自己PRの写真は何を使えばいいの?あなたらしさが伝わる選び方のポイントと注意点!

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はじめに

エントリーシート(ES)を書いていると、「自己PRの内容に合う写真を貼ってください」「あなたらしい写真を貼って説明してください」など、写真を求められる場合があります。

こういった場合、どのような写真を貼ることが適切なのか、どのような説明をすれば魅力が伝わるのか悩む学生も多いのではないでしょうか?

この記事では、自己PRやあなたらしさを伝える際の「写真」について徹底的に解説をしていきます。

写真1つであなたの印象は良くも悪くも変わってしまうため、実際にエントリーシート(ES)を書いている人やこれから書く人はぜひ参考にしてくださいね。

【自己PRに使う写真】企業が自己PRで写真を求める理由

そもそも、なぜ企業は自己PRやあなたらしさを求める際に「写真」も求めるのでしょうか。

どのような写真を貼ったらよいのかを対策するために、まずは企業が「写真」を求める理由を知ることが大切です。

ここでは、企業が写真を求める理由を4つにわけて紹介します。

学生の人柄を知るため

1つ目は学生の人柄を知るためです。

ESは基本的に面接の前に提出します。

企業は面接の前にあなたがどんな学生なのかを知りたくて、ESに自己PRの項目を設けています。

文章と合わせて写真が求められる理由としては、表情や姿勢から学生の人柄が伝えられるからです。

学生の価値観を知るため

2つ目は学生の価値観を知るためです。

学生がなぜその写真を選び、そこで何を伝えたいのかということを通して、価値観が問われます。

その価値観が企業に沿っているものなのかを知るために写真を見ています。

文章だけでは差別化されないような内容であっても、写真があることによってまったく違う印象を持たれることもあります。

自己PRの内容が事実か知るため

3つ目は面接でのアピールやESで文章として書かれている自己PRの内容が、事実かどうかを確かめるためです。

学生側がどんなに魅力的な自己PRをしても、企業側はその内容が事実かどうか判断することができません。

そのため写真は、自己PRで語られている内容に対する証拠としての役割を果たします。

学生が自社と合うかを判断するため

最後に4つ目は、学生と自社が合っているかどうかを判断するためです。

企業はミスマッチなく、自社に合っている学生と一緒に働きたいと思っているため、文面だけではなく学生が選択した写真をもとに判断をします。

学生自身も企業を調べた際、企業の説明は文章だけではなく写真がある方がわかりやすい!と感じるのではないでしょうか?企業も同じように思っています。

文章と写真から自社に合っているかどうかを判断します。

【自己PRに使う写真】写真の選び方

それではここから実際に、どのように写真を選べば良いのかを説明します。

ぜひこの手順に沿って、自己PRに最適な写真を選んでみてください。

1.自分の伝えたい強みを考える

先に写真を選ぶのではなく、まずは自分の伝えたい強みから考えましょう。

自分が企業に一番伝えたい強みは何か、アピールしたいことは何か、まずはそれを書き出してみてください。

書き出した後、それらの強みどのような表現で伝えられるのかを考えてみましょう。

2.強みを説明できるエピソードを考える

自分が伝えたい内容が決まったら、次にその強みを伝えられるエピソードを考えます。

これまで頑張ってきたことや、失敗から得られた学びなどを振り返ってみましょう。

自分が伝えたい強みに繋げられるエピソードがいくつもある場合、強みを考えたのと同じように、まずは考えられるエピソードを一通り書き出してみましょう。

3.エピソードにあった写真を探す

エピソードを決めることが出来たら、ここでようやく写真の選択です。

エピソードに合っている写真をまずは複数選んでみましょう。

自身で待ち合わせていない場合は、家族や友人から提供してもらうことも有効です。

複数選ぶことができたらその中から一番魅力的に写っているものを選びましょう。

写真を選ぶ際のポイントや注意点はこれ以降でまとめているため、確認をしてみてください。

4.なぜその写真を選んだのか具体的に説明する

最後に、なぜその写真を選んだのか説明できるように、内容を作成していきましょう。

写真を選んだ理由に関しては、伝えたい自己PRの補足となるような具体的な内容を入れるようにしましょう。

具体的には、課題や目標に対しての取り組みと結果などが挙げられます。

最後に簡単な例文を用意しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

【自己PRに使う写真】写真を選ぶ際のポイント

写真の基本的な選び方は前述の通りですが、よりあなたを魅力的に思ってもらうために、写真を選ぶ際のポイントを紹介します。

ポイントをおさえて周りと差別化していきましょう。

ポイント1:自分らしさが表現されているかどうか

ポイント1つ目は自分らしさです。

履歴書には証明写真しか自分の写真は載せられません。

証明写真はスーツを着用し、顔がはっきり見える髪型、真剣な表情という体裁をとるので、周りとの差別化は図れません。

一方で、自己PRやあなたらしさを伝える写真に関しては特に決まりがありません。

あなたらしさが存分に伝わる写真を選びましょう。

ポイント2:面接官が見てわかるか

ポイント2つ目は面接官が一目見て、写真から伝えたい情報がわかるかどうかです。

ここでいうわかるというのは、あなたの顔と、何をしている様子なのかが、一目で判別できる状態を指しています。

面接官は1日に多くのエントリーシートを確認しています。

だからこそ、パッと見た時に印象に残るように、まずは自分の姿や表情がわかる写真を選んでみてください。

それだけでも印象は大きく変わります。

ポイント3:カメラを意識していない写真

ポイント3つ目は、カメラを意識していない写真を選ぶことです。

あえてカメラを意識していない写真を選ぶのもポイントの1つなのです。

普段写真を撮る場合、カメラ目線で表情を作ったりポーズをして撮ることがほとんどでしょう。

一方、無意識に撮影された写真には、自然体のあなたが表現できている場合が多いのです。

特に部活やボランティアなど何か活動に打ち込んでいるところ表現したい場合は、ポーズなどせずにその最中の様子が写真に映し出されるため、真面目で熱心な表情を面接官に伝えることができます。

【自己PRに使う写真】写真を選ぶ際の注意点

ここまでは他の就活生と差別化できるようなポイントを紹介してきましたが、ここからは写真を選ぶ際の注意点についても紹介します。

いくら「あなたらしさ」とはいえ、どんな写真を使っても良い、ということではありません。

あなたらしさを追求するあまりNG写真を使ってしまわないよう、確認してみてください。

大人数での集合写真

大人数での集合写真は基本的にはNGです。

なぜならば「あなた」の顔がわかりにくく、「あなたらしさ」が伝わりにくいからです。

せっかくあなたのことをアピールできる1枚なので、できればあなたの姿が大きくしっかりと写った写真を選びましょう。

顔が隠れている写真

顔が隠れている写真はNGです。

ただ顔を見たいだけであれば証明写真で十分です。

企業側は、伝えたい自己PRの説得材料として学生がどのような表情をしているのか、どのような人柄なのかを見ています。

あなたの普段の表情を見せられるよう、マスクをしていたり、顔の半分以上が隠れたりしている写真はなるべく避けるようにしてください。

特にコロナ禍においてはマスクをしている写真が多いかもしれませんが、その中でも表情がはっきりとわかるような写真を選ぶようにしましょう。

ネガティブな印象を与える写真

当然、ネガティブな印象を与える写真はNGです。

せっかく自分のことをアピールする写真なので、企業側になるべくポジティブな印象を持ってもらえるような写真を選択しましょう。

よくない例として、ギャンブルや飲酒喫煙に関する写真が挙げられます。

企業は働くイメージが持てるかどうかも見ているため、ギャンブルをしている姿を見ても働くイメージはわかず、あまり良い印象にはなりません。

熱心に働いてくれるようなイメージに繋がらない写真は避けるようにしましょう。

画質が悪い写真

画質が悪い写真もNGです。

画質が悪いと写真をもって伝えたい情報が的確に伝わらないほか、場合によっては日頃から準備不足が多く、実際に働く際にもそのようなミスを準備不足を起こしてしまうのではないか、という印象を持たれてしまいます。

また、企業に対する志望度が低いのではないかという判断をされることもあります。

面倒くさがらずに、高画質な画像を選びましょう。

過度な加工写真

過度な加工写真もNGです。

プリクラやアプリの加工が過度にされているものだと、あなた本人かどうか判断がしにくくなってしまいます。

また、就活という大事な場面でそういった写真を使うことは好ましくは思われません。

自分らしく自然体で写っている写真を使用するようにしましょう。

ただし、写真を明るく見せる、無駄なところをトリミングするなど、配慮にあたる加工は問題ありません。

企業が見たときのことを考えて写真を選びましょう。

【自己PRに使う写真】写真がない場合

ここまでは適切な写真の選び方、ポイントと注意点を解説してきました。

しかしこの記事を見ている人の中には、そもそもESに載せられるような写真がないと困っている方もいると思います。

どうしても適した写真が見つからない場合の対処法について説明をしていきます。

周りを頼る

写真がない場合の対処法の1つとして、周りを頼ることがあげられます。

周り、というのは友人や家族含め、自分が関わってきた人のことを指します。

伝えたいエピソードに関わっている人に、自分の写真がないかを聞いてみてください。

あなたらしさを表す写真は自分で撮影をせず、周りの人が撮ってくれているケースが多いです。

大事な自己PRの機会のため、手間を惜しまず周りに相談してみましょう。

新しく撮影する

周りに聞いても写真がなかった場合は、新しく写真を撮影しましょう。

自分らしさを体現できる活動を今でも続けている場合はそこで撮影をしてもらいましょう。

アルバイトや勉強中、サークルで活動している姿など、撮影の機会は多くあります。

あなたの人柄が伝わる写真を撮影してみましょう。

またES作成に合わせての撮影では、自分の伝えたいメッセージに合った写真を用意できるというメリットもあります。

【自己PRに使う写真】写真の例と説明に使える例文

最後に、自己PRやあなたらしい写真を使う際の説明文と、具体的な内容を紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

アルバイトの写真と例文

アルバイトの写真と例文

大学2年生のときに居酒屋のアルバイトで接客をしている時の写真です。

この写真を選んだ理由は、お客様と笑顔でコミュニケーションを取っている写真だからです。

わたしはアルバイトの際常に笑顔で仕事に取り組むこと意識していたので、実際にその様子が伝わると思い選びました。

笑顔で接客することでお客様からも名前を覚えていただきました。

ゼミの写真と例文

ゼミの写真と例文

大学3年生の時にゼミでメンバーとミーティングをしている時の写真です。

この写真を選んだ理由は、仲間とともに目標に向けて話をしている姿だからです。

普段から周りの人と協力し良いものを作り上げることを意識していて、実際にこのミーティングを行った後の発表では教授にほめていただきました。

サークルの写真と例文

サークルの写真と例文

新入生歓迎会の時に呼びかけを行っている時の写真です。

この写真を選んだ理由は、なかなか人が来なかったからこそ自分から主体的に行動し、周りに呼びかけを行っていた時なので、行動力が伝えられると思い選択しました。

ボランティアの写真と例文

ボランティアの写真と例文

老人ホームへのボランティアに参加した際の写真です。

ボランティアではなかなかコミュニケーションを取るのが難しかったのですが、写真にある通りお年寄りの方と目線を合わせてコミュニケーションを取ることで、お年寄りの方にも笑顔になっていただくことができました。

部活の写真と例文

部活の写真と例文

サッカー部の試合中の写真です。

この写真はちょうどボールを蹴る前で、この時の試合では自分の蹴ったボールがゴールに入ったことで勝つことができました。

常にサッカーで勝つために練習を継続してきていたので、それが伝わると思い選択をしました。

留学の写真と例文

留学の写真と例文

この写真は大学1年生の時に留学に行った際、ホームステイ先の家族と撮った写真です。

最初はなかなか意思疎通が出来なかったものの、最終的にはお互いを理解して学び合うことができるようになっていました。

言語の壁にとらわれず学び続けて良い関係を築くことが出来た様子です。

まとめ

自己PRの写真やあなたらしさを写真で企業が求める理由、写真を選ぶ際の選び方からポイント、注意点まで徹底的に解説をしました。

自分らしい写真とは何か、と悩む学生も多いと思いますが、そこまで難しく考えず、自分の強みを伝えられることができる写真を選択しましょう。

写真だからと油断をせずに取り組んでまずはエントリーシートの選考を突破していきましょう!

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