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・ENTJ(指揮官)とは
・ENTJ(指揮官)の就活における長所/短所
・ENTJ(指揮官)に向いている仕事
・ENTJ(指揮官)である人
・ENTJ(指揮官)に向いている仕事の特徴を知りたい人
・ENTJ(指揮官)が避けるべき仕事の特徴を知りたい人
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はじめに
近年流行しているMBTI診断ですが、実は就活にも活用できることをご存知でしょうか。
今回はMBTI診断においてENTJと診断された方の特徴や適職の例、向いている仕事の見つけ方や強みなど、ありとあらゆる側面に焦点を当てて紹介します。
この記事を読むだけでENTJのすべてがわかると言っても過言ではないほど詳しく紹介しているため、ENTJタイプと診断された就活生の方はぜひ参考にしてみてください。
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ENTJ(指揮官)とは
ENTJはMBTI診断で分類される16タイプの1つで、外向型(E)、直観型(N)、思考型(T)、判断型(J)で構成される性格です。
指揮官タイプとも呼ばれて、論理的で計画的、そして目標達成に向けて人を率いる力に長けている傾向があります。
物事を効率的に進めたいという意識が強く、組織の中ではリーダーシップを発揮できる人が多いです。
また、自信と決断力を持って行動するため、周囲から頼られる存在になることも多いでしょう。
MBTI診断でENTJ(指揮官)と診断された人の特徴
続いて、MBTI診断でENTJと診断された人の特徴について紹介します。
以下の4つはこの記事を読んでくれているあなたならば、自分に当てはまっていると思う項目が多いのではないでしょうか。
納得できる部分だけでも構わないため、就活に活用できる要素を見つけるためにも、ぜひ読んでみてください。
- 自信家
- 自己主張が強い
- 決断力がある
- 競争心が高い
自信家
ENTJは自分の能力や判断に強い自信を持っており、それが日々の行動や発言にもよく表れます。
これまでの経験や実績をもとに、自らの考えや行動に確信を持っており、難しい課題にも果敢に取り組める傾向にあります。
特に集団の中では誰よりも早く方向性を示して周囲を引っ張る姿勢が自然と現れることが多いでしょう。
新しい環境や初対面の相手にも物怖じせず、自分の考えを堂々と伝えられるため、リーダーとしての素質が際立ちます。
物事を前に進めるエネルギーが強いですが「強引」と受け取られることもあるため、周囲の反応にも配慮しながら行動できると、なお良いでしょう。
自己主張が強い
ENTJは自分の意見をはっきりと述べることを得意としており、発言を通じて周囲に影響を与えるタイプの人です。
物事を論理的に捉えて、自分の考えを筋道立てて説明できるため、議論の場では中心的な役割を担うことが多いと言えます。
相手の立場や反応に気を使うよりも、正しいと信じたことを積極的に伝えることが多いタイプです。
主張の強さはリーダーシップを発揮する上では大きな強みとなりますが、状況によって押し付けがましく見られることもあります。
自分の意見だけでなく、相手の考えにも耳を傾けながら対話を重ねると良いでしょう。
決断力がある
ENTJは長期的な目標を明確に設定して、それを達成するための手段を冷静に考えて、すぐに行動に移す決断力に優れています。
目の前の細かい選択に迷いすぎることなく、自分の信念に基づいて判断を下すため、リーダーとしての資質が高いと言えるでしょう。
問題解決や意思決定のスピードも非常に早く、曖昧な状況の方向性を示すことができるため、周囲からも頼られる存在になることが多いです。
また、感情よりも論理を重視する傾向にあり、感情的にならずに冷静に物事を判断できるのも特徴です。
慎重さを欠く場面もあるかもしれませんが、その行動力と決断力が多くの場面で役に立つものです。
競争心が高い
ENTJの方は常に「もっと上を目指したい」という強い気持ちを持っている、競争の中で力を発揮するタイプと言えます。
成果を出すことはもちろん、より優れた結果を残すことに価値を見いだし、そのために努力を惜しみません。
どのような状況でも勝ち抜くための戦略を練り、結果にこだわる姿勢は多くの人から評価されます。
ただし、その競争心が強く出過ぎると、周囲との協調を軽視してしまう可能性もあるため、調整を意識できるとより成果が出やすいと言えます。
就活でも、この競争心の高さは力になる要素の1つであると言えるでしょう。
ENTJ(指揮官)の就活における長所/強み
続いて、ENTJの就活における長所または強みについて紹介します。
以下の4つはENTJと診断された方ならば自信を持ってアピールできる可能性が高い要素です。
いずれも就活では求められ、高く評価される可能性が高いため、ぜひ確認してみてください。
- リーダーシップがある
- コミュニケーション能力が高い
- 目標達成意欲が高い
- 計画性がある
リーダーシップがある
ENTJは生まれながらのリーダーとも呼ばれるほど、周囲をまとめ、引っ張る力に長けた性格です。
目標が定まると、そこに向かって的確な戦略を立て、メンバーを巻き込みながら行動に移すことができます。
就活においても、グループディスカッションやチームワークが問われる場面でこの力が発揮されます。
自ら発言の機会を作り、議論を前に進めようとする姿勢は採用担当者にとって非常に魅力的に映るものの1つです。
主体性、責任感も強く「この人なら仕事を任せても大丈夫だ」と思わせる信頼を醸し出すこともできます。
コミュニケーション能力が高い
ENTJタイプの方は自分の考えを明確に伝える力と、相手を納得させる論理性を併せ持っています。
話の構成を瞬時に組み立てる力があるため、面接やエントリーシートでも要点を押さえて分かりやすい表現が可能です。
また、相手の関心やニーズを的確にとらえて、それに合わせて話す内容を調整できる柔軟性も持ち合わせていることが多いです。
就活においてはただ話す力というレベルではなく「伝わる力」が求められています。
グループディスカッションでは発言の説得力が光り、個人面接では志望動機や自己PRの明快さが印象を残すことでしょう。
目標達成意欲が高い
ENTJは明確なゴールを設定して、それを実現するために全力で取り組む姿勢も特徴の1つです。
就活においても、内定を取るだけでなく「自分に合った企業で活躍する」など、目的意識を強く持ち、逆算的に動くことができます。
情報収集、自己分析、面接対策まで、一つひとつの準備に抜かりなく、行動力と伴った努力が成果につながるタイプです。
特に、成長志向の強い企業や成果を重視する職種、つまりベンチャー系の企業の場合、あなたの特性が高く評価される可能性が高いです。
目標に対して失敗から学んで改善する意識も強く、結果が出るまでやりきる覚悟を持って就活に取り組むことができるため、内定をもらいやすいでしょう。
計画性がある
ENTJは物事を行き当たりばったりではなく、綿密に計画を立てて進める力に長けています。
就職活動でも、スケジュール管理や準備の優先順位を明確にして、効率的に進められる場合が多いでしょう。
自己分析では過去の経験を体系的に整理して、志望企業ごとに適したアピール内容を組み立てることが大切ですが、ENTJはこうしたことを意識せずともできていることが多いです。
こうした計画力は限られた時間の中で多くの企業を受ける就活においては非常に有利です。
加えて、ENTJは常に将来を見据えて行動する傾向があるため、入社後のキャリアビジョンを持った上で企業選びを行えます。
また、面接でも「なぜこの企業を選んだのか」「どのように活躍したいのか」といった質問に対して、筋の通った回答ができるため、評価されやすいです。
ENTJ(指揮官)の就活における短所/弱み
続いて、ENTJの就活における短所または弱みについて紹介します。
以下の3点はこの記事を読んでくれている方ならば、指摘されたことがあるポイントなのではないでしょうか。
もし当てはまっていると思うものがあれば、就活においてはこれらの要素が弱みにならない企業選びをすることをおすすめします。
- 支配的になりやすい
- 感情表現が苦手
- 批判的になりやすい
支配的になりやすい
ENTJはリーダーシップを発揮する自信に長けており、物事を前に進める推進力も持っていますが、その強さが時に周囲を圧倒してしまう傾向にあります。
自分の考えや意見を明確に持っているため、グループ内で発言力が強くなりすぎてしまい、他人の意見を遮ってしまうことがあるかもしれません。
就活の場面では協調性が問われることも多いため、自分の主張だけではなく、周囲とのバランスを取る意識が大切です。
他の人の意見にも耳を傾けて、相手の意見や立場を理解しようとする姿勢を見せて、チームで働く力や柔軟な対応力を伝えるように心がけましょう。
感情表現が苦手
ENTJの方は論理的に物事を考えることを得意としており、感情でなく論理を優先して判断する傾向にあります。
したがって、熱意や思いを表情や言葉にして伝えることがあまり得意ではなく、うまくいかないこともあります。
自分の意見や行動の裏にはしっかり考えがあるにも関わらず、それを熱量を持って伝えることが不得手で、面接官にあなたの人間的な魅力が伝わりにくくなってしまうこともあるでしょう。
そこで、自分の思いを言葉にして伝える意識を持つことが大切です。
なぜその企業に惹かれたのか、どうしてその仕事に情熱を感じているのかといった気持ちを、自分なりの表現で伝えるように心がけましょう。
批判的になりやすい
ENTJは問題点を的確に見抜く力があり、物事を改善しようとする意識も強いです。
したがって、他の人の意見や提案に対して、つい批判的な目で受け止めてしまう傾向にあります。
議論の場面では自分の正しさを証明することに意識が向きやすく、相手にとっては否定されているように感じてしまうことも少なくありません。
就活ではグループディスカッションや面接の中で、相手の話をどう受け止めるか、どうフィードバックするかが見られていることもあります。
ENTJの分析力は大きな強みではあるのですが、相手の意見に対してまず共感や理解を示した上で、建設的な提案に変えて伝える工夫が求められます。
ENTJ(指揮官)に向いている仕事の特徴
続いて、ENTJに向いている仕事の特徴について紹介します。
次の項目でそれぞれどのような仕事が向いているのかについて詳しく紹介しますが、まずは大まかな特徴を確認しておきましょう。
この記事だけで全てのENTJの方に向いている仕事が紹介できるわけではないため、なぜそれぞれの職業が自分に向いているのかを理解するためにも、確認しておいてください。
- リーダーシップを発揮できる仕事
- コミュニケーション能力が重視される仕事
- 挑戦できる仕事
①リーダーシップを発揮できる仕事
ENTJは人を引っ張る力を持っており、意識せずとも人を引っ張れるタイプです。
組織の中でリーダーシップを求められる仕事に向いています。
目標を定めて、それを戦略立てて、周囲を巻き込んで行動に移すことが得意です。
集団の中で指示を受けて動くよりも、自らが方針を決めて指導していく立場になることで、その能力を十分に発揮できることでしょう。
営業部門のマネージャーやプロジェクトリーダー、経営企画など、チームを動かすような仕事ではENTJの強みが際立つことが多いです。
②コミュニケーション能力が重視される仕事
ENTJは外向的で、人との関わりを通じて刺激を受ける性格です。
したがって、ただ1人で黙々と作業をこなす仕事より、人と意見を交わしながら前に進める仕事に大きな適性があると言えます。
自分の考えをわかりやすく伝える力と、相手の意図を汲み取る力の両方を兼ね備えているため、商談、交渉、プレゼンテーションなどの場面でも活躍が期待できます。
また、ENTJは目標達成のために必要なコミュニケーションであれば、多少の衝突があろうとも恐れずに向き合う意志を持っています。
営業職や広報、コンサルタントといった、人との関わりを通じて価値を生み出す仕事において、大きな武器となるでしょう。
③挑戦できる仕事
ENTJは安定よりも成長や達成を重視する傾向にあり、常に高い目標を掲げて、それに向かって努力することに強い達成感を感じます。
変化のないルーティンワークや受け身の作業には物足りなさを覚えることでしょう。
しかし、難易度の高い課題やプレッシャーのかかる環境にはむしろ情熱を感じるタイプです。
競争の激しい業界や、結果が求められる仕事に身を置けば、本来の力を発揮しやすくなるでしょう。
外資系企業やベンチャー企業、立ち上げが多い企業など、挑戦を歓迎する環境においては特に活躍が見込まれます。
ENTJ(指揮官)に向いてる仕事/適職一覧
続いて、ENTJに向いている仕事や適職の一覧を紹介します。
まずは自分がどのような仕事が向いているのか、箇条書きで確認してみてください。
12個と多いため「一つひとつそれぞれ全部読む」というよりは「気になるものがあれば読んでみる」という選び方でも構いません。
- プロジェクトマネージャー
- 広報・PR
- 政治家
- 人事
- 営業職
- コンサルタント
- 不動産仲介
- マーケター
- ベンチャー企業の社員
- 広告代理店
- 起業家
- 商品企画
- 論理的思考と分析力
〈ENTJに向いてる仕事(指揮官)〉リーダーシップを活かせる
先ほど紹介したように、ENTJの方はリーダーシップを持っていることが多く、それを活かせる職場に向いている可能性が高いです。
以下の4つの仕事はいずれもリーダーシップを活かせるものであるため、ぜひそれぞれ参考にしてみてください。
プロジェクトマネージャー
ENTJにとってプロジェクトマネージャーは自らのリーダーシップを存分に発揮できる理想的な職業の1つであると言えるでしょう。
プロジェクトを成功に導くためには全体像を把握してスケジュールを確認・管理し、チームメンバーに的確な指示を出す能力が求められます。
ENTJは目標達成の意欲が強く、効率よく物事を進めるための戦略を立てることに長けているため、この職種との相性が非常に良いです。
また、論理的な思考を持ち、複数のタスクを同時にこなすマルチタスク能力もあるため、トラブルが発生しても冷静に対応して柔軟に修正を加えることも可能です。
メンバー一人ひとりの強みを見抜き、最適な役割分担を行う力を兼ね備えているため、まさに最適な職業の1つであると言えるでしょう。
広報・PR
広報やPRの仕事は企業や団体のイメージを外部に発信し、社会との良好な関係を築くことが主な仕事です。
ENTJは社交的で外交的な性格を持っており、言葉で人を動かす力にも長けているため、このようなコミュニケーション中心の仕事に適性があります。
情報を的確に伝える能力、相手の視点を考慮した戦略的な発信、そしてメディア対応など、全てにおいてENTJの強みが発揮されます。
また、ブランドイメージを形成したり、社内外の意見を調整しながらメッセージを発信したりする役割には論理的で先を見据えた思考力が必要です。
ENTJは目的に向かって一貫した行動ができるため、長期的な視点での広報戦略の立案にも力を発揮できることでしょう。
政治家
新卒でいきなり目指す人はほとんどいないでしょうが、将来的に政治家を目指すのも選択肢の1つです。
自分の信念や政策を多くの人に伝えて支持を集め、行動を促すという非常に影響力の大きい仕事です。
その性格上、大きな目標を掲げ、人を巻き込みながら前進する力に秀でているENTJにはまさに最適であると言えるでしょう。
論理的に物事を組み立てて、演説や討論の場で明確に自分の意見を伝えることができるため、大きな舞台でも強い存在感を発揮できます。
また、課題を見つけてそれを解決するための政策や戦略を考える力も優れており、短期的な視点ではなく、長期的な社会のビジョンを見据えて行動できるのも、政治家に向いている理由の1つです。
人事
ENTJは組織全体の目標を見据えて、人材をどのように配置・育成していくかという視点を持つことが得意です。
したがって、会社の中核を支える人事職に強い適性があると言えるでしょう。
人事の仕事では採用、教育、配置、評価といった幅広い業務を担いながら、個人と組織の成長を結びつけていくことが必要です。
ENTJは計画性に富み、長期的な視点で戦略を立てる力があるため、将来像を見据えて人材を配置・活用できます。
また、リーダーシップ、判断力を活かして、現場の意見を取りまとめ、必要な施策を提案することで、組織全体に良い影響を与える存在にもなります。
他人の成長に対しても関心が高く、フィードバックや指導が適切であることが多いため、育成の面でも優れた能力を発揮できるでしょう。
〈ENTJに向いてる仕事(指揮官)〉コミュニケーション能力を活かせる
ENTJタイプの方はコミュニケーション能力を持ち合わせていることも多いです。
そこで、以下のようなコミュニケーション力がある人が活躍しやすい仕事を検討してみるのはいかがでしょうか。
ぜひそれぞれ参考にしてみてください。
営業職
営業職はENTJの目標達成意欲や説得力を最大限に活かせる職種です。
成果が明確に数値で評価される環境は競争心の高いENTJにとってモチベーションになりやすく、結果を出すために戦略を練って行動するスタイルと非常に相性が良いです。
顧客のニーズを分析して、自社の商品やサービスの価値をロジカルに伝える力に優れているため、信頼関係を築きやすく、契約締結までの流れをスムーズに進められます。
また、ENTJはタフな交渉にも臆することなく対応できるため、高額商品や法人営業など難易度の高い案件でも力を発揮できます。
営業の現場で数々の実績を積めば、数年後には先ほど紹介したマネジメント系の職種へのキャリアアップも目指せることでしょう。
コンサルタント
コンサルタントはクライアントの課題を分析して戦略的な解決策を提案・実行する仕事であり、まさにENTJの論理的思考力と行動力が活かせる職種です。
課題の本質を見抜く洞察や、長期的視点での改善提案を行う構想などはENTJが得意とする分野です。
また、高いコミュニケーション能力を活かしてクライアントと信頼関係を築き、プロジェクトを主導していく姿勢は多くのクライアントから支持されるポイントともなるでしょう。
スピード感のある環境でも冷静に判断を下し、着実に成果に導くため、難易度の高い案件にも積極的に挑戦できます。
成果主義の風土が強い業界であるため、実績を残せば評価に直結しやすく、成長意欲の高いENTJにはまさに最適な環境です。
不動産仲介
不動産仲介の仕事では物件情報の分析力、顧客対応力、そして契約を結ぶための交渉力が必要です。
ENTJは成果にこだわりつつ、冷静にそして戦略的に物事を進めるタイプであるため、このような職種はまさに相性が抜群であると言えるでしょう。
物件の魅力をロジカルに説明しながら、顧客のニーズに合った提案を的確に行えるため、信頼を得やすく、成約率も高いです。
また、交渉の場でも持ち前の説得力と自信を武器に、有利な条件で契約をまとめられるでしょう。
変化が激しくスピード感と柔軟な対応が求められますが、ENTJはそのような環境にも強く、競争の中で結果を出すことに喜びを感じる傾向が強いです。
マーケター
マーケターはデータと戦略を基に消費者心理や市場の動きを読み解いて成果につながるプロモーションを設計する仕事です。
ENTJは戦略的思考力と実行力を併せ持っており、このような分析とクリエイティブの両方が求められる分野で特に力を発揮しやすいでしょう。
市場データを読み解いて質の高い施策を論理的に組み立てる力はもちろん、チームをけん引して施策を実行するリーダーシップも兼ね備えているため、プロジェクト単位で成果を出す仕事に最適です。
特にブランディングやキャンペーン設計のように、長期的な視点が求められる場面ではENTJの計画力が大いに活用できます。
〈ENTJに向いてる仕事(指揮官)〉挑戦できる
ENTJタイプの方は挑戦心に満ちている人が多いため、以下のようなチャレンジングな仕事に向いている可能性も高いと言えます。
それぞれ興味があるものがあれば、就活の選択肢に入れてみてください。
ベンチャー企業の社員
ENTJは安定した環境よりも変化や挑戦がある状況にやりがいを感じるタイプです。
スピード感のあるベンチャー企業のような成長過程にある組織でこそ、真価が発揮されやすいでしょう。
まだ体制が整っていない中で、自らが中心となって方針を定め、課題を発見して、解決策を提案していく姿勢は、ENTJがベンチャー企業にとって非常に貴重な存在である所以です。
目標に対して粘り強く取り組む姿勢と、変化に柔軟に対応できる能力の両方を兼ね備えているため、周囲を巻き込みながら成果を出せます。
スピード重視の意思決定や試行錯誤を繰り返す環境にも適応しやすく、プレッシャーをエネルギーに変えられるENTJにとって、ベンチャー企業は理想的な環境の1つであると言えるでしょう。
広告代理店
広告代理店の仕事は顧客の課題やニーズを理解し、企画立案から実行・検証までを一貫して行うため、戦略性と実行力が必須です。
ENTJは論理的な仕事とアイデア発想の両方を兼ね備えているため、クリエイティブかつ戦略的な業務に強い適性があると言えるでしょう。
クライアントやメディアとのセッションなど、人とのコミュニケーションの場面ではENTJの社交性や説得力も武器になります。
また、広告業界は納期や予算といった制約がある中で成果を出さなければならない場面が多いですが、冷静な判断力と責任感を持つENTJはプレッシャーにも強く対応できます。
複数のプロジェクトを同時に管理しながらチームを動かすことも多いため、リーダーシップを発揮したい人にはまさに最適な環境であると言えるでしょう。
起業家
ENTJは強いリーダーシップと明確なビジョンを持ち「自らの手で新しい価値を生み出したい」という欲求が強いです。
したがって、0から事業を立ち上げる起業家という選択肢にも高い適性があります。
戦略的に物事を考え、計画を立てて着実に実行していく力に加え、リスクを恐れず挑戦するメンタリティを持っているため、ビジネスの立ち上げに必要な素養を多く備えています。
また、プレゼンテーションや交渉、チームマネジメントといった起業に欠かせないスキルを持ち合わせている可能性が高いため、事業の成長を主導する存在としても活躍できるでしょう。
まずは経営陣と密接に関わることができるベンチャー企業や中小企業に就職して、企業とは何か、経営者に必要なメンタルは何かを学びながら、数年後に起業を目指すというキャリアがおすすめです。
商品企画
商品企画の仕事では消費者のニーズを深く理解して、それに応えるアイデアを形にする想像力と、市場分析に基づいた論理的な判断が必要です。
ENTJはこの両方の能力バランスを兼ね備えているため、実現可能なアイデアを着実に形にしていくプロセスを得意としています。
また、商品の開発から発売までには複数の部門との連携が必須であるため、コミュニケーション能力や調整力も不可欠ですが、ENTJはこれらも高いレベルで備えています。
目標に対する執着心も強く、ヒット商品を生み出すために妥協せずに改善を重ねる姿勢は、商品企画にまさに最適であると言えるでしょう。
ENTJ(指揮官)に向いてる業界
続いて、ENTJタイプの方に向いている可能性が高い業界について紹介します。
以下の業界は職種を問わずENTJタイプの方に向いている可能性が高いものであるため、興味があるものがあれば熟読してみてください。
- コンサルティング業界
- 不動産業界
- ベンチャー・スタートアップ業界
①コンサルティング業界
コンサルティング業界は企業や個人の課題を見極めて、最適な解決策を提案・実行していく仕事がメインの業務です。
ENTJは論理的思考力と計画性に優れており、複雑な問題を構造化して整理し、戦略的なアプローチで解決に導くことができます。
また、クライアントとの信頼関係を築くためのコミュニケーション能力にも長けているため、専門性だけでなく、人間関係の面でも強みを発揮できるでしょう。
成果が求められるプレッシャーのある環境にも強く、目標達成に向けて粘り強く行動できるのも大きな強みです。
ENTJは短期間で成果を出す必要があるプロジェクトでも状況を冷静に分析し、チームを統率しながら進められます。
②不動産業界
不動産業界は物件の売買や賃貸、投資、開発などを通じて高額な取引を行う業界であり、交渉力と説得力、そして粘り強い行動力が求められます。
ここまで読んできた方ならわかるように、まさしく、ENTJの方ならば全て備えている能力です。
不動産仲介はもちろん、プロジェクトマネジメントや開発分野でも活躍が期待できるでしょう。
また、情報の分析や戦略的な営業計画を立てる能力にも優れており、営業成績や成果主義が重視される不動産業界にも、向いています。
そして、ENTJは自信に満ちた態度で信頼を得やすく、顧客との長期的な関係構築も得意です。
③ベンチャー・スタートアップ業界
ベンチャーやスタートアップ系の業界・企業はスピードと柔軟性が求められる変化の激しい環境であり、前例のない挑戦に取り組むことが日々の仕事です。
ENTJは目標達成への飽くなき欲求を持っており、困難をチャンスと捉えて自ら道を切り開くことに喜びを感じるタイプであり、まさに最適と言えます。
課題が山積みの状況でも、持ち前の戦略的思考力と実行力を発揮して、成果に結びつけていく力があります。
また、組織が未成熟な段階でもリーダーシップを発揮して周囲をまとめ、仕組みを構築していける柔軟性と責任感も兼ね備えているのが、ENTJです。
ベンチャー企業では役職や年次に関係なく裁量が与えられることが多く、行動力のあるENTJにとっては非常に魅力的な環境であると言えます。
ENTJ(指揮官)が避けるべき仕事の特徴
続いて、ENTJタイプの方が避けるべき仕事の特徴について紹介します。
以下の3つの特徴が当てはまってしまう場合は、就活の選択肢から外した方が良いかもしれません。
もちろん興味がある仕事であれば構いませんが、そうでない限り、できるだけ以下のような仕事は避けた方が良いでしょう。
- ルーチンワークが多い仕事
- 感情労働が多い仕事
- 他者との協力や連携が少ない仕事
①ルーチンワークが多い仕事
ENTJは常に目標を意識して行動し、効率的に物事を進めたいという意欲を持っているタイプです。
したがって、毎日決められた作業をただ繰り返すだけになるルーチンワーク中心の仕事では、次第にやりがいを感じられにくくなり、モチベーションの維持も難しいことでしょう。
特に、成長や変化の実感が得られない環境で「自分の能力が活かされていない」と感じることも少なくありません。
問題解決や戦略立案など、頭を使って動く場面が少ない仕事はENTJにとってとても物足りなさを感じさせてしまうことでしょう。
②感情労働が多い仕事
ENTJは論理的に物事を捉えて判断する傾向が強く、感情をベースにした対応や、相手の気持ちに寄り添い続ける業務を長時間行うことにストレスを感じることが多いです。
もちろん、他人への配慮ができないわけでは全くありません。
しかし、共感や感情のコントロールに重きを置かれる仕事はENTJにとってエネルギーを消費しやすい分野です。
感情的な訴えに耳を傾け続ける介護職、カウンセラー、感情の機微を常に読み取る必要のある接客業などは、続ける中で疲弊してしまう可能性があります。
ENTJはどちらかというと「課題を分析して解決策を提示する役割」に適性があり、感情よりも論理に重きを置く場面で力を発揮します。
したがって、感情労働が中心となる仕事は自分の強みを活かしきれず、不満を感じることが多いでしょう。
③他者との協力や連携が少ない仕事
ENTJは集団の中で目標を共有し、周囲を巻き込みながら成果を出せることにやりがいを感じるタイプです。
したがって、他人との関わりがほとんどなく、個人作業ばかりの仕事は自分の強みである戦略的思考を活かせません。
誰かと協力して働くことが前提でない業務では仕事を通じて成長や達成感も感じられないでしょう。
また、ENTJは自分の考えを言葉で伝えて、周囲の意見を取り入れながらチームを導いていくスタイルを得意としているため、関係性を築くこと自体が目的の一部でもあります。
そのため、単独で黙々と作業を進める職場ではモチベーションの維持が難しいだけでなく、仕事に対する意欲そのものが低下する恐れがあるでしょう。
具体的なENTJ(指揮官)が避けるべき職業
続いて、具体的なENTJタイプの方が避けるべき職業について紹介します。
以下の3つはENTJタイプの方にはどうしても向いていない可能性が高いため、できれば避けた方が良いと言えます。
- データ入力
- 心理カウンセラー
- 研究職
もちろん、興味がある場合や、長年憧れている仕事である場合は、目指しても構いません。
データ入力
データ入力の仕事は正確性が重視されますが、業務内容は比較的単調で、反復的な作業が少なくありません。
ENTJは目標を掲げて戦略的に行動することにやりがいを感じるタイプであるため、変化の少ない業務には次第に物足りなさを感じてしまうことでしょう。
指示通り、ルールに沿って作業を進めることは可能でも、その中で主体性やリーダーシップを発揮する機会が少ないため、モチベーションを維持することが難しいです。
また、データ処理のように定型業務が続く環境ではENTJ特有の改善意欲や創造性が発揮されにくく、仕事への関心が薄れてしまうこともあります。
心理カウンセラー
心理カウンセラーの仕事はクライアントの感情に深く寄り添い、共感を通じて心のケアを行うことが大切です。
ENTJは感情よりも論理を重視し、問題に対して解決を図る傾向があるため、感情的なサポートを中心とする仕事はあまりやりがいを感じられないかもしれません。
相手の感情に合わせて会話を進めることについては疲れを感じやすく、長時間にわたってその役割を担うことはストレスの原因になりやすいです。
また、ENTJは問題の核心を突くアプローチを好む傾向があるため、時間をかけてゆっくり関係を築いていくカウンセリングのプロセスに対しても、どかしさを感じることも多いでしょう。
研究職
研究職は1つのテーマに対して深く掘り下げ、長期的に取り組む仕事であり、個人作業の時間が長いため、忍耐力と集中力が求められます。
本質的にはチームを率いて成果を出すことに喜びを感じるENTJは、孤独な作業が多い研究環境には適合しにくいでしょう。
確かに論理的思考力や分析力という点では研究職に向いている可能性はあります。
しかし、変化や刺激を求めるENTJの方は、実験や反復作業が続く職業は次第に飽きや退屈を感じてしまう可能性が否めません。
また、研究の成果が出るまでに長い時間がかかることが多く、短期的な成果や進捗を重視するENTJにとっては目標達成の実感を得にくい職種でもあります。
ENTJ(指揮官)が仕事をするときに気を付けるポイント
ENTJの方が仕事をする時に気をつけなければならないポイントについても紹介します。
以下の4つを意識した上で仕事やアルバイト、就活に取り組む場合と、そうでない場合では結果が大きく異なってきます。
就活を成功させるためにも、就活後に素晴らしいキャリアを送るためにも覚えておいてください。
- 他者の感情を理解する
- 柔軟で受容的な考えを持つ
- 他者の意見にも耳を貸す
- 忍耐力を持つ
他者の感情を理解する
ENTJは論理的な思考を重視するあまり、職場における感情面のやり取りを軽視してしまう傾向にあります。
確かに論理や効率を追求する姿勢はビジネスの場では強みではあるのですが、チームで働く以上、感情は切り離せない要素です。
メンバーのモチベーションを維持するにはただ結果を求めるだけでなく、気持ちに寄り添った言葉や対応が必要になることも多いです。
業務に対する不安や負担感に気付けずにいると、知らないうちにチームの結束力が低下してしまうことも少なくありません。
よって、他者の表情や言葉の裏にある感情を意図的に汲み取り、配慮ある対応を心掛けて、短所を埋めましょう。
柔軟で受容的な考えを持つ
ENTJは自分の考えに強い自信を持ち、目標に向けて突き進む姿勢が魅力でもありますが、その反面、自分のやり方に固執しやすい傾向にもあります。
特に「計画通りに物事を進めたい」という意識が強く働くと、予定外の提案や予想外の意見に対して否定的になってしまうことも少なくありません。
しかし、現代のビジネス環境においては変化への柔軟な対応が求められ、多様な意見や価値観を取り入れることこそが成果を生む鍵です。
他者の視点を受け入れて、自分では気づかなかったリスクや改善点に気づける場面も多いでしょう。
また、周囲から信頼されるリーダーとして成長していくためには柔軟さと受容性が欠かせない要素であるため、周囲に応じて視点を変える力を意識的に養うように心がけてください。
他者の意見にも耳を貸す
ENTJはリーダーシップに優れ、周囲を引っ張っていく力があります。
しかし、自分の意見や判断を最優先にしてしまって、他者の意見を十分に受け止められないことが多いです。
プロジェクトを円滑に進めるためには一方的に方向性を決めるのではなく、関係者の意見を丁寧に聞き取る姿勢が不可欠です。
意見を無視されたと感じたメンバーは自発的な行動を控えたり、信頼関係が損なわれたりすることもあります。
ENTJが周囲の声を確認するだけで終わらせず、実際に取り入れていく姿勢を見せれば、チーム内の連携や信頼が大きく高まるでしょう。
忍耐力を持つ
ENTJは行動とスピード感を重視し、結果を早く出すことに価値を見出すタイプですが、すべての物事が短期間で成果に結びつくわけではありません。
特に新規事業や人材育成など、長期的な視点が必要な分野ではすぐに結果が出ないことに苛立ちを感じることでしょう。
しかし、こうした場面こそ忍耐力が問われるポイントです。
時間をかけて土台を整えたり、地味な作業を積み重ねたり、プロセスを大切にすることで、より大きな成果へと導けます。
また、部下や同僚の成長にも時間がかかることを理解して、相手のペースを尊重することは、信頼や協力を得るために重要です。
ENTJ-AとENTJ-Tの違い
ENTJにはENTJ-AとENTJ-Tというタイプが存在します。
それぞれ近いタイプではあるものの、いくつか異なる点が存在します。
自分がどちらと診断されたのか再確認した上で、自分にはどのような特徴があるのか把握するために、参考にしてみてください。
①自己主張型か慎重型か
ENTJ-Aは自己主張型と呼ばれる通り、自分の意見や判断に自信を持ち、物事をスピーディに進めるタイプです。
周囲の反応に左右されることが少なく、自分の信念を軸にして行動するため、リーダーとしての資質がより際立ちます。
一方、ENTJ-Tは慎重型という分類にふさわしく、意思決定に慎重さを伴い、状況を客観的に見てから行動する傾向が強いです。
失敗やリスクに敏感で、準備や確認を丁寧に行うため計画性に優れていますが、行動までに時間がかかることもあります。
どちらも目標達成の意欲は高いものの、Aは行動優先型、Tは熟考優先型といった違いがあります。
②ポジティブかネガティブか
ENTJ-Aは物事を前向きに捉える傾向が強く、自分の判断や能力に対してポジティブな自己認識を持っています。
失敗や困難に直面しても、それを糧として前に進む力があり、自信を持って次の行動に進められるのが特徴です。
一方、ENTJ-Tは自己評価がやや不安定で、ネガティブな感情に引きずられることも少なくありません。
自分の行動や成果に対してより厳しく評価する傾向があり「もっとできたのではないか」という思いが原動力になることも多いです。
この違いはモチベーションの持ち方にも影響し、ENTJ-Aは自己肯定感を保って突き進むのに対して、ENTJ-Tは不安をバネにしてより高みを目指すスタイルです。
それぞれの特徴
ENTJそれぞれの特徴についても確認してみましょう。
ENTJ-Aは自分に対する自信と行動力を軸にしながら、状況に応じて柔軟に対応できるタイプです。
他人の意見を受け入れることもありますが、最終的な判断には自分の軸を通す強さを持ち、リーダーとしてチームをまとめていく力に優れています。
失敗しても引きずらず、すぐに気持ちを切り替えて前に進む姿勢が魅力です。
一方、ENTJ-Tは完璧を求める傾向があり、小さなミスや不完全な結果に敏感です。
細部にまで目が届き、質の高い仕事を求めるあまり、自分にも他人にも厳しくなりがちな一面があります。
完璧主義が質の高さにつながることも多いため、特性を否定しすぎず、慎重さと責任感のバランスを大切にしましょう。
ENTJに向いてる仕事を見つける方法
ENTJタイプの方に向いている仕事を見つけるためにはどうすれば良いのかについても紹介します。
以下の3つの点を意識しておけば、ENTJタイプの方は仕事を見つけやすくなるでしょう。
ぜひそれぞれ参考にしてみてください。
- 実際の業務内容を確認する
- 職場環境や社風を見る
- 自分のキャリアパスと照らし合わせる
実際の業務内容を確認する
ENTJに向いている仕事を見つけるためには表面的な情報だけでなく、実際の業務内容をしっかりと確認することが重要です。
求人票や企業のパンフレット、説明会の内容は企業の魅力を伝えるために工夫された情報が多く、基本的にポジティブなことしか書かれていません。
ENTJは目標に向かって戦略的に行動するタイプのため「裁量がどれほど与えられるのか」「プロジェクトの進行に関与できるのか」といった具体的な業務フローを確認しておくことが大切です。
インターンシップ、OB訪問、説明会の後の個別質問などを通じて、現場の社員からより詳しい情報、特に仕事内容について聞いておくことでミスマッチを防げるでしょう。
職場環境や社風を見る
ENTJがストレスなく働くためには、自分の価値観や行動スタイルと職場環境や社風が合っていることが重要です。
特にENTJは目標達成を重視して周囲を巻き込みながらリーダーシップを発揮するタイプであるため、挑戦の機会が多く主体的な行動を評価する企業風土との相性が良いと言えます。
実際に企業を訪れて、社員同士のコミュニケーションの様子やオフィスの雰囲気、会話のスピードなどを偵察しておくと良いでしょう。
また、口コミサイトや就活支援サービスを通じて、実際に働いたことのある人の声に触れることも有効です。
上司との距離感や評価制度、部署での働き方など、外から見えにくい部分の情報も集めておきましょう。
自分のキャリアパスと照らし合わせる
ENTJは将来のビジョンを持ち、それに向かって計画的にキャリアを積み上げていくことにやりがいを感じるタイプです。
したがって、仕事選びでは「就職後はまず何をするのか」だけでなく「この仕事を通じてどのように成長していけるのか」「どんなポジションを目指せるのか」など長期的な視点が欠かせません。
企業ごとに用意されているキャリアパスや昇進制度、職種間の移動の柔軟性などを事前に確認し、自分の理想像と合っているかを見極めておきましょう。
また、目標に向かって行動する際、周囲を巻き込んで成果を出すことが得意なENTJにとってはチームをマネジメントする機会があるかも重要なポイントです。
ENTJ(指揮官)の就活成功のためのポイント
ENTJタイプの方が就活を成功させるためには何を意識すれば良いのかについても紹介します。
以下の5ポイントは特にENTJタイプの方には意識しておいてほしい就活成功のポイントです。
他のタイプにも当てはまる汎用性の高い対策であるため、ENTJタイプと診断されたり、別のタイプと診断されたりする方でも参考になるでしょう。
- 自己分析を徹底する
- 計画的に準備する
- ネットワーキングの活用
- 面接の準備と実践
自己分析を徹底する
ENTJが就活を成功させるためには、まず自分自身の特性や価値観を深く理解することが欠かせません。
リーダーシップがある、目標志向が強い、論理的であるといったENTJの特徴は大きな強みですが、それがどの場面で発揮されるのか、どのような環境でモチベーションが上がるのかを言語化できなければ、説得力が生まれません。
自己分析を通じて過去の経験を振り返り、自分が主体的に行動したエピソードや成果を整理しておきましょう。
また、自分にとっての理想の働き方やキャリアの方向性を明確にしておけば、就活中に迷ったり軸がブレることも防げます。
計画的に準備する
ENTJは計画性に優れており、目標に向かって段階的に行動する力に長けています。
この強みを就活にも活用すれば、スムーズな準備と効率的な進行が可能になるでしょう。
特にエントリーシートの提出締め切りや説明会、選考のスケジュールなどは時期が集中しやすく、直前になって慌てないように余裕を持ったスケジューリングが大切です。
どの企業をいつ受けるのか、面接順位を明確にしながら動くことで、精神的にも安定して取り組めます。
また、就活の各フェーズごとに目標を設定して、それに向かってタスクを細分化して進めることで、ENTJが得意とする「戦略的な動き」が実現できることでしょう。
ネットワーキングの活用
ENTJはコミュニケーション能力が高く、人との関わりを通じて情報を得ることを得意としています。
この特性を活かして積極的に人脈を広げれば、就活を有利に進められるでしょう。
OB・OG訪問、キャリアセンターの活用、就活イベントでの交流などを通じて、現場のリアルな情報や業界の動向、選考の傾向などを得ることが大切です。
また、ENTJは対話を通じて相手の立場や価値観を理解する力を持っているため、ただ情報収集するだけでなく、関係性の構築にもつながりやすい特徴です。
こうしたネットワークは志望企業との相性を見極める際に役立ち、入社後のイメージを具体化する手助けにもなります。
「情報を制する者が、就活を制する」と言っても過言ではないので、社交性は大きな武器になるでしょう。
面接の準備と実践
面接はENTJの強みが発揮されやすい場面の1つです。
論理的な思考力や自信を持った発言、そして構造的に話を組み立てる力は採用担当者に好印象を与える要素となります。
しかし、これらの力を本番で確実に発揮するためには事前の準備が欠かせません。
企業研究を徹底して、求められる人物像に自分の特性がどう当てはまるかを整理しておくことを心がけましょう。
また、模擬面接や自己紹介、志望動機のブラッシュアップもおすすめです。
ENTJはつい自分の意見を一方的に伝えがちですが、面接は質問の意図を正しく汲み取り、相手との対話を意識することも求められます。
準備と実践を繰り返すことで、自分の伝え方を客観的に見直すことができれば、本番も自信を持って臨むことができるでしょう。
適職を見極める
ENTJが本当に力を発揮できるのは、自分の特性に合った仕事や職場に出会えた時です。
ただ内定獲得を目的とするのではなく、将来を見据えたキャリア設計の中で、自分に合った職種や業界を選ぶことが、長く活躍できる鍵と言えるでしょう。
ENTJは目標志向が強く、挑戦を好むため、安定よりも成長や変化が求められる環境の方が適しています。
実際の仕事内容や職場の雰囲気、キャリアパスなどを総合的に確認して、自分がその中でどのように成長できるかをイメージすることが大切です。
また、自分の強みだけでなく苦手なことも把握した上で職場選びをすれば、入社後のミスマッチも防げます。
ENTJ(指揮官)と相性の良い人は?
ENTJタイプと相性の良い人にはどのようなタイプがいるのでしょうか。
もちろん、以下のタイプに当てはまらなかったとしても相性が良い可能性はあります。
しかし、傾向としては以下のようなMBTIタイプの人と関わると、仕事やプライベートがうまくいきやすい可能性があります。
ぜひそれぞれ参考にしてみてください。
仕事面①INTJ(建築家)
ENTJとINTJはどちらも論理的思考をベースに行動するタイプであり、長期的な視点で物事を考える傾向にあります。
したがって、共通の目標に向かって協力しやすく、建設的な関係を築ける組み合わせと言えるでしょう。
INTJは分析力が高く、論理的に物事を整理するのが得意であり、ENTJが掲げるビジョンをより深く掘り下げて、現実的な計画に落とし込むサポート役として力を発揮できます。
一方、ENTJは行動力と決断力に優れており、INTJのアイデアを実行に移すスピード感も提供できます。
お互いが尊敬と信頼を持ってアイデアを交換し合えるため、意見でぶつかり合っても前向きな議論に発展しやすく、相乗効果が期待できる関係です。
仕事面②ENTJ(指揮官)
同じENTJ同士は共通の価値観や目標志向の強さを持っているため、非常にエネルギッシュなタッグを組むことが可能です。
お互いが高い理想を掲げて戦略的に行動するため、ビジネスの現場ではスピード感のある意思決定や高度なプロジェクト推進が期待できます。
また、成果を重視する姿勢が一致しているため、余計な感情的な衝突も少なく、建設的なやり取りがしやすい点も特徴です。
ただし、どちらもリーダータイプであるがゆえに、意見が対立した際に主導権争いが起こる可能性があります。
あらかじめ役割分担を明確にして、どの場面でどちらが主導するのかを合意しておくことが大切と言えるでしょう。
仕事面③ISTJ(管理者)
ISTJは几帳面で堅実、そして高い責任感を持って物事に取り組むタイプです。
したがって、ビジョンを描き、方向性を示すENTJとの相性は良好であると言えるでしょう。
ISTJが構想する戦略や計画に対して、ENTJは最後まで丁寧に落とし込み、実行段階でのミスを防ぐ役割を担えます。
また、ISTJは組織のルールや手順を大切にしながらも、結果を出すことに努力を惜しまないため、ENTJのスピード感のある意思決定にも柔軟に対応してくれることが多いです。
ENTJが方向転換を提案した際も、ISTJがリスクを管理しながら現実的な修正を加えてくれることで、全体のバランスが取れるようになります。
長期的なプロジェクトにおいても綿密に協力することで、安定した成果を出せる信頼性の高いパートナーです。
プライベート面①ENFP(広報運動家)
ENTJとENFPの組み合わせはエネルギーに満ちた好奇心旺盛な関係を築けるでしょう。
ENTJは目標達成に向けて進むタイプですが、ENFPは新しいアイディアや視点を柔軟に提案し、ENTJの思考に刺激を与えてくれる存在です。
ENFPは感受性が豊かで、ユーモアや想像力を持って人間関係を楽しむことができるため、ENTJが仕事や目標に集中しすぎて視野が狭くなるのを防いでくれることでしょう。
また、ENFPは自由な発想で行動するため、ENTJにとっては予想外の発見が多く、日常に楽しさや新しい発見をもたらしてくれます。
一方、ENTJの論理的な判断力はENFPのアイデアを現実的な形にする手助けになることもあるでしょう。
お互いにない部分を補完し合い、豊かな関係性を築きやすい組み合わせです。
プライベート面②ISFJ(擁護者)
ISFJは温かく献身的な性格で、人の気持ちを大切にしながら支えることに喜びを感じるタイプです。
ENTJのように強い意志と目標意識を持ち、常に前進しようとする人に対しても、そっと寄り添いながら精神的な支えとなるでしょう。
ISFJは目立つことを好まず、相手のことを陰ながら支えることにやりがいを感じるため、ENTJのリーダーシップや挑戦性を尊重しつつ、安心感のある関係を築くことが可能です。
特にENTJが忙しい日々の中でストレスを抱えた時、ISFJの優しさや共感力が心の癒しとなるでしょう。
また、細やかな気配りが得意なISFJはENTJが見落としがちな部分にも自然と目を配ることができ、プライベートにおいて非常にバランスの取れた関係になるはずです。
ENTJ(指揮官)と相性の悪い人は?
反対に、ENTJタイプの方と相性が悪い人についても紹介します。
以下のような考えを持っている人と関わると、疲れたりイライラしたりするかもしれません。
自分がどのような相手だと相性が良く、悪いのか覚えておくと人間関係が少し楽になることもあるので、チェックしてみてください。
①主体性に欠ける人
ENTJは目標に向かって自ら考えて行動する姿勢を非常に重視するタイプです。
そのため、常に指示を待つだけの受け身な姿勢の人に対して、苛立ちや不満を抱くことが少なくないでしょう。
特にチームでの共同作業において、ENTJはそれぞれのメンバーが自発的に動き、役割を理解して主体的に動いてほしいと考えるものです。
しかしその期待に対して、指示がなければ動かない、考える前に「何をすればいいですか?」などと尋ねる人とは協力関係を築きにくいでしょう。
ENTJはスピード感を持って物事を進めたいと考えているため、意思決定や行動に時間がかかる人とのペースの違いに強いストレスを感じることが少なくありません。
②計画性のない人
ENTJは計画的に物事を進めることを好み、スケジュール管理や目標の設定、手順の明確化を重視するタイプです。
したがって、行き当たりばったりの行動を取る人や、締め切りを守れない、遅刻する、優先順位を考えないといった傾向の人に対して、強い違和感を抱きがちです。
特に仕事やプロジェクトにおいて、時間や資源の使い方に対して無頓着な人がいると「効率が悪い」と感じて、フラストレーションが溜まってしまいます。
また、計画性のない人は突発的なトラブルの対処も遅れがちで、ENTJがリスクをカバーする役割を引き受けざるを得なくなることも少なくありません。
このような状況が続くと信頼関係にヒビが入り、協力関係がうまく機能しなくなる可能性があります。
③批判を攻撃と捉える人
ENTJは建設的なフィードバックや意見交換を、成長の機会や仕事の成果を向上させるための大切なプロセスの1つであると捉えています。
そのため、率直な意見や指摘を出すことは自然であり、チームにとって不可欠な行動だと考えていることでしょう。
しかし、批判を個人的な攻撃と受け取り、感情的に反発してしまう人もいるため、そうした人とは関わりにくいです。
ENTJにとっては改善のための指摘であったとしても、相手が防衛的になったり落ち込んだりすると、自然な議論や意見交換が難しくなってしまいます。
また、ENTJは感情よりも論理に基づいて行動するため、感情的な反応にどう対応するか悩むこともあるでしょう。
ENTJ(指揮官)に関するよくある質問
続いて、ENTJに関するよくある質問に回答します。
以下の2点はMBTI診断でENTJと診断された方が気になっている場合も多いのではないでしょうか。
ぜひそれぞれ参考にしてみてください。
- ENTJのあるあるは?
- ENTJは亭主関白?
ENTJのあるあるは?
ENTJのあるあるとして、まずカリスマ性の高さが挙げられます。
人前に立つことを恐れず、自信を持って発言や行動ができるため、自然とリーダーのポジションに立つことが多いです。
また、エネルギッシュで行動力があり、やるべきことに対して迷いなく突き進む姿勢は周囲に刺激を与える存在です。
初対面の人とも臆せず話ができる社交性、周りとのネットワーク作りや人脈形成にも長けています。
さらに、野心的な一面も持っており「将来的にこうなりたい」「こういうポジションに就きたい」といった目標を明確に持って行動する傾向にあります。
一方で、自分にも他人にも厳しく、基準が高いため、無意識にプレッシャーを与えてしまうこともあります。
ENTJは亭主関白?
ENTJは「亭主関白」であると言われがちですが、事実と言えるのでしょうか。
確かに、明確な意見と決断力を持ち、リーダーシップを発揮する場面が多いため、プライベートでも主導権を握りやすい傾向にあります。
しかし、必ずしも「強引で支配的か?」と聞かれると、おそらくあなた自身も「そうではない」と感じているはずです。
ENTJの行動原理は「物事をより良く、より早く進めたい」という意志から来ており、効率や論理を重視して最善の判断をしようとしているだけです。
あなたのことを「亭主関白である」と一方的に決めつけてくる人は、相手の意見を聞く姿勢が足りないだけであり、一方的に物事を決めつけているだけです。
したがって、客観的に見て「自分は亭主関白ではない」と自信を持って言えるならば、多少、外野から何か言われても、気にする必要はありません。
まとめ
今回はMBTI診断においてENTJという結果が出た方のために、向いている仕事の見つけ方や強み・弱み、何をアピールすれば良いのか、具体的にどのような仕事が向いているのかなどについて詳しく紹介しました。
MBTI診断は数多くある自己分析ツールの中でも信頼性が高いものであるため、この記事を参考にしつつ、最適な企業を見つけられるよう就活を進めてください。