【例文6選】自己PRで粘り強さをアピールする方法とは?その注意点やポイントを紹介!

【例文6選】自己PRで粘り強さをアピールする方法とは?その注意点やポイントを紹介!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・自己PRで強さはアピールできるか
・企業が粘りずよさを評価する理由
・粘りずよさをアピールする上での注意点

この記事をおすすめしたい人

・粘り強さをアピールする人
・自己PRで困っている人
・粘り強さの使い方を知りたい人

就職活動の際に、自己PRはつきものです。

エントリーシートや履歴書に記載するだけでなく、面接の際には採用担当者へ自身の強みをアピールしなければなりません。

しかし、中には自己分析を通じて自身の長所が粘り強さだとわかっても、どのようにアピールすると良いのか悩んでしまう方も多いでしょう。

また、粘り強い人というのは、企業からどのくらい必要とされているのかも気になるところです。

ここでは、粘り強い人が持つ魅力や特徴、就活の場におけるPRの仕方や注意点なども詳しく見ていきます。

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【自己PRで粘り強さをアピール】自己PRで粘り強さはアピールできる?

自己PRで粘り強さはアピールできます。

仕事をする中で挫折や大きな課題にぶつかることは少なからずあります。

そのような時に簡単に諦めず、最後まで仕事をやりきることのできる人材を企業は求めています。

社会人は粘り強さを活かして困難な状況でも試行錯誤して課題解決に取り組み成長し続けることが重要です。

しかし、ただ単に粘り強いというだけでは悪いイメージを与える恐れもあります。

どのようにアピールすれば効果的に伝わるのかポイントを確認していきましょう。

粘り強さはベンチャー企業でもアピールできる

ベンチャー企業の自己PRにおいても、粘り強さはアピールできます。

ベンチャー企業は大手に比べて人手が足りず、若いうちから責任のある仕事を任されることが多いです。

そのため、働き始めて早いうちから挫折や失敗でストレスがかかることがあります。

人手が少ないため社員教育が手薄になりやすく、多忙な際は自分で考えて仕事を進めていかなければなりません。

そうなると自然と失敗の数は多くなりますし、上司から叱責されたり落ち込むことも増えてきます。

そういった時に同じ失敗をしないためにどうすれば良いか考えて立ち直り、粘り強く継続することが必要です。

【自己PRで粘り強さをアピール】粘り強い人ってどんな人?

粘り強さという言葉は、日常でもよく耳にする機会があるかと思います。

漠然とポジティブなイメージを抱いている人も多そうですが、具体的にどんな人が該当するのかと聞かれると、とっさに答えるのは難しいかもしれません。

ここでは具体例を挙げながら、粘り強い人とはどのような人のことを指すのか、詳しく解説していきます。

自分に粘り強さはないと思っている人でも、具体的な事例を見ていくと案外思い当たる部分があるものです。

読み進めていくうちに、きっと自身の隠れた長所を見つけられるでしょう。

最後まで諦めずやり切ることができる人
コツコツと努力を継続できる人
ストレスの耐性が強い人
負けず嫌いな人
モチベーションが高い人

最後まで諦めずやり切ることができる人

粘り強い人は、どんなに困難で辛いことであっても、最後までやり切る力を持っています。

途中で投げ出したくなったり、逃げたくなったりするようなときでも自身を鼓舞し、目標を達成するまで取り組み続けることができるのが特徴です。

新卒者として入社したあとには、うまくいかないことやミスをする機会も多いと思います。

そのようなときでも諦めず、自分なりに工夫しながらやり切ることができる人は、頼りになり信頼もおけるため、多くの仕事が回って来るでしょう。

また、仕事を覚えてやがて自分が先輩になると、新人や後輩の指導をする機会も増えていきます。

そのようなときにも、最後までしっかりと相手と向き合い人を育てることができるため、良い指導者としての素質も備えているといえます。

このように、最後まで諦めずにやり切ることができる人は、企業にとって必要不可欠な存在です。

コツコツと努力を継続できる人

粘り強い人は、どんなに地道で泥臭いことでも、陰でコツコツと努力を続けることができる人です。

新卒で入社すると、初めは小さな案件や上司の仕事のサポートなどを任せられることが多いでしょう。

そのような仕事の中にもやりがいを見出し、前向きに努力を続けられる人はその下積み経験が活かされ、将来的に大きく成長するといえます。

一見、光が当たらないような地味な作業や、人が嫌がる面倒な仕事に対して真摯に取り組む姿勢は美しく、企業ではそういった人の人間性を大きく評価します。

企業の経営者や役員たちも、そのような地味で根気のいる下積み経験を得て成功している人がとても多いため、新卒でコツコツと努力を続けている人にはとくに目をかけて熱心に育ててくれるでしょう。

ストレスの耐性が強い人

粘り強い人は、どんな困難な状況や辛いことに直面しても乗り越えていけるストレス耐性が強い人です。

これは、忍耐力とも言い換えられます。

学生のころは何をするにしても、周りからの精神的なサポートを受けられる機会は多かったと思いますが、社会人になると必ずしもそういった環境ばかりとは言えません。

社員の一人ひとりが仕事を抱えて忙しいため、何かトラブルが発生してストレスが溜まったとしても、くじけずに自分の力で乗り越えていく必要があります。

またストレス耐性が低いと、会社を早期に辞めてしまったり、気持ちが折れてネガティブになったりするなど、不平不満も溜まりがちです。

そうなると仕事の生産性も低くなるので、企業にとってはストレス耐性が強く、忍耐力のある人材がとくに好ましいといえるでしょう。

負けず嫌いな人

粘り強い人は、一度決めたことや立てた目標は必ず達成するという強い信念を持っています。

その信念を貫くためには、自分自身の弱さやさまざまな誘惑にも負けずに、立ち向かわないといけません。

また、粘り強い人の中には、自分が立てた目標を達成できないと気が済まない、負けず嫌いな性格の人も多くいます。

このような気持ちは目標を遂行するための推進力となりますので、負けず嫌いな人は企業にとって歓迎されやすい性質を備えているといえるでしょう。

また、責任感のある人は自分の弱さに負けることを嫌う傾向があります。

もし自分は勝負ごとや勝ち負けには興味がないため、負けず嫌いではないと思ったとしても、案外そういった点で負けず嫌いの美徳は備えているものです。

モチベーションが高い人

粘り強い人は、意欲的で意志が強く、モチベーションが高い人です。

取り組む物事に対してモチベーションを高く行えなければ、困難な状況においても粘り強く続けることはできないでしょう。

一見、モチベーションを高く保つことは難しく感じますが、普段の習慣や意識を変えることで、そのような技術も身につきます。

モチベーションを高くするためには、前向きでポジティブな思考が必要です。

物事に対して良い面を探したり、困難なことや面倒と感じることの中にもやりがいを見つけたりする力があると、自身のモチベーションをうまくコントロールできるようになります。

さらに、モチベーションの高い人は周りのモチベーションを上げることにも長けているため、企業にとっては組織やチームに必ず一人は配置したい貴重な人材といえるでしょう。

【自己PRで粘り強さをアピール】企業が粘り強さを評価する理由

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企業にとって、粘り強さを持つ人は貴重な人材です。

取り組む物事や立てた目標を途中で投げ出さずに最後までやり遂げるため、そのたびに着実に力を付けて成長できる人だからです。

また、粘り強さを持つ人は同時にいくつもの美徳を備えていることも多いため、人間的にも信用することができます。

このように企業は粘り強さを高く評価していますが、中でも大きな理由は、採用をすることで長期的に考えて企業に大きなメリットがあるからです。

ここでは、代表的な理由をいくつか紹介します。

高い志を持って成果を上げてくれると考えるから
長期的に自社に貢献してくれると考えるから

高い志を持って成果を上げてくれると考えるから

事業や会社そのものを継続させるためには、安定した利益が必要になります。

そのため、企業は成果や利益を生み出してくれる人材を求めているのです。

モチベーションを高く持って仕事に取組み、最後まで諦めずやり切ることができる粘り強い人はポテンシャルが高いと評価されます。

また、利益は一朝一夕で出せるものではありません。

安定した利益を追求するためには、長期的な視野や入念なリサーチに基づいた事業計画、それを遂行できる人員が必要不可欠です。

粘り強い人は、じっくりと腰を据えて物事を達成できるうえに、高い志を達成するために必要とされる地味な作業もコツコツとやり遂げます。

企業としても、このような人材は長期的に利益を出し続けてくれると知っているため、ぜひ獲得したいと考えても不思議ではありません。

長期的に自社に貢献してくれると考えるから

新卒の採用や教育には、大幅なコストがかかります。

そのため、利益を生み出すことができるまで成長し、長く働いてくれなければ企業にとっては大きな損失となるでしょう。

その点で、粘り強い人は下積み時代の辛い仕事やどんな困難にもくじけず取り組む忍耐力を持ち、何度挫折をしても立ち上がることができます。

そのため、早期に辞めることなく、長期的に自社に貢献してくれると企業側は評価するのです。

また、新人教育にはコスト以外にも膨大な時間と労力がかかります。

新人教育に社員を割くと当然人手は足りなくなりますし、ましてや手塩にかけて育てた人材が短期間で辞めてしまうと、残された人員の負荷は増大してしまうでしょう。

そうなると、組織全体の生産性も低下してしまうため、企業としては長期的に自社に貢献してくれる、粘り強い人を求めています。

【自己PRで粘り強さをアピール】粘り強さが求められる職種

自己PRにおいて粘り強さをアピールする方法についても確認する必要はありますが、そもそもどのような職業に粘り強さが求められるのかについても確認していきましょう。

粘り強さはどの仕事においても重要なスキルではありますが、主に下記の3つの業種においては特に重宝されるスキルと言えるでしょう。

営業職

皆さん想像ができているかもしれませんが、営業職は粘り強さが求められる仕事なので積極的にアピールしたいところです。

営業職は数をこなすことが最も重要と言われるほど、失敗を重ねる仕事です。

営業の連絡は基本的に毛嫌いされるので、特にルート営業ではなく、飛び込み営業の場合は電話をすぐ切られたり、門前払いされたりしてしまうことの方が多いでしょう。

つまり、「話を聞いてもらう段階」まで持っていくことも最初のうちは難しいです。

こういった仕事は、粘り強さがない場合、すぐに挫折感を感じてしまいます。

何度でもトライ&エラーを繰り返し、成功を目指すことができる人こそ営業職に向いていると言えるでしょう。

研究職

研究職も粘り強さが求められる仕事の一つです。

新しい発見をするため、そして技術を開発するためには長期間にわたる研究を続ける必要があります。

私たちの生活に役立つ発明や研究は一朝一夕に達成されるものではありません。

何度もさまざまな仮説を立て、それを実行しては失敗をしての繰り返しこそ、研究職の日常と言えるでしょう。

中には数年〜数十年単位で結果が出ず、挫けそうになる人も居ます。

ノーベル化学賞などのニュースを見て「華やかな仕事だなあ」と感じる方も多いでしょう。

しかし、表舞台に出てくる成果は、数え切れないほどの失敗の上に成し遂げられたものなのです。

実際の業務内容は地道かつ終わりの見えないものです。

よって、研究職という仕事を続けるには、粘り強さが必須と言えるでしょう。

エンジニア職

エンジニア職にも粘り強さは必要であると言えます。

プログラミングを少し勉強したことがある方ならよりわかるかもしれませんが、基本的にコードというものは1つ間違っているとバグが発生し、正確に作動しなくなります。

例えば「<」と「>」を間違えているだけでもバグが発生してしまい、正しく表示されることはありません。

また複雑なシステムを理解する必要もありますし、場合によっては新しいプログラミング言語を学ばなければならないこともあります。

やっと成果物を提出できたと思ったら、クライアントから細かい修正を要求されることもあります。

こうした地道な勉強や作業の積み重ねを行う必要があるため、エンジニア職に粘り強さは必須と言えるでしょう。

【自己PRで粘り強さをアピール】アピールする上での注意点

粘り強い人は、企業にとって非常に価値のある人材です。

しかし、自己PRで誤解を生むような伝え方をしてしまうと、採用担当者は悪印象を抱いてしまいかねません。

エントリーシートや履歴書の自己PRは、書類選考を通過するための重要なポイントとなりますので、慎重に記入を進めましょう。

ここでは、粘り強さの長所をアピールするうえでの注意点を詳しく解説していきます。

自身の強みが正確に採用担当者へ伝わるように、ぜひ参考にしてみてください。

頑固な人と思われないように気を付ける
効率が悪い人と思われないようにする
どんな粘り強さなのかを定義する

頑固な人と思われないように気を付ける

エントリーシートや履歴書は、応募者の第一印象につながります。

採用担当者とこの時点では面識がありませんので、初対面の人が自身の自己PRを見てどう思うかという視点は大切です。

あまりにも押し出しや自己主張が強い文章になると、頑固な人という印象を与えてしまうでしょう。

周囲の意見や助言を聞き入れない人、状況によって柔軟に行動することが苦手な人などと、誤解されないようにすることが大切です。

そのためには、謙虚な姿勢と素直な気持ちで文章を書くのがおすすめです。

採用担当者は人を見るプロでもありますので、自身を大きく見せたり、見栄を張ったりするとすぐにばれてしまいます。

自身が粘り強い人であることが伝わるエピソードを、自然に伝えられると良いでしょう。

効率が悪い人と思われないようにする

粘り強い人という長所を伝える際に、根性論を持ち出し過ぎるとマイナスイメージを持たれやすくなるので注意が必要です。

ただ気合と根性で困難を乗り越え、結果を出してきたという話となると、合理的な考えや効率的に物事を進められる力がないのかなと思われてしまいます。

企業で最も優秀な人材は、最短で最高の結果を出せる人です。

そのような形で結果が出せると、仕事に取り組む時間を大幅に削減できるので生産性が上がり、さらに関わる人員にかかる負担も最小限で済ませられます。

そのため、根性論を強くアピールしてしまうと、先の見通しの弱い人という印象を与えてしまいかねないので、なるべく論理的な視点も交えてスマートにアピールできると良いでしょう。

【自己PRで粘り強さをアピール】アピールする上でのポイント

自己PRはエントリーシートや履歴書のみならず、面接の際にも問われます。

そのため、事前にしっかりと構成を練り、時間をかけて作成することが大切です。

また、自己PRにおいて粘り強さをアピールする際には、いくつか押さえておくべきポイントが存在します。

せっかくの自身の強みも、採用担当者に対して正確に伝えられないと、評価の対象にはなりません。

ここでは、他者と差が付くアピールポイントをいくつか具体的に紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

エピソードは具体的に伝える

採用担当者は自身と面識がないため、書類だけではどのような人柄なのかが当然伝わりにくいものです。

そのため、内容は具体的かつ簡潔に述べることが必要になります。

粘り強さといった強みがどの程度の強みで、どれほど説得力があるかというのは、エピソードがどれだけ具体的かで決まるからです。

具体的な数字を用いて規模感や期間などを示したり、実際に話した言葉や細かな行動などを示したりしながら、採用担当者がカラーでイメージできるくらい鮮明に伝えましょう。

そうすることで、自身への共感や好印象も得られやすくなるのと同時に、論理的思考力があることやプレゼン能力の高さも同時に伝えられます。

注意する点は、伝える際に謙虚さと素直さを忘れないことです。

相手がどう感じるかを考えて、自身の人柄の良さが伝わる文章にすると良いでしょう。

粘り強さを仕事でどう活かすかを伝える

粘り強い人は、企業にとって魅力的な人材です。

しかし、具体的にどのような形で長所を活かして貢献できるのかを伝えられないと、採用担当者も評価のしようがありません。

なぜなら、強みが企業で活かせるものでなければ、企業にとって採用するメリットがないからです。

そのため、自身の強みが志望する企業のどの職種、どのような立場でどのように活かせるのか、そのポテンシャルを明確に伝える必要があります。

具体的な内容でアピールするためには、企業研究は欠かせません。

インターネットやOB訪問などを活用して情報収集を行い、そのうえで自身の強みがどこで活かせるのかを考えると、説得力のある自己PRができるでしょう。

同時に企業研究を通じて、リサーチ力や入社にかける熱意もアピールすることができるのでおすすめです。

粘り強さを言い換えてアピール

【例文10選】素直さで自己PR?魅力的なアピール方法を徹底解説

先述の通り、就活において粘り強さをアピールすることのメリットは多いです。

しかし、単に粘り強いの一点張りでは採用担当者に良くない印象を与えてしまいます。

そうならないためには別の言葉やフレーズで言い換えてアピールすることが効果的です。

どのように言い換えれば良いか、いくつかピックアップして解説します。

自己PR文を書かれる際は、言葉選びのバランスを良くするためにもぜひ参考にしてください。

簡単に諦めない
最後までやりきる
集中力がある
努力家
継続力
忍耐力がある

簡単に諦めない

まずはじめに「簡単に諦めない」が粘り強いの言い換えとしてあげられます。

社会人は、大きな課題にぶつかることや挫折することは少なくないでしょう。

そのような時に簡単に諦めず課題解決へと進めることが大事です。

「簡単に諦めない」と言い換える際、聞こえ方によっては諦めが悪いと思われることもあるため注意が必要です。

諦めが悪いか否かの判断基準は「柔軟性」があるかどうかで考えると良いでしょう。

思ったような結果が出ない場合、同じやり方に固執するか、違ったやり方や意見を柔軟に受け入れられるかがポイントです。

また、社会人は優先順位も大事であり、その意味でも切り替えができ計画性があることもアピールすると良いでしょう。

最後までやりきる

次に「最後までやりきる」ことができるとも言い換えられます。

最後までやりきると言い換える際は、実際に何かを最後までやり遂げたエピソードが必要です。

具体的なエピソードがあることで説得力のある自己PRになります。

また、どのようにやり遂げたかの過程も重要ですので、順序だてて説明しましょう。

そうすることで、プロセスの中で自分の人柄や考え方を伝えることができます。

ただし、こちらも聞こえ方によっては頑固だと思われるかもしれませんので注意しましょう。

色んなやり方や他者の意見を、柔軟に取り入れて実践したことをエピソードに組み込むことで、頑固というイメージは和らぐでしょう。

取り組んだことに対して「できることは全てやりきった」という気持ちがあれば大丈夫ですので堂々とアピールしてください。

集中力がある

3つ目として「集中力がある」とも言い換えられます。

一つの作業に真摯に向き合って長時間取り組める集中力のある人材はどの分野であっても企業から求められます。

集中力を伝えるには、こちらも具体的なエピソードで伝えることが有効です。

「資格勉強を10ヶ月間毎日1日8時間続けた」のように具体的な数字を入れると伝わりやすいです。

こちらも、一つの作業に集中しすぎて、周りの人の動きや場の空気が読めない人だと思われないよう注意しましょう。

補足として、周囲に配慮できることもエピソードをまじえて伝えましょう。

このテーマだけに限りませんが、強みと弱みは表裏一体です。

何か強みをアピールする際は、もう一方の弱みを補足するエピソードを準備しておくと良いでしょう。

努力家

「粘り強さ」は「努力家」とも言い換えられます。

社会人になると努力することは当たり前だと言われます。

仕事には必ず何かしらの目標が掲げられますから、それを達成するために努力することは必須です。

厳しい言い方ですが、努力は目標達成の「手段」であって努力すること自体が目的ではありません。

そのため、ただがむしゃらに努力をすることは計画性がないと受け取られ逆効果になることもあります。

そのため、目標達成のために計画性を持って「適切」な努力ができることをアピールしましょう。

努力の成果があると説得力が増して、良い印象を与えられます。

情熱を持って努力することはとても重要です。

しかし、ただ熱苦しく努力するよりも、計画性が加味されることで、情熱と冷静さを兼ね添えているとプラスに受け取られます。

継続力

「粘り強さ」は「継続力」と言い換えられます。

ただ部活に所属していたことやアルバイトを続けたという、継続していて当たり前だと思われるエピソードではダメです。

一般的に「継続が大切」と言われる理由は、続けていることで新たな気づきが生まれたり、成長につながる可能性が高いためです。

そのため、継続する中で自分がどのように考え行動し、成長したかをアピールしましょう。

そうすることで仕事を投げ出さずに主体的に行動し、その中で学んで大きく成長することができる人材だと考えられます。

もし過去に周りの人から、「よく続けられるね」や「ずっと続けてすごいね」と言われたことがあれば、ぜひ継続力をアピールしましょう。

忍耐力がある

最後に「粘り強さ」は「忍耐力がある」と言い換えることもできます。

企業は困難な状況でも打たれ強く忍耐力がある人材を求めています。

仕事をしていると失敗したり思うようにいかず、ストレスに感じることが多いです。

全ての仕事が思うように進むといったことはなく、問題や課題が生まれることが日常茶飯事です。

そのような状況で課題解決へと進んで成長することのできる忍耐力が必要です。

また忍耐力とは、読んで字の如く「耐え忍ぶ」ことですが、問題が過ぎ去ることをただ我慢することではありません。

目の前の問題と真摯に向き合って解決していくことです。

もし学生時代しんどかったことや困難を経験をしたという意識があれば、その事柄を洗い出してみてください。

【自己PRで粘り強さをアピール】自己PRのおすすめの構成

自己PRは、具体的かつ簡潔に書くのが大切です。

そのために内容はもちろん重要ですが、文章の構成も同じくらいしっかりと考える必要があります。

具体的にトピックの順序を上げると、①強み②発揮したエピソード③課題④解決策⑤結果⑥会社にどう貢献できるかという流れにすると、読み手に内容が伝わりやすくおすすめです。

採用担当者の元には毎日膨大な量の応募書類が送られてきますので、一つ一つ目を通す作業はとても大変です。

その中に読みやすく、内容が頭に入りやすい文章があると、記憶に残りやすく、好印象を持たれるでしょう。

【自己PRで粘り強さをアピール】エピソード別例文8選

ここまで、自己PRのアピールポイントや有効な伝え方について解説をしてきました。

まずは、企業研究で収集した情報を元に自身のアピールポイントを練り上げ、次に構成を考えます。

そこから先は、PRをする際の大切なポイントを踏まえて文章を作成していきましょう。

しかしいざ書き進めてみると、中には自分の文章に対して自信がなくなってしまった人もいるかもしれません。

ここでは、具体的なエピソード別の例文をいくつか紹介しますので、自身のエピソードと照らし合わせてぜひ参考にしてみてください。

例文①高校の部活動

私の強みは、粘り強いところです。
高校時代は野球部に所属し、引退までの3年間、1日も欠かさず練習を重ねてきました。
入学先の高校は野球の強豪校として知られており、部員も50名を超える大所帯です。
新入部員となったときには、当然バットやグローブを使わせてもらえずに、ボール拾いだけで1日が終わることは日常でした。
しかし、朝は誰よりも早く登校し、監督や先輩に教えられたことをコツコツと自主練習を繰り返して身につける努力を続けてきました。
その結果、1年生の終わりにはレギュラーに抜擢され、憧れのチームで活躍できる機会に恵まれたのです。
そして、最後まで諦めずにやり切ることを3年間継続した結果、夢に見ていた全国大会出場をも果たすことができました。
貴社で採用を頂けた際には、入社したあともこの粘り強さを活かして、苦しいときでも投げ出さずに、どのような仕事も責任を持って最後までやり遂げたいと思います。

粘り強い人が高校時代に部活動をしていた場合、体育会系・文科系に限らず、強みが活かされたエピソードがあると思います。

もし良い結果が出せていなかったとしても、そこから学んだ経験や教訓、今に活かせていることなどを探してみるのがおすすめです。

まずは箇条書きで思いつく限り書き出し、構成と内容を練ると良いでしょう。

例文②大学の部活動

私の強みは、粘り強いところです。
大学では未経験ながらもラクロス部に入部し、持ち前の粘り強さを活かして、4年間コツコツと地道に練習を積み重ねてきました。
私の所属していたラクロス部は強豪校として知られているところで、中高とラクロス部に所属していた経験者も多い環境です。
しかし私は負けず嫌いな性格であるため、1日も早くチームで活躍できるようにと自主練習に励みました。
具体的には、朝は毎日早起きをして一番乗りで大学へ行き、授業までの間部室でトレーニングを行います。
毎日部活での3時間の練習に加えて居残りを1時間、土日の休みの日には2時間から半日ほどの自主練習に励みました。
この取り組みを毎日欠かさず続けたところ、4年次にはレギュラーに抜擢されて、関東大会出場を果たすことができました。
貴社で採用を頂けた際には、入社したあともこの粘り強さを活かして、どのような困難な状況でも自分に負けず、務めと責任を最後まで果たしたいと思います。

在学中にもし部活動やサークルに入部していた場合、粘り強さを活かしたエピソードは比較的見つけやすいかと思われます。

もし、部活動に参加していない場合には、卒業論文の執筆や研究活動、ボランティアや学習会への参加など、自身が粘り強く取り組んだことを具体的に述べると良いでしょう。

企業研究で得た情報を元に、具体的にどのような仕事で貢献できるのかもあわせて記述できると、説得力が増す自己PRを作成することができます。

例文③資格取得

私の強みは、粘り強いところです。
高校時代から海外留学で生きた英語を学びたいと考え、希望する海外の大学と姉妹校提携を結んでいる今の大学に入学しました。
入学後も目標を達成するために、毎日1日も欠かさずに工夫をして英語の勉強を続けてきました。
具体的には、朝は早起きをしてリビングで1時間半ほど自習を行い、通学中の電車の中でも参考書を読みつつ、英語の音声テープを聴いて学習をするという受験勉強のときと同じスタイルです。
授業も語学中心の講義やゼミを選択し、授業が終わると英会話スクールでマンツーマンの英語指導を受けて、帰宅後も復習を欠かしませんでした。
このように地道な努力を続けた結果、TOEIC900、TOEFL100点以上を取ることができ、留学に行くという夢を叶えることができました。
貴社で採用を頂けた際には、入社したあともこの粘り強さを活かして、どんなに難しいと思われることでも、必ず達成していきたいと強く思います。

在学中に、資格取得にチャレンジした経験がある人も多いのではないかと思います。

もし習得した資格がある場合には、資格だけではなく、資格取得に至ったプロセスも評価の対象になるのです。

粘り強さが活かされたエピソードを、具体的に伝えられると良いでしょう。

例文④長期インターン

私は子どものころからストレスに対する耐性が少なく、今までは辛いことがあるとすぐに投げ出してしまいました。
しかし、そんな自分の姿を情けなく思い、自分を変えたい一心でテレアポのインターンに応募しました。
インターン先では営業ノルマが課され、毎日がプレッシャーとの戦いです。
どうしたら売り上げを上げられるのか上司に教えを請い、教えられたことを実践し、与えられた業務を必死でこなす日々でした。
しかし、インターンの終わりに近づくころには、お客様からのクレーム対応も自然とこなせるようになり、ノルマも目標以上の数字を達成できるようになったのです。
どんなに大きなプレッシャーやストレスであっても逃げずに向き合い、コツコツと粘り強く取り組むことで、克服できる強さを身につけられることを学びました。
貴社で採用を頂けた際には、どんなに困難なことであってもしっかりと向き合って達成し、仕事も自身の人間力も磨いていきたいと思います。

在学中にインターンを受けた経験がある場合、そこから学んだことや成長できたことも多いのではないかと思います。

大変だったことや克服できたことなど、自身の成長につなげられたことを紙に書き出してみるのがおすすめです。

素直さや謙虚さが伝わるように記述できると、採用担当者には好印象でしょう。

例文⑤アルバイト

私の強みは、粘り強いところです。
在学中には、都内で10店舗展開をしている焼肉屋でアルバイトを務め、ホールスタッフのリーダーとして日々業務に励みました。
売り上げを向上するにはどうしたら良いのかを考え、スタッフの声を集めた結果、マニュアルの改善が必要だという結論に達したのです。
既存のマニュアルを精査し、シミュレーションを重ねて新しいマニュアルの草稿を作成し、会議の結果採用をしていただくことができました。
それと同時に、お客様への地道なアンケート調査やキャストとの面談を実施しました。
そうすることにより、現場の作業能率の改善と接客スキルの底上げをチーム一丸となって果たすことができ、その結果ワインと肉の売上数で全店舗中1位を獲得することが叶ったのです。
貴社で採用を頂けた際には、持ち前の粘り強さを活かし、どんな困難な状況であっても目標を達成して貴社へ貢献したいと思います。

在学中にアルバイトをしたことがある人は多いかと思います。

どのような職種であったとしても、仕事を通じて学んだことや成長できたことがある場合には、それも強みにできるでしょう。

粘り強く取り組むことで、実現できたことを具体的にアピールするのがおすすめです。

例文⑥ゼミ研究

私の強みは、粘り強いところです。
大学では以前から興味を持っていたマーケティングのゼミに参加し、マーケティング手法の研究に取り組みました。
研究手法として、街頭での地道なアンケート調査や聞き込みなどをコツコツと行い、データを1年間集め続けました。
アンケートの調査中にはお声がけで断られたり、話しを聞いていただけなかったりすることも日常茶飯事です。
しかしそれでもめげずに、どうしたら興味を持っていただけるのか、足を止めて協力しようと思ってくれるだろうかと熟考し、アプローチ方法の改善を繰り返したところ、目標数のデータを早期に集めることができました。
また、ゼミ長としてプロジェクトが円滑に完遂できるよう、ゼミのメンバーとこまめに連絡を取り、コロナ禍ながら全体で話す機会を多く作りました。
その結果、積み上げたデータと一体感により、出場したゼミのコンテストでは最優秀賞を獲得することができたのです。
貴社で採用を頂けた際には、持ち前の粘り強さを活かして、チーム全体で良い結果が出せるように貢献していきたいと思います。

ゼミで学んだことや研究を通じて成長できたことがあると、それは良いアピールポイントになります。

チームで取り組んで結果を出せた場合には、自分がチーム全体にどのような貢献をしたかをあわせて記載するのがおすすめです。

社会人になるとチームワークが鍵となるため、協調性のある人材は好印象を持たれるでしょう。

例文⑦留学

私の強みは未知の環境でもめげずに取り組むことができる粘り強さです。留学初期、私は言語の壁に直面しました。授業内容の理解に時間がかかり、友人作りも容易ではありませんでした。そこで、言語の壁を乗り越えるために、毎日追加の言語学習を行いました。また、異文化理解を深めるために、現地のイベントに参加し、様々なバックグラウンドを持つ人々と交流しました。結果、言語能力が大幅に向上し、異文化への理解を深めることができました。また、留学終了時には現地の友人も多くでき、異文化間コミュニケーションに自信を持つようになりました。貴社の業務でもこの粘り強さを活かし、どれほど難しいプロジェクトでも諦めず最後まで遂行する所存です。

例文⑧資格取得

私の強みは目標に向かって一貫して努力を続ける粘り強さです。この強みは学生時代に簿記の資格取得を目指す際に大いに役立ちました。大学の授業も忙しく、その上資格取得のために学習の時間を取る必要があり、初めは途方にくれていました。しかし、無理のないプランを立て、それを風邪を引こうが忙しかろうが、1日たりとも欠かさずこなすことを自分に課しました。結果、1年の努力の末、簿記1級に合格することができました。この粘り強さを活かし、貴社での新しいプロジェクトや難しい課題に取り組む際に活かす所存です。粘り強さを活かし、困難に見える課題も最後まで取り組み、達成に導きます。

【自己PRで粘り強さをアピール】NG例文集3選

ここからは粘り強さをアピールする際のNGの例文を3つ確認していきましょう。

良い例を見て参考にするのも非常に良いことなのですが、就活は総合展で判断されるものです。

マイナスなイメージを与えないためにも、悪い例というのも参考にしておきましょう。

業務への再現性が弱い例文

私の強みは絶対に諦めない粘り強さです。どんな困難であっても、今まで、自分の信念を貫き、数多くの目標を達成してきました。学生時代、多くの友人から「最後までやり遂げられる人である」という信頼を得ることができました。これは大きな自信であり、これからのキャリアにも活かしていけると感じています。どのような困難に直面しても、恐れず立ち向かい、粘り強く取り組むことができれば、最終的には問題を解決できると感じています。この強みを活かし、貴社でもどんな業務にも粘り強く取り組みます。

フィードバックコメント

粘り強さをアピールする際は業務への再現性があるかということを重要視してアピールする必要があります。

上記の例文では具体的なエピソードとそれが入社後にどう活かせるのかを話さなければならないのですが、全く言及していません。

この文章を提出した人本人にしかどのような粘り強さがあるのかがわからないでしょう。

誰が読んでも納得できるような文章を作成する必要があるので、もう少し分かりやすい具体例と根拠を示しながら説明する必要があります。

自立を意識しすぎている例文

私の強みはどんな困難に直面しても、他人に助けを求めずに独力で解決策を探求できる粘り強さです。学園祭の実行委員長を務めた際、突然の悪天候に見舞われ、屋外イベントの多くが中止の危機に瀕しました。その状況下でも、私は迅速に代替プランを立案することができました。屋内でできるアクティビティをリストアップし、急遽、会場の変更と人員の再分配を行いました。一人で最後まで諦めずに取り組むことができるこの能力を実際に発揮できたことは、私の大きな財産となりました。このように、自分一人で最後まで目的を成し遂げる粘り強さを活かして、貴社の業務において難しいタスクを与えられた際も、一人で最後まで取り組みます。

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上記の例文は「自立を意識しすぎている」というところがマイナス点であると言えるでしょう。

企業に属するということは、それぞれの業務にプロフェッショナルとなる部署が存在するということです。

つまり、チームで連携して目的を成し遂げることが主な目的です。

しかしこの例文では「自分一人で目的を最後まで成し遂げる粘り強さ」と言っているので、企業に属する意味があまり感じられない文章となってしまっています。

企業の採用担当者に独りよがりなイメージを与えてしまいますし「ノウハウを学ぶだけ学んで、すぐ独立のために辞めてしまうのでは?」と思われてしまうでしょう。

柔軟性が欠けている例文

私の最大の強みは、一度決めた計画や方法を最後まで徹底して目的を成し遂げる粘り強さです。学生時代にゼミ活動で調査計画書を作成した際、何度もトラブルが発生しましたが、元の計画書を変えないという信念を最後まで通し、当日行程を当初の予定通り終えることができました。一部からは不満の声も上がりましたが、最終的に目的を達成し、大団円となりました。この経験から、自分は最後まで目的を変えることなく、やり遂げることができる人物であると気づきました。貴社の業務においても、さまざまな困難に遭遇するかもしれません。しかし、私はこの「最後までやり遂げる力」を活かし、貴社の全てのプロジェクトが予定と寸分違わぬ目的を達成できるよう、お力添えする所存です。

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企業においては柔軟性やチームワークが非常に重視されます。

いくら能力がある人でも、周りの意見に耳を傾けられない、独りよがりな人はマイナスなイメージを与えてしまう可能性が高いです。

他人の意見や新しいアイディアを受け入れるなどして、状況に応じて当初の考えを変えられるような柔軟性を持っているということもアピールする必要があると言えるでしょう。

しかし上記の例文では、「トラブルが発生した際も元の計画を変えないという信念を貫く」と記載されており、「ただの柔軟性がない、頑固な人間だ」という印象しか与えることができません。

まとめ

粘り強い人は、企業にとっては貴重な人材です。

どんな困難な状況にあっても諦めず、目標を達成できるため、企業にとっては長期的な利益をもたらしてくれる力を備えているからです。

しかし、自己PRにおいて、採用担当者へうまく長所を伝えることができないと、自身の持つ魅力が隠れてしまいます。

そうならないためにも、自己分析と企業分析をしっかりと行い、粘り強い長所が具体的に伝わるエピソードを書き出して、じっくりと文章の構成を練りましょう。

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