はじめに
就活準備でさまざまな情報を手に入れる中で、スタートアップ企業に就職したいと思う学生もいるのではないでしょうか。
膨大な求人情報から、スタートアップ企業であるのかを探すことは、探し方がわからないとなかなか難しいと思うこともあると思います。
就職活動は人生でも大きな節目となるイベントなので、限られた時間を大切に使っていく必要があります。
スタートアップ企業が気になるけれど、探し方がわからないという方向けに、今回はスタートアップ企業の探し方及び見極め方についてお伝えします。
そもそもスタートアップとは?
そもそも、スタートアップ企業とはどのようなものか具体的にイメージできているでしょうか。
スタートアップ企業とは、短期間で急激なイノベーションを社会にもたらそうとしている特徴があります。
つまり、ただ単に起業をしているというわけではなく、モノやサービスなどに新たな考え方や技術を取り入れて、社会に変化をもたらそうとする狙いがあるということです。
スタートアップについての詳しい説明は、以下URLに書かれていますので、ぜひ参照してみてください。
https://shukatsu-venture.com/article/306325
スタートアップ企業はベンチャー企業と似ていると思われる方もいますが、この2つは同じ意味合いではありません。
では、ベンチャー企業とはどのように違うのでしょうか。
ベンチャー企業との違い
まず、双方のビジネスモデルに違いがあります。
ベンチャー企業の場合は、既存のビジネスモデルをベースに事業を展開してるのに対し、スタートアップ企業では、これまでに誰も開発していないようなサービスなどを提供し、世の中に変化を与えていこうとするビジネスモデルです。
また、最終目標にも違いが見られます。
既存のサービスに最新の技術を取り入れながら長期的な視点で事業を成長させていこうとするベンチャー企業と、短期間で世の中を革新させ、急成長させようとする狙いを持つのがスタートアップ企業です。
これらの説明についてさらに詳しく書かれているので、ぜひ参照してみてください。
https://shukatsu-venture.com/article/306025
スタートアップ企業の探し方5選
ここからは、スタートアップ企業の探し方5選を紹介していきます。
読み進めていくと、スタートアップ企業の情報はさまざまなところで入手できることがわかると思います。
ただ、就職活動は、ほぼ同じ時期に全国の学生準備を始めるので、あまり一つのことに時間を割くことはできません。
すべてを試してみるのも一つの手ではありますが、それぞれのメリットを把握したうえで自分に合った探し方を見つけて効率的に就職活動を進めていくことをおすすめします。
合同説明会に参加する
合同説明会には、多くの企業が参加しており、規模が大きい場合は100社以上の企業が参加していることもあります。
多くの企業が一斉に説明会を開催しているので、1日の参加で複数の企業について知ることができます。
また、気になるところがあれば実際にその企業で勤めている社員の方に直接質問することができるので、よりリアルなイメージを掴むことができるかもしれません。
さまざまな企業が参加しているので、スタートアップ企業との違いもより実感することができるでしょう。
就活エージェントによる紹介
就活エージェントの紹介によって、効率的に探すことができます。
就活エージェントは、学生がどのようなところで就職をしたいのかを細かくヒアリングをして、個人に合った就職先を紹介してくれるサービスです。
学生1人につき、専属のエージェントがついてくれるので、希望に合った就職先を探してくれるだけでなく、個性に合わせた就活をマンツーマンでサポートし、提案してくれます。
以下URLに詳しい内容が書かれているので、気になる方は参照してみてください。
https://shukatsu-venture.com/lp/6
スタートアップ企業に特化した求人サイトを活用する
スタートアップ企業に特化した求人サイトが複数存在しています。
それぞれのサイトで特徴があり、自分がどのようなジャンルのスタートアップ企業での就職を希望しているのかでサイトを選ぶことができるのです。
たとえば、地方創生を目的としたビジネス、ITやWeb関連の業種、企業側からのスカウトオファーが届けられるサイトなどさまざまな特徴があります。
次からは、スタートアップ企業に特化した求人サイトをご紹介していきます。
Wantedly
この求人サイトの特徴は、スタートアップ企業の情報が数多く掲載されているところです。
また、情報の多さだけでなく、実際に企業で働く社員のインタビューなどの記事があるため、企業としての実態を掴みやすいと言えるでしょう。
ただ、社風や方針などの情報を主に発信して働く価値観を重視しているため、お給料や福利厚生などの条件が見えにくいところもあります。
Green
スタートアップ企業の中でも、ITやWeb業界では最大級の求人を掲載しているため、この業界志望の方にはおすすめできるサイトです。
また、社内の風景の写真が掲載されており、企業の雰囲気も感じ取れることができます。
企業側の方と直接連絡を取ることができることやスカウトオファーをいただくことがあるのも特徴です。
逆求人型サイト
逆求人型サイトとは、あらかじめ応募者がプロフィールや自己PRを掲載サイトに登録することで、興味を抱いた企業側からスカウトオファーが届くサイトのことです。
たとえば、ビズリーチ、リクルートダイレクトスカウトなどのサイトが挙げられます。
自分で企業を探しながら、スカウトオファーが届いた時は、どのような業界から魅力的だと思ってもらえているのかの参考にもなります。
スタートアップ企業の情報を発信するメディアを読む
自分で、メディアから情報を入手することも大切です。
日々のニュースにスタートアップ企業の情報が発信されています。
メディアから企業の情報を得ることで、自分が知っている企業以外の情報を得ることができる機会にもなります。
積極的に情報を得ることで、興味の幅が広がり、就活のチャンスも増えてくるのではないでしょうか。
次からは、スタートアップ企業の情報が掲載されているメディアについていくつかご紹介していきます。
PRtimes
この配信サービスは、企業の情報を発信する配信サービス業界の中でユーザーの閲覧数がトップを誇っています。
それほど、幅広いジャンルの企業の情報を配信しています。
STARTUP DB
国内最大級とも言えるスタートアップ企業に関する情報を配信しています。
企業についての情報だけではなく、投資家などのインタビュー記事なども掲載されています。
多角的に企業についての情報を得ることができるでしょう。
日本経済新聞
国内外の経済に関する豊富な情報が掲載されています。
国内外の経済の動きを知るだけでなく、企業の採用情報も掲載しています。
BRIDGE
国内とアジアのテックトレンドを中心として毎日配信されています。
起業家や投資家などのユーザーが多く利用しています。
fastgrow
テクノロジー領域で活躍する起業家や経営者と若手経営者をつなぐためのコミュニティです。
年間300社以上のスタートアップ企業を取材した中でさらに厳選された企業を紹介されています。
NewsPicks
経済情報に特化したニュースを配信するサービスです。
それだけではなく、学生向けの進路に関する情報も掲載されています。
SNSを活用する
普段みなさんが利用している、TwitterやTikTok、LinkedlnなどのSNSで情報を発信しているスタートアップ企業も数多くあります。
SNSでは、実際に働く社員の方が動画を撮って編集して投稿していることが多く、企業の雰囲気を知ることもできるでしょう。
また、企業の情報だけでなく、採用情報もSNSに掲載されていることが多くあります。
気になる企業があれば、SNSで検索してみると情報を得ることができるかもしれません。
自分に合った優良企業を見極めよう
自分の中で後悔しない選択をするために、より多く情報を入手して、企業を見極めていきましょう。
情報を得る時には、事業内容だけでなく、ワークライフバランスについても情報を得ておくと後で後悔することが少ないかもしれません。
以下URLにスタートアップ企業のランキングが掲載されているので、参考にしてみてください。
https://shukatsu-venture.com/article/306581
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本においてスタートアップ企業数は、少しずつ右肩上がりで増えています。
その中で、何を選択したら満足のいく就活へと進んでいけるのかは、いかに事前に多くの情報を得ているのかがカギになってくると言えます。
今からでも、多くの情報を手に入れていきましょう。