【最頻出質問5選】集団面接ではどんな質問が聞かれる?回答例と集団面接で気をつけるべき点も紹介!

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はじめに

集団面接を受けることになったけどどんな質問を聞かれるかわからず不安に思っている就活生は多いのではないでしょうか?

この記事では「集団面接でよく聞かれる質問」「逆質問」「NGな逆質問」「集団面接で気をつけるべき点」の4つに分けてご紹介します。

【集団面接で頻出の質問】集団面接でよく聞かれる質問

最初に集団面接でよく聞かれる質問を4つ紹介します。

集団面接でよく聞かれる質問として「自己紹介」「志望動機」「学生時代に力を入れたこと」「他社の選考状況」の4つがあります。

それぞれの質問のポイントと回答例を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

「自己紹介」のポイント

集団面接で聞かれる質問のひとつとして「自己紹介」が挙げられます。

「自己紹介」は基本的に面接の最初に求められます。

自己紹介では氏名、出身大学、学部を答えましょう。

その後は大学で何を専攻していたかや自分の特技・趣味、自己PRを1分程度で簡単に話します。

面接官は自己紹介の質問で集団面接の雰囲気を作ること、そして簡単に学生の人間性や特徴を理解することを目的としています。

 

「自己紹介」回答例

◯◯大学◯◯学部の◯年の◯◯です。

大学では経済政策のゼミに入っており、農村地域の環境や産業の問題を考え議論をすることやフィールドワークを行うことで課題解決方法の発見を目指しました。

学業以外ではフットサルサークルに入っており、週2回の活動以外にもスタジアムでサッカー観戦をするなど活発に活動を行っていました。

本日は面接の時間をいただきありがとうございます。

よろしくお願いします。

「志望動機」のポイント

「志望動機」も集団面接でよく聞かれる質問のひとつです。

面接官は志望動機を聞くことで、その就活生の熱意や本気度、その会社や業界への理解度を測ろうとしています。

志望するに至った理由や会社の魅力、他社じゃなくその会社を選んだ理由、自分が入社して何をしたいかを述べましょう。

実体験や自身のスキル・実績など具体的なエピソードを入れることでオリジナリティのある内容となり面接官の印象に残りやすくなります。

「志望動機」の回答例

私は御社のマーケティング部門で働きたいと考え志望しました。

私は学生時代、人材会社のマーケティング部門で1年間インターンシップを行なっておりました。

そこではネット記事の作成やSNSの運用を行いマーケティングの基本的な能力を身につけ、その向上に努めていました。

その経験が御社のマーケティング部門のグループ全体のマーケティング戦略の企画立案や施策実行と言った仕事に活かせると思います。

また、御社では「お客さまに究極のサービス」を提供することを理念として掲げ、業界の最先端で常に新しいことをおこなっており、マーケティング部門で御社の一員として関わりたいと思い志望しました。

「学生時代に力を入れたこと」のポイント

学生時代に力をいれたことを聞くことで企業はその学生がどのような人間であり、どのような価値観を持っているか、そして会社にマッチする人材であるかを見極めます。

学生時代に取り組んだことを話す際はまず結論を先に話しましょう。

そうすることで相手に今からどういうことを話すかを伝えやすくなります。

その次に力を入れるに至った動機、そして活動の中での目標や課題を述べます。

次にその目標を達成するため、課題解決のため自分がどのような行動を取ったか、そしてその行動でどのような結果となったかを述べます。

行動と結果によって面接官は忍耐力や課題に対し柔軟に対処する力があるかを判断します。

最後にその経験から何を学んだかをのべます。

自身の経験や失敗から得た学びが就職後にどう役に立つかをアピールしましょう。

「学生時代に力を入れたこと」の回答例

私が学生時代に力を入れたことはサッカー部の活動です。

高校時代目標に掲げていた全国大会出場という目標が達成できなかったことから、大学時代でそのリベンジを果たしたいと思ったからです。

私の大学のサッカー部は10年前に一度全国大会に出場して以来、毎年あと一歩のところで出場を逃していました。

部活でキャプテンを務めていた私はチームメイト同士の連携が少ないと感じました。

問題の改善のため今まで行っていた練習を全て変え、パスやコンビネーションプレー中心の練習に変えチームの連携を強めようと試みました。

その結果、チームの弱点が改善され目標であった全国大会出場を果たし、3回戦まで進むことができました。

この経験を通し、組織行動には一人一人が別々で一生懸命活動するのではなく、チームで連携をとり団結することが重要だと学びました。

その学びを活かし、御社に入社した後もチームの連携を重視し、まとまりのあるチームを作れるリーダーとなることができると思います。

「自己PR」のポイント

自己PR では主に自分の強みを述べ、その強みを学生時代にどう発揮したかや入社後にその強みをどう活かせるかをアピールしましょう。

企業は自己PRを通して学生がどのような考え方を持っているか、どのような人柄であるかをみています。

また学生の強みがその会社にマッチしているかやその強みをどの仕事、部署で活かせるかを判断します。

「自己PR]の回答例

私の強みは計画性があることとそれを成し遂げる行動力があることです。

私は大学2年生の時に◯◯について学びたいという思いから半年間かけて◯◯という資格を取ることを目指し計画を立てました。

半年かけて資格を取るという大きな目標だけではモチベーションが保てないため、1週間ごとに短期的な目標、1ヶ月ごとに中期的な目標を作ることでうまくモチベーションを保ち資格勉強を続けました。

途中でインフルエンザにかかってしまい1週間勉強のできない時期がありましたが、計画に余裕を持たせていたため計画が大きく狂うことなく、最終的に資格を取ることができました。

御社においてもこの計画性と行動力という強みは企画立案や施策と言った仕事に活かせると考えています。

「他社の選考状況」のポイント

企業は他社の選考状況を聞くことによってその学生が業界や会社選びに一貫性があるか、そして就職活動をどのような方針で行っているかを判断します。

また、他社の選考状況を聞くことで志望度合いを確認し学生が入社してくれそうかも判断されます。

他社の選考状況を聞かれた場合は、まず応募している業界を志望した理由、そして受けている企業とその選考状況を正直に答えましょう。

幅広い業界を受けている場合は面接先の企業に合わせて回答を考えましょう。

「他社の選考状況」の回答例

私は「ヘルシーでおいしい健康食品の開発に携わりたい」という理由で食品業界や製薬会社を中心に、就職活動を進めています。

他にA社、B社、C社を受けています。

そのうちA社は最終面接、B社とC社は3次面接まで進んでいます。

御社では全国の農家の方と直接関わることで多くの魅力的な「ヘルシーでおいしい健康食品」を出されており、お客さまの身体第一優先であることに惹かれており、私は御社を第一志望としております。

【集団面接で頻出の質問】逆質問

集団面接で一通り質問が終わると最後に質問がないかを聞かれます。

では、集団面接で企業はなぜ逆質問を聞くのか、またどのような逆質問をすればいいのでしょうか。

そのような悩みを解決するため「企業が逆質問を聞く意図」「おすすめの逆質問8選」を紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

企業が逆質問を聞く意図

企業は逆質問を聞くことで学生の志望は本気であるか、入社の意欲はあるのかを判断します。

企業は逆質問する学生を「その学生は当社に興味・関心があり熱心である」と評価をします。

逆質問をすることで自分の会社への意欲をアピールし、面接官に好印象を与えましょう。

おすすめの逆質問8選

・現在御社で活躍される方の共通点を教えてください

・御社の社員の方はどのような1日のスケジュールで働いていますか?

・御社の最大の強みは◯◯だと考えますが、最大の弱みはなんですか?

・私は◯◯部門で働きたいと考えているのですが、どのようなスキルを必要とされますか?

・〇〇の資格を持っているのですが、この資格を活かしてどのような業務を行えますか?

・〇〇部門での基本的な仕事内容を教えてください

・現在日本では〇〇ということが社会問題になっていますが、この先どのような取り組みを行う予定ですか?

・御社の社員に求める理想像があれば教えてください

【集団面接で頻出の質問】NGな逆質問

逆質問をすることによって企業への志望の本気度や熱意をアピールすることができます。

しかし、逆質問の内容によっては反対に面接官に悪い印象を与えてしまうことになります。

そのようなことを防ぐためにも事前にNGな逆質問を知っておきましょう。

調べれば分かる質問

逆質問をする際、調べたらわかる質問をしてしまうと面接官に「この学生はちゃんと会社について調べていない」や「本気で志望しているのだろうか」と言った悪いイメージを持たれてしまいます。

仕事内容や福利厚生などは企業のWebサイトに掲載されていることが多いため、逆質問をする際に取り上げることはやめましょう。

NGな逆質問の例:調べれば分かる質問

・御社の企業理念を教えてください
・月に給料はどのくらいもらえるでしょうか
・御社ではどのような福利厚生があるでしょうか

面接官への個人的な質問

逆質問をする際、面接官への個人的な質問はNGです。

面接官への個人的な質問は面接とは関係のない質問であるため、相手に悪い印象を与えてしまいます。

面接は面接官と仲良くなる交流の場ではないため、自分が気になっている企業のポイントや事業に対する疑問などビジネスシーンにあった質問をしましょう

NGな逆質問の例:面接官への個人的な質問

・〇〇さまは結婚されていますか
・〇〇さまはどのような趣味をお持ちですか
・〇〇さまはおいくつですか

「はい」「いいえ」で答えられる質問

「はい」「いいえ」で答えられる質問をしてしまうとせっかくの逆質問の機会を得られたとしても、面接官からの返答は「はい」「いいえ」のみで話に広がりが見られません。

企業に質問をできる機会は少なく、与えられたチャンスを生かすためにも「はい」「いいえ」で答えられる質問ではなく、「なぜ」や「なにを」「どのように」といった深掘りができる聞き方をしましょう。

NGな逆質問の例:「はい」「いいえ」で答えられる質問

・営業にノルマはありますか
・長期休みはありますか
・会社の雰囲気はいいですか

【集団面接で頻出の質問】集団面接で気をつけるべき点

続いて集団面接で気をつけるべき点を2つ紹介します。

その2点は「簡潔に話すこと」「ビジネスマナーを守ること」です。

どちらも社会人にとっては重要なスキルです。

集団面接でこの2つができていないと他の就活生の中で悪目立ちしてしまいます。

そのため、しっかりと「集団面接で気をつけるべき点」を確認しておきましょう。

話は簡潔に

簡潔に話す能力はビジネスマンにとって重要なスキルであるため面接官は注視しています。

集団面接では一人に割り当てられている時間が、個人面接に比べとても短いです。

そのため、1人で長く話す学生は面接官に悪い印象を与えてしまいます。

集団面接で自分が話す時や質問に対し答える際は、簡潔に話すことを目指しましょう。

ビジネスマナーを守る

続いて紹介する集団面接で気をつけるべき点は「ビジネスマナーを守る」ことです。

ビジネスマナーの中でも特に重要なものが「身だしなみ」「言葉遣い」です。

どちらも集団面接で重要視されている点なのでしっかり確認しておきましょう。

身だしなみ

学生の身だしなみは集団面接で面接官が注視しているポイントのひとつです。

スーツにシワがあったり髪色が派手など清潔感のない身だしなみをしていると、面接官に悪いイメージを与えてしまいます。

集団面接の際はスーツにしわがないかを確認し、もしあった場合事前にアイロンでシワを伸ばすなどしましょう。

靴も汚れがある場合事前に磨きましょう。

髪色は派手な色は避け、黒や暗い茶色など落ち着いた色が好ましいです。

男性は顔が隠れない程度の長さ、女性は長髪の場合髪を結び、まとめましょう。

また、ネックレスや指輪などアクセサリーをつけるのはやめておきましょう。

集団面接の際悪目立ちしないためにも、清潔感のある身だしなみで面接に臨みましょう。

言葉遣い

集団面接で面接官は言葉遣いもよく見ています。

上司や取引先など目上の人と関わることの多いビジネスシーンではビジネスマナーのひとつとして言葉遣いはとても重要です。

そのため社会人の第一歩として言葉遣いができているかを面接官は重要視しているのです。

集団面接の際は日常で友達や家族と話す時に使う言葉遣いではなく、ビジネスシーンにふさわしく敬語を使いましょう。

また、敬語が不自然であると反対に面接官に悪い印象を与えてしまうため事前に面接で自然な敬語で話せるよう練習しておきましょう。

まとめ

以上、この記事では「集団面接でよく聞かれる質問」や「集団面接で気をつけるべき点」を紹介しました。

集団面接で「自己紹介」「志望動機」「学生時代に力を入れたこと」「自己PR」「他社の選考状況」は必ずと言っていいほど聞かれる質問です。

聞かれる質問がわかっているのなら事前に質問の回答を考えない手はありません。

事前に対策をしておくことで面接当日でも質問に対し焦らず、良い回答ができるでしょう。

この記事を参考にして事前に対策をし、集団面接を乗り切りましょう。

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