【長所を見つけたい就活生必見!】就職活動に使える長所を一覧で紹介

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就職活動をするにあたって、自分の長所は明確に持っておくべきです。

自分の強みを活かせられるような、伸び伸びと長所を活かせる職種を目指したい就活生は少なくありません。

また、ESや面接では「あなたの強みは何ですか」といった質問が頻繁に出されます。

今回は、就職活動に使える長所を、長所に関する役立つ情報とあわせてご紹介していきます。

【就活で使える長所一覧】就活における長所って?

まずは、就職活動に使える長所の定義を押さえておきましょう。

就職活動でアピールできる長所とは、仕事をするにあたって自分の中で長けている点や、有利に働く資質や傾向などを指しています。

企業は応募者のスキルや強みだけではなく、人柄や性格などからも人物像を探ります。

一緒に働いていくうえで、どのような人物なのかを知ることは欠かせません。

そのため、「自分には特別優れているところがなく、ESや面接で聞かれる長所をどう答えたらいいのかわからない」と悩む学生は多いですが、長所は他の人と比べて優れている必要はないのです。

自分がどういった仕事や会社、どのような人と仕事をすると最も高いパフォーマンスを発揮できるのか、その指標のひとつとして長所があるのです。

【就活で使える長所一覧】社会人として求められる社会人基礎力とは?

「社会人基礎力」とは、社会の中でさまざまな人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力のことを指し、経済産業省によって明確に定義されています。

3個の能力と12個の能力要素で定められており、業種・職種問わずにアピールできる長所となります。

アクション

アクション力の能力要素は、「主体性」「働きかけ力」「実行力」の3つです。

主体性とは、何をすべきか決められていないことに対して、自分の意志によって行動できる性質を指します。

働きかけ力とは、目標を達成するために周囲に働きかけていく力のことです。

この力により、同僚や上司に協力してもらうことが可能になるでしょう。

そして実行力とは、目標に向かって計画を立て、実際に行動する力のことを指します。

これらの能力は、困難に立ち向かい前に踏み出す力として考えられています。

シンキング

シンキング力の能力要素は、「課題発見力」「計画力」「創造力」の3つで構成されています。

まず課題発見力とは、現状を分析したうえで、課題を明らかなものにする能力です。

計画力とは、その明らかにされた課題を解決するために、適した方法を用意する力のことを意味します。

創造力とは、従来のやり方にとらわれず、自ら新しいものを生み出す力であり、もともと存在していたものを工夫して変えることも能力のひとつです。

「今の状態から改善するためにはどうしたらいいのか」を考えられる能力だと言えるでしょう。

チームワーク

チームワークの能力要素は、「発信力」「傾聴力」「柔軟性」「状況把握力」「規律性」「ストレスコントロール力」の6つです。

発信力は自分の意見をわかりやすく相手に伝える力であり、それに対して傾聴力のある人物は相手の話に耳を傾け、本心を引き出します。

柔軟性は、状況に合わせて臨機応変に対応できる性質のことであり、これと関連する状況把握力は、現状を正しく理解する能力です。

規律性は、ルールをきちんと守り自分を律せられる性質のことです。

最後にストレスコントロール力は、ストレスの原因に向き合える力のことを意味します。

【就活で使える長所一覧】企業が長所を知りたい理由

長所について考える前に、まずは長所を聞く採用担当者の意図を把握しておきましょう。

採用担当者の意図を知らないまま自分の長所を考えても、企業から見て的外れな回答になってしまう可能性が否めません。

採用担当者は、多くの学生と初対面の段階から、選考の場のみを通じて優秀な人物を採用しなければなりません。

したがって、選考でさまざまな質問を投げかけて、学生のことを理解しようとしています。

印象に残るよう、端的にわかりやすく伝えなければならないため、相手の意図をくみ取って回答しましょう。

活躍してくれそうな人材かを見るため

企業は採用に多くの費用を投じているので、自社の成長に貢献し、自社内で活躍する人材を積極的に採用したいと考えています。

自社で活躍している社員の特徴や、仕事に求められている人物像は、どの企業であっても把握しているものです。

採用側は、「既存の社員の人物像や理想像と合致するかどうか」という目線で学生の長所を見ています。

したがって長所を伝える際は、志望企業で活躍する人物像をイメージしながら、入社後に活躍するあなたの姿を想像させるのが重要です。

自社の社員と雰囲気が合うかどうかを見るため

採用にあたっては、自社の社員と雰囲気が合う人物かどうかも大切な点です。

社内の雰囲気と合っているのであれば、コミュニケーションがスムーズに行えて、タスクを円滑にこなせます。

社風は所属する人々の性格や考え方によって作られ、定着率や退職率にも影響を与えるものです。

そして、応募する企業の社風を調べることは、自分自身の働きやすさにも関係します。

【就活で使える長所一覧】企業にアピールできる長所一覧

ここからは、実際に企業に対してアピールできる長所をご紹介していきます。

どういった長所を伝えるにしても、必ず説得力が求められるため、それに基づくエピソードを準備できると好ましいです。

それぞれの詳細を確認していきましょう。

主体性

社会人として働いていくうえで、課題は常に付きまとうものです。

その課題に対して、自ら多角的な視点で向き合っていく力は、十分にアピールできる長所となるでしょう。

また、問題が起きたときに積極的に立ち向かえたり、自分で考えて行動に移せたりできる人は、主体性がある人物だととらえられます。

たとえば、人に指示されなくても、自分で会議などに必要な資料を準備することなども、主体性に含まれます。

主体性は自主性と混同されることもありますが、主体性は行動に責任感を持っていなければなりません。

課題解決能力

会社で勤務していれば、今までにチャレンジしたことのない課題を与えられる場合もあるでしょう。

課題解決能力をアピールする際には、これまでにどのように課題を解決したのか、道筋に沿って論理的に伝えることを意識してください。

課題を解決するためには、課題が発生することになったさまざまな要因を分析し、整理しなければいけません。

要因がわかった後は、解決できるような案を考えて提示します。

解決に導いた経験のある人は、ぜひ長所としてアピールしましょう。

また、理想の実現のために現状を改善することも、課題解決能力のひとつです。

チームワーク

会社に入ると、必然的にチームで働くことになります。

チームで一丸となって取り組む過程にやりがいを感じる人は、それをアピールするといいでしょう。

同じ組織に所属しているメンバーと共通の目標を掲げ、それを達成するためにお互いに協力することで、相乗効果が見込めます。

チームワークは、集団の一員として働いていくうえで欠かせないものです。

サークルやアルバイトなどで、チームワーク力を発揮できたエピソードがあれば、長所として述べていきましょう。

実行力

仕事をしながら絶えず成長していくためには、実行力が求められます。

失敗を恐れず行動に移せる人は、それをエピソードとともにアピールするといいでしょう。

過去に目標を実現するために計画を設定し、それに沿って行動した経験があれば、実行力を裏づけるエピソードとして使えます。

実行力は行動力と似ているようですが、行動力はとにかく動き出すことを意味します。

一方の実行力には、計画性が伴っていなければならず、取り組みを成功させるために考えることも含めた力だという違いがあるので、注意してください。

学びを続ける力

変化の激しい現代では一度学んだことであっても、時間を経つにつれて陳腐化していくことが多いので、常に学ぶ姿勢が大切になってきます。

好奇心が強く、学び続けることにモチベーションを感じている人は、長所としてアピールしてみてください。

また、学び続ける姿勢を持っている人は、相手の意見に素直に耳を傾けられます。

情報収集だけではなく、同僚や上司などからのさまざまな意見を取り入れていく姿勢は、仕事をするうえでいつまでも持っていられるのが好ましいです。

協調性

企業という組織に所属する以上、ともに働く仲間の意見や価値観を尊重する協調性が求められます。

協調性を発揮したエピソードとともに、協調性を大切にしている信念やきっかけがあれば、あわせて説明しておくと効果的なアピールにつながるでしょう。

チームワークを大切にできたり、周囲と円滑なコミュニケーションを図れたりすることも、協調性のある人だと言えます。

とくに、自分と異なった環境や立場に置かれている人と、協力しながら物事に取り組める場合などは、高い協調性を持っていると言って差し支えありません。

リーダーシップ

チーム全体が高いパフォーマンスを発揮するためには、リーダーシップが求められます。

リーダーシップとは、ただ指示を出すだけに留まらず、メンバーとの信頼を築きながら、適切な状況把握とそれに基づいた行動を取るのが重要です。

コミュニティの中で、チームを率いることを好む、またそのような経験がある人はぜひアピールしてください。

たとえば、メンバーの特性を理解し、一人ひとりに合わせた指導ができたり、メンバーが自主的に考えられるように働きかけたりするといったようなことです。

発信力

チームで働く中で、自分の考えを相手に適切にわかりやすく伝えられる発信力は、非常に大切なスキルです。

どのような言葉を用いるべきか判断できたり、話す順序を考えられたりする人や、図や表など必要に応じたツールを用いた説明が得意な人は、積極的にアピールするといいでしょう。

発信力とは、自分の意見をうまく伝えることに限らず、聞き手の考えもくみ取る必要があります。

さらに、チームに報告や連絡をしっかり行い、相談がある際には積極的に持ちかけることも発信力のひとつです。

傾聴力

顧客やクライアントをはじめ社内のメンバーに対しても、傾聴力の高さは重要です。

アピールする際には、傾聴力を発揮できたエピソードとともに、人の話を聞くときに具体的に意識していることを伝えましょう。

たとえば、あいづちの打ち方や質問の投げかけ方などから探してみると、自分が工夫していることが見つかりやすくなります。

傾聴力とは、ただ話を聞くだけではありません。

そこから相手が言い出せなかった内容や、表面化されていない本心を引き出せる場合もあるので、備わっていればビジネスの場で有利に立ち回れます。

情報収集力

現代社会ではさまざまな情報源があり、それを活用しながら、効率よく正しい情報を集める力が求められています。

「インターネットで何でも調べられる時代だからこそ、ネットの情報とあわせて一次情報も収集するようにしている」といったエピソードを持っている人は、長所としてアピールしてみましょう。

一次情報とはオリジナルな情報のことを指し、一般的に二次情報よりも価値が高いです。

情報の取捨選択ができ、まとめられる力は、現代で働いていくうえで欠かせないものです。

柔軟力

柔軟性がある人は、マイナスな出来事も肯定的にとらえながら前に進めます。

そして、その場に応じた行動を取れるので、どのような環境でうまく順応していけます。

どんな環境にも適応し、成長していける自負がある人は、積極的にアピールするといいでしょう。

日々の業務をこなしていく中では、マニュアルや指示に沿って動くことも大切ですが、状況に合わせて自分の取るべき行動を考えなければいけないケースも少なくありません。

したがって柔軟性には、判断力も伴っているとなおいいでしょう。

精神力

精神力が高いと、どんな状況においても安定した心理状態で対応できます。

失敗に向き合った結果、それを受け入れて対応していく力がある人は、精神力をアピールすることが可能です。

他人の言動や物事に影響されずに動けることも、精神力のひとつです。

仕事では、人それぞれ与えられた業務をこなすだけでなく、結果を残さなければなりません。

その際の心の強さは、企業で働いていくうえでの目標達成の手助けになります。

たとえば部活動や学業など、精神力を発揮したエピソードがある場合はアピールするのがおすすめです。

データ分析能力

データをもとに、そこから必要な情報を抽出しながら分析する力があれば、問題の解決を図れます。

数字を用いた分析に携わったエピソードを持っている人は、長所としてアピールするといいでしょう。

データを分析するには、物事の背景を読んで、論理的に思考する力がなければいけません。

企業は常に現状を正確に判断し、将来を予測していく必要があります。

データ分析能力が優れている人がいれば、意思決定の遅れを防ぐことも期待できるでしょう。

忍耐力

仕事をしていくうえでは、順調に進むケースももちろんありますが、思うように進まない場合も多いです。

そのような環境下では、最後までやり切る力が重要になります。

困難をくぐり抜けて、最後までやり切った経験がある人は、選考の場でぜひアピールしましょう。

忍耐力とは、ただ耐えることではなく、辛い状況に置かれても目標に向かって努力することを意味します。

どのような企業であっても、下向きな状況に陥る可能性はあります。

そのようなときに粘り強く向き合える人がいると、周囲の励みになるでしょう。

社会性

企業へ入社すると、自然と組織のメンバーと協力しながら仕事を行うことになります。

そのためどの企業においても、社会性に長けている人は重宝されるでしょう。

周囲の人とうまく関係を築き、物事をスムーズに進められる人は、社会性をアピールするのがおすすめです。

また社会性のある人は、ポジティブな思考の持ち主であったり、好奇心が旺盛だったりします。

自分の価値観に左右されず、知らないものであっても素直に受け入れられる傾向にあるので、良好な人間関係を築けるでしょう。

外国語能力

企業の多様化が進む現代では、今後も海外進出を視野に入れたビジネスが拡大していくことは明らかです。

外資系企業はもちろん、これから海外進出を視野に入れていく企業は多く、そういった企業ではとくに外国語能力が必要になってきます。

使える言語を用いてどんな仕事をしたいかというビジョンを持っている方は、ぜひアピールすることをおすすめします。

グローバル社会となった現代では英語力をはじめ、異なる国や文化の人々とコミュニケーションが取れる外国語能力は、十分に長所となり得るでしょう。

【就活で使える長所一覧】職種別・アピールできる長所を紹介!

次に、職種別にどういった業務があり、どのような長所がアピールとして使えるのかをご紹介していきます。

自分の長所を活かせる職種はどういったものが存在するのかを把握して、興味のある業界や企業の幅を広げてみましょう。

これから紹介する職種は、事務職や営業職、技術職などさまざまなものがあります。

職種ごとに、重視される長所は変わるため、ぜひ参考にしてみてください。

ただ、企業によっては当てはまらない場合もあるので、しっかり企業研究を行いましょう。

事務・管理職

事務・管路職には、事務作業が中心の一般事務や、会社の職場環境の管理・運営を行う総務、専門的知識を有する貿易事務、経理や法務などがあります。

アピールできる長所としては、協調性や傾聴力が挙げられます。

協調性は、他部署のメンバーとのやり取りにおいて非常に重要です。

協調性があると、メンバーの意見を調整しながら業務を進められます。

傾聴力は、依頼内容と相手の意図を正確につかむためには欠かせません。

依頼をする側がまだ認識していない要望をくみ取れれば、ほかにはない強みとなります。

企画職

宣伝・広報をはじめとする企画職では、自社のブランディングや商品・サービスの認知拡大のため、さまざまなメディアやプラットフォームで出す広告を制作します。

調査研究・マーケティングに携わる機会も多く、新商品やサービスの立案、販売動向に基づいた販売促進や流通販路拡大を図ります。

企画職では、データ分析力や論理的思考力、地道に取り組む力、情報収集・活用能力がアピールできるでしょう。

・データ分析力は、データの整理によって戦略を練られます。

・論理的思考力は、課題解決に役立ちます。

・地道に取り組む力は、市場を根気強く調査するうえで必要です。

・情報収集・活用能力は、有益な情報を効率的に集められます。

営業職

営業職とは、主に顧客に対してヒアリングを行い、顧客に合った自社の商品やサービスの提案を行います。

アピールできる長所としてコミュニケーション能力などが挙げられ、ほかにも事務・管理職でも必要な傾聴力や、企画職で求められる情報収集力も大切です。

・コミュニケーション能力は、スムーズな商談の進行に欠かせません。

・傾聴力は、顧客の言葉に耳を傾け深掘りすることで、要望が見つかりやすくなります。

・情報収集は、顧客の最新情報を把握しておくためにも大切です。

技術・研究職

技術・研究職は、新商品の開発や、新サービスを施行するうえで必要なインフラの開発など、身につけた技術や専門知識を武器に働きます。

技術・営業職では、忍耐力や学び続ける力、チームワーク力、データ分析力をアピールするのがおすすめです。

memo

・忍耐力は、地道な作業が多く、成果を出すまでに時間のかかる仕事において必要です。

・学び続ける力は、常に新しい技術が生まれる業界では持ち続けていなければなりません。

・チームワーク力は、作業に集中できる環境を作り出すために必要です。

・データ分析力は、データの処理や分析が結果に影響を与えます。

販売・サービス職

販売・サービス職とは、来店客に対して商品の販売やサービスの提供を行う職種です。

アピールできる長所としては、他の職種でも求められるコミュニケーション能力や傾聴力のほかに、柔軟力などが挙げられるでしょう。

memo

・コミュニケーション能力は、とくに人と関わる機会の多い職種において活きる力です。

・傾聴力は、来店客が望むことを聞き出せるので、商品の売り上げにつながります。

・柔軟力は、クレームや要望などへの対応ができ、臨機応変に動けます。

【就活で使える長所一覧】長所をアピールする際の注意点

選考でアピールする際には自分の長所を踏まえたうえで、企業の採用担当者に伝わるようにわかりやすく話さなければなりません。

長所をアピールする際に、注意すべき点がいくつかあります。

せっかく長所をアピールしても、好印象につながらなければ意味がありません。

魅力的な人材であることを知ってもらうには、アピールの仕方にも気を配らなければいけないため、注意点をチェックしておきましょう。

企業に求められていない長所をアピールしない

まずは自分の決めた長所が、果たしてその企業で求められているものかどうかを確認しましょう。

企業のホームページから、企業理念や会社の風潮を見て判断しても構いません。

あるいは、業務内容からどのように自分の長所を発揮できるのかを考えることで、その企業にアピールすべき長所が見えてきます。

的外れな点をアピールしてしまうと、好印象にはつながりにくくなってしまいます。

今一度、自分の長所がその企業で働く中で、求められているものかどうかを振り返っておくことが大切です。

わかりやすく簡潔に

長所を述べていくうちに、アピールしたい点が多くなってしまい、内容がまとまらないまま伝えてしまうことも珍しくありません。

多くのアピールポイントがあるのは良いことですが、その中でもとくに伝えたい箇所を絞ることで、より簡潔にわかりやすく伝えられます。

採用担当者は、気になった部分を深掘りしてくるため、後からであっても追加でアピールできる場合も多いです。

すべてを伝えようと焦らずに、まずは相手にわかりやすく伝えることを意識しましょう。

長所を過小評価しない

長所は、自分だけができることや、ほかの人より抜きん出て優秀なものでなくても構いません。

あくまで自分の性格や傾向を振り返り、志望先の企業で働くうえで有利に働くものを伝えることが核となります。

苦労せずに何気なくできることや人に褒められたことなど、人よりも少しでも秀でているのであれば、十分にアピールすることが可能です。

誰にでも長所や短所は必ず存在しているため、自分の長所を過小評価しないようにしながら、自信を持って伝えることを目指しましょう。

【就活で使える長所一覧】長所が見つからないときはどうする?

ここまで長所について説明してきましたが、一覧を見ても「自分に当てはまる長所がなかなか見つからない」という就活生もいるかもしれません。

そのような人に向けて、長所を見つけられる方法をいくつかご紹介します。

たとえば、自分で分析したり他の人に聞いたり、検査を受けたりしてみるのもおすすめです。

自分に合った方法で、長所を探してみましょう。

自己分析をしてみよう

長所を見つける方法として、最初にやるべきなのが自己分析です。

過去の経験を、できる限り具体的に洗い出して、成功体験や楽しかったことをピックアップしてください。

自己分析には、モチベーショングラフや自分史、マインドマップなど、いくつかの方法があります。

過去の経験から自分は何をすることが得意なのか、どんな場合に高いパフォーマンスを発揮すできるのかなどを分析してみましょう。

洗い出したエピソードはそのまま面接やESにも使えるので、小さなことであっても、思い浮かぶ限り書き出すのがおすすめです。

他己分析をしてみよう

第三者から見た長所は、自分が思う長所と異なる場合もあるため、人に聞く他己分析という方法も有効です。

「言われてみればそうなのかも」と思うこともあれば、「まったくそうは思わない」と感じることもあるかもしれません。

その際に、「なぜそれを長所だと思ったのか」などといった具体的な理由やエピソードも、あわせて確認するのがおすすめです。

家族や友人、部活仲間、アルバイト先の同僚など、関係の深さや付き合いの長さが異なるさまざまな人に聞いてみるといいでしょう。

適性検査を受ける

適性検査を受けることにより、長所だけではなく短所や仕事への適性、ストレス耐性などがわかります。

就活サイトや就活エージェントが提供している適性検査には、無料で利用できるものが多いので、自己分析の一環としてぜひ受けてみましょう。

また、複数の適性検査を受けることで、さまざまな角度から自分を分析できます。

長所を見つけるために、いくつかの適性検査を受けてから、それぞれの結果を参考にするという方法もおすすめです。

短所から考えてみよう

短所の多くは、見方を変えれば長所になります。

たとえば「せっかちだ」と聞くと短所に聞こえますが、「決断力がある」「行動力がある」と言い換えれば長所に聞こえてきます。

長所に対応する短所を並べると、以下の通りです。

長所に対応する短所

柔軟性がある→持続性がない

適応力が高い→周囲に流されやすい

好奇心が旺盛→集中が続きにくい

流行に敏感→飽き性

活動的→落ち着きがない

感受性が豊か→周囲に流されやすい

気遣いができる→おせっかい

相手のことを考えた行動をする→周囲の意見を気にしやすい

人の意見を受け止める→意志が弱い

傾聴力がある→内気である

人の補佐をするのが得意→引っ込み思案

困った人を放っておけない→世話焼き

努力家→納得がいくまでに時間がかかる・こだわりが強い

誠実→融通が利かない

このように、長所は短所からも生み出せます。

言い換えができないかどうかという視点で、短所から長所を見つけるという方法を試してみましょう。

就活のプロに相談してみよう

長所を見つける際には、一人きりで考えるのではなく、就活のプロに頼るのもおすすめです。

就活エージェントであれば、キャリアカウンセリングによって自分がわかり、その先の就活までをサポートしてくれます。

どのような職業が合うのかを相談でき、ESや面接の対策もしてもらえます。

就活に対しての悩みがある人は、ぜひ一度就活のプロに相談してみましょう。

就活エージェントについて気になる方は、こちらからご確認ください。

まとめ

この記事では、就活でアピールできる長所について解説しました。

仕事で活かせる長所には、さまざまなものがあります。

長所と一口に言っても、就活に効果的に使えるものや、職種別に求められているものなどにわけられ、アピールする際に有利な長所は企業によって異なります。

早い段階から自分の長所を見つけておき、企業によって使いわけられるようにするのがおすすめです。

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