【初心者必見】読めば安心!グループディスカッションで気をつけることと見られているポイントを紹介

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はじめに

就活の選考では、比較的早い段階でグループディスカッションがおこなわれることもあります。

苦手意識の強い就活生が多いです。

それは、グループディスカッションは通常の面接対策ではまったく太刀打ちできないことが多いのもその原因でしょう。

初対面のライバルとチームを組んで課題をクリアするなかで、自分のポテンシャルをしっかり採用担当者にアピールするのはたしかに難しいかもしれません。

ここではどのようなことに気をつければグループディスカッションを突破できるのか、採用担当者に見られているポイントを紹介しましょう。

【グループディスカッションで気をつけることとは】グループディスカッションで見られているポイントとは

グループディスカッションで気をつけるべきことは、企業側が見ているポイントに合わせた行動を意識することです。

まずは何を評価されるのかを知りましょう。

採用担当者は何をどう評価するのか、落ちる原因はなんなのかを理解すれば、自ずとアピールすべきポイントが見えてきます。

結論からいえば、グループディスカッションは組織仕事の縮図です。

複数メンバーが集まって協力して課題をクリアすることは、まさに仕事そのものです。

つまり仕事に必要な素質をもっているかどうか、それこそが採用担当者の見ているポイントといえます。

協調性

グループディスカッションでは、ほかのメンバーの話をしっかり聞いて相づちを打ったり、話せていない人に発言の場を振ったりする言動が大きくプラス評価されます。

これはまさに協調性のポテンシャルといえるでしょう。

チームの一員として、自分のことだけでなく周りを見て動ける人材かどうかが見るポイントになります。

持論を押し通すだけの一方通行ではいけません。

他者に意見を求め、他者の考えにしっかり傾聴できるかどうかが協調性であり、協議性なのです。

ただし、これは単にうなずくだけの聞き役になるという意味ではありません。

ディスカッションの最中、他者へきちんと配慮したうえで、自分の意見はしっかりと述べられることを意味します。

積極性

積極的に意見を言わなければ、グループディスカッションに参加する意義はありません。

この点はおそらく多くの就活生が認識している点でしょう。

議論に対して前向きに取り組めているか、議論に意欲的かどうかは、もちろん採用担当者も大いに注目するポイントです。

初対面同士で気をつかう場面だからこそ口火を切ることも大切です。

加えて、自ら全員が発言しやすい空気を作ることができる人は、採用担当者から高く評価されるでしょう。

論理的思考力

言うまでもなく、グループディスカッションの場で積極的に意見を述べる姿勢は大切です。

当然、それは議論の流れにそった内容でなければなりません。

論理的思考力は、就職活動だけにとどまらず、ビジネスにおいても確実に必要とされる能力です。

加えて、誰もがわかるよう簡潔に、根拠をもって自分の意見を述べられる人物は、非常に企業からの評価が高くなります。

ただしこれは他者に配慮し、わかりやすく意見を述べるという点で発揮すべき能力です。

自分と違う意見をもつ相手のことを論破したり、いかに自分の意見が正しいかを説明したりするほうに発揮すると、逆にマイナス評価になりますので注意しましょう。

素晴らしい能力ですが、使い道を誤ってはいけません。

【グループディスカッションで気をつけることとは】グループディスカッションで気をつけるポイントとは

グループディスカッションで気をつけることはたくさんあります。

根本にはチームで1つの目標に向かい、協働するという意識があります。

実際に企業に入社して現場で働いていると仮定し、どのような行動や役割分担が自分に求められているかをまず理解しましょう。

そしてこのチームに何を期待されているか、どんな成果を求められているかを理解したうえでディスカッションを進めることが大切です。

制限時間は決められていますので、時間内にベストな結果をまとめる意識もしましょう。

積極的に発言する

積極的な発言が大切であることは前述しました。

それはもちろん、発言回数が少ないければ、そもそも評価の対象にも入れないためです。

傾聴することはよいことです。

しかし、終始その状態ではそこに座っていた意味すらなくなってしまいます。

議論には前向きに参加し、確実に発言回数を稼いでください。

ただし、とにかく何でも話せばいいわけではないので注意が必要です。

特にムードメーカータイプの人が陥りやすい罠です。

場を和ませようとして関係のない話をしたり、話を脱線させたりするのは大きなマイナスです。

明るく発言するのはよいことですが、限られた時間のなかで意見をまとめ、与えられた課題に答えを導き出すことが目的であることを忘れないでください。

論点にそった発言をする

議論には決まった流れがあり、時間を効率的に使うためには、議論の流れと合わない的外れな発言をしないように注意する必要があります。

グループディスカッションに限りませんが、議論は「前提確認・定義づけ」→「意見出し」→「意見まとめ」→「結論」という流れにそっておこないます。

それぞれのフェーズでそのときの目的に合った発言をしなければ脱線するばかりです。

議論の進め方を理解できていない、ダメな人物だとみなされてしまわないように注意しましょう。

だらだらと話しすぎない

グループディスカッションは、与えられた課題に対し、限られた時間のなかで結論を導き出す作業です。

配分が理解できていないとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

そうなってしまえば、結論までたどり着けないという最悪の状況を生み出しかねません。

そんななか、だらだらと要点のつかめない話を長く話すような人物は、まさに「仕事ができない人」というレッテルを貼られてしまいます。

自分の意見を言うときは簡潔に話すことが絶対です。

発言をする前に言うべきことを頭のなかで瞬時にまとめ、自分なりの結論をもって要点が述べられる訓練をしましょう。

過度な自己主張を控える

その場ではチームとはいっても、周りが全員ライバルであることは事実です。

それでも最初から敵視したり、自分の意見ばかりごり押ししたりしていると、協調性のない人物として印象を悪くすることになります。

発言する以上、しっかりした自分の考えが必要です。

もちろん、なぜそう考えるか自己主張することは決して悪いことではありません。

ただそれも行きすぎると、他者の意見を尊重しない強引な人物とみなされ、採用担当者からマイナスの評価をされることになるでしょう。

特に反対意見を述べられると自己否定されたように感じ、意地になって自分の意見を通そうと攻撃を開始するタイプの人がいます。

グループディスカッションにおいて他者の意見は誰からのどんなものでも尊重すべきものです。

自己と相対するからといって、攻撃すべきものではないことを肝に銘じてください。

頭ごなしに相手を否定しない

グループディスカッションで不合格になってしまう人で多いのが、相手の意見を頭ごなしに否定する人です。

もし、誰かの発言が議論の流れにそぐわない、場を混乱させてしまうようなチグハグなものであっても、いったんは相づちを打って受けとめましょう。

そのうえで根拠を添え、やんわりと否定の意見を述べるのがベストな対処方法です。

いきなり「それは違う」「そんな話ではない」といった拒絶の態度を取ってしまっては、そもそも社会人としてマイナスの評価をされます。

論点が食い違ったり、行き違いが起こったりすることなど、実際に社会で働き始めてからは社内外でいくらでもあることです。

たとえ自分が正しくとも、その都度、頭ごなしに相手を否定していたら組織で孤立してしまうことになります。

いったん受けとめるテクニックは、就職活動だけでなく、今後実際に企業で働き始めてからも必要になるテクニックです。

ここでしっかりとマスターしておきましょう。

時間配分を意識して議論する

残り時間を意識して論点の設定をおこない、議論を進めることがグループディスカッションではとても大切です。

重要な役割を担うのがタイムキーパーです。

もしその役割に就かなくても、時間配分はしっかりと意識してください。

よくあるのが、ディスカッションが大いに盛り上がってしまい、結論を出す前に制限時間が来てしまうという失敗です。

タイムキーパーは単に時間をはかる役割ではありません。

いつどのタイミングでつぎのフェーズに移行するかを配分するのが責務です。

つまり、重要な影の進行役だと認識しましょう。

またグループで結論が出せないとなれば全員がマイナス評価になってしまいます。

タイムキーパーでなくても時間配分を意識し、確実に任務を完了する意識が重要です。

【グループディスカッションで気をつけることとは】グループディスカッションに備えて準備できること

グループディスカッションはいわゆる面接とはまったく違います。

そのため、どうすればよいかわからないという就活生もいるでしょう。

そもそも1人で準備できるものではありません。

練習するにしても、その都度協力者をたくさん集めて来なければならず、ハードルが高いことも要因です。

場数を踏むためには、グループディスカッションを想定した就活イベントや就活セミナーを利用し、第三者からアドバイスをもらうのがおすすめです。

またそれ以外にも、自分1人でも可能な範囲でグループディスカッションに備える手段がありますので、見ていきましょう。

YouTubeなどに上がっているグループディスカッションの動画を見る

もっとも便利で、いつでも利用できるのがYouTubeです。

スマホやタブレットで就活の移動中でも利用できます。

グループディスカッションの動画は、立ち回りや議論の進め方の参考になるでしょう。

一度検索して見てみることをおすすめします。

どんな雰囲気なのか、どれくらいの時間なのか、動画であれば声のトーンや表情の作り方なども参考になるので、具体的な学習になるでしょう。

自分のアピールしたい強みに近い人を見つけて、ノウハウを学ぶのもよい方法です。

ニュース・時事問題に触れて自分の意見をもつようにする

グループディスカッションで与えられるテーマは、抽象的なもののほかに、時事問題や志望業界に関する内容が選ばれることもあります。

企業によって異なりますが、時事問題タイプの場合は、普段からニュースなどで知識を入れておかなければ、意味がわからない状況にもなりかねません。

ただし、ニュースや時事問題は単に内容をチェックするだけでなく、それに対する自分の考えをまとめるところまでやっておかなければ意味がないです。

起こっていることに対して、自分はどう考えるのか、常に頭のなかでまとめておくことで、いざというときに発言する内容が思い浮かびやすくなります。

ロジカルシンキングの訓練にもなりますので、ぜひ続けてみてください。

まとめ

グループディスカッションでは、いくつか気をつけるべきことがあります。

議論のセオリーを知り、企業側がどのようなポイントを評価するかをまず理解したうえで、自分の強みをきちんとアピールできるようにふるまいましょう。

他者を尊重しつつ、自分なりの意見をしっかり伝えることができれば、採用担当者からの評価も高くなるはずです。

ニュースを意識して自分の考えについてまとめる練習をしておくと発言しやすくなりますので、ぜひ普段の生活でも実践してみてください。

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