明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
- 業界を絞るべきなのか
- 業界の絞り方
- 業界を絞る際の注意点
- 行きたい業界に迷っている人
- 業界の絞り方を知りたい人
- 業界を絞るべきか迷っている人
業界診断ツール
「自分にぴったりな業界がわからない」「どの業界から選んだらいいか決められない」と感じている方へ。
業界選びは、自分の強みや価値観に合った分野を見つけることが大切です。
しかし、どの業界が自分に合っているのか一人で考えるのは難しいですよね。
そこで、簡単な質問に答えることで、自分に適した業界を診断できるツールをご紹介します!このツールを使って、あなたにぴったりの業界を見つけてみましょう。
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はじめに
これから就職活動を始める際に、「業界が絞れない...」「どうやって絞ればいいのかわからない」という人も多いかと思います。
業界研究の仕方も分からず、途方に暮れている人も少なくないのではないでしょうか。
業界が絞れていないと最終的な意思決定で迷ってしまう場合も多いです。
就職活動を始めていくにあたって大事な業界に関して、解説を行っていきます。
これを機に、就職活動をより加速させていきましょう。
【業界が絞れない学生必見】業界は絞らなくてはいけないのか?
結論から言うと、就活を行う際は必ずしも業界を絞る必要はありません。
ただし、業界を絞らず闇雲に活動することは避けましょう。
したがって、業界を絞るかどうかは、個々の目標や状況に応じて慎重に考える必要があります。
自分の興味や志向性、キャリアビジョンに合った選択をすることが大切です。
- 業界以外の要素で考えているなら必要ない
- 3業界ほどに絞るのがベスト
- 絞る方向性に一貫性を持たせる
- 周囲との比較で焦る必要はない
業界以外の要素で考えている場合は絞る必要はない
業界以外の別の基準や軸を持って企業を絞るのであれば、無理に業界を絞る必要はありません。
たとえば、企業の文化や価値観、職場環境、地域性などが就活の選択に大きな影響を与えることがあります。
これらの要素が業界以外の観点で重要である場合、業界を絞ることなく、業界以外の要素を優先して考えることが適切です。
また、業界を絞らずに様々な業界や企業を就職先の選択肢として考えている場合、自分の興味や能力に合った選択ができ、就活の幅を広げることができます。
これにより、自分に合った企業やポジションを適切に見つけることができるでしょう。
さらに、業界を絞らないことで、新たな業界や分野に対する理解を深める機会が生まれるので、将来のキャリアプランの可能性を広げることも期待できます。
もし絞るのであれば、3業界ほどに絞るのがベスト
就職活動を始めたばかりの段階で、業界を1つに絞ることは難しいです。
一言で言うのであれば「もったいない」からです。
最初から可能性を狭めるのではなく徐々に狭めていきましょう。
ただ、選びきれずに志望業界が増えるのも問題です。
ひとつひとつの業界への理解が薄くなってしまい、業界理解が甘いままだと志望動機も薄くなります。
業界研究を深めながら、3業界ほどに絞るのがベストといえるでしょう。
絞る方向性に一貫性をもたせる
先述では、3業界に絞るのがベストと述べましたがこちらも闇雲に絞ってはいけません。
「一貫性」を大事にしましょう。
各業界で、特徴やどういう人が向いているのかというのも変わってきます。
まずは業界研究を行い、それぞれの業界について知っていきましょう。
それに合わせて自分自身のことも分析していく必要があります。
次に各業界の特徴等を説明していきます。
周囲との比較で焦る必要はない
就活では「業界を早く絞らなければ」と焦りがちですが、実はスピードが重要なわけではありません。
周囲と比べて不安になる必要はなく、早く業界を決めた人が必ず成功するわけでも、遅い人が不利になるわけでもないのです。
企業が重視しているのは、志望する理由に一貫性があるか、自分なりの考えを持っているかという軸の部分です。
むしろ、焦って中途半端に業界を絞ってしまう方がミスマッチを生みやすくなります。
自分のペースで考え、納得できる選択をすることが、結果的に自信を持って選考に臨むことにつながります。
【業界が絞れない学生必見】業界の絞り方10選
実際に業界を絞る前に、やるべきことを紹介していきます。
今から紹介する10個を押さえることで、企業選びの失敗を防止することができ、さらには自分自身への理解も深めることができるため、ぜひ参考にしてみてください。
- 自己分析をする
- 企業・業界分析をする
- 大学の専攻と関連させるか考える
- 説明会に参加してみる
- 業界研究ノートを作る
- 業界のエントリー時期から考える
- 興味のない業界のセミナーに参加する
- 迷ったら消去法で絞る
- ツールやランキングを活用してみる
- 社会人に聞いてみる
- インターンで実体験から判断する
- OB・OG訪問を体系的に行う
- キャリアセンターや就活エージェントを活用する
- 他業界との比較記事・ニュースを読む
- 就活軸を逆算して考える
- ケース面接や課題ワークを通じて試す
- 部活・サークル・ゼミ経験を棚卸して業界に繋げる
①自己分析をする
業界を絞る前に、まず重要なのは自己分析を行うことです。
自己分析は、自分自身の強みや弱み、興味や価値観、キャリア目標などを明確にするプロセスです。
自己分析を行うことで、過去の経験や成果、自己評価を振り返り、自分の強みや成長のポイントが明確になり、自分に合った業界や職種を見つけられ、就活の方向性を見出すことができます。
したがって、業界を絞る前に、自己分析を丁寧におこないましょう。
②企業・業界分析をする
業界を絞る前に、企業・業界分析を行いましょう。
企業・業界分析は、応募する企業や業界の特徴や動向を理解し、自分に合った業界を選択するための大切な行動です。
企業分析を行うことで、自分のキャリア目標や志向に合致した企業や業界を見つけることができます。
まず、企業・業界分析では、応募する企業や業界の特徴やビジョン、事業内容、成長戦略、企業の文化や価値観、社風などを分析するといいでしょう。
これにより、自分がどのような環境で働きたいのか、自分の価値観と企業のマッチ度を考えることができます。
③大学の専攻と関連させるか考える
いざ就職活動をはじめようとすれば、大学で専攻した分野と業界の関連性について悩むのはごく一般的なことでしょう。
ただしどうすべきかと言えば、それは個々の状況や目標によって異なると言わざるを得ません。
関連性をもたせれば、専攻して学んで得た知識やスキルなどが業界においても役立つ可能性が高く、採用する側にとっても魅力的でしょう。
その一方で、異なる業界へ挑戦しようとすれば、新たな視野が広がって自己成長のチャンスにつながることもあるかもしれません。
このように両者ともにメリットがあるため、決断するにはより広い視野をもつことが重要です。
いまの自分の興味や能力をしっかりと見極めたうえで、将来のキャリア目標を考慮して、自身の将来像や適正にあった道を慎重に選択しましょう。
④説明会に参加してみる
なかなか業界を絞りきれずに悩んでいるのであれば、説明会に参加してみるのもおすすめできる手段のひとつです。
説明会ではそれぞれの業界の特徴や働く人の雰囲気、もちろん仕事内容についても詳細に説明がなされます。
実際に業界で働く人から直接話を聞くことで、自分にあった業界や職種なのかを見つける手助けになるのは間違いありません。
そして、参加者同士で情報交換をすることもでき、それによって新たな視点や気づきが得られることもあるでしょう。
他の就活生が、どのような業界や職種に興味をもっているのかを知ることにより、自分の選択肢を広げられるかもしれません。
さらに情報交換を通じて、業界全体や企業の最新情報やトレンドを把握できて、それにより自分の活動に役立つ可能性もでてくるでしょう。
⑤業界研究ノートを作る
業界研究を進めるうえで欠かせないのは、情報を整理するために作成する業界研究ノートです。
そこに業界ごとの特徴や動向、あるいは注目して興味をもった企業のことなどのことを、メモ代わりに記しておきます。
そうして自分の価値観に基づいて情報を整理しておくことで、あとで志望動機を作成する際にきっと役に立つに違いありません。
なぜならノートにまとめられた情報は一般論ではなく、自身の興味や関心に裏付けられたものだからです。
ノートを作成する過程で、自分がなぜその企業に向いていると思っていたのか、自己分析の結果を客観的に振り返ることができます。
この過程は、志望動機をまとめる際にもっとも重要なことであり、内容を深く具体化するのに役立つため、自信をもって自己表現できるでしょう。
⑥業界のエントリー時期から考える
業界ごとに、エントリー時期の違いがあることを把握しておくのも、絞り込むきっかけになるかもしれません。
たとえば、金融業界では早い時期から募集がスタートする、一方でクリエイティブ業界ではずっとあとになってはじまるといった具合です。
あらゆる業界が一斉にはじまるわけではないため、自分が興味をもつ業界のいくつかについて、エントリー時期をあらかじめ調べておきましょう。
その時期にはきっと違いがあるはずなので、そのスケジュールにあわせて準備を進められます。
どの業界にしようか迷いながらいくつも同時に対策するよりも、決められたスケジュールから逆算して、計画を立てられるというのがこの方法の利点です。
こうして自分のペースで情報収集を行うことで、将来のビジョンやキャリアゴールにあった業界がきっと見つかるでしょう。
⑦興味のない業界のセミナーにも参加してみる
まだ自分がどの業界に向いているのか絞り込めていないのであれば、興味のない業界のセミナーにも積極的に参加してみるべきでしょう。
そうすることで新たな情報や刺激が得られて、自分の興味や適性を見つけるきっかけになるかもしれません。
その機会を通じて、自分がなぜその業界に興味がなかったかを明確にすることも大切です。
なぜなら自分の思考や価値観を深く考えてみることにより、自己理解が進んで自分にあった職場やキャリアパスを見つけやすくなるからです。
また、興味がない業界についての情報を整理しておくことで、他の業界に集中できるなど情報の収集が効率的になるでしょう。
さらにセミナーに参加しても興味がわかなかった理由を明らかにしておくことで、自分の選択に自信がもてるようになります。
⑧迷ったら消去法で絞る
就活中に業界選びで迷うことはめずらしくなく、そのような場合には消去法を活用するのがひとつの手です。
どういうことかと言うと、興味のないものを排除していきながら、自分の志望業界を絞っていくイメージです。
そのためには興味のあるトピックや趣味を徹底的に洗い出し、これまでどんなことに関心を寄せて、何に時間を費やしてきたかを振り返ってみましょう。
あるいはこれまでの活動や過去の経験について、どのような活動に参加して経験を積んだかを思い出してみましょう。
それは家族や友人と情熱的に話し合ったこと、議論したことなどでもいいかもしれません。
これらのステップを踏んで興味や関心をリストアップして、さらに自分にとって重要なものを選べば、おのずとそれらに合致しない業界を選択肢から削除できるはずです。
⑨ツールやランキングを活用してみる
業界の特徴や動向を把握することにより業界を絞り込めることもあり、そのような情報がすぐ手に入るツールやランキングを活用するのもよいでしょう。
たとえばキャリア情報サイトでは、企業のレビューや評価をはじめ、給与の詳しい情報や面接体験などを閲覧できます。
各種の就職サイトや雑誌などをみれば、毎年発表される企業ランキングにより評価や人気度がわかって、参考になることがあるかもしれません。
そのほかマーケットリサーチ企業や経済情報サイトが提供するレポートには、各業界の市場規模や成長率、主要企業などの業界分析なども載っています。
さらにインターンシップの評価やレビューを参考にすることで、実際の職場の環境や業務内容を深く知ることもできます。
これらを活用することで、自身の適性にあった業界を探す手助けになるでしょう。
⑩社会人に聞いてみる
どこを選べばいいのかまだ悩んでいる、興味があっても踏み出せずにいるのであれば、すでにその業界に就いている社会人に話を聞いてみましょう。
彼らから得られるリアルな情報は、就活サイトや書籍などにはない貴重なものです。
積極的に社会人の声に耳を傾ければ、自分の選択肢を広げられて、将来へのビジョンが明確になるかもしれません。
その際に質問しておきたいのは、仕事の内容や日々の業務についてなどであり、それらを具体的に知ることで自分の興味や能力とのマッチングを考えられるでしょう。
あるいは業界でのキャリアパスやキャリア開発のサポートについて、研修や教育制度について聞いておけば、自分のキャリアプランと合致するかを確認できるでしょう。
これらの質問を通じて自分の将来像と照らしあわせれば、目標に合致する業界が絞り込めます。
⑪ インターンで実体験から判断する
インターンは業界研究を進めるうえで最もリアルな学びを得られる手段です。
短期インターンでは説明会では分からない企業の雰囲気や社員の働き方を体感できますし、長期インターンでは実際の業務を通して「この業界が自分に合うかどうか」を確かめることができます。
参加する前は憧れだけで選んでいた業界でも、実際に働いてみると想像と異なるケースも多いです。
逆に予想外に面白さを感じることもあります。
自分の強みや興味と現場での体感を照らし合わせることで、表面的な情報にとらわれず納得感のある判断が可能になります。
このように、自分に合った業界選びを進めるための重要な視点となり、迷ったときの判断軸として活用できます。
⑫ OB・OG訪問を体系的に行う
OB・OG訪問は、業界や企業のリアルを知る貴重な機会です。
特に同じ大学出身者は親しみやすく、選考の裏側やキャリアの歩み方を率直に語ってくれることが多いです。
ポイントは一人に依存せず、複数の卒業生に会って比較することです。
若手社員からは「入社後のギャップ」や「働き方」を、ベテラン社員からは「業界でのキャリアの広がり」や「長期的な安定性」などを聞けます。
情報を体系的に整理し、自分の価値観や就活軸と照らしていくことで、単なる情報収集ではなく業界選びの具体的な判断材料として活用できます。
このように、自分に合った業界選びを進めるための重要な視点となり、迷ったときの判断軸として活用できます。
⑬ キャリアセンターや就活エージェントを活用する
大学のキャリアセンターや外部の就活エージェントを活用すると、自己分析や業界研究が効率的に進みます。
キャリアセンターは大学生向けに豊富な資料や求人情報を揃えており、アドバイザーが第三者の視点で意見をくれるのが強みです。
一方、就活エージェントは企業との接点が多く、非公開求人や最新の選考情報を得られる可能性があります。
自分ひとりで考えていると視野が狭まりがちですが、外部の意見を取り入れることで思わぬ業界や企業に出会えることも少なくありません。
特に「業界を絞れない」と悩む学生にとっては有効な相談先となります。
このように、自分に合った業界選びを進めるための重要な視点となり、迷ったときの判断軸として活用できます。
⑭ 他業界との比較記事・ニュースを読む
就活では一つの業界だけを見るよりも、他業界と比較することで理解が深まります。
例えば金融とITを比べると、求められるスキルや働き方の違いがはっきりと見えてきます。
ニュースサイトや就活メディアでは「業界マップ」や「業界別の特徴比較記事」が多く公開されているので、それらを読み比べるのがおすすめです。
また、企業決算や業界ニュースを追うことで、成長性や社会的な注目度を客観的に把握することもできます。
複数業界を相対的に見ることで、自分がどんな価値観や環境を重視しているのかが明確になり、納得度の高い業界選びにつながります。
このように、自分に合った業界選びを進めるための重要な視点となり、迷ったときの判断軸として活用できます。
⑮ 就活軸を逆算して考える
業界を選ぶ際には「将来どうありたいか」から逆算する方法も有効です。
例えば「20代で裁量権を持ちたい」と思うならベンチャーやコンサル業界、「安定して地域に貢献したい」ならインフラや地銀、「海外で活躍したい」なら商社やグローバルメーカーが候補に挙がります。
目の前の志望業界に迷っているときも、将来像を出発点にすれば一貫性のある軸が生まれます。
就活軸を言語化しておくと、ESや面接でも志望理由に説得力が増しますし、途中で方向性に迷っても軸を見直すことで修正可能です。
自分の未来像を基準にすることで、納得感のある業界選びが実現できます。
このように、自分に合った業界選びを進めるための重要な視点となり、迷ったときの判断軸として活用できます。
⑯ ケース面接や課題ワークを通じて試す
コンサルティングや広告業界を目指す学生には、ケース面接や課題ワークの練習を通じて適性を見極める方法があります。
数値分析や課題解決の思考を楽しめるかどうか、チームで議論をリードできるかなど、実際にやってみることで初めて分かることが多いです。
もし準備段階で「苦手すぎて苦痛」と感じるなら、他の業界を考えるきっかけにもなります。
逆に「難しいけれど面白い」と思えれば、その業界との相性が良い証拠です。
面接練習やグループディスカッションはスキル向上にも役立つため、業界選びと自己成長の両面でメリットがあります。
このように、自分に合った業界選びを進めるための重要な視点となり、迷ったときの判断軸として活用できます。
⑰ 部活・サークル・ゼミ経験を棚卸して業界に繋げる
自分のこれまでの経験を棚卸し、その延長にある業界を考えるのも効果的です。
例えば、体育会で培ったリーダーシップやチーム運営の経験は人材業界やスポーツビジネスに結びつけられますし、ゼミでの研究テーマが医療や環境なら、それに関連する業界も候補になります。
経験を通して培った強みや価値観は、志望動機の説得力を高める武器にもなります。
「これまでの経験=未来のキャリア」につなげて考えると、一気に業界の方向性が見えやすくなるでしょう。
自己PRやガクチカと業界選びをリンクさせることで、就活全体に一貫性が生まれます。
このように、自分に合った業界選びを進めるための重要な視点となり、迷ったときの判断軸として活用できます。
⑱ 自己診断ツールを複数活用して比較
就活生向けの自己診断ツールや適職診断は多数存在しますが、一つだけの結果に依存するのは危険です。
ストレングスファインダー、SPI模試など複数の診断を受け、その共通点を探すと自分の適性がより立体的に見えてきます。
例えば複数診断で「人との協働」「分析的思考」と出れば、営業やコンサル、マーケなど複数の業界に通じる軸が見えます。
診断結果をノートにまとめておくと、自分では気づけなかった強みや志向を再発見できますし、面接で「なぜその業界を志望したのか」を説明する根拠にも使えます。
診断はきっかけに過ぎませんが、複数比較することで信頼度が高まります。
このように、自分に合った業界選びを進めるための重要な視点となり、迷ったときの判断軸として活用できます。
【業界が絞れない学生必見】業界が絞れない原因6選
業界が絞れない主な原因は、自己分析不足で判断基準がないこと、業界の情報不足で違いや魅力が分からないこと、そして業界そのものより働き方や雰囲気を重視していることの3点です。
これらの原因を自覚し言語化することで、自分の状況を客観的に把握し、次のステップに進むための糸口を見つけることができます。
業界絞りは就活の重要なプロセスであり、原因の特定が第一歩となります。
自分の絞れていない原因を把握して就活に活かしていきましょう。
- 自己分析がまだ浅い/やっていない
- 情報量が足りない
- 働き方や雰囲気に重きを置いている
- やりたいことが分からない/見つからない
- 選択肢を間違えたくないという不安が強い
- 他人の意見に引っ張られてしまう
自己分析がまだ浅い/やっていない
自己分析が不十分だと、自分の興味、価値観、強み、弱みといった内面を深く理解できていません。
そのため、どのような仕事や環境が自分に合っているのかを判断するための「軸」が定まらず、明確な基準を持てない状態になってしまっています。
自分のことをよく知らないままでは、数ある業界の中から「ここだ!」と思える場所を見つけるのは困難です。
どの業界に対してもピンとこなかったり、魅力を感じられなかったりするのは、判断基準が曖昧だからかもしれません。
業界を効果的に絞り込むためには、まず自分自身を深く知るための丁寧な自己分析が不可欠です。
自分の中でより強い価値観について気づくことで、自分により適したキャリアの設計が可能になるはずです。
情報量が足りない
各業界に関する知識や理解が浅いと、それぞれの特徴や違いを明確に把握できず、比較検討が難しくなります。
説明会などで得られる表面的な情報だけでは、実際の仕事内容、企業の文化、業界の将来性といった本質的な部分まで理解するのは困難です。
特に、職場の雰囲気や具体的な働き方といったリアルな情報は、外部からは見えにくいものです。
情報不足の状態では、どの業界にも具体的なイメージを持てず、結果として魅力を見いだせないまま、選択に迷ってしまうことになります。
業界を絞るためには、多角的な情報収集を行い、業界理解を深めることが重要です。
情報の収集は今ではSNSや口コミなど幅広い種類があるため自分にあったやり方を見つけて有意義な情報の入手を目指しましょう。
働き方や雰囲気に重きを置いている
業界という大きな枠組みよりも、「どのような働き方をしたいか」「どんな雰囲気の職場で働きたいか」といった具体的な労働環境や企業文化を重視する学生さんもいます。
このタイプの場合、特定の「業界」に固執するのではなく、個々の企業が持つ特徴(社風、制度、働く人々の様子など)に注目して比較検討する方が、自分に合った選択をしやすくなります。
「IT業界だから」「金融業界だから」という括りではなく、企業ごとの詳細な情報に基づいて判断するという視点の転換が有効です。
これにより、業界軸だけでは見えなかった、自分に合う企業が見つかる可能性が高まります。
働き方や雰囲気などは、実際にその企業が主催しているイベント、OB・OG訪問が効果的です。
ぜひ取り組んでみましょう。
やりたいことが分からない/見つからない
やりたいことが分からないという悩みは、就活生の中でも特に多いものです。
将来のビジョンがはっきりせず、何を基準に業界を選べばよいか分からないと、足が止まってしまいます。
特にやりたいことを仕事にしないといけないと思い込むと、選択肢が狭まり、かえって決められなくなるケースも少なくありません。
大切なのは、何をしたいかだけでなく、どんな環境で働きたいか、どんな価値を大切にしたいかといった視点で自分を見つめ直すことです。
小さな興味や違和感に目を向けながら、徐々に自分の関心を広げていく姿勢が、将来の方向性を見つけるヒントになります。
選択肢を間違えたくないという不安が強い
選択を間違えたくないという気持ちが強くなりすぎると、業界選びの一歩が踏み出せなくなります。
業界選び=人生を左右する決断、というプレッシャーから、完璧な答えを求めて情報収集ばかりに時間を費やし、迷子状態に陥ってしまうのです。
しかし、実際の就活では“仮決め”で行動することが大切です。
興味のある業界の説明会に参加したり、社員の話を聞いたりすることで、自分に合うかどうかの感覚が育っていきます。
間違えない選択をすることよりも、動きながら気づきを得て、修正していく柔軟性のほうが、就活では大きな武器になります。
他人の意見に引っ張られてしまう
親や先生、就活仲間など、周囲の意見に影響を受けてしまい、自分の考えが揺らいでしまうことはよくあります。
その業界って安定してるの?、もっと大手を目指したら?といった言葉に振り回され、自分の意思がわからなくなることも。
特に“正解っぽい選択”を求めるあまり、本来の自分の関心や価値観から遠ざかってしまうことがあります。
もちろんアドバイスに耳を傾けることも大切ですが、最終的に決めるのはあなた自身です。
他人の期待や基準ではなく、自分が納得できる選択ができるかどうか。
自分の言葉で語れる軸を持つことが、選考でも自信につながります。
【業界が絞れない学生必見】就活の業界が絞れない人の特徴5選
就活で業界を絞れない人には、いくつかの性格的・行動的な特徴が見られます。
優柔不断で選択に時間がかかる、失敗を恐れ完璧を求めすぎる、周囲の評価を気にしすぎる、正解を探そうと真面目すぎる、行動はするが振り返りをしない、といった傾向です。
自分がどのタイプに当てはまるかを客観的に認識することが、業界絞りを進める上でのヒントになります。
自分はどのタイプか把握して、自己分析の第一歩にしてみましょう。
- 優柔不断で選択に時間がかかるタイプ
- 失敗を恐れて完璧な選択を求めるタイプ
- 周囲の目や評価を気にしすぎるタイプ
- 真面目すぎて正解探しをしてしまうタイプ
- とりあえず行動はしているけど、振り返りをしていないタイプ
優柔不断で選択に時間がかかるタイプ
複数の選択肢があると、それぞれの良さが見える一方で、一つに決めるのが苦手なタイプです。
「あっちも良さそう、こっちも魅力的…でも、どれか一つを選ぶとなると決められない」と、迷いのループに陥りがちです。
各選択肢のメリット・デメリットを比較しても、決定打に欠けたり、選ばなかった方への後悔を想像してしまったりするため、決断を下すのに時間がかかります。
選択肢が多いほど悩みは深くなり、最終的な決定を先延ばしにしてしまう傾向があります。
選ぶこと自体のプレッシャーや、他の可能性を失うことへの恐れが、決断を難しくさせていると考えられます。
ですが優柔不断は逆にいうと、慎重でリスクを避けることができるとも考えられます。
焦らず自分の性格を理解してその分早めに行動することを意識しましょう。
失敗を恐れて完璧な選択を求めるタイプ
「就職は人生を左右する重大な決断であり、絶対に失敗したくない」「後悔のない完璧な選択をしなければならない」という思いが人一倍強いタイプです。
この完璧主義的な思考が強すぎると、どの選択肢にもリスクや不確実性を見出してしまい、決断すること自体が怖くなります。
「もっと良い選択肢があるかもしれない」「これで本当に後悔しないだろうか」と考え続け、情報収集ばかりで行動に移せなくなります。
結果として、絞り込むことへの不安から何も選べないまま時間が過ぎてしまい、焦りを感じるという悪循環に陥りやすい傾向があります。
就活を完璧にすることはかなり難しいです。
それを踏まえた上でどこか妥協点を見出してみましょう。
周囲の目や評価を気にしすぎるタイプ
自分の興味や適性よりも、親や友人からの意見、あるいは「世間体が良いか」「安定しているか」といった社会的な評価を過度に気にしてしまうタイプです。
「この業界は親が賛成しないかも」「友人からすごいと思われる企業に入りたい」など、他者の視点を優先するため、自分が本当に惹かれている分野であっても、「評価が低いかもしれない」と感じて選択肢から外してしまうことがあります。
周囲の期待に応えようとするあまり、自分の本音や本当にやりたいことを見失いやすく、結果的に自分に合わない選択をしてしまう可能性もあります。
あくまで就活は自分の将来の道です。
周りの意見も重要ですが、自己分析をした上で自分に合う仕事を見つけてみましょう。
真面目すぎて正解探しをしてしまうタイプ
就活には正解や成功への道筋が存在すると考え、それを見つけ出そうと努力する真面目なタイプです。
「一般的に見て、この業界は将来性があるはず」「成功するためにはこの選択が正しいだろう」といった論理や一般論を重視し、自分の直感や好きという感情よりも、正解らしさで業界を選ぼうとします。
しかし、キャリアに唯一絶対の正解はありません。
真面目さゆえに、自分自身の感覚や価値観を後回しにして「正しいとされる道」を探求するあまり、かえって自分に合わない選択をしてしまうリスクがあります。
その結果早期退職して転職をすることになる可能性が高くなるため、自分のやりがいのある仕事という目線から考えることも重要です。
そのために自己分析は不可欠です。
とりあえず行動はしているけど、振り返りをしていないタイプ
説明会やインターンシップへの参加、OB/OG訪問など、就職活動に関連する行動は積極的に行っているものの、その経験を次に活かすための振り返りが不足しているタイプです。
イベントに参加しても「なんとなく話を聞いた」「とりあえず参加した」というだけで終わってしまい、自分が何を感じ、どこに興味を持ったのかを言語化することを怠っています。
行動量は多くても、その経験が自分なりの判断基準や学びとして蓄積されていかないため、多くの情報に触れても結局どの業界が良いのか決めきれず、活動が空回りしがちです。
一旦冷静になり、インプットしてきた情報をアウトプットし自分の就活の状況を整理する癖をつけましょう。
【業界が絞れない学生必見】業界を絞らないメリット4選
就活を行う際に業界を絞らない場合のメリットとして、以下4つあります。
数多くの企業があり、それぞれに魅力があります。
業界を絞らないメリットを理解し、就職活動に、ぜひ活かしてみてください。
- 選択肢や視野が広がる
- ミスマッチのリスクが減る
- 社会全体の理解が深まる
- 内定ゼロのリスクが減る
選択肢や視野が広がる
業界を絞らずに就活を行うことで、様々な業界や企業に応募する機会が広がります。これにより、自分の興味やスキルに合った選択肢を幅広く探ることができます。
興味を持っている分野だけでなく、他の分野にも応募することで、新しい業界や分野について知識を深める機会が生まれます。
そのため、自分が考えていなかった可能性や新たな選択肢を発見することができるかもしれません。
さらに、業界を絞らないことによって、新しい業界や分野への挑戦も可能となり、自己成長やキャリアの幅を広げることができます。
結果として、自分の可能性を最大限に引き出し、より適切なキャリアプランを見つけることができるでしょう。
ミスマッチのリスクが減る
業界を絞らずに就活を行うことは、他の業界にも目を向けることができ、自分に適した企業が見つかりやすく、ミスマッチのリスクを減らせるメリットがあります。
業界を絞らない場合、自分の興味やスキルに合った幅広い業界から適切な企業を見つけられる可能性が高いです。
一方で、特定の業界に絞ってしまうと、その業界における求人の数や選択肢が限られてしまうため、自分にとっての最適な企業や職種を見つけるチャンスを失ってしまいます。
そのため、業界を絞らないことは、自分にとって最適な選択をするための幅を広げ、ミスマッチのリスクを減らすと同時に、自己成長やキャリアアップの可能性を拡大することにつながるでしょう。
社会全体の理解が深まる
業界を絞らないことは、就活における選択肢の幅が広がるだけでなく、社会全体の理解を深めることができるでしょう。
業界を絞らない場合、様々な業界や分野に関連する企業の情報収集をおこないます。
そのため、異なる業界や分野に対する理解が深まり、業界別にどんな特徴があるのかなど会社の理解度が高まります。
仮に、特定の業界に絞ってしまうと、その業界に関する知識や情報しか得られないため視野が狭くなります。
しかし、業界を絞らないことで、様々な業界や分野に関する情報やトレンドを学ぶ機会が増え、結果として、社会全体の産業構造やビジネスモデル、技術の進化などに対する理解が深まるでしょう。
内定ゼロのリスクが減る
業界を絞らないことは、就活における内定ゼロのリスクを減らすことができます。
様々な業界や分野に関連する企業に応募することができるため、自分の興味やスキルに合った選択肢を幅広く探せるだけでなく、内定が得られる可能性も高まります。
ただし、就活を行う業界範囲を広げるとそれだけ自分への負担も増えるため、対策をしっかりと考えた上で活動をしないといけません。
業界を絞らないことは、自分のキャリアプランや目標に合った企業を探せる機会が生まれ、幅広い視野を持つことができます。
新しい業界や分野にも興味を持ち、その可能性を探求することで、自分自身の価値観や志向性をより深く理解し、自己成長の機会が得られるでしょう。
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【業界が絞れない学生必見】業界を絞らないデメリット3選
就活を行う際に業界を絞らない場合のメリットがある一方で、以下3つのデメリットがあります。
業界を絞らないデメリットをしっかりと理解し、メリットと比較したうえでどのぐらい業界を絞らないか判断してくださいね。
- 負担が増える
- ESや面接にかける時間が減る
- 一貫性がないと判断されるリスクがある
負担が増える
業界を絞らないデメリットとして、負担が増えることが挙げられます。
業界を絞らない場合、様々な業界や分野に関連する企業に応募することになります。
そのため、情報収集や企業研究、応募書類の作成、面接対応など、準備が多岐にわたるため、時間や労力が増加します。
また、業界を絞らないことで、選考プロセスや面接の数が増える場合もあります。
複数の業界や分野に応募することで、それぞれの企業との選考プロセスや面接の日程が重なることがあり、時間的な負担やストレスが増える可能性があります。
そのため、様々な業界や分野に応募する際には、時間管理や計画性を重視する必要があります。
ESや面接に掛ける時間が減る
業界を絞らないデメリットとして、応募する企業の数が増えるため、応募書類(ES)や面接に掛ける時間が減少する可能性があります。
特定の業界に絞って応募する場合、その業界に関する知識や経験を踏まえた具体的な志望動機やキャリア目標を書くことができます。
しかし、業界を絞らない場合、様々な業界や分野に応募するため、その準備や対応が増え、ESや面接に時間を掛けることができません。
ESや面接は、自己PRや志望動機をしっかりと伝えることができる機会です。
業界を絞らないことは、応募企業の数が増え、それぞれの企業に対する準備や対応が不十分になりかねないため注意が必要です。
一貫性がないと判断されるリスクがある
業界を絞らないと、応募する企業や業界が多岐にわたるため、自己PRや志望動機に一貫性がないと判断されてしまうリスクがあります。
特定の業界に絞っている場合、その業界に関する知識や経験、自己PRを一貫して示すことができます。
しかし、業界を絞らない場合、様々な業界や分野に応募するため、自己PRや志望動機に一貫性を持たせることが難しいです。
面接の時に「他には、どのような業界をみているか」と質問を受けたときに、幅広い業界をみていると面接官や採用担当者から一貫性がないと不安や疑念を抱かれる恐れがあります。
ただし、異なる業界や分野に対する情報が集まり、応募企業や業界ごとに異なる価値観や共通点があることを示すことができれば、一貫性があると採用担当者が判断がしてくれ、内定を得る確率が上がるでしょう。
【業界が絞れない学生必見】業界を絞りすぎるリスク4選
就活で業界を焦って絞ることには、いくつかのリスクが存在します。
急ぐあまり、自分の本心を見失ったり、情報収集が不十分になってミスマッチを招いたり、特定の業界への偏見を強めたりする可能性があります。
後々の後悔や選択肢の減少に繋がるため注意が必要です。
納得のいく選択のためには、焦らずじっくり考えることが大切です。
ぜひそのリスクを理解しましょう。
- 自分の本音を見逃す
- 情報収集が不十分になりがち
- 企業や業界に対する偏見を持つようになる
- 幅を狭めすぎて選択肢を減らす
- 自分の本音を見逃す
業界を早く絞らなければと焦ると、自分が本当に興味を持っていることや、潜在的に適性のある業界、職種を見逃してしまう危険性があります。
「早く内定を得て安心したい」という気持ちが先行し、自己分析で出てきた本音や価値観を十分に吟味しないまま、安易な選択をしてしまうのです。
その結果、入社後に何か違うと感じ、後悔してしまうかもしれません。
一時的な安心感よりも、長期的な納得感を重視し、自分の本音としっかり向き合う時間を取ることが大切です。
焦りは本心を見えにくくさせるため、冷静な自己分析が必要です。
情報収集が不十分になりがち
業界を絞るというタスクに集中しすぎると、各業界の特性、仕事内容、企業文化などの詳細な情報を深く調べるプロセスが不十分になる傾向があります。
広い視野で比較検討する前に、「早く決めなければ」という焦りから、限られた情報だけで判断を下してしまうのです。
業界や仕事内容に対する理解が浅いまま入社すると、実際に働いてみたら思っていたのと違ったと思う可能性が高まります。
情報収集不足はミスマッチの大きな原因となり、入社後の早期離職にも繋がりかねません。
情報収集は一番重要なプロセスですので、慎重に正確に行いましょう。
インターネットに情報はたくさん掲載されていますが、実際のものと異なることがあるため情報の取捨選択を行い、注意しましょう。
企業や業界の対する偏見を持つようになる
急いで業界を絞ろうとすると、十分な情報がないまま、特定の業界に対して「この業界は自分には向いていない」「きっとつまらないだろう」といった否定的な偏見や固定観念を形成しやすくなります。
一度合わないと決めつけてしまうと、その業界の多様な企業や職種、魅力的な側面を知る機会を自ら閉ざしてしまうことになります。
しかし、実際にはどんな業界にも様々な仕事があり、自分の強みが活かせる可能性はあります。
焦りから生まれる偏見に基づいた絞り込みは、視野を狭め、良い選択肢を見逃すリスクを伴います。
最近ではテレビCM、SNS広告などで様々な企業の情報を目にすることがあると思いますが、あくまで表面的なイメージにすぎないので左右されすぎないようにしましょう。
幅を狭めすぎて選択肢を減らす
早く決断しようと焦るあまり、まだ十分に調べていない業界や、少しでも不安要素のある企業を自分には関係ないと早い段階で排除してしまうことにつながります。
これは、未知の分野に存在するかもしれない自分に合った企業や仕事との出会いの機会を失わせ、選択肢の幅を自ら狭めてしまう行為です。
就職活動が進んでから「やはりあの業界も見ておけばよかった」と思っても、すでに選考が終わっているなど、手遅れになる可能性もあります。
可能性を広く保つためにも、情報収集や自己分析が不十分な段階での安易な絞り込みは避けるべきです。
情報収集と自己分析から選択肢が生まれて自分の就活が納得感のあるものになっていくのです。
【業界が絞れない学生必見】業界分類
- メーカ
- 商社
- 小売
- サービス
- マスコミ
- 金融
- ソフトウェア・情報通信
- 官公庁・公社
メーカー・商社・小売
- メーカー・・・モノをつくる
- 商社・・・モノを動かす
- 小売・・・モノを売る
主にこういった役割をもちます。
メーカーであれば、その中で「自動車業界」や「化粧品業界」など扱う商品によってより細かく分類されます。
有形という形のあるものを扱っていくので、大事になってくるのは”コミュニケーション能力”です。
メーカーや商社の営業は比較的体育会系の学生が多く、小売に関しては接客力が大事になります。
顧客のニーズをくみ取ることや積極的にコミュニケーションをとれる人が向いているといえるでしょう。
サービス・マスコミ
- サービス・・・かたちのないモノを売る
- マスコミ・・・情報の伝達手段
どちらも人の感情に訴える仕事です。
製品があるわけではないので、発信する側の人間力が試される職業です。
サービス業は顧客の「◯◯したい」「〇〇してほしい」といった様々な要求にこたえることが仕事です。
専門的な技術や知識、体験など、提供しているものに形はありません。
また、共通点としていえることとしてはビジネスモデル上、時間投資が必要でしょう。
顧客に合わせた稼働になっていくことと1人当たりの業務量がどうしても多くなってしまうことが原因になります。
金融
事業として金融を行う金融機関や企業などが属する業界のことです。
銀行・証券会社・保険会社・クレジットカード会社といった種類があります。
求められるスキルとしては、金融機関か企業に属するかによって変わってきますがコミュニケーションスキルは必須です。
顧客との関係構築として信頼を得ることは重要となります。
現在ではAIによるオートメーション化を取り入れているところが増えてきています。
今後は機械化が進んでいくと同時に、資本力のある企業が生き残っていくともいえるでしょう。
ソフトウェア・情報通信
情報に付加価値を付けて売る役割です。
IT業界と総称されることも多くなっています。
そのほかにも、ハードウェア・インターネットが加わります。
技術職は理系が多いという印象を持つ方が多いかとは思いますが、そんなことはありません。
最近では文系未経験で入社する方も増えてきています。
理由として将来的にITに対する需要は引き続き増えることや、少子化の影響もありIT人材が不足することが予測されているからです。
今後、著しく成長していく業界ではあるので「成長市場でスキルを身に着けていきたい」「資格を取得していきたい」といった学生は一度検討してみてもいいでしょう。
官公庁・公社
国と地方公共団体の役所を指し、中央省庁や裁判所、国会を含みます。
勤める組織によっても変わってきますが、様々な人が訪れます。
基本的に穏やかで老若男女問わず平等に接することができる人が向いてるといえるでしょう。
【業界が絞れない学生必見】2025年伸びる業界5選
業界が絞れない就活生のみなさん向けに、特に将来性が期待されるおすすめ業界を紹介します。
変化の激しい現代において、未来の社会や技術の動向を踏まえて就活を進める視点が大切です。
具体的にはメーカー・商社・小売、金融、ソフトウェア・情報通信分野などが注目されます。
自身のキャリアを考える上で、これらの業界の成長性を参考にしてください。
自分のキャリアプランを考えていきましょう。
- メーカー・商社・小売
- 金融
- ソフトウェア・情報通信
- インフラ・エネルギー業界
- 人材・教育業界
メーカー・商社・小売
メーカー・商社分野では、環境問題への対応や再生可能エネルギー関連技術の導入が進んでおり、サステナビリティを重視した事業展開で将来的な成長が期待されます。
特に、脱炭素化や資源循環に関わる技術・製品を持つ企業は注目です。
小売業界においては、Eコマースの拡大はもちろん、実店舗とオンラインを連携させるOMO(Online Merges with Offline)やキャッシュレス決済の浸透が成長の鍵です。
加えて、消費者の間で高まるエシカル消費の需要に応える商品やサービス提供が、今後の重要な差別化要因となるでしょう。
独自の強みと成長性をもつこれらの業界から目が離せません。
- トヨタ自動車:自動車の枠を超えたモビリティカンパニーへ進化。CASE・MaaSの先導企業。
- 花王:ESG経営と製品力の両立。グローバルでの環境対応と生活密着型の製品開発が強み。
- 旭化成:ヘルスケア・環境素材など多角化。技術革新に強い。
- 伊藤忠商事:総合商社でNo.1の収益力。生活消費関連に強く、若手のうちから裁量も大きい。
- 良品計画(無印良品):サステナビリティとブランディングで注目。小売の中でも生活提案型モデルを展開。
金融
金融業界は現在、FinTech(金融×技術)の波に乗り、大きな変革期を迎えています。
スマートフォンアプリによる送金・決済サービス、AIを活用した資産運用アドバイス、ブロックチェーン技術を用いた新しい金融インフラなど、革新的なサービスが次々と登場しています。
また、気候変動対策や社会課題解決への関心の高まりから、ESGの要素を重視した投資や融資が世界的に拡大しており、関連する金融サービスは今後も高い成長が見込まれる有望分野です。
- 三菱UFJ銀行:メガバンクでありながらFintechやデジタル戦略も加速中。グローバル展開も強い。
- 日本生命保険:伝統的だが、営業職のデジタル活用や新領域(ヘルスケア)に投資中。
- 野村證券:資産運用・投資教育などでリテール戦略を強化。若手登用にも積極的。
- ソニー銀行:ネット銀行の代表格。非対面・スマートバンキングの先駆け。
- PayPayカード(旧Yahoo!カード):キャッシュレス市場で急成長。ZHDグループとの連携が強み。
ソフトウェア・情報通信
ソフトウェア・情報通信業界は、現代社会の基盤を支え、今後も大きな成長が期待される分野です。
クラウドサービスの普及によるビジネスの効率化、AI技術の様々な産業への応用、そして超高速・低遅延通信を可能にする5Gやその後継技術の展開が、その成長を加速させています。
これに伴い、膨大なデータを処理するデータセンターの需要増加、安定した通信網の構築・維持、そしてIoTデバイスから収集されるデータを活用した新たなビジネス創出などが、重要なテーマとなっています。
- NTTデータ:国内最大級のSIer。官公庁・金融・医療など幅広い社会基盤を支える。
- サイバーエージェント:広告・メディア・ゲームの融合。若手活躍文化&DX推進に強み。
- 楽天グループ:ECだけでなく金融・通信・物流も持つ巨大プラットフォーム企業。
- freee(フリー):クラウド会計ソフトで中小企業DXを推進。働き方改革にも先進的。
- 日本マイクロソフト:外資系ながら日本法人は独自性あり。クラウド・AI事業で圧倒的シェア。
インフラ・エネルギー業界
就職先として根強い人気を誇るのが、電力・ガス・通信・交通などのインフラ・エネルギー業界です。
社会や暮らしの基盤を支える役割を担うため、景気の変動に左右されにくく、安定性の高い業界として長年支持されています。
一方で、再生可能エネルギーの普及やスマートグリッド化、地域分散型電力への移行など、技術革新や制度変化も加速しており、守りだけでなく攻めの姿勢が求められる業界でもあります。
特に「社会貢献性が高い仕事がしたい」「持続可能な未来に関わりたい」と考える学生にとって、非常にやりがいのあるフィールドだと言えるでしょう。
企業例
- 東京電力ホールディングス:国内最大級の電力会社。再エネ・地域密着型電源にも注力。
- 関西電力:脱炭素化に向けた事業投資が活発。文系職採用もあり。
- JERA(東京電力×中部電力の火力合弁):LNGや再生可能エネルギーでのグローバル展開が強み。
- ENEOSホールディングス:石油元売最大手。再エネ・水素社会構想も展開中。
- INPEX(国際石油開発帝石):資源エネルギー最大手。初任給も業界上位水準(32万円超)。
人材・教育業界
「働き方改革」「人的資本経営」「リスキリング(学び直し)」などを背景に、企業と個人のキャリア支援が注目を集めているのが人材・教育業界です。
一見すると安定性に欠けるようにも見えますが、「人と組織」の課題はどんな時代にも存在し、構造的に需要が絶えない分野です。
さらに、SaaS型のHRテックやEdTech企業の成長により、テクノロジーと教育・人材支援が融合した新たな領域も拡大しています。
就職後も成長し続けたい、誰かの挑戦を支えることに価値を感じる学生にとって、変化の最前線で活躍できる非常に魅力的な業界といえるでしょう。
企業例
- リクルートグループ:就活支援・転職・住宅・学びなど多領域を網羅する業界最大手。
- パーソルキャリア(dodaなど):キャリア支援・人材紹介・BPO事業などを展開。若手の裁量が大きい。
- マイナビ:新卒就活支援領域で強み。メディア運営・研修事業も展開。
- ベネッセコーポレーション:教育業界最大手。「こどもちゃれんじ」「進研ゼミ」等。EdTech化も進行。
- LITALICO(旧ウイングル):障害福祉と教育のハイブリッド企業。多様性やソーシャルに関心ある人に人気。
【業界が絞れない学生必見】業界以外で絞る3つの軸
次に業界以外で絞る前に、やるべきこととして以下3つあります。
業界以外で絞ることによって、自分の選択肢や可能性が広がり、より自分に合った就職活動を行うことができるので、ぜひ参考にしてみてください。
・職種で絞る
・価値観や働き方で絞る
・待遇や条件で絞る
①職種で絞る
業界を絞る前に、職種で絞ることも有効な手段です。
職種で絞ることによって、自分の興味や関心に合った仕事を見つけることができるでしょう。
自分が何に興味を持ち、どのような仕事にやりがいを感じるのかを考え、それに合った職種を選択することで、自分のキャリアにつなげることができます。
職種で絞ることによって、様々な業界や分野を横断的に探索していきます。
特定の職種に焦点を当てることで、異なる業界や分野に関連する企業やポジションを探索し、自分に合った仕事を見つける幅が広がります。
自分が何をしたいのか、どのようなキャリアを築きたいのかを考え、それに合った職種を選択していきましょう。
②価値観や働き方で絞る
自分の価値観や働き方を考慮して絞ることも有効な手段です。
価値観や働き方に合った環境や文化を持つ企業や業界を選択することで、モチベーションや仕事への意欲が向上して長期的に勤められ、ワークライフバランスが充実するでしょう。
自分の働き方や生活スタイルに合った柔軟な労働条件や福利厚生を提供する企業や業界を選択することで、仕事とプライベートの両立がしやすく、満足度が高くなるからです
価値観や働き方で絞ることは、自分の働きやすさや満足度を高めるための重要な項目です。
自分の価値観や理念に基づいて、自分にとって最適な環境を見つけることで、より充実したキャリアを築くことができるでしょう。
③待遇や条件で絞る
待遇や条件で絞ることも大切な手段です。
自分の希望する給与水準や福利厚生を提供している企業や業界を選択することで、経済的な安定感や生活の質を向上させることができます。
また、自分が求める労働条件や労働環境を提供する企業や業界を選択することで、ストレスや負担の少ない働き方や快適な職場環境で仕事を行うことができるでしょう。
待遇や条件で絞ることは、自分の経済的な安定やキャリアの発展、労働環境や生活の質を向上させるための重要な項目です。
自分が希望する労働時間や休暇制度、フレックスタイム制度などを提供する企業や業界は見つけ、より充実した仕事に取り組めるようにしていきましょう。
【業界が絞れない学生必見】業界を絞る際に気を付けるべきポイント8選
では、実際に業界を絞っていくことになったらまずは何からすればいいのでしょうか。
こちらを解説してまいります。
- 好き・興味だけで選ばないこと
- 将来性のある業界かどうか
- 自分の適性が伸ばせること
- 早めに絞りすぎない
- 絞った業界にこだわりすぎない
- 業界の先の業種も視野に入れる
- 働く人の価値観や雰囲気との相性も重視する
- 自分がどんな変化に耐えられるかも考える
①好き・興味だけで選ばないこと
例えば、好きな食べ物を365日毎日食べ続けることはできるでしょうか?
好きや興味といった、不確定要素の感情で意思決定してしまうといざ仕事をしたときに後悔してしまう場合が多いです。
実際に入社をしてみて、イメージしていた現場と違うことにギャップを感じてしまいすぐに辞めてしまいます。
新卒3年以内の離職率が約4割といわれているからこそ、ミスマッチを防ぐためにも現在の感情ではなく、その会社の業務内容をよくみるといいでしょう。
そのためには先述のように業界をまず知ることが重要になっていきます。
イメージではなく、実際の業務内容を掴むためにもOB訪問は積極的に行っていくべきといえます。
②将来性のある業界かどうか
30年前に盛んだったものが今では廃れているように、世の中の市場によって業績も変わってきます。
農業・林業・水産業といった第一次産業は昔は働き手が多くいたものの、現在では労働人口の減少に悩まされています。
このように現在では伸びているような業種でも今後数年で大きく変化する場合もあります。
あくまで、現在の市場ですぐ働くのではなく新卒の場合は自分が入社する年から数十年後の将来まで見据えなければいけません。
ここで、今後伸びていくであろう業界を9つ紹介します。
- IT業界
- 電子部品・半導体業界
- エンタメ業界
- EC業界
- 倉庫・物流業界
- 医療業界
- フードデリバリーサービス業界
- 農業業界
のびるといわれて納得いくような業界や、意外なところもあったのではないでしょうか。
今まではまったくみてこなかった業界でも視野を広げていきましょう。
③自分の適性が伸ばせること
好き・興味で仕事を選んではいけないと述べた通り、選ぶポイントは自分の強みを活かすことができるかどうかです。
企業側が新卒に期待していることは、成果を出すことはもちろんですが伸びしろがあるかどうかです。
どんなにやりたい仕事でも結果が出なかったら企業側も採用したメリットを感じることができませんし、本人も仕事にやりがいが見いだせないのです。
よって、やりたいかやりたくないかではなく、できるかできないかの判断で選んでいきましょう。
自分のできることを知るために、まずは自己分析から挑戦します。
今までの経験からどんなことを得意としてきて、選択する段階でどのような価値観を大事にしてきたのかを細かく言語化します。
そうすることで、自分自身の強みとそれをどこで活かせるのかがみえてくるでしょう。
④早めに絞りすぎない
業界を絞る際に気を付けるべきポイントの一つは、早めに絞りすぎないことです。
業界を絞る際には、自分の興味や適性に合った選択をすることができる時点で行うことが重要です。
しかし、あまりにも早い段階で業界を絞りすぎると、さまざまな業界の比較検討ができず、自分にとって最適な選択肢を見逃してしまう可能性があります。
そのため、まずは、業界を早めに絞りすぎず、様々な業界や分野について調査し、情報を収集するためにも広い視野で就職活動を行うといいでしょう。
業界を絞るのは、自分のキャリア目標に一致する業界が見つかった時点で絞ると、より適切な選択ができるためおすすめです。
⑤絞った業界にこだわりすぎない
業界を絞る際に気を付けるべきポイントのもう一つは、絞った業界にこだわりすぎないことです。
業界にこだわりすぎないことで、自分のキャリアに新たな刺激や成長の機会を見つけることができます。
就活を行っていると、志望する業界が変わることもあります。
そのため、絞った業界にこだわりすぎないように注意をして、幅広い視野を持ち、柔軟な姿勢で様々な選択肢を検討するようにしましょう。
異なる業界や分野に挑戦することで、新しいスキルや知識を身につけることができるだけでなく、異なる視点でアプローチすることができます。
⑥業界の先の業種も視野に入れる
業界を絞ることは重要なことのひとつですが、その業界にはさまざまな業種が存在することも忘れてはなりません。
そのため、ただ業界を選定するだけではなく、業種についてもしっかり考慮すべきでしょう。
たとえば医療業界なら、医師や看護師といった直接現場に携わるものだけでなく、製薬会社や医療機器メーカーも含まれるといった具合です。
食品業界では製造や流通だけでなく、食品開発やマーケティングやセールス、製造工程における食品安全管理などもキャリアの選択肢として考えられます。
このように業種を広く視野に入れることで、自分の興味やスキルにあった職種を見つけやすくなります。
業種の選択肢を増やすことで、就職先の幅も広がって、より適切な職場に出会える可能性が高まるでしょう。
⑦働く人の価値観や雰囲気との相性も重視する
業界を絞る際には、仕事内容や将来性だけでなく、働く人の価値観や職場の雰囲気との相性も忘れてはなりません。
同じ業界でも、企業ごとに社風や人間関係の在り方はまったく異なります。
たとえば、IT業界でも、ベンチャー企業はスピード感や柔軟性が求められる一方、大手企業では安定性や組織的な働き方が重視される傾向があります。
自分に合わない環境では、やりがいがあっても長続きしにくく、ストレスを感じやすくなってしまいます。
説明会や座談会、OB訪問などを通じて、実際に働く人の声を聞き、自分と価値観が近いかどうか、職場の雰囲気に馴染めそうかを見極める視点を持つことが、後悔しない業界選びにつながります。
⑧自分がどんな変化に耐えられるかも考える
これからの時代、どの業界も急速な変化に直面しています。
AIの進展、カーボンニュートラル、グローバル市場の拡大など、外部環境の変化に業界がどう対応しているかを見ることはもちろん重要ですが、それ以上に自分自身がどんな変化に耐えられるかも大きな視点です。
変化をストレスと感じやすいのか、むしろ新しいことにワクワクするタイプなのかを理解しておくことで、業界との相性が見えてきます。
安定しているからと選んだ業界でも、変革の波に乗れなければ苦労することもあります。
成長意欲や柔軟性と、業界の変化スピードが合っているかを見極めることが、自分らしいキャリアを築く第一歩になります。
【業界が絞れない学生必見】どうしても業界が絞れないという人は?
どうしても業界を絞れないという人は、まずは自分の興味や適性、目指すキャリアに合った業界や職種を見つけるために、時間をかけてじっくり考え、検討することが大切です。
そのため、焦らずに自分と向き合い、最適な選択をするための努力を続けていきましょう。それでも、業界を絞ることができない人はキャリアアドバイザーなどに相談をしてみましょう。
就活の進め方以外にも自分に合った企業を探してくれて内定獲得のサポートをしてくれます。
まとめ
業界が絞れないという悩みから、この記事では「そもそも業界を絞る必要はない」という結論に対して様々な観点から解説してきました。
就職活動では業界を絞ることが重要なのではなく、業界を絞る意味をまず理解し本当に絞る必要があるのかを思考することが大事になります。
そのために、まずは自己分析を深掘りしていくことが必要不可欠になっていきます。
業界研究を行いながら自己分析を進めることはたしかに大変です。
また、自己分析は1人でやると限界がきてしまうので、友達や先輩、就活専門のアドバイザーに相談をしてみるのもいいかもしれません。





















