はじめに
運送業界への就職を志望しているが、業界の具体的な内容に関しては詳細に理解できていない人は少なくありません。
就職活動においては、企業への志望動機が重要な項目のひとつです。
志望動機を作成するにあたり、業界について詳細な内容を知らない状態で準備を進めてしまっては選考通過は難しいといえます。
選考通過を目指す際に、運送業界の業種、職種やその業務内容を明確にし、自身の活躍できる場をイメージしたうえで準備を進めることが重要です。
【運送業界の志望動機とは】運送業界の業種
就職活動を考えた時、世の中には多種多様な業界がありますが、人気の業界のひとつとして例年志望者の多い運送業界が挙げられます。
物流に欠かせない業界として安定しているイメージや、需要が拡大し続けている明確な将来性があるため、多くの就活生にとって憧れの業界といえるでしょう。
しかし業界問わず、将来性や条件ばかりを考えて選考に進むことは望ましくないといえます。
理想と現実を認識せずに選考を通過できないことや、就職後に理想と現実のギャップに苦しむことのないよう、運送業界の業務内容や動向を詳しく知り、自身の適性を踏まえて判断しましょう。
航空業界
航空業界は、主に飛行機での航空輸送の業界を指します。
貨物輸送においては、他の輸送手段と比べ長距離でも輸送時間が早いことが特徴です。
ビジネス移動や旅行客の移動手段として利便性の高さから需要は高く、インバウンド観光客の増加も続き業績は良好です。
代表的な企業はANAホールディングス、日本航空、近鉄エクスプレス、名鉄運輸、AIRDOなどがあります。
代表的な職種としては、パイロットや航空整備士、客室乗務員、キャビンアテンダントなどがあり、他にも空港内の企画や事務職などバックオフィス系も含めた総合職が挙げられます。
華やかなイメージがあり、憧れの業界として例年志望者の多い航空業界は、非常に人気が高い業界なので、しっかりとした対策が必要です。
倉庫・運輸業界
倉庫・運輸業界は、主に貨物の保管管理や輸送を行う業界のことです。
近年パソコンやスマートフォンの普及によりインターネット通販市場が成長し、AmazonなどのEコマースの需要が拡大しているため、とくに倉庫業界の重要性が増しています。
物流業の中でも重要な役割を担っており、他の輸送業界と比べても細かなニーズに対応できることから、生産者と消費者を結ぶ生活の基盤を支えている、公共性の高い産業といえます。
生産者から消費者に商品を届けるためには欠かせない業界であり、業績は堅調で将来的にも成長が見込まれている業界です。
一方で、物流の需要拡大に対応する人材が不足しているため、採用人数も多く積極的に採用される傾向にあります。
職種としては大きく営業、管理、SD職(セールスドライバー、宅配員)などが挙げられます。
鉄道業界
鉄道業界は大きく分けると「在来線」「新幹線」「貨物輸送」の3つに分けられます。
貨物鉄道では、近年ではトラック輸送が主流になっていますが、さまざまなサイズのコンテナが運べることや、多様な形態の商品を時間どおりに輸送でき、環境にも優しい輸送手段として多くの需要を満たしています。
道路状況に影響されないため時間どおりの移動ができることや、乗車料金が手軽であることからも鉄道は日常に欠かせない移動手段です。
近年は、鉄道とレジャーを組み合わせたサービス形態や不動産開発事業にも注力し、街開発で沿線の価値を高め人の流れを創出し鉄道利用も増えるなど多角的な戦略を進める業界であり、さまざまな経験を積む環境があるといえます。
職種としては整備士、サービス業、開発、不動産開発などが挙げられます。
海運業界
海運業界とは、主に船舶を用いた海上輸送のことです。
観光需要や島国を結ぶ輸送手段として旅客船も活躍します。
他の輸送手段と比べて多くの人を長距離輸送できる特徴があり、他にも旅客船でしか輸送できない地方も多く、島国の交通手段の要となっています。
燃料高など世界経済に影響を受けやすい業界であり、業績が安定しにくい側面もありますが、世界を舞台に日本の貿易に関わり、日本経済を支えるやりがいのある職業です。
代表的な海運会社は郵船クルーズ、商船三井客船、日本クルーズ客船などが挙げられます。
職種としては航海・通信・機関・電子通信分野で航海士として業務する海上職と、事務職・技術職・営業職といった職種で海上輸送を支える陸上職に分かれます。
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【運送業界の志望動機とは】運送業界の職種
運送業界は物流を支える重要な産業であり、社会のあらゆる分野で不可欠な役割を担っています。
近年、EC市場の拡大や物流の効率化に伴い、運送業界の業務は多様化し、それに応じた職種も幅広くなっています。
ここでは、運送業界における主要な職種について詳しく解説します。
ドライバー
ドライバーは運送業界の最前線で活躍し、流通・卸売企業や小売店、購入者のもとへ商品や荷物を運ぶ仕事を担っています。
単に荷物を届けるだけでなく、安全運転の徹底や配送スケジュールの管理、荷物の積み下ろしといった業務も含まれます。
また、配送の効率化が求められる中で、最適なルートの選択や時間短縮の工夫を行うことも重要な役割となっています。
長距離輸送のドライバーは長時間の運転が求められるため、体力や集中力が必要となりますが、最近では労働環境の改善が進み、働きやすい環境が整いつつあります。
一方、宅配ドライバーは顧客と直接接する機会が多く、迅速かつ丁寧な対応が求められるため、接客スキルも重要となります。。
管理
管理の仕事は物流拠点における入荷・出荷作業や在庫管理を担当し、スムーズな物流の流れを支える重要な役割を果たします。
商品の保管場所を適切に決定し、効率的な出荷が行われるように調整するだけでなく、要望に応じた荷物の管理や、倉庫内のレイアウト改善なども行います。
また、業務の円滑な進行を確保するために、適切な人員配置を行い、作業効率を向上させることも管理職の大切な仕事の一つです。
近年では、IoTやAIを活用した物流の自動化が進められ、リアルタイムでの在庫管理や無人搬送システムの導入が増えています。
こうした新技術を取り入れることで、物流の効率化だけでなく、コスト削減や作業の安全性向上も実現できるため、管理職にはデータを活用した業務改善の視点も求められます。
営業
営業は運送業界において、顧客の物流ニーズを把握し、それに応じた最適な物流サービスを提案する役割を担います。
物流は企業ごとに異なる課題を抱えており、それぞれのビジネスモデルに合わせた配送方法やコスト削減策を考えることが求められます。
営業職は、顧客と綿密にコミュニケーションを取り、物流の現状や課題をヒアリングした上で、企業の業務を最適化する提案を行います。
また、競争が激化する物流業界において、新たな取引先を獲得することも営業の重要な仕事の一つであり、市場の動向を分析しながら戦略的にアプローチすることが求められます。
近年では、環境への配慮が求められる中で、CO₂排出量の削減やエネルギー効率の向上といったサステナブルな物流の提案も重要視されており、営業職には市場のトレンドを把握しながら柔軟に対応するスキルが求められます。
開発
開発の仕事は、運送業界における新しい物流サービスの企画や既存のシステムの改善を行い、物流の効率化や利便性向上を実現することを目的としています。
顧客のニーズをもとに、新たな物流ネットワークの構築や配送ルートの最適化を進めるだけでなく、倉庫管理システムや輸送管理システムの導入など、IT技術を活用した物流改革にも関わります。
近年では、EC市場の拡大に伴い、小口配送の需要が増加しており、即日配送や時間指定配送といったサービスの充実が求められています。
また、AIを活用した需要予測や、ドローン・自動運転トラックによる配送の実証実験など、新しい技術を取り入れた物流システムの開発も進められています。
【運送業界の志望動機とは】運送業界とは
運送業界は、物流を通じて社会を支える重要な役割を担っており、経済活動の根幹を成す産業の一つです。
近年、EC市場の拡大に伴い、物流サービスの需要が急増しており、消費者の利便性向上を目的とした新たな配送手法が次々と登場しています。
一方で、労働力不足や環境負荷の低減といった課題も抱えており、業界全体での効率化や技術革新が求められています。
ここでは、運送業界の最新の動向や将来性について詳しく解説します。
将来性
近年、インターネット通販の普及やフリマアプリの成長により、宅配便の取扱個数が増加の一途をたどっています。
特に、新型コロナウイルスの影響により、消費者のECサイト利用率が飛躍的に高まり、日用品から食品、家電まで幅広い商品がオンラインで取引されるようになりました。
このような変化に対応するため、物流業界では配送スピードの向上やサービスの多様化が進んでおり、即日配送や置き配サービス、ロッカー受け取りといった新しい形態が広がっています。
また、企業間取引(BtoB)においても、サプライチェーンの見直しが進められており、より効率的な物流ネットワークの構築が求められています。
一方で、物流の効率化を図るために、AIを活用した配送ルートの最適化や、自動運転技術を導入する取り組みも進んでいます。
動向
運送業界は、今後も社会にとって欠かせないインフラであり、需要が途切れることは考えにくい業界の一つです。
特に、EC市場の成長が続く限り、物流サービスの需要は安定して推移すると考えられます。
しかしながら、現状ではドライバー不足が深刻化しており、特に長距離輸送の分野では若年層の人材確保が難しくなっています。
このまま人手不足が解消されなければ、企業の倒産リスクが高まり、物流の安定供給が難しくなる可能性があります。
こうした問題を解決するために、近年ではAIやドローン、自動運転技術といった最新技術の活用が進められています。
このように、運送業界は多くの課題を抱えながらも、テクノロジーの進化により大きな変革の時期を迎えており、今後も成長を続けていく分野であると言えます。
【運送業界の志望動機とは】運送業界の志望動機でみられるポイント
- 長く働いてくれる人材であるか
- 運送業に適性があるか
- 責任感があるか
- マナーがあるか
就活を成功させるためには、それぞれの業界において重視されているポイントを理解しておく必要があります。
そこで、ここからは運送業界の志望動機で重視されているポイントについて紹介します。
ぜひ、以下の4点を理解した上で志望動機を作成しましょう。
長く働いてくれる人材であるか
運送業界では、長期的に働いてくれるかどうかを重視しています。
採用活動において時間とコストをかけて教育や訓練を施した人材が早期に離職してしまうことは、企業にとって大きな損失となるためです。
したがって、企業は志望動機の中から応募者の仕事に対する長期的なビジョンやコミットメントを読み取ろうとします。
自分のキャリアプランと運送業界における長期的な目標をしっかりと述べるようにしましょう。
例えば「この業界での経験を積み重ね、将来的には物流管理の分野でリーダーシップを発揮したい」という具体的な目標を示すことで、企業はあなたが長期間にわたって企業に貢献する意欲があると感じます。
運送業に適性があるか
仕事の効率と安全性は、運送業界において非常に重要視されるため、業務に適性があるかどうかは積極的にアピールしたいところです。
企業は志望動機の中から、あなたが運送業に適性を持っているか見極めようとします。
適性がない場合、パフォーマンスが低下するだけでなく、ロスや離職につながってしまうからです。
運送業において求められる基本的な特性は、体力や持久力があります。
長時間の運転や荷物の積み下ろしなど、体力的にハードな業務が多いため、これに耐える能力があることをアピールすることも重要です。
また、時間管理能力や計画性も運送業において重要なスキルです。
配送スケジュールに従って効率的に業務を遂行するためには、時間を守り、計画的に行動することが求められます。
責任感があるか
運送業は顧客から預かった荷物を決まった時間に正確に届けるという、非常に高い責任感を求められる業務です。
企業は志望動機の中から、応募者がどの程度の責任感を持って業務に臨むかを見極めようとしています。
責任感がなければ、配送遅延や誤配などのトラブルが発生し、顧客からの信頼を失う原因となってしまうからです。
責任感を示すためには、過去の経験や実績を具体的に述べることが効果的です。
例えば、以前の職場やアルバイトなどで責任あるポジションを任されていた経験や、重要なプロジェクトを成功させたエピソードを紹介することで、企業に対して高い責任感をアピールできます。
マナーがあるか
運送業界では顧客対応の場面が多く、マナーの良さが非常に重要視されます。
特に人手不足が叫ばれる中であっても、マナーが悪い人材を採用してしまうと、顧客に対して悪いイメージを与え、企業の信頼を損なうリスクがあるため、マナーのない人物は採用されません。
したがって、企業は志望動機の中から応募者が顧客対応においてどの程度のマナーを持っているかを見極めようとします。
マナーを示すためには、過去のアルバイトやボランティア活動での顧客対応の経験を具体的に述べるようにしましょう。
例えば「アルバイトでお客様対応を担当し、常に丁寧な言葉遣いや迅速な対応を心がけていました」といったエピソードを紹介することで、あなたが顧客に対してマナーよく対応できることをアピールできます。
また、社会人としての基本的な礼儀作法やビジネスマナーに関する知識を持っていることを示すことも重要です。
【運送業界の志望動機とは】運送業界で求められること
- 正確性
- 柔軟性
- 集中力
ここまで、運送業界の業種についてみてきました。
自身の適性にあった業種を判断のうえ、企業分析や自己分析など準備を進めることが大切です。
次に、運送業界に求められる人物像を把握することも重要となります。
各業界の業種、職種を理解し、求められる人物像を意識することで自身の強みを活かし、入社後活躍できる職種を見極められます。
事前に理解を深めることによって、選考を有利に進められるだけでなく、入社後のミスマッチを防ぐことにもつながるでしょう。
運送業界で求められる適性について、以下を参考に自身の適性と合致するか考えてみましょう。
正確性
運送業界は荷物だけでなく、人の命も預かる仕事です。
安全に移送するためには、担当業務に関して責任感を持ち、正確性を保って業務することが非常に重要です。
情報を正確に判断し、荷物を正しい場所に届ける正確性は欠かせません。
荷物を預かる立場である以上、責任を持って正しく届けることが重要であり、誤配送は顧客からの信用が失われるリスクにつながり、自社の価値に関わります。
また、誤配送に対応する時間、人手、対応面でもコストの負担が大きいことからも、運送業界では普段から正確性を持って業務できる人材が求められています。
これまで任された役割や業務において、正確性が求められる作業にあたった経験があれば、具体的なエピソードを用いることで説得力を持たせられるでしょう。
柔軟性
運送業界は近年、IT導入などといったさまざまな施策により課題解決を行っている業界です。
従来の型にはまっているだけでなく、自ら新しいことを考えられる、発想力や企画力のある人材が求められています。
業界の流れを受け入れ、新しい視点を持った柔軟性のある考え方を持っていることをアピールすることで高評価につながるはずです。
また新しいシステムなどが次々と導入される環境においても、柔軟に受け入れ順応できる素養があることが求められます。
環境の変化に柔軟に対応し、新たな取り組みの中でも成果を出した経験があれば、その経験を具体的に示せると効果的です。
柔軟性は、将来的な多角化にも挑戦する意欲を示すことにもつながります。
集中力
運送業界は長時間の運転と荷物の積み下ろしなど体力を要す業務であり、集中力がないとケガなどの危険が伴います。
人の命を預かる職業でもあり、安全に運航できることが非常に重要です。
体調管理ができ集中力を持って業務にあたれる人材が求められます。
大切な荷物や人の命を預かる「責任ある仕事」という自覚と、集中力を持って業務にあたる必要性があることを認識していることを示さなければなりません。
集中力は体のコンディションに大きく左右されるため、日常から食事、睡眠など生活習慣を整えることや体力づくりができていることが重要な項目です。
過去に長時間の作業の中でも集中力を持って取り組んだ経験や日頃から意識している体調管理について、具体的に述べるよう意識します。
【運送業界の志望動機とは】おすすめの構成
- 冒頭
- 詳細な理由
- 背景や経験
- 入社後の貢献
運送業界と一口にいっても、業務は細分化され多種多様な業務内容があります。
そのため、志望動機では明確に「どのような仕事でどのように活躍したいか」を伝えることが重要です。
熱意があっても、なんとなく運送業界で働きたいといった志望動機では、選考を通過する可能性は低いです。
業務内容を理解したうえで、志望する業務や志望意図、意欲を自身の経験を踏まえて示すことで、説得力のある志望動機となります。
ここからは、運送業界における志望動機のおすすめの構成を解説します。
冒頭
採用担当者は膨大な量の志望動機を読んでいるため、文章はシンプルに読み手に伝わりやすくすることを意識しなければなりません。
まず結論から簡潔に述べ、その後理由や根拠を伝えていくことで、相手にとって読みやすく、志望動機を受け取りやすくなります。
冒頭では、運送業界を志望していること、またその企業を志望していることを簡潔に述べると良いです。
運送業界の現状や、その企業が掲げる理念などを踏まえ、業界や会社に貢献したい意欲とともに一言で結論を先に述べてみましょう。
詳細な理由
運送業界の中でもさまざまな業種が存在し、その中でも自身がなぜその業種を志望し、その企業を志望するか理由を詳細に述べていきます。
自身の強みと業界の特徴、企業理念が合致していることを示すと効果的です。
運送業界の現状と課題、その企業が掲げる理念を理解したうえで、自身の強みを活用できる考えを示すことで会社へ貢献したい意欲を伝えられます。
自身の実現したい内容や目指す姿が、企業の求める人物像に合致していることで高評価につながります。
背景や経験
志望した理由について、一方的な考えを述べるだけでは説得力はありません。
自身がその職種で企業に貢献できると考えるに至った背景や根拠となる経験を詳細に述べることで説得力が増します。
これまでの経験でやりがいを感じたことや、周りからの評価を得た事実、数字として示すことのできる実績などがあれば詳細に述べるよう意識します。
自身の実現したいことが企業で実現できることと、過去の経験から入社後に活かせる強みを示すことで、具体性が増し、入社後の活躍がイメージがしやすい志望動機となるでしょう。
入社後の貢献
入社後、どのようにして企業に貢献するかを明確に述べます。
自身にどのような強みがあり、この強みを活かして貢献できる内容を詳細に述べることで将来的な企業への貢献度を示します。
自身の考えだけでは説得力がないため、これまでの経験や成績を詳細に述べ、入社後貢献している姿を明確にイメージできるよう意識することが大切です。
そのためには企業の沿革や理念をしっかりと理解し、企業が求める人物像を把握したうえで自身の強みが合致することを証明できる内容となっていることを確認します。
【運送業界の志望動機とは】意識するべきポイント
- なぜ運送業がいいのかを述べる
- なぜその企業がいいのかを述べる
- 資格を記載する
- 活かせるスキルを述べる
- 具体的な内容を伝える
志望動機を作成するうえでおすすめの構成を解説しました。
採用選考において志望動機は必須の項目であり、企業にとっても重要な評価項目です。
一般的に志望動機の構成は多くの志望者が近しい内容になりがちなため、一つひとつの内容が重視されます。
構成が読みやすいからといって、自己分析や企業分析が欠けているオリジナリティのない内容であれば、採用選考を通過することは難しいといえます。
ここからは、もっとも重要な内容を作成するうえで意識するべきポイントを確認していきましょう。
なぜ運送業がいいのかを述べる
数ある業界の中で、なぜ運送業に魅力を感じているのかを述べます。
業界自体に魅力を感じ貢献意識の高い人材は企業にとっても長く活躍できる資質のある人材であることが見込まれ、高評価につながります。
業界への憧れや関心の高さは仕事の熱意や意欲に関連する好印象になるため、業界への志望度や熱意をしっかりと示すよう意識することが大切です。
運送業へ憧れを持ったエピソードやこれまでの経験から実現したいことを述べることで業界への想いを伝えられます。
自身が貢献できる業種、業務内容を考察したうえでなぜ運送業がいいのかを説明することで、単なる憧れではなく適性を活かして意欲的に業務にあたる人材であることのアピールにつながります。
なぜその企業がいいのかを述べる
運送業は市場規模が大きく、さまざまな規模で多くの企業が存在します。
業界の中でも、なぜその企業を志望しているのかについて述べることで企業への熱意が伝わる志望動機となり、好印象につながるはずです。
必ず事前にホームページや説明会に参加して情報収集し、企業分析をしたうえで企業の目指す未来を実現することや業務を支えたい考えを示します。
企業について詳しく理解していることが伝わる内容となっていることで、企業は自社への入社意欲の高い人物と判断できるのです。
採用選考に多くの時間とコストを費やす企業にとっては、長期にわたって自社で活躍し会社に貢献し続ける人材を採用することが望まれます。
入社意欲の高さは重要な評価項目となっているため、しっかりと組み込むよう意識することが大切です。
【運送業界の志望動機とは】志望動機作成のNGポイント
- ネガティブな志望動機にする
- 待遇面を志望動機にする
- 例文の丸パクリする
志望動機を作成するにあたってアピールしたいポイントについて紹介しましたが、志望動機を作成するにあたってやってはいけないことも3つ存在します。
以下の3点を理解した上で、正しい方法で志望動機を作成しましょう。
ネガティブな志望動機にする
まずは、ネガティブな志望動機にすることは絶対に避けたいところです。
例えば、アルバイトの不満や待遇の悪さ、職場環境の問題などを理由に運送業界への就職を希望する場合、そのネガティブな印象は面接官に伝わり「職場の雰囲気を壊すのではないか」「新しい環境でも同じ問題を抱えるのではないか」と懸念される可能性があります。
自分の能力をアピールする場面であるにもかかわらず、他責思考で何かの悪口を言っていることは最悪な印象しか与えません。
ネガティブな理由を述べる代わりに、運送業界での具体的な目標や自己成長の機会について話すことが重要です。
例えば、「物流業界における効率的な配送システムの構築に興味があり、自分のスキルを活かして業界全体の発展に貢献したい」というようにポジティブな目標を示すことが望ましいです。
待遇面を志望動機にする
確かに企業選びをするにあたって、待遇面は非常に重要です。
全く他の条件が同じで、年間休日が120日のA社と130日のB社がある場合は、B社を選ぶのが普通です。
しかし、待遇面を志望動機にしてしまうと、仕事に対するモチベーションが低く、ただ休みのためだけに働いている人であると思われてしまう可能性があります。
したがって、その企業の待遇が他の企業と比べて、驚くほど良い場合、もしくは福利厚生をアピールして求人活動を行っている場合は「軽く」触れても良いですが、メインの志望動機にするのは避けましょう。
業務におけるやりがいや、その業界で何を成し遂げたいのかについてをメインにした志望動機を作成することが重要です。
例文の丸パクリする
確かに本メディアのように多くの例文を公開しているWebサイトなどはありますが、丸パクリをすることだけは避けましょう。
企業に提出するエントリーシートは、全てあなたのオリジナルのものであり、あなただけの志望動機を話す必要があります。
それにもかかわらず、例文の丸パクリをしてしまうということは、自分の言葉で説明するのではなく「他の誰かの言葉を盗用して利用している」ということです。
「自分の言葉で説明するのが苦手」という人もいるかもしれませんが、質の高い丸パクリの文章を提出するよりも、多少なりとも拙かったとしても、自分の言葉で説明することが重要です。
そして、出来上がった志望動機のクオリティは、就活エージェントに相談するなど、プロと一緒に改善すればいくらでもクオリティが高められるため、丸パクリだけは絶対に避けましょう。
【26卒】志望動機AI添削

志望動機が上手くまとまらない・・・

各企業の志望動機を作成するのに時間がかかってしまう
ESや面接で必ず聞かれる志望動機。文字数が足りなかったり、上手くまとまらないなど志望動機の悩みは尽きないでしょう。
そこで今回「志望動機AI添削」をご用意しました。
簡単な質問に回答するだけであなたの強みや経験を活かした志望動機を作成することができます。
すぐに使用可能なため、ぜひあなたもベンチャー就活ナビの志望動機AI添削を活用して選考通過率をUPさせちゃいましょう!
【運送業界の志望動機とは】例文紹介
ここまで、志望動機を作成するにあたってのポイントを解説しました。
採用担当者にとって、志望動機は自社の求める人材に合致しているかを判断するための重要な項目です。
必ず業界と企業への理解を深めたうえで各業界、各企業にあった内容で作成します。
しっかりと上記ポイントをおさえた志望動機を準備すれば、採用選考を有利に進めるはずです。
とはいえ、上記ポイントをみても、イマイチどう文章を書けば良いのかわからない方もいるかもしれません。
業種ごとの志望動機については、下記例文を参考にしてみてください。
鉄道業界
鉄道は人々の生活を支えるだけでなく、非鉄道事業での不動産や街づくりにおいても大きな役割を果たしているため、すべての人に豊かな生活環境を届けることを目指す貴社において総合職を希望します。
私は飲食店のアルバイトで、制限が解除されていく中、さまざまなイベント企画やSNSなどの施策で、落ち込んだ客数を2か月で制限前の水準まで戻すことに成功しました。
貴社において、さまざまな背景を持つ人がそれぞれ快適な暮らしを実現できる街づくりを日本全国に展開し、各地の魅力を最大化させることを目指したいです。
より多くの人の豊かな暮らしを実現することで各地の人口減少、過疎化の改善に貢献したいと考えています。
航空業界
命を預かる責任ある仕事にやりがいを感じ、事前にトラブルを避ける対策を行うことで子どもたちとの信頼関係を良好に築けました。
仕事に責任を持ち、一つひとつの業務に注意深く対応しながらチームワークを大切に業務を進めることで、視野が広がり自分自身の成長にもつながりました。
相手の求められていることを理解する感性を活かし、お客様満足度を高めながら、安心安全なサービスを提供することに貢献していきたいです。
倉庫・運輸業界
〇〇でのアルバイト経験から、倉庫業界を志望しています。
〇〇では毎日さまざまな商品が入荷され、商品の仕分け、品出し、商品管理を行う倉庫では、常にイレギュラーに対応してきました。
毎日多くの商品の入れ替わりを目にして人々の生活を支える物流の需要や影響力を感じ、貴社の全国規模の物流を支える一助になりたいと考えています。
近年スマートフォンやインターネットでの買い物が主流となってきていることから、物流の需要の拡大も続いていると聞きます。
一人ひとりのニーズに細やかに対応するには倉庫業の役割がより大きくなると見込まれるため、人々の生活を支える貴社の発展に貢献していきたいです。
ドライバーの志望動機を詳しく見たい方はこちらの記事も併せてご覧ください。
クロスワーク・マガジン:【未経験者向け】ドライバーの志望動機の例文・転職成功のコツ
海運業界
そこで、最大規模の輸入国である日本の生活を根底から支える海運業界にて海上業務を行いたいと考えています。
長年多くの輸出入を担い、日本の発展を支えてきた貴社で社会的な貢献にもつながる仕事ができることに魅力を感じています。
一人での海外旅行では、予期しない事態がさまざまに起こりましたが、その度に落ち着いて柔軟に対応し、状況を楽しみながら安全に過ごせました。
海上輸送に限らず、海洋事業において多角的な事業を行っている貴社にて、自身の強みである柔軟性を活かして新たな価値の創造に貢献したいと考えています。
【運送業界の志望動機とは】添削してもらおう
例文を参考に、自身の強みと企業情報をあわせた志望動機を作成してみましょう。
作成後は、自身で何度も読み返し、わかりにくい表現や重複する表現はないか、誤字脱字などに至るまで内容をしっかり確認するようにします。
また、周囲の人に読んでもらい添削してもらうことも重要です。
第三者に読んでもらうことで、自身では気づくことのできないクセや、一般的にはわかりにくい表現などが見つかる場合があります。
できる限り複数人に読んでもらい、添削してもらうことが理想です。
先輩
自身や周囲の先輩に、運輸業に内定をもらっている人物がいれば、その人に添削してもらうことが望ましいです。
志望動機の内容も業界にあったものにブラッシュアップできるうえ、総務就活に関しての全体的なアドバイスももらえるかもしれません。
すでに内定をもらっている人の考え方や就職活動の際に気をつけていたことなどは、自身が選考を受けるうえでとっても重要な内容です。
気になったことに関しては何でも指摘してもらうよう依頼し、素直に受け取り修正するようにしましょう。
運送業界に限らず、なんらかの企業において内定をもらっている先輩の指摘は必ず役立つものです。
周囲に内定のある先輩がいる場合は、志望動機について添削してもらうよう依頼してみましょう。
学校のキャリアセンター
大学のキャリアセンターは在学生の属性や傾向を熟知しているため、時間が空いた際に相談に行ってみることをおすすめします。
長年就活生のサポートをしてきている経験から、業界の傾向のみならず志望企業の詳細についての情報が聞ける可能性があります。
場合によっては業界で勤務している卒業生や内定をもらっている先輩などから情報をもらえるかもしれません。
キャリアセンターは在校生の就活を支援するための専門機関です。
周囲からのアドバイスだけではなく、専門的なアドバイスも取り入れ万全を期すためには専門家からのフィードバックは重要です。
疑問や不安がある場合や添削を依頼したい際には、一度キャリアセンターへ相談に行ってみると良いでしょう。
就活エージェント
大学内のキャリアセンターでは、学内の就活生へのサポートを行っていることから、蓄積されている情報は学内の学生のものに限定されます。
一方で、就活エージェントに関してはさまざまな大学の学生の情報を持っているため、他の学生と比べて自分がどの位置にいるのかまで客観的にフィードバックをもらえます。
また、各業界に関しても、他の大学の学生への支援も行っているため、支援件数は膨大であり、現在の状況から何をするべきかのアドバイスを的確にもらえるのもメリットです。
志望動機の作成後、就活エージェントの専門のスタッフに添削してもらうこともできます。
くわえて、志望動機に限らず面接など個別の相談や就活に関するさまざまな相談が可能となっているため、一度相談してみることをおすすめします。
おわりに
運送業界についての志望動機の作成方法、ポイントについて解説してきました。
志望動機は就職活動において非常に重要な項目であり、しっかりとした対応が必要です。
志望動機をうまく伝えることで、採用に一歩近づけます。
就職活動にはさまざまな準備があり、各種対応をしていくには十分な時間がないと感じる場合が多いです。
今回解説した運送業界の業種やポイント、例文を参考に、ぜひ志望動機を作成してみてください。
準備をゆっくり確実に行っていけば、採用選考を有利に進められるはずです。