【業界研究】生命保険業界とは?大手企業8社の比較から課題・将来性まで徹底解説!

【業界研究】生命保険業界とは?大手企業8社の比較から課題・将来性まで徹底解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること  
  • 生命保険業界の全体像
  • 生命保険業界の職種
  • 生命保険業界に向いている人
この記事をおすすめしたい人  
  • 生命保険業界に興味がある人
  • 生命保険業界の業界研究をしたい人
  • 生命保険業界に向いているか知りたい人

【生命保険の業界研究をしたい】生命保険業界の業界研究をしてみよう

ここからは、生命保険業界の業界研究について説明します。

生命保険業界について理解を深めるうえで、基本となる知識を身につけることにより、調査するべきポイントが掴め、スムーズな業界研究ができるようになるでしょう。

生命保険の業界研究

・生命保険とは
・ビジネスモデル・収入減
・販売方法
・市場規模・業績推移
・平均年収

生命保険とは

まずは、業界が取り扱っている商品の生命保険について、理解しましょう。

生命保険は保険業法に基づいて、人が亡くなった際、病気になった際、ケガをした際などに、その「人」に発生した損失を補填するものです。

ケガや病気の治療が高額になる場合、単純に高い費用を払わなければいけないだけでなく、働けない期間が発生して収入が減ることもあります。

一家の大黒柱である人が亡くなった場合には、主な収入源を突然失うことになり、生活が破綻してしまう可能性があります。

また定年退職後、収入がない中で介護が必要な状況になると、想像以上にお金が必要です。

こういった場合に、保険金を受け取ることにより、自分や家族の生活を守れるシステムなのです。

代表企業例
  • 日本生命
  • 第一生命ホールディングス
  • 明治安田生命
  • 住友生命

損害保険との違い

生命保険と混同しがちなものの一つに、損害保険があります。

どちらも保険サービスにお金を払っておくことで、有事の際に保険金として、一定の額が受け取れるという基本的なシステムは同じです。

しかし、大きな違いとして、保険をかける対象が異なります。

生命保険は「ヒト」に対して保険をかけますが、損害保険は車や家など人以外の「モノ」を対象とした保険です。

損害保険の種類としては、火災保険、地震保険、自動車保険、傷害保険(場合により)、ペット保険などがあります。

また、生命保険は人が亡くなったときや一定期間加入していた場合、病気の場合などに保険金が支払われますが、損害保険は損害が発生したときに支払われるものです。

基礎知識として、違いを理解しておきましょう。

代表企業例
  • 東京海上日動火災保険(東京海上ホールディングス)
  • 三井住友海上火災保険(MS&ADホールディングス)
  • 損害保険ジャパン(SOMPOホールディングス)
  • あいおいニッセイ同和損害保険

ビジネスモデル・収入源

続いて、生命保険業界のビジネスモデルや収入源について説明します。

業界の仕組みについて知るうえで、ビジネスモデルへの理解は欠かせません。

この業界には、2つのビジネスモデルがあります。

それぞれの特徴を押さえるために、以下にまとめる内容を確認しておきましょう。

代表的なビジネスモデル
  • 保険料(3利源)
  • 資産運用

保険料(3利源)によるもの

生命保険会社の収入源の1つ目は、保険料によるものです。

利差益」「費差益」「死差益」の3つからなることから「3利源」とも呼ばれています。

3利源の1つ目「利差益」とは、予定利率に基づいて予測・計出していた運用収益に対して、実際に運用して得られた収益が上回った場合に得られる利益のことです。

利差益が発生した場合、契約者へ配当として還元する保険商品もあります。

2つ目の「費差益」は、想定していた事業費よりも、実際の事業費支出が少なく済んだ場合に得られる差益のことです。

3つ目の「死差益」は、保険の種類によって「危険差益」とも呼ばれ、契約者の予定死亡率から計出される保険金の支払額と、実際の支払額との差のことを言います。

事業費や保険金の支払いは、顧客から集めた保険料を元手に行われるため、収入源の1つは保険料と言えるのです。

資産運用によるもの

生命保険会社は、純粋に保険商品だけを取り扱う会社ではありません。

資産運用を行って収益化を図る、機関投資家としての側面もあります。

前項で説明したような保険料による収益、3利源を資本とし、その一部を資産運用に回します。

この場合、主に取り扱うのは国債や地方債、社債など、低リスク・安全性の高い商品ですが、外国証券や株式投資なども同時に行うことがほとんどです。

株式・債券の値上がり益や配当、利息などの利益が、運用益として会社の収益になります。

3利源は、会社にとってプラスになる場合もあれば、予想より支出が膨らんで赤字になる場合もあります。

そういった場合のリスクヘッジとしての役割も兼ねているのが、この運用益です。

販売方法

続いて、生命保険会社が取り扱っている保険商品を、どのような方法で販売しているのかを説明します。

「直接販売」「間接販売」「ネット販売」の3つの方法があり、どれも重要な契約獲得源です。

それぞれの販売方法について、分けて説明します。

代表的な販売方法
  • 直接販売
  • 間接販売
  • ネット販売

直接販売 

直接販売とは、営業職の人が訪問営業などの方法により、生命保険商品の説明と販売を行う方法です。

営業職員は、直接お客様の自宅や職場、あるいは喫茶店などへ出向き、営業を行います。

最近では、コロナ禍の影響もあり、リモートでの販売に対応している会社もあります。

自社の保険商品の中からお客様に合った商品を選び、提案・説明・販売をするのが営業職員の仕事です。

直接お客様と取引できるため、しっかりとしたサポート体制を築きやすく、信頼も厚いのがこの販売方法のメリットです。

間接販売

2つ目の間接販売は、代理店や銀行などを通して、保険商品の販売を行う方法のことです。

テレビCMや動画広告、バナー広告などで「何十社の保険の中からあなたに合った商品を提案します」といった文言をよく目にしますが、その広告主が保険の代理店です。

代理業者の営業マンが、他社商品との比較から顧客ごとのニーズ調査、商品紹介、実際の契約手続きなどを全部やってくれます。

顧客も納得して保険に加入してくれる場合が多く、長期契約につながることが多い方法です。

ネット販売

営業や代理店といった「ヒト」は通さず、顧客がインターネット上で保険商品を探して、そのまま直接契約する方法もあります。

ネット上で、保険料の見積もりや保証内容の確認から契約まで、すべての手続きが完了するのが特徴です。

ダイレクト型とも呼ばれ、近年はこのルートでの契約が増えています。

事前に営業担当者と面談の時間をすり合わせ、直接またはオンラインで話をしなくてはならないのが苦手な人には、嬉しい販売方法でしょう。

市場規模・業績推移

ここで現実的な話として、生命保険業界の市場規模や、最近の業績推移を確認しましょう。

市場規模はあらゆる業界の中でも大きく、30兆円ほどです。

国内における個人保険の契約件数は14年連続で増加しており、2022年3月末時点では1億9,301万件を数えます。

新規契約件数も1,800万件を超えており、これは前年度よりも大きい数字です。

コロナ禍や長引く不況、将来の日本経済への不安など、世間を取り巻く状況が助けて、これらの業績を生み出しています。

ただし、契約件数の増加に対して、利益の成長は大きくありません。

少子高齢化や、資産運用での収益化が難航していることなどが主な原因となり、これまでのやり方が通用しなくなったためです。

販売方法や社員の処遇などを見直すほか、経営統合などの手段を用いて、生命保険業界はこれに立ち向かっています。

平均年収

生命保険業界の平均年収は約438万円とされていますが、職種や企業によって大きく差があります。

特に営業職はインセンティブ制度が導入されていることが多く、成果に応じて年収が大きく変動する傾向にあるでしょう。

実績を積み重ねて高い成績を残せば、30代・40代でも1,000万円以上の年収を得ることが可能なケースもあります。

一方で、固定給部分が比較的少ない企業もあるため、安定した収入を得るためには一定の営業成績が求められる点に注意が必要です。

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生命保険業界大手企業8選

生命保険業界には大手企業が大きく分けて8社存在します。

おそらく、生命保険業界に興味があり、業界研究をしている人ならば名前を聞いたことがあるでしょう。

しかし、それぞれどのような業務を行っているのか、業界内でどのような立ち位置を占めているのかを理解しておけば、より業界研究がスムーズに進みます。

ぜひ、それぞれの企業の特徴や概要について理解を深めておいてください。

生命保険業界大手企業8社

・日本生命
・第一生命ホールディングス
・明治安田生命
・住友生命
・T&Dホールディングス
・ソニー生命
・富国生命
・朝日生命

日本生命

日本生命は保有契約高、保険料収入、総資産で日本最大手の生命保険会社です。

「生保界のガリバー」とも呼ばれ、100年以上、生命保険業界のリーディングカンパニーの座に君臨してきました。

2015年に第一生命に保険料等収入で1位の座を明け渡しましたが、それ以降M&Aに力を入れ、複数の企業を次々に買収しています。

また、海外企業の買収も積極的に行っており、オーストラリアやインドの保険会社への出資なども進めています。

大企業らしく、案件の規模が大きく、功績をあげると表彰されるなど、働く上でやりがいに満ちているのも強みの1つです。

第一生命ホールディングス

第一生命ホールディングスは2022年に創業120周年を迎えた老舗の生命保険会社の1つです。

特に、2007年以降はニーズの多様化を先取りした国内マルチブランド展開を開始しており、日本の生命保険会社としていち早く海外事業の展開を図るなど、変革に挑戦し続けているのが特徴です。

特にアジア太平洋地域でのプレゼンスを強めているため、海外で活躍したいと思っている方にも向いている企業の1つであると言えます。

明治安田生命

明治安田生命は明治生命と安田生命が2004年に合併して誕生した企業です。

発足以降、強固な経営基盤を大切にしており、法人営業の団体保険保有契約高では国内シェアナンバーワンを維持し続けています。

また、米国スタンコープ社の買収なども行ってはいますが、国外市場にはそこまで手を広げず、国内市場に注力していることも特徴であると言えます。

海外M&Aが盛んな企業とは一線を画す存在です。

生命保険業界の大企業を志望しているものの、日本国内で働きたいと考えている方に最適な企業であると言えます。

住友生命

住友生命は日本三大財閥の一角を担う住友グループに属しています。

43都道府県の地域自治体と連携し、感染症対策やがん患者団体、認知症系団体の支援など、健康増進を中心とした協定の締結を進めていることが特徴であると言えます。

また、2018年から開始した「Vitality」は保険契約と健康プログラムで構成されており、顧客の健康増進活動を促しています。

これにより、リスクに備えるのではなく「リスクそのものを減少させる」という新しい価値を提供していることが、最も大きな特徴です。

T&Dホールディングス

T&Dホールディングスの名前を聞いたことがある人は全員ではないかもしれませんが「太陽生命」「大同生命」「T&Dファイナンシャル生命」の持ち株会社であるといえば、その規模の大きさがわかるのではないでしょうか。

それぞれの3社がマーケットに特化した事業を展開している点が強みであり、太陽生命は営業職員が直接家庭を訪問するタイプの営業スタイルで、死亡・医療・介護保障を中心とした総合生活保障を提供しています。

大同生命は中小企業市場にフォーカスし、中小企業関連団体と提携した制度商品を販売するビジネスを展開しているのが特徴です。

T&Dファイナンシャル生命は金融機関や来店型保険ショップなどの乗合代理店チャネルに特化したビジネスを展開しています。

このように、3つの柱を持つ、磐石な経営体制を誇る企業であると言えるでしょう。

ソニー生命

ソニー生命は「日本にマッチした世界のどこにもない保険会社を作る」という独自の構想を持って生まれた会社であり、他の生命保険会社とは一線を画す存在であると言えます。

最大の特徴は質の高いライフプランナーによるコンサルティングであり、ソニーフィナンシャルグループ各社の商品を取り扱っているため、顧客の状況に応じてグループ力を活かした、最適な提案をすることを強みとしています。

「豊富な選択肢の中から、顧客に最適な保険を提供したい」と考える方に向いている企業であると言えるでしょう。

富国生命

富国生命は個人向けの商品から法人向けの保険まで、様々な商品を取り扱っていることが特徴です。

窓口販売や商品チャネルの分け方も工夫しており、特に信用金庫や銀行との結びつきが強く、同社の中核販売チャネルとして機能しているのが特徴です。

また、自衛隊市場に強みを持っており、自衛隊とその家族に向けた保険に特化しています。

そのため、日本の治安を守る自衛隊を支えたいと考えている方にとって、最適な企業であると言えるでしょう。

CMをあまり打たず、営業職員の力で募集を行っているため、営業にかかる負担は大きいですが、その分やりがいも大きいと言えるでしょう。

朝日生命

朝日生命の主な業務は生命保険の販売および引き受け、資産運用、他の保険会社の業務代理などです。

死亡保障、医療・介護保険、年金保険など、様々な保険を扱っており、保険を組み合わせて利用するプランや、目的に応じた多様な商品が用意されている点が特徴です。

また、1903年から女性事務員を多数採用しており、現在でも全従業員の約8割が女性という点も特徴的です。

そのため、生命保険業界を選択肢に入れている、女性の方におすすめできる企業であると言えるでしょう。

生命保険業界の現状・課題

生命保険業界の現状や課題について紹介します。

業界についての理解を深めることで、将来のキャリアプランを立てる際や、自分がどのように活躍していきたいのかを想像し、就活の軸や志望動機を固めるためにも役立てられます。

また、面接で業界の現状や課題について尋ねられることも多いため、それぞれ確認しておいてください。

生命保険業界の現状・課題

・人口減少と少子高齢化
・顧客ニーズの多様化
・低金利環境の長期化

人口減少と少子高齢化

生命保険業界は人口減少と少子高齢化の影響を強く受けています。

国内の市場規模は縮小傾向にあり、新規顧客の獲得が難しくなってきているのです。

特に、若年層の人口が減少しているため、従来のような大規模な保険契約の増加が見込みにくくなっています。

また、高齢化の進行により、医療費や介護費の負担が増え、保険金の支払いが増加する可能性も指摘されています。

このような状況の中で、シニア層向けの新しい保険商品を提案したり、健康増進型保険などで新たなサービスを提供したりする動きが広がっていることがトレンドの1つです。

顧客ニーズの多様化

近年、ライフスタイルや価値観の変化により、保険に対するニーズは多様化しました。

従来は万が一の備えとしての生命保険が中心でしたが、健康維持や資産形成を目的とした保険商品への関心が高まっているのです。

特に、健康管理と連動した健康増進型保険や、資産運用機能を備えた外貨建て保険などが注目されているのが特徴です。

また、デジタル化の進展により、オンラインで簡単に契約できる商品や、個人のライフステージに合わせたカスタマイズ可能な保険プランも求められています。

低金利環境の長期化

生命保険会社は契約者から預かった保険料を運用して利益を生み出しますが、低金利環境が続くことで、その運用が難しくなってきています。

特に、日本では長年にわたる低金利政策が続いており、安全性の高い国債などの運用益は減少しています。

これにより、貯蓄型の保険商品では過去に設定した高い予定利率を維持することが難しくなっており、新規契約の条件を見直す動きが進んでいるのです。

この課題に対応するため、保険会社は国内だけでなく、海外の債券や不動産投資を活用した資産運用の多様化を図る傾向にあります。

生命保険業界の今後の動向

生命保険業界の現状や動向について理解できたところで、続いて、生命保険業界の今後の動向についても確認してみましょう。

将来、生命保険業界がどのように進んでいくのかを理解しておけば、自分がどのようにキャリアを歩んでいくのかを想像することもできます。

ぜひ、それぞれのポイントを確認しておいてください。

生命保険業界の今後の動向

・グローバル展開の拡大
・競争の激化
・新商品の開発

グローバル展開の拡大

国内市場の縮小が続く中、生命保険業界ではアジアを中心とした海外市場への展開が加速すると考えられています。

特に、新興国では経済成長に伴い中間層が増加し、保険の需要が拡大しています。

日本の保険会社には、こうした市場の成長を取り込むため、現地の保険会社と提携したり、海外拠点を設立したりと工夫を凝らしているところも多いです。

また、海外展開には各国の規制や文化の違いを理解し、それに対応することが求められます。

そのため、現地のニーズに合わせた柔軟な商品開発や、デジタル技術を活用した販売手法の導入が鍵となるでしょう。

競争の激化

生命保険業界は異業種からの新規参入やデジタル技術を活用した新しい保険サービスの登場により、競争がより一層激しくなるでしょう。

特に、フィンテック企業やIT企業が保険業界に参入し、デジタルを活用した手軽な保険商品を提供するケースが増えています。

これにより、従来の対面販売を中心とした営業スタイルが変化し、オンライン契約やAIを活用した個別最適化された保険サービスの需要が高まりつつあります。

また、消費者の価値観やライフスタイルの多様化に伴い、個人のニーズに合わせた柔軟な保険商品の提供が求められるようになるでしょう。

新商品の開発

高齢化社会の進展に伴い、生命保険業界ではシニア向けの保険商品や、医療・介護分野に対応した新たな商品の開発が進んでいます。

健康増進を支援する健康増進型保険や、介護費用を補助する介護保険なども注目されています。

また、短期間で加入しやすい少額保険や特定の病気やライフイベントに対応した特化型保険などの需要が高まっているのが、トレンドの1つです。

デジタル技術を活用し、スマートフォンで簡単に申し込める保険や、契約者の行動データをもとに保険料を調節する仕組みなど、新しい形の保険も登場しています。

【生命保険の業界研究をしたい】生命保険業界の職種・仕事内容

生命保険業界の全体像が見えてきたところで、この業界に存在する主な職種をご紹介します。

営業職は最もイメージしやすいところですが、それ以外にも大いに活躍できる職種があります。

この業界ではどんなことができるのか、理解を深める手立てにしてください。

生命保険業界の職種・仕事内容

・営業職
・事務職
・商品開発・企画
・資産運用

営業職

生命保険業界に強い関心を持っている人は、まず営業職を思い浮かべたことでしょう。

電話やメール、飛び込みなど手段はさまざまありますが、保険商品を顧客に説明・販売するのが主な仕事です。

保険商品を販売する相手は個人だけでなく、法人の場合もあります。

法人を相手とする場合、法律の知識なども必要となるため、会社内で対個人とは部門が分けられている場合が多いです。

自分がやりたいのはどちらなのか、イメージしておくといいでしょう。

新規顧客開拓のほかにも、既存の顧客への定期的な連絡や、フォローアップといった業務が発生します。

また社会の動きと連動して、売り方や商品の内容を変更していく必要があるため、常に知識をアップデートし続けるバイタリティが求められる職種と言えます。

事務職

どんな業界にも存在する事務職ですが、生命保険業界は比較的やりがいの大きい事務職と言えるかもしれません。

一般的な事務作業のほかに、契約の確認や契約書類の作成なども職務内容に含まれています。

保険商品に関する基本的な知識や、場合によっては法律の知識なども業務上必要です。

人の人生に関わる商品を扱うため、責任感も求められます。

また保険金の請求など、顧客対応の窓口になっている場合も多いです。

事務職でありながら、自社の保険商品への理解を深めておく必要があり、営業職と同様に常に勉強が必要な職種になります。

顧客対応をする以上、一定のコミュニケーション能力も求められます。

人から話を聞き出すのが得意な人には、向いている業界・職種かもしれません。

商品開発・企画

保険商品も他のあらゆる商品と同様に、時代に合わせて変化させることで、売れるものを生み出し続ける必要があります。

そのための商品開発・企画職が存在します。

世間一般のライフスタイルの変化や顧客の世代に適応し、顧客が潜在的に求めている商品を作り出すのが主な目的です。

ターゲットの世代がどんなことに不安を抱いているのか、将来の日本経済はどうなっていると予想されるのか、さまざまな事柄を複合的に考えて、契約に結びつく商品を開発します。

生命保険商品のトレンドを追うことも重要な仕事で、他社の商品情報を集めて分析することもあります。

また、約款の制定や法とのすり合わせなど細かい文字を追う仕事もあるため、細かい作業が得意な人は向いているかもしれません。

資産運用

資産運用職は契約者から預かった保険料を将来の保険金支払いに備えて、安全かつ効率的に運用する業務を担当します。

生命保険会社は長期的な視点で資産を管理する必要があるため、リスクを抑えつつ、安定した収益を確保することが大切です。

主な投資対象は国債、社債、不動産、株式、外国債券などで、低金利環境の中でも収益を確保できるよう、分散投資を行いながら運用を進めています。

この職種では金融市場の動向を分析し、経済情勢に応じた投資戦略を立てるスキルが必須です。

また、リスク管理の観点から、ポートフォリオの最適化やデリバティブの活用など、専門的な知識も求められます。

生命保険業界で働く魅力・やりがい

生命保険業界で働く魅力・やりがいについて紹介します。

以下の3点は多くの生命保険会社に当てはまる魅力であり、やりがいでもあります。

いずれも、他の業界ではなかなか感じられない素晴らしい魅力であるため、興味を覚えた方はぜひ、より力を入れて生命保険業界の研究を行い、就活対策を進めてください。

生命保険業界で働く魅力・やりがい

・人々の安全・安心に貢献できる
・インセンティブを獲得できる
・お客様との信頼関係を築ける

人々の安全・安心に貢献できる

生命保険業界で働く最大の魅力は、人々の生活を支える仕事ができることです。

生命保険は万が一の病気や事故、老後の生活資金に備えるための重要な仕組みであり、顧客が安定して生活できるサポート制度となっています。

特に、保険金の支払いは家族や本人にとって大きな支えになるため、社会的意義を強く感じられる仕事です。

また、近年では健康増進型保険など、多様なニーズに対応した商品が増えており、保険を通じてより幅広い支援が可能になっています。

「顧客の人生に寄り添いながら、その人の将来を守る」という点で、大きなやりがいを感じられる仕事であると言えるでしょう。

インセンティブを獲得できる

生命保険業界では多くの企業で成果主義の評価制度が導入されており、特に営業職ではインセンティブを獲得する機会が多いのが特徴です。

契約件数や売上実績に応じて報酬が決まるため、自分の努力がそのまま収入に反映される点が大きな魅力と言えます。

実績を上げることで年収1,000万円以上を目指すことも可能であり、努力が正当に評価される環境です。

継続的な顧客開拓や信頼関係の構築が必要ですが、自分の成長が収入の向上に直結します。

数字を追い求めながら工夫できる人にとって、非常にやりがいのある業界であると言えるでしょう。

お客様との信頼関係を築ける

生命保険業界では顧客のライフプランに合わせた最適な保険商品を提案することが大切です。

そのため「一度契約を結んだら終わり」ではなく、長期的な視点で顧客と関わり続けることが求められます。

ライフステージの変化に応じて保険の見直しを行いながら、信頼関係を築いていくことこそ、この仕事の大きなやりがいです。

また、顧客が経済的に困難な状況に直面した際、保険金の支払いを通じて経済的な支えとなる場面も多く、感謝の言葉をもらうこともあります。

顧客と長く関係を築きながら人の役に立てる仕事がしたい人にとっては非常に魅力的な職業だと言えるでしょう。

【生命保険の業界研究をしたい】生命保険業界に向いている人

最後に、生命保険業界が向いている人の性格や特徴についてまとめます。

性格が合っている職業や適性がある業界は、長続きしやすいだけでなく、就活を行ううえでもスムーズに進められます。

人の人生に関わる商品を扱う生命保険業界に適性がある人は、主に次に紹介する3パターンの人たちです。

生命保険業界に向いている人の特徴

・他人にも安心を届けたいと思える人
・金融業界に興味がある人
・向上心や忍耐力がある人

他人にも安心を届けたいと思える人

保険とは、万が一のことがあったときのために備えるものであり、顧客にとっては安心をお金で買っているようなものです。

生命保険会社も、顧客に安心を届けることを大きな目的として掲げて経営しています。

その考えに賛同できる人かどうかは、採用を決めるうえで重要なポイントです。

お客様に安心を届けたい、人の役に立ちたいと心から思える人は、生命保険業界に適性があると言えるでしょう。

自分の利益だけを追い求めるのではなく、他人を重んじて考えられる、他人の人生を支えたいと思える利他的な部分がある人は、生命保険業界でそのポテンシャルを活かせるかもしれません。

競争的な職場環境を想像していた人にとっては意外かもしれませんが、人に寄り添い人の気持ちを考えることも、保険業界で働く人に求められている能力です。

金融業界に興味がある人 

扱う商品の内容からわかることですが、生命保険に限らず、保険業界は業種として金融業に属しています。

そのため、金融業界に興味がある人や専攻が近しい人は、生命保険業界に適性があると言えます。

金融に関する知識が必要なのは、企画・開発に携わる職種だけではありません。

営業職でも、お客様に保険商品のメリットを説明するときや、商品ごとの特徴を理解するうえでも、専門的な知識を持っていないと苦労することは想像できるでしょう。

職種に限らず、金融に関する基礎的な知識があれば、業界研究においても役立つはずです。

仕事に必要だからという理由で勉強することはもちろん可能ですが、関心があるかどうかはポテンシャルに関わるプラスポイントです。

向上心や忍耐力がある人

保険業界では、契約数や契約単価が直接利益に関わってくる業界です。

また、成果を出した人には、相応の処遇を用意している企業が多い業界と言えます。

成果主義の職場では、一緒に仕事をしている仲間同士でも、結果を競いあう敵として見なければならない場面も多く、そういった環境で実力を発揮する強さが求められます。

頑張って結果を出せば、上司からの評価も上がり、給与にも反映されるため、これをモチベーションにできる人は向いていると言えるでしょう。

向上心が強いタイプや、逆境にも負けず立ち向かい続けられる忍耐力のあるタイプの人も、実力主義の保険業界でその能力を発揮できるかもしれません。

時代に対応していく必要のある業界という意味でも、向上心が強い人は適性があると言えます。

生命保険業界に行くためにすべきこと

続いて、生命保険業界の内定を獲得するために、ぜひ取り組んでほしい対策について紹介します。

ちなみに、以下の対策は生命保険業界だけでなく、どのような業界への就職を成功させるためにも重要な対策です。

したがって、他の業界を併願している方にも、ぜひ確認しておいてほしいポイントであると言えます。

それぞれ重要な対策であるため、入念に行ってください。

生命保険業界に行くためにすべきこと

・業界・企業研究をする
・インターンシップに参加する
・OB/OG訪問をする

業界・企業研究をする

生命保険業界への就職を目指すなら、まずは業界全体の仕組みや主要企業の特徴を理解することを推奨します。

大手保険会社、外資系企業、共済型の組織など、多様なプレイヤーが存在し、それぞれ異なるビジネスモデルや社風を持っているのがこの業界です。

大手国内生命保険は安定した経営基盤を持ち、長期的な顧客との関係を重視しますが、外資系生保は成果主義の文化が強く、実力に応じた評価がされるケースが多いです。

また、企業ごとに強みとしている保険商品や販売戦略も異なるため、自分の価値観や働き方に合った企業を選ぶことを心がけましょう。

インターンシップに参加する

生命保険業界の実際の業務や職場の雰囲気を知るにはインターンへの参加が有効です。

特に、営業職が中心となる企業では実際に顧客対応のシミュレーションやロールプレイングを通じて、仕事の取り組み方や企業の考え方を体験できる機会が多くあります。

また、資産運用や商品企画といった専門職志望の場合でも、業務内容や求められるスキルを具体的に理解できるでしょう。

インターンでは企業の社風や働く社員の考え方に直接触れることができるため、自己PRや志望動機を明確にすることにもつながります。

また、インターンの経験をエントリーシートや面接で話せば、業務への理解の深さや仕事へのモチベーションの高さもアピールできます。

OB/OG訪問をする

生命保険業界のリアルな職場環境やキャリアパスを知る際にはOB/OG訪問がおすすめです。

その企業で働く先輩社員から話を聞くことで、調べるだけでは得られない具体的な情報を入手できます。

「営業職のインセンティブはどのくらい支払われるのか」「社内の雰囲気はどうなのか」「ワークライフバランスは取りやすいのか」など、入社前に知っておきたい点について詳しく質問できます。

また、訪問時には事前に質問を用意しておきましょう。

的確な質問ができれば、モチベーションの高さをアピールでき、それが人事に伝わることで内定が近づく可能性もあります。

適職診断ツールを用いよう

ここまで生命保険業界について詳しく読んでみたものの、まだ自分が本当に生命保険業界に向いているかどうか、判断できていない方も多いでしょう。

そんな方におすすめなのが、弊社が提供している適職診断ツールを利用することです。

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まとめ

生命保険業界は、人々の生活に密着した商品を扱う、なくてはならない業界です。

そのため、業界としての安定は望めますが、競争が激しかったり、積極的に勉強し続ける必要があったりなど、安定志向の人には合わない可能性もあります。

常に成長し続けたい、頑張った成果が評価される職場で働きたいといった考えを持つ人にこそ、合っている業界と言えます。

この記事で紹介した内容を、ぜひこれから行う深い業界研究に役立ててください。

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