても本人の工夫を説明できる文章になります。
エピソードに具体性を持たせる
ガクチカを書く際はエピソードに具体性を持たせることが非常に重要です。
抽象的な話をしてしまっては、面接官があなたのエピソードを想像しにくいからです。
数字や具体的な事例が何も用いられていないエピソードは、その場に居合わせていなかった担当者にとっては、どのようなものだったのか非常に想像しにくいでしょう。
したがって、具体的な成果や取り組みの過程を詳細に記述することが大切です。
どのような状況でどのような行動をしたのか、そして、最終的にどのような結果に至ったのかを明確にするようにしましょう。
専門用語は使わない
専門用語を用いないことも、ガクチカを作成する上では非常に重要なポイントの1つであるといえます。
なぜならば、企業の採用担当者がその専門用語を全て知っているとは限らないからです。
また、相手が専門用語を理解できたとしても避けた方が良いです。
一般的に知られていない単語を就活という重要な場面において平気で使う、つまり「客観的な想像ができない人物である」とみなされてしまう可能性もあります。
極論ですが、「中学生が読んだとしても理解できる」書き方をすることが大切です。
専門用語を用いずに、分かりやすく、誰が読んでも納得できるような文章を提出しましょう。
経験から学んだことを書く
ガクチカを作成する際は、ただその取り組みや結果について述べるだけではなく、何を学んだのかについて書く必要があります。
自己PRの主題はあなたの強みや能力です。
一方、ガクチカの主題はあなたがどのようなことに熱心に取り組んだのか、そしてそれを通じてどのような経験をして、どのような能力を身につけたか、です。
したがって、あなたが学生時代取り組んだことを通じて何を学んだのか、そして将来的にそれをどのように活用しようと思っているのかについて、わかりやすく説明するようにしましょう。
ガクチカの構成方法
続いて、ガクチカを作成する際の基本的な構成方法について紹介します。
この構成はどのようなエピソードを話す際も、どのような企業に応募する際も汎用的に活用できるものです。
ぜひこの記事でマスターしてしまい、今後の就活をスムーズに進めていきましょう。
基本の構成は六つに分けられますが、すべてを同じ文字数で説明する必要はありません。
特に学業とアルバイトの両立をテーマにするときは、何に困り、どのような工夫をしたかに文章の中心を置くと、活動紹介の長文化を防げます。
書いた後は「結論」と「成果」を見比べてみてください。
両立に取り組んだと最初に書いたのに、最後がアルバイトだけの話になっている場合は、学業に関する結果や気づきを加えると一貫性が高まります。
①結論
ガクチカに限らず、全ての企業に提出するESは、結論ファーストで書くようにしましょう。
結論を先に書くことで、面接官がその後の話を想像しやすくなるからです。
反対に、結論が先に述べられていない、だらだらと書かれた文章は、結局何が言いたいのかわからず、忙しい面接官にストレスを与えてしまう可能性が高いです。
まずは結論を述べ、あなたが何が言いたいのかを一言で説明しましょう。
学業とアルバイトの両立をテーマにするなら、最初に二つの活動を明示します。
学業ではどのような目標を持ち、アルバイトでは何を担当したのかを後続の文で説明できるように、結論ではテーマを広げすぎないことが重要です。
「努力しました」「頑張りました」などの印象的な言葉を重ねても、何の経験なのかは分かりません。
読み手が一文で題材を理解できる書き方を意識しましょう。
②目標
ガクチカにおける目標がどのようなものであったのかについて、結論の後に説明するようにしましょう。
なぜその目標を立てたのかについても説明することで、あなたのモチベーションの源泉を示すことも可能です。
また、目標を可能な限り定量的にわかりやすく説明することも重要です。
なぜガクチカに取り組んだのかについて説明する際は、可能な限り順位や点数など、数字を用いて説明するようにしましょう。
目標は必ずしも大きな数字で示す必要はありません。
例えば学業の課題を期限内に提出しつつ、アルバイトでは担当業務を継続するという目標も、状況によっては十分に具体的です。
目標を立てた理由を一言添え、どのような条件の中で両立を目指したのかを明らかにしましょう。
企業に評価されそうな目標を後から作るのではなく、当時本当に意識していたことを材料にすることが大切です。
③課題
目標には課題がつきものです。
したがって、その目標に向かって取り組むにあたってどのような課題が付きまとっていたのかについてわかりやすく説明しましょう。
具体的な課題について説明できれば、その後どのような取り組みをしたのかについての説明もスムーズにできます。
課題を書く際は、時間が不足した事実と、その理由を分けて整理しましょう。
授業課題の期限が重なったのか、勤務の繁忙期に予定変更があったのかによって、取るべき行動は異なります。
具体的な状況を一つ選ぶことで、なぜ学習予定の見直しや勤務先への相談が必要だったのか説明しやすくなります。
苦労の大きさよりも、行動とのつながりを重視してください。
④施策
ガクチカにおいて最も重要な部分の1つである施策、つまり取り組みについては、特に力を入れて書く必要があります。
ぶつかった課題についてどのような取り組みをしたのかについて、わかりやすく説明しましょう。
また、その取り組みが課題に対して的確なものであるか、また就職後に応用できるものであるかという観点からも考えて作成する必要があります。
あなたの課題に対する取り組みは就職後も活用できるものであるということが暗に伝わるような書き方をしましょう。
施策を書くときは、自分が実際に工夫した行動に焦点を当てましょう。
たとえば予定表を作ったなら、その表で締切と勤務予定をどう整理し、計画が崩れたときに何を見直したかまで説明します。
「友人に助けてもらった」場合も、誰に何を依頼し、どの部分を自分で担ったかを示せば周囲との連携が伝わります。
多くの施策を羅列するより、課題に対して意味のある二つ程度に絞るのが効果的です。
⑤成果
取り組みについて説明したら、その取り組みの結果どのような成果を得られたのかについてもわかりやすく説明する必要があります。
例えば「県大会でベスト4に進出できた」「TOEICで650点取得できた」など、可能な限り数字を用いることでより具体的に説明できます。
文字数の指定が少ない場合は一言で述べる程度で問題ありませんが、成果について全く触れないと何か後ろめたいことがあるのではないかと思われてしまうため、少なくとも簡潔に説明するようにしましょう。
結果は学業側とアルバイト側に分けて確認します。
例えば課題を期限内に提出できたことと、勤務先で任された役割を継続したことが事実であれば、両立の結果として示せます。
大きな成績上昇や売上増加がなければ書けないわけではありません。
ただし「両方で成果を出した」と抽象的に書くより、実際に観察できた小さな変化を具体的に示すほうが信頼性を保てます。
⑥学び
最後に、ガクチカを通じて学んだことを書きましょう。
学んだことを伝えることで、あなたがどのような能力を身につけたのかについて伝えられるだけでなく、経験を通じて学ぶ姿勢を持っていることも伝えられます。
この部分では、可能な限りあなたが応募している企業で活用できる能力や知識について触れるようにしましょう。
これにより、採用担当者は将来的にあなたが活躍しているイメージができるだけでなく、企業についてしっかり調べている人材であると判断してもらえます。
ガクチカにおける学びについて説明する際のコツはこちらの記事で詳しく紹介しているため、ぜひ確認してみてください。
ガクチカとは?学業との両立を伝える前に
「学生時代に力を入れたこと」を略して、ガクチカと呼ばれています。
物事に対する取り組み方や思考力、問題解決能力を企業側が判断するために使われているテーマです。
学生時代、何に力を入れてきたかといった具体的なエピソードは、就活生の能力を見るときに大切な要素とされます。
学生時代に力を入れていたことを聞けば、おのずと入社後の仕事への取り組み方も予測できるからでしょう。
また面接で聞かれたときは、学業との両立について話して良いかは疑問視されているところです。
しかし、学業を両立してきたことは人それぞれ違うとしても、2つのことを両立すること自体なかなか難しいことでしょう。
学業とほかを両立すること自体を面接で適用することは、賛否が分かれるため、悪いこととは言い切れません。
企業がガクチカを聞く理由
企業側が、面接やESなどで学生時代のことについて聞いてくるケースは多々あります。
したがって、就活をしていくうえで自分の過去の成果や、活動をきちんとまとめておくことは必須でしょう。
学生時代のことを聞かれる理由は多岐にわたりますが、多くは就活生の人物像を判断するためです。
たとえば、学生時代のことを聞くだけでその人の学生時代を大まかに予想でき、働いている未来も想像できます。
企業が就活生に学生のときに力を入れたことを問う、主な理由を2つあげてみました。
面接などにおいて質問され答えるとき、的確に答えるための参考になるかもしれません。
就活生の人間性や人柄を知るため
学生時代力を入れた話では、なぜそれを学びたいと思ったのか、課題に対してどう乗り越えたかなどを聞き、その人自身を見ています。
企業側が、就活生の学歴やスキルではわからない部分の人間性を知るため、このテーマは重要視されているのです。
高い学歴やスキルを持っていても、その企業の戦力にはならない人や、うまくいかない人は一定数、存在します。
また、学生時代に取り組んだ内容を的確に伝えることで、就活生側としても自分を理解してもらう機会になるというメリットがあるでしょう。
なぜなら、学生時代に頑張っていたことを伝えると、その学生の強みや活かせる部分が明確になるからです。
具体的なエピソードを交えて話すことで判断材料も増え、人間性や人柄を知ってもらえる機会となりやすいと言えます。
人柄を魅力としてアピールしたい人こそ、学生時代の経験や成果についてしっかりと考えておくべきでしょう。
企業が求めている人物像とマッチするか確かめるため
企業と学生がミスマッチだった場合、両者にメリットはまったくありません。
無理に企業側の求めている人物像に合わせて、設定を作っても入社後に本人が大変な思いをし、辞めてしまうことすらあり得ます。
企業がガクチカを聞くのは、求めている人材に合っていて長く活躍できる人かを判断するためでもあるでしょう。
企業側は無理をして求める人材像に合わせてくれる人を、採用しようとしているわけではありません。
事前に話すことをまとめていくうえで、本当に自分がその企業と相性の良い人材なのか、考える機会にもなり得ます。
したがって、面接を受ける前やESを本書きする前に、よく内容や構成を自分の中で考えておくことが大切なことなのです。
企業が求めている人物像と自分がマッチできているとわかったら、自信をもって自分のガクチカをアピールしましょう。
学業とアルバイトの両立に関するよくある質問
ガクチカにまとめる際に迷いやすい点を、例文と合わせて整理します。
学業とアルバイトを両立しただけでもガクチカになりますか?
学業とアルバイトの両立で成果が数字にならない場合は?
勉強と部活の両立も同じ書き方でよいですか?
最後に、ガクチカへまとめる際によく迷う点を確認しましょう。
学業とアルバイトの両立は、活動を続けた事実だけでなく、工夫の内容と結果をどこまで具体化できるかが重要です。
以下の回答は共通した考え方をまとめたものです。
実際のESでは応募先の設問や文字数の指示を優先し、本人が経験していない数字や評価を補わないようにしてください。
エージェントを活用しよう!
「ガクチカの書き方が分からない」、「ガクチカを添削してほしい」という悩みは多くの就活生が抱えます。
そんなときは、就活のプロに相談してみてはいかがですか?
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おわりに
今回の記事では、学業と両立した活動の話を使うのはありか、具体的な例文も加えて解説してきました。
学業と両立したことについての話は高い評価を得ることもありますが、実は注意すべき点も多いものです。
まだ、面接で何を話したら良いかいまいちピンと来ない人は、学業と両立できていたことについて書いてみても良いでしょう。
学業とサークル活動などをきちんと両立できていた方はとても有利になるため、積極的にアピールしてください。
例文もご紹介したので、実際に書いたり話したりする際の参考にしていただければと思います。




