【例文7選】観察力は自己PRで使える?強みにする為の構成や注意点を徹底解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・観察力を強みにした自己PR作成方法
・自己PRの基本的な構成

この記事をおすすめしたい人

・観察力で自己PRを書きたい人
・自己PRが上手く書けない人

目次目次を全て表示する

【観察力の自己PRはベンチャー企業に使える?】はじめに

面接

自己分析をした時に自分の長所が観察力だった方は、なんだか他の人の長所より印象が薄く感じてしまったのではないでしょうか。

誰でも自己分析をした後に見る自分の長所は、胸を張れるような長所でもないし、平凡だから自己PRに組み込んでも企業の方に関心を持ってもらえないんじゃないかと心配になります。

しかし、観察力というものは社会人にとって非常に需要のあるスキルなのです。

この記事では、観察力が就活で本当に魅力的なスキルであるのか、観察力を自己PRに取り入れる際の秘訣をご紹介していくため、自己PRに観察力を取り入れたい方はぜひ内容を参考にしてみてください。

企業が自己PRを聞く理由

企業が自己PRをわざわざ時間を割いて聞くことには必ず意味があります。

もちろん、履歴書では推し量ることのできないあなたの内面的な魅力を知りたいからですがそれだけではありません。

したがって、ただ闇雲に主張をするのでは、あなたが良い人材であることを文句なしに伝えることはできません。

そこで何をおいても、企業が自己PRから何を聞き出したいのか本当の狙いを知っておくことが肝心なのです。

まずは企業の本当の狙いを知り、採用担当の方の胸を打つような文を書けるようになりましょう。

1.志望度を見極めるため

企業は自己PRから、あなたがどれほど自分のことを理解して、自分の長所でどのように企業に貢献することができるのかを踏まえて考えているのかを注力しています。

自己分析を確実に行っているということは、それだけこの就職活動に真剣であり、力を入れて取り組んでいるという証になるのです。

また、自分の長所が企業のどういった特色に合うかどうかは、あなたがどれだけ企業研究をしているかにかかっています。

ただ、自分の長所を話すのではなく、企業に対してどれだけその長所を活かして、貢献できるのかということを、簡潔に伝えられるようにすることが肝心です。

どの企業でも当てはめられるような自己PRでは、その企業に対する志望度が低く見えてしまうため、企業研究ではその企業ならではの特色を見つけておきましょう。

2.どのような人かを簡潔に知るため

学歴や資格などからは、あなたの能力は見えても内面的な魅力というものは見えてきません。

学生のうちから、企業で即戦力で働けるほどの能力を持っていることは少ないため、企業からすると人柄に狙いをつけて注力しています。

特に、能力やスキルは後から育成することはできるのですが、人柄というものは中々後から変えることはできません。

どんなに優れた人であっても、周りとの調和を乱し、他の人の生産効率を下げるのであれば必要がないのです。

企業の目線で見ると、あなたが自分の社員たちと同じ目線で立てるような人かどうかを重要視していることがわかるのではないでしょうか。

あなたの人柄が、志望する企業の社風に合っているかどうかアピールできるように考えましょう。

3.応募者の能力を見るため

企業が自己PRについて質問をしてくる理由の代表的なものとして、応募者の能力を見るためということが挙げられるでしょう。

自己PRを通じてアピールしてくる能力は、多くの場合、その就活生が最も自信のある能力です。

その能力が果たして自社で活かすことのできるものなのかについて確認したいと思っている企業は多いです。

よって、あなたが観察力をアピールしたい場合は、まずその企業で観察力は求められているのか、そしてどのような場面や業務において観察力を活かすことができるのかについて考えながら回答を考えることをおすすめします。

【観察力は自己PRで使える?】観察力は自己PRに役立つ理由

結論として、観察力は自己PRにおいて役立つ能力の1つです。

ここからはその理由について詳しく紹介します。

大きく分けて3つの理由があるため、それぞれ一緒に確認していきましょう。

多くの職種で役立つため

観察力は多くの職種で役立てられるため、自己PRにおいて汎用的に活用できる能力の1つであると言えるでしょう。

観察力は人と接する場面が多い職種において活用できる能力です。

つまり、ほとんどの職種で活用できると言えるでしょう。

職場の仲間やクライアントの様子を観察しながら、どのような働きが求められているのか、どのようなアプローチをすれば相手が納得してくれるのかなどといった分析をして行動できれば、多くのビジネスで関わる相手から好かれることでしょう。

コミュニケーションが高いため

観察力が高い人の多くはコミュニケーション能力が高いため、多くの職場で重宝されることでしょう。

コミュニケーション能力はほとんどの職場で必須の能力だからです。

相手の細かな表情や仕草で顧客のニーズの理解が得意な人は、営業職などに向いている可能性が高いと言えるでしょう。

その他にもチームでコミュニケーションを取りプロジェクトを進めるタイプの仕事の場合は、1人のコミュニケーション能力、そして観察力が高い人材がいるだけでプロジェクトの進行度合いも大きく変わることがあります。

このように、コミュニケーション能力と観察力を兼ね備えている人物は多くの職場で求められていると言えます。

問題解決能力が高いため

物事についての観察能力が高い人物は、問題解決能力が高い可能性があり、多くの職場で重宝されます。

基本的に仕事というものは、問題を発見し、それを解決することを繰り返し行うものです。

観察力が高い人物は、問題に早い段階で気づくことができるだけでなく、その問題の本質に気づけることも多いため、どうすればその問題を解決できるのかについても案を出せます。

特に小さなミスが大きな問題に発展しかねない業界においては、観察力、そして問題解決能力が高い人物は強く求められていると言えます。

【観察力の自己PRはベンチャー企業に使える?】観察力の3つの種類

観察力を自己PRするためには、まずは観察力にはどのような種類があるのかを知っておく必要があります。

観察力には大きく分けて3つの種類があり、それによってアピールできる点も大きく変化します。

種類を把握して自分がどうして観察力をアピールしたいのか、どのような経験から観察力をアピールできるのかを考えてみましょう。

1.自己観察力

自己観察力とは、自分自身を客観的に観察する力のことです。

この力がある人は、自分の行動を振り返ったり、性格を分析したりする事が得意です。

その為、自分自身が今どのような状態に置かれており、どのようにすれば問題を解決することが出来るか?と言う事を理解し、思索する事が出来ると人であると思われ、大きな自己PRになります。

2.状況観察力

状況観察力とは、周りの状況を把握し空気を読むことが出来る力の事です。

自分と相手がどのような関係であるか理解することが得意であり、相手と適切な距離感を保って仕事をすることができます。

状況を判断して行動を考えられるということは、周りを見ることがきちんと出来る人と評価され、面接でも有利に働くでしょう。

3.人間観察力

人間観察力とは、相手の行動や表情といった言葉以外も要素を念入りに観察し、情報を読み取ることが出来る力の事です。

人間観察力がある人は相手の性格を読み取ることで、気持ちの変化や真意に気づく事が出来るためにトラブルを回避しやすいです。

【観察力の自己PRはベンチャー企業に使える?】自己PRが観察力なのは強みになる?

企業が自己PRを聞く本当の狙いがわかったところで、本題の自己PRで観察力が使えるかどうかですが、簡潔にいうと使えます!

寧ろ観察力というものは、社内外のコミュニケーションを円滑に進める際にとても重要な素質であり、観察力のある人は企業が熱望する人材といえるでしょう。

技術職であり、一見するとあまり人とのコミュニケーションが必要ではなさそうな場合であっても、必ずどこかで人との関わりが出てきます。

どんなに優れた人であっても、個人で仕事の全てを任せられることはないのです。

少ないコミニュケーションの場であっても、円滑に進めることができるのであれば立派な魅力のうちのひとつといえます。

ぜひ、どんな企業であっても自信を持って自己PRに使っていってください。

観察力はベンチャー企業に刺さる!

特にベンチャー企業を志望する方で、長所に観察力がある方は、ぜひ意欲的に自己PRに取り入れていきましょう。

観察力は周囲に注意深く目を配り、自分の行動判断も、観察力に基づいて的確に行うことができる人材だと判断されるため、魅力的な部分といえます。

ベンチャー企業では大企業とは違い、社風に慣れてから動き出すのではなく、すぐに自分の判断力が問われます。

そんな時に周りからの指示がなくても、自分の観察力で状況を判断して、周りについて行ったり、先導することができるのは強みになるのです。

ベンチャー企業を目指すのであれば、自己PRでは観察力があることを意欲的に取り入れて、戦力となる人材であることをアピールしていきましょう。

【観察力の自己PRはベンチャー企業に使える?】観察力を自己PRとしてアピールする際の構成

観察力を組み込んでいくと文章の軸が固まったとしても、単に観察力があったと裏付けられる体験談を取り入れても無意味なのです。

何はともあれ、企業に余すことなく自分の魅力を伝えられる自己PRになるとはいえません。

価値のある長所があるのであれば、隙のない構成で自己PRの文章を作ることが肝心となります。

ただエピソードを並べるだけの自己PRから、採用担当の心を掴んで離さないような自己PRの書き方をマスターして、就職活動で周りより1歩先をいきましょう。

1.結論

まずはあなたが話したい結論を、冒頭で端的に述べてみましょう。

結論を先に示すことで、相手は話の概要を最初に理解できるため、そのあとに続く自己PRの内容が相手に伝わりやすくなります。

そのため書き出しでは、結論からはじめることが有効的なのです。

慣れていないと結論から文章を作ることは、難しく感じるかもしれません。

しかし、文章をうまくまとめるのが苦手な方こそ、はじめに結論を書いてしまうことは話の軸が後半でブレにくくなるため、おすすめになります。

2.エピソード

次に、根拠となる具体的な体験談を持ってきましょう。

あなたの長所が観察力であると、第三者にもわかるような体験談を持ってくることが肝心です。

この時に根拠となるエピソードの背景に具体性が加わると、自己PRの説得力が効果的になります。

自分の観察力が実際にどんなふうに活かされたのか経験を交えて伝えることで、採用担当の方にこの人が自分の企業に来たらどうなるのか興味を持ってもらえます。

自分の体験談の部分は、同じ観察力を自己PRに持ってくる人がいても、個性を出せる場所なので持ってくる体験談は、念入りに選びましょう。

3.結果学んだこと

次は、体験談の結果から身についたことを書きましょう。

ただ、過去にあった経験を加えるだけでは無駄に終わってしまいます。

肝心なことはその経験により、あなたが何を身につけ進歩することができたのかということです。

ですので、わかりやすい成功体験がないからといって悲観せず、成長に繋がったのであれば失敗体験であったとしても、あなたの魅力を伝えることに不足はありません。

観察力による体験談と、その結果身についたことはセットで考察すると良いでしょう。

4.入社後にどのように活かせるか

最後に、経験から学んだことやあなたの観察力を入社後にどのように活かせるかどうかが肝心な鍵となります。

企業は、あなたが入社後どのように貢献してくれるのか期待をしているため、自己PRの中でも肝心な項目なのです。

密度のある自己PRにするためには、志望先の企業と他企業との差別化を図り、その企業独自の強みを知っておくことが要となります。

他企業との差別化を図るためには、志望先の企業以外にも広く目を向けて、情報を見聞を広げておくことが必要不可欠なのです。

【観察力の自己PRはベンチャー企業に使える?】観察力を自己PRとしてアピールする際の注意点

企業の興味を惹く自己PRの文章構成がわかったところで、次に押さえておくべきことは、自分の長所を文章に取り入れる際の注意点になります。

手間暇かけて文章構成を意識しながら丹念に自己PRを作成しても、注意点を見落としてしまうとあなたの魅力を最大限伝えることはできません。

ですが、今からご紹介する2つの点に配慮して文章を作るだけで、文章を作ることが不得意な方であっても採用担当の胸を打つような自己PRを作成できます。

文章を作ることが不得意な方は特に、次の注意点に目を向けて自分の自己PRの文章を見直してみましょう。

1.観察力がゴールにならないようにする

ダメな自己PRの文章の例としてよくあげられるものが、観察力が目的となってしまっていることです。

観察力を活かして仕事がしたいと書いてしまってはいないでしょうか。

企業が知りたいのはその先の、観察力をいかに有効的に利用して、貢献できるのかという部分なのです。

観察力は利用価値のあるスキルであると、自分で相手にわかりやすい付加価値をつけてあげることが肝心になります。

自分の観察力という能力の高さから、何を成し遂げられるのかについて簡潔に言及するようにしましょう。

自己PRにおいて、自分の長所というものは自分の価値を伝える手段に過ぎないということを心に留めておくことが大切です。

志望動機を作成する際でも、目的と手段が文章の中で入れ替わっていないか心がけておくと良いでしょう。

2.今後の貢献につなげる

自分の書いた自己PRの文章を見返してみて、体験談や得られた成果で自己PRが終わってはいないでしょうか。

自己PRで企業が知りたいことは、あなたが持っている観察力を使って、どういうふうに企業に貢献してくれるのかということになります。

経験や得られた成果などのエピソードと共に、自分の将来を見据えたことについて触れられるようにしましょう。

自分のなりたい姿と企業の求める人物像や、自分の観察力と企業への有益性との関連性を見つけて、自己PRへ書いてみましょう。

企業の求める人物像や関連性が見つけられない場合は、企業研究不足であるか自己分析が足りないということになります。

1度やり直して、新しく自分を見つめ直してみるのも1つの手です。

3.アピールで人間観察力は辞めておく

観察力には3つの種類があると紹介しましたが、自己PRを行う上では避けた方が良い観察力があります。

それは、人間観察力です。

人間観察能力は人を観察してどのように行動するのか?という事を考える能力であるため、これを自己PRで話すと企業に受動的な印象を与えてしまいます。

企業は主体性がある学生を求めているため、人を見て動く学生ではなく、自分から動ける人材を求めているのです。

また、自分が観察されていると思うと不快に感じる人も一定数存在しています。もし、面接官がそのタイプの人であれば採用は避けられてしまいます。

これらのことから、自己PRで観察力をアピールする際には「自己観察力」「状況観察力」のどちらかを題材に話すことがおすすめです。

4.洞察力と混同しない

洞察力と観察力という言葉は非常に似ているため、混同してしまう人も多いかもしれませんが、定義が異なるため、しっかりと確認しておく必要があります。

観察力は客観的な情報のみを得るものであり、洞察力は状況の原因を考えるなど、多少主観が入ることもあります。

どちらが就活において良いイメージを与えられるかは、自己PRや志望動機の文章構成やどのように活かすかなどによっても異なってきますが、間違えてアピールをしないように注意することが大切です。

5.完璧主義な印象を持たれないようにする

観察力が高い人物は、物事を詳しく観察できてしまうがあまり、悪い部分が目についてしまうことも多いです。

よって、観察力をアピールしてくる人物に対して、完璧主義が度を過ぎており、面倒くさい人物であると思われてしまうこともあります。

業務を進めるにあたってあまりにも完璧主義な人物がいると、1つ1つが遅々として進まず、プロジェクトなどが目標の期間内に終わらない可能性もあります。

そこで、観察力は高いけれども、完璧主義ではなく、必要に応じて妥協しながら業務を進めていくことができる人物であることをアピールする必要があると言えるでしょう。

6.抽象的な伝え方は控える

あまり抽象的な伝え方をしてしまうと、魅力が伝わりにくくなってしまうため、あなたの能力がどのようなものであるのか具体的に説明する必要があります。

あなたがどうして自分には観察力があると思うのか、そしてその観察力はどのように企業に貢献するにあたって活用できるものなのかについてわかりやすく伝える必要があります。

主観的な内容で抽象的に話してしまうと、相手にあなたの魅力が十分に伝わらないことが多いです。

よって、誰が聞いても納得できるような文章の展開をする必要があります。

【観察力の自己PRはベンチャー企業に使える?】観察力を自己PRに用いる際の例文7選

ここでは実際に観察力を自己PRに用いた際の例文を7つご紹介します。

今までの文章構成のポイントや注意点に気をつけて実際に自己PRを作成していきましょう。

自分の文章と例文を見比べて足りないところはないか、取り入れられるところはないか念入りに調べてみることも肝心です。

実際に文章を書くことに苦手意識がある方でも、自分の経験などを一度例文に当てはめながら書いてみると、文章作成のコツがわかるためおすすめになります。

観察力の種類別の例文

まずは、自己PRで観察力を強みとするための例文を自己観察力、状況観察力の2つの種類から紹介します。

種類別の例文は状況が限定されにくいので、これを応用して文章を作れるようにしましょう!

1.自己観察力

私の長所は、自分で物事の優先順位を考えて仕事を効率的に進めることができる自己観察力です。

私は、小学生向けのスイミングスクールのコーチのアルバイトを行っていたのですが、多くの生徒を一人で見ないといけなかったため、元々出来る人には全然ついてあげられていませんでした。

しかし、それでは、同じ月謝を払って頂いているのに良くないと私は考えました。

そこで、何が重要であるか考えて、効率的に教えて行く必要があると思いました。教えていくうえで、優先順位を意識して取り組むべきであると判断することが出来たため、自分の行動を改め、仕事の順番を意識して、全ての生徒に平等に教えられるようになりました。

この経験から、効率よく、仕事を進められるようになったので、貴社でもこの自己観察力を活かして、責任持って仕事をこなしたいと考えています。

2.状況観察力

私は、周囲の人の表情から相手の感情を読みとることができます。

例えば、友人の表情が暗そうなときに、友人に声をかけて見るとやはり、友人は悩みを抱えており、不安になっていると言う事がわかりました。

このような経験から、状況を観察し、相手が求めていることや不安に思っていることを的確に確認、判断することができます。

このような「状況観察力」を貴社でも活かし、相手について判断、理解し状況に応じた仕事を行って業務を円滑に進めていきたいと考えています。

観察力の経験別の例文

次に、より経験が分かりやすい例文を、4つ紹介します。

インターンやアルバイト等の活用しやすい例文を用意したのでぜひ参考にしてみてください。

1.観察力を活かして長期インターンで貢献

私は、自分の観察力を活かして相手の能力や求めることを的確に把握することに長けています。

長期インターンでは、インターン生のマネージメントをさせていただきました。

その際に自分の観察力を活かしてインターン生のモチベ管理や個人の能力向上に貢献ができたと感じています。

実際にマネージメントをしてみることで、自分の観察力により、事前に相手の求めていることを把握できるということは、チーム全体の能力向上や士気をあげることに役立てることがわかりました。

自分の観察力により、相手のスキルアップに必要な部分をアドバイスするといった行動がチーム全体にとって重要なことだと感じました。

この経験を活かして、貴社では私の観察力によって仲間の士気管理を行い、チーム全体で貢献していくことが可能だと思っています。

2.持ち前の観察力を活かし1年でバイトリーダーに

私は持ち前の観察力を活かし、顧客の要望や同僚の状況を把握することで、貴社に貢献できると考えています。

学生時代に居酒屋のアルバイトにて、広い店舗ではありましたが、観察力を活かすことで

お客さんや従業員の行動を把握することを心がけ、1年でバイトリーダーまで登りつめることができました。

バイトリーダーを経験することで、自分の仕事だけに集中するのではなく、仲間のタスクを把握することでミスを減らし、余裕を持つことができることに気づいたのです。

また特に貴社の顧客の声を大事にしたいという企業理念に共感を抱き、他社ではなく貴社を志望させていただきました。

貴社では、この観察力を活かし同僚と顧客の潤滑油として働き、貢献していきたいと思っています。

3.サークル長として観察力を活かした運営を

私は大学の野球サークルにてサークル長を行い、持ち前の観察力を活かして、サークルの活動を活発にし、部員のサークルへのモチベーションの向上に貢献しました。

私がサークルに入った際には、部員は9人にも満たず野球を行うことすらままならない状況でした。

しかしながら、サークルの状況を観察し、どのようにすれば、部員が集まるのか?という事を考えました。

その結果、野球サークルの方針を本気で野球をするという方針から、草野球のようにスポーツを楽しむということに焦点を置きました。

その結果、サークルに入りたいと考える人との思惑が一致し私が4年生になる頃には部員の数は20人を超えました。

貴社でも、この状況観察力を活かして状況を読み取り、自分で考え提案できる人材になり、貢献していきたいと考えています。

4.自己観察で講義の遅れを挽回

私は、大学2年生の時に一時的に講義について行けず、スランプに陥ってしまった事があります。

そのスランプを脱出する事ができたのは、自己観察力があったからこそだと思います。

私は、大学の講義についていけなかった際にまずは、自分を観察し、何が出来ていないのか、そして何をすべきなのかというのを自己分析しました。

観察した結果、自分の中で講義だけで理解しようとしているという事実を発見し、講義の時間はノートを取ることに集中し、講義が終わった後にノートを見て理解すると言う学習の仕方に変化させました。

その結果、スランプを脱出することができ、2年の最後のテストでは点数が9割まで回復する事ができました。

このように、私は自己観察をし、自分に何が足りておらず何が必要であるかという事を考える力があります。

貴社でもこの自己観察力を活かして、自分に何が足りていないか、何をすべきかという事を考えて行動していきたいと考えています。

観察力の志望職種別の例文

続いて、ここからは観察力をアピールする際の志望職種別の例文について紹介します。

観察力が活かせる代表的な仕事である営業職、看護・介護職、マーケターに分けて紹介しているため、あなたが目指す職業に最も近いものを中心に参考にしてみてください。

1.営業

私の強みは観察力です。
この能力は長期インターンで営業の業務をこなした際に身につけることができました。
同じ大学のメンバー3人と参加しましたが、当初は私だけ数日間、1件も契約を勝ち取ることができませんでした。
そこで、私に足りないものは何か、一度落ち着いて残りの2人を分析してみたところ、ゆっくりと話し、堂々と商品を紹介していることに気づきました。
そして私は早口で自信なさげに話していることに気づき、落ち着いたトーンで話すことを心がけました。
これにより、最終的には3人の中で最多の契約を勝ち取ることができ、高い評価を得られました。
貴社の営業職においても、この経験を通して身につけた会話術、そして観察力を活かし、クライアントが何を求めているのかを分析しながら、最適な提案をしていきたいと考えています。

2.看護・介護

私の強みは観察力です。
この能力はアルバイトを通じて身につけることができました。
飲食店でアルバイトしていた際、出勤するメンバーによって、余裕を持って業務をこなせる人、うまく店が回らない日がありました。
そこで、それぞれの適正を分析することを目的に、私が出勤していなくとも店が回る人数のシフトを組み、他のメンバーの観察をしながら業務に取り組みました。
これにより、配膳が得意なメンバーとテーブル清掃が得意なメンバーを分析することができ、うまく割り当てることで、少ない人数でお店を回せるようになりました。
私はこの観察力を活かし、貴社でも貢献したいと考えています。
具体的には、利用者の方の些細な変化や行動の原因を分析し、的確に対処することで、全ての利用者に満足していただけるように貢献する所存です。

3.マーケター

私の強みは観察力です。
この能力は大学のゼミを通じて身につけました。
私たちのゼミは新任の教授が担当していたということもあり、私たちの学年が最初の年でした。
よって、先輩が存在せず、自分たちだけで研究を進める必要がありました。
当然うまく研究は進まず、険悪な雰囲気になることもありましたが、私はそれぞれが学部で何を勉強してきたのか、苦手だった分野は何なのかについて質問し、そして観察し、適材適所にメンバーを割り振れるように分析しました。
これにより、それぞれが得意分野を活かして研究に取り組めるようになり、スムーズにゼミの活動が進み、全員が余裕を持って卒論に取りかかることができました。
私はこの経験を通して身につけた観察力を活かし、市場の分析や流行を捉え、適切な広告を打ち出すことで、貴社の業績を大幅に向上させたいと考えています。

【観察力は自己PRで使える?】完成度を高めるために

ここまで、観察力を自己PRでうまく伝えるための対策や観察力がある人に向いている職業などについて詳しく紹介してきました。

例文なども紹介したため、すでに自己PRを書けた人もいるでしょう。

しかし、完成してすぐに提出してしまうのは非常にもったいないです。

下記の3つの対策を行ってから、より質を高めて提出することで、企業の採用担当者により良い印象を与えられることでしょう。

声に出して読んでみる

自己PRが完成したらぜひ一度声に出して、ゆっくりと読んでみてください。

一つひとつの文章をかみしめるように、誰かに聞かせるつもりで読んでみると、文章展開を理解しやすくなります。

それぞれの文章にしっかりと繋がりがあるか、飛躍しすぎている部分がないかなどについて確認できるため、非常におすすめの対策の1つです。

また、声に出して読むことで誤字脱字をチェックしやすいというメリットもあります。

ベンチャー企業のようなモチベーションが高い人材を採用したいと考えている企業は、誤字脱字が多い、やる気がないとみなされる人物を採用の選択肢から外す傾向にあります。

よって、せっかく時間をかけて作成した自己PRがつまらないミスで悪い評価を受けないよう、何度も誤字や脱字がないかについて確認してみてください。

他の人に添削してもらう

自分で添削をするだけでは限界がある場合もあります。

ぜひ、他の人にも自己PRを検索してもらいましょう。

就活に取り組んでいる友人がいるならば、一緒に確認できれば、お互いの良い点を学ぶことができますし、悪い点を指摘し合えるため、有意義です。

また、目指している業界や職種に就職を果たした先輩がいるならば、確認してもらうことで、現場の立場から自己PRの内容について評価してもらえます。

可能な限り多くの人にチェックしてもらい、誰が読んでも理解しやすい内容になっているかフィードバックしてもらいましょう。

就活エージェントに相談してみよう

確かに、自分で添削を行うことも、多くの人に読んでもらうことも、重要な対策ではあります。

しかし、最も手っ取り早く自己PRのクオリティを高めるためには、就活エージェントへの相談もおすすめです。

ジョブコミットは、忙しくアルバイトをする余裕のない就活生にもおすすめできる、無料の就職エージェントです。

自己PRはもちろん、志望動機やガクチカなどのESを徹底的に検索してくれる上に、面接対策やおすすめ企業の紹介などもしてくれます。

年間何千人もの利用者を内定に導いている信頼性の高いサービスなため、気になる方はぜひ登録してみてください。

【観察力の自己PRはベンチャー企業に使える?】おわりに

自己分析をした際に自分の長所が観察力だったとき、自己PRへの書き方がわからない、印象が薄いのではないかという不安があったと思います。

しかし、観察力という長所は社会人にとってとても重要な要素といえるものであり、企業にとっても必要な人材です。

今回の記事で、観察力は自己PRにも書ける、十分にアピールポイントとなる長所だとわかっていただけたのではないでしょうか。

自己PRの文章構成や注意すべき点に気をつけて魅力的な自己PRを書けるようになりましょう。

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