【例文あり】「辛かった経験は?」面接で辛い経験を聞かれたときの対処法を紹介

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はじめに

就職活動が本格的に始まり、エントリーシートなどを通過すると、多くの就活生が苦手に感じている面接が待ち構えており、その中であなたが人生で一番辛かった経験を聞かれる場合があります。

企業の採用担当者は、この辛くしんどかった経験から多くのことを汲み取り判断します。

そのため、雑談程度の単なる質問の1つと考えるのはとても危険で、きちんとした対策が必要になります。

この記事では「質問に込められた意図」から始めて、「質問への答え方」や「エピソードの選び方」「エピソードが無い時の見つけ方」「回答の際の注意点」の順番で深掘りして説明します。

最後に「回答例」も用意していますので、あなたの回答を組み立てる際の参考にしてみて下さいね。

【「辛かったこと」面接でどう答える?】質問に込められた意図

まず最初は面接であなたの人生において辛く苦しかった経験を聞かれる、この「質問に込められた意図」を説明していきます。

この意図がきちんと理解できていないと、単なる雑談だと勘違いしてしまうでしょう。

これから紹介する4点を意識することで、自身のことをアピールするチャンスとなります。

ここでは、「どのようなときに「辛さ」を感じるのかを知る」「ストレス耐久があるかどうかを見る」「障壁をどう乗り越えるのかを知る」「辛いことからの学びは何かを知る」の4点に絞って説明していきますので、しっかり確認して下さいね。

どのようなときに「辛さ」を感じるのかを知る

企業の採用担当者はあなたがどのようなときに「辛さ」を感じるのかを知るために、過去の辛かったことを面接で聞かれます。

この「辛さ」の感じ方は人によって様々であり、仕事をこれから一緒にしていく上で、あなたがどのようなことにストレスを感じるのかを、採用担当者は把握しておく必要があります。

採用担当者としても、あなたが自社の環境で働くことがマッチしているのかどうかを判断するために、辛いと感じることを知りたいと思っています。

あなたの過去の辛いと感じた経験から、あなたの価値観や大事にしていることなどを見ることができ、あなたの内面を浮き彫りにすると同時に、自己分析ができているかも見られています。

ストレス耐性があるかどうかを見る

入社し実際に仕事をしていく上で、大小違いはあれどストレスはあり、それに対する「ストレス耐性があるかどうかを見る」ことも、この質問の意図に含まれます。

新入社員として入社すると毎日先輩に業務を教えてもらったり、上司から指導を受けたりと、いつも誰かと関わり仕事をすることになります。

常に誰かと関わっているだけでも相当なストレスであり、そこに仕事での失敗や先輩たちからの圧力なども加わることで、大きなストレスにさらされる可能性が高いです。

そのため、企業の採用担当者は就活生の過去の「辛い経験」からストレスに対してどう向き合うのか、どれほどストレス耐性があるかを判断する材料として、この質問をしているということです。

障壁をどう乗り越えるかを知る

あなたの過去の辛かった経験を聞くことで、あなたが「障壁をどう乗り越えるかを知る」狙いもあります。

新入社員として入社し、仕事をしていく中で小さな失敗や上司や先輩からの圧力はつきもので、それを乗り越え成長することで、一人前の社会人になることができます。

そのため、困難な課題に直面した時に、あなたには逃げ出さずに立ち向かい挑戦できる強さはあるのか、どのようにしてその課題を乗り越えることができるのかを見られています。

この障壁を乗り越える部分は、強い忍耐力と高い課題解決能力をアピールすることにも繋げることができるため、自主的に行動したエピソードを選ぶとより効果的にアピールできます。

辛いことからの学びは何かを知る

あなたの過去の辛く苦しかった経験を聞く狙いとしては「辛いことからの学びは何かを知る」ということもあり、この学びはとても大切な部分になります。

辛かった経験には多くの失敗や後悔がつきもので、そこからどのような学びを得たのかを振り返ることがとても重要です。

この過去の振り返りができている就活生はまだまだ少なく貴重な人材であるため、多くの企業から欲しがられる人材と言えます。

過去の失敗から学び、自分の行動を見直していくことができる人材は、スピード感と質の高さを両立しながら成長することができると評価される傾向にあり、大きな加点ポイントと言えます。

【「辛かったこと」面接でどう答える?】質問への答え方

過去の辛かった経験を質問する理由が分かったところで、次はその「質問への答え方」を説明していきます。

ここでは回答を組み立てる順番通りに

  • 「辛かったエピソードの概要を伝える」
  • 「辛さの原因を明確に伝える」
  • 「それを乗り越えた方法について述べる」
  • 「辛いことに対して取り組んだ最終席な結果を述べる」
  • 「得た学びを今後どのように活かすのかを伝える」

の項目に分けて詳しく説明していきます。

①辛かったエピソードの概要を伝える

過去の辛かったことを質問された場合、まずは「辛かったエピソードの概要を伝える」ことから回答を始めて下さい。

この質問の意図としては、単にあなたの辛かったエピソードだけを知りたい訳ではなく、そこから派生するストレス耐性や課題解決能力、学びの部分を知りたいことにあります。

そのため、辛かった経験の説明部分はできるだけ端的にまとめ、分かりやすく伝えるようにしましょう。

この概要の部分は面接でも深掘りされる可能性は低いため、必要な情報のみを適度な長さでまとめ述べることを心掛けましょう。

②辛さの原因を明確に伝える

過去の辛かったことをただ単に「辛かったんです」と述べるのではなく、どの程度辛かったのか、どのように辛さを感じたのかなど、「辛さの原因を明確に伝える」にしましょう。

ここで明確に辛さのレベルや量を伝えることで、あなたと企業の採用担当者の辛さの認識のずれを防ぐことができますし、ストレス耐性が弱いと思われることも少なくなります。

定量的に具体的に数値で伝えることがベストですが、難しい場合は第三者の視点を意識して具体的に述べるように心がけると、採用担当者にも伝わりやすくなります。

③それを乗り越えた方法について述べる

過去の辛かった経験を具体的かつ端的に述べた後は、「それを乗り越えた方法について述べる」ようにしていきましょう。

企業の採用担当者が知りたい部分は、辛かった経験自体ではなく、あなたが辛いことに対してどのような工夫をして乗り越えたいったのかという部分です。

失敗やトラブルなどに対して、主体的に行動し対処していったことを述べることで、ストレスに対する耐性や問題解決能力をアピールすることが可能です。

④辛いことに対して取り組んだ最終的な結果を述べる

辛かった経験を乗り越えた方法について述べた後は、「辛いことに対して取り組んだ最終的な結果を述べる」ようにして下さい。

ここで注意したいのが、最終的な結果には必ずしも大きな成果や、華々しい結果は必要ないということです。

本当に必要なのは、辛かった経験からあなたが何を学び、自分の中で変化したことや得た収穫を伝えることであり、企業の採用担当者はここの部分を重視しています。

エピソードにまとまりを持たせるためにも、最終的にどうなったのかを簡潔に述べることで、困難に対して途中で投げ出さず取り組む姿勢をアピールすることができます。

⑤得た学びを今後どのように活かすかを伝える

辛かった経験の質問への回答の最後には「得た学びを今後どのように活かすのかを述べることで、やる気や意欲を効果的にアピールすることができます。

あなたの辛かった経験から学んだことや変化などを、面接を受けている企業でどう活かしていくのかを伝えることで、あなたが職場で働くイメージをより鮮明にすることができます。

この部分はより具体的に述べる必要があるため、事前に企業のホームページや採用ページで、業務内容などを確認しておくことをおすすめします。

具体的であればある程、一緒に働くイメージの大枠がくっきりとなり、好印象を与える可能性が高くなります。

【「辛かったこと」面接でどう答える?】エピソードの選び方

辛かったことへの質問の回答方法が分かったところで、次は「エピソードの選び方」を説明していきます。

このエピソード選びに失敗すると、どんなに上手く回答ができたとしても、企業の採用担当者には刺さっていないこともあり、とても重要な作業になります。

ここでは特におすすめの「自ら挑戦したエピソード」と「仕事に結び付けられるエピソード」「今も取り組んでいるものでは無く乗り越えたエピソード」の3つに絞って詳しく説明していきます。

自ら挑戦したエピソード

辛かったことのエピソードとしては「自ら挑戦したエピソード」を選ぶと企業の採用担当者からの好印象に繋がる確率を上げることができます。

辛いと感じる経験は人によって様々であり、この質問には多くの回答パターンがありますが、自ら何かに挑んだ中で、困難や課題に直面し、苦労した経験は何にも代え難い経験です。

ここでポイントになるのが、主体的に取り組み、行動を起こして困難や課題を乗り越えたエピソードであることです。

このことは、あなたが主体的に取り組むことができる人材であることに加え、積極性や課題解決能力も同時にアピールすることができ、プラス評価に繋がるはずです。

仕事に結び付けられるエピソード

辛かったことを述べる際は「仕事に結び付けられるエピソード」であると、好印象を与えることができる傾向にあります。

企業の採用担当者は、面接で自社との相性だけでなく、自社に入社した後どのように活躍してくれるのかを判断するために、この辛かった経験を聞いています。

そのため、過去の辛かった経験を入社後に活かせそうなエピソードを選ぶことで、「こんな貴重な体験をしているんだ。

戦力になってくれそうだな」と一緒に働くイメージをしてもらいやすくなり、それは大きな加点に繋がります。

今も取り組んでいるものでは無く乗り越えたエピソード

面接では辛かった経験の質問に回答する際は、「今も取り組んでいるものでは無く乗り越えたエピソード」を選ぶようにしましょう。

その理由として企業の採用担当者は、辛かった経験そのものを聞いているのではなく、それをいかに乗り越えたのかどう工夫して乗り切ったのかを重視しています。

そのため現在進行形のエピソードでは乗り越え切れていないことが多く、乗り越えた結果などの話ができない場合があり、アピールするには不十分と言えます。

傷口が開かないエピソード

傷口が開かないエピソードを選ぶことも、面接で辛かった経験について聞かれた際に回答するポイントの一つと言えます。

面接やESに向き合うたびに、あまりにも辛かったこと、、未だに思い出すとつらく感じてしまう傷口が開くようなものと触れ合うと、メンタルを消耗してしまうことでしょう。

ただでさえ、就活という人によっては人生を左右するような重要な時期を過ごしている人にとって、こうしたあまりにも辛いことを思い出すのは消耗が激しいです。

自分にとってはもう完全に過去の話であり、乗り越えているものでなければ、不必要にメンタルを消耗してしまう可能性が高いので、傷口が開かないエピソードを選ぶようにしましょう。

【「辛かったこと」面接でどう答える?】エピソードが無い時の見つけ方

辛かったことを面接で回答する際のエピソードの選び方は理解できたが、肝心の具体的な「エピソードが無い時の見つけ方」について説明していきます。

ここでは代表的な方法である「自己分析をする」方法と、「挫折経験を振り返ってみる」の2つの方法を掘り下げ説明していきます。

どちらも有効な方法であるため、あなたに合った方法を選び実践してみましょう。

自己分析をする

もし辛かった経験を思い出せない場合は、「自己分析をする」ことで過去のあなた自身のことを一度しっかりと振り返ってみましょう。

自分史を作ったりモチベーショングラフを作ったりすることで、あなたの過去の経験を洗い出し、その中で特に苦労したことをピックアップし、そこから組み立ててみましょう。

その苦労した経験は、今のあなたにどのような影響を与えているのか、どんな価値観に結びついているのかを把握しておくと、エピソードにも一貫性が生まれやすくなり説得力が増します。

自己分析の方法をもっと具体的に知りたい場合は、下記に詳しく解説されている記事へのリンクを貼っておきますので、一度覗いてみて下さい。

挫折経験を振り返ってみる

あなたの過去の「挫折経験を振り返ってみる」ことも、エピソードを組み立てる際に有効な方法の1つであり、見つからない場合は取り組んでみることをおすすめします。

あなたがこれまでの経験のなかで、目標を持って行動したが、結果が思うように伴わなかった経験は辛かった経験であると言えます。

この挫折経験を深掘りしていく中で、どのように向き合い乗り越えていったのかを述べることで、過去の辛かったことの質問に的確に回答することができます。

【「辛かったこと」面接でどう答える?】回答の際の注意点

辛かったことのエピソードの選び方が分かったところで、次は具体的な「回答の際の注意点」を説明していきます。

ここでは辛かったことを述べる際に心掛けたい

  • 「克服できていないことは話さない」
  • 「辛さの度合いを考慮する」
  • 「単なる苦労話で終わらせない」

の3つに絞って詳しく説明していきます。

この注意点は事前に把握しておかないと、エピソードを組み立てることができなくなってしまうので、しっかり確認していきましょう。

克服できていないことは話さない

辛かったことを述べる際にまず気をつけたいのが「克服できていないことを話さない」ことです。

この「辛かったことは何ですか?」という質問の意図は、それをどのように乗り越えたのか、どのように向き合い克服したのかを知りたいということです。

つまり、乗り越えられなかった、克服できなかったエピソードではアピールどころか、自分でマイナスアピールをしているようなものです。

この「辛かったことは何ですか?」は「辛かった経験をどのように乗り越えましたか?」と聞かれていると意識しておくことが大切です。

必ず乗り越えた、克服したエピソードを選び、それに伴う結果なども具体的に伝えることができるエピソードを選ぶようにしましょう。

身内の不幸

身内の不幸に関しては面接官が増えにくい内容なので、あまり話さない方が良いでしょう。

基本的に、就活において辛かったことについて聞いてくる理由は「どのように工夫して、辛いことを乗り越えることができるか」という部分なので、精神的な部分よりも物理的な乗り越え方を質問している場合が多いです。

身内の不幸により、経済的に負担が生じたなどのエピソードがあれば、それは話しても良いかもしれませんが、「精神的に辛かった」という部分ならば、メンタル的な工夫の話になってしまうので、別の話をした方が良いでしょう。

諦めたエピソード

企業は辛かった時にどのように頑張ったのかについて知りたいと考えています。

つまり、諦めてしまったエピソードの場合、面接官が確認したいと思っている「辛い時にどのように工夫して乗り越えるか」という部分をアピールすることができません。

よって、自分が何かを工夫して乗り越えた経験を話すことができると良いでしょう。

自分が企業の人事になったことを想定して考えてみると「私はこのように辛いことがあり、諦めました。以上。」と言われても、それだけで相手のことを理解できるはずがありません。

よって、最終的に結果を出した「辛かった話」をすると良いでしょう。

客観的に見て辛くないと思われる内容

客観的に見て辛くないと思われる内容に関しては、客観的に見るとだらしないだけにしか見えないので、他のエピソードを述べる方が良いでしょう。

例えば「アルバイトを無断欠勤した結果、強く怒られてしまい悲しかった」などのエピソードは、どう考えても自分が悪いので悪い印象しか与えません。

その他にも「大学に毎日通うことが辛かった」「週に2回アルバイトに行くのが辛かった」など、説明がないといまいち大変さがわからないものに関しては、あまり述べない方が良いです。

もし述べるにしても、「なぜ辛かったのか」の理由を分かりやすく説明することが重要です。

辛さの度合いを考慮する

辛かったことの基準は人それぞれではありますが、多少は「辛さの度合いを考慮する」ことは必要と言えます。

例えば、

  • 「ずっと見ていたドラマの最終回を見逃した」
  • 「応援していたプロ野球選手が引退した」
  • 「飼っている犬に噛まれた」

などでは企業の採用担当者も返答に困ってしまいます。

また、これらの程度の低い辛いことを面接で言ってしまうと、「この学生はストレス耐性が低そうだな」「すぐに投げ出してしまいそう」とマイナスの印象を与えてしまいます。

単なる苦労話で終わらせない

辛かったことの質問に対して、その経験だけを回答してしまうとアピールすることはできないため、「単なる苦労話で終わらせない」ことを意識するようにしましょう。

企業の採用担当者が求めているのは何度も伝えていますが、困難の乗り越え方や問題にどう立ち向かうかの姿勢、それによって得られた学びなどです。

そのため、とても苦労したなと伝わるエピソードの部分を多く述べるのではなく、乗り越え方や立ち向かい方、そこで得た学びを述べる方に時間を割くようにしましょう。

【「辛かったこと」面接でどう答える?】回答例

面接での辛かったことへの回答の仕方が徐々に分かり始めたと思います。

きっとあなたも自分のエピソードを数個は思いつき、具体的な形に組み立てていこうと考えているとは思いますが、なかなか0から組み立てるのは難しいです。

そこで最後に具体的な回答例を「受験勉強」「アルバイト」「部活」の3パターン用意しました。

そのまま使うのではなく、あなたのエピソードに当てはめて組み立てて下さいね。

受験勉強

私の過去辛かった経験は大学の受験勉強です。

高校時代に学習塾に通っていたのですが、なかなか成績が思うように伸びず、何度も諦めて学習塾をやめようかと考えました。

しかし、このままではいけないと一度立ち止まり、今まで通り与えられた課題をこなす勉強方法を見直すことから始めました。

自分に合った勉強法は何なのかを模索していく中で、より弱点を克服する方が成績に直結することを見つけ、それを重点的に勉強するようにしました。

その結果、成績は右肩上がりに向上し、大学受験は第一志望に一発合格することができました。

この経験から、何か上手くいかない時は、立ち止まり自分を客観的に見ることで、問題点を明確にすることが大切であると学ぶことができました。

アルバイト

私が人生で一番辛かった経験はアルバイトで多くの失敗をしてしまったことです。

大学1年生の夏に人生初めてのアルバイトを始め、最初は働くということへのプレッシャーや、慣れない接客の仕事から、多くのミスをして周りの人々にとても迷惑をかけてしまいました。

そのため、ちょっとでも分からないことがあればバイト仲間や友人、先輩などに相談することで、徐々に気持ちも落ち着き、慌てることが減りました。

その結果、できる仕事内容も増え、店長からもよくやっていると褒められることが多くなり、周りのバイト仲間からも信頼してもらえるようになりました。

私はこの経験から、できない自分を素直に認め、周りの人に助けを求めることで、できることが増え、結果的に周りを助けることに繋がることを学びました。

この経験は、日常生活を過ごす上でとても役に立っており、仕事をする時でも活かせると感じております。

部活

私の辛かった経験としては、大学の部活動での苦い経験があります。

私はサッカー部に所属しており、部長としてチームをまとめる役割を担っておりましたが、自分の勝ちたいという気持ちが先走り過ぎた結果、輪を乱すことになってしまいました。

具体的には、チームの練習メニューを独断で考えたり、戦術なども全部自分で決めてしまったせいで、チームは勝てなくなり、部員が私から離れていってしまいました。

このままではダメだと気づき、チームメイト1人ひとりに声をかけ、何が必要か、どうしたら勝てるのかについてトコトン話をする場を設けることにしました。

その結果部員の想いを1つにすることができ、同じ目標に向かって努力できた結果、県大会で優勝することができました。

この経験から、コミュニケーションの大切さと、チームワークの重要性を学びました。

学校行事

大学時代に、学年全体で行う文化祭の企画委員長を務めた際の経験が私にとって大きな挑戦でした。

初めての大規模プロジェクトで、期待と同時に重圧も感じていました。

特に、100人以上のメンバー間の意見調整や、限られた予算内でのイベント企画など、進行の中で多くの困難に直面しました。

中でも、主要なアトラクションの一つが直前にキャンセルとなり、代替案を急遽考えなければならなかった時は特に辛かったです。

しかし、この経験を通じて、困難な状況でも冷静に対処し、チームをまとめ上げるリーダーシップを身につけることができました。

この経験は、今後の仕事で直面するであろう困難な状況にも対応できる自信と、チームワークを大切にする姿勢を身に付けさせてくれたと考えています。

比較されたこと

高校時代、親にクラスメートとの成績比較をされ、その度に自信を失いかけた経験があります。

特に、数学の成績がクラス平均を下回った時、自分の能力に疑問を持ち始めました。

しかし、この経験が自己改善への契機となりました。

まず、より効果的な板書の取り方を研究し、理解が不十分な部分は積極的に学校や塾で質問しました。

また、予習してから授業に臨むことで、余裕を持って授業を聞くことを心がけました。

このプロセスを通じて、自分の弱点を克服し、最終的には成績を大幅に向上させることができました。

今後、貴社でもこの学びを活かし、他者との比較に囚われることなく、自己のスキルアップと貢献に注力していきたいと考えています。

趣味

私の趣味はマラソンですが、最初にフルマラソンに挑戦した際には、大きな壁に直面しました。

特に長距離の走行で体力的な限界を感じ、度々挫折感に襲われました。

レース当日には30キロメートル地点で壁にぶつかり、棄権も考えました。

この経験から学んだのは、逆境に直面した時こそが自己成長のチャンスであるということでした。

私はトレーニング方法を見直し、筋力トレーニングにも取り組みました。

また、目標達成に向けての精神力の鍛え方についても学びました。

その結果、次のマラソンでは自己ベストを更新することができました。

この経験は、今後の職業生活においても大きな財産になると考えています。

困難な課題に直面した際には挑戦し続けること、そして苦境を乗り越えるための柔軟な思考とアプローチが必要であることを、このマラソン経験を通して学びました。

【「辛かったこと」面接でどう答える?】就活エージェントに相談する

就活で不安なことがあるならば、就職エージェントに相談することがおすすめです。

確かに就活を終えた仲の良い先輩などに聞いても良いかもしれませんが、就活のプロに聞くことこそ、最も手っ取り早い方法です。

特に、ジョブコミットの場合は完全に無料で利用できるので、就活の時期、アルバイトをする時間がない方でも気軽に利用できます。

面接対策はもちろんのこと、志望動機は自己PR、ガクチカなどESの作成も徹底的にサポートしてくれます。

プロに相談することで質の高いものが作成できるのは当然のことながら、スムーズに就活を進めることができ、余った時間でより自己分析を行ったり、アルバイトを行ったり、別のことにも取り組めることでしょう。

まとめ

面接で辛かったことを聞かれた際は、チャンスだと思って下さい。

あなたの過去の経験を活かし、企業の採用担当者に大きなアピールができる機会であるためです。

しかし、回答する時のエピソードの選び方や伝え方を間違ってしまうと、そのチャンスを逃すだけでなく、逆にピンチに繋がってしまいます。

最後の回答例を参考にしながら、あなたの経験から辛かったことを見つけて、それをどう乗り越えたのか、それから何を学んだのかをきちんと述べるようにしましょう。

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