【例文7選】やりがいを志望動機にするには?作成のポイントや注意点を徹底解説!

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この記事を読んでわかること

・そもそもやりがいとは
・やりがいで志望動機を書くときの手順
・やりがいで志望動機を書くときの注意点
・やりがいを志望動機にした例文

この記事をおすすめしたい人

・やりがいについて知りたい人
・仕事のやりがいを志望動機にしたい人
・志望動機の作り方がわからない人
・例文を見て参考にしたい人

インターンやES・面接での志望動機で「やりがい」について書いたことがある方は多いのではないでしょうか。

自己分析で「人の役に立ちたい」と自分で分かっても、志望動機ではどのように書けばいいのか分からない・そもそも「やりがい」を言ってもいいものなのか分からないと悩む時がくると思います。

そこでここでは、「やりがい」を志望動機にする方法を解説します。

例文も記載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次目次を全て表示する

【やりがいを志望動機にするには】そもそもやりがいとは

まず「やりがい」とは何なのかを考えてみましょう。

「やりがい」は抽象的な表現であるので、人によって抱くイメージが違います。

ここでは、志望動機の作成に役立てるような、よくあるやりがいの具体例を3つご紹介します。

やりがいの具体例
  • 人の役に立てる
  • 成長を感じられる
  • 仕事に合った収入を得られる

人の役に立てる

まずは「人の役に立てる」ことです。

特に社内や社外の人から頼られたり、感謝されたりすることで、自分が役に立っているという実感を得られると思うことが多いのではないでしょうか。

「人の役に立てる」こと自体は良いことですが、志望動機にどのように繋がってくるのか・人の役に立てるのがなぜいいと思ったのか・きっかけ・役に立って結果どうだったのか、を詳しく書くことをおすすめします。

「人の役に立てる」ということを志望動機にする就活生は多いです。

具体性を持ち、他の就活生と差をつけましょう。

成長を感じられる

次に「成長を感じられる」です。

これは何かを達成したり、評価してもらった時に、自分自身の成長を感じられる時に感じることが多いと思います。

成長意欲が高い人の場合、成長を感じるとともに、更なる目標に向けて努力することができるでしょう。

この場合もなぜ成長を感じられたのか・どのようなことがあって自分自身成長できたのか・成長を感じてどのような行動をとったのか・思ったのか・この成長を受けた企業にどのように活かせるのかまで考えられると良いです。

仕事に合った収入を得られる

最後は「仕事に合った収入を得られる」ということです。

自分の努力が収入に反映されたとき、やりがいを感じるという人も多いでしょう。

しかし注意点として、志望動機として書く場合「高い収入を得られること」だけを目的とするのは不適切なので気を付けましょう。

給料やお金目的を前面に出すわけではなく、収入を得てどうしたいのか・なぜ多くの収入を得たいのかの具体的な内容を述べましょう。

仕事に合った収入を得られるということは給料の良い企業にも共通してきます。

給料だけが目的ではないことを述べたうえで、面接時に深掘りされた際に、きちんと目的目当てのために答えられるように準備しましょう。

【やりがいを志望動機にするには】志望動機を聞く理由

続いて、企業が志望動機をなぜ聞いてくるのかについても理解を深めておきましょう。

もちろん企業によって様々な意図が存在しますが、ほとんどの企業に当てはまる志望動機を聞く理由は以下の4つです。

企業側の意図を満たせるような質の高い志望動機を作成しましょう。

人柄を見るため

企業が志望動機を聞く最大の理由の1つは、その人の人柄を見極めるためです。

志望動機を通じて、応募者がどのような人物か、どんな考え方を持っているのか、どんな価値観に基づいて仕事に取り組むのかを理解しようとしています。

例えば、過去の経験に基づいてどのような課題に取り組んできたのか、どんな結果を出したのか、それに対してどのような思考過程で行動したのかを聞くことで、応募者の仕事に対する姿勢や価値観、チームでの協力の仕方、そして失敗をどう捉えて学びに変えていったかなど、様々な人間性が見えてきます。

人柄を重視する企業は特に自社の文化にフィットする人物を求めており、志望動機はその人物像を浮き彫りにする重要な手がかりとなるのです。

例えば、志望動機の中で「人と接することが好きで、それを仕事に活かしたい」と言っているならば、採用担当者はその応募者がコミュニケーション能力を重視し、チームで協力して問題解決に取り組むことができると判断できるでしょう。

自社とマッチした人材であるかを見るため

その人が自社とマッチした人材であるかを見極めるためという点も挙げられます。

企業には独自の文化や業務スタイル、目指しているビジョンがあり、価値観や方向性に共感し、適応できる人材を求めています。

志望動機を聞くことで、応募者がその企業の目指す方向性や文化にどれだけ適応できるか、またその人がどのように自分のスキルを活かして貢献できるかを判断する材料を得ようとしているのです。

例えば、ある企業が「イノベーションを重視し、常に新しいことに挑戦し続ける」という文化を掲げている場合、「私は過去に新しいプロジェクトを立ち上げた経験があり、常に新しい挑戦に積極的に取り組んできました」と言う人がいれば、その企業の文化にマッチしていると判断するでしょう。

熱意を見るため

企業が志望動機を聞くもう1つの理由は、応募者の熱意を確認するためです。

企業側は採用する人材に対して高い期待を寄せており、その期待に応えられるだけのモチベーションと情熱を持っているかどうかを見極めています。

志望動機を通じて、応募者がどれだけその企業で働くことに意欲的であり、その職種に対して情熱を持っているかを判断しようとしているのです。

志望動機がしっかりと伝えられている場合、面接官は「この人は本当にこの企業で働きたいと思っている」と思うことでしょう。

逆に、志望動機が不明確だったり、他の企業と似たような理由だったりすると「本当にこの企業で働きたいのか」「どうせうちは第一志望じゃないのだろう」と思ってしまうでしょう。

熱意を伝えるためにはただ「この会社が好き」や「憧れの企業だから」という漠然とした理由ではなく、具体的にその企業で何を成し遂げたいのか、どのように貢献したいのかを明確にすることが重要です。

【やりがいを志望動機にするには】「やりがい」で志望動機を書くときの3つの手順

「そもそもやりがいとは何か」について学んできました。

それをふまえたうえで、やりがいを志望動機として作成する際、どのような手順で書けば良いのかを解説します。

ただ単に「〇〇にやりがいを持ちました。」だけでは内容が薄すぎます。

具体性やエピソードをふまえ、他の就活生と差をつけられるように1つ1つ見ていきましょう。

やりがいを書くときの3つの手順
  1. 自己分析をする
  2. 企業研究をする
  3. やりがいを感じる点を整理する

①自己分析をする

まずは自己分析です。

やりがいを志望動機にするために、必要不可欠なのが自己分析です。

過去の出来事を振り返って、自分がどのようなときにやりがいを感じるのかを分析しましょう 。

たとえば、部活動・アルバイト・サークル・大学生活などでさまざまな場面でやりがいを感じる部分があると思います。

先輩・後輩・お客様のために役に立てたこと・何もできなかったのに自分自身で成長環境を作り成長に導くことができたなどとやりがいを感じられる瞬間はたくさんあります。

先ほども述べたように具体性を深めるために、自分自身で深掘りしていきましょう。

「なぜ」・「どのように」が重要です。

自己分析のやり方がわからないという人は、以下の記事を参考にしてみてください。

②企業研究をする

次に、志望する企業の企業研究を行うことです。

企業の業務内容を知るだけでなく、①で自己分析をした後、受ける企業の業務を通して、どのようなやりがいを感じられるのかを知ることが重要になります。

企業のホームページや、就活サイトの口コミなど、受ける企業のやりがいはなにかを確認しましょう。

OBOG訪問をして実際に働いている方々のやりがいはなにか聞いてみるのも良いと思います。

自分と企業の間のギャップがおきないためにもおすすめです。

③やりがいを感じる点を整理する

自己分析と企業研究を一通り行ったら、自分がやりがいを感じる点と、志望企業で得られるやりがいを整理しましょう。

志望動機で採用担当者へ熱意を伝えるためには、自分と企業のやりがいがマッチしていることを言語化する必要があります。

企業研究と同様に、OBOG訪問で聞いてみるのも効果的で良いでしょう。

また、会社説明会の質疑応答や面接時の逆質問で聞いてみるのもおすすめです。

ネットの情報ではないことが実際働いている人から聞け、企業とのミスマッチを防げます。

【やりがいを志望動機にするには】志望動機の構成

志望動機を書く際には構成が1番大切になってきます。

構成に必要なのは、結論、理由、エピソード、貢献。再度結論です。

今までの手順や注意点・ポイントを頭に入れた状態で読み進めていきましょう。

結論

志望動機の構成において最も重要なのは、まず結論を述べることです。

これは志望動機に限らず、企業に提出する全ての書類において意識することをおすすめします。

なぜならば、結論ファーストで述べることで、あなたが何を主題として話すのか伝わりやすくなるだけでなく、「仕事ができる人物である」という印象を伝えられるからです。

反対に、なかなか結論について触れず、ダラダラと話されてしまうと内容が入ってこないだけでなく、途中で読むのをやめてしまう担当者すらいます。

忙しく、大量の志望動機を読まなければならない相手の立場になって考えてみて、どうすれば最後まで集中して読んでもらえるかを考えながら文章を構成することが重要です。

理由

志望動機について説明したら、続いてその志望動機の理由を簡潔に述べる必要があります。

志望動機において最も重要なのはエピソードと結論の部分ですが、理由について全く触れていないと、文章のつながりとしておかしくなってしまい、読みづらくなってしまいます。

文字数の制約などの問題で長々と書けない場合もあるかもしれませんが、せめて一言だけでも志望動機の理由は補足しておくことをおすすめします。

エピソード

続いて志望動機において最も重要な部分の1つであるエピソードは、特に力を入れて書くようにしましょう。

あなたがなぜその企業に入りたいと思ったのか、もしくはなぜそのアピールする能力や経験などを身につけることができたのかについて詳しく説明する必要があります。

企業の採用担当者はそのエピソードが発生した場所に居合わせていたわけではないため、客観的に説明するようにしましょう。

どうしても「自分」というフィルターがかかってしまうと、具体的な情報を盛り込むことや客観的な説明を忘れてしまいがちですが、相手はあなたのことを何も知らない人物です。

あなたに関する情報が全くない人でも情景が浮かぶような説明にできているかを意識しながら説明することが重要です。

貢献

企業の採用担当者は貢献してくれる人材を採用したいと考えています。

いくらやる気があり、しっかりと企業研究や業界研究を行っている人物であったとしても、活躍できる想像がつかなければ採用するかどうか悩んでしまいます。

「自己PRで貢献について説明しているから、志望動機では説明しなくて良いのではないか?」と思う人もいるかもしれませんが、ぜひ志望動機でも能力をアピールしましょう。

企業の採用担当者が「この人を採用したら、うちの業績が伸びそうだな」と思ってくれるような人物像をアピールすることが重要です。

再度結論

これは文字数に余裕がある場合のみで構いませんが、再度結論について述べることで流し読みされてしまった場合の対策ができます。

企業の採用担当者は全ての志望動機をくまなく読めるわけではないため、斜め読みされてしまうこともあります。

そのような場合、あなたの主張がいまいち伝わらないこともあるでしょう。

しかし、再度結論について触れることで、「なぜその企業に入りたいと思っているのか」についてだけは、少なくとも伝えられます。

また、結論が具体的で分かりやすいものであった場合、流し読みした場合でも、再度戻って本文をしっかりと読もうと思う人もいるかもしれません。

再度結論について触れて、あなたの素晴らしい志望動機が見逃されないように気をつけましょう。

【やりがいを志望動機にするには】「やりがい」で志望動機を書くときのポイント

上記の内容の手順と注意点をふまえたうえで次は書く時のポイントを紹介します。

やりがいを書くときのポイント
  • 企業のどこにやりがいを感じるかを伝える
  • やりがいを感じる業務内容を具体的に記す
  • 入社後に活躍できることを記す

「やりがい」を具体的に定義する

まずはやりがいを具体的に定義することです。

志望動機でやりがいについて書く際は、自分にとってのやりがいを具体的に示すことが重要です。

定義付けられるようにやりがいにおける自分軸を考えましょう。

そしてどんな時にやりがいを感じるのかを考えましょう。

企業のどこにやりがいを感じるかを伝える

志望企業ならではのやりがいを示すことで、自分の熱意を伝えることができます。

企業のHPだけでなく、企業説明会やOB・OG訪問などを活用し、企業理解を深めましょう。

やりがいを感じる業務内容を具体的に記す

志望動機を書く際には、まず自分が企業のどの業務に対してやりがいを感じるのかを具体的に示すことが大切です。

例えば「企業の製品やサービスに対してやりがいを感じる」と話す場合、それがなぜ他社ではなく、その企業の業務でなければならないのかを明確にすることが求められます。

抽象的な表現ではなく、その企業の特定のプロジェクトや具体的な職務内容において、自分がどのやりがいを感じ、その業務に取り組むことでどのような成果を上げたいと考えているのかを詳細に書くことで、志望動機に説得力が生まれます。

「〇〇スキルを活かし、人の生活をより便利にする製品の開発に携わりたい」など、具体的なやりがいを強調することで、企業側にも自分のビジョンが伝わりやすくなります。

重要なのは、他の候補者との差別化であり、どの業務が自分にとって最も魅力的であるかを詳細に述べることです。

入社後に活躍できることを記す

やりがいを主題とした志望動機を作成する際、もう1つ重要なポイントとして、入社後に自分がどのようにその企業で活躍できるかを示すことが挙げられます。

企業側にとって重要なのは、その候補者がどれだけやりがいを感じるかだけでなく、そのやりがいをどう業務に反映させ、会社に貢献できるかです。

具体的には、自分がこれまでに培ってきたスキルや経験を、企業の業務にどのように活かせるかを述べると効果的です。

例えば「〇〇業務で培ったコミュニケーション能力を活かして、貴社のプロジェクト推進に貢献したい」といった形で、自分がどう企業の発展に寄与できるかを明示しましょう。

また、やりがいと連動する形で、入社後にどのような目標を持っているかを示すことも重要です。

「新規事業の開拓を通じて、貴社の成長に貢献するとともに、自身のやりがいを達成したい」など、具体的な将来像を描くことで、採用担当者に自分が入社後に活躍する姿を想像してもらうことができます。

【やりがいを志望動機にするには】実際に業務内容を感じて体験して説得力を持たせよう

実際に業務経験を通じて、志望動機に説得力を持たせるための対策についても紹介します。

やりがいをアピールするならば、実際にその業務に触れたことがある、もしくはその業務に取り組んでいる人から直接話を聞いたことがあるというアピールをすることが効果的です。

ぜひ以下の2つの対策いずれか、もしくは両方に取り組んで、説得力のある志望動機を作成しましょう。

OB・OG訪問

OB・OG訪問を行うことで、実際にその企業で働いている人の生の声を聞くことができ、志望動機に説得力を持たせることができます。

特に業務で感じるやりがいのポイントや仕事の進め方、どのような環境で自分が働くことになるかを具体的に知ることができるため、それを元に自分の考えを深めることができます。

OB・OGが感じたやりがいや達成感、仕事の中で重要視している点を聞くことで、自分の志望動機に反映させることが可能です。

また、企業文化や人間関係、キャリアパスなどのリアルな情報を得ることで、インターネットで得た知識だけでなく、より具体的な体験を基にした志望動機が作れます。

自分自身がOB・OGの話を通して共感したポイントや刺激を受けたことを絡めることで、説得力のある志望動機へと昇華させることができるでしょう。

インターンシップに参加

インターンシップに参加することは、やりがいを志望動機にする上で最も効果的な方法の1つです。

短期インターンでも企業の業務を体験することができ、仕事のやりがいを感じる瞬間や自分にとって重要な価値観を見いだすことができます。

しかし、より深い理解と体験を得るためには、可能であれば長期インターンに参加することを推奨します。

長期間働くことで、日常業務の流れやプロジェクトの進行過程、仕事の困難さや達成感をより深く感じることができ、実際に体験したやりがいを基にして具体的な志望動機を作ることが可能です。

インターン経験を通して「この仕事で自分がどのようにやりがいを感じ、成長できるか」という視点を持ちながら志望動機を作成すると、面接官に対しても強い印象を与えるでしょう。

【やりがいを志望動機にするには】「やりがい」で志望動機を書くときの注意点

書く時の手順について理解いただけたでしょうか。

やりがいは志望動機で書きやすい表現であるため、よく使われがちですが、書く時には注意すべきポイントがあります。

ここでは注意点を3つご紹介します。

やりがいを書くときの注意点
  • やりがいのない仕事はない
  • 「やりがい」という言葉は漠然としている
  • やりがいは誰もが求めて当たり前

やりがいのない仕事はない

志望動機においてやりがいを強調しすぎると、まるで他の仕事にはやりがいがないかのような言い方に聞こえてしまうこともあります。

他の業態や業界を下げて、あなたが受けている業界や企業を持ち上げるような言い方は避けましょう。

「自分は特にこの業界に興味があり、特に御社に興味がある」「御社のような社会意義の高い取り組みにやりがいを感じる」という言い方にして、まるで他の業界はつまらないかのような言い方は避けた方が良いです。

「やりがい」という言葉は漠然としている

やりがいという言葉だけでは、かなり漠然としています。

ただ単に「やりがいを求めて」という志望動機を書いても、採用担当者は具体的に想像しにくいです。

採用担当者に分かりやすいように書きましょう。

何度も述べますが、自分にとってのやりがい・企業に入ってどのようにして発揮できるのか・なぜ・どうしてを具体的にしましょう。

やりがいは誰もが求めて当たり前

誰だって仕事にはやりがいを求めるものです。

志望動機としてやりがいを書くなら、他の就活生と差別化する必要があります。

先ほども述べたように、どこにやりがいを感じるのか・自分が求めるやりがいがあると企業にとってどんなメリットがあるのかなどを書けると採用担当者に伝わりやすいです。

職種に左右されている場合もある

やりがいを主題にした志望動機を書く際、職種に左右される可能性があるということを忘れてはなりません。

特に、総合職を目指す人や、配属先がまだ決まっていない人は、特定の職種や部門でのやりがいを強調しすぎると、面接官に違和感を与える可能性があります。

企業が求めているのは、多様な職種や部署に対応できる柔軟性や、どのような業務においてもやりがいを見つけて貢献できる人です。

そのため、どの職種や部署に配属されてもやりがいを感じられる、汎用性の高い志望動機を意識しましょう。

例えば「貴社の理念に共感し、その理念を達成することを通じて社会に貢献することを目標としています」といったように、幅広い役割に対応できる姿勢を示すことで、より質の高い志望動機となります。

あまりにも限定的な志望動機は、特定の職種のみを志望している場合以外、避けることを推奨します。

【やりがいを志望動機にするには】やりがいの言い換え例

続いて、やりがいを言い換えるにはどのような言葉がおすすめかについて紹介します。

特に以下の例はやりがいを言い換えるにあたって活用しやすいものであるため、志望動機ややりがいにするのは少ししっくりこないという方は以下のポイントを確認してみてください。

挑戦をしたい

「やりがいを感じる」という表現は抽象的であり、モチベーションを十分に伝えきれない場合があります。

そこで、挑戦したいという言い換えがおすすめです。

挑戦を求める姿勢を示すことで、どれだけ自己成長を重視しているか、また新しい課題に対して積極的であるかをアピールできます。

例えば「新しい商品企画に挑戦したい」という表現は特に商品開発やマーケティング、クリエイティブ業界において活用できるものです。

新しい商品を企画し、それが市場で受け入れられるかを試すことに挑戦することで、自分のアイデアを実現に結びつけることに魅力を感じていることが伝わりやすくなるでしょう。

向いている

「向いている」という表現は職場や職種で自分がどれだけフィットしているかを伝える言い回しです。

自分の性格や特性がその職務に適しており、仕事を通じてやりがいを感じることができるという点を強調できます。

例えば「これまで取り組んできた業務や自分の強みと合致しているため、向いていると感じました」といった話し方をすると良いでしょう。

自分で「向いている」と話してしまうと、傲慢に思われるのではないか?と思う人もいるかもしれませんが「向いていると感じました」と話せば全く問題ありません。

むしろ、しっかりと企業研究や業界研究を行っており、自己分析も行った上で応募してきている人材であると判断してくれることでしょう。

喜びを感じる

「喜びを感じる」という言い方はどのような仕事に対しても使える表現であり、抽象的ではありますが、言い換えとしては非常に活用しやすいものです。

この表現を活用する際に注意しなければならない点としては、可能な限り具体的かつ明確に話すことを心がけることです。

例えば「私は御社で働くことに喜びを感じます」と言うだけでは意味が分かりませんし「まだうちで働いたこともないのに?」と思われてしまいます。

そこで「私は創意工夫を凝らして成果を出すことに喜びを感じます」などと表現すると伝わりやすくなります。

自分がどのような場面で喜びを感じ、その喜びを感じる瞬間は企業の業務においては何が近いのかなどについて説明すると、より良い印象を伝えられるだけでなく、企業へのマッチ度が高いことも主張できるでしょう。

【やりがいを志望動機にするには】やりがいを志望動機にした例文

やりがいとは・書く時のポイント・構成を述べてきましたが、なんとなくでも分かってきたところでしょうか。

次は、主にやりがいとして挙げられる「人の役に立ちたい」「成長したい」という2つのテーマについての例文を2つ紹介します。

あくまで例文なので参考程度に確認していきましょう。

例文①人の役に立ちたい

私が志望した理由は、お客様の役に立つことで自分も役に立てる環境だと考えたためです。
これはアルバイトをしていた〇〇(有名であれば店名)でアルバイトしていた経験から思いました。そこでは主にホールスタッフとして働いていました。接客業ということもあり、常にお客様のことを考え、最善を尽くしてきました。そうしているうちに店舗売上を3.9%伸ばすことが出来ました。お客様のために動いていましたが、それが結果としてお店の売上にも貢献でき、やりがいを感じました。以上の経験から、御社に入社してもお客様に最善を尽くせるように主体的に行動し、売上に貢献していきたいと考えました。

例文②成長したい

私が御社を志望した理由は主体的に行動でき、自身が成長できる環境だと考えたからです。
なぜこのように考えたかというと私の過去の経験からです。私は大学のイベントサークルの部長を務めていました。役割として主に部員をまとめることです。イベントに向けて誰がどの役割を担うのか・進行をどのように進めていくのかなどを考え、部員と協力して活動をしていました。そのような活動を続けているうちに、「イベント成功のため」「イベントで相手の方々へ思いを届けたい」だけしか思っていなかったのが、「みんなのため」ということもプラスで思うことも増えました。挫折した経験もありましたが、「誰かのため」ということに主体的に動いたおかげで自分自身が成長できる環境を作ることが出来ました。
以上のことから、入社しても自分自身で成長できる環境を作り、自分の強みのリーダーシップ性を発揮できる環境があると考え、御社を志望します。

例文③新しいことに挑戦したい

私が貴社を志望する理由は、新しいことに挑戦できる環境が整っているからです。
貴社は常に革新的なプロジェクトに取り組んでおり、挑戦する精神を持つ社員を求めていると企業の説明会で伺いました。私は大学時代に複数のプロジェクトに参加し、新しい技術やアイデアを試すことに熱意を持っています。先月まで参加したIT企業のインターンでは、新しいアルゴリズムを提案し、実際のシステムに適用した結果、業績を3%向上させました。この経験から、新しいことに挑戦する喜びと達成感を強く感じ、貴社のようなチャレンジングな環境で成長し、貢献したいと感じるようになりました。貴社の新規プロジェクトにも積極的に参加し、斬新なアイデアを提案し実現することで、貴社の成長と成功に貢献していきたいと考えています。

例文④努力が評価される職場が良い

私が貴社を志望する理由は、努力が正当に評価される職場であると感じたからです。
貴社は社員の成果をしっかりと評価し、評価に応じた報酬やキャリアアップの機会を提供していると伺いました。私は学生時代、学業とアルバイトの両立に努め、常に高い成績を維持しながらアルバイト先でも表彰を受けるほどの成果を挙げてきました。これらの経験を通じて、努力が報われる職場での仕事に魅力を感じるようになりました。貴社であれば自分の努力が正当に評価され、さらに自分を高めていけると確信しています。貴社においては、与えられた業務に全力で取り組み、着実に成果を挙げることで貴社の成長に貢献していきたいと考えています。

例文⑤達成感のある仕事がしたい

私が貴社を志望する理由は、達成感のある仕事ができると感じたからです。
貴社の業務はプロジェクトごとに明確な目標が設定され、それを達成することで大きな満足感が得られると説明会で伺いました。私は学生時代、クラブ活動でイベントの企画運営を担当し、目標を設定してそれを達成する喜びを何度も経験しました。特に初めての大型イベントにおいては、数日間眠れないほどタイトなスケジュールではありましたが、想定の目標の135%の来客を達成した際は涙を流すほど強い達成感を感じました。貴社においても、このような達成感を感じられるプロジェクトに携わることで自分の成長を実感しながら、目標達成に貢献したいと考えています。さらに、最終的にはプロジェクトマネジメントのスキルを活かし、チームをリードして高い成果を挙げることで成長に寄与できるリーダーを目指します。

例文⑥社会に貢献したい

貴社を志望する理由は社会に大きな影響を与えるインフラ業界で働き、社会貢献ができると考えたからです。
大学時代、私はエネルギーの効率化に関する研究を行い、その中で再生可能エネルギーの普及に関する課題を深く考えました。特に、地域ごとの電力供給の最適化に関心を持ち、複数のケーススタディを通じて、効率的なエネルギー分配の重要性に気づきました。この経験から、私はエネルギー業界での社会貢献の意義を強く感じ、貴社でその実現に向けた取り組みを行いたいと考えるようになりました。貴社が取り組むプロジェクトや、再生可能エネルギーの導入推進に向けたビジョンに共感し、それに貢献できる人材として成長したいと思っています。
貴社の持つ技術力と私の知識を融合させることで、より多くの地域にエネルギーの安定供給と持続可能なソリューションを提供することができると考えています。

例文⑦自分の得意を活かせる環境

貴社を志望する理由は自分の得意とするコミュニケーション能力を活かして多くの人と関わることにやりがいとやりがいを感じるからです。
大学時代、サークル活動で新入生歓迎イベントを企画・運営する際、参加者のニーズをしっかりと把握し、それに合わせたイベントにすることで成功を収めました。この経験を通じて、人々の考えを引き出し、それに合った提案をする力が身に付きました。このスキルは、営業職における顧客の課題解決やニーズを把握する力として活かせると確信しています。
貴社の強みである商品やサービスをさらに多くの顧客に伝え、貴社の売上拡大に貢献できるよう、日々邁進し、貢献を目指します。

【やりがいを志望動機にするには】志望動機に困ったらエージェントを利用しよう

志望動機に困ったら、1人で悩まず就活エージェントに相談してみるのも1つの手段です。

誤字脱字や内容の濃さや具体性などのアドバイスやプロから見た視点でのアドバイスがもらえます。

おすすめはジョブコミットです。

まとめ

いかがでしたか?「やりがい」を志望動機にする際のポイントや注意点・構成について記載してきました。

まだまだ足りないなと感じたら、上記の内容を1つ1つ確認してみてください。

「これってどうなんだろう」と少しでも不安に思ったら前述通り、就活エージェントに頼ってみるのも1つの手段です。就職活動であなたの良さを発揮できるように応援しています!

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