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・エントリーシートをいつ提出すればよいか分からない人
・エントリーシートを早めに提出するメリット
・エントリーシートの効率的な作成方法
・エントリーシート作成の注意点
・エントリーシートをいつ提出すればよいか分からない人
・エントリーシートの効率的な書き方が分からない人
・エントリーシートを作成する上での注意点を知りたい人
就活において、企業のほとんどはエントリーシートを含めた書類選考からスタートします。
そのため、エントリーシートをいかに効果的に作成できるかが、合否判定に大きな影響を与えるといっても過言ではありません。
そんな重要なエントリーシートだからこそ「いつまでに提出すれば良いの?」「早く提出したほうが選考に有利?」など、疑問に思う学生も多いでしょう。
そこでこの記事では、エントリーシートの提出期限や早めに提出することで得られるメリット、作成のコツをご紹介します。
目次[目次を全て表示する]
【エントリーシートはいつまでに出す?】エントリーシートはいつまで提出すればよいのか
エントリーシートをいつまでに提出すれば良いのかは、企業によって異なりますが、多くの企業は3~5月に提出期限を設けています。
経団連の就活スケジュールでは、3月から広報活動が始まり、6月から面接を含めた採用選考活動が開始されます。
そのためエントリーシートについては、3月に情報が解禁された後に提出の受付が始まり、5月までが期限となるケースがほとんどです。
そして5月中に書類選考がおこなわれ、選考に突破した学生が6月からの面接などを受けられるようになります。
しかし、外資系やIT系など一部の企業は、早い時期から採用活動を開始する場合もあるため注意が必要です。
また、エントリーシートは決められた期限よりも早めに提出するほうが、選考で有利になる可能性があるといわれています。
【エントリーシートはいつまでに出す?】締め切りを過ぎてしまった場合
エントリーシートを提出するにあたって、締め切りを過ぎてしまうこともあります。
「自分だけはそんな凡ミスを犯さない」と思っている人も多いかもしれませんが、いざ大学に通いながらアルバイトやサークル活動など、やるべきことをこなしながら就活を進めていると、締め切りを忘れてしまうこともあります。
そのような場合、どのように対応すれば良いのかについて紹介します。
基本的にはアウト
まず結論として、エントリーシートの締め切りを過ぎてしまった場合、基本的には応募はアウトとなることが多いと覚えておきましょう。
締め切りを守ることは社会人としての基本的なマナーであり、企業側もこれを重要視しています。
たとえ応募資格は失わなかったとしても、印象は悪くなってしまいがちです。
「期限を守れない」という印象は仕事の信頼性や責任感に疑問を抱かせる要因となります。
企業は多くの就活生の中から、限られた時間で最適な人材を選ぶ必要があるため、ふるいにかけられてしまうのです。
したがって、エントリーシートの締め切りを過ぎた場合は、その後の選考過程で不利となることは間違いないでしょう。
就職活動では締め切りを管理し、事前に余裕を持って準備を進めることが重要です。
採用担当者に連絡
「基本的にはアウト」ではあるものの、締め切りを過ぎたからといって、100%落とされるというわけではありません。
採用担当者に連絡を取ってみましょう。
状況を説明することで締め切りを延長してもらえる可能性があります。
採用担当者への連絡は電話を使って迅速に行うのが望ましいです。
電話では直接コミュニケーションを図ることができ、誠意を持って謝罪と説明をすることで好意的な対応をしてくれる可能性もあります。
その際、なぜ締め切りに間に合わなかったのか、具体的な理由を説明し、今後の対応策についても触れることが大切です。
電話でのやり取り後はフォローアップとして、メールで詳細な説明と改めての謝罪を伝えると良いでしょう。
ただし、この方法は必ずしも成功するわけではなく、企業によって対応が異なるため、過度な期待は避けるべきです。
次の締切に間に合わせる
一部の企業ではエントリーシートの締め切りを複数回設けている場合があります。
このような企業においては、次の締め切りに間に合わせて提出することが可能です。
ただし、採用枠が徐々に埋まっていく可能性が高く、競争が激化することが予想されます。
遅れて提出することで、すでに多くの優秀な応募者がエントリーしている中で自分をアピールする必要があり、より一層の努力が求められます。
次の締め切りまでにエントリーシートをより完璧なものに仕上げられるよう、内容の見直しを行い、企業研究をさらに深めましょう。
また、次の締め切りには確実に間に合うようスケジュールを再調整し、余裕を持って準備を進めることが重要です。
【エントリーシートはいつまでに出す?】エントリーシートを早めに提出するメリット
多くの企業で、3~5月の提出期限が設定されるエントリーシートですが、期限よりも早く提出するほうが選考に有利になるともいわれています。
もちろんエントリーシートは内容がもっとも重要ですが、早めの提出によって得られるメリットも覚えておきましょう。
採用枠が広い選考に臨める
採用枠が広い選考に臨める可能性が高まるのは、エントリーシートを早めに提出するメリットといえます。
特に応募者の多い企業であると採用活動を効率化するために、一次締め切りや二次締め切り、三次締め切りと複数の段階を設けているケースがあります。
そして選考はエントリーシートの提出順でおこなわれ、一次締め切りで余った採用枠が二次選考以降、二次選考で余った採用枠が三次選考へと引き継がれるので、徐々に採用枠が狭まっていくのが一般的です。
また、一次締め切りで定員を超えて応募があると、二次締め切り以降は選考を受けられないケースもあります。
そのため、エントリーシートは期限よりも早めに提出し、より広い採用枠のある選考に臨めるように備えるのが大切です。
志望度の高さをアピールできる
エントリーシートを早めに提出すると、企業への志望度の高さのアピールにつながります。
エントリーシートは、多くの企業で3~5月が提出期限となっているため、その時期は学生も忙しく、複数の企業のエントリーシートを作成しています。
企業側は、そのような状況下で自社に早い段階でエントリーシートを提出する学生は、志望度が高いのだろうと受け取るのです。
企業としては、自社への志望度の高い学生を採用したいと考えるケースが一般的なので、選考においてポジティブなアピールになるでしょう。
もちろん、エントリーシートの内容の精度が低ければ選考はなかなか突破できませんが、早くに提出すればそれだけ志望度の高さが伝わり、少なからず良い評価につながるはずです。
早期提出者のイベントに参加できる
エントリーシートを早くに提出すると、早期提出者限定のイベントに参加できる可能性があります。
企業によってですが、エントリーシートの早期提出者限定で、選考に関わるイベントを設けているケースがあるのです。
これらのイベントは事前に告知されるものから、エントリーシート提出後に案内が来るものまであります。
イベントの内容は、企業で働く社員と面談できたり、学生同士でグループディスカッションをしたりとさまざまです。
イベントに参加するメリットは、選考や企業にまつわる情報をいち早くゲットできたり、採用に関わる社員に顔を覚えてもらえたりする点です。
イベントに参加したからといって、選考に確実に突破できるわけではありませんが、有利に活用できることは間違いありません。
余裕を持って就活を進められる
当然ですが、早め早めに準備を進めておくことで時間的な余裕が生まれます。
就活生は就活だけしていれば良いわけではなく、大学の授業やインターンはもちろん、アルバイトやサークルに行かなければならない人もいます。
卒論に追われている人も多いでしょう。
このように、多忙なスケジュールに追われ、時間的にも精神的にも苦しんでいる就活生は少なくありません。
数か月後の自分を少しでも楽にしてあげるためにも、早めに準備を進めておくことをおすすめします。
【エントリーシートはいつまでに出す?】エントリーシートの入手方法
エントリーシートは、多くの企業で3~5月のタイミングで提出を求められるため、情報が解禁されたら素早く志望する企業のフォーマットを確認できるとベストです。
エントリーシートの入手方法は企業によって異なるため、事前に志望する企業の情報をチェックしておきましょう。
企業ホームページからダウンロードする
企業での採用活動が開始されると採用ページが開設され、そこからエントリーシートをダウンロードして入手するケースが多いです。
3月から広報活動が始まる企業であれば、そのタイミングでエントリーシートがダウンロードできるようになるのが一般的です。
ダウンロードしたエントリーシートは、印刷して郵送で送る場合と、データを入力して送る場合があるため、企業の指示に従いましょう。
また、企業によってはダウンロード期間が設けられている場合もあるので、早めにダウンロードするように注意が必要です。
エントリー後に郵送で送られる
企業によっては、オンラインなどで申し込みをした後、エントリーシートが郵送で送られてくるケースもあります。
その場合は、送られてきたエントリーシートに手書きで記入して、企業宛に返送する形でエントリーするのが一般的です。
申し込んだ際に入力した住所や電話番号をもとに、エントリーシートが送られてきますが、企業側の手違いで郵送されない可能性もあります。
そのため、無事に届いているかどうかこまめにチェックしておき、期限を過ぎても届かない場合には企業への問い合わせが必要です。
会社説明会で受け取る
エントリーシートの発行が、企業説明会の場に限られているケースもあります。
企業としては、志望度の高い学生にエントリーしてほしい意向があり、説明会に足を運んでくれる学生に絞って、エントリーの権利を与える場合があるのです。
このような企業では、説明会に参加しなければエントリーシートが受け取れず、選考自体に参加できません。
「ホームページに掲載されると思い、会社説明会に応募していなかった」などのケースも考えられるため、志望度の高い企業のエントリーシートの入手方法は早めに確認しておくと安心です。
【エントリーシートはいつまでに出す?】エントリーシートを効率的に作成するコツ
エントリーシートは、早くに提出するとその分メリットも大きくなる可能性が高いため、いかに効率的に魅力ある内容に仕上げられるかが大切です。
志望する企業のエントリーシートを入手したらすぐに書き始められるよう、事前に作成のコツを押さえておきましょう。
ネタを集めておく
エントリーシートにどのような内容を書くか、早い段階からネタを集めておくと効率的な作成につながります。
なぜなら、いざ「企業の選考を受けよう」とエントリーシートを開いても、事前準備をしていなければすぐに書き始めるのは難しいためです。
あらかじめ、企業を志望する理由や自分の強み、これまでの経験をしっかりまとめておくと、エントリーシートを書く際のネタとして使えます。
ネタ集めに役立つ手法として挙げられるのは自己分析であり、自分の強みを理解し、何をアピールすれば良いのかを把握しやすくなります。
自己分析をしておけば、エントリーシートだけではなく、その後の面接やグループディスカッションでも役立つ発見があるはずです。
就活において重要な自己分析の方法は、こちらの記事で解説しています。
頻出質問の回答を用意しておく
エントリーシートは、企業によって内容や形式が異なるものの、共通して聞かれることの多い質問もあります。
企業としては「なぜ自社を志望するのか」を問うケースが一般的で、志望動機や自己PRは必ず聞かれるといって良いほどメジャーな質問です。
そのほかにも、挫折した経験や長所が問われるケースも多いといわれています。
こういった頻出質問については、あらかじめ回答を用意しておき、エントリーシートの形式や志望する企業に合わせて、修正を加えながら記入していくとより効率的です。
また、頻出質問の記入時間が短縮できると、想定していなかった質問があった場合にも余裕を持って記入できます。
頻出質問については、回答のテンプレートを用意して効率化を図りましょう。
企業の求める人物像を把握する
エントリーシートを効率的に作成するにあたっては、企業の求める人物像の把握も大切なポイントです。
企業は一般的に、自社の企業理念や働き方にマッチするような人材を採用したいと考えています。
そのため、ほかの就活生にも負けないような強みや経験があったとしても、企業の求める人物像にマッチしていないと判断されてしまえば、強いアピールにはなりません。
たとえば、リーダーシップのある人材を採用したい企業には、リーダーシップを持って行動した経験や統率力をアピールできるようなエントリーシートがマッチします。
また、協調性を求めるような企業には、チームワークや協調性を発揮した経験を伝えると高評価が期待できるでしょう。
効率的に効果的なエントリーシートを作成するには、企業研究をもとに、求められる人物像の把握が重要です。
親や先輩に相談する
エントリーシートを効率的に作成するためには、可能な限り多くの人に意見を仰ぐことが大切です。
志望動機や自己PRが完成したのちに添削を依頼するのはもちろんのこと、完成まで辿りつかない時も、自分の志望動機や自己PRなどがどのようなものであるのか、他の人に意見を求めるのも選択肢の1つです。
例えば、家族の場合、あなたのことを最も知っている人物であるため、適切な意見を遠慮なく伝えてくれるでしょう。
同級生の方に聞けば、就活を進めている人が多いため、就活生としてこれまで行ってきた情報などをもとにアドバイスしてくれるかもしれません。
このように、親や友人などに相談することで、エントリーシートの内容をブラッシュアップできます。
また、就活が既に終わっている先輩に聞けば、就活の経験を活かして、あなたにどのようなものが足りないのか、どのような対策をするべきかについて教えてくれるかもしれません。
例文を参考にする
エントリーシートを一から自力で作成するのはなかなか骨の折れる作業のため、例文を参考にするのも効率化を図る手段のひとつです。
文章の構成や適切なフレーズなど、調べるのにも時間がかかるので、参考にできるものは参考にしましょう。
例文をそのまま引用すると、オリジナリティがなかったりインパクトが薄かったりと、周りの学生と差別化ができるような仕上がりにならないため、例文はあくまで参考とするのがおすすめです。
志望動機や自己PRなどの例文を参考にして、自分なりに表現や語彙を変えていくと、効果的なエントリーシートが仕上がります。
志望動機の例文はこちら
自己PRの例文はこちら
挫折経験の例文はこちら
長所の例文はこちら
短所の例文はこちら
添削をしてもらう
効率的に質の高いエントリーシートを作成するには、第三者に添削してもらうのがおすすめです。
添削の手間や時間はかかりますが、客観的な意見をもらうとさらに内容のブラッシュアップができます。
エントリーシートを提出できる状態に仕上げるだけで満足してしまう学生もいますが、それでは選考を通過できるエントリーシートとは言い切れません。
学校のキャリアセンターや就活エージェントなどの第三者に添削をしてもらうと、自分では気づけなかった改善のヒントが得られます。
その結果、より効率的に質の高いエントリーシート作成につながるのです。
添削をしてもらうなら就活エージェントがおすすめ!
「誰にエントリーシートを添削してもらおう」と悩んだら、就活のプロに添削を依頼するのがおすすめです。
就活エージェントでは、専属のアドバイザーから、志望する企業にマッチするようなエントリーシート対策のサポートを受けられます。
加えて、面接対策や優良企業の紹介、入社準備まで就活に関わる一連の流れをサポートしてくれるのも魅力のひとつです。
エントリーシートの添削は、就活のプロである就活エージェントをぜひ活用してみてください。
就活エージェントについて気になる方は、こちらから詳細をご確認ください。
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【エントリーシートはいつまでに出す?】エントリーシートを提出する際の注意点
後に続く選考を受けるために重要なエントリーシートは、提出にあたっていくつかの注意点があります。
せっかく良いエントリーシートを仕上げたのにマイナス評価されてしまったなど、もったいない減点を減らすため、細かな注意点も押さえておくと安心です。
提出期限は厳守する
エントリーシートの提出期限は、必ず守るように注意しましょう。
いかに完成度の高いエントリーシートを作成したとしても、提出期限に間に合わなければ、受け付けてもらえないケースがほとんどです。
エントリーシートを提出できなければ、その時点で志望する企業の選考に参加できなくなってしまいます。
特に注意が必要なのは郵送で提出する場合で、企業に配達されるまでに数日かかるため、その日数を加味した上で、ポストに投函する日を決めなければなりません。
郵送するときは白色の封筒を使う
エントリーシートを郵送で提出する場合には、A4サイズの白色の封筒に入れて送るのが一般的なマナーです。
しかし、インターネットで提出する企業も多いため、書類郵送のマナーを知らない学生も多くいます。
茶色など異なる色で提出してもマイナス評価にはなりませんが、白色の封筒だとフォーマルな印象やマナーを意識している印象を与えられるため、より間違いがありません。
エントリーシート提出時の封筒の選び方や封筒に入れるものは、こちらの記事で解説しています。
事前にコピーを取っておく
エントリーシートは、郵送する前にコピーを取っておきましょう。
書類選考を通過すると面接を受けますが、エントリーシートをもとに質問をする企業もあります。
しかし、さまざまな企業のエントリーシートを書いている学生であると、どの企業にどの内容を書いたかを忘れてしまうケースもあります。
そのため、エントリーシートを郵送で送る場合にはコピーを取り、インターネットから提出する場合にはデータを別に保管しておくと安心です。
そして、面接前にエントリーシートを見直し、一貫性のある回答ができると良い印象を与えられるでしょう。
普通郵便で郵送する
エントリーシートを郵送で送る場合には、普通郵便で郵送するのがおすすめです。
急いでいると「速達で送りたい」と思う方もいるかもしれませんが、速達で送ってしまうと期限に余裕を持って作成できなかったのだと、マイナスな印象を与えてしまう可能性があります。
また、書簡での郵送であると、企業側で受け取る際に受領印や署名の対応が必要となり、手間をかけてしまいます。
少しでもマイナスな印象を減らすためには、普通郵便で余裕を持って提出すると良いでしょう。
まとめ
志望する企業の選考を突破するための最初の関門であるエントリーシートは、期限よりも早く提出すると、その分高評価を得られる可能性が高まります。
作成にあたっては、いかに効果的に魅力ある内容に仕上げるかが大切です。
志望する企業のエントリーシートを入手したらすぐに書き始められるよう、事前に作成のコツを押さえておきましょう。
また、提出にあたっての細かな注意点を押さえ、もったいない減点を減らす工夫も大切です。
完成度の高いエントリーシートを効率的に仕上げ、志望する企業の書類選考を突破できるよう、余裕を持って準備を進めてみてください。