【26卒必見】ガクチカで部活をアピールするには?人事に刺さるポイントや例文を徹底解説!

【26卒必見】ガクチカで部活をアピールするには?人事に刺さるポイントや例文を徹底解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・部活のガクチカの作り方
・ガクチカのおすすめ構成

この記事をおすすめしたい人

・部活のガクチカの作り方を知りたい人
・ガクチカのおすすめ構成を知りたい人

今回は大学生活で熱心に体育会の部活動へ取り組んでいた方へ向けて、これまでの活動をガクチカにして就職活動で活かす方法についてご紹介します。

アルバイトやゼミの活動はほどほどに、運動系の部活動に全力で取り組んできた方は、体力や忍耐力、そしてコミュニケーション能力を大いに鍛えられている方が多いです。

しかし、そういった能力をどうやってガクチカにしてアピールすればいいか迷っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、そもそもガクチカとは何か、というところからこれまでの活動をアピールする方法、さらにありがちな勘違い、最後には部活動ガクチカの例文についてもご紹介します。

本格的に就職活動を始める前に今回の記事を読んで、自分のアピールポイントをしっかり理解しておきましょう。

目次目次を全て表示する

【部活のガクチカ】ガクチカとは

そもそもガクチカとは何かということからご紹介していきます。

ガクチカとは

ガクチカとは「学生時代に力を入れて取り組んだこと、頑張ってきたこと」の略称です。

ESや面接でこのガクチカを頻繁に聞かれますが、実際には「あなたが学生時代もっとも頑張ってきたことはなんですか?」、「もっとも打ち込んだものはなんですか?」という聞き方が一般的です。

就職活動中はおそらくどこへ行ってもこの質問をされるので、いつ聞かれてもきちんと答えられるように準備しておきましょう。

企業側はこのガクチカを通して、就活生がどんな経験をしているか、そしてそれが自社にマッチするかどうかを確認します。

ガクチカだけで内定が決まるようなことは少ないですが、大きな判断材料として企業側も質問してくるのです。

【部活のガクチカ】企業がガクチカを聞く理由

どのような業界の企業であろうと、現代では当たり前のようにガクチカを聞いてきます。

そのため、ガクチカに関する準備は、就活を始める上で必要不可欠な要素といっても過言ではありません。

もしまだ何をエントリーシートに書くのか考えていない人は、今からすぐにガクチカの内容を考え始めてみてください。

ではそもそも、なぜ企業は就活生に対してガクチカを聞こうとするのでしょうか。

もちろんそこには、さまざまな理由があります。

ここではその具体的な内容について、大きく2つに分けて紹介しましょう。

これさえ理解していれば、ガクチカでどんなことをアピールすれば良いのか、イメージしやすくなります。

人柄を見るため

まず企業は、ガクチカを通じてその人の人柄を見ようとするでしょう。

なぜなら、自社に興味を持ってくれた人が、どのような価値観を持っているのかを理解したいからです。

企業は自社の従業員と同じ価値観のある人材を集めたいと思っていますので、考え方の異なるタイプの人じゃないかどうかを、ガクチカから見定めます。

また、ガクチカの中での行動を知ることによって、自社でも活躍できそうなのかどうかを判断しようとするでしょう。

だからこそ、ガクチカを企業に伝える際には、その企業が求めている人物像を理解した上で、何をアピールするのかを考えなければいけません。

それができれば、必ず採用への一歩に近づきます。

モチベーションを確認するため

人材探しをする際に、企業は1人1人がどんなことに対してモチベーションを持てるのかを、あらかじめ理解しておきたいと考えています。

なぜなら、モチベーションの源泉を知っておくことによって、本当に自社でも行動を起こせるのかどうかがイメージしやすくなるからです。

そのため、ガクチカをアピールする際には、うまく相手に刺さるようなモチベーションの源泉を伝えることが望ましいといえます。

例えば、自己成長につながることがモチベーションの源泉であることを伝えれば、どんな企業に対しても良い印象を残せるでしょう。

その理由は、成長意欲の高い人は仕事の場でも努力できることが想像できるからです。

間違っても、企業が求めていなさそうなことを伝えるのだけは避けてください。

【部活のガクチカ】ガクチカで部活動を用いるメリット

ガクチカで部活動を用いるメリット

・ チームでの経験をアピールできる
・目的や目標が明確である
・組織での自分の役割や能力を伝えることができる

ガクチカには主にアルバイトやゼミでの研究、海外留学やボランティア参加などを題材にすることが多いです。

また、部活動を題材にするとメリットがたくさんあります。

もちろん部活への取り組み方次第で変わりますが、部活動で優秀な成績を収めている方は特にメリットが大きいのでおすすめです。

そこで、ここからは部活動をガクチカにするメリットについて、「周囲との関わりによって得られたもの」と「明確な目的や目標」といった2つの要素についてご紹介していきます。

どちらも部活動に対して熱心に取り組んできた方なら話しやすい内容です。

どうやって部活動での活躍をアピールポイントに落とし込めばいいか迷っている方は、ぜひこちらの内容を参考にしてみてください。

チームでの経験をアピールできる

人事の担当者は、ガクチカを通してその学生がどんな経験をしているか、所属していたグループのなかで周囲とどんな関係を築き、どんな役割を担ってきたかを確認しています。

これまで組織のなかでどんな行動をしてきたかは、会社という組織に入ったとき、どう動けるかにつながります。

つまり、ガクチカを聞かれた際には所属していたチームでどんな行動をして、どうやってチームに貢献してきたかをアピールすることが重要なのです。

部活動に熱心に取り組んでいた方なら、部活内での自分の役割と、大会や普段の練習でのエピソードをうまく伝えればこの点をアピールできます。

野球やサッカー、バスケットボール、バレーボールなどの団体競技ならなおさらアピールしやすいです。

目的や目標が明確である

体育会系の部活動は毎年大会が行われます。

たとえば関東大会や全国大会出場の経験や、その地区で負けっぱなしだったチームを鍛え直して常勝チームに変えたなど、明確な定量目標をアピールできることも部活動をガクチカにするメリットです。

こういったわかりやすいエピソードは人事担当者へ伝わりやすく、話も組み立てやすいです。

また、仮に全国大会出場や大きな大会での優勝経験があるなどの輝かしい功績がある場合は、必ずその実績を盛り込んでアピールしましょう。

人事担当者は何十人もの就活生を面談しなければいけないため、ぱっとしない話をされても印象に残りません。

しかし、大会優勝などのインパクトがあるエピソードは人事担当者の印象にも残りやすいです。

組織での自分の役割や能力を伝えることができる

ガクチカで部活動を用いることで、組織内での自分の役割や能力を具体的に伝えることもできます。

部活動を通じて培った協調性やチームワーク力、さらに統率力などをアピールすることで、入社後にどのような役割を担い、どのように貢献できるかを企業に具体的にイメージしてもらうことができます。

特に、組織内での自分の立ち位置や役割を説明すると、リーダーシップや問題解決能力も示しやすいです。

企業もあなたが職場でどのように活躍できるかを予測しやすくなり、採用の判断材料にできます。

自己PRで統率力、チームワーク、協調性については以下の記事で詳しく紹介しているため、時間があればぜひ参考にしてみてください。

【部活のガクチカ】部活動をアピールする際のコツ7選

部活動経験の何をアピールするのか分かったところで次はどう人事にアピールしていくのかについて紹介していきます。

同じ経験をしていたとしても、書き方によって人事が受け取る印象は異なります。

これから紹介するコツを意識して自身の経験を最大限アピールできるようになりましょう。

1.企業が求める人物像を把握する

部活動をガクチカエピソードにする際には、まず企業がどんな人材を欲しがっているのかを理解することから始めなければいけません。

なぜなら、いくら自分の中で良いアピールができたとしても、それがそのまま採用担当者の心に響くとは限らないからです。

企業によって望む人材の種類は、実は大きく異なります。

そのため、企業研究はあらかじめしておかなければいけません。

逆にいえば、そこがマッチしたアピールができれば、スムーズに採用につながる可能性が高いといえます。

2.理由や動機を細かく説明する

部活動での経験をエントリーシートに書く際に、人によっては表面的な部分だけを書いて終わってしまうケースもあります。

しかし、それだけでは特に何も刺さらない文章になってしまうため、気をつけなければいけません。

大前提として部活動自体は決して個性的な経験にはならないので、他のライバルに埋もれてしまうことにつながります。

したがって、独自性を出すことも考えなければいけないのです。

そこで重要になるのが、すべての物事に対して理由を解説したり、その動機まで詳しく説明すること。

できるだけ細かくエピソードを書くことによって、どんな部活動経験であろうと初めて興味を持ってもらうことができます。

3.活動実績や成績ではなく過程を伝える

ガクチカで部活動を選んだ場合は、たくさんの就活生のなかでも目立てるように、インパクトを与えられるといいでしょう。

大きい大会の優勝経験や全国大会への出場経験などは非常にインパクトが強く、人事担当者の印象にも残りやすいです

ただし、ただ活動実績や大会の成績だけをアピールするだけで終わってはいけません。

そうした輝かしい成績をなぜ残せたのか、どうやってそれを成し遂げたのかをアピールするようにしましょう。

チーム一丸となって目標に突き進み、そのなかで自分がチームのために何を行ったかなど、結果よりも過程の部分が大きな評価ポイントになります。

そして、そのアピールポイントは必ずしも伝えやすいとは限らないので、わかりやすくまとめることが部活動をガクチカに選んだ際のポイントです。

ベンチャー企業には革新性をアピール

ベンチャー企業で部活動経験をアピールする際には、革新性のある内容が良いでしょう。

なぜならベンチャー企業は、新しい技術や新しい体制への革新的な内容に挑戦できる人材が欲しいからです。

そのため、部活の伝統を守った経験よりも、新しく部活動を作ったことや部活の体制の改善を行える積極性が求められます。

内容として、部活内の活動の中で、自身はどのような新しいことを提案して実行したのか書きましょう。

革新性の内容があるガクチカは、ベンチャー企業の目に留まりやすいです。

マネージャーなどの裏方もアピールできる

部活動での内容をアピールするためには、必ずしもリーダーである必要はありません。

たしかにリーダーとしてチームを引っ張ってきた、というのは魅力的なアピールポイントです。

自分自身の強みをどう活かしたか、どういう想いがあって行動したのかを自分の言葉で示すことが大切です。

チームの結束を高めるために合宿を企画したり、他大学との交流試合をセッティングしたり、そういったマネージャー業務に関してもガクチカに落とし込める部分はたくさんあります。

スポーツ系の部活動においてはたしかにレギュラー選手が主役かもしれません。

しかし、陰ながらチームを支えるマネージャーなどの裏方作業は、献身的なサポートとして人事担当者に十分アピールできる内容です

4.挫折・困難だった経験を入れる

自分の考えや価値観が明らかになることで、人事に魅力的に映るガクチカを作ることが出来ると分かりました。

しかし、ただ部活動での出来事をエピソードとして語ることは印象に残りにくく、文章に面白さがありません。

そこでエピソードを魅力的にする方法として、困難にぶつかった経験を語ると良いです。

なぜなら、どのように気持ちを切り替え、克服することができたのかというプロセスの中には感情が表れやすいからです。

これから仕事をする上で必ず困難にぶつかるシーンがあり、そういった場合にどんなモチベーションの源泉があり、どのように頑張ってくれるのか人事は精査したいのです。

5.様々な角度から深掘りする

これまでの自身の経験を様々な角度から深掘りしてみましょう。

深掘りの仕方として、「なぜ」そのような行動をしたのか考えてみましょう。

例えば、「なぜその部活を始めたのか」「なぜ頑張ることができたのか」「なぜ継続することができたのか」など様々な角度から深掘りすることができます。

このように深掘りをすることで、その時の自分の考えや価値観が明らかになっていきます。

そしてエピソードにオリジナリティが表れ、人事にとって魅力的に映るガクチカにすることができます。

6.仕事と部活動の関係性を探る

最終的に部活動で学んだことが仕事で活かせるというところに繋げなければ、本当に働きたいのか疑問の残るガクチカになってしまいます。

そこで、自分自身のこれまでの経験がどう仕事に貢献することが出来るのか考えてみましょう。

例えば、これまで部長としてみんなが発言できる環境を作ることでチームの情報共有が円滑にでき、皆同じ目標を持って大会に臨むことができました。このことから同じ部署にとどまらず他部署の社員とも交流をすることで、社員一人一人の目的意識の向上に貢献したいです。

これまでの経験と仕事で貢献できることを述べることで論理的で魅力的な文章になります。

7.数字を用いて説明をする

具体的な数字を用いることで、実績をよりわかりやすく伝えることができます。

例えば「部員数を増やした」「練習時間を工夫して効率を上げた」「試合での勝率を向上させた」などの成果を数字で示すことで、相手にわかりやすく伝えることが可能です。

数字を使うことで、客観的なデータに基づいた論理的なアピールができ、企業に対して強い印象を残すことができます。

たとえ多少エピソードが平凡でも、具体的な数字を出せば、企業の採用担当者の目には留まります。

【部活のガクチカ】ガクチカの構成方法

ガクチカを書こうと思っても、どのように書いたらいいかわからない人も多いでしょう。

またガクチカを書くにあたって、むやみやたらに書いても面接官には伝えたいことは伝わりません。

そこでここでは、ガクチカの内容を効果的に伝える構成方法である、「PREP法」と「STAR法」の二つについて、それぞれの特徴やメリットについて紹介していきます。

PREP法

PREP法とは、P(結論)、R(理由)、E(具体例)、P(要点)の略称のことを言います。

この構成方法は先に結論を話し、その背景について説明し、その理由に説得力を持たせるために実際のエピソードを用いて最後にもう一度要点を伝えるという方法です。

これによって面接官にあなたの伝えたい主張を素早く伝えることが可能となります。

また面接官も先に伝えたい内容を把握することで、その後の話のイメージが付きやすくなります。

STAR法

STAR法とは、S(状況)、T(課題)、A(取り組み)、R(結論)の略称のことを言います。

この構成方法の特徴として、よりエピソードに具体性を持たせることができます。

これによってよりエピソードに具体性を持たせることができ、面接官もあなたの話を理解しやすくなります。

さらにこの構成方法は論理的な流れを作り出すため、面接官に論理性があると伝えることもできます。

【部活のガクチカ】部活動のガクチカフレームワーク

部活動のガクチカを書きやすい方法としては、結論を先に書く方法があります。

まず、部活の中で何に取り組み、その目標のために何をしたのか、その結果と目標を書きましょう。

その部活動の中で、困難に対してどのように乗り越えてきたのか、理由と行ったことを述べます。

最終的にそれらを行って何を学べたのか、そしてその経験を入社後どう活かせるか、未来のことを書きます。

1つひとつを順序でまとめていくと書きやすいでしょう。

ガクチカの書き方が分からない方は、以下の記事も参考にしてみてください。

1.何に取り組んできたのか

ガクチカでは、結論から書くことで文章にまとまりができます

部活動のガクチカでは、どんな部活動をしてきたのかを最初に書きましょう。

一般的な部活動でない場合は、どのような活動をしていたのか、簡単に説明を入れると活動内容が分かりやすいです。

部活の一員としてどのような活動をしてきたのか、簡潔に書きます。

体育会系でも文科系でも、自身が正式に所属して活動を行っていた部活を選んでください。

あくまで遊びに行っていた部活や名前だけ所属していた部活を書くと、次に各目標への具体性がなくなります。

2.目標のため何をしたのか

実際に、その部活の目標のために自身が何をしたのかを書きましょう。

その目標のために、自身が具体的にどんなことをしたのかを書くことが重要となります。

自身のしたことが目標達成につながらなかったとしても、その目標のためにやろうとしたことや、考えたことを書くことが大事です。

また、その目標に対して行ったことを具体的に数字で出すと、説得性が増します

例えば、握力を鍛えるために練習時間を増やした結果、どれぐらいの握力がついたか数字で違いを出すと、分かりやすいでしょう。

3.困難をどう乗り越えたのか

次に、目標を叶える際に自身が直面した困難に対してどのように乗り越えたか、その内容について書きましょう。

目標のために行動していると、必ず困難に直面します。

その困難に対して、自身はどのように対処したのかを書きましょう。

自身で問題なく困難を対処できたのであれば、なぜすぐに対処できたのかという理由を書くと良いです。

自身だけで対処が難しく他の人を頼ったのであれば、困難の際に人と力を合わせられる能力があると評価につながります。

困難を乗り越えるのが難しかったのであれば、何が課題として残ったのかを記載すると良いでしょう。

4.最終的にどうなったのか

次に、最終的に目標は達成できたのか、できなかったのかという目標に対しての結果を書きましょう

もし目標を達成できなかったとしても、できなかったことを書くことが重要です。

達成できていないのに達成できたことにすれば、その後の内容の信憑性が薄くなります。

また達成したときに、当初の目標と比べてどの程度達成できたのか、具体的に書くと説得性が増すでしょう。

目標が途中で少し変わっているのであれば、なぜその目標に変わったのかを書きます。

5.そこから何を学べたのか

結果を記載した後は、その目標に向かって行動したことで、自身は何を学べたのかを書きましょう。

達成するまでに感じたことや、困難を乗り越えた際の行動などを中心に考えると、何を学べたのか気づきやすいです。

目標が達成できていないのであれば、目標が達成できなかった理由を書きます。

どんな部分を改善すれば良かったのか自身で考えて、次に活かせるような内容にすると良いでしょう。

学べたことを過剰に書くと信頼性が失われやすくなるため、小さなことでも具体的な内容を書くことが必要です。

6.+α入社後どう活かせるか

実際にそこから学べたことは、入社後どのように活かせるかをガクチカに記載すると、より良い文章になります。

あくまでその目標を達成したときの出来事を中心に、活かせる能力を書くことが重要です。

部活特有の能力であったとしても、細分化していくと社会人生活でも使える能力は多いでしょう。

また目標の結果だけでなく、その過程での行動の仕方や困難への対処法など、エピソードを踏まえて書きます。

入社先の業種に合わせた内容を書けば、就活先の企業へのアピールにもつながります。

【ガクチカ面接対策】面接で好印象を得るために対策をしよう!

選考の面接において、「ガクチカ」は頻出質問であり、

ここで好印象を得られるかどうかが通過率を動かすキーポイントと言えます。

ESのガクチカをただ読むのではなく、面接用にガクチカを作りましょう!

またこのツールでは深掘り質問への対策もできるため、

面接力を大きく向上させることができます。

ツールで作成した面接用のガクチカ

私が学生時代に力を入れたのは飲食店でのアルバイトです。
働く店舗は売上の伸び悩みを問題としていたという理由で自分にできる売上向上施策をするという目標を掲げ、取り組みました。
飲食店でのアルバイトに取り組む中で、中々売上が向上せず、プレシャーのみが積み重なってしまうという困難にぶつかりました。
それに対して、先輩や上司に積極的に相談をするという行動を取ることでアドバイスをもとに施策を考え、売上を1.5倍に伸ばすという結果につながりました。
この経験を通して周囲とコミュニケーションを取ることと積極的に動くことの大切さということを学び、貴社に入社後は経験で得たことを活かして活躍していきたいと考えています。

【部活のガクチカ】ガクチカを書く際の注意点

例文に入る前にガクチカを書く際の注意点を押さえておきましょう。

注意点を怠ってしまうと、せっかく良い文章だったのが台無しになってしまいます。

ガクチカを偽らないこと

嘘はつかないようにしましょう。

人事の方は自社との適性を考えています。

良い企業に入りたいがために嘘をついてもミスマッチが起こる可能性が高まります。

その結果、仕事に面白さが見出せなくなり、最終的に早期離職に繋がってしまいます。

また、人事の方は毎年何百人もの学生と話しているので、ほとんどの場合見抜かれてしまいます。

そういったリスクを伴うので、素直にこれまで経験したことを書くと良いでしょう。

専門用語は言い換えるor使わない

専門用語は分かりやすいものに言い換えるか、もしくは使わないようにしましょう

なぜなら、難しい文章を読むのは苦痛だからです。さらには頭に入ってこないことが多いからです。

人事の方は専門家ではありません。

ガクチカは人事の方に読んでもらうためのものですので、分かりやすい文章を書くようにしましょう。

自分は聞き馴染んでいる単語でも他の人からしたら聞き馴染みのない単語は多々あります。

そのため、一度家族や友人に読んでもらって確認してもらいましょう

エピソードは一つに絞る

部活動をたくさん経験している人の場合、エントリーシートでガクチカを書く際に色々なエピソードを書きたくなってしまうかもしれません。

実際に複数のエピソードを書いてアピールしている人も、世の中にはたくさんいるでしょう。

しかし、どんな企業に応募する場合でも、必ずエピソードは1つに絞るようにしてください。

なぜなら、いくつものエピソードをエントリーシートに書いてしまうと、具体的に何を伝えたい人なのかわかりづらくなってしまうからです。

そうなると本末転倒ですので、あまり欲張らないようにしましょう。

【部活のガクチカ】 部活のガクチカが評価されやすい業界

では部活をガクチカとしてアピールしたい場合、どのような業界であれば評価されやすいのでしょうか。

もちろん選ぶ業界によって大きく異なりますので、ここでは主に3つの業界をピックアップしておきます。

もしこの3つの業界を志望している場合は、あなたの部活経験が採用につながる大きな一手になるでしょう。

部活のガクチカが評価されやすい業界
・商社
・不動産
・メーカー

商社

まず商社を志望している人は、部活経験のガクチカエピソードが刺さりやすいといえます。

なぜなら、体力や精神力が重要視される業界だからです。

例えば、取引先に常駐して仕事をおこなうことも少なくありません。

しかもその常駐先が海外になることもあるため、まったく慣れない環境に身を置き続ける人もたくさんいます。

だからこそ、商社での仕事には体力が必要不可欠ですし、どのような環境下でも適応できる精神力も必要とされるのです。

部活を長く経験している人であれば、どちらも身に着いている要素だといえるため、必ず商社で働くことになったとしても活躍できるでしょう。

ちなみに、商社では新しいことに挑戦する意欲がある人や、成長意欲の高い人も高く評価されるので、部活に対して積極的に取り組んできた人なら、とてもアピールしやすくなります。

不動産

部活をたくさん経験してきている人であれば、不動産業界も相性の良い業界だといえるでしょう。

なぜなら、不動産業界は営業職の割合が高いため、常に目標から逆算して行動できるスキルが望まれます。

部活でも高い目標に向かって、計画を立てて行動することがたくさんあったはずですので、その経験は必ず不動産業界でも活用できるでしょう。

また、不動産業界はその仕事の性質上、コミュニケーション能力も強く求められます。

営業の仕事では常にお客様の要望やニーズを把握し、それに沿って適切な提案ができなければいけないので、いかに人と接するのが得意なのかどうかが、選考のカギを握るでしょう。

もちろん部活動でも、重要な局面でコミュニケーション能力が試されることが今まであったはずですので、必ず刺さるアピールになります。

メーカー

部活動に関するガクチカが刺さる業界といえば、メーカーの存在も忘れてはいけません。

メーカーでの業務では、特にチームでコミュニケーションを取る機会がたくさんできます。

例えば、製造現場では複数人のチームで行動することが多いので、1人1人の作業が全体の結果に大きく影響します。

そのため、どの業界よりも協調性が求められる業界だといって良いでしょう。

そして協調性が求められることといえば、もちろん部活動にも当てはまるはずです。

特にサッカーや野球、バレーなどのチームプレイが要求される部活動の場合は、協調性がなければ決して良い結果を出すことはできません。

だからこそ、部活動の経験はメーカーに対して、強く刺さる強烈なアピールになるでしょう。

【部活のガクチカ】部活動ガクチカの例文

最後にこれまでご紹介してきたことをふまえて、例文をご紹介します。

どうやってガクチカを書けばいいか悩んでいる方は、ぜひ以下の例文を参考にして、自分の経験と言葉に置き換えて作成してみてください。

野球部でのガクチカ例文

学生時代に私が力を入れたことは野球部での活動です。
その厳しいトレーニングと試合に多大な努力を注ぎました。
毎日行う練習は体力的にも精神的にも要求が厳しく、特に基礎技術の習得には無数の繰り返しを必要としました。
私は特にバッティング技術の向上に力を入れ、放課後も追加のバッティング練習を欠かしませんでした。
私はその努力がチームにとって必要不可欠であると信じ、練習試合では積極的に打席に立ち、逆境に強い精神力を養うことに専念しました。
また、後輩たちに対しても練習方法や技術のコツを惜しみなく伝え、チーム全体の技術向上に寄与しました。
これらの経験は、困難に直面しても諦めずに努力を続ける重要性を教えてくれたと同時に、チームワークの大切さと、目標に向かって共に成長する喜びを私に与えてくれました。

サッカー部でのガクチカ例文

学生時代に私が力を入れたことはサッカー部での活動です。
技術の研鑽とチームプレイの向上に尽力しました。
毎日の練習では、ドリブル、パス、シュートの基礎技能向上を目指し、一つひとつの動作を丁寧に行い、体に徹底的に叩き込みました。
特にポジショニングとスペースの認識に力を入れ、試合での判断力を高めるためにビデオ分析を積極的に行いました。
これにより、試合中に素早いプレースイッチとチームメイトとのコミュニケーションが可能になり、ゲームメイクに大きく貢献することができました。
また、オフシーズンには体力強化のための特別メニューをこなし、持久力とスピードの向上に努めました。
これらの経験は私にとって、自己管理とリーダーシップの両方を学ぶ貴重な機会であり、困難な状況でも決して諦めない粘り強さを身につけさせてくれました。
サッカーを通じて得た協調性、責任感、戦略的思考を貴社で活かしたいです。

バスケ部でのガクチカ

私が学生時代に力を入れたことは、バスケットボール部でキャプテンを務めたことです。
バスケットボールは私が幼い頃から親しんできたスポーツであり、大学ではインカレ出場を目指してチームをまとめました。私たちは他のチームに比べて体格で劣ることが課題でしたが、その分走力とチームワークを強化するために、毎朝の早朝練習を提案し、実行しました。また、部員間のコミュニケーションを深めるために定期的にミーティングを行い、問題点や改善点を共有することで、練習の効率を最大化しました。最終的に、私たちはインカレ予選を突破し、全国大会出場を果たしました。この経験を通じて、リーダーシップの発揮とチームで困難を乗り越える力の大切さを学びました。この経験を基に、社会人になってからもチームをまとめ、困難な状況でも成果を出せる人材として貢献したいと考えています。

バトミントン部でのガクチカ

私が学生時代に力を入れたことは、バドミントン部での活動です。
高校時代から続けていたバドミントンを大学でも本格的に取り組み、インカレ出場を目指して練習を重ねました。私たちは部員全員の技術向上のため、練習メニューの改善に取り組み、技術的なフィードバックを定期的に行いました。しかし、特に試合でのメンタル面の強化が課題であり、私は試合中の集中力を持続させるため、瞑想やイメージトレーニングを取り入れた独自のメニューを提案しました。その結果、部員全員がより落ち着いて試合に臨めるようになり、私たちは県大会で準優勝を果たすことができました。この経験を通じて、目標達成のための持続的な努力と、チームメンバーを巻き込んで取り組むリーダーシップの大切さを学びました。この経験を活かし、社会人になっても常に成長を目指し、周囲と協力して成果を上げられるよう努力したいと考えています。

バトミントンのガクチカについてはこちらをご覧ください!

バレー部でのガクチカ例文

学生時代に私が力を入れたことはバレーボール部での活動です。
技術とチームの結束力の強化に多くの時間を費やしました。
練習ではサーブやレシーブ、スパイクといった基本技術の徹底強化に励み、特に守備動作の速度と正確性を向上させるためのトレーニングも行いました。
チームメイトとの交流を密にすることで、試合中の連携をスムーズにし、勝利に大きく貢献できるよう努めました。
また、チーム内の信頼関係を深めるために部活外の時間で川やアスレチックに行くなどのイベントを企画したりしました。
さらに試合のプレッシャーに負けない精神力を養うため、メンタルトレーニングを積極的に取り入れ、集中力と冷静さを保つ技術を磨き上げました。
これらの取り組みは、チーム一丸となって障害を乗り越え、共に成長していく過程での結束力を高めることに大いに寄与しました。
バレーボール部での経験は、私に計画性、チームワーク、リーダーシップの価値を教え、目標達成のためには個人の努力だけでなく、周囲との協力が不可欠であることを実感させてくれました。

ラグビー部でのガクチカ例文

私は大学ではラグビー部に所属し、1年生のころから全国大会出場を目標に取り組んできました。
所属していたラグビー部は部員数が80名を超えているため、全員が練習に参加できるわけではありません。
レギュラーの座を獲得するために、入部してから1年間はとにかく雑用などのサポート業務に全力で取り組むことで、チームに貢献してきました。
そして、2年生になると同時に本格的な練習に参加できることが決まり、そこからはレギュラーの座を獲得するため、厳しい練習に打ち込む毎日でした。
その努力の結果、2年生のうちにレギュラーに選出され、3年生になるタイミングでキャプテンに選出されたのです。
それからはOBからのアドバイスや専門書で学んだ知識を活かして、効率的な練習メニューを作ってチームを成長させ、私がキャプテンを務めている代で全国大会出場も達成できました。
私は部活動を通して、目標に向かって突き進む向上心と、キャプテンとしてチームを引っ張っていくリーダーシップの経験をしました。

陸上部でのガクチカ例文

学生時代に私が力を入れたことは陸上部での活動です。
長距離走に情熱を傾けました。
日々の厳しいトレーニングを通じて、スタミナとスピードの向上を追求しただけでなく、レース戦略の研究にも力を注ぎました。
早朝のランニングを習慣にし、夕方にはインターバルトレーニングや筋力トレーニングで体力を強化しました。
また、栄養学に基づいた食事管理を行い、最適なコンディションを保つことを心がけていました。
特に印象深いのは、地区大会前の合宿での経験です。
過酷なメニューにもめげず、チームメイトと共に互いを高め合う環境を作り上げました。
練習では、ラップタイムを計測し、それを基に次のセットのペースを調整することで、レースペースの感覚を身に付けました。
このような厳しいトレーニングを通じて、目標に向かってコツコツと努力を積み重ねることの大切さを学びました。

アメリカンフットボールでのガクチカ例文

学生時代に頑張ったことは、大学のアメリカンフットボール部での活動です。

私は、チームの一員としてリーグ優勝を目指し、戦術の理解や体力強化に全力を注ぎました。特に、チームの課題だった「メンバー間のコミュニケーション不足」に対して積極的に働きかけました。この課題に対して、私はまずチーム全員が戦術を理解し、共有できる環境を作ることを目標としました。毎週行われる戦術会議では、各メンバーの意見を積極的に聞き取り、戦術の意図を共有することに注力しました。また、チーム内の結束を深めるために、練習後に定期的な交流会を開催し、コミュニケーションを促進しました。その結果、チーム全体の連携が向上し、プレーの統一感が生まれました。最終的には、リーグ戦で優勝を果たし、チーム全員が一丸となって目標を達成することができました。この経験を通じて学んだことは、チームワークの重要性と、課題解決に向けたリーダーシップです。チーム全体で一つの目標に向かうためには、個々の意見を尊重しながらも、全員が同じ方向を向いて進むことが不可欠だと実感しました。

また、困難な状況でも冷静に課題に取り組むことで、チーム全体を引っ張っていけるリーダーシップを身につけることができました。

ラクロス部のガクチカ例文

学生時代に最も力を入れたのは、ラクロス部でのトレーニングメニューの改革です。

私たちのチームは、技術面で優れている選手もいれば、基礎をまだ習得中の選手も多く、全体の練習効率が低いという課題に直面していました。全国大会を目指すためには、チーム全体の底上げが必要だと感じ、私は練習メニューの改革に取り組むことを決意しました。まず、選手一人ひとりの技術レベルを分析し、それに応じたトレーニング内容を作成しました。基礎技術が必要な選手には反復練習を中心に、上級者には試合形式に即した応用練習を導入しました。また、フィジカル強化にも重点を置き、筋力トレーニングを取り入れたメニューを考案しました。これにより、全員が自分の課題に集中できる環境を整えました。その結果、数ヶ月後にはチーム全体の技術力が向上し、特に試合でのパフォーマンスが飛躍的に改善しました。シーズン終盤には連勝を重ね、最終的に地区大会で優勝することができました。

この経験から、チームの課題を見極め、改善策を実行に移す重要性と、計画的な努力が結果に繋がることを学びました。また、組織の中での効率的なマネジメントや、メンバー一人ひとりの成長を促すサポートの重要性も実感しました。

マネージャーのガクチカ例文

私は大学でラグビー部に所属しており、マネージャーとしてチーム全体のサポート業務を行っていました。
練習試合の日程調整など、ラグビー部の窓口となってコミュニケーションを取るほか、練習のタイムマネジメントや部員の健康管理などを主に行っていました。
また、練習メニューの改変にも携わった経験があります。大会や練習試合で負けが続いたときに、自分のチームの弱点が連係プレーの完成度の低さであることに気づきました。
その件はすぐに監督とキャプテンに相談し、弱点を克服するためにどんな練習が必要かを話し合い、改善メニューを作りました。そうして新しい練習に取り組んでからは、チームワークに隙もなくなり、試合に勝てるようになったのです。
また、他チームに比べて体作りが劣っていることもわかったので、筋トレメニューの改善に加えて食事に関しても献立を提案し、チーム全体の体作りにも貢献しました。
たくさんいる部員や部全体を管理することで、マネジメント力と責任感を学びました。

さらに例文を読んで自分の経験に近いものを参考にしたい方はこちらの記事がおすすめです。 

【部活のガクチカ】部活動での学び別ガクチカの例文

「部活動を通して何を学んだのか」に焦点を当てたガクチカの例文についても一緒に確認しておきましょう。

5つに分けて例文を作成したので、あなたが部活を通して学んだことに最も近いものに焦点を当てている例文を中心に、参考にしてみてください。

リーダーシップの例文

学生時代に最も力を入れたのはサッカー部での活動でした。
特にリーダーシップを育成する経験は私の自己成長に大きな影響を与えました。
キャプテンとして、部員たちのモチベーションを高める責任がありましたが、それは単に彼らを鼓舞すること以上のことが必要でした。
練習では、個人の技術向上だけでなく、チーム全体の連携を重視しました。
私は、プレイヤー一人ひとりが持つ強みを理解し、それをチームの戦術に組み込むことで、全員が一丸となって戦うチーム作りを目指しました。
挫折と成功を共有する中で、私はどのような状況下でも冷静さを保ち、前向きな姿勢でチームを牽引することの大切さを学びました。
サッカー部でのこれらの経験は、私がどんな団体においてもリーダーシップを発揮し、共通の目標達成に向けて貢献する基盤を築いたと自負しています。

継続力の例文

学生時代、私が最も力を注いだのは野球部での活動です。
この場で学んだ継続力は、今も私の人生において不可欠なものです。
初めは技術的にも体力的にも厳しい環境に身を置きましたが、毎日の地道な練習を欠かさず、少しずつ自己改善を重ねることで、困難に立ち向かう力を養いました。
具体的には、バッティング技術の向上に特化した練習を日課としました。
どんなに疲れていても、日没までスイングの練習を繰り返し、一つひとつのスキルアップに献身的に取り組みました。
その結果、試合でのパフォーマンス向上に明確につながり、チームの勝利にも大きく貢献できました。
また、チームメイトを鼓舞し、練習の重要性を伝える役割も果たしました。
これらの経験から、継続は力なりという言葉の真意を深く理解し、長期的な目標達成に向けた不屈の精神を身につけました。
貴社に入社後は野球部で培った継続力を活かして、どんな困難があろうとも努力し続け貢献したいと考えています。

チームワーク例文

学生時代、私が一心に取り組んだバレーボール部での活動は、私にとってチームワークの重要性を体現する場でした。
経験者が少なく、まずは基礎トレーニングも多かったですが、それらに加え、実践に活用できるチームワークを磨くことに注力しました。
皆でお互いのプレーを映像を用いて分析したり、お互いの良いところ、改善すべきところを伝え合うことを大切にしようと、キャプテンとして皆に優しく声かけも行いました。
これにより経験者かそうでないかは気にせず、気兼ねなく意見を出せる雰囲気作りも心がけ、忌憚のない意見をぶつけ合い、連携が取れるようになりました。
最終的に初の県大会決勝まで進むことができ、敗れはしたものの、成績以上のものを手に入れたと感じています。
部活動を通じて培ったチームワーク、チームが円滑に活動できるようサポートする能力は社会人としても役立てられるとも思っています。
貴社のさまざまなプロジェクトに参画する際にも、チームワークを大切にして動いた経験を活かし、メンバー全員が気軽に意見を出せる空気作りに貢献する所存です。

マネジメント力の例文

私が学生時代に最も注力したことは、ラグビー部での活動です。
私は部長としてチームを目標に向けてまとめた経験から、マネジメント力を身に着けました。
部長に就任した当初、チームとしての目標が明確ではなかったため、メンバーのモチベーションがばらばらで、組織として機能していませんでした。
そのような状況に対して部長として責任を感じ、チームに対して何が自分にできるかを考えました。
そこでチームとしての目標を立て、会議を増やしたことです。
これを行うことでチームとして共通の目的を持ちミーティングで情報を共有することで組織力を高めました。
その結果、目標であった県大会に優勝することができました。
この経験からチームをまとめるマネジメント力の重要性を学びました。

行動力の例文

私が学生時代最も注力した活動は、サッカー部での活動です。
私は当初ベンチメンバーだったため、試合に出れない日々が続いていました。
そして自分には何が他のメンバーと比べて足りていないのか考えました。
そこで先輩などにおすすめの自主練習のメニューを聞き、それを実践しました。
また食事にも気を使い、どの栄養素を取るべきかを把握するために、スポーツ栄養プランナーの勉強も行いました。
その結果、レギュラーを獲得することに成功しました。
この経験から、自身の現状の課題を把握し、その課題に対して何をすべきか考え、アクションを起こす重要性を学びました。

【部活のガクチカ】NGガクチカの特徴

ただ部活動で頑張った経験をアピールすれば全ての企業に魅力的であると感じてもらえるわけではありません。

残念ながら部活動をアピールする際においてもあまり魅力を与えられない場合も存在します。

そこで、企業が悪い印象を抱くことの多いガクチカの特徴を5つ紹介していきます。

下記の5点が自分のガクチカに含まれていないか、しっかりと確認していくことが重要です。

専門的すぎて伝わらない
まとまりがない
信憑性に欠ける
結果だけをアピールする
入社後の活かし方がわからない

専門的すぎて伝わらない

専門的すぎて内容が伝わらなければ、せっかく熱心に取り組んだ経験があっても、工夫して文章を書いてもあまり意味がありません。

例えばサッカーが好きな人、または経験者以外はオフサイドのルールについて詳しく知りません。

サッカーのオフサイドについての全く説明なしに「私はディフェンダーで、ラインコントロールを徹底し、オフサイドトラップを仕掛けることを大切にしていました」と言われても何のことか全く分かりません。

このように、あまりにも専門的すぎる内容は伝わらない上に、「客観的な目線を持つことができない人物である」と思われてしまいます。

専門的な用語を用いることはできるだけ避け、どうしても盛り込まなければならない場合は簡単に説明を入れるようにしましょう。

まとまりがない

まとまりがない、エピソードがあっちに行ったりこっちに行ったりしているガクチカは非常にマイナスポイントとなる可能性があります。

ガクチカは基本的に400文字程度で作成することが多く、どれだけ多くても800文字程度です。

その中で複数のエピソードを挙げてしまうと、結局何の話が一番したいのかわからなくなってしまいます。

よって、可能な限りエピソードの内容を最もアピールしたいものだけに絞り、一つの話題についてまとまりのある文章構成を心がけていくことが重要なのです。

信憑性に欠ける

具体例が全くない、ありきたりかつ信憑性のない文章になっていると、ガクチカで部活をアピールしてもマイナスなイメージを持たれてしまう可能性があります。

例えば「チーム一丸になって努力し、素晴らしい成績を収めることができた」とだけ言われても、どのようにチーム一丸になったのかはもちろんのこと、「素晴らしい成績」とは何なのか全く理解できません。

そこで、「チーム一丸になるためにはどのようなことを工夫したのか」そして「その結果、何の大会で、どのくらいの成績を収めることができたのか」などについて詳しく説明していけるようにしましょう。

最終的に自分の納得のいく順位ではなかったとしても、問題はありません。

最も重要なのは、ガクチカにおいてどのように取り組んできたのか、何を学んだのかなので、「優勝していないエピソードを挙げてはいけない」というルールはありません。

必ず定量的に、数字を用いて説明し、相手が理解しやすい文章を作成していきましょう。

結果だけをアピールする

ガクチカは自己PRとは異なり、結果や長所をアピールするところではありません。

よって、ガクチカにおいて「部活で優勝できたこと」や「優秀な順位・成績を収めることができたこと」ばかりをアピールしても何の意味もありません。

ただ順位の話をしているだけの、「優勝することができた」というガクチカよりも「どのように取り組み、どのような工夫をして、最終的にどのような成績を収めることができたのか」が書かれていれば、たとえ一回戦敗退であっても問題ありません。

「優勝か一回戦敗退か」どちらが魅力的に映るかと聞かれれば前者ではありますが、成績自体は重要な問題ではないのです。

ガクチカにおいて最もアピールしたいことは「自分が努力ができる人材である」ということ、そして「部活に取り組むことを通してどのようなスキルを身につけ、今後に活かしていけるのか」ということです。

入社後の活かし方がわからない

入社後の活かし方がよくわからないエピソードを話してしまうと、あなたの魅力が効果的に伝わらない可能性があります。

入社後にどのようにガクチカで身につけたスキルをアピールしていくのか、わかりやすく説明しましょう。

例えばガクチカが「プログラミングの学習に熱心に取り組んだこと」であり、受ける企業がWeb制作会社ならば、特に説明する必要はありません。

しかし、今回の題材は部活であり、スポーツ系の仕事にでもつかない限り、どのように活かすのか説明しなければなりません。

社会人として、あなたが部活を通して身につけたスキルをどのように活かし、今後活躍していくイメージを持っているのか説明するだけでも、あなたの能力が伝わります。

また、あなたを採用した場合に活躍してくれるイメージをしてもらえますし、何より、活躍するイメージを持っている、モチベーションの高い人材であると考えてもらえる可能性が高まります。

【部活のガクチカ】部活動のガクチカでよくある質問

部活動をガクチカにする際によくある質問をまとめました。

ガクチカを書く際や困った時は、参考にしてみてください!

Q1.高校時代の部活は使ってもいい?

高校時代は部活動を行っていたが、大学に入学してから部活はやらなかったという人は多くいるでしょう。

また高校時代の部活動はガクチカで使っていいのか迷っている人も多いと思います。

結論から言うと高校時代の部活動をガクチカで用いても問題ありません。

しかし面接官によっては、「大学時代は何をしていたの」など大学時代の活動について聞いてくることがあるため、一概におすすめはできないです。

Q2.初心者・役職がなくてもガクチカにしていい?

初心者や役職がない場合でも、ガクチカとして話して問題ありません。

企業が評価するのは役職や成果ではなく、どのように取り組んだか、その過程で何を学び、成長したかです。

初心者であっても、努力や挑戦、困難を乗り越えた経験をしっかりと伝えることで、アピールすることができますし、役職がない場合でも、自分の役割を果たし、チームに貢献したエピソードを具体的に伝えれば問題ありません。

Q3.全国大会などの成果はないけど部活動をガクチカにしていい?

全国大会などの成果がなくても、部活動をガクチカにすることは問題ありません。

企業が重視するのは、結果そのものではなく、その過程での努力や挑戦、問題解決のプロセスです。

たとえ大きな成果がなかったとしても、自分なりにどのように課題に向き合い、何を学んだかをしっかりと伝えることで、十分にアピールすることが可能です。

むしろ「成果だけの話をする、何かの大会で優勝した人」よりも「成果はないけれども、具体的に説明できている人」がいる場合、多くの担当者は後者に魅力を感じます。

Q4.文化部の部活でもガクチカにできる?

文化部の部活動もガクチカとして十分にアピールできます。

体育会系の部活動に比ると目立たないかもしれませんが、文化部には文化部ならではの努力や挑戦があります。

例えば、作品制作や発表に向けての準備、チームでの協力、目標達成に向けた工夫など、様々な取り組みがあり、将来に活かせるような経験も多いです。

経験を具体的に説明し、自分がどのように貢献したか、どのように成長したかを伝えることで、文化部の活動も強いアピール材料となります。

Q5.部長やキャプテンは評価される?

部長やキャプテンといった役職は評価されることがありますが、それだけが重要視されるわけではありません。

企業が本当に求めているのは、役職の有無よりも、具体的にどのような取り組みを行ったか、どのようにチームをまとめ、目標達成に向けて工夫したかです。

そのため、役職があったとしても、それにあぐらをかくのではなく、どのように取り組んだか、どのような能力を身につけたかなどを具体的に伝えることが重要です。

Q6.ガクチカは添削してもらうべき?

ガクチカは必ず添削してもらうべきです。

自分では気づかない誤字脱字はもちろん、文章がわかりにくい部分や、改善した方が良い表現を見つけられることが多いからです。

家族や友人、就活エージェントなど、第三者の視点からフィードバックをもらうことで、より説得力のある文章に仕上げることができます。

「自分が面接官なら、このガクチカを読んで自分を採用したくなるか?」という目線で、可能な限り多くの人に読んでもらいましょう。

まとめ

部活動のガクチカを効果的にアピールするために、就活エージェントを活用するのも一つの手でしょう。

就活エージェントを頼れば、自身で書いたガクチカを含めた就活の相談ができます。

就活エージェントの中でもジョブコミットを利用すれば、優良企業の紹介だけでなく、内定獲得までのサポートも充実しています。

無料で会員登録をすることができ、個別に相談会を受けられるため、気になる方は一度試すと良いでしょう。

今回は、大学生活のなかで体育会系の部活動を熱心に取り組んできた方へ向けて、その部活動の経験をガクチカにする方法についてご紹介しました。

ガクチカにはアルバイトやゼミでの研究、ボランティアなど、どんな内容でもかまわないので、取り上げる題材に迷ってしまわれる方も多いでしょう。

しかし、何か1つでも熱心に取り組んできたものがあるならそれをしっかり思い返して、自分の言葉にまとめればいいのです。

また、どうしても得られた成果ばかりをアピールしてしまう方が多いでしょう。

しかし、重要なのは結果よりもプロセスです。

何を得たかよりもどうやって得たか、それを得るためにどんな思いでどんな行動をしてきたかを人事担当者は評価します。

しっかり自分が行ってきた行動を思い返して、わかりやすい説明をするように心がけましょう。

最後に、他のガクチカ例文や作り方を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

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