【必見】食品業界とは?主な仕事内容や今後の動向を徹底解説!

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はじめに

食品業界は、いつの時代も高い人気を誇る業界のひとつです。

「食べることは生きること」と言い換えられるほど、食品は私たちの生活において欠かせないものとなります。

だからこそ多くの関心を集めている食品業界は、競争も激しいのが現実です。

今回は、就職準備の第一歩として、食品業界の現状や注目の企業をご紹介します。

また、食品業界がどんな人に向いているのかなどもまとめているので、興味をお持ちの方はぜひ参考にしてみてください。

【食品業界とは?】食品業界とは

食品業界とは、街で売られている食べ物や飲み物などの食品に関わる業界のことです。

食品業界では、文字通り多くの食品や原料を扱います。

小麦粉や調味料などの食品原料から、菓子や乾麺などの加工食品、清涼飲料水やビールなどの酒類・飲料まで、私たちが口にするものすべてがその対象です。

食品の製造や開発・品質管理はもちろん、小売店などを通じて、消費者の手元に届くまでの流通もこの業界に含まれます。

食べることと生きることは、ほぼ同義です。

食品業界はたくさんの人の生活を支えているなくてはならない業界で、日本の中でも特に発展している業界であると言えます。

そしてこれからも、多くの人の生活を支え続ける大きな業界です。

まずは、そんな食品業界の特徴について、大事な2つのトピックを挙げて説明します。

流通システムが整っている

食品業界の流通システムは、しっかりと整備されています。

サプライチェーンとも呼ばれており、主に第一次産業・メーカー・卸売・小売の4つの要素が支えるシステムです。

まず、商社や第一次産業が原料となる食品を用意します。

これは、次に原料を加工するメーカーからの依頼で作る場合もあれば、第一次産業の側から「使ってください」と原料を提供されるケースも少なくありません。

次に、食品メーカーが原料から商品への加工を行います。

加工にはさまざまな工程が含まれるため、異物混入や衛生面の管理が厳しいのが特徴です。

そして、出来上がった商品がスーパーマーケットをはじめとする小売店へ運ばれていき、店舗で販売されます。

食品の品質を保ったまま小売店へ卸すのが重要なポイントです。

販売店では、ただ商品を並べて販売するだけではありません。

小売店を回る営業担当者が、商品を目立つ位置に置いてもらえるよう工夫したり、試食スタッフを配置したりと、メーカー同士の争いが生まれる場所でもあります。

このような流れを経て、ようやく消費者の手に食品が届くのです。

テクノロジーとの掛け合わせ

昨今の食品業界は、ただ食品を作って売るだけの業界ではありません。

食品廃棄物の問題や、世界的な人口増加に伴う食糧不足、畜産・農業・漁業などの跡継ぎの減少など、数多くの社会問題に直面している業界です。

そういった社会問題に立ち向かうことが、業界内での成功につながります。

また、解決の糸口を見つけるために努力することも、会社の存続のために必要です。

食料品に関する社会問題に立ち向かう術として、さまざまなアプローチ方法が思いつくでしょう。

なかでも最近特に力を入れており、結果を出しているのが「テクノロジーとの融合」です。

この後で詳しく解説しますが、食料生産の段階から、テクノロジーを取り入れることで成功を収めている会社があります。

食品業界全体の進化にも、テクノロジーとの掛け合わせが一役買っているのです。

【食品業界とは?】食品業界のベンチャー企業

食品業界と聞くと、思い浮かぶのは大手ばかりなのではありませんか?

消費者にとって身近な企業は、やはり普段からよく目にする大手に偏ってしまいがちでしょう。

しかし、注意してよく食品メーカーを見てみると、知らなかった企業に出会うこともしばしばあります。

大手メーカーの下請けとして、人気商品を影ながら支えているような、縁の下の力持ちとも呼べるベンチャー企業も決して少なくありません。

以下では、農業生産・製造・流通の3つに分けて、注目すべきベンチャー企業を紹介します。

農業生産で注目すべきベンチャー企業

農業・酪農は古くからあり、人類の生活において必要不可欠な仕事です。

自然の影響を受けることもあれば、日々の細やかなケアが功を奏す場合もある、奥が深い世界と言えます。

そんな農業生産分野において、近年目覚ましい結果を残しているベンチャー企業があります。

というのも、農業とテクノロジーをうまく組み合わせることで、効率アップにつなげているベンチャー企業は決して少なくないからです。

元々アナログの世界だった農家・酪農家にとって、テクノロジーで解決できる問題は非常に多くあったのです。

ファームノート

株式会社ファームノートは、世界の食糧問題解決をミッションとして掲げる、農業IoTソリューションの開発および提供を行っている会社です。

酪農家にとって、牛の管理は非常に重要な仕事です。

しかし、牛一頭ずつを紙媒体で管理していたり、たった1人で全頭の様子を見て発情兆候や分娩兆候まで発見しようとしていたりと、従業員一人ひとりへの負担が重かったのがこれまでの課題でした。

「ファームノート」は、牛の管理をデバイス一つで行える、画期的なサービスです。

北海道帯広市に本社を構えるベンチャー企業が生み出したファームノートは、今では多くの酪農家にとってなくてはならないクラウドサービスとなりました。

札幌・東京・鹿児島にもオフィスがあり、グループ会社2社を持つ企業です。

ベジタリア

ベジタリア株式会社は、最新の植物科学とテクノロジーを掛け合わせることで「次世代の緑の革命」を実現しようとしている、大注目のベンチャー企業です。

農産物の安全性や収穫量は、昔から人類にとって重大な課題のひとつでした。

半世紀ほど前にあった「緑の革命」により、収穫量のアップは実現できたものの、おいしさや栄養価、安全性に対する懸念が新たに浮上しました。

その課題に立ち向かうべく、ベジタリア株式会社は栄養価の高い農作物を栽培する技術の開発や、健康状態に合わせたメニューの提供などを行っています。

開発研究にはさまざまなテクノロジーを駆使しているため、最新でかつエビデンスにしっかりと裏付けられた技術が提供できるのです。

東京に本社、横浜にラボを構える、新進気鋭のベンチャー企業です。

ナイルワークス 

高精度・完全自動飛行の農業用ドローンを開発・販売するベンチャー企業が、株式会社ナイルワークスです。

農業においてドローンを使用する場面といえば、農薬の散布作業です。

近年は、農業従事者の減少も深刻で、少しでもテクノロジーに頼れる部分は頼ることが重要と言えます。

しかし、ドローンを操るには一定の技術が必要です。

また、広大な農地全体へ均一に撒くのはさらに高度な技術が求められます。

そこで、完全自動飛行のドローンが活躍するのです。

株式会社ナイルワークスは、ドローンのほかにも全国の圃場マップとドローンで採取したデータ・衛星データなどを掛け合わせ、農作物の生育管理や栽培計画に役立てることのできるクラウドサービス「Nile Bank」や、防除の外注マッチングサービス「ブリッジブースト」などをリリースしています。

ファームシップ

株式会社ファームシップは、技術・流通・人材・事業開発の4つにおいて、未来の農業を支えることを目指すベンチャー企業です。

AIを駆使し、良苗の判別を行う技術の開発や、農作物の価格予測技術のリリースなど、農業界の発展を支える会社と言えます。

最も特筆すべきは、完全人工光型植物工場を完成させたということでしょう。

天候や日当たりに左右されない工場植物の栽培技術および研究は、世界中の注目を集める分野です。

これからの活躍に、ますます期待が高まる会社がファームシップなのです。

また流通の面では、生産者に代わって配達や受発注を行うサービスや、マーケットリサーチに業界動向を掛け合わせた情報の提供など、日本中の食品業界を支えているのも主な特徴になります。

製造で注目すべきベンチャー企業

食品メーカーを挙げようと思ったら、簡単に複数の会社が思い浮かびます。

だからこそ競争も激しく、技術の進歩や新分野の設立なども著しいのが特徴です。

そんな食品製造の世界で活躍するベンチャー企業とは、いったいどのような特徴を持っているのでしょうか?

最新の科学技術を活用することで、人々の生活における潜在的なニーズを汲み取り、商品化してきたベンチャー企業がいくつもあります。

以下で4つのベンチャー企業をご紹介します。

DAY BREAK

DAY BREAKは、食品の特殊冷凍テクノロジーを軸に事業を展開する、食品業界全体のミッションに取り組むベンチャー企業です。

DAY BREAKが持つ「特殊冷凍テクノロジー」は、食品のおいしさをそのままに限りなく近い状態で冷凍する技術です。

この特殊冷凍テクノロジーは、世の中の食品ロスをなくすのに一役を担うと期待されており、ゆくゆくは世界の飢餓問題をも解決できる技術として注目を集めています。

また、食材を鮮度ごと冷凍する技術「アートロック®」や急速冷凍機の比較サイト「春夏秋凍」の運営などを行っています。

エンドユーザーである消費者にはあまり認知されていませんが、食のおいしさや安全性を守り、廃棄ロスの削減に大きく貢献している企業です

COMP

人々の健康と食に焦点を当てて商品開発と販売を行っている株式会社COMPは、完全食を主力製品とするベンチャー企業です。

パウダータイプの「完全食」は、2015年の会社創業以来、常に進化し続けています。

日々研究と製品のアップデートを繰り返し、2022年夏にはすでにバージョン5.1の製品をリリースしています。

また、糖質オフを目的としたバージョン、アスリート向けのバージョンなど、さまざまなニーズに合わせた「完全食」の開発を行っている食品ブランドです。

パウダータイプのみでなく、ミルクチョコレートやエナジードリンクなど、私たちが手に取りやすい形の製品も多数登場しており、今後の発展がますます期待されています。

BASE FOOD

コンビニなどで最近よく見かける「BASE BREAD®」が看板商品のベースフード株式会社は、今まさに勢いのある企業と言えるでしょう。

パンだけでなく、クッキーやパスタなどの商品も出ており、健康志向の人たちの間で愛されています。

三大栄養素である炭水化物・たんぱく質・脂質のみではなく、通常の食事ではバランスを取りにくいビタミンやミネラル、食物繊維にもフォーカスした完全栄養食を提供しているのがBASE FOODの特徴です。

それらをおいしく、手軽に、日々の食事に取り入れられる製品を開発・製造しています。

店頭だけではなく、定期便での購入サービスも展開しているため、現代人の生活に取り入れやすい事業展開を行う企業と言えます。

Hargol FoodTech

Hargol FoodTechは、イスラエルで唯一、バッタ昆虫食の開発を行うスタートアップ企業です。

昆虫食は、世界的な人口増加に伴う食糧不足に対抗する術として、近年注目を集めています。

鶏や豚などの畜産動物に代わるタンパク源として、より世話が楽で広大な土地を必要としない昆虫食は、未来の人類を支えることになるでしょう。

本来栄養価が高いものの、見た目などで敬遠されがちな食用虫を、加工することで食べやすい製品を生み出しています。

たとえば、イナゴを用いた製品の開発に着手しており、実際に商品を世に出しています。

また、「PRO72 Nutrient Rich Protein Powder」は、72%ものたんぱく質にオメガ3脂肪酸をはじめとする必須脂肪酸のほか、鉄・葉酸など栄養に富んだプロテインパウダーです。

すでに21もの賞を獲得している、実力のある企業といえます。

流通で注目すべきベンチャー企業

続いて、食品の流通において注目すべきベンチャー企業を紹介します。

食材の作り手とメーカー、メーカーと小売店を結ぶ流通は、全国各地へ食品を届ける、必要不可欠な業種です。

なかでも最近は、ただ食品を運ぶだけではなく、プラスアルファの価値を提供する企業が増えてきています。

また、身近に潜む食品業界ならではの課題を解決するために設立した会社もあります。

食品流通の注目すべきベンチャー企業をチェックして、トレンドをキャッチしましょう。

デイブレイク

先ほどもご紹介しましたが、流通の面でも注目したいのがDAY BREAKです。

特殊冷凍技術は、多くのメーカーや農家にとって、「1人でも多くの人においしさを届けたい」という想いを実現させる、魔法のような技術と言えます。

「食品のおいしさを損なわない方法で冷凍し全国各地へ運ぶ」という仕事が、メーカーと消費者の両方を満足させるサービスとなっています。

ただ運ぶだけではなく、衛生面の管理やフードロスの問題解決にも貢献しているこの企業は、今の食品業界を知るうえで外せない企業と言えるでしょう。

また、特許を取得している特殊冷凍技術は、多くのメーカーが信頼を置いているものです。

今後取引先も増えることが予想されるため、これからも発展していく企業のひとつと言えます。

パンフォーユー

「地域のパン屋さんの選りすぐりのおいしいパンを冷凍して届ける」というサービスを提供しているのが、株式会社パンフォーユーです。

パン屋さんにとっての課題といえば、店頭販売ならではの売れ残りなどが思いつくでしょう。

ECサイトなどを利用するにも、少々ハードルが高いです。

そこで、パンのおいしさを最大限保ったまま冷凍し、配達してくれるパンフォーユーのサービスが活きてきます。

受注生産型なので、食品ロスを防ぐことも容易です。

「パン屋と消費者の出会いを届けたい」というコンセプトのもと、おいしいパンを長期間保存可能な冷凍を施し、全国各地に届けています。

顧客からの満足度も高く、これから先も長く愛されるベンチャー企業のひとつとなると言えるでしょう。

【食品業界とは?】食品業界の現状

ここで、食品業界が現在置かれている状況について確認しておきましょう。

人々の生活においてなくてはならない業界でありながらも多くの問題に日々直面し、変化し続けているのがこの業界の特徴です。

生活に密着しているからこそ、誰もが何となく聞いたことがあるような話かもしれません。

以下に、これから就職活動をするうえで押さえておきたい課題をまとめました。

具体的にどんな問題があるのか、自分なりにかみ砕いて考えながらチェックしてみてください。

輸入原料の高騰

ここ数年ほど、原料価格の高騰はたびたびニュースなどで取り上げられており、右肩上がりに今後も上昇する予想となっています。

コロナ禍の影響も大きく受けている価格の高騰ですが、終わりはいまだに見えていません。

アベノミクス以降円安が続いていることも、輸入に頼っている食品や食材の価格に大きな影響を与えています。

また、ウクライナ情勢の影響も大きいでしょう。

地球全体として、食糧の需要が高まっているため、自動的に価格が上昇していっているのが、最近の状況と言えます。

原料価格が上がれば当然加工後の製品の値上げも行わざるを得なくなり、消費者の財布の紐が堅くなっていくことになります。

ただでさえ日本国内では消費税増税が重なって人々の生活が圧迫されており、そこに値上げを行えばさらなる打撃となりかねません。

食品業界の各企業は、価格の改定を検討しながらも、売上への影響を細かく予測しながら、日々原料価格の高騰問題と向き合っています。

業績はそこまで変動しない

先ほど「価格の高騰で各企業は頭を抱えている状況である」とお伝えしましたが、人々にとって生活必需品である食品はある程度売れるはずです。

そのため、「突然業績が悪くなる」「大幅に業績が悪化する」といった心配は少ない業界と言えます。

業界全体としては変動が少なくても、他社との競争は非常に激しいのが食品業界です。

消費者の多くは「安くていいものを」求める傾向が強いため、常に製品の開発とアップデートを行い、売れるための戦略を練っていく必要があります。

なお、少し例外的な話をすると、飲食店の中にはコロナ禍で大打撃を受けたところが多数存在します。

今の業績が良いからと慢心していれば落ちぶれてしまうのは、ほかの業界と食品業界とで変わらないポイントです。

SDGsの取り組み

SDGsとは、私たち人類の地球上での暮らしを未来にわたって「持続可能」にする「開発目標」のことです。

生きることと食べることは切っても切れない関係にありますから、食に携わる以上、企業としてはSDGsを意識するのは当然とも言えるでしょう。

17の目標の中では、「飢餓をゼロに」「海の豊かさを守ろう」などが特に食品業界とつながりがあると考えられます。

最近特にSDGsの言葉をよく目にしますが、そうなる以前から、生産者や製造業の企業たちによって「持続可能な開発目標」の達成に向けた取り組みがなされてきました。

しかし、その取り組みもまだ途中段階です。

これからはよりいっそう、食品業界はSDGsへの意識を高めていくことになるでしょう。

【食品業界とは?】食品業界の展望

ここまで、現在までの食品業界の傾向や状況について説明してきました。

ここからは、これからの展望についてお話しします。

これから食品業界の企業に就職し活躍していく中で、どのような考え方を持てば良いのかを想像するための足がかりとしてみてください。

国内でのトレンドや海外との関係、地球規模で見た食品業界の在り方などさまざまな視点から業界を見つめることで、働いている自分を想像し、召さずべき職種などを具体的にしていきましょう。

国内での配慮

国内向けの食品開発では、食品にさらなる健康を求める風潮があるのが近年の特徴です。

トクホ(特定保健用食品)や機能性表示食品といった名称が一般的になってきたことも、その傾向を示すひとつの理由です。

最近よく見かける特定保健用食品の表示では、「糖と脂肪の吸収を抑え、血糖値の上昇を抑える」「睡眠の質を良くする」「お腹の調子を整える」などがあります。

機能性表示食品では、「記憶力の回復に効く」「自律神経のバランスを整える」などの表示を見かけることも少なくありません。

また、低糖質や糖質ゼロの商品が続々出てきていることも、健康を意識した食品のニーズが上昇していることを示す要素のひとつと言えます。

さらに、超高齢社会になってきた影響から、高齢者の方でも使いやすい容器の開発や商品化も進められています。

海外進出

食品の海外輸出も、業界では注目の的のひとつです。

最近のトレンドとしては、ジャパニーズ・ウイスキーは世界でも有名で、今では単価が大きく上昇しています。

また、コロナ禍で落ち込んでいた経済が、いくつかの国では回復傾向にあるようです。

それにより外食需要が高まったことで、日本ならではの海産物や珍味の輸出も進んでいます。

また、ASEANなどへの加工品の輸出も押さえておきたいところです。

日本とASEANの貿易額(輸出+輸入)は25兆円にものぼります。

インスタント麺やパンなどの加工品は、アジア諸国で非常に重宝されています。

また、日本企業の中には海外の企業を買収し、現地展開している会社も少なくありません。

このように、食品業界では海外進出も活発なのです。

持続可能な社会へ

「今だけ良ければそれで良い」という考えでは、企業は長続きしません。

SDGsが叫ばれるように、持続可能な社会を意識した取り組みは今や必須条件となりました。

食品業界では、主に「食品ロスの削減」を大きな課題として掲げています。

そのために、食品の在庫管理を工夫して廃棄する食品が減るようにするなどの施策が行われています。

作りすぎや買いすぎ、蓄えすぎは、個人の家庭でも避けたいものです。

また、最近では賞味期限の近い食品を回収し、食に困っている人たちや団体へ寄付するような活動もあります。

こういった取り組みを、率先して行っているのが食品業界の企業です。

また、自然界の生き物を捕獲している場合、捕獲量を制限することも考えなければなりません。

捕獲量の制限は世界規模でなされてはいますが、今一度その重要性を確認するべきです。

生物の多様性を守ることは、人類としての責務と言えます。

【食品業界とは?】食品業界の職種

ここからは、食品業界で働く人たちの中には、それぞれどんな役割が存在するのか、について目を向けてみましょう。

食品業界にはさまざまな職種があります。

食品業界に飛び込む前に、どんな仕事が存在する業界なのか、まずは全体像を把握するためにもチェックしてみてください。

もし自分が得意とすることに当てはまる職種なら、あなたの持つ力を最大限に発揮することができるでしょう。

自分の興味・関心がどこにあるのか考えながら読み進めていきましょう。


研究職

食品業界の研究職とひと口に言っても、企業によってさまざまなタイプがあります。

①食品の安全性や品質の調査、味や風味・香りの研究といった、食品そのものに関する研究

②食品の保存に関わる、乾燥剤や冷凍・冷蔵機に関する研究

③食品業界の各プロセスおいて、それを管理するツールやアプリの開発を担う職

いずれにしても、自社の商品やサービスをよりよいものとし、さらなる売上アップを目指すのが基本的な姿勢です。

チームによっては、これまでの品質を保ったまま、より安価な原料への変更ができるかどうかの検証など、あまりポジティブに働かないタイプの仕事もあります。

しかし、食品業界においてはこれも非常にやりがいのある研究で、能力のある方には挑戦してみてほしい職種と言えます。

また、研究職で働く人には理系が多いのが特徴です。

もちろん、文系出身の方もいますが、新卒で入る方は稀なのが現状です。

募集する企業側も、募集要項に詳細を記している場合があるので、よくチェックしてから応募するようにしましょう。

商品企画

一般的に「花形」と呼ばれている職種が商品企画です。

すでに世に出ている商品のリニューアルや新しい風味の考案はもちろん、まったく新しい商品をゼロから作り上げることができるのが商品企画の特徴です。

まずはどのような商品を作るのかを考え、その後詳細を検討し、試作品の制作や試験販売などに携わります。

企業によっては、パッケージデザインにも携われることでしょう。

トレンドをいち早くキャッチすることも必要な能力ですし、味覚や嗅覚の鋭さも活かせる職種です。

一方、「ゼロからイチを生み出す」という意味で非常に苦労するのが商品企画のつらいところです。

消費者の意見を集計し、試行錯誤を繰り返し、既存の商品の改善に奔走する場合もあるかもしれません。

しかし、消費者の満足度を高めるためには、商品企画の活躍が非常に重要なのです。

そのためやりがいは大きく、より強い達成感を覚えられる職種と言えるでしょう。

なお、営業と同行する場合もあるので、「アクティブに働きたい」と考える方にはぴったりの職種かもしれません。

製造

製造は、文字通り製品の製造を行う仕事です。

近年では、あまり製造に人手が必要であるイメージはないかもしれませんが、まだまだ機械にだけ頼れる状況ではありません。

そのため、製造の場で活躍できる可能性は大いにあると言えます。

とはいえ、機械化されていることも多いため、企業や分担によっては機械が正常に動いていることを確認するだけのような業務もあり得ます。

しかし、機械は自分で動くわけではないので、動かす人・止める人・メンテナンスや掃除を行う人など、人が関わる場面は決して少なくありません。

ほかにも、出来上がったパッケージを出荷に出すまでにも人が関わります。

これに加え、機械が作った製品の検品も人が行うケースがほとんどです。

「手を動かしたい!」という方は、応募をする前に、自分の希望するような働き方ができるかどうか、しっかりと確認しておくと安心です。

企業によっては、一部作業を外注している場合もあるので、事前に調べておきましょう。

営業職

どの業界にも存在する営業職ですが、食品業界ではどんな働き方をすることになるのでしょうか?

最も重要なのは、自社の商品を置いてくれている店舗に引き続き置いてもらうよう、提案することです。

また、未開拓の店舗に陳列してもらえないか交渉することも重要です。

営業相手や製品によっては、自社製品を使って調理などしてもらえないかどうかといった提案をすることも考えられます。

食品業界だからといって、特別な能力や知識が必要なわけではありません。

ほかの業種と同様に、自社製品への理解を深め、顧客との仲も深め、売上に貢献することが大切です。

食品業界で働くことに向いていて、「営業をしてみたい!」と考えている方には一度経験してほしい職種です。

配送・物流

配送・物流の仕事では、農家の方から工場へ食材を運ぶケースがあります。

また工場から、あるいは農家の方から直接小売店へ運ぶことを専業としている企業も少なくありません。

さらに、運ぶだけではなく仕分けなどを行う場合もあります。

このように、製品を運んだり、仕分けして適切な管理を施したりする職種が、配送や物流です。

農家の方、製造などを行うメーカー、そして消費者まですべての人々をつなげる役目を果たしているのが配送・物流なのです。

自然災害などで物流が途絶えると、その先にある地域の人々が危機に瀕するという状況は、実際に過去に何度も起こっています。

また、たとえ災害とは関係のない地域でも、物流が途絶えることで、一部食品に欠品などの影響が出るのは当然のことです。

このように、あらゆる業界で働く人たちにとって重要な任務を遂行しているため、配送・物流の人手は常に不足しています。

販売職

どんなに魅力的で、おいしい食品を作り上げたところで、それを販売する人がいなければ、商売は成り立ちません。

多くの人が関わって、時間や費用、そして労力を費やした商品を消費者へ届けるのが、販売職の仕事です。

どんなに手間暇をかけた商品でも、売れなければ店頭から姿を消してしまいます。

商品を売るためには、これまでに説明してきた研究・商品企画・製造・営業・物流の方々と同様に、さまざまな苦労を重ねる必要があります。

販売職ががんばれば売れるわけではなく、また商品だけが良くても売れるわけでもないため、商品の魅力を端的に消費者に伝える工夫が必要となるでしょう。

また、直接消費者と関わり、自社の商品が売れる瞬間に携われる販売職は、比較的モチベーションを保ちやすい職種と言われています。

管理職

企業にとって重要な役割を果たすのが管理職です。

複数のチームを束ねて全体のバランスを把握し、整えるのが管理職の役目です。

広い視野を持って世の流れと照らし合わせて、会社の方針を定める人は、企業にとっても重宝されます。

人を管理する仕事だからこそ、それぞれの企業で一定年数働き、経験を積むことが求められますが、それだけやりがいがあるのが特徴です。

また、通常の社員と比べ、少々給料が高くなる点も見逃せません。

自らの仕事だけではなく、部下の仕事も把握し、それらをまとめ上げて上層部会議に持ち上げることも業務に含まれます。

また、管理職は人事に近い仕事を行うことも多いです。

だからこそ、管理職になるためには、業界と自社に関する理解があることが最低条件となります。

なお、他社での管理職の経験があれば、転職時にいきなり管理職のポストへつける場合もあります。

しかし、基本的には自社で数年勤めていることが管理職になるための最低限の条件と言えるでしょう。

広報

食品業界に限らず、各種サービスや商品を提供する以上、どんな業界にも存在する広報もなくてはならない職種です。

「自社の商品はどうすれば売れるのか」「消費者に対してどんな訴えかけをすれば興味を持ってもらえるか」など考え、戦略的に宣伝を行うのが主な仕事です。

タレントやアイドルを起用した宣伝を行う場合も多いですし、またSNSでのアピールも今や当たり前の手段のひとつになっています。

そのためには、流行をいち早くキャッチするアンテナも必要ですし、ほかにも奇抜なキャッチコピーを思いつく発想力があれば活躍しやすいでしょう。

また、消費者目線で考えて、売れる宣伝方法を編み出す能力も求められる、非常にシビアな世界とも言えます。

まずは自社商品をよく理解し、その良さを知ってもらうためにどう売り出せば良いか、あらゆる手を尽くせる人は大いに活躍できると言えるでしょう。

なお、最近ではSNSに卓越している人を直接募集している場合もあります。

【食品業界とは?】食品業界に向いている人

ここまで、食品業界の職種について詳しく解説してきました。

ここからは、食品業界に向いている人と向いていない人の特徴や人柄について説明しますので、「食品業界の企業に就職しよう」と決めている方はチェックしてみてください。

しかし、「自分は向いている!」と思っていても、別の業界の方が向いているかもしれません。

また、「向いていないのでは」と思っている人でも、業界で大きな結果を残している場合もありますので、広い視野を持って考えながら読み進めていくことをおすすめします。

食に関して興味がある人

食べることや食に興味があれば、食品業界のあらゆる仕事に対して興味を抱きやすいです。

興味のある分野だからこそ吸収が早く、仕事の上達が早いことが多いためです。

業界全体に関心があるので、職種を選ばないのもメリットと言えます。

食に興味がある方におすすめの職種としては、食品に直接関係がある、企画職や販売職などを選ぶと良いでしょう。

一方、業界の中でも流通関係の仕事だとやりがいを感じづらい可能性があります。

また、研究職では、好きなことを仕事にできる喜びから、長続きする可能性が高いと言えます。

いずれにしろ、食に関して興味があるなら、食品業界の企業に応募しても良いと言えるでしょう。

企業選びの中で、自分に合った企業や職種に出会える可能性があります。

鋭い味覚を持つ人

鋭い味覚を持つ人は、もしかしたらこれまでの人生の中で生きづらさを感じる場面も多かったかもしれません。

しかし、仕事でその能力を役立てることができるかもしれません。

たとえば、商品企画や研究職ならその能力を発揮しやすいと言えるでしょう。

新しい味や風味の研究や、意外な組み合わせ企画など、普通の人には難しいとされている仕事を簡単にこなせるかもしれません。

なかには、「専門職の方が実際に商品を食べて味や食感の質をたしかめる」という工場も存在します。

機械だけでは計り知れない、わずかな風味の違いや全体のバランスを感じ取り、調整できるのは、持ち合わせた能力がなせるワザです。

「他者よりも味覚や嗅覚が鋭い」「味の見極めには自信がある」という方は、食品業界でその能力を発揮することをおすすめします。

食に関して詳しい人

食が好きなだけでなく、食に関する知識がある人は、当然ながら食品業界において重宝されることでしょう。

たとえば調理師免許や栄養士など、食に関する資格を持っていれば、分野はともあれ食に精通していることが第三者の目線からでもわかります。

実際に仕事をする中でも、知識や経験があるからこそ、有利に働く場面は多くあるでしょう。

また、食に詳しいということは、食が好きであることが前提となっていることが多いです。

「食が好き」という自分の特性は、企画・開発や販売職など幅広い職種で活かすことができます。

「好きこそ物の上手なれ」とは言いますが、やはりそれだけ好きなものに対しては多くの情熱を注ぎますし、知識の吸収や技術の習得も早いのです。

【食品業界とは?】食品業界に向いていない人

続いて、食品業界に向いていない人の特徴についてお話しします。

食品業界に興味関心があれば十分ですが、ほかの要素が足を引っ張ってしまうケースは決して少なくありません。

「向いていない特徴」にも当てはまる方は、業界に入った後で、息苦しさなどを感じがちなので注意が必要です。

無理をして飛び込む前に、自分により合った業界があれば、そちらに移ってみるのもひとつの手です。

ここで一歩立ち止まって、自分の性質と業界が合っているのかどうかを確認してみましょう。

衛生への関心がない人

食品業界では、あらゆる人が口に入れる食品や加工品を扱っているということを意識する必要があります。

消費者は当然、安全性や衛生面が担保された商品しか口にしたくはありません。

異物混入などのトラブルが発生した場合は、企業全体への信頼にも関わります。

そのため、衛生面の管理を徹底することは最低条件です。

髪の毛一本、ホコリ1つでも清潔な製造場面に持ち込んではいけませんし、仮に混入が発覚した場合には、各方面へ向けてしっかりと対応を行う必要があります。

なお、こういった意識は、製造に関わる人だけが持っていれば良いというものではありません。

流通・営業・商品企画・販売など、全職種がしっかりと衛生管理について理解しなければなりません。

自社の商品を愛せない人

どんなに食に興味があっても、入社した企業の商品を心から愛せなくては、苦しい思いをすることになるでしょう。

これもまた、職種を問わず重要になるポイントです。

営業職がわかりやすい例かもしれませんが、好きでもない商品を売り込むとなればメンタルに負荷がかかりますし、また話に感情が乗りにくいため、相手を説得しにくいことでしょう。

これは、商品企画でも研究職でも同様です。

商品の良さを理解できなければ、その良さを大きくしたり、応用させたりすることはなかなかできないと思います。

逆に、自社の商品を愛してさえいればモチベーションを高く保てるため、目の前の業務と真摯に向き合い、課題解決に向けて真っすぐ突き進むことができるでしょう。

モチベーションの高さが功を奏して、画期的なアイディアが浮かんでくるかもしれません。

「商品を愛せるかどうか」は非常に重要な要素と言えます。

責任感がない人

食品業界に限った話ではありませんが、責任感がない人も向いていません。

衛生への関心にも通じるところがありますが、問題が起こってからでは遅いのが、この業界の大きな特徴です。

ほんの少しの管理を怠ってしまったことが原因で、多くの人が食中毒に陥ってしまうかもしれません。

あるいは、異物混入で大量の商品回収を行わなければならなくなり、会社に大打撃を与えてしまうかもしれません。

そして世間からの信用も失えば、あっという間に業績は落ちていくことになります。

ほんの少しの気の緩みや怠惰が、思いがけない問題を引き起こす可能性があるのです。

責任感は、食品業界に携わる人にとって最低限必要なものなので、普段の言動や行動には注意する必要があると言えます。

【食品業界とは?】食品業界に就職するためにすべきこととは?

ここまで、食品業界の概要から向いている人・向いていない人の特徴まで幅広く紹介してきました。

食品業界の基本情報をインプットし、自分の働き方をイメージすることはできたでしょうか。

自分にとって明るい未来を実現するために、事前に必要な準備を整えましょう。

本格的な就活を始める前に、しっかりと下地を準備することで、就活中に何か困難が生じても冷静に対処できるようになります。

本番直前になってわからないことが続々と浮かび、ひどく頭を抱えるといった状況になるのはできるだけ避けたいものです。

自分に合った企業に就職するために、以下で紹介することを時間のあるうちに済ませておきましょう。

いずれも基本的なことなので、自分にとってやりやすいものから実行に移すようにしてください。

業界研究をする

まずは、より深く、そして詳細な情報を調べて、食品業界についての理解を深めましょう。

「そもそも業界と自分の感性や考え方がマッチしているのか」「自分の能力を活かせるポストはあるのか」「希望する働き方が可能な企業があるのか」など、事前に知っておきたいことは数多くあります。

どのように業界研究をすればいいのか悩んだら、まずはインターネットを使って調べてみるのがおすすめです。

業界研究の方法は複数ありますが、いつでも調べられて、情報量が多いのは、やはりインターネット上の情報です。

ただし、インターネットを使って業界研究を行う場合には、気をつけたいことがいくつかあります。

それは、あまりにも情報量が多く、なかには誤った情報も含まれるということです。

記事を作成している企業や個人をチェックし、正しい情報であることを確認しながら業界研究を進めていきましょう。

自己分析をする

業界選びの段階でしっかりと自己分析をしておくと、後々役に立ちます。

「自分はどんな職業に就いて何をやりたいのか」「何が好きで何が嫌いなのか」などを明確にしましょう。

やりたいことや得意なことが必ずしも一致するとは限りませんが、将来を見据えるためには、何よりもまず自分を知ることが大切です。

自己分析の方法として、主に自分史・マインドマップ・モチベーショングラフなどが挙げられます。

どれも、少し調べればやり方が出てきますし、就活のイベントへ行けば、プロが手伝ってくれる場合もあります。

自分のこれまでの人生を振り返り、自分についてよく知る良いきっかけにもなるので、ぜひ取り組んでみましょう。

自分の好みや物事の感じ方、考え方などを知ることで、よりいっそう自分への理解が進み、業界や職種を選ぶときの助けになってくれるはずです。

なお、自分史・マインドマップ・モチベーショングラフの3つはそれぞれ異なる特徴を持っています。

そのため、自分は何が知りたいのか、自分の目的に合わせて自己分析の方法を選ぶようにしてください。

他己分析をする

自己分析が済んだら、より詳しく自分について知るために、他己分析を利用しましょう。

他己分析は、あらかじめ自分に関する質問を考えておき、他者にそれを聞いて、自分について話してもらうというものです。

友達や家族など、複数の人の意見を参考にすることで、より自分の内面や向き不向きなどがはっきりと見えてきます。

自分の主観ばかりでは、認識も偏ってしまいがちです。

第三者から見た目線・意見は、自分を理解するうえで欠かせません。

もしかしたら、自分が苦手だと思っていた分野が向いていると言われるかもしれません。

ときには受け入れがたい評価をもらうかもしれませんが、それも1つの発見です。

そして、自己分析の結果と他己分析結果を掛け合わせることで、自分が進むべき道が自然と見えてくることでしょう。

できることを増やしておく

少し漠然としていますが、できることや知っていることは、多ければ多いほど就活には有利に働きます。

しかし、「手当たり次第に何でもやれば良い」というわけではありません。

あまりに統一性のない資格の取り方をしている場合などは逆効果ですが、資格や経験は必ず活きてきます。

食品業界なら、食品表示検定や調理師免許、栄養士などの資格がおすすめです。

自分の自信につながりますし、効果的なアピールポイントにもなります。

また、自分が目指す職種を意識しつつ、今からできることを探してやっておくことも大切です。

たとえば営業職を希望するなら、プレゼンの技術を磨いておくと就活で有利に働きます。

企画職の場合、コンペなどに挑戦すると好印象です。

自分の希望する業界や職種と関係がある技術を磨き、対策しておきましょう。

エージェントに相談する

行き詰まってしまったときは、就活のプロに聞くのが一番です。

悩んでいることや迷っていること、わからないことなどが少しでもあれば、就活エージェントに相談してみましょう。

数多くの就活生と対話した熟練のアドバイザーが、一人ひとりの状況や望みに合わせて丁寧に寄り添い、手厚くサポートしてくれます。

就活中は、誰もが悩みを抱えるものです。

本気で将来のことを考えているからこそ、誰かの意見がほしくなるのです。

初めての就活で、右も左もわからず途方に暮れるなら、就活エージェントに相談して早めに悩みを解決しましょう。

悩みを抱えたままでは、就活の準備も自己分析も捗りません。

しかし、どこの就活エージェントが良いのかよくわからず困っている方も多いでしょう。

そんな方は、以下のサイトをチェックしてみてください。

まとめ

ひと口に食品業界といっても、さまざまなプロセスが第一次生産者から消費者までをつないでおり、その間には数多くの人が関わっています。

最近のトレンドや、社会問題との関わりを理解することは、就活の準備のひとつです。

それぞれのトピックを深掘りしておけば、業界全体の理解が深まるほか、グループディスカッションや面接の際にも役立ちますので、事前に取り組んでおいて損はありません。

また、本記事では食品業界のベンチャー企業などをご紹介しましたが、これらは全体のごく一部です。

ほかにも魅力的な企業は多くありますので、自分に合う企業選びも妥協せず行っていきましょう。

もし迷ってしまった場合には、1人で抱え込まずに家族や友達、エージェントなどを頼るようにしてください。

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