【例文付き】転職面接の自己紹介は何をどのくらい話せばいい?適切な時間やコツも解説!

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はじめに

転職をする際の面接では、最初に自己紹介をする場合が多くあります。

面接では、自分のスキルや人柄をアピールして面接官に良い印象を持ってもらいたいところですが、自己紹介でも何かアピールポイントを作ったほうが良いのでしょうか。

自己PRと被る可能性もあるため、自己紹介で話す内容を迷ってしまう人が多いです。

そこで、面接官に好印象を与えやすく、適切な自己紹介について解説します。

何をどれくらい話したら良いか、適切な時間やコツを知っておきましょう。

【転職面接の自己紹介を攻略するには】自己紹介で面接官が見ているポイント

自己紹介で好印象を与えるためには、面接官が見ているポイントを知っておくことが大切です。

何をチェックされているのかがわかれば、適切な対策がしやすくなります。

必ずしも高評価を得られるとは限りませんが、少なくとも悪い印象を与えるような回答は避けられます。

自己紹介は面接の最初で行うため、自分の印象を決めるとても大切なアピールです。

最初の段階から、面接官に関心を持ってもらえるよう、これらのポイントを意識して内容を考え、話し方を練習しましょう。

相手にわかりやすく伝える力

自己紹介は自分という人間について概要を短い時間でわかりやすく伝える行為です。

自分がアピールしたいことだけでなく相手が求めている内容について、適切な表現を用いて端的に答えなくてはいけません。

転職の面接で求められるのは、人柄や仕事に活かせるスキルと経験などの説明です。

過度な誇張や省略をせず、重要な部分を要約する能力も必要です。

重要な部分を見極めて要約したり適切に表現したりする能力は、どの仕事においても必要なコミュニケーション力の一つです。

自己紹介をわかりやすく伝えられないと、仕事で報告などをする時にも要点がまとまらないわかりづらい報告になると予想され、低評価につながります。

自己紹介では、相手にわかりやすく伝える力を見られていることを覚えておきましょう。

第一印象

自己紹介では、相手にどのような第一印象を与えやすいのかもチェックされています。

第一印象は仕事をする際、多くの場面で重要です。

たとえば、営業職で第一印象が良い人は顧客から話を聞いてもらいやすく、信頼も得やすいため契約を取りやすくなります。

直接顧客と関わらない職種でも、社内で上手にコミュニケーションを取り環境に順応するのが早く、チームワークを円滑にするなどのメリットがあります。

また、第一印象が悪いと後でイメージを覆すのはそれなりの労力がかかり大変なため、最初の印象は良いに越したことはありません。

その前の挨拶や身だしなみなども第一印象を決める要素にはなりますが、自己紹介での声の大きさや表情、話し方などが見られています。

【転職面接の自己紹介を攻略するには】自己紹介と自己PRの違いとは

転職の面接では、仕事で活かせるスキルなど自分の良さをアピールしなくてはいけません。

ですから、自己紹介でも何かしら高評価が得られそうな内容を話したくなるのは当然です。

ですが、仕事をするための自分の良さをアピールするものとして、自己PRという項目もあります。

違いをわかっていないと、内容が被ってしまったり自己紹介で必要ない事柄まで話してしまったりします。

自己PRは自分がアピールしたい事柄を重点的かつ具体的に話すものです。

自己紹介はアピールではなく、自分の概要を説明するものです。

仕事に活かせるスキルや人柄など自分の強みは基本的に自己PRで伝え、自己紹介では出身大学や前職でやってきた仕事の内容などを話しましょう。

強みや実績などを自己紹介で言ってはいけないわけではありませんが、あくまでも名目など客観的な事実のみを述べてください。

自己PRでは、強みを発揮したエピソードについて自分の考えや周囲の評価など詳細をアピールできます。

【転職面接の自己紹介を攻略するには】自己紹介は何分が適切?

自己紹介はどれくらいのボリュームを用意すべきでしょう。

面接の形態や企業によって異なるため一概には言えませんが、1分前後が適切だとされています。

集団面接では、時間を指定されたり前の人の回答に合わせたりすることが多いです。

ですが、転職の場合、企業はじっくりと話を聞いて即戦力になりそうな人材を雇いたいと考えるため、基本的には個人面接になります。

個人面接で指定がなかった場合は1分前後で答えましょう。

1分間に話せるのは300文字程度という目安があります。

まずは300文字程度の原稿を用意して、話してみてだいたい1分になるように調整してみてください。

3分など少し長い時間を指定された時のために、前職の仕事内容など具体的に話せる部分も用意しておくと安心です。

【転職面接の自己紹介を攻略するには】自己紹介をする際のコツ

転職の面接で自己紹介をする際には、以下のことに気を付けて話すようにしましょう。

わかりやすく伝え、第一印象を良くするためには、話し方のコツがあります。

自己紹介は特に、その後の回答や面接官の聞き方にも影響するので注意が必要です。

話す内容を考える際にはこれらのことをクリアできるように原稿を用意してください。

面接の練習をする際にも、練習相手にチェックしてもらうことや録音などをして自分の回答を客観的に分析してください。

明るくハキハキと聞き取りやすい声で話す

ぼそぼそとした暗い声で話すのは厳禁です。

魅力的に見せるためには、明るくハキハキとした聞き取りやすい声で話しましょう。

面接官は最初の5分で採用か不採用かを決めているという話もあります。

最初の段階で判断してから、残りの時間は判断を押し通すための材料探しをするだけということです。

ですから、面接官に与える第一印象はとても大切です。

組織で働くためには、人間関係でトラブルを起こさず円滑なコミュニケーションが取れる人が望まれます。

そのため、明るくハキハキと話せる人が採用されやすいです。

口角を上げ、自然な笑顔を保ちながら話すと明るい声色になります。

活舌は練習あるのみです。

話す内容を決めたら、何も見なくてもすらすら言葉が出てくるようになるまで練習しましょう。

人にはそれぞれ話し方に癖があります。

「えーっと」などを連発したり緊張で早口になったりする人は多いです。

本番を想定した練習の場を設け、他人から指摘を受けたり録音したりして必ず客観的に分析し、改善してください。

相手がわかるような表現を使う

前職の仕事内容を話す際に、社内用語を使う人がいます。

ほかの会社の人に対して、社内用語を使うのは厳禁です。

意味が伝わらないうえに、悪印象を与える可能性が高いからです。

何の説明もなしに社内用語を使って話を進めてしまうと、想像力やコミュニケーション力に欠けるという判断をされてしまうおそれがあります。

前職で使っていた道具や場所の名前、社員たちの間で使っていた短縮言葉などは会社の外の人には伝わりません。

専門用語や業界用語も注意が必要です。

同じ職種や業界に属している企業でも、人事担当が必ず専門用語を把握しているとは限りません。

同じく、若者言葉や地元ノリの言葉なども避けてください。

相手にわかりやすく伝える能力が見られていることを忘れずに、話す内容を考えましょう。

社内用語は使わず、別の言葉に置き換えましょう。

専門用語などを使う場合には、簡単な説明に沿えるか、質問された時にわかりやすく説明できる準備を必ずしておきましょう。

深堀りされたい内容を意識して盛り込む

企業の面接に関する情報はたくさんあるため、どのような質問がされやすいかは把握できますが、必ずしも決まっているわけではありません。

予想外のことを聞かれる場合も多いです。

完璧な準備ができないからこそ、面接を怖いと感じたり緊張したりします。

ですが、自分が最初に答える内容から、面接官の質問を予測したり誘導したりすることは可能です。

まったくないところから質問を絞り出すことはしないものです。

先に提出している書類である場合や前の受け答えを経て、質問をされます。

ですから、面接の最初に行う自己紹介は、面接の流れを決める大きなポイントになるのです。

自己紹介を聞いて、面接官は次の質問を決める場合があります。

ぜひ、深堀りされたい内容を意識して盛り込みましょう。

専門用語を使うのは理解されない危険性を伴いますが、疑問を持ってもらうことによって質問を誘導できる可能性もあります。

アピールしたい能力や実績につながるようなキーワードを1つ入れてみると、望んだ質問がくるかもしれません。

簡潔に話す

自己紹介は長々と語ってはいけません。

あくまでも、自分の簡単な説明をし、面接官に質問の取っ掛かりを作るためのものだという認識を持ちましょう。

実績や体験なども詳細を話さず、概要だけに留めます。

時間の指定がなかった場合は1分程度にするということを思い出してください。

1分間、言葉を区切らずに「〜と、〜で」などつなぎすぎてしまうことも避けてください。

話す内容のまとまりごとに文を区切り、適度な間を設けることが大切です。

あまり間が長いと、そこで終わりと判断されて中断されるおそれもあるため、息継ぎ程度の適度な間を意識しましょう。

話す内容ごとにまとまりを作って、枠組みや結論など大切なことから話していけば、わかりやすい構成になります。

【転職面接の自己紹介を攻略するには】自己紹介で話すべき内容

明るくハキハキと簡潔になど、話す雰囲気が良くできたとしても、内容が悪ければ高評価にはなりません。

学歴や職歴についての簡単な説明や概要などと言われても、具体的にどのようなことを話したら良いのかピンと来ない人もいるでしょう。

自己紹介で話すべき内容について具体的に触れていきます。

自己紹介の準備をする際には、以下で紹介する順番通りに内容を作り上げていってください。

すべてを盛り込んで1分程度にまとめるとなると、やはり要点を簡潔に話すことが大切だとわかります。

プロフィール

まずは名前を言いましょう。

面接官が、評価シートや履歴書を別の名前の人と取り違えているという可能性もあります。

これから面接を受けるのは自分であるということを、名前を述べることで面接官が確認できます。

年齢や住んでいる地域など、細かいことを述べる必要はありませんが、海外出身など仕事に活かせる強みになるなら紹介してください。

学歴や学生時代に取り組んでいたことを述べても良いですし、触れずに名前を言った後すぐに職歴を紹介しても構いません。

現職前職の職務経歴や実績

前職や現職でどのような仕事をしてきたのかを言いましょう。

会社名や部署、職種だけではイメージしづらいこともあります。

たとえば保育士だった場合、何歳児クラスに入っていたのか、1人担任はやったことがあるのかなどの経験を話すことによって、スキルを予測させることができます。

同じ保育業務でも、保護者対応や書類作成など経験に差があるものです。

どこでどんなことをしていたのか仕事内容についても簡単に説明してください。

イメージしやすい説明ができれば、わかりやすいと感じてもらえます。

また、実績があれば名前や数字を簡単に話しましょう。

詳細を言ってしまうと自己PRのようになってしまうので、あくまでも概要を簡潔に話すことを心がけましょう。

アピールしておきたい内容

名前や学歴などのプロフィールと仕事の経験については、自己紹介の最低限の内容です。

必ず話すようにしましょう。

2つを話した後、最後にアピールしておきたいことについて手短に紹介するのが、面接官からの質問を誘導するテクニックとして有効です。

志望する企業の仕事でも活かせるスキルや自分の強みを発揮した個性的な体験など、面接官に興味を持ってほしいことについて少しだけ触れます。

面接官が何に興味を持ってどのような質問をしてくるかを想定しながらフレーズを考えることが大切です。

営業で良い成績を出したことや表彰されたことなど実績を話せると強いです。

わかりやすい実績がなかったとしても、仕事をしていた場所や環境を言っておくことで、人脈や能力のアピールにつなげることもできます。

【転職面接の自己紹介を攻略するには】自己紹介の例文

転職をする際の面接の自己紹介として参考になる例文を2つ紹介します。

人によって、積んできた経験や培ってきた能力は異なるため、同じようにはなりません。

ですが、例文を見ることで、何についてどれくらい触れれば良いのかが明確にわかります。

また、文字を読むのと、音声のみで聞くのとでは印象がだいぶ異なります。

長く複雑な文は、文字にすると理解できますが、音声のみで聞くとわかりづらくなる可能性が高いです。

聞いて伝わりやすい表現になっているところも注目して読んでみてください。

営業職の場合

□□と申します。

私は、○年に△△大学を卒業した後、約6年間、法人営業のキャリアを歩んできました。

現在は××社でIT商材の法人営業をしています。

大学でITについて専門的に学んでいたため、販売するIT商材についても細かいことまで把握できております。

その専門的な知識や説明力を営業で活かし、顧客からの質問や要望に対して素早い対応をしてきました。

△△社や○○社などの大手企業を中心に多くの顧客を担当しており、社内で高い営業成績を出している自負があります。

社内には約500名の営業担当の社員がいるのですが、去年はその中で成績上位5%に与えられる社長賞を獲得いたしました。

中堅から大手向けの法人営業の経験が多く、既存顧客との長く良好な関係を保つことを得意としております。

貴社の法人営業でも、顧客と長い関係を続けていく中で信頼関係を深めてより大きな契約や長い契約へ更新していくなど、営業力を活かしていきたいと考えております。

本日はどうぞよろしくお願いいたします。

エンジニアの場合

○○と申します。

学生時代にインターン生としてIT企業の××社でWeb開発業務を1年ほど行った経験があります。

プログラミングやシステムについては、大学でも学びましたが、自分から積極的に調べたり学んだりした経験が大きいと感じています。

○年に△△大学を卒業してからは、新卒で△×社へ入社し、同じくWeb開発業務に携わってきました。

現在は、会員500万人規模の自社Webサービスで、サーバサイド開発をしております。

必要に応じてフロントエンド業務も担当しております。

現在の仕事では、××や△△のプログラミング言語や、○○などの領域に携わっておりますが、プライベートを含めてその他のプログラミング言語も使っており、適応できる範囲は広いと考えております。

新しい技術への適応も比較的得意です。

貴社が新たにWebサービスを開発していると伺いました。

私の現職での経験を活かしながら、貴社のWebサービスの立ち上げにも関わらせていただきたいと思い、今回応募させていただきました。

本日はどうぞよろしくお願いいたします。

【転職面接の自己紹介を攻略するには】自信を持って面接に臨めるようになりたいならアゲルキャリアがおすすめ

自己紹介は、面接官が採用か否かを判断するうえでとても重要な要素になります。

ですが、万全な準備をすべきは自己紹介だけではありません。

志望動機や自己PRなど、事前にしっかりと回答を用意しておかないときれいに答えるのが難しい項目があります。

自分が答えた内容に対してどこを深掘りされても良いように、思いがけない質問をされた時にも答える練習を積む必要があります。

面接練習をするならアゲルキャリアがおすすめです。

面接練習はもちろん、企業選びから履歴書の添削まで、転職活動を総合的にサポートしてくれる便利な存在です。

特に、仕事を続けながら転職活動をする場合は効率が求められるため、利用するのがおすすめです。

アゲルキャリアについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

まとめ

自己紹介はわかりやすく伝える力と第一印象が見られています。

明るくハキハキと話し、指定がない場合は1分程度でまとまるように要点を絞りましょう。

話すべき内容としては、名前や出身大学などのプロフィール、会社名や仕事内容などの職務経歴、後で面接官に深堀りしてほしい事柄の3つです。

自己紹介は面接の序盤で行うため、判断の早い面接官が相手だと、採用と不採用を判断する大きなポイントになることがあります。

話す練習を十分に行って自信をつけてから面接に挑んでください。

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