一次面接に落ちるのはやばいの?落ちる人の特徴とその解決策を徹底解決!

一次面接に落ちるのはやばいの?落ちる人の特徴とその解決策を徹底解決!

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録
柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること
  • 一次面接で落ちやすい人
  • 一次面接で面接官が見ているポイント
  • 一次面接の通過率
この記事をおすすめしたい人
  • 一次面接でよく落ちる人
  • 一次面接が不安な人

目次目次を全て表示する

はじめに

グルディス役割

就職活動が順調に進む方でも、相性が合わない企業だと一次面接で落ちてしまうことはあります。

しかし、どの企業も一次面接で落ちてしまうという場合、それは面接の受け方・質問への答え方に問題がある可能性が高いでしょう。

一次面接になかなか通らないという方は、どこを見直すべきなのでしょうか。

今回は一次面接が通らない方の原因や、その原因を解消するための対策について解説します。

なかなか一次面接に通らず苦戦している方は、ぜひ参考になさってください。

【一次面接で落ちるのはやばい?】落ちるのはやばい?

一次面接は面接の初期段階であるため、ここで落ちてしまうことをスポーツ大会の「予選落ち」のような結果と考える方もいらっしゃいます。

一次面接落ちをそのように捉える方だと、「ここで落ちてしまうのはやばい」「この後もダメではないか」と悲観的になってしまう可能性もあるでしょう。

しかし、一次面接で落ちる確率は、中小企業やベンチャー企業で約40%とされています。

人気のある企業・採用人数が少ない企業だと、一次面接でより厳しく絞り込むところもあります。

残す人数の関係で、最終面接より一次面接の方が合格率の低い企業も多いです。

そのため、一次面接で落ちることは決して珍しいことではなく、落ちたからといってひどく落ち込む必要はありません。

その企業とは縁がなかったと割り切り、次の面接に向けて気持ちを切り替えることをおすすめします。

【一次面接で落ちるのはやばい?】面接官が見ているポイント5選

面接官が見ているポイント
  • 第一印象が良いものになっているか
  • 一緒に働きたいか
  • 将来のビジョンが明確か
  • 就活生のポテンシャル
  • コミュニケーション能力はあるか

①第一印象が良いものになっているか

面接官が最初に注目するのは応募者の第一印象です。

第一印象は短時間で相手に伝わる情報は評価に大きく影響を与えます。

清潔感のある服装、丁寧な態度、そして明るい表情が、第一印象を左右する重要な要素です。

特に就活の面接において、第一印象はその人が社会人としての適正や、企業になじむ可能性があるかどうかを判断する1つの基準となります。

また、服装だけでなく、表情、声のトーンなども注意すべき点です。

面接官は応募者がどのような人物かを第一印象から判断しようとしています。

初対面の際に明るく挨拶ができ、落ち着いた動作で自信を感じさせることはポジティブな印象を与えることにつながります。

一方、だらしない態度や、視線を合わせない仕草はネガティブな印象を持たれる原因となるでしょう。

②一緒に働きたいか

履歴書にかかれる能力だけでなく、協調性やコミュニケーション能力も面接官は見ています。

面接では自然と人柄が見えてきます。人柄からこの人はうちの企業に向いているのか、今いる仲間と仲良くすることが出来るのかという面を見ています。

明るく素直に、元気よく面接に望むのが重要です

③将来のビジョンが明確か

入社後のビジョンを聞くことで仕事に対してのやる気をアピールすることが大切です。

将来のビジョンは自分がどう活躍していくかを伝える場面のため、どの様に活躍してくれる人材であるかをここで判断することができます。

将来のビジョンは目標高く、明確にもっておきましょう。

今将来のビジョンがない場合でもまずはこの様な行動をしていきたいです。などと表現しましょう。

④就活生のポテンシャル

就活生の可能性や将来性を見ています。企業側としては、お金をかけて一緒に働くことを決めるので、成長力が高い人を採用したいと考えます。

新卒の場合は、現在の能力というよりポテンシャル重視で採用をすることがあります。入社意欲がポテンシャルと見られることが多いでしょう。

⑤コミュニケーション能力はあるか

コミュニケーション能力は非常に重要な要素として評価されます。

コミュニケーション能力とは、ただ話すことや聞くことにとどまらず、相手のことを的確に理解し、自分の考えを明確に伝える能力のことです。

面接官は応募者が自分の意思や考えをわかりやすく説明できるか、また、相手の意図を正確に読み取って回答できるかを細かく観察しています。

曖昧な表現や、話のまとまりのない答えはコミュニケーション能力が不足していると判断され、評価が下がる要因となり得ます。

また、言葉遣いや表情、声のトーンなど、言葉以外のコミュニケーション要素も重要です。

自分の意図が正確に伝わり、かつ相手に好印象を与えるようなバランスを取ることが求められます。

【一次面接で落ちるのはやばい?】一次面接の通過率はどれくらい?

一次面接の通過率は、30%前後とされています。

この数字からもわかる通り、一次面接を通過するのは狭き門と言えるでしょう。

したがって、通過できなかったとしても、深く落ち込む必要はありません。

スムーズに気持ちを切り替えられるようにし、次に進むことが大切です。

通過率は、人気のある企業ほど低くなります。

企業別にある程度の確率が予測できるので、志望する企業を調べるのもいいでしょう。

一次面接の通過率について詳しく知りたい人は、こちらを参考にしてください。

【一次面接で落ちるのはやばい?】落ちる人の特徴10選

一次面接で落ちるのは恥ずかしいことではありませんが、何度も落ち続けてしまうならどこか改善点を見つけなければいけません。

落ち続ける人には、必ず何かの原因があります。

以下の項目では、一次面接で落ちてしまう可能性が高い方の特徴を紹介します。

よく一次面接で落とされてしまうという方は、自分が以下で紹介する特徴に当てはまっていないかチェックしてみましょう。

早いうちに悪い癖を直し、一次面接の合格率を上げることが、内定のチャンスをつかむことにつながります。

落ちる人の特徴
  • 第一印象が良くない
  • 正しいマナーができていない
  • 入社への熱意を感じられない
  • 会話がスムーズでない
  • マニュアル感がある
  • 企業選びの軸がない
  • 話がまとまっていない
  • ESとの矛盾が生じている
  • 声が小さい・聞き取りづらい
  • 質問に対する答えがずれている

①第一印象が良くない

一次面接で落とされてしまう原因のひとつに、「第一印象が良くない」という点が挙げられます。

心理学では、メラビアンの法則というものがあります。

この法則は、第一印象を決定づける言語情報・聴覚情報・視覚情報の割合が7:38:55であるという内容です。

言語情報(何をしゃべったか)よりも、視覚情報(見た目)の方が重要とも言い換えられます。

見た目の次に重要なのが声から得られる聴覚情報で、声色や話す速度・滑舌なども、第一印象に大きな影響を与える要素です。

多くの方は、面接のポイントを質問に対する答えだと考え、その内容をブラッシュアップします。

②正しいマナーができていない

一次面接はふるい分けの段階で、就活生にビジネスマンとなるにふさわしい基礎が備わっているかもチェックされています。

そのため、面接に関するビジネスマナーができていないと大きなマイナスになってしまう可能性が高いです。

面接のマナーと言えば、話し方・言葉遣い(敬語など)が代表的ですが、そのほかにも入退室・挨拶などさまざまなシーンでマナーが問われます。

基本的なマナーができていないと、それだけで大きな減点対象となり、特に営業の仕事を目指す方には致命的と言えます。

③入社への熱意を感じられない

一次面接で落ちてしまう方の特徴として、入社への熱意が伝わっていないということも挙げられます。面接では、志望動機・自己アピールなどで「入社したい」「第一志望である」ということを担当者に伝えなければなりません。

第一志望でない方は、仮に内定を出したとしても、ほかの企業を優先して内定を辞退してしまうことがあります。

本気で入社したいという熱意がないと判断された方は、一次面接ですぐに落とされてしまう可能性が高いです。

また、「本当に入りたい会社なのに一次面接で落とされてしまう」という場合、入社への意欲をうまく伝えられなかったのかもしれません。

④会話がスムーズでない

面接官に悪印象を与えてしまう原因には、会話がスムーズにつながらないことも考えられます。

質問の意図に反する回答をしたり、質問に答えられず極端に言葉に詰まったりすると、「基本的なコミュニケーションスキルが足りない」と判断される可能性が高いでしょう。

どんな業種・職種でも、顧客や同僚や上司とのコミュニケーションは必要です。

会話のキャッチボールができない就活生を採用してくれる企業はほぼありません。

⑤マニュアル感がある

台本やカンペを読んでいるような話し方をする場合も、不自然な印象を持たれてしまう可能性が高いです。

マニュアル感のある話し方は、アドリブができないので「事前に答える内容を丸暗記してきたのではないか?」と思われてしまっても仕方ありません。

最近はコロナウイルスの影響もあって、Webで一次面接を実施する企業が多いです。

Web上での面接でマニュアル感のある受け答えをしてしまうと、「カンペを用意しているのではないか?」と思われてしまうこともあるので気をつけましょう。

⑥企業選びの軸がない

様々な企業を業界問わず受けている人に多く見られます。とりあえず内定を獲得できればいいやなどと思い軸がブレたまま面接にのぞむと自分が何を軸にこの企業の先行に進んだのかが分からなくなってしまい、質問回答がバラバラになってしまう可能性があります。

自分は何がやりたいのか、企業のどこがいいと思って志望をしたのか、将来のビジョンを明確にすることが大切です。

⑦話がまとまっていない

聞かれた質問に対して話がだらだらと続いてしまうのも1次面接で落ちてしまう人の特徴になっています。面接官の方が「要領を得ない答えだ」「何を言っているかわからない」と感じると上手くコミュニケーションが取れずに辞めてしまうこともあるでしょう。

特に緊張していると、話がうまくまとまらなくなってしまうこともあります。

⑧ESとの矛盾が生じている

せっかくそれぞれの内容が素晴らしいものであったとしても、ESと面接での回答が矛盾していては意味がありません。

もちろん、それぞれ嘘ではなく、あなたにとっては真実であったとしても、面接官がESと面接での回答を見比べた際に「ん?」と違和感を抱くようなものであっては、マイナスな印象を与えます。

残念ながら、就活生の中には自分をより良く見せようと嘘をつく人も少なくありません。

面接官はこれまでも何人もの就活生を相手にしてきているため、「この人は嘘をついているのでは?」と疑り深くなっている可能性もあります。

面接において、ESの内容を深掘りする質問をされることは非常に多いです。

それぞれの回答が矛盾しないために、そして深掘りされた際により良い回答ができるよう、自分が提出したESは面接前に読み直しておきましょう。

⑨声が小さい・聞き取りづらい

声が小さいとどうしても自信がなさそうに見えてしまいます。就職活動はどれだけ自分を魅力的に見せ、自分を売り込んでいくかが大切です。

就活生自身が声が小さかったり自信がなさそうに見えると面接官も採用しようとは思いません。適切な声量、話す速さが大切です。

⑩質問に対する答えがずれている

面接では何を言っているのかがわからない場合と、就活の話とずれていて質問の意図がわからない場合が挙げられます。

面接で何を言っているのか分からない、何を聞かれているのか分からなくなるという状況は基本的に話が長くなってしまうと起こります。

また、私生活の話や家族構成など、思いもよらない質問が飛んでくる可能性もあります。

【一次面接で落ちるのはやばい?】一次面接中にやるべきこと5選

一次面接中に意識しておきたい5つのことを紹介します。

以下の5つを意識した上で一次面接に取り組めば、これまでなかなか通過できなかった方も今度こそ一次面接を突破できるかもしれません。

非常に重要な対策であるため、それぞれ熟読してみてください。

明るく話す

一次面接は明るく話すことが何よりも大切です。

面接官に対して元気で明るい印象を与えることで「一緒に働きたい」と感じてもらえるでしょう。

特に一次面接では第一印象が合否に大きく影響するため、暗い声や小さな声では好印象は得られません。

明るい声ではっきりと自己紹介や志望動機を話すことで、積極性やコミュニケーション能力が伝わります。

また、明るく話すことで自分自身の緊張をほぐす効果も期待できます。

雰囲気が重たくなるとお互い居心地が悪くなりますが、明るい態度ならば、面接室全体の雰囲気を和らげられるでしょう。

面接官との対話を楽しむ

一次面接では面接官との対話を楽しむことも通過の鍵となります。

面接は一方的に質問に答える場ではなく、コミュニケーションの場として捉えると良いでしょう。

面接は言葉の「ドッジボール」ではなく「キャッチボール」なのです。

面接官と対話を楽しむことで自然に笑顔が出ますし、リアクションも取りやすくなり、緊張感も和らぎます。

その結果、あなたのコミュニケーション能力の高さが伝わり「この人なら職場でもうまくやっていけそうだ」と思ってもらえるでしょう。

面接では相手の話をしっかりと理解しようとする姿勢が大切です。

また、自分の話に対して面接官が頷いたり、笑顔を見せてくれた際にはその反応を元にさらに話を膨らませると、会話の流れがよりスムーズになるはずです。

不安を感じながら話さない

不安を感じながら話すと、どうしても良い印象を与えられません。

緊張していると声が小さくなったり、言葉が詰まったりしがちですが、その様子が面接官には「自信がない」「頼りない」と映ってしまいます。

自分の話に自信を持って、はっきりとした口調で伝えることが大切です。

面接官はどれだけ意欲を持っているか、入社後に活躍できるかを見極めたいと考えています。

不安そうな態度では魅力が伝わりません。

緊張を和らげるためには深呼吸をしてリラックスすることや、普段から話す練習を積むことが大切です。

特に、志望動機や自己PRなど、ほとんど100%聞かれる質問は、よどみなく話せるように何度も準備しておくと、不安を感じずに話せるでしょう。

言葉遣いなどマナーに気を付けよう

敬語などの言葉遣いや、面接ならではのマナーに気を付けましょう。

特に言葉遣いに関しては、就活生が頻繁に間違える敬語があるので、しっかりと押さえておかなければいけません。

面接官は話す内容だけではなく、言葉遣いが適切かどうかもチェックしています。

言葉遣いやマナーは、入社後のコミュニケーションにおいても大切です。

敬語は、尊敬語、謙譲語、丁寧語というように、大きく3つに分けられます。

言葉の主体が誰なのかを考え、正しく話せるようにしましょう。

マナーに関しては、こちらも合わせて確認しておくと安心です。

結論ファーストで話そう

結論ファーストで話すことで、面接官はこれから話す内容がイメージしやすくなります。

まずは、一番伝えるべき結論から述べるようにしてください。

もし結論から話さなかった場合、話をまとめる能力がない、伝える能力がないといった印象を与えてしまいます。

面接官に、何をアピールしたいのかがスムーズに伝わりません。

この結論ファーストを心がければ、ESを作成する際にも役に立ちます。

採用担当者に話の展開を理解しやすく伝えることは、必然と良いアピールにつながります。

【一次面接で落ちるのはやばい?】一次面接でやりがちなミス

一次面接でやりがちなミス
  • 企業が求める人物像とは違うことをアピールする
  • 自分のことをアピールしすぎてしまう

一次面接では、応募者の基本的な適性や企業とのマッチ度を評価されます。

しかし、準備不足や誤った自己アピールが原因で不本意な結果になることも少なくありません。

ここでは、特に注意したい2つの典型的なミスについて詳しく解説します。

企業が求める人物像とは違うことをアピールする

面接官は、応募者が企業の求める人物像にどの程度合致しているかを重要な基準として見ています。

そこで、企業が求める資質や能力とは異なるアピールをしてしまうと、「この人はうちの会社に適さないかもしれない」という印象を与えかねません。

こうした失敗を防ぐためには、事前の企業研究が不可欠です。

企業のウェブサイトや採用ページ、説明会で得た情報をもとに、企業がどのような人物を求めているかを把握しましょう。

その上で、自分の経験やスキルがどのように企業の求める人物像に合致するのかを具体的に説明する準備を進めることが大切です。

以下の記事で企業研究の方法について詳しく解説しています。

自分のことをアピールしすぎてしまう

面接では自己アピールが求められる場面が多いですが、それが過剰になると逆効果です。

面接官に「この人は自己中心的だ」「協調性に欠ける」といった印象を与えてしまう可能性があります。

このような印象を与えないためには、話の内容にバランスを持たせることが重要です。

個人としての強みや成功体験を語る際にも、それがチームや他のメンバーとの協力の中でどのように活かされたかを明確にすることで、企業に対する貢献姿勢を伝えることができます。

また、面接官の表情や反応を観察し、相手が関心を持っている話題に柔軟に対応することも重要です。

【一次面接で落ちるのはやばい?】一次面接で分かる落ちるフラグ

一次面接で分かる落ちるフラグ
  • 面接官の反応が薄い
  • 回答が深堀されない
  • 基本的な質問しかない
  • 面接官のメモが少ない

一次面接では、面接官の態度や進行の仕方から、合否の可能性をある程度予測できることがあります。

以下では、面接中に見られる「落ちるフラグ」を示す典型的なサインについて4つ解説します。

面接官の反応が薄い

面接官の表情や態度が面接中にほとんど変わらず、反応が薄い場合、それは評価が低い可能性を示しています。

例えば、あなたが話す内容に対してうなずきや笑顔などの肯定的なリアクションが見られない場合、面接官が興味を持っていない可能性があります。

特に、面接官がアイコンタクトを避けたり、視線が資料にばかり向いている場合、あなたの話が十分に伝わっていないか、期待に応えられていないと感じているかもしれません。

こうした状況に気づいたら、話し方を見直し、相手の関心を引くためのエピソードや質問を交える工夫が求められます。

回答が深掘りされない

面接官があなたの回答に対して深掘りせず、そのまま次の質問に移る場合も注意が必要です。

通常、面接官は興味を持ったポイントについて追加で質問をしたり、具体例を求めたりします。

しかし、表面的なやりとりだけで終わる場合は、あなたに対する関心が薄れている可能性があります。

面接官が興味関心をもち、深堀質問をされやすいような回答を心がけることも大切です。

基本的な質問しかない

面接中に自己紹介や志望動機、長所・短所といった基本的な質問だけで終わる場合も、評価が高くない可能性があります。

こうした質問は一次面接ではよくあるものですが、通常はその回答をもとに深掘りしたり、企業や職務に関連する具体的な話題に発展することが一般的です。

しかし、基本的な質問だけで終始する場合、面接官が「次の段階でさらに詳しく話を聞く価値がない」と判断している可能性があります。

このような状況を防ぐためには、基本的な質問にも具体的かつインパクトのあるエピソードを交えて回答することが重要です。

面接官のメモが少ない

面接官があなたの話を聞きながらメモを取る量が少ない場合も、落ちるフラグの一つです。

通常、面接官は印象に残った点や評価ポイントをメモに残します。

そのため、メモを取る動作がほとんど見られない場合、あなたの発言が面接官にとって特に重要なものとして捉えられていない可能性があります。

メモが少ない場合、話の内容が抽象的で具体性に欠けることが考えられます。

面接官に強く印象を残すためには、結論を明確に述べ、その理由や根拠を具体的なエピソードで補強することが効果的です。

【一次面接で落ちるのはやばい?】落ちる特徴の解決策

もし、先ほど紹介した一次面接で落ちてしまう人の特徴に複数あなたが当てはまっている場合、改善しないと就活で成功することは難しいかもしれません。

他にも必要な対策はありますが、真っ先に取り組みたい重要な解決策を4つ紹介するので、参考にしてみてください。

以下の4つに徹底的に取り組めれば、一次面接で落ちる可能性が大幅に下がります。

落ちる特徴の解決策
  • 自己分析を見直す
  • 業界・企業分析を見直す
  • ESを見直す
  • 正しい身だしなみとマナーを確認する
  • 模擬面接を行う

自己分析を見直す

一次面接で落ちてしまう人は自己分析が足りていないことも少なくありません。

いろいろな場所で「自己分析をしろ」と言われるため、もううんざりしているかもしれませんが、もう一度自分の自己分析が正しい方法で行われていたかについて考えてみてください。

一次面接で落とされる人の多くは企業選びの軸がなかったり、面接とESが矛盾していたりします。

しっかりした自己分析を行っていればこのようなミスは起こらないため、「もしかしたら、自分の自己分析は不十分なのでは?」と一度疑ってみてください。

自己分析を何度も行うことで就活における「自分」という人材がどのようなものであるのか確立しやすくなるため、ぜひ何度も自己分析を行いましょう。

志望する業界や職種を見直す

自己分析を進める中で、志望する業界や職種についても再確認することが必要です。

志望する分野が自分のスキルセットや価値観に合っていない場合、説得力のある志望動機を作るのが難しくなります。

また、志望する企業についての理解を深めることで、企業文化や価値観が自分に合うかを確認し、自信を持って面接に臨むことができます。

業界・企業分析を見直す

業界や企業に関するリサーチ不足が原因で落とされている可能性がある人は、ぜひもう一度業界や企業の分析をし直してみてください。

業界分析ができていないと、求められている能力が何か分かりませんし、将来的に自分がどのようなキャリアを歩むのかもいまいち想像できません。

また、企業分析が足りていないと面接において「この業界ならどの企業でも当てはまるような志望動機だな」と思われてしまうリスクを避けられます。

企業が求めている人材は、しっかりと業界分析を行っており、長くその業界そして企業で働く意欲を持っている人物です。

そして、分析が足りていないことはこれまで何人もの就活生を相手にしてきた人事ならばすぐにわかることであるため、やる気がないと判断されないためにも、業界・企業分析を詳しく行ってみましょう。

ESの内容を見直す

一次面接で落ちてしまう背景には、一次面接での回答とESの回答に一貫性がないことがあげられます。

就活の選考において、一貫性を保つことは非常に大切です。

嘘をつく就活生も多い中で、一貫性がないとあなたの回答が本当のものなのか疑われてしまう可能性が高いです。

一次面接でこうした状況にならないように、一次面接の前にESの内容を見返しておきましょう。

正しい身だしなみとマナーを確認する

「自己分析をしっかり行っており、自分をうまくアピールできた」

「業界や企業に関してもしっかりと分析しており、その企業だからこそ入りたいという強い意欲は伝わったはずだ」

上記のように思っているにもかかわらず落とされてしまう人は、もしかすると身だしなみやマナーがなっていない可能性があります。

注意

男性ならば
・髪の毛が中途半端に伸びている
・ひげを剃っていない

注意

女性ならば
・メイクが濃すぎる
・ネイルが派手すぎる

など、悪い印象を与えてしまう身だしなみをしていないかチェックしてみてください。

また、「きちんと挨拶ができない」「敬語がなっていない」などのビジネスマンとしての素養を疑われてしまうような状態でも落とされる可能性は高まります。

せっかく自分のことをうまくアピールできているにもかかわらず、身だしなみやマナーで落とされてはもったいないため、一度自分を客観的に見てみることをおすすめします。

模擬面接を行う

面接で落ちてしまう人に最も重要な対策は場数を踏むことです。

いくらクオリティの高いESを作成して、面接で聞かれるであろう質問の回答をある程度準備していたとしても、緊張してしまい、半分も話せなければ意味がありません。

特に「学生時代は学業に熱中しており、人と会話することがあまり得意でない」という人はしっかりと対策をしましょう。

あまり人と話すことが得意でない場合、就活という、これまでの人生の中でも非常に重要性が高く、緊張する場面において100%のパフォーマンスを発揮できる可能性は低いです。

また、模擬面接を行うことで、話すスピードや仕草、ボディランゲージや表情、回答の内容などを相手がフィードバックしてくれるため、問題点を炙り出せるのもメリットです。

大学のキャリア担当のスタッフや就活エージェントはもちろん、友人や家族など様々な人に面接官役を依頼して、様々な観点からのフィードバックを得られるようにしましょう。

【一次面接で落ちるのはやばい?】WEB面接をする際の注意点

一次面接は、WEBで行われる場合も多いため、ここではWEB面接をする際の注意点を取り上げます。

よく調べずに本番の日を迎えてしまうと、後悔することがあるかもしれません。

事前に準備しておかなければ、当日必要なものがあった際に間に合わなかったり、スムーズにログインできずに焦ったりしてしまいます。

以下の3つの注意点について詳しく紹介していくので、万全な状態で臨めるようにしましょう。

また、WEB面接の手順やマナーを知りたい人は、こちらも参考にしてみてください。

WEB面接をする際の注意点
  • カメラを見てしゃべろう
  • 照明を用いよう
  • 万全な状態で面接に挑もう

カメラを見てしゃべろう

WEB面接では、カメラを見て話すことを意識しましょう。

普段は人の目を見て話すのが当たり前ですが、WEB面接の場合は、視線に気を配らなければ、メモを見て話しているなどと解釈されてしまうかもしれません。

また、メモを用意していても、それに頼りすぎないよう注意しましょう。

まず椅子に座ったときに、カメラの位置と視線が合っているのかを確認してください。

カメラは角度を確認し、見上げたり見下ろしたりしなくても、まっすぐ画面を見られるような場所に配置するのがポイントです。

照明を用いよう

WEB面接を行う際、部屋の照明や陽の光だけでは影ができてしまいます。

顔に影ができると、暗い印象を与えかねません。

そのため、間接照明などを用いて、明るい印象を与えられるよう工夫してください。

自分の顔に対して、斜め上の位置に設置するといいでしょう。

また、部屋の照明だけでは、逆光になる可能性が否めません。

この場合も、ライトの角度を変えられる間接照明が便利です。

部屋の照明や、面接を受ける時間帯により陽の光にも左右されるので、自分で調節できるものを探しましょう。

万全な状態で面接に挑もう

ネットワークや充電など、パソコンの準備をしっかりしておきましょう。

また、面接が始まる前までに、どのリンクから入るのかを確認し、面接に遅れないようにしてください。

アプリのインストールや、アカウントの作成が必要になるケースも考えられます。

WEB面接はスマホやタブレットでも受けられますが、パソコンであれば大きな画面でできるためおすすめです。

ほかにも、イヤホンがあると、周囲の騒音で面接官の声が聞こえないときに安心です。

ただし、可能な限り静かな場所で受けられるように配慮すべきでしょう。

【一次面接で落ちるのはやばい?】一次面接から対面面接を行う企業もある

一次面接から対面面接を行う企業もある
  • 面接官は対面のほうが学生とのコミュニケーションが取りやすい
  • 対面面接をする時の注意点

就職活動の面接形式としてオンラインが広く普及している一方で、一次面接から対面形式を採用する企業も少なくありません。

対面面接は、オンラインでは得られない直接的なコミュニケーションや、応募者の細かな人柄、態度を確認する場として企業側が重視しています。

そのため、応募者にとっては、内容だけでなく態度や振る舞いも評価対象となる重要な場面です。

面接官は対面のほうが学生とのコミュニケーションが取りやすい

対面面接では、応募者と面接官の距離が近いため、言葉だけでなく表情や仕草、声のトーンなど、非言語的な情報も自然に伝わります。

これにより、面接官は応募者の人柄や職場での適応性をより深く判断することができます。

対面面接では、事前に準備した内容をただ暗記して伝えるのではなく、その場の雰囲気に合わせて柔軟に対応できる力が求められます。

面接官が安心して「自社に適応できる人材だ」と確信できるよう、自然体でコミュニケーションを取ることが重要です。

対面面接をする時の注意点

対面面接では、オンライン面接以上に応募者のマナーや態度が目に見えて伝わります。

そのため、対面特有のポイントを押さえ、丁寧な準備と振る舞いを心掛けることが求められます。

入退室時のマナーをしっかりとする

面接の第一印象は、入退室時のマナーに大きく左右されます。

ここで好印象を与えることができれば、その後のやり取りもスムーズに進むでしょう。

逆に、入退室の際に慌てたり、不自然な動きをしたりすると、その印象がその後の面接全体に影響を及ぼす可能性があります。

入室時

入室時には、面接室のドアをノックし、「失礼します」と声をかけてから入ります。

ノックは3回が基本です。

ドアを開けたら面接官の顔を見て笑顔で軽くお辞儀をしましょう。

座席に案内されるまでは立ったまま待機し、面接官から「どうぞお座りください」と指示があったら、腰を下ろします。

この際、音を立てないように丁寧に椅子に座ることを心掛けましょう。

退室時

面接が終了したら、椅子から立ち上がり、面接官に向かって感謝の言葉を述べます。

その後、笑顔でお辞儀をしながら退室します。

ドアを開ける前には再度「失礼します」と声をかけることを忘れないようにしましょう。

退室後も廊下を歩く際の姿勢や態度を意識し、最後の最後まで良い印象を残す努力を続けることが大切です。

面接官の目を見て話す

対面面接では、面接官との目線の合わせ方が重要です。

目を見て話すことで、自信や誠実さをアピールできます。

目線を避けると、緊張や不安が強調されてしまい、信頼感を損なう可能性があります。

ただし、ずっと見つめ続けるのではなく、自然に目を合わせる程度を意識しましょう。

また、複数の面接官がいる場合は、全員に視線を配るように心掛けると、全員に対して誠実な印象を与えられます。

表情が硬くならないようにする

対面面接では、応募者の表情が直接的に面接官に伝わります。

緊張して表情が硬くなってしまうと、面接官に「自信がない」「コミュニケーションに難がある」といった印象を与える恐れがあります。

リラックスして自然な笑顔を保つことで、親しみやすさや前向きな姿勢をアピールしましょう。

事前に鏡の前で笑顔の練習をしたり、模擬面接で他人からフィードバックをもらったりするのも有効です。

また、深呼吸をして緊張を和らげることで、表情が柔らかくなりやすくなります。

【一次面接で落ちるのはやばい?】おすすめの面接練習方法を紹介!

最後に、おすすめの面接練習方法をいくつか述べていきます。

面接の対策は、一人で行うよりも第三者の力を借りる方が、上手く進む場合が十分に考えられます。

そのため、親や友達に手伝ってもらったり、キャリアセンターや就活エージェントを利用したりしましょう。

第三者の意見から、面接を受けているときの自分が、客観的にどういった印象を受けるのかを把握できます。

聞き取りやすく話しているつもりでも、相手にはわかりにくいかもしれません。

面接の練習方法をさらに知りたい人は、こちらも見てみてください。

 
おすすめの面接練習方法
  • 親や友達と行う
  • キャリアセンターを利用する
  • エージェントを利用する

親や友達と行う

面接対策を、誰かに手伝ってもらうことによって、客観的な意見が聞けるのはメリットです。

親や友達と行うと、自分の強みなどの部分でいいアドバイスが期待できます。

くわえて、自己分析では発見できなかった、新たな長所に気づけるはずです。

親や友達は、普段の自分をよく知っているため、気兼ねなく、違和感や改善点を指摘してくれるでしょう。

また、他己分析も効率的にできます。

友達と一緒に就活に励むことで、モチベーションの維持にもつながるでしょう。

キャリアセンターを利用する

就活の対策には、大学のキャリアセンターを積極的に利用してください。

大学は、学生の就職の実績を大切にしています。

キャリアセンターの人に面接を見てもらい、プロからのアドバイスを聞きましょう。

面接で悩んでいることがある場合は、相談も可能です。

多くのキャリアセンターは、企業の人事研修を受けているため、実際の人事視点を踏まえたうえで、面接の練習をしてくれるでしょう。

情報収集の場としても活用できるので、ぜひキャリアセンターを利用してみてください。

エージェントを利用する

面接はさまざまな点を意識して臨まないと突破することができないため、なかなか思うようにはいかないことも少なくありません。

そのため、「面接が怖い」「また失敗するのでは?」といった悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

そのような方は、就活エージェントの活用がおすすめです。

特におすすめの就活エージェントサービスは「ジョブコミット」で、就活のプロが書類の添削・キャリアプランの相談・面接対策などあらゆる形で就活生を支援します。

ジョブコミットで面接練習を行いたい方は、こちらのサイトをご参照ください。

【一次面接で落ちるのはやばい?】もし一次面接に落ちた場合にやるべきこと

もし一次面接に落ちた場合にやるべきこと
  • 気持ちを切り替える
  • 就活の軸を変える
  • 次の選考先である企業の分析をする
  • 就活のプロに相談する

もし一次面接に落ちてしまった場合は、どのような取り組みをしなければならないのかについて紹介します。

以下の4つの取り組みや工夫を行えば、一次面接に落ちるような状態であっても、次の選考では内定を獲得できる可能性があります。

ぜひ、それぞれの対策を確認してみてください。

気持ちを切り替える

まず、何と言っても、初めに気持ちを切り替えることが大切です。

一次面接で落とされると、自分の全てを否定されたような気持ちになるかもしれませんが、落ちたことを長く引きずってしまうと、自信を失い、次の選考でも自分の実力を発揮できなくなってしまいます。

面接での振る舞いなどを「反省」する必要はありますが「くよくよと後悔」する必要はありません。

まず、自分の面接のどこが不十分だったのかについて考えてみましょう。

「自己PRが抽象的で伝わりにくかった」「緊張でうまく話せなかった」といった改善点が見えてくるはずです。

反省点を明確にし、どのように改善するかを考えれば、同じ失敗を繰り返さずに済むでしょう。

就活の軸を変える

一次面接で落とされる原因として、就活の軸が明確でない、もしくは企業との相性が悪いことも考えられます。

「なんとなく興味がある」「安定していそうだから」など曖昧な理由で企業を選んでいると、志望動機に説得力が欠け、熱意が伝わりにくくなります。

そこで、自分の就活の軸に問題がなかったかを振り返ってみましょう。

まず、自分がどのような価値観を持ち、どのような働き方や職場環境を望んでいるのかを整理することが大切です。

「成長できる環境」「チームで協力しながら働ける環境」など、自分の希望を明確にすることがポイントです。

軸が明確になれば、企業選びに一貫性が生まれ、志望動機にも説得力が加わるでしょう。

次の選考先である企業の分析をする

自分の回答の改善も大切ですが、次の選考先である企業の分析も欠かせない対策の1つです。

次に受ける企業の事業内容やビジョン、求める人物像をまだ調べていない場合は、入念にリサーチし、対策を練ることを心がけてください。

企業ごとに求めているスキルや人物像は異なるため、事前にしっかりと理解しておくことで、より的確に自己PRや志望動機を伝えられます。

まずは企業の公式サイトや採用ページを確認し、企業理念や事業内容、今後のビジョンなどについて理解を深めましょう。

余裕があれば、説明会やOB・OG訪問などを活用して、実際に働いている社員の声を聞いてみることも大切です。

就活のプロに相談する

就活のプロに相談すれば、一次面接で落ちてしまった理由が明確になるかもしれません。

そこで「ジョブコミット」を活用してアドバイザーに意見を仰いでみてください。

ジョブコミットは、就活のプロがあなたのエントリーシートの添削や面接の練習相手などを行ってくれるサービスです。

あなたのどのような点はすでに良く、どのような点には改善の余地があるのかについて、一緒に考えてくれます。

他にも、おすすめの企業や非公開求人の紹介なども行っているため、気になる方は以下のリンクから登録してみてください。

まとめ

一次面接は、若手社員が中心となって実施される最初の面接でありながら、半分近い学生が落とされる非常に厳しい選考です。

簡単に通過できるものではありませんが、基本的な受け答えやマナーが問われることが多く、対策自体はやりやすいと言えます。

事前に模擬面接などで練習を積み、合格率を上げておきましょう。

一次面接を通過して二次面接・役員面接のチャンスをつかめるかどうかは、最終的な目標である内定を得られるかどうかに直結するポイントです。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます