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・自己PRと志望動機の違い
・自己PRと志望動機で書くべき内容
・志望動機でやりたいことに触れる際の注意点
・自己PRと志望動機の違いを知りたい人
・自己PRと志望動機で書くべき内容を知りたい人
・志望動機でやりたいことに触れる際の注意点を知りたい人
履歴書やESで、自己PRや志望動機を書かなければならないときはとても悩むでしょう。
そもそも、自己PRと志望動機の違いがわからない人もいるかもしれません。
考えていたら、どうしても内容がかぶってしまい、うまくまとまらない方もいるでしょう。
自己PRも、志望動機も、いざ書こうとすると実際は難しいものです。
何を書いたら良いかわからず、まったく手がつかないのも無理はありません。
今回は、自己PRのポイントや、それぞれで書くべき内容を例文付きで解説していきます。
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【自己PRと志望動機の書き方は?】自己PRと志望動機は別物
「志望動機と自己PRの違いがわからない」という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
これらは一見似ているように思えますが、実際には全く異なるものです。
どちらも就職活動において重要な要素ですが、それぞれの役割を正しく理解しないと、自分を効果的にアピールすることが難しくなります。
内定獲得のためにも違いをしっかりと理解しましょう!
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【自己PRと志望動機の書き方は?】自己PRと志望動機の違いとは
自己PRと志望動機で、書くべき内容の違いがわからない方もいるかもしれません。
自己PRの中で、志望動機に関することを書いてしまい、志望動機のほうに書くことがなくなってしまう場合もあり得ます。
それぞれ、書くべき内容は違いますしアピールすべきポイントも別の部分にあるということを意識しましょう。
ポイントを意識して書けば、それぞれの項目で適切なアピールができるため、人事からも高評価です。
ここからは、自己PRと志望動機それぞれの特徴をご紹介いたします。
自己PRとは
自己PRでは、これまでの取り組みやエピソードなどの具体的な実績を根拠に、自身の強みや長所をアピールします。
学生時代に取り組んできたサークル活動やボランティア、アルバイトの経験でも良いでしょう。
サークルやアルバイトで、先輩に褒められた部分があるのなら、それを根拠に強みや長所をアピールするのもおすすめです。
また、受ける企業の業務に適した長所や強みをアピールすると、より効果的でしょう。
接客や営業職ならば、コミュニケーション力といったように、その職種で武器になるところをアピールしましょう。
自己PRでは、自分の特技や長所をもとに、その企業でどのような戦力になれるかを話すことが大切です。
自分の志望している企業の求める人材に必要な特徴が自分の中にないか探して考えてみましょう。
志望動機とは
志望動機は、主にその企業へ入りたいと思った理由を述べます。
あまり難しく考えず、シンプルにどうして入社したいと思ったかを書いて問題ありません。
ただ「家から近いから」「給料が良いから」といった、利己的すぎる理由は避けましょう。
自己PRで話したような「自分の長所や特技を活かしたいと思えたから」ということを、こちらでよりくわしく話すのも良いかもしれません。
同じ話を何度もすることに抵抗があるならば、企業が行っている事業や社風の魅力を動機にするのも良いでしょう。
また、その企業でやりたい仕事をメインに話すのもおすすめです。
具体的な事業をあげて、その事業に参加しどのようなポジションで活躍したいかを話せば、熱意も伝わります。
自己PRは過去と現在、志望動機は未来のこと
自己PRと志望動機はどちらも就活において重要な要素ですが、それぞれの役割には明確な違いがあります。
自己PRは過去の経験や現在のスキルを基に、自分がどのような人材であるかを証明することに焦点を当てています。
これに対して、志望動機は自分がその企業に入社した後、どのように貢献できるかという未来の展望を示すものです。
この違いを意識しないと、内容が重複してしまい、採用担当者にとって印象が薄くなる可能性があります。
自己PRでは自分の「実績やスキル」を具体的に示す必要があります。
一方で、志望動機は「企業に入社した後の未来の自分を描き出す」ことが求められているのです。
【自己PRと志望動機の書き方は?】志望動機と自己PRを作成する際の注意点
まず、志望動機と自己PRを作成する際の注意点について紹介します。
ここでは両者に焦点を当てて、どのように書き分けるべきか、また、それぞれの違いを考えることに注目します。
後ほど、自己PRを書く際の注意点と志望動機を書く際の注意点について個別に説明しますが、この部分では両者を比較しながら考える際の注意点を取り上げるため、確認してみてください。
内容に一貫性を持たせる
志望動機と自己PRを書く際にはそれぞれの内容に一貫性を持たせることが重要です。
一貫性がない場合、考えや目標が明確でないと捉えられる可能性があるため、注意が必要です。
例えば、自己PRで「チームでの調整力」をアピールした場合、志望動機ではその調整力を使って、入社後にどのように貢献したいのかを具体的に述べるべきです。
「大学時代にサークルの運営を通じて培った調整力を活かし、貴社の総務部門で社員が快適に働ける環境を整備する役割を果たしたい」という形にすると、自己PRと志望動機が論理的に繋がります。
これにより、採用担当者に対して自分が入社後への具体的な活躍イメージを持っていることを伝えられます。
同じ内容にはしない
志望動機と自己PRで同じ内容を繰り返すのは避けるべきです。
もし全く同じ内容を書いてしまうと、企業側からすれば「なぜ項目を分けて記載する必要があるのか」と疑問を抱かれる原因となります。
それぞれの目的や役割に基づいて内容を差別化し、独立した情報として提供することが求められます。
自己PRでは過去の経験や現在のスキルを通じて自分の強みを証明することがポイントです。
例えば「大学時代にイベント運営のリーダーを務め、予算管理やチームメンバーの調整を通じてイベントを成功させた」という実績を具体的に挙げ、自分の価値をアピールします。
一方、志望動機ではその強みを応募先の企業でどのように活かしていくのか、未来の展望にフォーカスします。
「貴社の総務部門で、これまでの経験を活かし、社員が快適に働ける環境を整備し、業務効率化を図る仕組み作りに貢献する」という形で、自分が企業で果たしたい役割を明確に述べましょう。
両者の違いを理解する
志望動機と自己PRは似ているように見えますが、アピールの目的や焦点が異なります。
この違いを正しく理解しましょう。
志望動機は「未来」に焦点を当て、自分がその企業で何をしたいのか、どのように貢献できるのかを述べるものです。
一方、自己PRは「過去」と「現在」を軸に、自分の経験やスキルがいかに優れているかをアピールするものです。
例えば、志望動機では「貴社が取り組む〇〇プロジェクトに魅力を感じ、自分のスキルを活かしてその成功に貢献したい」という形で、自分の目標を明確に伝えましょう。
一方、自己PRでは「大学での〇〇活動を通じて、プロジェクト管理や調整能力を磨いた」という過去の実績を強調し、自分の強みを示すと良いです。
これらを混同してしまうと、どちらの内容もぼやけた印象になり、採用担当者に響かない文章になってしまいます。
【自己PRと志望動機の書き方は?】自己PRと志望動機で書くべき内容
ここまでこの記事を読んだなら、自己PRと志望動機の違いはわかったと思います。
それでは、実際に自己PRと志望動機を書いていくとしたら、何を書くか考えてみましょう。
自己PRで書く内容と志望動機で書く内容は、やはりそれぞれポイントが違ってきます。
どちらにしても、いざ書いてみようとすると、なかなか思いつかないものかもしれません。
ここからは、自己PRと志望動機それぞれで書くべき内容をご紹介していきましょう。
何から書いたら良いのか、書き出しからつまずいている方は、ぜひ参考にしてみてください。
自己PRで書くべき内容
ここでは、自己PRで書くべき内容を紹介していきます。
自分の強みや長所をアピールしたいと思いますが、どのように書いていけば良いか悩むでしょう。
順を追って、何から書けば良いかご説明していきますので、参考にしてください。
①自身のアピールしたい強み
まず、冒頭の部分で自身がアピールしたい強みを述べることで相手の印象に残し、興味を惹きつけましょう。
「コミュニケーション能力に長けている」「専門資格を持っている、実務経験がある」など、アピールしたいことを簡潔に述べます。
結論から先に述べることは、どのような場面でもよくいわれるように、ここでも先に冒頭で強みを述べてしまいましょう。
そうすることで、面接官が自分の話に興味をもってもらいやすくなり、そのあとの話も聞いてもらえるようになります。
②発揮したエピソード
自分の強みや能力が発揮されたエピソードを具体的に述べることで、先に述べた自分の強みに説得力をもたせられます。
学生時代のサークル活動やアルバイトなどで、自分の強みにより結果を出せたことがあるなら積極的に話しましょう。
先輩や仲間に褒められたことはもちろんですが、自分の中で努力してきたことでもかまいません。
まず強みが見つからないという人も、この強みが発揮されたエピソードを思い出すことで見つかることもあるでしょう。
③その企業の業務でどう活かすか
その企業のどのような業務で、自分の強みを活かせるかに触れることも大切です。
企業があなたを採用すべき理由、または企業や業務への理解の深さをアピールできる機会にもなります。
具体的な場面を想像し、例にあげることで、面接官に企業で活躍しているところを想像させましょう。
自分の強みと企業が求める人材の特徴が一致しているほど、高い評価が得られます。
なので、自分の強みがどのような場面で活かせるかよく考えて、アピールしてみてください。
【自己PRと志望動機の書き方は?】自己PRを書く際の注意点4点
続いて、自己PRを書く際に特に注意したいポイントについて紹介します。
以下の注意点は志望動機を書く際にも意識すべきものですが、特に自己PRを書くときには重要です。
これらをしっかりと念頭に置いて、自分の魅力を最大限にアピールできる文章を作成してください。
①成果を簡潔に伝える
自己PRを書く際には自分の強みによって得られた成果を具体的かつ簡潔に伝えることが非常に重要です。
ただ「私は責任感があります」や「リーダーシップに自信があります」と述べるだけでは採用担当者に実感を持ってもらえない可能性が高いです。
具体的なエピソードや数字を用いることで、自分の強みがどのように実際の成果に繋がったのかを明確に示すことが求められます。
例えば、アルバイトで売上向上に貢献した経験をアピールする場合「接客スキルを活かして売上目標を達成した」ではなく「月間売上を20%向上させた」という具体的な数字を用いることで、説得力が増します。
このように、成果を数字で表現して、採用担当者に「この人は結果を出せる人材だ」という印象を与えることが大切です。
②第三者からの評価を考える
自己PRで自分の強みを伝える際には、自分の主観だけでなく、周りからの評価や客観的な視点を取り入れることが効果的です。
自分のことをアピールするだけでは一方的な印象を与える可能性があるため、他者からどのように評価されているのかを補足して、信憑性を高めましょう。
例えば「私はコミュニケーション能力が高いです」と述べる場合、客観的な視点を加えると「ゼミ活動での発表準備を任された際、チームメンバーから『調整力が高く、話しやすい』と評価された」という形で具体性が出ます。
こうした第三者からの評価を加えることで、自分の強みが他者からも認められている点をアピールできます。
③企業にマッチした自己PRを選ぶ
自己PRを書く際には、自分の強みが応募する企業にどのように役立つかを意識することが重要です。
企業が求める人材像や価値観に合致する内容を選ぶことで、採用担当者に好印象を与えられます。
一方、自己PRがいかに素晴らしくても、企業が求める人物像と一致していなければ、その魅力が伝わりにくいです。
例えば、総務職への応募では「チャレンジ精神」をアピールするよりも「調整力」や「サポート力」を強みとして挙げる方が採用したいと思わせられるでしょう。
そのためには事前に企業研究を徹底し、その企業がどのような価値観や目標を持っているのかを把握することが大切です。
④強みは1個に絞る
自己PRで多くの強みを挙げようとするのは避けるべきです。
複数の強みを羅列すると、どれが最も重要なのかが曖昧になり、採用担当者に強い印象を与えることが難しくなります。
1つの強みに絞り、それを深掘りすることで、具体性と説得力のある自己PRを作成できます。
例えば「リーダーシップ」「責任感」「コミュニケーション能力」といった強みをすべてアピールしようとするよりも「責任感」に絞り、そのエピソードを詳細に記述する方が印象に残りやすくなります。
「大学のゼミ活動でプロジェクトリーダーを任され、締切を守るためにメンバー間の役割分担を調整し、全員がスムーズに作業を進められる環境を作った」という形で具体的に述べると、強みが明確になるでしょう。
【自己PRと志望動機の書き方は?】志望動機で書くべき内容
次に、志望動機で書くべき内容をご紹介します。
どうしてその企業に入りたいと思ったか、その業種を選んだのかは、企業にとってもっとも知りたいことと言っても過言ではありません。
志望動機で書くべき内容のポイントを押さえて、しっかりと志望動機を明確に伝えましょう。
①将来のビジョンや実現したいこと
自分が将来、成し遂げたい夢や目標、実現したいことを最初に述べましょう。
志望動機も、自己PRと同様にまず結論から述べます。
将来のビジョンや実現したいことを書くことで、何がしたいかを明確に伝えられます。
先に何がしたいのかを話さずに、自分の好きなことや長所をだらだらと先に述べてしまうと、面接官が話に飽きてしまうでしょう。
面接官が興味を抱いてくれそうな明確でわかりやすいビジョン、実現したい夢を伝えてください。
②なぜその業界か
なぜ、その業界を選んだかというのも良いテーマです。
ただし、字数制限がある場合は、なぜこの業界かは省いても良いでしょう。
字数制限がなく、まだ述べる余裕があるなら、自分の原体験と絡めてその業界だからこそ実現できる理由を書いてみてください。
その業界で、その目標を実現したい理由について、明らかにしましょう。
業界について書くときは、その業界だからこそという点が大切になってきます。
業務内容ではなく、業界となると範囲は広まってしまいますが、その分、書けることは多いはずです。
字数を増やせず、悩んでいるという方は業界という方向に視点を変えて書き進めてみましょう。
その業界全体に広く貢献したいという大きな熱意は、面接官や人事の心を動かすかもしれません。
③なぜその企業か
同じ業界の中でも、なぜその企業を選んだかという点も、企業側が知りたいところでしょう。
どの企業を選んでも同じなのではと思われてしまう志望動機は、好ましくありません。
難しい場合は、企業の特徴とあなたの就活の軸や原体験、具体的なエピソードと絡めながら書いてみてください。
これは、就活生がよく悩むポイントでもあり、ほかの企業と明確に差別化できる点がないケースも多いものです。
就活生が悪いわけではないのですが、積極的にほかの企業にはない魅力を探してみましょう。
それも難しい場合は、より具体性をもった企業の魅力を中心に作っていくと良いかもしれません。
インターンへの参加やOB訪問ができているなら、そこで得た情報は材料の宝庫といえます。
インターンやOB訪問した際に知った、その企業の社風や社員の方の雰囲気などを使うのがコツです。
このように、インターンやOB訪問で感じたその企業の魅力は、この機会にしっかりと伝えておきましょう。
【自己PRと志望動機の書き方は?】志望動機を書く際の注意点4点
続いて、志望動機を書く際に注意すべきポイントについて紹介します。
もちろん、自己PRを書くときにも活用できる内容ではありますが、特に志望動機では以下の4つを意識しなければ意図が伝わらない文章になってしまうことがあります。
これらの注意点を念頭に置きながら、分かりやすい文章を作成してください。
①結論を先に伝える
志望動機を書く際には結論を初めに伝えることが重要です。
例えば「私が〇〇を志望する理由は〇〇に魅力を感じ、その事業に自分の経験を活かして貢献したいからです」といった形で、理由を端的に述べることで、読み手である採用担当者が一目で内容を理解しやすくなります。
結論が曖昧で、しかもいきなりエピソードから話し始めたり、話があっちに行ったりこっちに行ったりすると、何が言いたいのかが伝わりません。
結論を先に伝えることで、その後に続く理由やエピソードが一貫性を持って展開できるため、説得力のある文章になります。
例えば「貴社が取り組まれている〇〇事業に感銘を受け、これまで培ってきた〇〇のスキルを活かし貢献したいと考えています」と述べた後に、具体的な理由やエピソードを加えると、内容に深みが出ます。
②ざっくりとした内容にしない
志望動機を書く際に、言いたいことを整理せず、漠然とした内容にするのは避けるべきです。
例えば「御社で成長したい」「社会に貢献したい」といった表現はありふれており、具体性に欠けるため、採用担当者に印象を残すことが難しくなります。
志望動機は自分の経験やスキルを基にした具体的な理由を述べることが求められます。
漠然とした内容にならないためには、事前に自分が伝えたいポイントを整理し、一つひとつを深掘りして書くことが重要です。
例えば「成長したい」という理由を述べる場合でも「貴社の〇〇制度を通じて、自分の〇〇スキルを向上させたい」というように、成長の方向性や具体的なきっかけを示すと説得力が増します。
③どの企業にも合う内容にしない
どの企業にも当てはまるような内容は避けるべきです。
例えば「御社の業界に興味があり、成長できる環境で働きたい」といった内容ではその企業でなければならない理由が明確にならず、説得力が全くありません。
採用担当者は「なぜこの会社なのか」を知りたいため、汎用的な内容では印象に残りにくいです。
その企業独自の特徴や強みを志望動機に盛り込むことで、説得力のある内容にすることが求められます。
例えば「貴社の〇〇事業の社会的なインパクトに共感し、〇〇のスキルを活かして貢献したい」というように、その企業の具体的な取り組みや業績に触れると良いです。
④企業理念や仕事内容に沿った内容にする
志望動機に企業理念や仕事内容を反映させることで、入社への意欲をさらに具体的にできます。
企業の理念や方針に触れることで、その企業ならではの魅力を理解していることをアピールでき、採用担当者に共感を持たせることが可能です。
例えば「貴社の『〇〇を通じて社会に貢献する』という理念に深く共感しています。
私は〇〇活動を通じて培った〇〇スキルを活かし、この理念を実現するお手伝いをしたいと考えています」といった形で、企業の価値観に合わせた内容を述べると良いでしょう。
【自己PRと志望動機の書き方は?】志望動機でやりたいことに触れる際の注意点
志望動機で、自分がやりたいことについて触れるときは注意しておきたいポイントがあります。
まず、やりたいことに求められる能力や強みが、あなたの自己PRの内容と一致しているかが大切です。
一貫性に注意し、前述した項目と矛盾点がないか気をつけて書くことが必要でしょう。
ここがぶれていると、面接官に違和感をもたれてしまいます。
面接官に違和感をもたれず、志望動機を述べるには、自分が書いた自己PRを見直しておくことが大切です。
そうすることによって、自己PRと志望動機の一貫性が出てあなた自身の魅力も、的確に伝わりやすくなります。
自己PRと志望動機の内容がかぶってしまうことよりも、一貫性がないことのほうが問題かもしれません。
【自己PRと志望動機の書き方は?】志望動機の例文5選
ここまでの内容を踏まえた上で作成した志望動機の例文を5つ紹介します。
代表的な業界ごとに分けているため、時間がない方は自分が目指している業界の例文だけでも確認してください。
時間に余裕がある方は全ての例文を熟読し、参考にしてください。
メーカー
大学時代に、地域の伝統工芸品を活用した新製品開発プロジェクトに参加し、地域住民や販売店との連携を図り、商品の企画からプロモーションまで一貫して関わりました。
特に、商品が消費者に与える価値を考え抜き、改良を重ねた結果、販売開始後3か月で目標の売上を120%達成できました。
この経験から、顧客ニーズに応える製品を生み出すことのやりがいと、ものづくりに対する情熱を実感しました。
貴社は多様な製品ラインナップを通じて顧客の期待に応え続けており、自分の経験と情熱が貴社の開発現場で活かせると確信しています。
入社後は大学時代に培った製品企画力や、消費者ニーズを的確に捉える力を活かし、貴社の新製品開発に貢献する所存です。
IT企業
大学時代には学内で使用されているシステムの改善プロジェクトに参加しました。
システムの利用者から意見を収集し、それに基づいた改善案を実装する中で、プログラミングの技術だけでなく、利用者目線での設計が重要であることを学びました。
特に、UI/UXの改良を手掛けた際には利用者から「操作が簡単になった」との声をいただき、システム利用率が20%増加しました。
この経験から、技術が直接人々の生活を向上させる可能性を実感し、IT企業でのキャリアを目指すようになりました。
入社後は大学で培ったプログラミングスキルとプロジェクトを推進する調整力を活かし、貴社の開発チームで新たな価値を生み出す所存です。
商社
大学時代には海外留学を通じて、現地の文化と日本の特産品を融合させたプロジェクトに参加しました。
現地市場のニーズを調査し、それに応じた商品企画を行い、現地パートナーとの連携を深めながら販売戦略を立て、プロジェクト期間中に目標の売上を130%達成し、高い評価を受けることができました。
この経験を通じて、異なる市場ニーズを理解し、適切な形で商品やサービスを提供することの難しさと重要性を学びました。
入社後は大学で培った分析力と国際的な視点を活かし、貴社の取引先や市場のニーズを的確に捉えた提案を行う所存です。
小売業界
大学時代にはアルバイトとして接客業務を担当しました。
来店者のニーズを丁寧にヒアリングし、それに応じた商品の提案を行うことでリピーターの増加に繋がりました。
また、スタッフ間の連携を図り、店舗全体の陳列を改善した結果、月間売上が10%向上しました。
この経験を通じて、店舗運営が顧客満足度や売上にどれほど大きな影響を与えるかを学び、店舗全体を支える役に魅力を感じるようになりました。
入社後は顧客の声をしっかりと受け止め、売り場作りや販促施策の提案を通じて、貴社のさらなる売上向上に貢献する所存です。
介護業界
特に、貴社が実現する「利用者中心のケア」の理念に感銘を受けました。
大学時代には地域の介護施設でのボランティア活動を通じて、利用者との対話や日々のケアに携わりました。
利用者の声を丁寧に聞き、それに応じたサポートを行う中で、利用者の笑顔を見るたびに大きなやりがいを感じました。
この活動を通じて、介護業務の重要性と、自分が他者の生活を支える役割を担う意義を強く感じました。
入社後は利用者のニーズを丁寧に把握し、それに応じた質の高いサービスを提供することで、貴社の理念実現に貢献する所存です。
【自己PRと志望動機の書き方は?】自己PRの例文6選
続いて、自己PRの例文を6つ紹介します。
これらは多くの方がアピールしやすい強みを主題としたもので、あなたがアピールしたい能力に近い内容が含まれているかもしれません。
時間に余裕があれば全ての例文を確認し、余裕がない場合は自分のアピールしたい能力に関連する例文だけでも読んでみてください。
継続力
大学時代に英検準1級を受験した際、初回は歯が立たず、不合格でした。
そこで自分の学習方法を見直すことにしました。
まず、試験範囲を細かく分け、毎日計画的に進める学習スケジュールを作成しました。
また、これまで自己流で進めていた学習スタイルを改善するため、先輩や専門家に相談し、参考書やオンライン講座を活用して新しい方法を取り入れました。
こうした工夫を重ねた結果、次回の試験では余裕を持って合格を果たし、学習習慣の大切さと努力の重要性を改めて実感しました。
この経験は私の継続力だけでなく、計画性や適応力を養う貴重な機会でもありました。
この継続力を活かして、新しいプロジェクトや長期的な課題に取り組む際、困難に直面しても粘り強く対応し、成果を出して貢献する所存です。
語学力
大学時代に1年間の海外留学を経験しました。
滞在先では現地語を学ぶだけでなく、授業や日常生活の中で積極的に現地の学生や教授とコミュニケーションを図るよう努めました。
共同研究プロジェクトにも参加した際は、現地語と英語を交互に使いながらチームの意見をまとめ、最終的には研究成果を発表し、高い評価を得ることができました。
この留学経験は単なる語学力の向上に留まらず、相手の文化や価値観を理解し、協力して目標を達成する力を培う機会となり、また、信頼関係を築く重要性を学ぶことができました。
この語学力を活かし、貴社の国際プロジェクトや海外との連携において貢献する所存です。
コミュニケーション力
例えば、大学時代に所属していたゼミでグループ研究プロジェクトのリーダーを務めた際、意見が割れてしまったことがあります。
そこで私は3分ずつそれぞれの意見を聞き、各自の考えや背景を理解したうえで、共通の目標を再設定しました。
これによりメンバー間の連携が深まり、全員が納得する形で研究内容をまとめることができました。
このプロジェクトはゼミ内でも高く評価され、他のチームのモデルケースとなるほどの成功を収めました。
この経験を通じて、コミュニケーション力は単に言葉を交わすだけでなく、相手の立場や意図を理解し、適切な調整を行う力であることを学びました。
このコミュニケーション力を活かし、貴社の業務においても、チームメンバーや関係者と円滑に連携し、プロジェクトを成功に導く役割を果たす所存です。
チャレンジ精神
例えば、大学時代には未経験の分野であるプログラミングを学ぶ機会がありました。
ゼミ活動でデータ分析を行う必要があり、限られた時間内でPythonを使った分析を習得することになりました。
最初は知識が全くない状態で苦戦しましたが、オンライン講座や参考書を活用し、自分で試行錯誤を重ねながら取り組みました。
その結果、ゼミ発表でデータを効果的に可視化することができ、教授やメンバーから高い評価を得ました。
この経験を通じて、新しい挑戦を恐れずに取り組む姿勢が自分の成長に繋がることを実感しました。
このチャレンジ精神を活かし、貴社の業務においても、新しいプロジェクトや未経験の分野に積極的に取り組む所存です。
チームワーク
例えば、大学時代に参加した地域イベントの企画運営では実行委員として約20名のチームをまとめる役割を担いました。
しかし、参加者の増加を目指して新しいプログラムを導入するアイデアが複数出たものの、具体的な実現方法が決まらず、議論が停滞しました。
そこでメンバー一人ひとりの意見を箇条書きでまとめ、ホワイトボードに記載した結果、折衷案を思いつくことができました。
イベントは大成功を収め、地域住民から高い評価をいただくことができました。
この経験を通じて、メンバーの意見を尊重しながら適切にまとめ、全員の力を結集することで、個人では達成できない大きな成果を生み出せることを実感しました。
このチームワークを活かし、貴社の業務においても、プロジェクトを成功に導くための架け橋となります。
縁の下の力持ち
例えば、大学で行った学園祭の運営委員会では資材調達やスケジュール管理、当日のトラブル対応といった裏方の業務を担当しました。
事前準備の段階で備品が不足しないように計画的に発注を進め、各チームの進行状況を確認しながらスケジュールの遅れを防ぐ調整を行いました。
こうした地道な取り組みにより、イベント全体が予定通り進行し、来場者数は過去最高を記録しました。
この経験を通じて、表舞台での成果を支える裏方の役割が、チームや組織にとっていかに重要であるかを学びまた。
この縁の下の力持ちとしての強みを活かし、貴社の業務においても、事務職として組織全体がスムーズに機能するためのサポートに尽力する所存です。
おわりに
今回は、自己PRと志望動機の違いと、それぞれの書き方についてご紹介しました。
「自己PRでアピールできることがないと悩んでいる」「志望動機がうまくまとまらない」という就活生は多いでしょう。
今回の記事で紹介したポイントや、例文をぜひ参考にしてください。
自己PRと志望動機は、面接官や人事がもっとも注目していると言っても過言ではありません。
したがって、面接やESなどでは自分の魅力を最大限にアピールして、採用を勝ち取りましょう。