・冬インターンについて
・冬インターンの締切はいつか
・冬インターンの注意点
・冬インターンの探し方
・冬インターンに参加したい人
・冬インターンへの参加を迷っている人
・締め切りに間に合うか不安な人
・冬インターンの対策をしたい人
就活シーズンが近づいてくるなか、冬インターンへの参加は将来のキャリアに大きな影響を与える重要なステップです。
しかし、それに向けてのスケジュール感や効果的な対策方法、そして効率的な探し方について分からない学生もいるのではないでしょうか。
そこでここから先は、どのような準備をして充実したインターンシップを迎えるべきか、具体的な指針を紹介します。
この記事を通じてポイントをしっかり押さえて、自分の可能性を広げる一歩を踏み出しましょう。
目次[目次を全て表示する]
【冬インターンの締切はいつ?】冬インターンとは
冬インターンシップは、11月から年をまたいで2月にかけて行われる、企業において短期間だけ仕事を体験する機会です。
春や夏のインターンに比べると選考に与える影響が大きいともいわれ、就活シーズンが早期化していることが理由として挙げられます。
そのため、企業研究をしっかり行うとともに、履歴書やエントリーシートの準備を怠ってはなりません。
まずは自分の興味やスキルにあったインターンを選び、業界や企業の実態を知るためにも積極的に参加することをおすすめします。
参加すべき人
冬インターンに参加すべき人の特徴には、夏や秋のインターンに参加できなかった、または選考で落ちてしまった人が挙げられます。
夏や秋に実施されるインターンシップは、就活生にとって初期段階の選考や企業理解の場となることが多いため、巻き返しをすることが重要です。
冬インターンは、就職活動の本格的な段階に向けた最終準備の場であり、企業は早期選考を意識して実施しているため、冬の段階で参加することは非常に有利になる可能性があります。
また、部活や留学などで夏や秋にインターンに参加する時間が取れなかった方々にも、冬インターンは理想的な機会です。
特に留学から帰国したばかりの学生や、部活での活動が不規則だった学生にとって、冬は就職活動に集中できるタイミングであり、企業との接点を持つ絶好のチャンスです。
また、冬インターンに参加するメリットについては以下の記事でさらに詳しく紹介しています。
【冬インターンの締切はいつ?】企業が冬インターンを開催する理由
続いて、企業が冬にインターンを開催する理由についても理解を深めておきましょう。
企業は主に以下の2つの理由から、冬にインターンを開催しています。
内定につなげやすいため
冬のインターンは非常に内定につながりやすいものであるため、多くの企業が実施しています。
夏のインターンは、まだ興味関心を深めるという目的で参加している就活生が多いですが、冬インターンは就活が本格化する時期に非常に近く、早期に内定を獲得しようとする明確な意思を持って参加している就活生が多いです。
したがって、モチベーションが高く、その企業に入社する意欲が強い人物が揃うため、冬インターンを実施すれば、採用活動がスムーズに進む可能性が高いのです。
また、他の企業が本格的に選考を始める前に冬インターンに参加してもらい、企業の魅力を感じてもらうことで、優秀な人材を囲い込むというメリットも存在します。
短期間で能力やスキルが見極められるため
冬インターンは冬休みに実施されることが多いため、どうしても期間が短くなってしまいがちです。
しかし、その分、短期間で就活生の能力やスキルを見極められるため、優秀な人材を確保しやすいというメリットも存在します。
企業側が短期間で就活生の能力を見極めようとしていることは、就活生のほとんどが理解しているため、自分の能力を積極的にアピールしようと、真剣に取り組む就活生が非常に多いです。
したがって、どのような能力を持っているか、どのようなスキルがあるのかについてスムーズに見極められ、時間に対する効果が非常に高いのが冬インターンの特徴なのです。
【冬インターンの締切はいつ?】冬インターンは3タイプある
企業への理解を深めるためのインターンシップには、目的によって実施される期間が異なる場合があります。
また、内容によって大きく分けて3つのタイプがあり、それぞれの違いを知ったうえで、どれに参加するのかを決めなければなりません。
企業研究タイプ
企業研究タイプの冬インターンは、企業について深く理解して、実際の業務内容を体験することが主な特徴です。
通常は1日で行われることが多く、短期間ながらも貴重な経験を積むチャンスです。
このタイプにおいては、企業がどのような価値観やビジョンを持っているのかを学ぶとともに、カルチャーや風土を感じられます。
また、実際の業務に触れることにより、その業界や職種ならではの魅力や課題についても実感できるでしょう。
企業の内部を垣間見ることで、自分がどのような職場で活躍したいかを具体的に考える手助けになるかもしれません。
いずれにしても業界や企業選びの参考になるため、参加する価値があり、じっくりと準備をして将来への展望を広げる一歩を踏み出しましょう。
スキルアップタイプ
スキルアップタイプの冬インターンにおいては、自身のスキルや能力を向上させるための機会を提供しています。
このタイプでは、業務体験やワークショップ、プログラミング講座などが中心です。
期間は1日からはじまり、3日から5日といった短期間のものがほとんどです。
しかし、内容によっては長期間のプログラムも存在するため、日程についてはあらかじめしっかり確認しておかなければなりません。
いずれにしても具体的なスキルや知識を磨くことが目的で、業務体験を通じて現場の業務フローやプロセスを学べます。
場合によっては専門家から直接知識が得られることもあり、自己成長に大きな影響を与えることがあるでしょう。
自分のスキルセットを広げたい人にとっては、短期間ながら集中的な学びが可能であるため、非常に有益です。
選考直結タイプ
参加者には早期選考へのスムーズな参加などの特典が与えられるのが、冬インターンにおける選考直結タイプの特徴です。
これを通じて、早い段階での内定、エントリーシートや面接の免除などが含まれる場合があるのも魅力的です。
選考プロセスを効果的に進められて有利となるため、余裕を持ってキャリア選択を進められる点は大きなメリットといえるでしょう。
ただし、そうした特典を得るためには、企業への深い理解や自己アピールの準備が欠かせません。
自身の意欲や能力をしっかり伝えられるようにしておかなければ、メリットを最大限に活かせないでしょう。
事前の意欲的な取り組みが不可欠ではあるものの、将来の可能性を広げるには絶好の機会となるはずです。
【冬インターンの締切はいつ?】冬インターンの締切はいつなのか
まずは、一般的なスケジュールについて確認しておきましょう。
情報解禁となるのが10月から11月で、それと同時に募集がはじまるケースもあり、遅くても12月頃には締め切られます。
応募すれば誰でも参加できるものではなく、11月から1月にかけて選考が行われます。
実際に開催されるのは12月から2月頃で、日程はもちろん企業によって異なるのが特徴です。
そのため、自分が希望するインターンがいつ開催されるかは、あらかじめしっかりチェックしておかなければなりません。
【冬インターンの締切はいつ?】冬インターンの事前準備
募集がはじまってから選考を経て、実施されるまでのおおよそのスケジュールを知ったところで、次は準備について見ていきましょう。
春や夏に開催される場合への対策とは少し異なることもあり、長期戦の視点でスケジュールを立てておかなければなりません。
自己分析・企業分析
春や夏のインターンと比べて本選考に近いタイミングで行われるため、冬インターンへの事前準備はしっかりしておかなければなりません。
自己分析を通じて自身の強みや興味をしっかり把握し、どの職種や企業に向いているのかをあらかじめ確認しておきましょう。
なぜその企業で働きたいのかを明確にするためにも企業分析は欠かせず、ビジョンやカルチャー、業績などについても理解を深めましょう。
内容によっては、業界の基本的な知識を前提として進められることもあり、業界全体の動向やトレンドなどをキャッチアップしておくことも大切です。
キャリアの方向性を見極めるためにもそういった情報をあらかじめ整理しておくと、インターン中に行われる意見交換や質問にも、自信が持てるに違いありません。
ES提出
これは冬に限ったことではありませんが、インターンの準備においてエントリーシートの提出は欠かせません。
エントリーシートは応募の一環として、自分の情熱や具体的な志望動機、場合によっては過去の実績を伝えるための重要な文書です。
インターンであっても選考プロセスがある企業がほとんどで、早めに作成して提出することが重要です。
直前になってから急いでも、思考や文章の整理が難しくなってしまうため、時間的な余裕を持って段階的に進めなければなりません。
その際に注意したいのは、なぜその企業でインターンを希望するのか具体的に記述するとともに、過去のエピソードを織り交ぜることです。
さらに、提出する前には誤字脱字のチェックや、友人に読んでもらい客観的に評価してもらうと、クオリティの高いものに仕上がります。
WEBテスト対策
冬インターンの選考に臨むためには、WEBテストの対策も必要です。
学生の基礎的な学力や論理的思考力、判断力を図るために行われるもので、しっかりと対策をしておかなければなりません。
一般的に、WEBテストにはSPIや玉手箱といった種類があり、それぞれ異なる問題形式が採用されています。
特に数学的な問題や言語能力を問う問題が含まれることが多いため、苦手な分野があれば事前に対策本や問題集を使って徹底的に復習することが求められます。
特に数学的な問題は、大学受験以降全く触れていない場合、解くことが難しいため、少なくとも一度は本番形式の問題を解いて、苦手な部分は復習しておきましょう。
GD対策
冬インターンの選考においてよく行われるのが、グループディスカッションです。
複数の学生が1つのグループとなり、与えられたテーマに対して意見を出し合いながら、最終的な結論を導き出す方式です。
企業はこの選考を通じて、コミュニケーション能力、リーダーシップ、思考力、協調性などを評価しています。
リーダーシップを発揮することも重要ですが、それ以上に大切なのは、チーム全体の意見を尊重しながら建設的な議論を進める姿勢です。
自分の意見をしっかりと伝えつつも、他のメンバーの発言にも耳を傾け、全体のバランスを取ることが求められます。
事前にグループディスカッションの練習を繰り返し、自分がどの役割で貢献できるかを理解し、当日のディスカッションに自信を持って臨むことを推奨します。
面接対策
グループディスカッションだけでなく、一般的な面接の対策も、当然ながら行う必要があります。
面接では、自分の経験やスキルを的確に伝えることが重要ですが、何よりも自分がどういう人物であるかを分かりやすく伝えることが求められます。
そのため、まずは自分自身について深く理解し、過去の経験から何を学んだのかを把握しておくことが大切です。
面接の練習は1人で行うだけでなく、誰かと一緒に行うことで、第三者の視点からのフィードバックを得ることが重要です。
実際の面接場面を想定し、友人やキャリアセンターのスタッフ、就活エージェントを面接官に見立てて質問してもらい、それに答える形式で練習を繰り返すことで、本番に近い状況を作り出しましょう。
さらに、面接ではコミュニケーションスキルや態度も重要視されるため、表情や声のトーン、身だしなみにも注意を払い、面接官に好印象を与えられるような準備をしておくことが大切です。
【冬インターンの締切はいつ?】冬インターンの注意点
ここまでは、冬インターンには目的によってタイプが異なること、春や夏に比べて取り組むべき対策がやや異なることなどを確認してきました。
ここからはさらに具体的に、あらかじめ準備しておかなければならないこと、そもそもどう探せばよいのかを見ていきましょう。
選考を受ける気で準備しておく
冬インターンは本選考に影響を及ぼす重要なステップであり、研究目的ではなく選考に直結するものだと理解しておかなければなりません。
まずは企業研究を徹底して行い、その企業の価値観や業界動向をできるだけ深く調べましょう。
さらに自身のスキルや経験をアピールする際は、それらを企業のニーズにリンクさせるように工夫することが大切です。
それを踏まえたうえで履歴書やエントリーシートにも気を配り、自己アピールを明確にしておきましょう。
そのほか積極的に質問する姿勢も重要で、自分の興味や企業への熱意をアピールするためにも、マナーやコミュニケーションスキルも磨いておかなければなりません。
いずれにしても、企業での価値を示す機会と捉えて、選考本番だと思って取り組みましょう。
積極的に関わる
選考プロセスに直結する機会が多いため、とくに冬インターンにおいては注意深く取り組むことが重要です。
自分をアピールするための準備を万全に行い、強みなどを整理して、企業が求める人材像とどのように合致するのかを考えておきましょう。
そして、会話のなかで自分を適切にプレゼンテーションしなければならないため、アクティブな姿勢を保つことが大切です。
たとえば会話に積極的に参加をし、質問を投げかけたり意見交換をしたりすることで、自分の存在感をしっかりアピールできます。
ただし、適切なタイミングや場面を見極めて無理に話題を振るのではなく、自然体で関わることを心がけましょう。
そうすることで好印象を与えられるだけではなく、協調性をアピールできます。
チームでの活躍が期待される人物だというイメージをもたれるでしょう。
エントリーは早めにする
就活戦略で重要な一環において、成功への道を切り拓くためには、まずエントリーのタイミングをしっかり見極めなければなりません。
冬インターンは夏に比べて企業数が少なく、その分の倍率が高まるため、早めにエントリーすることが大切です。
また企業によっては先着順で参加者を募るものもあり、もたもたしているうちに希望する枠が埋まってしまう可能性があるため、注意が必要です。
そのような状況では、どんなに準備をしたとしてもアピールする機会が得られず、せっかくのチャンスを逸してしまいます。
そのため、企業研究を徹底して行うとともに、開催時期など最新の情報をキャッチできるようにアンテナをはっておかなければなりません。
そのうえでインターン先の企業や業界の特徴を理解し、なぜ希望するのかを明確に伝えるための対策に取り組みましょう。
【冬インターンの締切はいつ?】冬インターンの探し方
場合によっては先着順で締め切ってしまうことがあることなどから、早めにエントリーすべきであることは確認したとおりです。
情報収集をしっかり行わなければならないので、ここからはどのようにして冬インターンを探せばよいのかを具体的に見ていきましょう。
企業HPを見る
冬インターンを探す方法はいくつかありますが、すでに希望する企業が定まっているのなら、公式のWebサイトを利用するのがおすすめです。
そこを訪れれば、多くの場合は採用情報やキャリアページなどとともに、冬インターンシップの情報が提供されています。
そのなかには開催時期だけではなく、プログラムの詳細や募集要項、応募方法などが分かりやすく記載されています。
また、企業によっては就活生向けの専用ページがあり、そこに登録しておけば新着情報やインターンの募集情報を受け取れるといったものも少なくありません。
あるいは、SNSで積極的に情報を発信している企業もあるため、まだ目標が定まっていない場合でも、企業が冬インターンを募集しているという情報に触れられることもあるでしょう。
就活サイトから見る
まだどの企業にしようか決まっていない、あるいは迷っている場合、就活サイトを活用するとよいでしょう。
マイナビやリクナビなど誰でも知っているような就活サイトを利用すれば、効率的に冬インターンに関する情報を見つけられます。
サイト内には企業ごとの情報や募集要項のほか、プログラムの詳細などがぎっしり掲載されています。
そのなかから自分が検討している企業の名前や業界、こだわっている条件などによって絞り込んでピンポイントで探すことも可能です。
もちろん企業のプロフィールや選考情報も提供されていて、効率的に探せるのは冬インターンの情報だけではありません。
サイトによってはエントリーシートの書き方や面接対策の仕方が載っており、幅広く情報が得られるのもメリットです。
インターン求人サイトからみる
新卒における就職活動や中途採用まで扱う求人サイトとともに、インターンに特化したサイトやアプリがあるのをご存知でしょうか。
これらは一般的な求人サイトと異なり、インターンに関する情報をピンポイントで探せるという特徴があります。
各プログラムの詳細や募集要項が分かりやすく掲載されていて、企業の特徴や勤務条件を確認しながら自分に合ったものを選ぶことが可能です。
利点はインターンに関する情報だけが集約されていることで、余計な情報を取り除いているため、効率的ともいえるでしょう。
そのほか、サイトやアプリによっては通知機能やマッチング機能も活用でき、最新の情報のなかから自分にぴったりな情報が得られることも、大きなメリットに感じられるでしょう。
インターン紹介エージェントを利用するのもおすすめ!
企業のホームページや就活サイト、インターンに特化したアプリとともにおすすめなのがエージェントです。
こちらでは、専門のプロフェッショナルが個別にインターンを紹介してくれて、選考対策からサポートしてくれる頼もしいツールです。
エージェントを利用する利点の1つは、自分にあったプログラムを選びやすいことで、スキルや思考に基づいて最適なものを紹介してくれます。
そのため、自身の強みや得意分野をあらかじめまとめておけば、自分にぴったりな経験が得られる可能性が高まります。
【冬インターンの締切はいつ?】よくある質問
インターンの最新情報をどのように収集すればよいのかを知ったうえで、冬インターンへの参加を考えている就活生が気にしやすいことをまとめました。
それぞれよくある質問と回答を紹介しますので、これから万全の対策をするための参考にしてみてください。
締切間近の応募は不利になるの?
企業の選考担当者が応募日時を厳密に見ることは稀であり、実際に不利になることはありません。
選考はエントリーが締め切られた後に進行されることが一般的なので、応募が早いからといって特別な優遇もされません。
ただし、注意が必要なのは、先着で参加者を募る場合です。
締め切りのギリギリになって応募すると、すでに枠が埋まっている可能性があります。
そのため、希望するプログラムが先着順の場合には、早めにエントリーすることが重要です。
それ以外の場合、早めの応募が有利に働くことはなく、重視されるのは応募のタイミングよりも応募者の思考やスキルや動機などです。
そうした自己アピールをしっかり整えたうえで、適切なタイミングでエントリーすることを心がけましょう。
締切時期は企業によって違うの?
各企業は選考プロセスやスケジュールの調整を考慮して、応募の受付開始から締め切りまでを設定しています。
そのため、業界や企業によって異なることがあります。
とくに、ITやコンサルティングなどの一部の業界では比較的早く、競争が激しいものでは締め切り前に定員に達する場合もあるほどです。
一方で、繁忙期との兼ね合いや、多くの応募者を受け入れるために後にずれ込むこともあり、どの業界が早いのかは一概にいえません。
いずれにしても、自分が志望する企業やプログラムの締め切り情報をしっかり確認することが大切で、余裕を持ってエントリーしなければなりません。
最新の情報を常にチェックして計画的に行動することを心がけ、自分が希望するプログラムに参加するチャンスを最大限に活かしましょう。
webテストはあるの?
一般的には、冬インターンの選考段階でwebテストが含まれるケースは少なく、多くの企業では面接やエントリーシートなどの書類選考を重視する傾向があります。
ただし、企業や業界によってはwebテストを導入する場合があり、とくにテクノロジーや専門的なスキルが求められる企業においては、テストを通じて知識や能力が評価されることもあるでしょう。
それ以外では、応募者の思考やスキル、適性を見極めることを目的とするなかで、webテストはあまり実施されません。
ただし、同じ業界でも企業によっては選考方法が異なる場合があるため、あらかじめ募集要項をよく確認したうえで対策をとるべきです。
新たに導入する企業があるかもしれないため、常に最新の情報をチェックするよう心がけてください。
何社参加すればいい?
冬インターンに何社参加すれば良いのかは、結論から言うと、人によって異なります。
早期選考や本選考にまだ進んでいない人には、4社から6社ほどの参加を推奨します。
冬インターンは企業が採用活動を本格化させる前の段階であり、選考を意識しつつも比較的カジュアルな体験ができるため、複数の企業に参加することで様々な業界や企業文化を比較することができます。
また、複数社のインターンに参加することで、自分の興味や適性がどこにあるのかを具体的に見つけやすくなるでしょう。
しかし、早期選考が進んでいたり、本選考のES提出締め切りが近づいている人は、無理に多くのインターンに参加する必要はありません。
特に冬の時期は、就活が本格的に始まる時期でもあるため、準備を進めている人は自身の進行状況を押さえて、必要なインターンだけに絞ることが有効です。
大学の講義と被ってしまったらどうすればいい?
冬インターンは多くの場合、大学の講義や試験と重なってしまいます。
ただし、参加を諦める必要はありません。
まずは企業にメールで問い合わせてみましょう。
企業によっては途中参加やオンラインでの参加が許可される場合もあり、日程変更が可能な場合もあります。
特に最近はオンライン形式のインターンシップが増えており、遠隔での参加や、録画視聴の提供を行っている企業も少なくありません。
そのため、企業との両立が難しい場合でも、柔軟な対応を求めることができる可能性が高いです。
また、企業はまず学生のスケジュールを考慮してくれることが多いため、丁寧に相談することで参加方法を調整してもらうことも十分に可能です。
参加しないと内定をもらえない?
冬インターンに参加しないと内定がもらえないのではないかと不安を抱える方も多いですが、実際のところ、冬インターンだけで内定枠を全て埋める企業はあまりありません。
冬インターンはあくまで企業と学生が相互に理解を深める場として設けられており、必ずしも参加者全員が内定を獲得するわけではありません。
また、インターンに参加していない方でも、本選考で優れたパフォーマンスを発揮すれば内定を得ることは十分に可能です。
もちろん、冬インターンに参加することで企業への理解を深め、選考において有利な立場を得ることはできますが、参加しなかったからといって大きくライバルから突き放されるわけではありません。
まとめ
冬インターンは貴重な経験となるだけではなく、将来のキャリア選択に与える影響も少なくありません。
まずはインターンの開催企業やプログラムの内容、選考要項を詳しく調査することからはじめましょう。
自分の興味にあったプログラムを見つけることが重要ですが、あわせてインターン参加の目的を明確にしておかなければなりません。
自分の成長やキャリアにどれだけ貢献できるのか、企業との相性を考えたうえで志望動機をしっかり整理するなど、準備を行いましょう。