【例文あり】真面目で自己PRってどう書く?ポイントや構成を解説

【例文あり】真面目で自己PRってどう書く?ポイントや構成を解説

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・真面目を自己PRにする方法
・自己PRの書き方

この記事をおすすめしたい人

・真面目で自己PRを書きたい人

・自己PRの書き方に不安がある人

はじめに

自己PRは就活には欠かせないものであり、その内容によって採用が左右されると言っても過言ではありません。

自分自身の良さを最大限にアピールできる自己PRにするためには、自分や企業について深く知ることも重要ですが、自己PRの構成や注意すべきポイントをしっかりと押さえておく必要があります。

そこで今回は、真面目さをアピールする自己PRの構成やポイント、例文を徹底的に解説していきます。

ぜひ参考にして、面接官の心をつかむ自己PRの作成を目指しましょう。

【真面目の自己PR例文】企業が評価する真面目さとは

「真面目さ」は非常に抽象的な言葉ではありますが、ただ単純に言われたことを言われたとおりにやる受け身のような真面目さでは、企業に評価されにくいでしょう。

企業側がその自己PRを見て「この人は成果を出してくれそうだな」「ぜひ一緒に働いてみたいな」とイメージできるような真面目さが、評価の対象になりやすいのです。

たとえば、苦しい状況でもコツコツとやるべきことに取り組めるタイプの真面目さや、目標達成のためにストイックにできることはすべて取り組めるといったタイプの真面目さが当てはまります。

反対に、どんな状況でもルールやマニュアルを守り、取り組むといった真面目さでは「空気が読めない」「柔軟性がない」などと感じさせ、その真面目さが短所として捉えられてしまう可能性があります。

真面目さのアピールは、面接官がどのように受け取るかで、マイナスな印象にもプラスな印象にもなり得るというわけです。

そのため、伝え方は十分に注意しましょう。

【真面目の自己PR例文】「真面目」の自己PRのポイント4選

先述したとおり「真面目さ」を自己PRでアピールする際は、伝え方に注意が必要です。

その伝え方次第では、不採用という結果を招いてしまう恐れもあります。

少しでも好印象を与えるためには「具体性を持たせる」「根拠となるエピソードを述べる」「企業の人物像に合わせる」「仕事での再現性を意識する」ということに気を付けて、自己PRを作成していきましょう。

ここからは、その4つのポイントについて詳しく解説していきます。

①どのような「真面目さ」かを具体的に述べる

真面目は非常に抽象的な概念で、自分が伝えたい真面目さと相手が受け取る真面目さで、ずれが生まれてしまう可能性があります。

ずれが生じてしまう理由として、その真面目さが曖昧な表現だったことが考えられます。

これでは、採用が程遠いものになってしまうでしょう。

自分の伝えたい真面目さをしっかりと聞き手が理解できるようにするためには、真面目さを曖昧にせず、具体的な言葉で表現することが重要です。

たとえば「苦しい状況でもやるべきことを継続できる真面目さ」など表現であれば良いでしょう。

このように真面目さに具体性があれば、自分が伝えたい真面目さと相手が受け取る真面目さが一致し、面接官は企業で必要な人材がどうかを把握しやすくなるのです。

「真面目さ」の言い換え

自分自身では、真面目さを具体的に表現できたと感じても、聞き手には抽象的な表現に聞こえてしまう場合もあります。

聞き手がその自己PRを聞いてイメージできなければ、具体的とは言えないのです。

それを避けるためには、真面目さを他の言葉に言い換えて伝える方法もあります。

言い換えることでより真面目さを具体的に表現でき、好印象を与えられるでしょう。

たとえば「課題を自分事として捉えて真剣に取り組める」「困難な状況であっても粘り強く立ち向かう」「物事を計画的にやり遂げられる」「常に高い目標を持ってその達成に向けて努力を惜しまない」など、どのようなことに真面目に取り組めるのかを、自分の経験を織り交ぜて伝えられるとイメージされやすいのです。

②根拠となるエピソードを述べる

自己PRに説得力を持たせるために、真面目さを発揮したエピソードを盛り込むと良いでしょう。

自己PRは、面接官に興味を持ってもらうことが採用への近道となります。

真面目さを具体的にアピールできていても、説得力がなければ信ぴょう性の欠けた自己PRとなってしまい、印象を残せないでしょう。

それを避けるためにも、これまでの経験で真面目さを発揮したエピソードを織り交ぜると好印象です。

エピソードが弱いと感じた場合はそのエピソードを見直し、さまざまな視点から見ることで、新たな発見があるかもしれません。

また、エピソードは一つにこだわる必要はないので、複数のエピソードを掛け合わせ、より信頼度の高い自己PRを目指しましょう。

③企業が求める人物像に沿った真面目さをアピールする

自己PRを企業が聞く意図は、自社が求める人物像に沿った人材がどうかを見極めるためです。

真面目で一生懸命に働いてくれる人材はほとんどの企業で必要とされるため、自己PRで真面目さを自分の強みとしてアピールしたいと考える就活生は多くいます。

しかし、真面目さのなかにも「何事にも手を抜かず一生懸命に取り組める真面目さ」「コツコツと地道に努力し続けられる真面目さ」など、さまざまな種類があるのです。

その企業がどのような真面目さを必要としているのかを把握することが重要であり、業界研究・企業研究を徹底して行う必要があるのです。

企業が求める人物像に近い真面目さをアピールできれば、自社にマッチした人材と印象付けられるでしょう。

④仕事での再現性を意識する

面接官が自己PRを見たときに「活躍しそうだな」「期待できるな」というイメージを持ってもらうことが重要です。

そのため、企業の業務にどのように活かしていけるのか・企業の業務で成果を上げることに直結しているのかという点を意識して、アピール内容を考えていくと良いでしょう。

その企業でどのような真面目さが必要であるのかを見極める際に、その企業での業務内容や成果を上げるために必要な能力なども把握しておくと、より信ぴょう性の高まる自己PRを作成できます。

この際にも、具体性を持たせることを忘れずに、また自己満なアピールで終わらないよう、その就活生を企業が採用するメリットを合わせて伝えられるよう意識して作成していきましょう。

【真面目の自己PR例文】真面目な人の言い換え

自分で真面目だと思っていても、ESや面接で「私は真面目です」とは伝えにくいものです。

真面目な人の言い換えを使い、真面目であるとアピールすることも1つの手です。

真面目な人
・責任感がある
・継続してと努力できる
・誠実である

以上のような言い換えができます。

【真面目の自己PR例文】おすすめの自己PRの構成

自己PRは、自分の強みを好きなようにアピールすれば良いものではありません。

構成を無視した自己PRは、長く読みにくい文章になってしまったり、結局何をアピールしたいのかが分からなかったりする自己PRになってしまいます。

自分が伝えたい内容を聞き手が正しく解釈し、理解できるようにするためには、構成にも注意が必要です。

ここからは、おすすめの自己PRの構成を3つに分けて、詳しく解説していきます。

ぜひ参考にし、真面目さを十分にアピールできる自己PRを作成していきましょう。

結論(アピールしたい強み)

最初は「私の強みは〜です」のように、アピールしたい強みを持ってきましょう。

自分の強みを理解してもらいたいという思いから具体的に伝えたいところですが、ここではできるだけ簡潔に伝えることが重要です。

簡潔に伝えることで、その強みが面接官にまっすぐに届き、話に興味を持ってもらえます。

そして、次に続くエピソードもすんなりと頭に入りやすくなるのです。

さらに強みを最初に聞くことで、その就活生をイメージしやすく、エピソードなどを聞きながら「自社に合った人材であるのか」を見極めやすくなります。

最初に多くの情報を詰め込んでしまったり、結論が後回しになってしまったりすると「結局何を伝えたいのだろう」と理解しにくい自己PRになるので注意しましょう。

強みを発揮したエピソード

根拠となるエピソードの詳細を述べていきます。

根拠がなければ、面接官を納得させることは難しいでしょう。

どのような活動で真面目さを発揮してきたのかを「〜の活動で発揮しました」のように概要を述べます。

その後、どのような状況でどのような壁にぶつかったのか、苦労したのかを「〜という状況で」「〜が課題でした」のように状況・課題を述べてください。

その課題に対する解決策を「〜を行いました」のように、取り組みを述べます。

最後に、解決策を実行して何を得たのかを「〜を身につけられました」のように、結果という順序で書いていきましょう。

自己PRは、企業によって指定する文字数は異なりますが、大体300〜400文字の指定です。

その文字数よりも少なすぎると「意欲がない」「自信がない」と感じられ、多すぎると「まとめられない」「相手への配慮が足りない」と印象が良くありません。

少ない文字数の場合は状況を簡略化する必要がありますが、具体性を持たせることを忘れてはいけません。

仕事にどう活かせるか

その強みを活かして、仕事でどう成果を上げていけるのかをアピールすることにより、採用するメリットを直接的にアピールできます。

ここで、どこの企業でも通用する内容だった場合「ここの企業でなくても良いのでは」と思わせてしまいます。

そのため、企業が求める人材を理解している必要があるのです。

自己PRを作成する前に、ホームページを隅々まで閲覧したり、OB訪問の際に実際に聞いてみたりするなど、業界研究・企業研究を徹底しておきましょう。

そして「〜の強みを活かし、〜を行い、貴社に貢献していきたいです」のようにアピールできると、面接官もイメージしやすく好印象です。

ここでアピールする強みと、最初にアピールする強みが矛盾しないよう注意しましょう。

【真面目の自己PR例文】真面目さの自己PR例文

ここまで、自己PRのポイントや構成について詳しく解説していきました。

しかし、それらを把握できていても、実際にどのように自己PRを書き進めたら良いのか分からないという人もいるでしょう。

そこでここからは、真面目さをアピールした自己PRをアルバイト・サークル・資格勉強・部活のジャンルで、4つの例文を紹介していきます。

ぜひ参考にし、自分のエピソード・言葉で、面接官の心にひびく自己PRの作成を目指しましょう。

アルバイト×課題を自分事として捉え真摯に取り組める力の例文

私は真面目さと責任感を持って、仕事に取り組める人材です。
私は大学生の頃、カフェでアルバイトをしていました。
忙しい時間帯にはオーダーが滞ってしまうことがあり、チームワークの悪さが原因だと感じていました。
そこで私はこのままではいけないと感じ、自分の仕事だけに集中せず、他のスタッフに手を貸すことにより、全員がスムーズに業務を進められるように心がけてきました。
また、新メニューの導入時には試食会やスタッフミーティングに積極的に参加し、全体の意見を取り入れることで、お客様満足度の向上に貢献しました。
その頑張りの結果、私がアルバイトを担当している時間帯の売上が向上し、チーム全体の成果にも寄与できたのです。
私はこの経験から、全体の課題を自分事として真摯に取り組むことの重要性を学びました。
貴社でも真摯さと責任感を持ち、自分の仕事だけでなく、チーム全体の課題にも取り組む姿勢で貢献していきたいと考えております。

サークル×他の人が取り組みたがらないことにも率先して取り組む真面目さの例文

私は、他の人がやりたがらない仕事にも率先して取り組める真面目さを持った人材です。
大学時代に所属していたサッカーサークルでは、新歓活動のなかで、新入生の面倒を見たり、チームの広報活動をしたりすることがありました。
新歓活動のなかでも大変な仕事で、誰もやりたがらない仕事でしたが、挑戦してみようと思い率先して引き受けました。
新入生を不安にしないような空間を作ることや、ポスター作製などの広報活動は非常に大変でしたが、他のメンバーが手をあげないものを自ら積極的に行動して、チームの一体感を高めることに成功しました。
また、真面目な性格であるため、課された任務に対しては真剣に取り組み、最後まで責任感を持って取り組み続けました。
この経験から、どのような仕事にも率先し、責任感を持ち取り組むことの重要性を学びました。
貴社の仕事でも、真摯な態度で率先して取り組み、チームの一体感を築いていけるよう活躍していきたいと考えております。

資格勉強×物事を計画的に遂行できる力の例文

私は、物事を計画的に遂行できる人材です。
大学生の頃から留学を目指し、英語力向上のために日々努力をしてきました。
短期間での目標達成のために、予備校に通いながらも自主学習で週ごとに計画を立て、重要ポイントを押さえた勉強を行いました。
その結果、TOEICで900点を突破できたのです。
この経験から、私は目標を明確にし、計画的に取り組める真面目な人間だと自負しています。
また、資格勉強においても、同様の姿勢で取り組んできました。
留学に向けて必要な資格を取得するため、日々のスケジュールを立て、計画的に勉強を進めました。
効率的な学習法を取り入れ、定期的な模擬試験を行いながら自己評価をしていました。
私は真面目で計画的に取り組めるだけでなく、目標達成に向けて努力を惜しまない意欲も持っています。
貴社での留学に関連する業務や国際ビジネスにおいて、私の英語力と真面目な姿勢を活かし、貢献できると自信を持っております。

部活動×困難な状況でも粘り強く立ち向かう力の例文

私は、どんな困難な状況でも、粘り強く真面目に立ち向かえる人材です。
大学時代では、野球部のキャプテンを務めていました。
私たちのチームはリーグ戦での成績が振るわず、昇格を目指すためには厳しい試合が待ち受けていました。
しかし、私はチームメンバーと協力し、困難な状況にも粘り強く立ち向かってきました。
たとえば、雨天で練習が中止になったり、練習場所が確保できなかったりした場合には、他のメンバーと協力し、教室で自分たちの試合の動画を見直したり、次の試合までの目標や練習計画を強化するなど、代替案を考えることで練習を続けました。
また、試合での連敗が続いたときも、私はチームメンバーに対してモチベーションを保ち続け、真面目に取り組む姿勢を示しました。
その結果、私たちのチームは最終的に昇格を果たせたのです。
この経験から、困難な状況でも粘り強く真面目に立ち向かえる能力を身につけました。
貴社でも、私の粘り強い姿勢と真面目さを活かし、困難な状況にも屈せずに最後まで取り組み、貢献していきたいと考えております。

【真面目の自己PR例文】自己PRの作成に自信が無い人はエージェントの利用がおすすめ

自分で自己PRを作るのが苦手な人や書くエピソードがないという人は、エージェントの利用がおすすめです。

就活に不安を感じる部分は人により異なりますが、エージェントではどんな悩みでも丁寧に寄り添って向き合い、一人ひとりの不安や悩みを取り除いてくれます。

話を聞くだけではなく、ES作成や書類添削、模擬面接を実施するなど、就活の成功を目指した手厚いサポートもしてくれます。

これまでに多くの就活生のサポートをしてきたプロの就活アドバイザーなので、自己PRの作成に自信がない人はぜひ利用してみてください。

おすすめのエージェントのサイトを用意したので、気になる方はこちらからどうぞ。

まとめ

今回は、自己PRで真面目さをアピールする場合のポイントやおすすめの構成、例文などを紹介してきました。

「真面目さ」は抽象的であるため、そのままの表現では自分の伝えたい真面目さと聞き手が受け取る真面目さにずれが生じる可能性があります。

自分と聞き手の真面目さを一致させるために、具体的な表現に変換し、エピソードを用いながら説得力を持たせてアピールすることを心がけましょう。

自己PRを作成する前に、企業が求める人材や業務内容を把握しておくと、より強い入社意欲を伝えられるため好印象です。

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