例文15選|ガクチカが書けない!エピソードの見つけ方や書き方を徹底解説!

例文15選|ガクチカが書けない!エピソードの見つけ方や書き方を徹底解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・ガクチカとは何か
・ガクチカはどう見つけるのか
・ガクチカの構成・書き方・注意点

この記事をおすすめしたい人

・ガクチカを書き始める人
・ガクチカが無くて困っている人
・ガクチカの書き方を知りたい人
・好印象を得るガクチカを作成したい人

就職活動を行っていくうえで避けては通れない「ガクチカ」

ほとんどの企業が面接やエントリーシートでガクチカを求めてきます。

多くの企業がガクチカを求めるということは、それほど「ガクチカ」が採用を決めるうえで重要な項目であるということです。

希望する企業の内定を勝ち取るためには、企業へ「この学生を採用したい」と思わせるようなガクチカを作成する必要があります。

ガクチカへ取り掛かっている学生、またこれから取り掛かろうとしている学生の中には、「ガクチカが思いつかない」「ガクチカが書けない」と悩んでいる学生もいるでしょう。

ここではガクチカが書けない人へ、人事の評価基準やガクチカ作成のフレームワークについて紹介します。

ガクチカで行き詰まっている学生はぜひ参考にしてみてください。

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【ガクチカが書けない】ガクチカとは

では、そもそもガクチカとは何かについて説明します。

ガクチカとは、「学生時代に頑張ったこと」の略称です。

ガクチカを作成する材料として多く用いられるものが、学業やゼミ、サークル活動やアルバイトなどです。

そのほかにも、留学経験やインターンシップをガクチカのテーマにする学生もいますし、自分の趣味をテーマにする学生もいたりと、ガクチカのテーマは多岐にわたります。

ガクチカと混同してしまわれがちなのが「自己PR」です。

自己PRは自分の良い点をアピールすることです。

そのため、自分の強みに焦点を当てることが求められるため、自分のスキルや長所を企業へ伝えることが必要となってきます。

ガクチカは、エピソードを通して自分の考え方や行動原理を伝えることで、自己PRは自分の強みを伝え企業で活躍する存在であると伝えることです。

ガクチカと自己PRの違いを理解してそれぞれの目的に合ったアピールをしましょう。

ガクチカと自己PRの違い

就職活動における頻出質問のうちに、自己PRがあります。

自己PRとガクチカは、確かに何が違うのかわかりにくい部分があります。

ガクチカは力を入れた経験を述べ、その際に得た能力を述べ、自己PRは自分の長所・強みを経験を付随させて述べます。

例えば、サークル活動においてリーダーとしてコミュニケーション能力を発揮した経験を述べるのは自己PR、ガクチカではサークル活動において困難だったことに対してどう向き合い、何を学んだのかを述べます。

【ガクチカが書けない】ガクチカが書けない理由

ガクチカが書けない理由はさまざまなことが挙げられますが、具体的には次のような理由が主に挙げられます。

ガクチカが書けない理由

①ガクチカが分からない
②特別なエピソードを重視し過ぎている
③自分のアピールポイントを知らない
④伝えたいことを文章化できない
⑤ガクチカの構成が分からない
⑥業界研究が浅い

ガクチカの書き方に悩んでいる人は、上記のことについて身に覚えがある人は多いのではないでしょうか。

エピソードが思い浮かばない、どんなアピールをすれば良いかわからない、ガクチカを書くときの流れがわからない…と悩んだときは、まずガクチカが書けない理由を掘り下げたうえで適切な対策を考えましょう。

では、ガクチカが思うように書けない理由についてそれぞれ詳しく解説していきます。

①ガクチカが分からない

「ガクチカ」という言葉は就職活動でよく耳にしますが、その意味や目的を正しく理解できていない就活生も多いのではないでしょうか。

ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」の略称であり、エントリーシートや面接で頻出する質問の一つです。

この質問の背景には、学生時代に何を考え、どのように行動し、何を学んだのかを知ることで、応募者の価値観やスキル、適性を評価するという企業の意図があります。

ガクチカが分からない理由の多くは、「特別な経験が必要だと思っている」ことにあります。

しかし、企業が求めているのは大きな成果や目立つ経験ではなく、日常的な取り組みを通じての成長や学びです。

重要なのは、なぜそれに取り組んだのか、どのように努力したのか、そしてそこから何を学び、どのように成長したのかを具体的に伝えることです。

②特別なエピソードを重視し過ぎている

ガクチカがなかなかうまく書けないときは、必要以上にエピソードの内容を重視しすぎている可能性があります。

「エピソードとして面白くない」「良い成果につながったエピソードでない」などのことを気にしてしまい、ガクチカが書けなくなってしまう人は多いです。

基本的にガクチカでは具体的なエピソードが必要になりますが、ガクチカで重視されるのは工夫したポイントや努力の過程です。

そこからあなたの人となりや価値観をチェックし、採用担当者は自社に対するマッチ度や適性、活躍の可能性を測っていきます。

したがってガクチカでは、必ずしも成果につながったエピソードや個性的な内容のエピソードである必要はありません。

エピソードを重視しすぎず、自分自身の価値観や努力の過程をアピールできるかどうかをまず重視していきましょう。

うまくアピールにつながっているのであれば、結果として良い成果につながらなかった場合でも問題はありません。

③自分のアピールポイントを知らない

自分のアピールポイントがわかっていない

ガクチカがうまく書けない理由には、自分のアピールポイントがわかっていないことも関係しているといえます。

アピールポイントがわからなければ、そもそもアピールのしようがないため、ガクチカとしてインパクトに欠ける内容になってしまいます。

ただエピソードの内容を紹介する文章になってしまうこともあるでしょう。

たとえばガクチカとして勉強を取り上げるときは、ただ単純に勉強を頑張ったことだけをアピールしても意味はありません。

勉強がガクチカなら、例として繰り返し問題を解く継続力、勉強がはかどるようにする自己管理能力などがアピール要素として挙げられます。

④伝えたいことを文章化できない

ガクチカがうまく書けない理由の1つに、自分が伝えたいことを文章化するのが難しいという点が挙げられます。

エントリーシートではほとんどの場合、文字数が指定されるので、指定された文字数に収めることが求められる中で、自分のアピールポイントをまとめることができず、内容が薄くなってしまうことがあります。

これは多くの場合、ガクチカを書く際に何を伝えるべきかが明確でないことが原因です。

また、伝えたい内容が複数あったり、エピソードの選定が適切でなかったりすると、全体の文章構成がまとまらず、説得力を欠けた文章になることもあります。

そこで、まず自分の経験を整理し、伝えたいポイントを明確にすることが重要です。

例えば「ガクチカを通じてどんな強みをアピールしたいのか」「採用担当者にどんな印象を持ってほしいのか」を具体化することで、文章全体の軸を作ることができます。

⑤ガクチカの構成が分からない

ガクチカの書き方がわかっていないことも、ガクチカが書けない大きな原因の一つです。

ガクチカを作成するときは、基本的に正しい構成・流れで文章を組み立てていくことが重要になります。

ダラダラと書くと内容にまとまりがなくなってしまうため、結果として何が言いたいのかわからなくなります。

当然ながら、何に力を入れてきたのかも、採用担当者には伝わらないでしょう。

ガクチカをわかりやすく書くための構成・フレームワークについての詳細は後述しますが、逆に書き方を理解していれば、仮に素晴らしいエピソードでなくても魅力的に伝わる可能性はあります。

ガクチカが書けないときは正しい書き方について理解を深め、文章としての完成度・わかりやすさを高めましょう。

なお、そもそも書き方がわからない理由については、採用担当者に刺さりやすい内容がわかっていないことも挙げられるでしょう。

採用担当者に刺さる内容にガクチカを仕上げるためには、企業研究で、企業のニーズをより詳しく理解することが大切です。

⑥業界研究が浅い

ガクチカがうまく書けない理由として、業界に対する理解が浅く、企業が何を求めているのかがわからないことも挙げられます。

特に就活を始めたばかりの段階では志望する業界や企業の特徴、求められる人材像についての理解が不十分なため、自分がアピールすべき内容が曖昧になりがちです。

これにより魅力的なガクチカを書けず、内容がありきたりで他の応募者との差別化が難しいものになってしまうのです。

業界理解が浅いと、ガクチカにおけるエピソードの選定やアピールポイントの方向性が企業の期待とズレてしまうことがあります。

例えば、営業職を志望している場合、求められるのは時間厳守やチームワーク、顧客対応能力といった特性ですが、これを理解していないと、的外れなエピソードやスキルを強調してしまう可能性があります。

企業研究をしっかりと行った上でガクチカを書き始めることを推奨します。

企業研究を詳しく!

企業研究は、その企業について事業内容や理念、方針、求める人物像などに主に焦点を当てたうえで、理解を深めることを指します。

就活準備の際は、企業研究を行うことで、企業が自社の従業員として求める人物像をつかむことができます。

求める人物像をつかむための企業研究は、主に企業の公式ホームページやSNSなどを確認したうえでリサーチを重ねると良いでしょう。

応募先企業がどのような点を重視して組織を作り上げているのかがわかるはずです。

その結果企業のニーズがわかれば、採用担当者にとって好印象になるガクチカが作成できるでしょう。

【ガクチカが書けない】企業が見ているガクチカの評価基準とは

ガクチカが何なのかわかりましたが、では企業はガクチカをどのような基準で評価しているのでしょうか。

企業の評価基準を意識せず、自己満足でガクチカを作成してしまうと「結局この学生は何が言いたいのだろう」「この学生の人間性や内面が理解できない」と思われてしまいかねません。

せっかく良いエピソードを持っていても、評価基準を理解しないまま書いてしまうと印象の薄いガクチカになってしまいます。

逆に平凡なエピソードでも、評価基準に沿ったエピソードを書くことができれば、企業受けの良いガクチカを作成することが可能です。

学生のモチベーション・人柄・価値観

企業はガクチカを聞き出すことで、その学生のモチベーションの源泉を把握しようとします。

モチベーションの源泉とは、「モチベーションを感じるきっかけは何か」ということです。

企業はそれを把握することで、この学生が当社の環境でモチベーションを持って仕事へ取り組み、力を発揮できる存在であるかどうか判断します。

モチベーションにはさまざまありますが、希望する企業の職種や企業理念と合っていないと良い印象を与えることはできません。

たとえば、システム開発系の職種へ就職を希望していた場合、面接で「接客業のアルバイトで、お客様からの感謝の言葉が、忙しいアルバイトを続けるうえでモチベーションの源泉となった」と伝えたとします。

この場合だと、システム開発の仕事はお客様や営業先と関わる機会は少ないため、この会社には適していない、と判断されてしまう可能性があります。

自分のモチベーションの源泉を深掘りし、それが希望する企業とマッチしているかを検討することが大切です。

学生時代に学んだことや気付いたことのポイントが伝わるか

ガクチカにより、学生時代に学んだことや気付いたことのポイントが伝わるか、という点も重要な評価基準の一つです。

企業がなぜその点を評価するのかというと、学生の気付きや学びから、その学生の価値観や考え方を知り、今後企業で成長し、活躍する存在かどうかを見極めるためです。

そのため、実績を華々しくアピールすることや、エピソードをたくさん伝えることなどに重点を置いてしまい、ガクチカから得た気付きや学びをないがしろにしないよう注意しましょう。

自分のガクチカに学びや気付きを盛り込む際は、組織として学んだことを書くようにすることが大切です。

会社というものは組織で動きます。

そのため、「コミュニケーション」や「協調性」などのような組織としての学びや気付きを盛り込み、組織で活躍できる存在であることを伝えるようにしましょう。

どのくらい努力したのか書いてあるか

企業がガクチカのなかから評価するポイントとして、課題や目標に対する努力の程度も重要な評価基準になります。

学生時代に打ち込んだことや、そのなかで得た役割に対してどのくらい努力したのか、努力の程度が具体的に伝わるように書くことが大切です。

学生時代にどのような目標・課題に対してどのくらい努力したか、成功や目標達成までの過程を知るエピソードは、目標に向かって問題解決をできる人材であるかどうかを見極める重要な判断材料となります。

問題解決に向けて努力をしてきた人材は、入社後に困難なことがあっても努力できる人材であると判断できるのです。

また、物事に取り組む意欲、コミュニケーション能力などを確認することで、自社が求める人物像にマッチするか、入社後に自社で活躍してくれる人材かの判断につながるため、学生にとって良いアピール項目です。

ベンチャーは成長のポテンシャルを示すことが大事

会社に入ってからは、さまざまな目標や困難に取り組まなければなりません。

さまざまな目標や困難にであったとき、その人が意欲的に取り組めるか、課題に対してどのように向き合い・解決するか、その課題解決によってどれだけ成長できるかが重要です。

努力してきた人材、努力ができる人材は、成長のポテンシャルが高いといえます。

成長意欲も大切ですが、学生時代に取り組んだことに対してどれだけ努力し、成長してきたかという証拠を示すことが大切です。

実際に「頑張ったこと」「得た課題や目標」「どう取り組んだか」「成果」を示すことにより、努力をしてきた実績をアピールできます。

さらに、努力できる人材であること、成長のポテンシャルもアピールすることが可能です。

企業が求める人材に合っているか

企業がガクチカにおいて特に重視するのは、その内容が企業が求める人材像に合致しているかどうかです。

ガクチカを通じて学生がどのような行動原理を持ち、物事にどのように取り組んできたのかを知ることで、社風や業務スタイルとマッチするかを判断しています。

例えば、チームワークを重視する企業であれば、チームの目標達成に向けてリーダーシップや調整力を発揮したエピソードが高く評価されるでしょう。

また、個人の専門性や成果を重視する企業では学生が個人として努力を積み重ね、具体的な成果を上げた経験が求められる可能性が高いです。

このように、企業の評価基準はそれぞれの企業文化や業務内容に基づいて異なるのです。

【ガクチカが書けない】ガクチカが書けないときの対処法

続いて、ガクチカがなかなか書けない時の対処法についても紹介します。

以下の対策に入念に取り組むことができれば、質の高いガクチカが自然と書けるようになるでしょう。

可能であれば全ての対策に取り組んでみてください。

自己分析・他己分析を行う

ガクチカが書けないときは、自分自身への理解が不足している可能性があり、そのせいでアピールポイントがわかっていないことが考えられるでしょう。

そのためまずは自己分析で、自分のことを明確に把握することが必要不可欠になります。

自己分析とは、就活において自分自身について理解を深め、方向性を決めるときなどに役立てていく重要なプロセスです。

自己分析のやり方には主にマインドマップやモチベーショングラフ、自分史があり、いずれも自分自身を知るためには大きく役立ちます。

すでに自己分析を行っている人は、深度を高めて再び分析を実践してみましょう。

ガクチカを作成するにあたって自己分析を行い、自分自身の長所や強み、自信のあることなどを理解すれば、ガクチカの中でアピールできることも見えてくるはずです。

ガクチカが書けないときは、自分のことを自分でもうまく理解できていない可能性があるため、対策として他己分析をするのもおすすめです。

他己分析とは、自分について理解を深めるにあたって自分で分析を行うのではなく、他人に分析してもらうことを指します。

他己分析では、あらかじめ質問したいことを整理しておき、「私ってどんな性格?」「私を一言でいうと?」「私の長所は何だと思う?」などといった質問を投げかけることで行います、相手は友人や家族などが望ましいでしょう。

他己分析を実践すれば、自分では意外に思える長所や強みが見えてくるため、アピールポイントを知るうえでは大きく役立ちます。

就活本や就活サイトを参考にする

ガクチカが書けない場合、就活本や就活サイトを活用して情報収集を行うのも良いでしょう。

ガクチカに関する具体的な構成例やアドバイスが多く掲載されており、自分の経験をどのように文章化すればよいかのヒントを得られます。

特に、どのような形式が採用担当者に伝わりやすいか、分かりやすい表現方法や構成の作り方について具体的な指針が記載されているため、自分の考えを整理するのに役立ちます。

また、サイトや本には実際の成功例が豊富に掲載されており、それを参考にすることで、自分の経験をどのように強調すればよいのかの具体的なイメージがつかめるでしょう。

また、就活サイトには企業ごとの求める人材像や選考のポイントが掲載されている場合もあり、それに合わせてガクチカを調整することも可能です。

先輩の就活体験を参考にする

先輩の就活体験を参考にすることもおすすめです。

先輩は実際に選考を通過し、就職活動を成功させた人であるため、実践的なアドバイスを得られる貴重な存在です。

特に、同じ大学や学部、似たような活動経験を持つ先輩であれば、自分の状況に合った具体的なアドバイスをもらえることでしょう。

この際、どのようなエピソードを選んだのか、そのエピソードをどのように構成し、何を伝えようとしたのかを詳しく聞くことがポイントです。

また、先輩が苦労した点や、選考で評価されたポイントを教えてもらうことで、自分が何に注意すれば良いのかも明確になります。

そして、先輩との対話を通じて、自分では気づかなかった強みやアピールポイントに気づけることもあります。

最近では就活体験談をWebサイトや動画形式で公開しているケースも多く、これを活用するのも有効です。

具体的な成功例や失敗例を知ることで、自分の状況と比較し、改善点を明確にできます。

身近な人に聞いてみる

自分では些細だと思っていることでも、他人から見ると意外と「力を入れていたこと」として評価される場合があります。

友人や家族、大学のゼミの仲間など、あなたの行動をよく知っている人に「自分が頑張っていたことは何だと思う?」と聞いてみましょう。

他人の視点を取り入れることで、自分では気づけなかった強みや特徴が見えてくるはずです。

また、自分が意識していない行動や習慣が、思わぬガクチカの材料になることもあります。

日常の習慣を振り返る

ガクチカを書くときに必ずしも大きな出来事を選ぶ必要はありません。

日々の小さな積み重ねこそが、あなたの人間性を形作る重要な要素です。

例えば、アルバイトを長期間続けていること、趣味に没頭していること、ゼミや授業の準備を欠かさず行っていることなど、普段当たり前にやっていることを思い返してください。

そして、その中で工夫した点や苦労した点を深掘りしてみましょう。

そこから「努力の継続力」や「問題解決力」といったアピールポイントを見つけることができます。

就活エージェントに相談する

就活エージェントを利用することは最も抜本的でおすすめな対策であると言えます。

これは弊社が就活エージェントを運営しているから誘導するために言っているのではなく、むしろ他のエージェント様を利用することになったとしても「良い選択です」自信を持って言えるからです。

就活エージェントはプロに無料で相談できるというお得すぎるサービスです。

また、ガクチカだけでなく志望動機や自己PRなど、企業に提出するESは全て添削してくれ、面接対策までしてくれます。

ガクチカがなかなか浮かばない場合は一緒に考えてくれることもあるでしょう。

このように、有料級のサービスを無料で利用できるところが多いため、弊社を含め、いくつか登録してみて相談することを推奨します。

ガクチカに使える活動を始める

どうしてもガクチカが書けない、書けるエピソードがない場合には新たに活動を始めることも選択肢の1つです。

特に、就活に役立つ経験として、長期インターンシップやボランティア活動、ゼミや研究活動といった取り組みをスタートするのは非常に有効です。

実際の経験を積むことで、ガクチカに記載できる内容を生み出せるだけでなく、自分自身の成長にもつながります。

例えば、長期インターンシップでは実際の業務に携わり、企業が求めるスキルや態度を直接学ぶことができます。

インターンシップを通じて、チームでのプロジェクトを経験したり、課題解決に取り組んだりすることで、ガクチカに使える具体的なエピソードが得られるでしょう。

【ガクチカが書けない】ガクチカのおすすめエピソード

企業がガクチカで重視するのは、成果の大きさよりも取り組んだ過程での学びです。

そのため、学生時代の些細な事柄でも取り組みを文字に書き起こすことから始めましょう。

このとき成功した内容である必要はなく、困難な状況を乗り越えたり失敗を経験などから学びを得られたことであれば問題ありません。

思い出すことでガクチカになる取り組みを整理できます。

学業・研究

学業や研究室、ゼミでの取り組みは学生の本分であり、それ自体がガクチカになり得ます。

ただ、興味関心を持ち主体的に学び続けた行動であることが重要です。

学業が仕事に直接生かせる知識やスキルであれば、さらに企業の好印象につながるでしょう。

例えば、エンジニアなど技術職の採用では、理系学部であることやプログラミングスキルのような専門的な知識は強みとして評価されます。

また、研究室やゼミでの経験は、研究の進め方や発表の方法を提案したり、研究が仮説通りに進まず困難な状況に陥ったなどもガクチカになります。

これらの経験は、問題解決力やチームでの協働、効果的なコミュニケーションなどのスキルを育む機会となります。

ゼミ活動

ゼミ活動もガクチカとして相応しいエピソードと言えるでしょう。

ゼミ活動は、専門分野への理解を深めるだけでなく、チームでの協力やディスカッションを通じて、協調性やコミュニケーション力を培う場でもあります。

ゼミでのグループワークや発表経験、テーマに対する探求心をアピールすれば、自分の主体性や思考力を伝えることが可能です。

部活動・サークル活動

部活動やサークル活動は、ガクチカに適しています。

これらの活動は、目標を設定し日々の練習やチームビルディングを通じて目標達成を目指す過程を伝えやすいためです。

大会や試合で優秀な成績を収めた実績ばかりが評価されると考える学生は多いですが、企業は結果だけではなくその過程を大切にしています。

そのため、練習メニューの見直しや選手間の関係性改善などでも日常的な取り組みでも価値あるエピソードになります。

これらのエピソードから、問題解決能力やリーダーシップ、協調性があることを企業にアピールできます。

特に、協調性は、入社後は多くの人とコミュニケーションを取りながら仕事をしていくため評価されるポイントです。

アルバイト経験

アルバイト経験もガクチカに適しています。

実際の職場環境で仕事経験を積むことは、社会人として必要なスキルの基盤を築く絶好の機会となるからです。

例えば接客経験は、コミュニケーション力の向上や礼儀正しい言葉遣いなど基本的なビジネスマナーが身につきます。

また、お客様の満足を第一に考え、一貫して質の高いサービスを提供することで責任感や忍耐力を強化できます。

さらに、決められた期日までに効率的にタスクを進めることや予期せぬ問題に直面した際の対応を通じて、計画性と問題解決能力が鍛えられます。

ただ、アルバイト経験をガクチカにする学生は多いため、具体的な内容でオリジナリティを出すことが大切です。

趣味

趣味もガクチカとして使えます。

趣味には他の人よりも時間や労力をかけられるこだわりのポイントや、こだわり続けるモチベーションの源があるからです。

企業はどのようなことでモチベーションを維持できるのかをガクチカから知りたいと思っています。

スポーツや旅行、音楽、読書、舞台鑑賞など、趣味の種類は評価に直接影響しないです。

ただし、ギャンブルやクラブのように一般的にマイナスイメージが強い物は避けましょう。

比較的珍しい趣味であったり本格的に没頭した趣味であったりすると、採用担当者の印象を与えられます。

このように採用担当者の印象に残り興味関心を引くことで、面接などで話題を広げられ価値観や人柄をアピールできます。

資格

資格を取得したことも、ガクチカのエピソードとして活用することができます。

資格を取得するまでの過程に注目し、自分の弱点や課題に対してどうクリアしていったのかを述べることで、課題解決能力をアピールすることができます。

またなぜその資格にチャレンジしたのかという部分も企業側は知りたがるため、取り組み始めたきっかけや理由を明確にしておくことが重要です。

イベントの幹事

小規模であっても、なにかイベントを主催者として企画から開催まで携わった経験はガクチカとして使えます。

例えば、同窓会の幹事やサークル活動での合宿など、複数の人数に対して呼びかけをし、中心となってイベントを作り上げた経験はガクチカになり、アピールできる要素が多く含まれています。

コミュニケーション能力や統制力、企画力などの強みをアピールしつつ、エピソードを話しましょう。

【ガクチカが書けない】ガクチカの構成を確認しよう

ガクチカを伝える際のコツや注意点の前に、基本的な構成を見直しときましょう。

どんなテーマのガクチカであっても、以下で紹介する構成はガクチカ全般で使うべき構成要素となります。

面接は論理的に話すことが求められるため、伝わりやすい順序で回答を構成し、伝えることが重要です。

ガクチカの構成についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしましょう。

結論

まずは、結論から述べましょう。
どんな質問に対しても、「結論ファースト」は必須となります。
ガクチカを述べる際は、どのような物事に力を入れたのかを頭に持ってきましょう。

きっかけ・動機

次になぜそのことに取り組むことになったのか、取り組もうと思ったのか、そのきっかけや動機を伝えます。
「ただ何となく」と伝えるのではなく、明確な目標や理想をもとに取り組み始めたと伝えるようにしましょう。
そうすることで、なにかに取り組み始めるときにどのような考えを持つのかという部分を伝えることができ、相手も就活生の人柄をつかむことができます。

ぶつかった障壁・課題

次に取り組む中で、何が大変だったのか、ぶつかった障壁や課題を述べます。
困難に対してどのように取り組むのかという部分もガクチカを通して見ているため、どのような課題が出てきたのか、何に苦労したのかを伝えましょう。

障壁・課題に対しての取り組み

そしてその次に障壁や課題をどのように乗り越えていったのかを述べます。
困難に対して具体的にどのような考えを持ち、どのように行動をしていったのかを伝えることで、その取り組みを今後活かせるかどうかの再現性にもつながります。
また障壁・課題に対する取り組みを述べる際、今一度その取り組みが適しているのかどうかを確認しましょう。
当時の心境やそのように取り組んだ理由も、聞かれた際に答えられるように準備しておくことをお勧めします。

結論・学び・今後への活かし方

取り組みの結果を最後に述べましょう。
障壁・課題を乗り越えられたのか、またそれだけでなくそこから何を学んだのかまで述べられると好印象につながります。
入社後への活かし方を述べて締めくくるとまとまりがよく、再現性へのアピールにもつながります。

【ガクチカが書けない】ガクチカを書く際の注意点

書き出した経験、または周囲の人に聞き取ったエピソードから、今回の就職活動先にアピールできる経験を探しましょう。

企業によって、採用担当者が見極めたいポイントは異なります。

そのため、ガクチカの内容は応募企業によって、企業側がどんな人物像を求めているかをリサーチし、そのポイントに合わせて内容を作成します。

嘘は書かない

学生時代に力を入れたことについて説明する際は嘘は絶対に書かないようにしましょう。

面接の際に深掘りされた時にすぐにバレてしまう可能性が高いからです。

面接官は就活生の回答の一貫性や具体性をチェックしており、さらにこれまで何人もの就活生を相手にしてきています。

つまり、嘘をついて曖昧になっている回答を察知した場合、すぐに嘘をついていると察し、不信感を抱く可能性があるのです。

そこで嘘をついて話を壮大にしようと思うかもしれませんが、本当に力を入れた経験を元に具体的なエピソードを書くようにしましょう。

ガクチカにおいて重要なことは、全国大会優勝や英検1級など圧倒的な成果を残したことではなく、どのように課題に取り組み、どのように努力をしたのかです。

したがって、嘘をついてまでスケールの大きな話をする必要はないのです。

専門用語を使わない

専門用語を使わないというのもガクチカを作成する際に注意が必要な点の1つであるといえます。

基本的に、面接官はあなたがこれまで取り組んできた内容に関しての理解が全くないと思っておいた方が良いです。

専門用語ばかり使ってしまうと何を言っているのか理解されず、あなたの魅力が十分に伝わらない可能性があります。

そして、何より「一般の人には理解されない専門用語を使っている」という事実が最も印象を悪くしてしまう原因です。

普通の人はその用語を知らないと客観的に見れない人物であるとみなされてしまいます。

たとえ面接官がその専門用語を理解できていたとしても、マイナスな印象を与える可能性は高いでしょう。

したがって、誰が読んでも理解できるような書き方をすることが大切です。

抽象的な内容を避ける

抽象的な内容を避けるのもガクチカのエピソードを書く際に重要なポイントです。

抽象的に書いてしまっては信憑性に欠けるだけでなく、そのエピソードを相手が想像しにくくなってしまいます。

そこで、数字や具体的な事例を用いて分かりやすく説明するようにしましょう。

例えば、取り組みの過程を詳細に記述し、どのような状況でどのように行動し、どのような結果を得たのかについて明確にすることが大切です。

「プロジェクトを成功させるためにチームを組織し、売上を20%向上させた」などの具体的な成果を述べることで、よりあなたの将来的な貢献度や能力を正確に評価できます。

「自分に関する前提知識がない人が読んでも、100%内容を理解できるか」という前提で完成したガクチカを読み直してみましょう。

【ガクチカが書けない】ガクチカの例文15選

ガクチカが書けないときは、書けない原因を理解したうえで書くコツ・効果的な構成を整理し、最終的に例文を参考にすると良いでしょう。

例文をそのまま使うのはNGですが、参考材料として文章の流れ、わかりやすい表現を学べば、魅力的なガクチカが作成できるはずです。

テーマ別の例文12選

ここからは、「ガクチカが書けない」と悩んでいる人に向けて、テーマ別にガクチカの例文をいくつかピックアップしていきます。

いずれも多くの大学生に関わりのあるテーマのため、ガクチカの例文としては参考にしやすいでしょう。

自分自身に近いガクチカの例文をチェックしたうえで、オリジナルのガクチカを作成してみてください。

①飲食店のガクチカ

私が学生時代に力を入れたことはアルバイト先の飲食店の売上を伸ばすことです。

当時、店舗の売り上げが伸び悩んでおり、常連客が減少しており、改善策を提案し、状況を打開しようと思いました。常連客の減少はメニューの少なさによるものと考え、季節限定メニューを提案し、SNSを活用した情報発信にも取り組み、ターゲットとなる層へのアプローチを強化しました。また、顧客アンケートを通じて好みやニーズを収集し、データを基にメニューの改善やサービスの向上を図った結果、1か月後には売り上げが前年比の20%増加し、常連客数も回復しました。

この経験を通じて、顧客ニーズに基づいた課題解決の重要性を学びました。貴社においても、顧客視点を重視しつつ、創意工夫を活かした企画提案で貢献したいと考えています。

②サークルのガクチカ

私は学生時代に、ボランティアサークルでメンバー同士協力し合うことに力を注いできました。

ボランティアサークルでは地域のゴミ拾いを定期的に行っているのですが、始めた当初は、一人ひとりができる場所で適当にゴミを拾うのみでした。しかし特に河原は汚れがひどかったため、無計画にゴミを拾うのみでは、効率的に河原をきれいにすることはできませんでした。私はそのとき、それぞれが個人プレーになっていることが問題だと考え、ゴミ拾いをするチーム・まとめたゴミを片付けるチームに分かれて作業効率を上げることを提案しました。
さらにゴミ拾いチームは、お互いに声を掛け合い、ゴミ拾いが終わってきれいになったエリアを報告し合うようにしました。この提案により、ゴミ拾いの効率は格段にアップし、それまでは1日がかりの作業だったゴミ拾いも、半日ほどで終わるようになりました。

私はこの経験から、チームで効率良く協力することの大切さを学びました。御社に入社した際も、チームでの連携を大事にし、業務効率を高めたうえで一つひとつの仕事をスムーズにこなしていきたいと考えています。

③部活動(運動部)のガクチカ

私は学生生活の中で、バスケットボール部の活動を一度も休まないことに力を入れてきました。

私はレギュラーに選ばれている部員と比べると、あまりバスケットボールはそこまで上手ではなく、まずは休まず練習に参加することが上達につながると考えたためです。しかし大学生になってからはアルバイトもしており、さらにいえば課題の多い授業もたくさんあったため、休まず部活に参加するということは想像以上に大変でした。
そこで私はとにかく自己管理能力を鍛えることが大事だと思い、細かく1日のスケジュールを立てることで、自分自身の管理を始めました。その結果、授業・課題・部活・アルバイトはどれも計画的にこなすことができ、部活を休むことはありませんでした。自己管理能力は、大変な目標をクリアするために非常に大事なスキルであると、今回の経験を通じて私は実感しました。

御社に入社後も、自己管理能力を発揮し、複数のタスクを抱えている状態でも効率良くタスクをこなしていきたいと思っております。

④ゼミ活動のガクチカ

私は大学生活の中でゼミ活動に力を注いでおり、特にプレゼンスキルを高めることに集中してきました。

もともと私はプレゼンに苦手意識があり、社会人になる前に苦手を克服しておきたいと考えたためです。ゼミ活動では、教授の方針により、プレゼンを頻繁に行う機会があったのですが、最初はわかりやすく伝える説明スキルが不足しており、恥ずかしい思いをしたことも多々ありました。私はプレゼンスキルを高めるためには何がいけないのか原因を把握する必要があると考え、教授やゼミのメンバーに私のプレゼンについて客観的な評価を求めました。その結果、早口で自信なさそうに説明してしまうこと、事例を用いた説明が足りないことが主な原因になっていることがわかりました。そこで私はプレゼンのやり方を改良し、話し方については反復練習を行ったうえで改善を図りました。結果、教授からは「前とは別人に思えるほどプレゼンがうまくなった」と高評価をいただきました。

この経験により私は冷静に問題と向き合い、原因を整理したうえで解決に導くことの大事さに気づきました。御社に入社後も、問題解決能力を高めながら、社内で抱える問題の解決に貢献していきたいです。

⑤学業のガクチカ

私は大学生活の中で、英語の勉強に力を入れてきました。

将来は語学力を活かして働きたいという思いから、時間がある大学生のうちに、語学力を高めておきたいと考えたためです。しかし私はこれまで、大学受験やテストに追い込まれるような勉強方法を取ってきたため、追い込まれていない状況でモチベーションを保つことは想定以上に難しく感じました。そこで私は何らかのかたちでモチベーションを管理することが必要だと考え、TOEIC600点以上を目標に掲げたうえで、勉強の進捗を報告するブログを立ち上げました。ブログには読者がついてくれたため、人目があることで私の英語の勉強には緊張感が加わり、モチベーションを長期的に保つことができました。その結果、毎日欠かさず勉強を続けることも実現し、TOEICのスコアも600点を超えました。

私はこの経験を通じて、自分自身でモチベーションを管理して動くことの大切さを知りました。御社に入社した際も、仕事をするモチベーションを高く保つにはどうすれば良いのか自分と向き合ってしっかりと考察し、常に高いモチベーションで会社に貢献したいと考えています。

⑥留学経験のガクチカ

私が学生生活で力を入れたことは、フランスへの留学中に、フランス語力を日常会話レベルまで引き上げることです。

フランス語は1年生の頃から学んできているのですが、大学の国際交流イベントでフランス人と会話した際に、ほとんど喋れなかったことに自分自身でショックを受けたためです。そのため私は半年間のフランス留学を決意し、フランス語の会話レベルを一気に引き上げようと目標を持ちました。しかし留学は大変なこと続きで、はじめのうちは話せないせいで授業にもまったくついていけず、これまで何を学んできたのだろう…と落ち込むことが多かったです。そこで私は、「ここまで話せなかったら、逆にもう何も恐れることはない」と自分に言い聞かせ、とにかく物怖じせずに度胸を持って会話を続けることを実践しました。結果、徐々に私は周りのクラスメイトの会話が理解できるようになり、意思疎通もある程度可能になりました。最終的には度胸もつき、とにかく話す大切さを実感したため、留学を終える頃にはたくさん話した影響で、難しい会話を抜きにすればある程度の日常会話は可能になったのです。

この経験により、私は失敗を恐れずに度胸を持って行動することの大切さを学びました。社会人になっても失敗するかもしれない場面はたくさん出てくるはずなので、入社後も、失敗を恐れずにチャレンジする精神は大切にしていきたいです。

⑦委員会活動のガクチカ

私が学生時代に力を入れたことは大学の委員会活動でイベントの参加率を向上させることです。

前年度のイベント参加率が低迷しており、学生間の交流の機会が減少していたことに危機感を抱いたからです。過去の参加者アンケートを分析し、イベント内容や告知方法の改善点を洗い出し、その結果、事前の告知が不十分だったことが課題とわかりました。そこでSNSを活用した視覚的に魅力的な告知デザインを作成し、学生の興味を惹く新たなテーマを導入し、参加率は前年から40%増加しました。

この経験を通じて、課題の原因を分析し、それに基づいて行動計画を立案・実行する力を養うことができました。
貴社ではこの経験で培った分析力と行動力を活かし、プロジェクトや業務改善の分野で貢献したいと考えています。

⑧資格取得のガクチカ

私が学生時代に力を入れたことはFP2級と英検準1級の資格取得です。

FP2級では資産運用や保険、税金など日常生活に密接に関係する知識を体系的に学び、実務に役立つスキルを習得したく英検準1級についてはグローバルな視点を持ち、多様な環境で活躍できる英語力を磨くために挑戦しました。日々のスケジュールを細かく管理して学習時間を確保し、過去問を徹底的に解き、知識を深めることで、両方とも半年で合格できました。

これらの経験を通じて、計画を立てて目標に向かう力や、自分の弱点を見極めて改善する力を養うことができました。
貴社ではFP2級で学んだ金融知識を活かし、データ分析や提案活動で精度を高めることができると考えています。また、英語力を用いて海外展開やグローバルな業務にも携わる所存です。

⑨ボランティア活動のガクチカ

私が学生時代に力を入れたことは学生主導で開催した地域交流フェスティバルです。

この活動に取り組んだ理由は、地域の若者と高齢者の交流を促進し、地域の結束を強めたいという思いがあったからです。私は企画から運営までを取りまとめ、地域の商店や学生団体、ボランティアグループと協力して、多様なプログラムを実施しました。フェスティバル当日には予想以上の800人の来場者が訪れ、地域全体が活気に満ち溢れました。

この経験を通じて、調整力や多様なステークホルダーとの連携方法を学びました。貴社に入社後も、この調整力を活かし、プロジェクト推進に貢献したいと考えています。

⑩インターンシップのガクチカ

私が学生時代に力を入れたことはインターンシップで悩んでいる他のメンバーの相談に乗り、チーム全体のパフォーマンスを向上させたことです。

ミーティング中に1人のメンバーが業務に関する悩みを抱えていることに気づき、そこで具体的な課題を共に整理しました。また、解決策を一緒に考え、他のメンバーとも共有することで、チーム全体でサポートする体制を構築しました。その結果、悩んでいたメンバーは積極的に業務に取り組むようになり、チームの成果も目標を大幅に上回りました。

この経験を通じて、個人の課題をチームで共有し解決する重要性と、適切なコミュニケーションがもたらす効果を実感しました。貴社ではメンバーの意見を積極的に取り入れ、連携を強化することで、貴社のプロジェクトや業務において高い成果を上げられるリーダーを目指します。

⑪趣味のガクチカ

私が学生時代に力を入れたことは趣味のボードゲームを開発することです。
大学の友人と共に戦略性と協力性を兼ね備えたボードゲームを作り上げることに挑戦しました。
この活動に取り組んだ理由は、ゲームデザインを通じて人々の思考や行動を探求したいと考えたからです。
私は主にルール設定やゲームバランスの調整を担当し、何度もプレイテストを繰り返すことで、参加者が楽しみながら戦略を練るゲームを完成させました。
この経験から、試行錯誤のプロセスを通じて成果を出すための粘り強さや、ユーザー視点に立った物事の考え方を学びました。
貴社での製品開発や企画立案にも、この粘り強さと発想力を活かして取り組みたいと考えています。

⑫塾講師のガクチカ

私が学生時代に力を入れたことは塾講師として生徒全員が集中できる学習環境を作るために、グループワークを取り入れたことです。

生徒の集中力が授業後半になると低下し、学習効果が下がってしまうからです。そのため、より主体的に学習に取り組める仕組みを作りたいと考え、授業の途中で答え合わせを隣同士で行わせる形式を導入しました。これにより、アクティビティのようになり、集中して取り組んでくれるようになりました。その結果、生徒の集中力が授業全体を通じて持続し、定期テストの平均点が15%向上しました。

この経験を通じて、主体性を引き出す仕組み作りの重要性と、多様な視点を取り入れることで効果が高まることを学びました。貴社ではチームやプロジェクトにおける連携を重視しつつ、業務効率化や成果向上のための工夫を提案・実行することで貢献したいと考えています。

文字数別ガクチカ例文3選

続いて、文字数別の例文を参考に例文を書いてみる練習をしましょう。

多くの企業は300文字から400文字程度でガクチカを書けと指定してくることが多いですが、200文字であったり600文字であったりと、イレギュラーな文字数が指定されることもあります。

しっかりと対策しておかないと、ESの提出期限が迫って焦ることになるため、少ない文字数や多い文字数でも書けるように練習しておくことを推奨します。

200字のガクチカ

私が学生時代に力を入れたことは長距離自転車旅行です。

大学の夏休みを利用して、日本国内を縦断する自転車旅行を計画し、1か月かけて完走しました。道中では予期せぬトラブルや困難に直面しましたが、そのたびに冷静に判断し、解決策を見つけ出しました。

この経験を通じて、計画力や問題解決能力を磨くことができ、自分の行動に責任を持つ重要性を学びました。貴社での業務においても、計画的かつ柔軟な対応力を活かして、挑戦的なプロジェクトに貢献したいと考えています。

400字のガクチカ

私が学生時代に力を入れたことは中国語の習得です。

もともと英語は話せたため、国際的に活躍するために、さらに多言語を身に付ける必要があると感じ、中国語の勉強を始めました。授業だけでなく、学内で教授と頻繁に世間話をすることで、ビジネスシーンでも通用する言葉や文化的なニュアンスを学びました。この取り組みを3年以上続けた結果、先日インターンで中国の企業とのオンライン会議で会話する際、中国語力を活かして貢献することができました。

この経験を通じて、中国語という言語スキルだけでなく、相手の文化や価値観を理解する姿勢の大切さを学びました。これにより、異なる文化を持つ人々と円滑にコミュニケーションを取る力が身についたと感じています。貴社においても、英語と中国語のスキルを活用し、国内外の多くの企業とのやりとりを円滑に進めることで、貴社の事業拡大や国際的なパートナーシップ構築に貢献したいと考えています。

600字のガクチカ

私が学生時代に力を入れたことは毎日食事を記録し、生活習慣を改善したことです。

この取り組みを始めた理由は、体調を崩しやすくなっていたことに危機感を抱いたからです。学業やアルバイトに追われる中で、食生活が乱れ、不規則な生活リズムが続いていました。このままでは学業や日常生活に支障をきたすと感じ、体調管理の一環として健康的な生活を取り戻すことを目標にしました。まず食生活を改善するために、毎日の食事を詳細に記録しました。摂取カロリーや栄養バランスを把握し、不足している栄養素を補うよう、サプリメントも取り入れました。同時に、毎朝5時に起きる習慣を取り入れ、読書や運動、大学の課題を早朝にこなす時間を確保しました。このルーティンを継続することで、効率的に1日のタスクを消化できるようになり、生活全体に余裕が生まれ、5kgの減量に成功し、体調も大きく改善されました。

この経験を通じて、目標達成のためには記録を通じて現状を正確に把握し、具体的な行動計画を立てて実行することが重要であると学びました。また、地道に取り組む継続力と、課題を効率的にこなす時間管理能力を養うことができました。貴社においてはこの経験で培った継続力や計画性を活かし、業務を着実に遂行するだけでなく、課題解決に向けた具体的な提案を行い、成果を生み出したいと考えています。また、限られた時間の中で優先順位を見極め、効率的に取り組むスキルを活かして、チーム全体のパフォーマンス向上に貢献する所存です。

【ガクチカが書けない】失敗談を用いても大丈夫?

「直面した課題に対してこのように努力した結果、失敗してしまった」というエピソードもガクチカになります。

その失敗から、どのような学びを得たかを伝えることが重要です。

今後、困難や課題に直面した場合に、過去の経験を活かした対応力をアピールすることが可能です。

また、目標を達成できなかったエピソードであっても、その結果から目標設定や戦略について考察したこと、得た学びを伝えることにより、目標や課題解決に対する考え方を伝えられます。

入社後は失敗やうまくいかないことに多く直面しますが、自分に不足しているものは何かを考えて実行する力のある人材は、企業の求める人材であるといえます。

前向きに問題解決に取り組める素質を感じてもらうことが重要です。

失敗から何を学んだのかを書こう

失敗についてガクチカで話す際は、その失敗から何を学んだのかを明確に書くことが大切です。

面接官は失敗そのものよりも、その経験を通じて就活生が何を学び、どのように成長したかを重視しています。

失敗から得た教訓や反省点を具体的に述べることで、あなたが学び続ける姿勢を持っていることを示せます。

さらに、その学びをその後の行動や決断にどのように活かしたのかを説明することで、面接官に対して自分の成長プロセスを伝えることも可能です。

例えば「プロジェクトの管理ができていなかった」ならば「進捗管理を徹底するようにした」「コミュニケーションが不足していた」ならば「一人ひとりとコミュニケーションを取ることを徹底した」など、エピソードを加えましょう。

これにより、あなたが失敗から何を学び、そしてどのように成長しようと取り組んだのかについてわかりやすく説明できます。

失敗からの行動を書こう

失敗からの行動を書くことも失敗談について話す際は非常に重要です。

失敗後、どのように行動したのか具体的に記述することで、あなたが難しい局面や状況に直面した際にどのように対応するかを示せます。

面接官はあなたが失敗を経験した時にどのように感じ、その後にどのようなアクションを起こしたのかを知りたいと考えています。

失敗から学んでどのように行動したかを分かりやすく説明できれば、実行力や適応力もアピールできる可能性が高いでしょう。

失敗後に感じたことや具体的な行動を取ったかについて述べることが大切です。

例えば、TOEICで高い点数が取れなかった失敗談を話すならば、「ボキャブラリー不足が原因であると感じ、毎日寝る前に30分間単語を覚えることを習慣とした」などと話しましょう。

学びと行動の両方を具体的に説明できれば、失敗談であったとしても、十分に良い印象を与えることは可能です。

例文を参考にしよう

続いて失敗談をガクチカとして話す際の例文についても紹介します。

アルバイト、サークル、部活という代表的な3つを題材とした例文であるため、あなたの経験に最も近いものを中心に参考にしてみてください。

失敗談例文①アルバイト

私が学生時代に力を入れたことは飲食店のアルバイトです。

特に年末年始の繁忙期にも連続して出勤し、店を支えようと取り組みました。しかし、その結果、疲労が蓄積し、オーダーを何度も間違えてしまいました。この失敗から、自分の体力の限界を見極めることの重要性を痛感し、体調管理に気をつけるようになりました。毎日食事と睡眠、そして適度な運動を習慣とし、足りない栄養素はサプリメントで補うことを徹底した結果、風邪をひく頻度が年に1回以下と、滅多に体調を崩さないようにもなりました。

この経験を通じて、体調管理の重要性と自分の限界を理解することの大切さを学びました。貴社においても徹底的な自己管理を行い、体調不良で休まないことはもちろん、常に安定したパフォーマンスを発揮することを目指します。特に、納期の厳しいプロジェクトに取り組む際も体調管理を徹底し、長時間労働を乗り越え、貢献したいと考えています。

失敗談例文②サークル

私はサークルの新たに入ってくるメンバーの定着率を1,2倍に増加させました。

当初私はサークルのリーダーとして、新しく入ってくるメンバーの数が減少しているという問題に責任を感じていました。そこでサークル内でのイベントの数を増やすことで、サークルの魅力を伝えようと考えました。
しかし新たに入ってくるメンバーはなかなか上昇しませんでした。そこから主観的に物事の原因を考えて解決策を出すことの甘さを痛感しました。そこでメンバー一人一人から意見を聞き、どのような部分が不足しているのかや、原因を聞き出し、新入生に寄り添えていないということが判明しました。そこで新入生に対し一人一人の大学生活に関する悩みに対して相談に乗ることを行いました。その結果、新入生の数は増加し定着率も上昇しました。

この経験から、周囲の意見を聞き、相手の目線に立って物事を考える重要性を学びました。

失敗談例文③部活

私は部活の目標であった、全国大会出場をすることができました。

私は部長として成績が上がらないことに責任を感じていました。その原因としてチームとしてのまとまりがないと仮説を立てました。そこでチーム全体の会議の数を増やしました。しかしなかなか成績は上がりませんでした。その原因としてチームメンバーがお互いのことを知らなく、メンバー全員が会議に参加できていないということが分かりました。そこから表面的な課題にしか着目できていなく、根本の問題を解決する重要性を学びました。そこで定期的にイベントや食事会を開くことでチームの仲を深めました。また会議では一人一人発言の時間を設けることを行いました。その結果、お互いのことをよく知ることができたため、話し合いが活発になりチームワークが向上しました。そして目標であった全国大会にも出場することができました。

この経験から原因の根本を追求し、チームワークを向上させる重要性を学びました。

まとめ

ここではガクチカが書けない人へ、人事の評価基準や作成時のフレームワークについて説明しました。

ガクチカの評価基準で押さえておきたいポイントは「モチベーションの源泉」と「経験からの学びや気付き」です。

これらが伝わるように自分の経験を今一度深掘りしてみましょう。

ガクチカ作成時のフレームワークとしてPREP法を用いて書くと簡潔かつ論理的に相手へ伝えることができます。

そして、企業はガクチカの実績よりも過程を重視しているため、平凡な経験でもここで説明したポイントを押さえて書けば、効果的なガクチカを作成することが可能です。

自分の内面が十分に伝わるようなガクチカを完成させて、希望する企業の内定をつかみ取りましょう。

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