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・15秒で自己PRをする方法
・15秒で自己PRをする際のポイント
・15秒で自己PRをする際の例文
・15秒で自己PRをする方法を知りたい人
・15秒で自己PRをするポイントを知りたい人
・自己PRに自信がない人
15秒の自己PRを考える際は、具体的に何を言うべきか、伝える内容に困るものです。
効果的な15秒の自己PRをするためには、自己PRの評価ポイント、文章作成のコツ・注意点などをあらかじめ理解する必要があります。
事前の知識なしで15秒の自己PRを用意すると、短すぎたり長すぎたり、内容が伝わりにくかったりする可能性があります。
そこで今回は、15秒の自己PR作成のポイントを紹介していきます。
あわせていくつかの例文もピックアップしていくため、自己PR作成の際はぜひ参考にしてみてください。
【15秒の自己PR】自己PRで見られていること
「自己PRを15秒で」と言われた際には、アピールの中でどのようなポイントを評価されているのか気になるところです。
前もって見られている点を明らかにしておけば、採用担当者に好印象を与える「15秒」を作れるでしょう。
反対に15秒という限られた時間の中で、準備を怠ると、せっかくの時間を無駄にしてしまう可能性があります。
そのためここからは、自己PRの中で見られているポイントを整理していきます。
主に見られていることは、以下が挙げられます。
・円滑なコミュニケーションが取れるか
・自社で活躍してくれそうか
・社風とマッチするか
具体的な評価ポイントを理解したうえで、効果的な自己PR作成につなげていきましょう。
円滑なコミュニケーションが取れるか
15秒の自己PRでは、面接官は、学生のコミュニケーション能力をチェックしているといえます。
短い時間の中でも必要な情報・伝えたいことを分かりやすく述べられるのか、基礎的な伝える力を評価しているのです。
15秒の自己PRでは、そこまで多くの情報を伝えられません。
2~3文で完結する内容がほとんどなので、短い文章・短い時間の中で伝えたいことを端的にアピールする必要があります。
そういった限られた条件の中で、主旨をわかりやすく伝えなければならない場面は、社会人になればいくらでも出てくるでしょう。
社会人として円滑なコミュニケーションが取れる基礎力はあるのか、採用担当者は確認しているのです。
だからこそ主旨がわかりにくかったり、時間に対して極端に短かったり長かったりすると、マイナス評価につながる恐れがあります。
自社で活躍してくれそうか
15秒の自己PRの中では、企業は、自社での活躍の可能性をチェックしています。
当然のことながら、企業は新卒採用にあたって、活躍の可能性が十分に見込める人材を探しています。
自己PRから志望度の高さや働く熱意、自社の事業への強い興味関心、事業内容とマッチした強みなどが伝わってくれば、企業は活躍イメージを持ちやすくなるでしょう。
結果、「こういう人に入社してもらいたい」と思い、採用を前向きに検討するものです。
アピールの内容に説得力があればあるほど、活躍の可能性を買い、積極的に入社してもらいたいと感じるはずです。
そのため自己PRでは、15秒という短い時間とはいえ、志望度の高さや興味関心などをしっかりと伝えていく必要があります。
また、その企業で活かせることを意識して強みをアピールすることで、説得力を持たせることも大切です。
社風とマッチするか
企業は15秒の自己PRで、社風とマッチするかどうかをチェックしています。
15秒は短い時間ですが、自己PRの中では強みのほかに、実際に強みが発揮されたエピソードなどを伝えていきます。
端的なエピソード・背景でも、その内容からは本人の人柄や価値観などが伝わってくるものです。
そこから、自社が求める人物像や社内全体の雰囲気などを考慮し、マッチ度を評価していきます。
企業にとって新卒採用の際に避けたいのは、早期離職です。
ミスマッチによって早期離職が起これば、企業にとっても本人にとってもマイナスの結果になります。
早期離職を避けるにはマッチ度の高い人材を採用することが重要なため、企業は自己PRを含めてさまざまな質問を重ね、人柄・強みの内容などからマッチ度の高さを測っているのです。
【15秒の自己PR】文字数の目安
15秒で自己PRを…と聞くと、具体的にどのくらいの長さの文章が良いのか悩むものです。
基本的な目安としては、90文字~120文字を想定すると良いでしょう。
あとは文章の長さから、15秒でアピールを終えられるように、喋る早さなどを調整していくかたちです。
90文字を下回ると、短い時間でのアピールとはいえ、あまりに簡潔すぎる印象が強くなるため注意が必要です。
「もっと言えることはあったのではないか」と、ネガティブな印象を与えてしまう原因になります。
しかし逆に、120文字以上の長さになると、長すぎて15秒に収まりきらない可能性があります。
自分自身で時間を測りながら、90文字~120文字を目安に自己PRを作成しましょう。
【15秒の自己PR】おすすめの構成
15秒の自己PRでは、時間が非常に限られているからこそ、とにかくわかりやすさを意識して文章を組み立てる必要があります。
文章を作成する際は、わかりやすい構成に沿って内容を考えることがおすすめです。
おすすめの構成は、以下のとおりです。
1.結論
2.エピソード
3.貢献
上記の流れに沿って自己PR文を作成すれば、論理的でわかりやすい内容に仕上げることができます。
短い時間の中でも、具体的な強みとその背景(エピソード)、貢献の意思などがはっきり伝わるはずです。
では、構成における重要なポイントを一つひとつ見ていきましょう。
結論
自己PRでは、15秒かどうかに限らず、まず結論を述べる必要があります。
ここでいう結論とは、アピールしたい強みのことを指します。
たとえばコミュニケーション能力をアピールするなら、最初に「私の強みはコミュニケーション能力です」と端的に述べることからはじめましょう。
結論からはっきり伝えることで、「何を伝えたいのか」という大事な主旨が明確になるため、採用担当者も内容を把握しやすくなります。
企業の採用担当者も、15秒という短い時間で、学生の強みや人柄を評価しなければなりません。
そのためアピールする際は、伝えたいことを最初に結論として、簡潔に述べることが重要です。
エピソード
15秒の自己PRでは、結論として強みを端的に伝えたあとに、具体的なエピソードに触れていきます。
エピソードとは、その強みが発揮された経験のことを指します。
最初に結論である強みを述べたうえで、強みを具体化し、説得力を高めていく流れになります。
コミュニケーション能力が強みで、たとえばボランティア活動でその強みが発揮された…という掘り下げがあれば、具体的にどのような強みなのかわかりやすくなるでしょう。
さらにエピソードからは、本人の人柄や価値観、ものの考え方などが伝わってくるものです。
採用担当者はそこからポテンシャルを見極めるため、限られた時間・文字数でも、できる限り具体的に述べましょう。
貢献
15秒の自己PRでは、最後にもう一度結論として、その強みを活かしてどう貢献していきたいのか意思表示する必要があります。
ただ「強みは〇〇です」とアピールするだけでは、就活の自己PRとして決定力に欠けるものです。
大事なのは自分の強みを業務でどう活かしていくのかというポイントなので、貢献できることをできる限り具体的に述べましょう。
企業から求められる貢献ができるとアピールするには、事前の企業研究も欠かせません。
社員の働きに対して企業はどのような点を求めているのかチェックし、そのニーズに合うアピールをしましょう。
【15秒の自己PR】ポイント紹介
自己PRを15秒で行う際は、時間が短いからこそさまざまなポイントを意識する必要があります。
ポイントを理解していなければ、時間が足りなくなるなどの失敗につながってしまいます。
反対に、前もってポイントを整理しておけば、15秒という短い時間の中でも効果的な自己PRができるはずです。
主に意識したい点は、下記の6つです。
・なぜそれが強みなのかを考える
・活かし方を伝える
・時間を意識しすぎない
・相手の目を見て話す
・内容は1つに絞る
・企業にマッチした強みをアピール
これらを意識して自己PRを作成すれば、端的で伝わりやすい自己PRになるため、アピールの内容が採用担当者にしっかり伝わります。
では、重要な点を整理していきましょう。
なぜそれが強みなのかを考える
自己PRを作成する際は、単純に強みを述べるだけでは、具体性に欠けるものです。
アピールとしてインパクトも弱くなるため、たくさんいる候補者の中で自分を印象付けることは難しくなります。
そもそもアピールするスキルや強みは、大抵の場合、ほかの学生とかぶってしまうものです。
差別化できるポイントは強みを裏付けるエピソードや背景のため、その点をおろそかにしないようにしましょう。
ただし、15秒の自己PRでは、理由まで細かく述べている時間はありません。
そのため理由については事前に深掘りしておき、時間的に余裕があれば伝える、または聞かれたら答えられるようにしておきましょう。
強みを強みとして自覚したきっかけ・得意な理由などを具体的に伝えれば、個性のある強みアピールになります。
活かし方を伝える
自己PRでは、具体的に自分の強みをどう活かしていくのか伝えることが大事です。
どれだけ魅力的な強み・スキルがあっても、会社組織の中で活かせる強みでなければ、就活でアピールする意味はないでしょう。
企業も実際に、強みを積極的に活かして自社に貢献してくれる人材を求めています。
しかし、ただ強みをアピールするのみでは、具体的な活かし方がイメージできないことも少なくありません。
だからこそ自己PRの際は、「〇〇が強みのため、△△ができる」というアピールが重要なのです。
もちろん、活かし方は説得力のあるものでなければなりません。
コミュニケーション能力が強みと言っているのに、たとえば「コミュニケーション能力を活かして一つの業務に集中したい」とアピールするのでは、強みと貢献できることがつながりません。
「コミュニケーション能力を活かして組織活性化に貢献する」など、適切な活かし方を考えましょう。
時間を意識しすぎない
15秒と時間が決まっている自己PRでは、つい時間ばかりを意識してしまうことが多いです。
もちろん、時間を意識しなければならないのは確かですが、意識しすぎると失敗につながるため注意が必要です。
時間内に収めようとするあまり早口になると、肝心なアピールの内容が伝わらない可能性があります。
せっかく結論から述べてわかりやすく伝えているのに、早口のせいで聞こえなかったり必要以上に噛んだりしてしまうのでは、本末転倒です。
また、早口になりすぎないように、逆にゆっくり喋りすぎてしまうのも失敗パターンの一つです。
明らかな時間オーバーは、時間意識・計画性のなさが目立つため、マイナスな印象が強くなります。
15秒と時間が決まっている以上、時間の意識は必要ですが、意識しすぎて失敗するのは避けたいところです。
相手の目を見て話す
自己PRなどの受け答えをする際は、やはり相手の目を見て話すのが基本です。
15秒の自己PRは、話すことも限られていて時間も短いですが、相手の目を見ることは忘れないようにしましょう。
自己PRを伝えるにあたって時間が15秒と決まっていると、必要以上に緊張してしまうことも多いです。
結果、通常より慌ててしまうと、つい目をそらして下を向く原因になります。
目が泳いだり、身振り手振りが大げさになったりするのも、慌てている心理がわかりやすく出てしまうため避けたいところです。
また、暗記した内容を思い出しながら話すと、思い出す際につい目をそらしがちになります。
丸暗記で伝えようとするとそういった動作が目立つため、暗記して準備すること自体は必要ですが、丸暗記で機械的に伝えるのは控えましょう。
自分の言葉でしっかり話すことができれば、不自然に目をそらすこともなくなるはずです。
内容は1つに絞る
15秒で自己PRを伝えるときは、強みとしてアピールする内容を一つに絞ることが大切です。
短い時間のため、基本的にいくつもの内容を話している時間はありません。
強みやスキルとしてアピールしたいことがたくさんあると、確かに、ついすべてを話してしまいたくなるでしょう。
しかし複数のことを話して、一つひとつの強みの内容が薄くなるのでは、かえって印象が薄くなります。
採用担当者にも一つひとつの内容は伝わりにくくなり、「結局何が強みなの?」という疑問で終わってしまう可能性もあります。
内容が薄くなるという意味では、十分に時間のある自己PRでも、そもそも複数のことは伝えるべきではありません。
もちろん、強みが発揮されたエピソード自体も、一つに絞るようにしましょう。
企業にマッチした強みをアピール
自己PRで自分の強みを伝えるときは、企業にマッチした強みを選ぶことが大切です。
企業の理念や社風、事業内容などに合った強みでなければ、企業に魅力を感じてもらうことはできません。
強み自体は魅力的だったとしても、企業にマッチしていなければ、活躍のイメージもつかみにくいでしょう。
たとえば、クリエイティビティ(独創性)に富んでいることは、強み単体で見れば確かに魅力的です。
しかし顧客に対する接客がメインになる販売職を志望する際に、クリエイティビティをアピールしても、魅力は感じてもらいにくいといえます。
会社としても、求める人物像とは異なると判断し、良い評価はもらえないと考えられます。
そのため、企業が求める人物像や社風などは、企業研究の一環として事前によくリサーチしておくことが大切です。
【15秒の自己PR】注意点紹介
15秒の自己PRを用意する際は、いくつかの注意点に気を付ける必要があります。
自己PRの時間として15秒は短いため、注意点をあらかじめチェックしたうえで、適切な対処・練習が必要だからです。
主に注意したい点は、以下の2つが挙げられます。
・早口になりすぎない
・重要な事項は落とさない
上記の注意点と先ほど解説してきた自己PRのポイントを意識すれば、初めて15秒で自己PRする人でも、効果的なアピールができるはずです。
では、注意点の詳細を見ていきましょう。
早口になりすぎない
自己PRを15秒で伝えるときは、とにかく早口になりすぎないように注意が必要です。
早口ですべて言おうとすると、どうしても聞き取りにくくなるため、採用担当者は内容を正確に把握できません。
せっかくのアピールが台無しになってしまうので、早口にならない意識は必須です。
基本的な対処法は、早口になりすぎずに伝えられるように、何度も練習することです。
練習を重ねれば、話すうえでちょうどよいスピードがわかってくるため、本番でも失敗を避けられます。
また、情報量・伝えたいことの内容が多いと、つい早口になってしまうものです。
「どうしても早く喋られないと伝えきれない」というときは、文字数が多い可能性があります。
必要に応じて削ることも考え、事前に余裕をもって準備することが大切です。
重要な事項は落とさない
15秒の自己PRでは、短い時間の中で強みをアピールしなければならないため、一つひとつを簡潔に述べる必要があります。
しかしながら、重要なポイントまで削ってしまうのでは、アピールとして意味をなさくなるため要注意です。
大事なポイントを伝えようとするあまり、たとえば最後の「貢献」の部分をまったく話さないのでは、物足りないアピールになってしまいます。
簡潔に伝える必要はありますが、全体的に伝えたいことは何かという主旨からは、ずれないことが大切です。
重要な点を削らないように、優先順位を考えながら文章を組み立てるようにしましょう。
エピソードの部分も、簡潔に伝えようとするあまり、抽象的にしすぎないように注意が必要です。
【15秒の自己PR】例文紹介
では、ここからは、15秒の自己PRの例文を紹介していきます。
基本的に目安となる90文字~120文字で文章を作成しているため、15秒として適切な長さを見極める際には、参考になるでしょう。
自己PRを作成するときは、具体的な書き方に困ることが多いため、最初は例文からチェックしていくことが重要といえます。
今回紹介する例文では、主に以下の強みをアピールしています。
・行動力
・マネジメント力
・柔軟性
・粘り強さ
・向上心
・挑戦心
いずれも、就活の自己PRではよくピックアップされる強みです。
例文を参考に、15秒の自己PR文を作成していきましょう。
行動力
飲食店のアルバイトの際に、私はマルチタスクが苦手だったため、先輩の行動や心がけを真似し、マルチタスクができるように努力しました。
入社後も行動力を大事にし、初めて取り組むことにも挑戦したいです。
マネジメント力私の強みは、全体を見渡せるマネジメント力です。
入社後も全体を見る意識を常に持ち、組織の雰囲気を良くしていきたいです。
柔軟性
昨年の長期インターンでは、日ごとに複数部門の仕事を経験しましたが、偏見や先入観にとらわれることなく、いち早く業務になじむことができました。
入社後は柔軟な考え方で、新規開拓に勤しみたいと考えています。
粘り強さ
大学の研究室では、失敗率の高い実験と長時間向き合い、粘り強く成果を追い求めてきました。
入社後も研究活動で培った粘り強さを活かし、新たなアイデア創出に貢献したいです。
向上心
昨年は遊園地でアルバイトをしましたが、早く活躍したい気持ちが強かったため、成長を楽しみながら自分にやれる業務には全て挑戦しました。
入社後もあらゆる業務に挑戦し、いち早く成長できる社員でありたいと思います。
挑戦心
大学の町おこしサークルでは、イベント運営を行い、チラシ配り・呼びかけなどの広報活動を初めて訪れる場所でも恐れずに続けてきました。
入社後の営業活動でも挑戦心を忘れずに、ぜひ成績1位を目指したいです。
継続力
小学生の頃から10年以上ピアノを習っており、どんなに忙しい時でも毎日練習を欠かしませんでした。
特に、大学時代は学業とアルバイトを両立しながら、ピアノのスキルをさらに向上させました。
この経験を通じて、困難な状況でも目標に向かって努力し続ける忍耐力と自己管理能力を培いました。
貴社でも、目標達成に向けて持続的に努力を重ね、成果を上げていきたいと考えています。
情報収集力
大学で卒業論文に取り組む際、国内外の文献やデータベースを駆使し、独自のテーマについて深く研究を行いました。
特に、インターネットや図書館、専門家へのインタビューを通じて、あらゆる角度から情報を集め、分析し、論文に反映させました。
この情報収集力を活かし、貴社では市場や顧客のニーズを迅速に把握し、適切な戦略を立案できる人材として貢献したいと考えています。
コミュニケーション能力
大学時代に学生団体でイベントの企画・運営に携わった際、多様なメンバーと協力し、意見を調整しながらプロジェクトを成功に導きました。
特に、異なる背景や考えを持つメンバー同士の橋渡し役として、円滑なコミュニケーションを心掛けました。
お客様やチームとの信頼関係を築くことが業務において重要だと考えており、貴社でもこのスキルを活かして成果を上げていきたいです。
統率力
大学時代、サッカー部のキャプテンとしてチームをまとめ、全国大会に出場することができました。
メンバーの強みや個性を活かし、戦略を立てるだけでなく、時にはメンバーの精神的なサポートも行い、全員が一丸となって勝利に向かって進む環境を作りました。
貴社でも、チームをまとめ、プロジェクトを成功に導くリーダーシップを発揮していきたいと考えています。
【15秒の自己PR】完成度を高めるために
15秒の自己PRを作成するにあたって、完成度を高めるには、より一層の工夫や対策が必要といえます。
せっかくの魅力をアピールする場なので、自己PRの完成度はできる限り高めたいところです。
完成度を高めるためのポイントは、以下が挙げられるでしょう。
・声に出して読んでみる
・他の人に添削してもらう
15秒の自己PRでは、完成度が高まるほど、本番で失敗する可能性が低くなります。
採用担当者にも、自分の強みはしっかりと伝わるでしょう。
では、完成度を高めるためのポイントを一つひとつ解説していきます。
声に出して読んでみる
15秒の自己PRで、本番で失敗しないためには、文章を作った際に声に出して読んでみることが大切です。
練習が必要という意味でも、声に出して読むことは必要ですが、何より声に出して読めば誤字脱字などの不自然な点に気づくことができます。
就活ではさまざまなアピール文を用意するため、一つひとつの誤字脱字や、文章の流れがおかしい部分には意外と気づきにくいものです。
ただ書いて黙読するのみでは、見落としてしまうため、文章が完成した際はまず声に出してみましょう。
そのうえで間違っている部分・不自然な部分を修正し、文章としての完成度を高めていくことが大切です。
自然な流れ・言葉遣いの文章に修正できれば、アピールが伝わりにくいという失敗も避けられるでしょう。
他の人に添削してもらう
自己PRなどの受け答えの文章は、自分だけでなく、ほかの人に添削してもらうことも大切です。
読み返しても気づけないミスは意外とあるため、第三者からの添削は、そういった修正漏れを防ぐことができます。
また、誤っていることを知らずに使っている言葉なども、中にはあるでしょう。
ほかの人に添削してもらえれば、知らず知らずのうちに使っている誤った言葉・表現にも気づける可能性があります。
添削してもらう相手は、友人や家族、就活をすでに経験している先輩などが挙げられます。
単純に言葉・表現のミスを見てもらうのではなく、自己PRを聞いたときの印象を評価してもらうのもおすすめです。
「アピールとして弱い気がする」などの意見をもらった場合は、必要に応じて内容を変更するのも良いかもしれません。
就活エージェントに相談してみよう
15秒の自己PRがうまく書けないときは、就活エージェントに相談するのも一つの手です。
就活エージェントは、書類添削や模擬面接など、就活成功に必要なサポートを手厚く受けられるのがメリットです。
自己PRの添削も可能なため、「15秒に収まるかわからない」「自分の自己PRの内容に自信がない」と困っているときは相談しやすいでしょう。
就活エージェントのジョブコミットは、あらゆる就活支援のプロです。
模擬面接や書類添削などのサポート実績は年間1,000名に及ぶため、就活成功のノウハウはしっかり整っています。
本気で一人ひとりの就活と向き合ってくれるため、就活に対して総合的に不安を持っている人でも安心です。
登録・相談は無料でできるので、「書類添削を頼みたい」「面接練習に付き合ってほしい」などの困りごとがあるときは、ぜひ相談してみましょう。
おわりに
自己PRを15秒に収めるときは、15秒という短い時間を考慮し、伝えるべきポイントをしっかり絞ることが大切です。
しかし具体的なアピールでなければ、説得力もないため、簡潔にしすぎないことも重要といえます。
事前に15秒の自己PRのポイント・注意点を押さえておけば、本番で失敗せず、完成度の高いアピールができるでしょう。
そのためには例文を参考にしたり、構成や文字数を意識したりする対策が必要です。
必要に応じて就活エージェントに相談することなども検討しつつ、15秒の自己PRを成功に導きましょう。