【例文紹介】発信力をアピールするには?おすすめ構成やポイントを徹底解説!

【例文紹介】発信力をアピールするには?おすすめ構成やポイントを徹底解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・発信力をアピールする方法
・発信力をアピールする際のポイント
・発信力をアピールする例文

この記事をおすすめしたい人

・発信力をアピールする方法を知りたい人
・発信力をアピールするポイントを知りたい人
・自己PRに自信がない人

はじめに

就職活動とは、志望する企業に対して自身の強みや魅力を伝え、採用するべき人材であることをアピールする活動です。

そのため、就職活動を成功させるには、自身のアピールポイントをしっかり把握し、その伝え方も理解しておかなければいけません。

今回は、就職活動において役立つ強みの1つである「発信力」に焦点を当て、効果的なアピール方法やNG事例、おすすめの構成、例文などを紹介します。

自身の強みを探している方や、発信力の伝え方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

【発信力をアピールするには】発信力とは

そもそも発信力とはどのような能力なのか、詳しくご存じの方は少ないでしょう。

多くの場合、発信力は「自身の意見や保有している情報を相手にわかりやすく伝えるスキル」として認識されています。

これは広義的に見ればコミュニケーションスキルの一種であり、相手に情報を伝える必要がある多くの場面で要求される重要な能力です。

自身の強みや魅力を採用担当者に伝える就職活動も、まさに発信力が活用される場だといえるでしょう。

しかし、日常生活や仕事と密接に関わり、何気なく活用しているスキルだからこそ、その伝え方には少しコツが必要です。

うまく伝えられなかった場合は、自身で発信力がないことを証明する結果にもなってしまいます。

発信力をアピールポイントにするのであれば、早い段階からしっかり準備を進め、構成や裏付けとなるエピソードを考えておきましょう。

ベンチャーでも重視される

基本的に社会人としての仕事は、チームメンバーや取引先などと連携しながら進めていくケースが多く、自分1人で完結するものではありません。

効率的に仕事を進めるためには積極的なコミュニケーションが必要なので、情報をわかりやすく伝える発信力はさまざまな業界・業種で活用できます。

とくに、革新的な製品・サービスを提供するベンチャー企業においては、発信力は重要なスキルの1つです。

ベンチャー企業は多くの場合若く規模が小さいので、1人の社員が大きな裁量権を持ち、さまざまな業務を任されるケースも少なくありません。

そのため、一般の企業に比べて社内外を問わずさまざまな人とコミュニケーションを取る必要が生じるのです。

ベンチャー企業を志望している方は、アピールポイントとして発信力の活用を検討してみると良いでしょう。

【発信力をアピールするには】自己PRで見られているポイント

次は、自己PRにおいて採用担当者がどのような点に着目しているのかを確認しておきましょう。

就職活動における質問にはすべて企業側の意図があり、その意図を理解することによって適切な回答が作成しやすくなります。

逆に、質問の意図をうまく汲み取れないと、どこかズレた回答になってしまうケースも少なくありません。

まずは以下に挙げる3つのポイントをしっかり把握したうえで、効果的に発信力をアピールできる構成や、盛り込むエピソードなどを考えていくと良いでしょう。

円滑なコミュニケーションが取れるか

就職活動におけるESや面接は、就活生と人事担当者間でおこなわれる一種のコミュニケーションです。

そのため、ESや面接の内容をとおして、その就活生がどの程度のコミュニケーション能力を持っているのかが見えてきます。

初対面の人間と円滑なコミュニケーションが取れることは、社会人として働くうえで重要なスキルの1つなので、企業は自己PRの内容だけでなくしっかり情報を伝えられているかにも着目するのです。

とくに発信力はその内容自体がコミュニケーションに大きく関係するスキルなので、この点は強く意識したほうが良いでしょう。

円滑にコミュニケーションができれば相乗効果でより良い印象を与えられる一方、伝え方が悪ければ強みの内容自体も説得力がなくなってしまいます。

自社で活躍してくれそうか

自己PRは就活生が自身の強みや個性をアピールできる重要な機会です。

しかし、単なる自己紹介と異なり、どのような内容でもアピールすれば良いわけではありません。

企業側が求めているのは採用したいと思えるような強みを持つ人材、言い換えれば自社で活躍してくれそうな人材なのです。

人事担当者は、自己PRでアピールされた強みが自社で働くうえでどのように活用できるのかを注意深く見ています。

そのため、どれほど輝かしい実績や優れたスキルを持っていても、それが入社後に活用できないと判断された場合は落とされてしまうかもしれません。

逆に、一見するとあまりプラスのイメージがない特徴や、業務に無関係な強みでも、具体的に入社後の活用プランを提示できれば良い印象を与えられる可能性もあります。

社風とマッチするか

社会人として企業で働くうえで実務的な能力と並んで重要になるのが、社風や雰囲気とのマッチ度です。

たとえ業務に必要なスキルが備わっていたとしても、自身の性格や働き方とマッチしていない企業で働くことは大きな負担となります。

無理に頑張って仕事をした結果、心身に疲れがたまり、早期退職してしまうケースも少なくありません。

採用活動では企業側も少なからぬコストをかけているので、なるべく早期退職せず長く働いてくれる人材を採用しようと考えています。

そのため人事担当者は、自己PRの内容から就活生が自社の社風とマッチしているかどうかを把握しようとしているのです。

選考の段階が進んでからミスマッチと判断されるのを防ぐためにも、志望企業と自身がマッチしているかどうかは早い段階から確認しておきましょう。

【発信力をアピールするには】ポイントを紹介

次は、自己PRで発信力をアピールする際に押さえておきたいポイントについて解説します。

発信力は多くの業種・業界で活用できる汎用的なスキルですが、誰もがある程度は持っている能力なので、採用するに足る強みであると認識してもらえない場合があります。

ある意味では、自身の強みをわかりやすく伝えられるかどうかが発信力の見せ所といっても良いでしょう。

今回は、発信力を伝える際に重要なポイントを4つピックアップしました。

これらのポイントを参考に、どのようにすれば自身の強みが伝わるかを考えてみてください。

定量的に述べる

発信力をはじめとするコミュニケーションスキルは、対人関係のなかで発揮される相手ありきの能力です。

相手の理解力が高ければ発信力が低くても情報はスムーズに伝わるケースがある一方、情報を咀嚼するのが苦手な相手とコミュニケーションする際は、発信力がうまく機能しない場合もあるでしょう。

そのため、発信力が実際に発揮されたかどうか、どの程度活用されたのかを明確に示すのは簡単ではありません。

このように曖昧な印象を持たれやすい発信力を強みとしてアピールする際には、定量的に述べることが大切です。

発信力を発揮した結果得られた成果を数値化することによって、発信力の高さを客観的な情報として伝えられます。

具体的には、アルバイト先における売上の増加幅、部活における新入部員の人数などが挙げられます。

簡単なタイトルをつける

相手の興味を引き情報を効率的に伝えるためには、第一印象で強いインパクトを与えることが重要です。

自己PRにおいては、冒頭で簡単なタイトルを述べたり、キャッチーなフレーズを用いたりすることによって、人事担当者に強い印象を与えられるでしょう。

発信力そのものだけでなく、説得力を補強するためのエピソードの内容と組み合わせて、自分がどんな人間か一言で伝わるようなキャッチコピーを考えるのもおすすめです。

ただし、志望する企業の社風や面接の雰囲気によっては、タイトルやキャッチフレーズ、キャッチコピーが場違いな印象を与えてしまう可能性があります。

個性を重視するベンチャー企業やフランクな社風の企業であれば、多少ユニークなフレーズを用いたほうが好印象を与えられる場合もあるので、事前に傾向を調べておきましょう。

企業研究を重ねる

先述したように、企業の採用担当者は自己PRで自社の社風に合う人材や、活躍できる人材を見極めようとしています。

そのため、企業が求める人材が把握できていれば自己PRの方向性が定めやすくなり、選考を通過する可能性も高められるでしょう。

企業が求めている人材を知るためには、入念な企業研究が必要不可欠です。

採用ホームページや説明会の情報だけでは表面的な部分しか把握できない可能性もあるので、可能であればOB・OG訪問やインターンも活用してさまざまな角度から研究を重ねることをおすすめします。

企業研究は、就職活動において自己分析と並ぶ重要な活動です。

選考が進んでからのミスマッチ発覚や、入社後の早期退職を防ぐためにも、企業研究にはできるだけ早い段階から着手すると良いでしょう。

工夫を述べる

発信力をアピールする際に定量化して述べることの重要性は先述したとおりですが、エピソードによっては明確な数値を挙げることが困難な場合もあるかもしれません。

そういったケースで有効なのが、成果を出すまでの過程や工夫を中心に述べる方法です。

どのような状況で、何が問題だと考え、どのような工夫を実施したのかについて理論的に説明できれば、定量的な数値がなくても、発信力の高さに説得力が持たせられます。

定量化が可能な場合でも、過程や工夫を補足することによってより説得力を高められる可能性があります。

過程を詳細に述べると自己PRが煩雑になってしまったり、文字数をオーバーしたりする可能性があるので、全体のバランスを考えながら内容を適宜取捨選択してみてください。

【発信力をアピールするには】おすすめの構成

次は、自己PRで発信力をアピールする際に効果を発揮するおすすめの構成について解説します。

相手にわかりやすく情報を伝えるための構成はある程度テンプレートが決まっており、有名どころとしてはPREP法やSDS法などが挙げられます。

今回は、発信力を効果的にアピールできる構成として自己PRを4つの段階に分けました。

具体的な分量は提示するエピソードの内容や文字数の制限によっても変わってくるので、一度完成した後にしっかり見直して、バランスを調整してみてください。

結論

自己PRにおいて最初に書くべき内容は、自身の強みを明言する結論部分です。

今回の場合は、自身の強みが発信力であることをわかりやすく簡潔に述べましょう。

先述したように、発信力が強みであることを明確に伝えられるタイトルやキャッチフレーズを用いる方法も有効です。

最初に結論を述べることによって、相手はその後の話でどこに焦点を当てれば良いのかがわかり、全体の内容が伝わりやすくなります。

また、就活生にとっても結論からその後の内容を組み立てていけるので、理論のねじれや飛躍を避けられます。

ただし、単に「私の強みは発信力です」とだけ伝えると、具体的にどんな能力なのか伝わらない場合があるので注意が必要です。

曖昧な印象を避けるためにも、前後で詳細を補足すると良いでしょう。

理由

最初に結論を述べた後は、発信力が自身の強みであると結論づけた理由を伝えましょう。

発信力の高さによって具体的にどのようなことが可能なのか、どういったきっかけでそれに気付いたのか、といったことが理由の例として挙げられます。

理由部分は最初に述べた結論の補足として機能する場合がある一方、次に述べるエピソードの序文としての役割を持たせることも可能です。

理由を述べる際も、結論の場合と同様に簡潔さを意識して手短に伝えましょう。

当然ながら、理由部分は結論とエピソードの内容としっかり関連を持たせなければいけません。

理由を決めてからエピソードを探すと適切なものが見つからない可能性もあるので、先に取り扱うエピソードを確定させてから理由部分を組み立てていくのがおすすめです。

エピソード

自己PRで3番目に述べるべき内容は、先に述べた結論と理由に説得力を持たせるエピソードです。

今回の場合は、自身が発信力を発揮してなんらかの成果を挙げたエピソードを伝えることになるでしょう。

説得力を持たせるためには強みが発揮された状況や結果が出るまでのプロセス、定量化された数字についても言及する必要があるので、この部分が自己PR全体のなかでもっとも長くなる傾向があります。

エピソードを伝える際には具体性を意識することが大切ですが、具体的すぎて相手に伝わらなければ意味がありません。

詳細はNG例として後述しますが、初対面の人事担当者に対しても過不足なく情報を伝えなければいけないので、具体性とわかりやすさのバランスを取ることを意識しましょう。

貢献

自己PRの最後に述べる内容は、その強みを活かすことによって企業にどのような貢献ができるかです。

主張の内容を再確認したうえでその活用方法を伝えるので、実質的にはPREP法における最後の結論部分に相当します。

今回の場合は「御社に入社した際はこの発信力を活かし〜」といった内容になるでしょう。

強みを活かした貢献内容を伝えることによって、入社後のことをしっかり考えている熱意の高さがアピールできます。

また、適切な貢献内容は実際の業務や想定されるキャリアパスを把握していなければ述べられないので、しっかり企業研究を重ねていることもアピール可能です。

発信力は多くの業界・業種で役に立つ強みですが、できるだけ具体的な貢献内容を伝えることによって採用担当者に好印象が与えられるでしょう。

【発信力をアピールするには】よくあるNG例

次は、発信力をアピールポイントとして自己PRを作成する際に陥りがちなNG例について解説します。

今回ご紹介するのは、発信力の内容そのものではなく、伝え方や表現方法に関するNG例です。

自己PR以外でも重要になるので、より根本的なポイントといえるかもしれません。

そのため、どれだけ説得力のあるエピソードを持っている方でも、これらのNG例に抵触した場合は良い印象を与えられない可能性があります。

以下のポイントをしっかり把握してから自己PRの作成に着手し、完成後にも問題がないかをあらためて確認しておきましょう。

内容を絞らない

就職活動に慣れていない方は、自己PRで可能な限り自身の強みを多く伝えようとして、内容を盛り込みすぎてしまうケースが少なくありません。

しかし、1つの自己PRに複数の強みやエピソードを混ぜて伝えると、話の要点がわからなくなり、相手を混乱させてしまいます。

1つひとつの強みのインパクトも弱くなり、結果的に曖昧な印象で終わってしまう可能性もあるでしょう。

そのため、自己PRで伝える内容は1つに絞り、簡潔さを意識することが大切です。

エピソード部分を充実させれば1つの強みでもしっかり好印象を与えられるので、数より質で勝負しましょう。

アピールしたいポイントが複数ある場合は、自己分析と企業研究の成果を活かして、どの強み・エピソードが志望企業の求める人材にもっとも近いのかを深堀りしてみることをおすすめします。

一文が長い

一文が長くなることも、就職活動に慣れていない方がやりがちなNGの1つです。

複数の文章に分けられるような長い内容を無理に1つの文に収めると、主語や述語、修飾語の関連性が読み取りづらくなり、内容の理解が阻害されてしまいます。

また、長い一文のなかで理論が大きく飛躍していたり、主張の方向性がズレてしまったりするケースも少なくありません。

こういった事態を避けるためには、短く端的な文章を意識して自己PRを作成することが大切です。

とくに冒頭の結論部分は、一文の長さよりもキャッチフレーズなどのインパクトを重視したほうが良いでしょう。

一文を短くまとめることは自己PRの作成以外でも多くの場面で重要になるので、簡潔に書くのが苦手な方は就職活動を機にしっかり学んでみても良いかもしれません。

専門用語の使用

理由やエピソードを述べる際にやってしまいがちなNGは、専門用語を使用することです。

学校の友達や家族、アルバイト先の同僚と話す場合と異なり、就職活動における採用担当者はあなたの境遇や勤務内容についての知識を共有していません。

そのため、自己PRで専門用語を使ってしまうと、情報が理解できず、強みも伝わらない可能性があります。

これは、具体的な人名などの固有名詞でも同様です。

知識がなければ把握できない用語・人名などは極力省き、平易な言葉への言い換えや代名詞の使用を意識して自己PRを作成しましょう。

相手に理解してもらうための気配りはまさに発信力のなせる技なので、ここで好印象を与えられる人材は、入社後もコミュニケーションが高い人材として重宝されます。

【発信力をアピールするには】完成度を高めるには

ここまでは、基本的な自己PRの作成方法やNG例について解説しました。

しっかり自己分析と企業研究をおこなったうえで、ここまでの内容を元に自己PRを作成すれば、ある程度形になったものはできあがるでしょう。

そこで次は、ある程度のクオリティを持った自己PRの完成度をさらに高める方法について解説します。

就職活動では選考が進むほど優秀な人材が残り、わずかな差が内定獲得の決め手となるケースも少なくありません。

できることはすべて実行し、クオリティの高い自己PR作成を目指してください。

声に出して読んでみる

自己PRの完成度高める方法の1つは、完成した原稿を声に出して読んでみることです。

就職活動は人生の大きな転機となるイベントであり、エントリーシートをはじめとする提出書類は可能な限りミスを減らし、丁寧に作成することが求められます。

面接の際に回答する内容も、丁寧に矛盾なく構成することが大切です。

しかし、どれほど注意深く作業をしていてもミスをする確率はゼロにはなりません。

黙読でチェックしても、先入観や思い込みでミスを見逃してしまう可能性もあります。

音読することによって、執筆時には気付かなかった誤字や脱字、熟語の用法ミスや理論のねじれといったケアレスミスが発見しやすくなります。

自分のチェックだけで不安な場合は、次に解説する方法と組み合わせて、読み上げを他人に聞いてもらうのもおすすめです。

他の人に添削してもらう

自己PRの完成度を高めるもう1つの方法は、他人に完成した原稿を添削してもらうことです。

第三者の目から客観的に見てもらうことによって、自分だけでは気付けなかったケアレスミスや問題点に気付ける可能性があります。

とくに、自分で間違えて覚えてしまっている熟語の用法や、エピソードの伝わりにくさなどは、第三者の視点を経なければ気付くのが難しいケースも多いでしょう。

添削してもらう人を選ぶ際は、なるべく自分の専門分野や、自己PRに盛り込むエピソードに詳しくない人に頼むことによって、先入観のない意見がもらえる場合があります。

第三者による添削は自分1人で完結せず、依頼する手間もかかる方法なので、なるべく早い段階から協力者探しなどの準備を進めておきましょう。

就活エージェントに相談してみよう

第三者に強力を仰ぐのは自己PRの完成度を高める有効な方法ですが、身近に適切な協力者が見つからない場合もあるでしょう。

また、身近な協力者は就職活動の専門家ではないので、誤った指摘がされるケースも少なくありません。

そういった事態への対策として便利なのが、就活エージェントの活用です。

就活エージェントは就職活動のプロとして自己分析の相談や、エントリーシートの添削、面接練習など多用なサポートを提供してくれます。

とくにジョブコミットでは、年間1,000名以上をサポートしてきたプロのアドバイザーが専属でサポートをおこなってくれます。

選考を通過するまで何度も面接対策をおこなってくれるので、効率的に就職活動を進めたい方は、ぜひこちらの就活エージェントの活用を検討してみてください。

【発信力をアピールするには】例文紹介

最後に、発信力をアピールする自己PRの例文を紹介します。

発信力はさまざまな場面で発揮できる強みなので、アピールの方向性や活用可能なエピソードの幅も広めです。

しっかりと自己分析をおこない、自分の経験や行動を深堀りして、活用できそうなエピソードをリストアップしてみましょう。

今回は、サークル活動とインターンのエピソードに着目した例文を1つずつ用意しました。

構成や強みの表現方法を参考にして、自身のエピソードがどう当てはめられるかを考えてみてください。

サークル

私は、必要な情報を適切な相手に伝えられる情報発信能力を、自身の強みだと考えています。この発信力は、サークル活動における新入部員勧誘で大きく発揮されました。私はテニスサークルに所属していたのですが、近年大きな懸念点となっていたのが、新入部員の減少です。サークルに対する印象を調査した結果、自分たちのサークルは不真面目で遊んでいるというイメージを持たれていることがわかりました。そこで、練習や試合の様子をSNSに掲載する、テニスに関するコラムを公式サイトで連載するといった対策をおこなった結果、翌年の新入部員は例年の2.5倍になりました。現状の分析と準備をしっかりおこなったうえで適切な情報発信をおこなうこの発信力は、御社に入社した後も新規プロジェクトの立ち上げや広報で活用できると考えています。

インターン

私の強みにタイトルをつけるとしたら、それは動けて話せるご意見箱です。元から人の話を聞いたり、話したりすることは好きだったのですが、先日御社のインターンに参加した際に、これを明確な強みとして認識しました。インターンの同じグループには、作業内容に疑問や不満を感じていながらも、それを社員の方に伝えられないメンバーが何人かいました。当初は単なるコミュニケーションの一環として話を聞いていたのですが、これは誰かがしっかり伝えなければいけないと考え、資料にまとめて報告したところ、業務フローの改善につながったのです。私は営業部門を志望しているので、顧客と企業の橋渡しとしてお互いのコミュニケーションを円滑にし、業務効率を向上させるために、この強みを活用したいと思っています。

おわりに

SNSや動画サイトを通じて個人がさまざまな情報を発信できるようになった現代において、情報をわかりやすく伝えるための発信力はますますその重要性を増しています。

他人とのコミュニケーションはあらゆる業界・業種で必要となるので、発信力は非常に汎用性の高い強みといえるでしょう。

一方、発信力を明確な強みとして人採用担当者にわかりやすく伝えることは、簡単ではありません。

発信力についての自己PRはまさに発信力が試される場なので、どのような工夫ができるかをしっかり考えてみてください。

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