【例文あり】AI面接の質問内容はパターンがある!AI面接の攻略法を解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること  
  • AI面接とは?
  • AI面接で評価されるポイント
  • AI面接の質問内容
  • AI面接で気をつけるポイント
この記事をおすすめしたい人  
  • 初めてAI面接を受ける人
  • AI面接の特徴を知りたい人
  • AI面接で選考突破したい人

【AI面接の質問内容】AI面接とは

AI面接とは、その名の通りAIが行う面接です。

大きく分けて録画型と対話型の2つのパターンが存在します。

録画型では応募者が一問一答の質問に対して回答を録画し、その映像がAIによって評価されるというものです。

この形式では応募者の言葉遣いや表情、非言語的コミュニケーションなどが評価の対象になり、AIはこれらの要素を分析して応募者の適性を判断します。

一方、対話型のAI面接ではAIが応募者に対して深掘りの質問を行い、その対話を通じて応募者の思考プロセスや対応能力を評価します。

このタイプの面接ではAIが持つ独特の個性やパターンを理解し、適切に対応することが重要であると言えるでしょう。

AIのアルゴリズムによって質問の方向性が決まるため、予測不可能な質問に対して柔軟に答える力が必要とされると言えます。

【AI面接の質問内容】AI面接の特徴

ここからはAI面接の特徴について詳しく紹介していきます。

AI面接は人間が行う面接と比べていくつか違うポイントがありますが、下記の2点を覚えておくことでよりスムーズに対処することができるでしょう。

AI面接の特徴

・いつでもどこでも受けられる

・人ではなくAIが評価


 

いつでもどこでも受けられる

AI面接のメリットとして、いつでもどこでも受けることができる点が挙げられます。

AI面接は相手が人ではなくAIなので、いつでもどこでも利用できます。

対人の面接と比べると気軽な面接と言えるでしょう。

自分が緊張していないタイミングで利用できるので、気軽に望めます。

スケジュールも組みやすいので、他の面接と比べて気軽に取り組むことができると言えるでしょう。

人ではなくAIが評価

AI面接は面接官がAIなだけでなく、評価もAIが行うということを覚えておきましょう。

AIが面接を通じてその人の人柄や特性を判断するのです。

ただし、AIが判断できるのはある程度の部分であり、「項目に沿っているか」など簡単なものだけです。

最終的な判断をするのは人間なので、「人間が最終的な判断をするための材料を、AIが面接で評価している」というレベルで考えておけば良いでしょう。

よって、取り組み方や回答は基本的に相手が人間だと思って問題ありません。

【AI面接の質問内容】AI面接で評価されるポイント

AI面接でも、相手が人間である場合の面接でも、基本的に評価されるポイントはそこまで変わりません。

しかし、特にAI面接においては下記の3つが評価される傾向にあります。

どのようなAI面接でも、下記の3つを念頭において回答することで、より良い印象を与えることができるでしょう。

AI面接で評価されるポイント

・言葉使いとコミュニケーション能力

・表情や体の動き

・問題解決力と論理的思考力

言葉使いとコミュニケーション能力

AI面接においては、音声認識技術を用いた学生の発言のテキスト化など、言葉遣いを重視しています。

応募者が発した言葉がデジタルデータに変換され、AIが解析しやすい形式に変更されるのです。

このテキストデータを元に、応募者のコミュニケーション能力などを多角的に評価し、語彙力や文法の正確性、言葉の選び方など、言語表現の質などを分析しているのです。

また、発言の正当性も重要な評価対象となります。

応募者の意欲、自信の度合いなど、非言語的なコミュニケーションの要素を反映しており、声の高さや速さなど、適切に就活生が話すことができているかを判断します。


 

表情や体の動き

AIの進歩は驚くべきものであり、応募者の言葉だけでなく、表情や体の動きといった非言語的なコミュニケーションも評価の対象となっています。

就活生の表情やジェスチャー、視線の動き、体の姿勢などを解析することで、就活生の心情や性格、さらにはコミュニケーション能力を読み取ろうとしています。

就活生が質問に答える際の表情の変化や目の動き、話すときの手の動きなどで、相手が緊張しているのか、リラックスしているのかなども判断できるのです。

就活生の自身の度合いやストレス耐性など、面接では伝わりにくい内面的な特性を推測することもできます。

表情やジェスチャーなど、非言語的なコミュニケーションにも意識が向けられていることを忘れず、自然な表情を保ち、適切な視線のコントロールや姿勢を意識することがAIから高い評価を受けられる可能性につながると言えるでしょう。

問題解決力と論理的思考力

就活におけるAI面接においては、応募者の問題解決能力や論理的思考力が重要な評価基準の一つとなっていることを覚えておきましょう。

応募者が質問に対してどのように回答するか、その回答がどれだけ論理的に構成されているかに注目しているのです。

就活生の発言を音声認識技術を通してテキストに変換し、そのテキストをもとに回答の内容を解説します。

この解析において、就活生が提示する解決策の実用性や課題に対するアプローチの独創性、そしてその思考の過程が論理的に展開されているかなどについて評価しています。

多くの企業は批判的な思考能力や創造性。問題解決能力を持っている就活生を採用したいと考えているので、この点を重要視しているのです。

よって、自分の考えを明確に伝え、その根拠を具体的に示すことが求められていると言えるでしょう。

【AI面接の質問内容】AI面接の質問内容の特徴

続いて、AI面接の質問内容の特徴についてもしっかりと確認していきましょう。

このポイントをしっかりと抑えておくことで、AIからも高く評価される回答を用意することができるでしょう。

AI面接の質問内容の特徴

・過去の経験を問う質問が多い

・深堀質問が多い

・深堀質問のパターン

過去の経験を問う質問が多い

AIの面接においては、他の面接とよりも更にガクチカや自己PRなど過去に関する質問がされることが多いです。

志望動機やキャリアビジョンなど、未来に関する質問もありますが、過去に関する質問が多いです。

なぜならば、これは学生の課題解決に関するプロセスなどを分析するにあたって「過去に関する質問をする方が合理的である」とされているからです。

ガクチカをや自己PRを作成する方法についてはこれらの記事で詳しく解説しているので、AI面接の対策をしっかりと行い、死角の無い就活対策を行いたい方は、ぜひ一緒にこちらも確認してみてください。

https://shukatsu-venture.com/article/306230

https://shukatsu-venture.com/article/306898

深堀質問が多い

AIの面接においては深掘りされる質問が多いということもしっかりと覚えておきましょう。

AIの面接においては、曖昧な回答をしてしまうと「もう少し具体的に教えてください。」と掘り下げられる可能性が非常に高いです。

就活生の述べた内容がどのようなものであるか、また、面接を担当するAIがどのような性質を持っているかによりますが、例えばAI面接の一種である「ShaiN」では40分程度の面接の間に200近い質問がされます。

一般的な面接と比べて圧倒的に質問数が多く、何も対策をしていないとほとんど回答することができません。

よって、過去の経験については「これでもか」というほど深掘りしておくと良いでしょう。

深掘り質問への対応をすることで、自己分析を更に深められる可能性もあります。

深堀質問のパターン

深掘りされる質問にはさまざまなパターンがありますが、多いのは経験に対して目的、つまり、「目的(なぜやったのか)」「苦労(何が課題だったか、何に苦労したか)」「成果(どんな結果だったか、何を学んだか)」「貢献(その経験をどう活かせるか)」「根拠(なぜ活かせると思ったか)」の5つについて聞かれることが多いです。

こちらについては一般的な面接と同じような質問内容なので、他の企業の対策だけで十分回答できることでしょう。

ただし、この部分をしっかり対策しておくことができれば、志望動機や自己PRを書く際にも、より深く掘り下げた内容を書ける可能性が高いです。

AI面接対策から、一般的な面接の対策へ、逆輸入するような形で、再発見した部分があるならば自己PRや志望動機を書き直してみるのも良いでしょう。

【AI面接の質問内容】AI面接の質問に回答する際のポイント

AI面接の質問に回答する際のポイントにはさまざまなものがありますが、下記の3つは必ず意識しておきたいところです。

また、このポイントは相手が人間の場合でも活用できることが多いので、念頭において回答を準備しておくと良いでしょう。

AI面接の質問に回答する際のポイント

・結論ファーストを心がける

・数字や具体的エピソードを盛り込む

・クリアな発言や流暢な会話を心がける

結論ファーストを心がける

結論ファーストを心がけることはAIの面接に回答する際に非常に重要なポイントの一つであると言えます。

AIは「論理的に話せるか」を評価しているので、必ず結論ファーストを心がけることが重要です。

これにより、AIがあなたの話す内容を理解できる上に、自分も何を話しているのか見失わずに済みます。

まず結論について述べ、それを深く掘り下げるような内容にしていくことで、構造的な回答をすることができるでしょう。

AIにとっても構造化された回答の方が理解しやすいので、結論ファーストを心がけることが重要なのです。

数字や具体的エピソードを盛り込む

こちらも相手が人間の際の面接の対策と同じものです。

数字や具体的なエピソードは必ず盛り込むようにしましょう。

AIは多くの場合、回答に対して「もう少し具体的に教えてください。」と要求してきますが、そもそも深掘りされる前に具体的な経験やエピソードについて話すとより良いでしょう。

AIにわかりやすく話を伝えるには、数字を盛り込むことが非常に重要です。

数字は客観的なものであり、誰が見ても揺るがないものなので、あらかじめ数字や具体的なエピソードをしっかりと盛り込み、深掘りの質問をそもそもされないような対策を心がけていきましょう。

クリアな発言や流暢な会話を心がける

相手がAIの面接の際は、クリアな発言や流暢な会話を心がけることも重要です。

AIは話したことをテキストに変換して評価しているので、AIが聞き取れないような話や声のボリュームではそもそも評価をされません。

相手が人間ならば、聞き取れなかった場合や理解できなかった場合、再度聞き直してくれますが、AIの場合は聞き直してくれるとは限りません。

また、AIは話し方の流暢さを評価しているので、スピーチの練習をするなどして、クリアかつ流暢に話せるように練習することが重要です。

途中で詰まったり、話がまとまっていなかったりすると、AIからの評価が下がってしまうので、しっかりと対策することが必要なのです。

【AI面接の質問内容】パターン別の質問例

ここまではAI面接の対策方法を紹介してきました。

続いて、AI面接においてどのような質問がされるのかについても紹介していきます。

下記は相手がAIの面接において多く聞かれる質問なので、あらかじめある程度解答を用意しておけば、心に余裕を持って面接に臨めるはずです。

パターン別の質問例

・①意欲・習慣

・②目的・背景

・③課題・苦労

・④行動・解決策

・⑤結果・学び

・⑥理由・根拠

①意欲・習慣

AIが相手の面接では、意欲や習慣についてよく聞かれます。

まず、「高い目標を掲げて努力した経験」を聞いてくることが多いです。

部活など、目標に向かって取り組んだ話をしましょう。

「学生時代に頑張ったこと」を聞いてくる場合も多いです。

こちらは「学生時代」と聞いているので、可能であれば学校に関連するもの、難しければアルバイトやボランティアなど、学校に関連しない話をしても良いでしょう。

「学生時代に熱中したこと」もよく聞かれる質問です。

こちらは「熱中したこと」なので、つまりガクチカを聞かれています。

よって、必ずしも素晴らしい成果を手に入れている必要はありません。

②目的・背景

目的や背景についても、AIはよく聞いてきます。

学生時代の取り組みについて、「なぜその活動を始めたのか」「なぜその活動に力を入れたのか」「なぜその目標を設定したのか」と聞かれることは非常に多いです。

これらの質問は、いずれも「ガクチカに取り組んだ理由」なので、ESなどでガクチカに書いた内容を答えて良いでしょう。

面接の場面では、ESに書いた文章よりも更に内容を深められると良いです。

③課題・苦労

続いてよく聞かれる質問に、課題や苦労に関するものがあります。

「目標を達成するために苦労したことは何か」「高い目標を達成するために苦労した経験はあるか」「その苦労はどんなものだったか」などは高頻度で聞かれるでしょう。

企業は就活生が課題に直面した際、どのように工夫して乗り越えるかを知りたがっています。

よって、まず課題に直面した経験があるかを聞き、この後の「行動・解決策」に関する話を引き出そうとしているのです。

④行動・解決策

企業が最も知りたいこととして「この就活生は課題に直面した時、どのように行動し、解決しようとするか」が挙げられます。

よって「課題を解決するためにどんなことをしたか」「どのようにその状況を乗り越えたか」「なぜ課題を解決するためにそのような行動をとったのか」などの回答は用意しておきましょう。

可能な限り再現性のある、企業に就職してからも活用できそうな解決策を提示できると、より良い印象を与えられるはずです。

⑤結果・学び

行動した結果、どのような結果が得られたのかについてもよく聞かれます。

この結果の部分はそこまで重要視されていませんが、「その経験から何を学んだか」「目標を達成できたか」は重要です。

特に、経験から何を学び、どのように今後活かせるかについてはわかりやすく説明できると良いでしょう。

⑥理由・根拠

最後は、理由や根拠について聞かれることが多いです。

「なぜ、そのような判断をしたのか」「なぜそのような結果が得られたと思うか」「なぜその経験を活かせると思うのか」への回答は用意しておきましょう。

企業は就職後に活躍してくれる人材を採用したいと考えているので、就職後に活用できるスキルと、その根拠の提示をしましょう。

【AI面接の質問内容】AI面接の対策は就活エージェントを使おう

AI面接はなかなか慣れないものなので、しっかり対策をしたいところです。

しかし、際限なく練習に付き合ってくれる人はなかなか居ないので、納得が行くほど練習ができる人は少ないでしょう。

そこでおすすめなのは、無料で利用できる就活エージェントのジョブコミットです。

就活のプロがマンツーマンで面接練習に付き合ってくれるので、好きなだけ面接対策をできます。

また、自己PRや志望動機などのES添削も行ってくれるので、就活をスムーズに進めたい方はぜひ登録してみてください。

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まとめ

今回はAI面接の概要と対策、よく聞かれる質問について紹介しました。

AI面接はしっかりとした対策が必要ですが、聞かれる質問は比較的パターン化されているので、時間をかければ問題なく対処できるでしょう。

ぜひ本記事を参考にしっかりと対策し、第一志望の企業への合格を叶えてください。

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