【例文あり】webマーケティングの基礎知識や志望動機の書き方を具体的に解説|ただし注意点も

【例文あり】webマーケティングの基礎知識や志望動機の書き方を具体的に解説|ただし注意点も

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この記事を読んでわかること
  • webマーケティングの基礎知識
  • 評価される志望動機の書き方
  • 志望動機を書く際の注意点
この記事をおすすめしたい人
  • webマーケティングの基礎知識を身につけたい人
  • webマーケティングの志望動機を書きたい
  • 例文を参考に志望動機を作成したい人

世間で求められているニーズを特定して、それに基づいたサービスや商品を効率よく提供するのがマーケティング職としての仕事です。

昨今では、スマートフォンが普及してITの技術が人々に広く浸透したこともあり、web上のマーケティング活動、いわゆるwebマーケティングの仕事も増えてきました。

今回はwebマーケティングの基礎知識や志望動機の書き方、注意点について詳しく解説します。

webマーケティング業界への就職を目指す方は、ぜひ参考にしてください。

目次目次を全て表示する

【webマーケティングの志望動機】そもそもwebマーケティングとは?

そもそもwebマーケティングとは?
  • webマーケティングの業務内容
  • webマーケティングの将来性

webマーケティングとは、文字どおりweb上で行われるマーケティング活動のことを指します。

自社の商品やサービスが売れるような仕組みを構築することが、マーケティングの仕事内容です。

これまでは、雑誌やチラシといった紙媒体での活動が主流でしたが、IT技術が人々の生活にも浸透してきた今、インターネットを活用したマーケティング活動が主流になっています。

より宣伝として効果的であるため、webマーケティングに注力する企業も増加しているのです。

webマーケティングの業務内容

webマーケティングの主な業務はいくつかあります。

まずは、自社のサイトに多くのユーザーを呼び込むための集客です。

検索エンジンにおけるキーワード検索で、自社サイトの順位を上位に上げるためのSEOや、web広告の作成などを行います。

次に、webサイトに訪れるユーザーの数や状況をアクセス解析によって調査します。

ユーザーがサイトに訪れてページをどのように回遊したのか、資料請求や商品購入のボタンが何回クリックされたかなど、webサイト改善のために分析を行うという流れです。

そして、webサイト以外にも、SNSやメルマガを駆使しての宣伝、固定客獲得のための業務も大切です。

このように、web上のあらゆる機能を駆使して集客や売上の改善に取り組むのが、webマーケティングの業務になります。

webマーケティングの将来性

就職するにあたって、その業界や職種の将来性が気になる方もいるでしょう。

何十年と続けられる仕事であるか、たとえなくなったとしても似通った業界や職種へすんなり転職できるかなどの懸念もあります。

しかしながら、webマーケティングの将来性はこの先も十分に明るいとされているため、多大な心配を抱く必要はありません。

その理由は、インターネットが広く世間に浸透しているからです。

パソコンはもちろん、スマートフォンを多くの方が所有している今では、ニュースも娯楽もテレビよりネットから仕入れている人が多いです。

インターネットが存在する限り、webマーケティング活動の需要も常にあり続けることになります。

この先も明るい業界のため、興味がある人は前向きにwebマーケティング業界へ挑戦してみましょう。

webマーケティングの志望動機が難しいと感じる人はAI志望動機作成ツールがおすすめ

webマーケティングの志望動機を1から作り上げるのは、なかなか難しいですよね。

そこでおすすめするのが、ベンチャー就活ナビのAI志望動機作成ツールです。

質問に答えていくだけで、簡単にwebマーケティングの志望動機の文章を作成することができます。

少しでも楽に志望動機を作成したいという方は、こちらのボタンから利用してみてください。

【webマーケティングの志望動機】向いている人の特徴

向いている人の特徴
  • 数字に強い人
  • 分析力・探求心がある人
  • 論理的な思考ができる人
  • コミュニケーション力がある人

webマーケティングに向いている人の特徴を紹介します。

webマーケティングに興味があっても自分に向いているかどうかわからず、志望に踏み切れない方もいるでしょう。

以下の特徴に当てはまる方はwebマーケティングの業務に向いているため、ぜひ確認してみてください。

数字に強い人

webに限らず、マーケティング職は数字と向き合う機会が多いです。

webマーケティングの場合はサイトへの訪問者数、そのうちお問い合わせページへ進んだ人や成果まで進んだ人の割合など、日々数字を見て分析してはどうすれば伸びるかの施策を打たなければなりません。

ただ数字を見るだけなら誰でもできますが、その数字が何を意味しているのか、そこからどのように数字が伸びていけばマーケティングとして成功なのかは数字に強い人でなければ理解するのが難しいです。

そのため、webマーケティングは数字に強い人、抵抗がない人が向いているといえるでしょう。

数字的な知識が多数求められるわけではないため、数字が好きである必要はありません。

分析力・探求心がある人

webマーケティングでは、効果的な施策を打ち出すために日々現状の分析や新たな試みのための探究心が求められます。

数字を見て何が課題となっているかを分析、そこから日々効果的だと思う施策を試行錯誤で繰り返していくのが仕事です。

だからこそ分析力や探究心がある人ならば、webマーケティングを仕事にする上では活躍できる人材となるでしょう。

成果を上げるために、さまざまな施策を試してみなければならないのがwebマーケティングの世界です。

分析力と探究心、どちらも備わっていることでバランス良く活躍できる人材になるでしょう。

この2つの要素に自信がある人は良いアピールポイントになり、また実際にこれらの自信を証明できる経験があると尚良しです。

論理的な思考ができる人

論理的な思考ができる人も、マーケティングの世界においては重宝されます。

分析をもとに新たな施策を打つ時は、クライアントにその理由などを説明しなければならないシーンも出てきます。

なぜここに広告を出しこのターゲット層に絞るのかなど、自分の主観だけで話すのではなく数字を見た上で論理的に話ができると相手にも納得してもらいやすいです。

自分の主観が入ると、どうしても意見は偏りがちになってしまい、周囲やクライアントに物事を説明する時も説得力に欠けてしまいます。

論理的な思考で物事を説明できれば、その後も結果が出た後に次の施策を打つのがスムーズになるでしょう。

業務を円滑に進めるためにも、論理的な思考ができる人はwebマーケティングに向いているといえます。

コミュニケーション力がある人

コミュニケーション能力もwebマーケティング業界においては欠かせない要素の1つです。

webデザイナーやライター、さらにはクライアントと直接やり取りをする場面が頻繁にあるからです。

このような場面では円滑なコミュニケーションを通じてプロジェクト全体の進行や成果物の質に大きな影響を与えるものになります。

そのため、コミュニケーション能力が高い人はこの分野で特に重宝されるでしょう。

クライアントの要望を明確にヒアリングして、それをデザイナーに伝えるスキルが求められます。

ここで誤解が生じると、プロジェクトの方向性がずれてしまい、修正作業が増えるだけでなく納期に遅れが生じてしまう可能性もあります。

このように、相手の意図を明確に理解し、自分の考えを分かりやすく伝える能力はwebマーケティング業務の質を高めるための重要なスキルなのです。

【webマーケティングの志望動機】志望動機作成の事前準備

志望動機作成の事前準備
  • 自己分析
  • 他己分析
  • 企業研究
  • インターンへの参加

続いて、webマーケティング業界の志望動機を作成するにあたっての事前準備について紹介します。

もちろん、これらの対策はどのような業界を受ける際にも必要なものであるため、複数の業界を併願している方も参考にしてください。

自己分析

まずは就活の基礎中の基礎である自己分析を徹底的に行いましょう。

自己分析を通じて自分の興味や強み、価値観を明確にして、それがwebマーケティングという分野でどのように活かせるのかを考えましょう。

この作業は志望動機に一貫性と具体性を持たせるための基盤です。

自己分析を行う際はこれまでの経験を振り返ることが大切です。

大学時代のサークル活動、アルバイト、部活など様々な物事をリストアップして、それらの経験がどのようなスキルや考え方をあなたに与えてくれたのかについて具体的に考えてください。

また、webマーケティングという職種に興味を持つようになったきっかけや、それを通じて実現したい目標についても深く掘り下げることが求められます。

他己分析

自己分析だけでなく、他己分析も志望動機作成の事前準備として重要です。

他己分析では家族や友人、大学の教授といった身近な人々から自分についての意見を聞き、自分では気づけなかった強みや特徴を把握できます。

このプロセスを通じて、自分の志望動機をより客観的かつ説得力のあるものに仕上げましょう。

「リーダーシップがある」「論理的な思考が得意」といった周囲からの評価を元に、自分の経験と結びつけて具体的なエピソードを作り上げることが大切です。

このような外部からの視点は自分の特性を新しい角度から捉えるきっかけとなり、志望動機に深みを持たせることにつながります。

また、webマーケティングの仕事はチームメンバーやクライアントとの連携が不可欠であるため、コミュニケーション力や協調性が特に重視されます。

他己分析を通じてスキルに関する客観的な評価を得ることで、志望動機の中に自然な形でアピールポイントを組み込むことが可能です。

企業研究

志望動機を作成する際には企業研究を徹底的に行うことが必要です。

企業研究を通じて志望する企業の特徴や価値観、事業内容を深く理解し、それが自分のキャリアビジョンや価値観とどのように一致しているのかを明確にすることが求められます。

このプロセスは他社との差別化を図るためにも重要です。

具体的には企業の公式サイトやプレスリリースをチェックし、現在の事業戦略やプロジェクトを収集することを推奨します。

「貴社が展開するデジタルマーケティング事業においてSNS広告の活用を積極的に行っている点に魅力を感じました」といった具体的な理由を述べることで、採用担当者に強い印象を与えることができます。

また、企業が求める人物像を把握することも大切です。

ある企業が挑戦心と柔軟性を重視している場合、自身の経験を通じてそれらの特性をアピールすることで企業との相性を強調できます。

インターンへの参加

インターンに参加することも非常におすすめの対策の1つです。

業界や企業の具体的な業務内容を体験し、職場の雰囲気や求められるスキルを実際に知ることができます。

ESで「インターンではSNS広告の運用を担当し、クリック率を20%向上させる施策を提案しました。

この経験からデータ分析の重要性とクリエイティブな視点を持つことの大切さを学びました」といったエピソードを述べることで、採用担当者に自分の熱意と適性を伝えることも可能です。

さらに、インターンを通じて得た知識や経験は面接での深掘り質問に対する回答としても使えます。

実際の業務を体験し、webマーケティングのやりがいや課題を具体的に理解しました」といった発言は志望度の高さを示す重要な要素です。

OB・OG訪問をする

OB・OG訪問をすることで、企業の雰囲気や働く人々の価値観を知ることができ、説得力のある志望動機を作成できます。

公式サイトや説明会では基本的な情報は得られるものの、実際の働き方や現場のリアルな声を聞くには限界があります。

そこで、現場の社員がどのような考え方を持ち、どのようにして業務に取り組んでいるのかを直接知ることが大切です。

特にWebマーケティングの分野では企業ごとに重視するポイントや業務の進め方が大きく異なる場合があるため、実際に働く社員の話を聞くことは非常に有益です。

【webマーケティングの志望動機】webマーケティング志望動機のポイント

webマーケティング志望動機の書き方
  • PREP法で書く
  • なぜwebマーケティングなのか
  • なぜその企業なのか
  • その企業で実現したいこと
  • 自身の経験と理由を紐づける

webマーケティングへ就職・転職する場合には、どのように志望動機を書くのがベストなのでしょうか。

志望する企業の特徴はしっかりと押さえた前提で、以下のポイントを意識して志望動機を作成してみるとよいでしょう。

なぜwebマーケティングなのか

数ある仕事のなかから、なぜwebマーケティング業界への就職を目指そうと思ったのかも、志望動機で伝える必要があります。

マーケティングの仕事がしたいのなら紙媒体をメインに活動している業界でもよし、webの仕事がしたいのならエンジニアやデザイナーの道へ進む選択肢もあります。

こうした選択肢があるなかで、なぜwebマーケティングがよいのか、この理由を明確に文章にして相手に伝えましょう。

ここでは具体的なエピソードが入っていると、相手に対してより説得力のある志望動機ができます。

自分が過去にwebマーケティングの魅力を感じたエピソードや、これを仕事にしたいと強く思ったエピソードがあれば、それを志望動機に書きましょう。

なぜその企業なのか

なぜその企業を選んだのか、これも志望動機のなかで明確な理由を書いておきましょう。

一口にwebマーケティングの会社といっても、国内だけでも多数存在しています。

「この業界を志望するにあたって企業分析を進めたうえで、他社と比べてこういった点が魅力的と感じた」など、他社との差別化を明確に示せれば、説得力もより高いものになるでしょう。

また、この企業が自分の価値観と合っていたなどの切り口で考えても、志望動機は書きやすいかもしれません。

面接時においても、なぜこの会社を選んだのかと質問されることは非常に多いです。

企業を選んだ理由が明確にある場合は、それを相手に分かりやすく伝えるようにして、入社したいという熱意を強く示すようにしましょう。

その企業で実現したいこと

入社後に、その企業で自分が何を実現したいのかを具体的に伝えましょう。

これは自分自身が働くうえでの目標を示すのもあてはまりますが、その企業が目標としている内容についても理解したうえで述べられれば、より効果的になります。

企業分析を進めていくうちに、企業が目指している目標と自分の実現したいことが同じだと感じた場合、実現したいこととしてそれを伝えられれば、企業側も自社にマッチした人材であるという認識を持ってくれます。

また、企業で何を実現させたいかを入社前の時点で明確にできていれば、それだけ入社に対する熱意が強いという証明にもなるため効果的です。

このように、志望動機はただ理由を書くだけではなく、将来的な目標も書いておくとよいでしょう。

自身の経験と理由を紐づける

志望理由には、自身の経験と理由を紐づけた具体例が入っていると尚良いです。

志望理由に具体例が入っていると企業側も入社後のイメージをつけやすくなりますが、この時に自身の経験や何かを思うに至った理由が明確に紐づけられていると、説得力も大きく上がります。

面接やエントリーシートを見て、企業側はいかに就活生のイメージを明確化できるかを望んでいます。

入社後にどのような活躍ぶりで会社に貢献してくれそうか、それがイメージしやすい志望動機が書かれていると評価も高いです。

何を経験して何を感じて、その結果なぜwebマーケティングの世界に興味を持ったのかがわかるように志望動機を書いてみましょう。

経験と理由がセットになっていれば、話にも一貫性が生まれてよりイメージしやすいです。

【webマーケティングの志望動機】採用担当の評価ポイント

採用担当の評価ポイント
  • 入社意欲
  • 適性の有無
  • ポテンシャルの有無
  • 話の一貫性

実際に、企業の採用担当は、志望動機に対してどのような評価を行うのでしょうか。

これを理解していれば、採用担当の印象にも強く残る志望動機を書けて効果的です。

以下のポイントを判断してくる点は、最低限押さえておきましょう。

入社意欲

志望動機から入社意欲がどれほどあるのかは、採用担当側も厳しく見てくるポイントです。

この入社意欲が低い人材に内定を与えてしまうと、入社前に内定辞退となったり、早々に転職されてしまったりといったミスマッチが発生する恐れがあります。

採用担当側も再度募集をかけて選考をやり直さなければならないため、余計なコストをかけないためにも、初めから入社意欲の高い人材を雇いたいのが本音です。

そのため、前述した志望動機の書き方を意識して、入社意欲が高いことをしっかりとアピールできれば、採用担当もリスクを恐れずに内定を与えてくれます。

企業研究を重ねて、伝えたいことがはっきりと伝わる文章を意識して、志望動機を作成して提出しましょう。

適性の有無

webマーケティングの業界や仕事内容に対して、就活生側の適性があるかを判断してきます。

適性については、志望動機に書かれている内容はもちろん、筆記試験やwebテストの結果も判断材料とされます。

筆記試験やwebテストには性格を検査する項目もあり、回答内容によってその人の仕事への取り組み方や、周りとの付き合い方などが測定される仕組みです。

このテストによって導き出された性格に対して、採用担当側が適性はないと判断して落とされてしまう結果となるのは、仕方がない部分ともいえるでしょう。

企業側も、志望者が多い場合は絞り込むための足切り材料として利用しています。

適性検査を通過したければ、そのラインを満たすように企業研究を重ねて、企業にマッチする回答を行うことが重要です。

ポテンシャルの有無

就活生が会社、そしてなによりこの業界でやっていけるかのポテンシャルを、志望動機から読み取ってきます。

webマーケティングの仕事は、未経験でも可能です。

しかし、webマーケティングとしてとるべき施策の勉強から、状況を分析してどの施策をとるのが効果的なのかを考えることまで、どれも難易度は高いです。

これは新卒であっても転職であっても、webマーケティングの経験がなければ同じことがいえます。

そのため、その人が過去にどのような経験をしていたのか、webマーケティングの業界でどれぐらい興味や熱意を持っているのか、そして業界へ入ることを目的にどのような行動をとっているのか、ポテンシャルの有無を見られます。

「この人なら活躍してくれる」と思ってもらえるような志望動機を書くことが重要になるのです。

話の一貫性

採用担当者は、就活生の話に一貫性があるのかもポイントのひとつとして見てきます。

志望動機は自分がその企業や業界を志望する理由を話すのはもちろんですが、入社後にどういう活躍をしたいのか、どのような仕事をしたいのかビジョンを話すことが重要です。

その時志望動機と入社後のビジョンの話に一貫性がなければ、何を伝えたい人なのか良くわからない、という評価を採用担当者側に下されてしまいます。

伝えたいことを明確に伝えられるスキルは、特にwebマーケティングの世界では大切です。

話に一貫性を持たせて説得力の高さをアピールするとともに、webマーケティングに欠かせない会話スキルがあることも伝えられるようにしておきましょう。

【webマーケティングの志望動機】志望動機を考える際の注意点

志望動機を考える際の注意点
  • 待遇面を理由として書かないこと
  • 「学びたい」は書かないこと
  • 分かりやすく簡潔に書くこと
  • 十分に他社と差別化すること
  • ネガティブな表現は使わない
  • 起業したいといった旨は伝えない

志望動機を考える場合は、いくつか注意しなければならない点もあります。

応募者が複数人いる場合や優秀な人材をほしい採用担当側は、志望理由の書き方ひとつでも大きな判断基準としてきます。

下記の注意点を心がけたうえで、よい印象を持たれるものを作成しましょう。

待遇面を理由として書かないこと

志望する理由の1つに、給与やポジションなど待遇面のよさを挙げる人は確かに多いです。

しかし、これを志望動機にそのまま書いてしまうのはよくありません。

なぜなら、採用担当側からすれば、仕事内容よりも待遇を求めて転職する人、さらに条件のよいところがあればすぐに転職する人と思われかねないからです。

企業選びのなかで大切なポイントであることは確かであり、事前に待遇面を調べるのは大切ですが、志望動機には書かないようにしましょう。

「学びたい」は書かないこと

「入社したら、こうした分野のことを学びたい」のように入社後のビジョンを書く人もいますが、これもあまりよくありません。

「学びたい」は受け身の姿勢であるため、主体性を持っていないのではないかと思われて、マイナスの評価を与えてしまう可能性があります。

会社は、自社の売上に貢献するために積極的に動いてくれる人材を欲しています。

そのため、主体的に自ら学ぶつもりだという姿勢を示して、やる気を見せましょう。

書き方ひとつで、受け取られ方は大きく変わります。

分かりやすく簡潔に書くこと

志望動機に限った話でもありませんが、文章は分かりやすく、かつ簡潔に書くことが重要です。

面接と違ってエントリーシートに志望動機を記載する場合は、時間をかけてゆっくり考えられるからと、つい冗長な文章を書いてしまう人もいます。

分かりづらく、だらだらと長い文章を書いてしまうと、相手からしてもなかなかその内容が頭に入ってきません。

また、分かりづらい文章を書く人は論理的思考力がないと判断されるケースも多々あるため、マイナス評価を与えてしまう場合もあります。

分かりやすい文章を書ける人は、打ち合わせ時にも、相手の立場に立って的確なコミュニケーションをとれる人物だと好意的に評価されます。

まずは、この志望動機を分かりやすく書いてアピールしておきましょう。

十分に他社と差別化すること

会社についての魅力や、自分が入社を決めた点を志望動機に記載する場合は、十分に他社と比較したうえで説得力のあるものを書きましょう。

「その志望動機であれば、他所の会社でもいいのでは?」と採用担当に思われるものを書いてしまっては、せっかく志望動機をアピールしてもネガティブな印象を与えてしまう場合があります。

この会社だからこそよいという部分を、十分な企業研究を重ねて、他社との差別化を図ったうえで記載できればとても効果的です。

企業研究を重ねたことが分かる志望動機は、事前によく調べたうえでこの会社に興味を示してくれているんだなと、採用担当の評価もよくなります。

他社と差別化できる魅力や特徴を見つけて、それを志望動機へと落とし込みましょう。

ネガティブな表現は使わない

これはどのような業界にも当てはまることですが、ネガティブな表現は絶対に使わないようにしましょう。

志望動機はあなたのポジティブな側面を伝える場であり、ネガティブな表現が含まれると採用担当者にマイナスの印象を与えることにつながりかねません。

「アルバイトでは自分の意見が反映されなかった」「他の業界は自分に合わない」などといった理由を述べると、あなたが不満を抱きやすい人物であると判断される可能性があります。

また、ネガティブな表現はあなたのモチベーションや熱意を疑わせる原因にもなります。

前向きな姿勢で仕事に取り組む人物を求めている企業がほとんどであるため、志望動機には前向きな理由や期待を盛り込むことが大切です。

起業したいといった旨は伝えない

webマーケティング業界のスキルは個人事業主としても活用しやすいものであるため「数年間経験を積んだら、フリーランスとして頑張ろう」と思っている方も多いでしょう。

しかし、その旨を正直に伝えてしまうと内定を得られる確率はぐっと下がってしまいます。

特にベンチャー企業の場合は未経験で入社しスキルを学ぶだけ学んでやっと貢献できるようになったと思ったら辞めてしまうという人も多いです。

企業は「未経験の人でも積極的に採用し、成長してもらおう」という気概に満ちているところも多いですが、その良心を利用するようなことを当たり前のようにアピールしてはいけません。

フランクな面接官は「どうせ5年くらい経ったら独立しちゃうんでしょ?」などと聞いてくることもありますが「滅相もありません。

御社に長く貢献したいと考えています」と述べることが大切です。

就活において嘘は厳禁ですが、この部分においては正直に述べてはいけません。

エピソードを1つに絞る

志望動機を考える際にはエピソードは必ず1つに絞りましょう。

複数のエピソードを盛り込みすぎると話の焦点がぼやけて内容が冗長になってしまい、採用担当者に伝わりにくくなってしまいます。

特にWebマーケティングは幅広い分野が関わる職種であるため、様々な経験をアピールしたくなるかもしれません。

しかし、志望動機の目的は「なぜその企業で働きたいのか」を明確に伝えることであり、多くのエピソードを詰め込むことではありません。

例えば「SNSマーケティングに興味を持った理由」と「データ分析を学んだ経験」の2つを同時に語ると、どちらが本当に伝えたい内容なのか分かりにくくなりますし、それぞれの説明に割ける文字数が少なくなるため、内容が分散されてしまいます。

【webマーケティングの志望動機】志望動機の構成

続いて、志望動機のおすすめの構成について紹介します。

この構成はどのような業界を目指す場合でも、どのような話を主題とする際にも活用できる汎用的な構成です。

この構成をマスターしてしまえば、どの企業を受ける際にも応用できるため、ぜひ頭に叩き込んでください。

結論

志望動機の冒頭では最初に結論を述べることを心がけてください。

結論を明確に示すことで、面接官に対して自分が何を伝えたいのかを端的に伝えることができ、話の流れがわかりやすくなります。

「私はデータ分析を活用したマーケティング戦略の立案に興味を持ち、貴社を志望しました。」といった形で志望理由を簡潔に表現すると良いでしょう。

最初に結論を述べることで、面接官は話の方向性を理解しやすくなり、その後の説明もスムーズに理解してもらえます。

理由

結論の後に、自分がなぜその企業を目指すのか、その理由を詳しく説明します。

この部分では具体的なエピソードを述べる前の前提として、志望に至った考え方や背景を伝えることが重要です。

「大学時代にSNSマーケティングを学び、データを用いた施策の重要性を実感しました。」などの形で説明すると良いでしょう。

詳細なエピソードは後ほど詳しく紹介するため、長くなりすぎないように注意しながら、簡潔に一言、二言程度で説明することを推奨します。

経験やエピソード

志望動機の最も重要な部分である経験やエピソードは、特に力を入れて作成してください。

自分が実際に経験した出来事を詳しく語ることで、面接官に伝わりやすくなります。

「なかなか成果が出ませんでしたが、データを基に仮説を立て、投稿内容を改善したところ、クリック率が20%向上しました。」といった形で、具体的な実績を盛り込むと説得力が増します。

また、エピソードを通じた学びを伝えることも重要です。

あなたがどのような能力を身につけ、その能力を将来、どのように活かすつもりかが伝わると、入社後に活躍できる人物かどうかを判断しやすくなります。

結論

最後の部分では、再度結論を述べて志望動機をまとめましょう。

この部分では「以上のような理由から、貴社を志望しています。」と締めるのも良いですが、入社後の意欲やどのように貢献したいかを含めると、より魅力的な志望動機になります。

「この経験を活かして、貴社のマーケティング部門の一員としてデータドリブンの戦略を推進し、さらなる業績向上に貢献します」などと述べれば、志望度の高さと再現性をアピールできます。

また、将来の目標の部分は可能な限り、企業研究に基づいた内容にしてください。

特にベンチャー企業はモチベーションの高さを重視して採用する傾向にあるため「しっかり調べてきている、やる気のある人だな」と伝わるような説明を心がけましょう。

【webマーケティングの志望動機】webマーケティング例文3選

ここまで志望動機を書く際のポイントや採用担当側が見る部分を紹介しましたが、実際にどのような志望動機を書けばよいのか悩んでしまう方もいるでしょう。

いくつか例文を用意しますので、これを参考にオリジナルの志望動機を作成してみてください。

分析能力をアピール

私が貴社を志望した理由は、自身が持つ分析能力を最大限活かせる場だと考えているからです。学生時代の受験勉強や卒業研究では、常に情報を収集して出題される問題の傾向や研究データの分析に注力してきました。データの分析を怠らず、データに基づいた結論を出すことで、自分の選択に納得しながら作業をできたので、何事も効率的に進められました。webマーケティングの業界を志そうと思ったのは、こうしたデータを分析してアクションを起こす仕事が自身に向いているのではないかと感じたからです。webマーケティングはさまざまなデータを取り扱い、それらを正確に分析したうえで、集客や売上アップの戦略を立てる分野です。データに基づいて数値や傾向を把握して、それをもとに施策を打つことは私の得意分野といえます。もちろん、今まで私が経験してきた分野にはない未知の領域もありますが、協力的に周囲と関わり、チームワークを発揮しながら効率的にプロジェクトを進められる自信があります。

情報収集能力をアピール

私が貴社を志望した理由は、情報収集能力を活かした戦略的なマーケティング活動に貢献できるのではないかと考えているからです。マーケティングという分野は未経験ですが、システムエンジニアとして勤務していた以前の会社では、クライアントが抱える悩みを解決するためにどのようなシステムを作るべきか悩んでいました。そこで、インターネットを駆使して、似たような事例を解決した例がないかを念入りに調査しました。その結果、効果的な解決方法を見つけ、それをシステム設計へと落とし込めました。webの世界は競争や市場の変化が激しく、情報も常に移り変わる世界です。そのなかで私は、常に最新のマーケティングトレンドや効果的な施策について学び続け、自身が持つ情報収集能力とあわせて成果の出る戦略を練りたいと考えています。常にクライアントの立場に立って考える貴社のスタンスは、私が持つ情報収集力とそれを活かした実行力に、非常にマッチするのではないかと感じます。

ヒアリング能力をアピール

私が貴社を志望した理由は、クライアントが求めるニーズを的確に理解できるヒアリング能力を活かし、効果的な戦略を練られると考えたからです。以前の職場では、クライアントと直接話す機会が多く、そのなかでクライアントが抱える業務上の問題や悩みを数多く聞いてきた経験があります。そうした経験から、クライアントが一番悩んでいる本当に重要なポイントはどこなのか、物事の本質や核心を理解したうえで解決策を示すことにより、クライアントの期待に応えられる成果を上げられました。このヒアリングの経験をwebマーケティングの業界でも活かし、クライアントの声に常に耳を傾けたうえで、柔軟な戦略で集客や売上アップに貢献できるのではないかと考えています。貴社はクライアントとの信頼関係を第一に考えているため、クライアントの立場に立って物事を把握できるヒアリング能力を有する私も、信頼関係を築く大きなお手伝いができるのではと自信があります。

数字に強いことをアピール

貴社でWEBマーケティングに携わりたいと強く希望する理由は、私の強みである数字に対する感度を活かせると思ったからです。大学では統計学を専攻し、膨大なデータから有益な情報を読み解く分析力を磨いてきました。卒業論文では、ECサイトのアクセスログを分析し、ユーザーの購買行動を予測するアルゴリズムを構築。その結果、購買率を15%向上させることに成功しました。この経験から、Webサイトのアクセス状況や顧客データなどを分析し、効果的なマーケティング戦略を立案することに貢献できると確信しています。貴社ではデータドリブンなマーケティングを推進されていると伺い、私の分析力と数字に対する強みを活かして、更なる事業成長に貢献したいと考えています。

コミュニケーション力をアピール

貴社でWEBマーケティングに携わりたいと考えるのは、私の強みであるコミュニケーション力を活かして、お客様と企業の架け橋になりたいという思いがあるからです。大学時代は、イベントサークルの代表として、年間10回以上のイベントを企画・運営してきました。メンバーそれぞれの個性や強みを理解し、それぞれの意見を尊重しながら、チーム全体をまとめ、目標達成に向けて協力していくことを大切にしてきました。この経験を通して、多様な関係者と円滑なコミュニケーションを図りながら、プロジェクトを成功に導く力を培いました。WEBマーケティングにおいても、社内外の関係者と連携し、お客様に寄り添いながら、効果的なマーケティング戦略を推進していきたいと考えています。

論理的思考力をアピール

貴社でWEBマーケティングに携わりたいと考えるのは、論理的思考力を活かして、複雑な課題を解決し、成果を最大化したいという思いがあるからです。大学時代は、プログラミングサークルに所属し、アプリ開発に熱中していました。開発では、ユーザーのニーズを分析し、課題を明確化し、解決策を考案するというプロセスを何度も繰り返しました。その中で、問題の本質を見抜き、最適な解決策を導き出す論理的思考力が身につきました。WEBマーケティングにおいても、市場や競合の分析、顧客のニーズ把握、効果的な施策の立案など、論理的思考力が不可欠だと考えています。貴社で培ってきた論理的思考力を活かし、データに基づいた戦略立案と実行によって、事業の成長に貢献したいと考えています。

【webマーケティングの志望動機】未経験でwebマーケターになるには

未経験でwebマーケターになるには
  • スキル・資格の習得
  • スクール
  • アカウントプランナー
  • 就活エージェントを利用する

webマーケティング業界は、未経験から挑戦することも可能ではありますが、その難易度は決して低くありません。

未経験からの就職・転職を目指すには、前もって進めておくべきことや、利用すべき手段がいくつかあります。

これからwebマーケティング業界を目指す方は、下記で紹介する項目をできる限り実行してみてはいかがでしょうか。

どのように就職活動を進めていくべきかを悩んでいる方は、ぜひ活動の参考にしてみてください。

スキル・資格の習得

未経験から入る場合は、就職前にある程度のスキルや知識を身に付けておくことで、すぐに仕事へ適応できます。

また、webマーケティングに関する資格も取得しておくと、採用時には大きなアピール材料にもなるでしょう。

たとえば、アクセス解析をはじめとするデータ活用の技術が問われる「ウェブ解析士」や、マーケティングの基礎知識があることを示す「マーケティング・ビジネス実務検定」を取得していると、意欲の高い人材だと見なされて評価も高くなります。

スクール

独学での学習に限界を感じたり、休みの日にはついプライベートを優先してしまったりする人は、受講料を払ってスクールに通うのもおすすめです。

webマーケティング専門のスクールは数多くあり、現場で必要なスキルや知識を網羅的に伝授してくれます。

なかには、現役のwebマーケターによる実践的な講座を開いてくれるところも存在します。

仕事帰りや休日の時間を使ってスクールに通うことで、集中的かつ効果的にwebマーケティングのスキルを向上できるでしょう。

アカウントプランナー

webマーケティングの仕事をする前に、まずはアカウントプランナーのキャリアからスタートするのもおすすめです。

アカウントプランナーとは、クライアントの広告出稿をサポートするために、企画や提案、予算管理などを行う職種を指します。

市場のニーズに合わせて最適な広告を提案し、売上アップに貢献する点は、webマーケティングの業務内容と同じであるため、まずはこちらを目指すのも1つの手段です。

広告に関しての専門的な知識を問われるため、就職前にある程度は学習しておく必要があります。

就活エージェントを利用する

webマーケティング未経験者は、業界についても未知のケースが多いため、どのような企業を探すべきか迷う方もいるでしょう。

その場合は、就活エージェントの利用をおすすめします。

就活エージェントは、業界に精通したエージェントが担当として付いてくれて、その人のスキルに見合う企業や希望条件に適した企業をマッチングしてくれるサービスです。

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まとめ

webマーケティング業界の基礎知識や、志望動機の書き方についてご紹介しました。

webマーケティングは、需要が高まり続けるインターネットを利用して、いかに最適な施策で集客や売上アップに貢献できるかがカギとなります。

専門的な知識が問われる職種ですが、目指す場合はまず自分の意欲の高さを志望動機で効果的にアピールしましょう。

そして、就職を決意したのであれば、スキルの習得も日々怠ってはいけません。

未経験でも入社後にすぐ戦力として貢献できるよう、独学やスクールを利用して学習に努めましょう。

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