【就活準備】ガクチカでインターンの経験についてアピールするには?詳しく解説!

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ガクチカ作成ツール

【インターン経験を生かしたガクチカ】はじめに

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・ガクチカにインターン経験は使えるのか
・ガクチカで面接官が見ているポイント
・ガクチカでインターン経験をアピールするメリット
・ガクチカでインターン経験を伝える際の注意点
・ガクチカでインターン経験をアピールする際のポイント
・例文

この記事をおすすめしたい人

・ガクチカでインターンシップ経験をアピールしたい人
・例文を参考にしてガクチカを書きたい人

業界や企業規模を問わず、多くの企業が就活生に対して「学生時代に力を入れたことは何ですか?」と質問します。

「この質問に対して、インターンシップの経験をアピールしても良いのだろうか?」と疑問に思っている就活生も多いのではないでしょうか。

ここでは、ガクチカでインターンの経験についてアピールする方法と注意点について解説します。

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【インターン経験を生かしたガクチカ】ガクチカでインターンの経験を伝えるのはありか?

多くの就活生が疑問に思うのは、「ほかの企業でのインターンシップ経験をアピールして良いのか」という点でしょう。

結論から述べると、他社でのインターンであっても、その経験をアピールしても問題ありません。

企業がガクチカをたずねるのは、就活生の物事への取り組み方や、その経験によって成長した過程を知りたいと考えているからです。

なぜその企業をインターン先に選んだのか・インターンでどのような経験をし、何を学んだのかということは、就活生の考え方や取り組み方、成長過程を知る格好の材料になるでしょう。

それらが企業の求める人材像にマッチしていて、インターンでの経験も豊富であれば、自分をアピールする強力な武器にすることもできます。

「インターンを受けた企業の方が、志望順位が高いと思われるのではないか」と不安に思うかもしれませんが、堂々とアピールしましょう。

【インターン経験を生かしたガクチカ】短期インターンはガクチカになる?

インターンシップには短期インターンと長期インターンの2種類が存在します。

長期インターンは主に1ヶ月以上勤務し、長期にわたって実際に仕事をし、より実践的なスキルや経験を身につけることができるのが大きな特徴といえます。

一方で短期インターンは長くとも2週間ほどの期間で行われるものであり、短期インターンでの活動はちょっとしたグループワーク程度のものが多いです。

よって、ガクチカとして取り扱うのは難しいかもしれません。

インターンとしてガクチカを取り扱うのであれば、長期インターンをおすすめします。

長期インターンについては次の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【インターン経験を生かしたガクチカ】ガクチカで面接官が見ているポイント

そもそも就活において、なぜ企業は「学生時代に力を入れたこと」というトピックを気にするのでしょうか。

下記の3点が理由と言えるので、面接官がガクチカで見ているポイントはどのようなものなのか、しっかりと抑えて作成するようにしましょう。

ガクチカで面接官が見ているポイント
  • そもそもなぜ面接でガクチカを聞くのか
  • 企業の求める人材に合っているか
  • どのように成功に向かっていくか
  • コミュニケーション能力(伝える力)があるか

そもそもなぜ面接でガクチカを聞くのか

面接官が学生にガクチカを尋ねる理由は、主に学生の人柄を理解し、企業と学生の間で発生し得る入社後のミスマッチを防ぐことにあります。

ガクチカを通じて、学生がどのような価値観を持ち、どのような行動を取る傾向があるのかを知ることができます。

例えば、学生がチームでの協力を重視するタイプであれば、チームプレーが求められる職場環境に適していると判断できます。

一方、個人で深く研究に取り組むタイプであれば、専門性が重視される業務に適性があると考えられます。

また、ガクチカは学生の過去の行動や成果を通じて、入社後にどのような働き方をする可能性があるのかを推測する材料にもなります。

ガクチカは単なる自己アピールの場ではなく、企業と学生の相性を見定めるための重要な要素となっています。

企業の求める人材に合っているか

企業の求める人物像に合っているか、というのは学生時代に力を入れたことを聞くことを通して企業が知りたいと考えているポイントです。

ガクチカを聞くことで人物像を知ることができ、企業側はその人が自分の企業に適しているかを判断しているのです。

その企業と適していることをアピールするためにも、事前に求める人材を理解しておくことが非常に重要になってきます。

企業は規模の大きなものから小さなものまでありますが、一人ひとりの社員によって成り立っています。

ということは考え方や目標、ビジョンなどが近い人が集いますし、それと著しく離れている人物は会社に馴染むことができません。

よって、どのような人材であるのかをあらかじめ確認したいと思っているのです。

どのように成功に向かっていくか

どのように成功に向かっていくかというのも、企業が就活生に対して学生時代に力を入れたことを通して聞きたいと考えているポイントの一つです。

頑張ったことに関しては、目標というものが必ず存在するものです。

その目標に向かってどのように行動し、どのように工夫をしていくのかについて面接官側は知りたいと考えています。

就職後はその目標というものは仕事で達成するべき何かになります。

その目標を達成するにあたって、困難や問題にぶつかった時、どのように対処していくのかを知りたいと考えているのです。

どれだけ工夫できるか、どれだけくじけずに目標に向かっていくかを確認することで、あなたが就職後活躍できる人物かを確認しているのです。

コミュニケーション能力(伝える力)があるか

コミュニケーション能力、つまり伝える力があるのかどうかというのも企業が非常に重要視しているポイントの一つです。

ガクチカの内容を分かりやすく伝えるには論理的に物事を伝えることができるかどうかが非常に重要になってきます。

企業の採用担当者はあなたのことを基本的に全く知りません。

知っている場合でも、就活説明会などで数回会った程度でしょう。

そうなると、何も知らない相手に分かりやすく伝えるということが求められるのです。

このスキルがあれば入社後もクライアントや新しい社員などに伝達事項などを分かりやすく伝えることができますし、仕事にも確実に活かせるので、コミュニケーション能力がある人材を企業は求めているのです。

【インターン経験を生かしたガクチカ】インターンをアピールするメリット

ガクチカでインターンシップ経験をアピールするメリットは、大きく分けて4つあります。

それは「企業・業界への理解度の高さを示せる」「社会人スキル・実務経験を持ち合わせていると示せる」「主体性や積極性・熱意を伝えやすい」「他の就活生との差別化が可能」というものです。

メリットを理解して、それを強調するガクチカが作成できれば、より効果的にインターン経験をアピールできます。

それぞれのメリットについて、くわしく見ていきましょう。

インターンをアピールするメリット
  • 企業・業界への理解度の高さを示せる
  • 社会人スキル・実務経験を持ち合わせていると示せる
  • 主体性や積極性・熱意を伝えやすい
  • ほかの就活生との差別化が可能

企業・業界への理解度の高さを示せる

就活生が就職活動の一環として企業研究や業界研究を熱心に行ったとしても、それはあくまでも外部から情報を集めているにすぎず、実態とはかけ離れている場合もあります。

しかしインターンシップとして企業で働いた経験があれば、実際の業務を経験して企業や業界の内部から実態を見ることができます。

そのため、企業の採用担当者に対して、企業や業界への理解度の高さを示せるのです。

ガクチカでインターンの経験についてアピールしておけば、キャリアビジョンとして「10年以内に新規事業を立ち上げたい」と語ったり、自己PRで「リーダーシップがあり、将来はプロジェクトリーダーとして仲間をけん引したい」とアピールしたりしても、ただの絵空事ではなく、説得力のある主張になります。

たとえ他社でのインターンだったとしても、まったく経験のない就活生と比べれば、仕事への理解が深いと考えられます。

したがって、採用担当者も「具体的な根拠があって目標を語っているんだな」と受け止めるでしょう。

社会人スキル・実務経験を持ち合わせていると示せる

インターンシップでは基本的なPCスキルや電話対応・ビジネスメールの作成など、社会人として必須のスキルや実務について指導してもらえる場合が多いでしょう。

そのため採用担当者は、インターンの経験があれば、こうしたスキルや実務経験をある程度持ち合わせていると判断します。

ガクチカでインターン経験をアピールすることで、インターン経験のない就活生が入社後に身につうけるスキルや経験をすでに身につけている、即戦力になれるとアピールできるのです。

こうしたスキルや経験は、他の企業や業界で身につけたものだとしても応用できます。

つまり、他社でのインターン経験だったとしても問題ありません。

面接や採用担当者とのメールのやり取りでも身につけたスキルを発揮できれば、ガクチカでのアピールにより説得力が増します。

反対に、もし面接時のマナーやメールの文面などがお粗末だったら、インターンで何も身につけていないと思われてしまうので、こうした細かい部分にも気を配りましょう。

主体性や積極性・熱意を伝えやすい

インターンシップは大学の講義や研究と違って、自分から希望して応募しなければ経験できません。

そのため、ガクチカでインターン経験をアピールすることで、自ら考えて動くことができるという主体性や積極性・仕事に対する熱意を伝えられます。

特に、インターンはサークル活動のように自分が楽しむためのものではなく、アルバイトのように賃金を得ることが主な目的でもありません。

「将来就く仕事のために学びたい」「企業や業界について深く知りたい」という動機から行うものです。

したがって、仕事に対して積極的な姿勢や熱意をアピールできるのです。

また、インターンで主体的に業務にあたったエピソードや、積極的に提案したエピソードを挿入すれば、入社後の姿を具体的に相手にイメージさせられます。

主体性や積極性はどんな仕事であっても、重宝される特性です。

それらについてガクチカを通してアピールできれば、多くの企業で高評価を得られるでしょう。

ほかの就活生との差別化が可能

インターンシップに参加する学生のうち、多くは1dayインターンや1ヶ月未満の短期インターンで、1ヶ月以上の長期インターンに参加するのはごく少数です。

1dayインターンや短期インターンは職場見学やインターン用に用意されたプログラムが中心で、実務を体験できません。

一方、長期インターンでは実際に企業内の部署に配属されて、社員と同じように実務を担当することになります。

したがって、長期インターンへの参加経験をアピールすることで、ほかの就活生との差別化ができるのです。

ガクチカに限らず、面接やエントリーシートでインターンの経験をアピールする就活生は大勢います。

ただ「インターンに参加した」というだけではその中に埋もれてしまうでしょう。

しかし、インターンと一口に言っても、インターンに参加した就活生の多くは短期インターンなので、長期インターンとの差は歴然としています。

長期インターンならではの実務経験を中心にアピールできれば、採用担当者に強い印象を残せるでしょう。

【インターン経験を生かしたガクチカ】デメリットはあるのか?

ガクチカでインターンシップの経験をアピールするメリットについて紹介しましたが、実はデメリットも存在します。

アピールする内容によっては、採用担当者にマイナスの印象を与えてしまう可能性があるのです。

それは、「アピールする内容が受ける企業に合っていない」「参加していただけで業務内容に中身がない」という場合です。

なぜこうした内容がマイナスの印象になってしまうのか、くわしく解説します。

デメリットはあるのか?
  • 受ける企業に合っていない場合はマイナスになることがある
  • 参加していただけで業務内容に中身がないと意味はなくなる

受ける企業に合っていない場合はマイナスになることがある

受ける企業とインターンシップを行った企業で業界も業種も異なる場合、採用担当者に「うちの会社や業界のことを理解していないのではないか」「志望順位が低いのではないか」ととらえられてしまう可能性があります。

そうなると、「企業や業界への理解が浅い」「入社する可能性が低い」として、かえってマイナスの評価をつけられてしまいます。

受ける企業とインターン先の企業が合っていないのなら、インターン先の企業を選んだ理由についてきちんと説明し、その説明と受ける企業の志望理由との間に一貫性がなければなりません。

インターンで経験した業務が店舗での販売なのに、受ける企業での志望業務は経理、というようにインターンでの経験が入社後に活用できないと考えられる場合は、ほかの就活生と経験や知識に差がありません。

ほかの就活生と同じスタートラインに立っていることを意識して、インターン経験で得たスキルをアピールするのは控えた方が良いでしょう。

参加していただけで業務内容に中身がないと意味はなくなる

インターンに参加しただけで、特に語るべき内容がなければ、ガクチカでアピールしても意味がありません。

インターンの業務内容は企業によってさまざまで、ただの職場見学会のようなものも存在します。

そうした内容では「インターン先で何を頑張ったのか」と質問されても、語るべきエピソードがなく返答に困ってしまうでしょう。

また、企業が実践的な内容のインターンを用意していても、自分がそこで主体的に行動していなければ、何も身につきません。

インターンがガクチカで意味を成すのは、実践的な内容のインターンに主体的に参加し、そこでスキルなどを身につけて成長した場合のみです。

もしインターンに参加しても特に語るべきエピソードがなく、身につけたと胸を張れるスキルもないのであれば、ガクチカでインターン経験をアピールしても意味がないばかりか、「主体性がない」「成長しようという意欲がない」としてマイナスの評価になってしまう可能性もあります。

【インターン経験を生かしたガクチカ】ガクチカでインターンについてアピールするポイント

ガクチカでインターンシップの経験についてアピールする際に意識すべきポイントは、「目的や目標についても組み込む」「経験した内容や成果を具体的にする」「経験をどう活かせるかについて言及する」という3点です。

なぜこれらのポイントを意識すべきなのかを理解し、要点を押さえてガクチカを作成すれば、インターン経験について、エントリーシートや面接でより効果的にアピールできるでしょう。

それぞれのポイントについて、くわしく解説します。

ガクチカでインターンについてアピールするポイント
  • 目的や目標についても組み込む
  • 経験した内容や成果を具体的にする
  • 経験をどう活かせるかについて言及する

目的や目標についても組み込む

ガクチカでインターンシップの経験をアピールするなら、なぜそのインターンに参加したのかという目的や、インターン中の業務についてどんな目標を掲げて取り組んだのかも組み込みましょう。

目的や目標にはその人の考え方や価値観が反映されます。

採用担当者は自社の方針や社風にマッチする就活生に好印象を抱きます。

つまり、目的や目標を通して自分の考え方・価値観を伝え、それが企業の方針などにマッチすれば、効果的なアピールになるのです。

これに加えて、目的に向かって具体的に行動できる行動力や、目標達成のために努力できる人柄をアピールすることにもつながります。

目標を掲げて達成のために努力する、という姿勢はどんな仕事においても求められるため、汎用性の高いアピールであるといえるでしょう。

また受ける企業とインターンを行った企業で業界や業種が異なる場合でも、なぜそのインターンに参加したのかという目的と、受ける企業の志望理由との間に一貫性があれば、ミスマッチ感も解消できます。

経験した内容や成果を具体的にする

インターンシップで経験した内容や、業務においてあげた成果を具体的にすることも、効果的なアピールにするためのポイントです。

もしも、インターンで与えられた業務をこなしていただけであれば、胸を張れるほどのスキルを身につけられず、印象的なエピソードも生まれないでしょう。

ただ「インターンを経験した」というだけでは、エントリーシートや面接でアピールすべき材料にならないのです。

具体的な経験の内容を説明することで、与えられた業務をただこなすだけではなく、主体的に動いた姿勢を強調できるのです。

また、インターン中に実際に業務上の成果をあげているのであれば、その成果に言及することで、入社後も企業に利益をもたらすイメージが想起させられるでしょう。

ただ「主体性がある」とアピールしたり、「業績をあげられる」と抱負を語ったりするだけではなく、インターン中の実績を根拠として示すことで、主張に説得力をもたせることも可能になるのです。

経験をどう活かせるかについて言及する

企業は就活生に対し、入社後にインターンシップでの経験を活かすことや、企業に利益をもたらすことに期待をしています。

つまり、インターンでどんな経験をしてどんなスキルや知識を身につけたかを具体的に説明することに加え、それらをどう仕事に活かし、企業にはどんなメリットがあるのかまで言及しましょう。

インターン中に業務上の成果をあげているのであれば、そのエピソードを挿入することで、採用担当者に対して入社後の姿をイメージさせられます。

業界や業種の異なる企業でのインターンであったとしても、基本的なPCスキルや電話対応、ビジネスメールの作成など、社会人として必須のスキルは活用できるので効果的なアピール材料になります。

ここでは主体性や熱意などの概念ではなく、実際に経験した業務について、具体的に述べることが重要です。

そうすることで、入社後にその経験を活かせる、企業にとって有益である、というアピールに説得力が生まれます。

【インターン経験を生かしたガクチカ】ガクチカでインターンについてアピールする際の注意点

ガクチカでインターンシップの経験についてアピールする際、注意すべき点が3つあります。

それは、「短期インターンシップと混同してはいけない」「受ける企業と合っているかを考える」「経験を語るだけにならないようにする」という点です。

こうした点に注意してガクチカを作成しないと、高評価を得られないばかりか、かえって採用担当者にマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。

それぞれについて、くわしく見ていきましょう。

ガクチカでインターンについてアピールする際の注意点
  • 短期インターンシップと混同してはいけない
  • 受ける企業と合っているかを考える
  • 経験を語るだけにならないようにする

短期インターンシップと混同してはいけない

短気インターンシップと長期インターンシップでの経験はまったく異なるもののため、両者を混同してはいけません。

インターンの期間はさまざまで、多くは1~3日の短期間です。

そうした短期インターンの内容は、職場見学会や説明会の延長のようなものや、短期インターン用に用意されたプログラムであることがほとんどです。

このような内容では、実際の業務を経験できませんし、企業や業界の内部から実態を知ることはできません。

もちろんスキルや実務経験も身につかないので、短期インターンの経験はガクチカでアピールするにはふさわしくないでしょう。

ガクチカでアピールできるのは長期インターンで、語るべきエピソードや身につけたスキルがある場合のみです。

受ける企業と合っているかを考える

受ける企業とインターンシップを行った企業での経験が合っているかも、注意すべきポイントです。

受ける企業とインターン先の企業で業界も業種も異なっているのであれば、インターン先の企業を選んだ理由についてきちんと説明し、その説明と受ける企業の志望理由との間に一貫性がなければなりません。

基本的なビジネスマナーなど多くの企業に共通するスキルを身につけた、あるいは社会人としての心構えを学んで成長した、といった場合は、それをメインにアピールするようにしましょう。

自分がインターン経験によって、身につけたものが受ける企業の求める人材像にマッチしているか、その経験をアピールすることでプラスの評価を得られるかを考えなけらばなりません。

経験を語るだけにならないようにする

インターンシップは経験するだけでは意味がありません。

その経験によってスキルや実務経験を身につける、または自分が社会人として成長することが重要です。

したがって、「10社のインターンに参加した」「珍しいインターンを経験した」など、経験そのものを語るだけで高評価は得られません。

経験そのものではなく、身につけたスキルや実務経験、インターン経験を通して成長したエピソードなどをアピールしましょう。

インターンに参加しても身につけたと胸を張れるスキルがなく、特に語るべきエピソードもないのであれば、ガクチカでインターン経験をアピールしても意味がありません。

そうした場合は、ガクチカではインターン以外の経験をアピールした方が良いでしょう。

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【インターン経験を生かしたガクチカ】ガクチカとしてインターン経験を書く7つのステップ

インターン経験は、ガクチカとしてアピールする上で非常に有効な題材です。

企業が求める実務的な能力や主体性、問題解決能力を具体的なエピソードを通じて伝えることができるからです。

以下では、インターン経験を効果的に伝えるための7つのステップについて解説します。

ガクチカとしてインターン経験を書く7つのステップ
  • 1:初めに結論を述べる
  • 2:インターンを始めた理由や背景を述べる
  • 3:インターン時の目標を述べる
  • 4:目標を達成するのに生じた課題を述べる
  • 5:どのように解決したか述べる
  • 6:自分の人柄がインターン経験でどう影響したか述べる
  • 7:学んだことや企業で活かせることを述べる

1:初めに結論を述べる

インターン経験をガクチカとして伝える際には、最初に結論を述べることが重要です。これは、自分がどのような成果を上げたのか、またはどのような成長を遂げたのかを簡潔に伝える部分です。

「インターンを通じて新規顧客の開拓に成功し、売上を10%向上させることができました」や、「チーム内でリーダーシップを発揮し、プロジェクトを成功に導きました」といった具体的な成果を初めに述べることで、聞き手の興味を引きつけます。

2:インターンを始めた理由や背景を述べる

次に、そのインターンを始めた理由や背景を説明します。

この段階では、自分の意思や主体性をアピールすることが大切です。

「営業スキルを実務で試したいという思いから応募しました」や、「将来のキャリアとしてマーケティングに興味があり、実際の現場を経験するために参加しました」といった具体的な動機を述べると効果的です。

このように、インターンへの取り組みが自分の目標や価値観に基づいていることを示すことで、面接官に好印象を与えることができます。

3:インターン時の目標を述べる

インターン中に設定した目標を具体的に伝えることは、自分の計画性や目標達成への意識をアピールするポイントです。

たとえば、「3カ月で新規顧客10社を獲得することを目標に掲げました」や、「プロジェクトの効率を20%向上させることを目指しました」といった形で、具体的な目標を提示すると良いでしょう。

目標を明確にすることで、後の課題や解決策の説明に繋がり、ストーリーに一貫性を持たせることができます。

4:目標を達成するのに生じた課題を述べる

目標を達成する際に直面した課題を具体的に説明することで、リアルな経験を伝えることができます。

たとえば、「顧客リストが不十分で、新規開拓が困難でした」や、「チーム内での役割分担が明確でなく、プロジェクトが停滞しました」といった問題を挙げると良いでしょう。

このような課題を示すことで、自分が直面した状況を具体的にイメージさせ、面接官に共感を与えることができます。

5:どのように解決したか述べる

課題をどのように解決したかを述べることで、応募者の問題解決能力や行動力をアピールできます。

「顧客リストを作成するために過去のデータを徹底的に分析しました」や、「チーム全員で話し合い、役割分担を明確にしました」といった具体的な行動を示すことが効果的です。

この段階では、自分がどのように主体的に動いたのかを明確に伝えることがポイントです。

6:自分の人柄がインターン経験でどう影響したか述べる

インターン中に自分がどのように周囲に影響を与えたのかを述べることで、人柄を伝えることができます。

「明るい性格で職場の雰囲気を良くしました」や、「積極的に意見を出し、会議の進行をスムーズにしました」といったエピソードを交えると良いでしょう。

このように、自分の行動や姿勢が職場に良い影響を与えたことを示すことで、入社後の活躍イメージを面接官に持たせることができます。

7:学んだことや企業で活かせることを述べる

最後に、インターンを通じて学んだことと、それを志望企業でどのように活かすかを述べます。

「データ分析スキルを習得し、御社でも営業データの活用に貢献したいと考えています」や、「チームでの目標達成の経験を活かし、御社のプロジェクトでも成果を上げたいです」といった形で締めくくると効果的です。

このステップを通じて、自分がどのように企業に貢献できるかを明確に示すことで、説得力を高めることができます。

【インターン経験を生かしたガクチカ】インターン経験の例文7選

インターン経験の例文7選
  • 例文(営業)
  • 例文(ライター)
  • 例文(マーケティング)
  • 例文(Webメディア運用)
  • 例文(事務)
  • 例文(デザイナー)
  • 例文(エンジニア)

ここでは、職種別に営業、ライター、マーケティング、Webメディア運用、事務、デザイナー、エンジニアの7つのガクチカ例文をご紹介します。

これらの例文を参考にし、自身のインターン経験をより効果的にアピールするために活用してください。

例文(営業)

私は大学3年生の夏、営業職のインターンに参加しました。

この経験を通じて、コミュニケーションの重要性と目標達成の達成感を学びました。

インターン先では、新規顧客の獲得を目指して、自らアプローチリストを作成し、提案資料を作り上げました。

当初は反応が得られず苦戦しましたが、顧客ニーズを深く理解するための聞き取りを強化することで、最終的に5件の契約を締結することができました。

この経験から得た提案力と粘り強さは、どのような業界でも活かせるスキルだと自負しています。

例文(ライター)

大学時代、私はライティングのスキルを高めたいと考え、ライター職のインターンに挑戦しました。

企業ブログの運営に携わり、SEOを意識した記事作成やターゲット分析を行いました。

特に苦労したのは、専門的な内容を分かりやすく伝えることでしたが、リサーチを徹底し、上司からのフィードバックを基に文章を修正することで、閲覧数を前月比150%まで引き上げることに成功しました。

この経験を通じて得た情報整理能力と発信力は、今後も自分の強みとして活かしていきたいと思います。

例文(マーケティング)

私はマーケティング職のインターンで、製品プロモーションの戦略立案に取り組みました。

市場調査から始まり、競合分析、ターゲット選定、キャンペーン設計まで一連の流れを経験しました。

最も印象的だったのは、アンケートデータを基に消費者心理を読み解き、SNS広告を提案したことです。

その結果、クライアントの商品売上が20%増加し、自分の分析が実績に結びついた達成感を得ました。

この経験を通じて、データに基づいた意思決定の大切さを学び、入社後も活かしていきたいと考えています。

例文(Webメディア運用)

私はWebメディア運用のインターンにおいて、記事の企画や編集、運用までを担当しました。

特に、PV数を向上させるためにユーザーの動向を分析し、改善策を実施する役割を担いました。

当初は企画内容がユーザーのニーズに合わず苦戦しましたが、データを基にコンテンツの方向性を見直し、新しいテーマを提案しました。

その結果、サイトの月間PV数を40%増加させることに成功しました。

この経験で得た分析力と企画力をさらに磨きながら、貴社の事業に貢献します。

例文(事務)

大学在学中、事務職のインターンに参加し、データ管理や資料作成の業務を担当しました。

最初は細かなミスが続き苦労しましたが、タスク管理ツールを導入し、作業の優先順位を明確化することで業務効率を向上させました。

また、上司の指導のもと、チーム全体が使いやすい共有フォーマットを提案し、採用されました。

この取り組みにより、作業時間が大幅に短縮され、チームから感謝される経験を得ました。これらの経験を通じて身につけた正確性と効率化への意識は、業務でも活かせると確信してます。

例文(デザイナー)

私はデザイン会社でのインターンで、広告制作のプロセスを学びました。

特に、クライアントのニーズを理解し、それを形にすることの難しさを感じました。

初期提案ではクライアントの要望を十分に反映できませんでしたが、打ち合わせを重ね、細かな修正を行うことで最終的に納得いただけるデザインを完成させました。 そのデザインが採用され、広告キャンペーンで大きな成果を上げたことは自信に繋がりました。

この経験を通じて得たコミュニケーション能力と提案力を、今後も活用していきたいです。

例文(エンジニア)

エンジニア職のインターンでは、ウェブアプリケーションの開発に携わりました。

特に、バックエンドの機能追加と、データベースの最適化を担当しました。

当初、システムエラーの原因を特定できず苦労しましたが、先輩エンジニアの助言を受けつつ問題を解決しました。

結果的に、アプリの処理速度を30%向上させることに成功しました。

この経験を通じて、技術力だけでなく、チームで課題解決に取り組む姿勢の重要性を学びました。

【インターン経験を生かしたガクチカ】まとめ

ガクチカでインターンシップの経験についてアピールする方法や注意点を解説しました。

企業が就活生に対してガクチカをたずねるのは、就活生の物事への取り組み方や、その経験によって成長した過程を知りたいと考えているからです。

そのことを意識し、解説した注意点などを押さえてガクチカを作成しましょう。

就活市場E-Bookが提供している例文やワークブックもぜひ活用してください。

インターン経験は、上手にアピールできれば、ガクチカを作成するうえで強力な武器になります。

この記事も参考にして、内定を勝ち取ってください。

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