【例文10選】3分で自己PRをするには?おすすめの構成や作成のポイントを紹介

【例文10選】3分で自己PRをするには?おすすめの構成や作成のポイントを紹介

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・3分で自己PR
・3分の自己PRのおすすめの構成
・3分で自己PRの例文紹介

この記事をおすすめしたい人

・3分で自己PRに悩んでいる人
・3分の自己PRでおすすめの構成を知りたい人
・3分で自己PRの例文紹介を知りたひ

面接で3分間の自己PRを求められたとき、どのように話すと面接官の好印象を引き出せるのか、悩んでいる学生は多いかもしれません。

そこで今回は、3分の自己PR中に面接官が見ていることや、おすすめの構成、そして自己PR作成のポイントや注意点を解説します。

また、自分自身の強みと重ね合わせて自己PRができるように、10項目の長所別に例文もご用意しました。

3分で自己PRをする方法やポイントを知りたい人や、自己PRに自信がない人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

【3分で自己PR】自己PRで見られていること

3分の自己PRにおいて、企業側は主に、以下3つの能力や特徴をチェックしています。

これらの要素からは、学生のポテンシャルを見極められる可能性が高いためです。

<自己PRで見られていること> 

・円滑なコミュニケーションが取れるか

・自社で活躍してくれそうか

・社風とマッチするか

 

3分の自己PRを成功させるためには、構成や話し方だけではなく、そもそも何を目的に面接が行われているのかも把握しておきましょう。

3つのポイントを詳しく解説します。

円滑なコミュニケーションが取れるか

ESや面接を通じて、円滑なコミュニケーションが取れるかを見ています。

たとえ自己PRの構成が良くても、その内容が魅力的に伝わらなければ、意味がありません。

そのため、面接官はコミュニケーション能力を評価ポイントのひとつとして、大切にしています。

特に、自社の商品やサービスを売り込む営業職に関しては、コミュニケーション能力・プレゼンテーション能力が必須です。

最低限のコミュニケーション能力が備わっている学生は、面接官から伸びしろのある学生との印象を持たれやすくなります。

内勤だとしても、社内では上司や部下などと、頻繁にコミュニケーションを取りながら働きます。

同僚と協力しながら質の高い仕事をするための要素として、コミュニケーション能力は重視されるポイントです。

自社で活躍してくれそうか

学生が持つ強みや特徴の中身が、自社で活かされるものであるかを確認し、自社で活躍できる人材かを見ています。

学生の能力と企業が求める能力の一致度は「スキルフィット」と呼ばれる重要なポイントのひとつです。

資格の有無などはESや履歴書を見れば分かりますが、性格的な特徴は、面接を通さなければ判断できません。

面接官は3分の自己PRで学生の強みを知り、スキルフィットに期待できるかどうかを見極めています。

たとえば、営業職ならコミュニケーション能力や傾聴力が重要です。

マネジメントを含む業務なら、計画性や責任感が大切です。

応募する企業が必要と考える能力を3分間の自己PRで簡潔にまとめられると、スキルフィットする人物と判断されやすいでしょう。

社風とマッチするか

面接官は、学生の強みが自社の社風とマッチするかなども見ています。

先ほどのスキルフィットとは異なり、これは「カルチャーフィット」と呼ばれる相性の確認です。

カルチャーフィットを重視する理由は、主に入社後の定着率を高めるためです。

採用後に「会社と雰囲気が合わない」「価値観が合わずに人間関係を構築できない」といった問題が起こると、早期離職につながる可能性が高いため、そのような問題を防ぐためにカルチャーフィットを確認しています。

たとえ優秀な人物だとしても、社風や風土がまったく合わない人物が影響力を持つと、周囲にネガティブな影響を及ぼしかねません。

こうした人材を避けるために、能力やスキルフィットと併せて、カルチャーフィットの確認も行われます。

【3分で自己PR】文字数の目安

3分の自己PRを行う場合に適切な文字数の目安は、800文字~1,000文字相当です。

それ以上の文字数を詰め込むことも可能ですが、文字数を増やしすぎると早口で聞き取りにくくなるほか、要点もぼやけてしまいます。

3分という限られた時間で自己PRを成功させるためには、接続詞を意識して話すことを意識しましょう。

「たとえば」「なぜなら」といった接続詞を織り交ぜると、面接官に対して説明する強みの理由や根拠が伝わりやすくなります。

【3分で自己PR】おすすめの構成

自己PRが何を目的に行われるのかを把握した後は、3分間で話すことの構成を考えましょう。

おすすめの構成は、以下の4つです。

<3分で自己PRをするときにおすすめの構成> 

・自己紹介

・自分の強み

・エピソード

・志望動機

自分の強みを簡潔に伝えるためには、話の道筋を整理して、理路整然と伝えることが重要です。

上記の基本構成で、具体的にどのような内容の自己PRをすれば良いのかについて、項目ごとにそれぞれを詳しく解説します。

自己紹介

まずは、簡単に自己紹介をします。

ESや履歴書に記載していることと重複するため、自己紹介の内容は簡潔で構いません。

大学名や氏名などの基本的な情報だけを伝えて、スムーズに次の構成に移りましょう。

簡単な自己紹介を織り交ぜることにより、面接官は本人確認や、事前に提出した書類内容の確認ができます。

人柄やマナーの良さを印象づけるためにも、いきなり自分の強みから話しはじめるのはおすすめできません。

また、自己紹介をこの後の自分の強みやエピソードにつなげるために、学部名や熱心に活動してきたことを併せて伝えるのもOKです。

自己PR全体を通しての話でもありますが、面接官が聞き取りやすいように、明るめのトーンでゆっくりと話すよう心がけましょう。

自分の強み

自分自身の強みを簡潔に述べます。

時間配分としては、3分中30秒前後に抑えましょう。

自分の強みは、自己PRの結論として伝える箇所です。

結論代わりに強みを伝えることにより、この後に何を話すのかが面接官に伝わり、全体の自己PRを理解してもらいやすくなります。

面接官の印象に最も強く残りやすい部分でもあるため、自分の強みに自信を持ち、明確に伝えることがポイントです。

面接官が好印象を持つように強みを伝えきると、その後の構成もポジティブに受け止めてもらいやすくなる「初頭効果」に期待できます。

ほかの学生との差別化を図るならば、自分の強みにキャッチフレーズをつけると良いでしょう。

たとえば、協調性を活かしたムードメーカーとしての役割を得意とするならば、「私は空気清浄機のような人間です」と話しはじめると、面接官の興味を引きやすくなります。

エピソード

ここまでに話した自分の強みを裏付けて説得力を持たせるために、具体的なエピソードを話します。

エピソードに費やす時間は、3分間のうち1分~1分半ほどが適切で、自己PRのうち最も長い時間を割くべき項目です。

エピソードに説得力を持たせるために、まずは話に起承転結をつけることを意識しましょう。

なぜ・何のために・何をして・どのような結果を得られたのかを構成に盛り込むと、エピソードが具現化されて内容が伝わりやすくなります。

また、時間や状況、セリフ、固有名詞などを含める「ストーリーテリング」を取り入れるのもおすすめです。

これらの工夫により、論理的な思考力やプレゼンテーション能力を備えることも、同時にアピールできます。

志望動機

自己PRに用意された3分のうち、残りの約1分を使って志望動機を伝えます。

ここでは、条件面や環境面などの魅力に触れるのではなく、自分の強みをどのように活かすのかや、過去の経験をどうやって企業に還元するのかを伝えることがポイントです。

面接官が知りたいポイントが志望動機に凝縮されているため、自己PRの締めくくりとしてふさわしいように、自分の強みやエピソードとのつながりのある志望動機を用意しましょう。

自分の強みを明瞭にすると初頭効果に期待できるとお伝えしましたが、志望動機からは「親近効果」に期待できます。

最後に伝える情報も面接官の印象に残りやすいため、ここまでの自己PRを無駄にしないためにも、気を抜かずに結論を伝えきってください。

【3分で自己PR】作成のポイント紹介

いざ自己PRの構成に着手しても、具体的に何を書くべきなのか思い浮かばない人も多いかもしれません。

3分間の自己PR中に意識すべきポイントは、次の5つです。

<3分の自己PRを作成するときのポイント>  

・なぜそれが強みなのかを考える

・具体性を持たせる

・活かし方を伝える

・時間を意識しすぎない

・相手の目を見て話す

 

話す内容が同じでも、上記のポイントを押さえられているかどうかによって、自己PRの完成度は大きく異なります。

それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

なぜそれが強みなのかを考える

自分自身が強みとして伝えたいポイントについて、そもそもなぜそれが強みと考えているのか、理由を深掘りしましょう。

いつどのようにして身についた強みなのか、その強みにはどうやって気付いたのか、強みをどのような場面で活かせそうなのかを深掘りしながら整理します。

強みが見つからない場合は、反対に自分の短所を探すと効率的です。

たとえば、自分の性格を「諦めが悪い」と表現すると短所のように聞こえますが、これを「粘り強い」という言葉に置き換えると、強みになります。

この強みは、継続力や向上心として自己PRへの活用が可能です。

このような手法で自分の強みをいくつか深掘りできたら、その中から企業が求める人物像と一致する強みを見つると、自己PRで何を強調すべきなのかが分かりますよ。

具体性を持たせる

自分の経験を用いたエピソードを盛り込んで、面接官が具体的なイメージを持てるように工夫しましょう。

自分だけが持つエピソードを伝えると、自己PRに具体性が生まれるだけでなく、面接官の印象に残る自己PRとして他者との差別化を図れます。

具体的なエピソードを盛り込むためには、自分自身の過去を振り返ることが大切です。

勉強や部活動、留学、ボランティア、アルバイトなど、いろいろな経験を振り返りながらエピソードを探しましょう。

自己PRに使うエピソードは、成功体験だけでなく、失敗談でも構いません。

重要なのは、この後にも解説するとおり、過去の経験を会社でどのように活かすかです。

教訓として今後の仕事に活かせる内容であれば、失敗談だとしても、面接官に悪印象を持たれる心配はありません。

活かし方を伝える

入社後の自分は、自分が持つ強みを活かして、組織に対してどのような貢献ができるのかを伝えましょう。

この点を明確に応えられると、面接官は採用後に学生が働く姿をイメージしやすくなり、評価を大幅に高められます。

面接官が自己PRで見ているのは、その学生を採用するメリットや、その学生が備えているポテンシャルです。

資格や実績を持っていなくても、学生が持つ強みと会社側が求める要素が合致すれば、将来性を見込める人材だと判断されやすいのです。

強みの活かし方をイメージできない場合は、自分が考える強みと志望動機を照らし合わせてみましょう。

強みと志望動機が交差する箇所に注目すると、入社後に強みを活かして働く姿を思い描きやすくなります。

時間を意識しすぎない

自己PRの時間が3分と短い場合、どうしても残り時間を意識して話してしまいがちです。

しかし、時間はあまり意識せずに落ち着いて丁寧に話し、時間をあまらせたり、反対にオーバーしたりしないように注意しましょう。

時間を意識しすぎると、早口になって面接官が聞き取りにくくなったり、本来伝える予定だった内容を省いてしまったりする場合があります。

また、落ち着きがない動作や仕草で自己PRをすると、面接官の印象がさらに悪化するかもしれません。

3分以内に自己PRをまとめるためには、事前に自己PRの構成や話す内容、項目ごとの目安時間を決めて、実際に読み上げながら繰り返し練習しましょう。

伝えることは、落ち着いたペースで、焦らずに話せるボリュームに抑えることがポイントです。

相手の目を見て話す

面接官の目を見て話すことも大切です。

緊張したり、話す内容を思い出そうとしたりすると、つい目が泳いだり、目を逸らしたりしてしまうかもしれません。

しかし、これは面接官に悪印象を抱かせる可能性が高いため、NGです。

目で訴えるという言葉もあるように、相手の目をしっかりと見ながら話すことで、自己PRの内容に説得力を持たせられます。

熱意や情熱も伝わりやすくなるため、自己PRの場だけでなく、面接全般において面接官の目を見て話すことが重要です。

視線を大きく外すと、信ぴょう性に欠けるまたは自信がなさそうと思われてしまいます。

どうしても目を見て話すのが苦手な場合は、相手の首や喉を見ながら話すように心がけてみましょう。

【3分で自己PR】注意点

3分の自己PRにおいて、特に注意しなければならないのは時間です。

3分をオーバーすると、自己管理ができない学生という印象を持たれるだけでなく、自己PRを強制終了させられる恐れもあります。

反対に3分に満たなかった場合は、貴重な自己PRの時間を無駄にしてしまいます。

このような注意点で失敗しないために有効な対策は、次の2つです。

<3分で自己PRをするときの注意点>  

・項目ごとに目安時間を設定する

・時間を測りながら声を出して練習する

 

それぞれを詳しく解説します。

項目ごとに目安時間を設定する

3分間を項目ごとに割り振って、目安の時間を設定しましょう。

3分間の基本的な割り振りは、自己紹介と自分の強みに15秒~30秒程度、エピソードに1分~1分30秒程度、志望動機に1分程度が基本です。

まずは、上記の枠内で自己PRの構成を考えて、本番でもこのペースで話して問題がなさそうか確認します。

そのうえで、伝えたいことの内容に合わせて時間調整を行うと、自分にとって最適な3分間の自己PRが完成します。

3分間は短く感じるかもしれませんが、意外と長いものです。

項目ごとの目安時間を決めないまま自己PRの内容を決めてしまうと、話がまとまりにくくなり、面接官に伝えたいことがぼやけてしまうかもしれません。

時間を測りながら声を出して練習する

3分間を測りながら、声に出して自己PRの練習をすることにより、時間の感覚を自然と身につけられます。

自己PRの内容は変わらなくても、話すスピードによってかかる時間が異なるため、発声しながら3分ちょうどで話しきれるように練習しましょう。

スマホのボイスレコーダーや動画などで、練習している様子を録音・撮影して、自分の話し方が聞き取りやすいかどうかを確認するのもおすすめです。

自分が話している姿を客観的に見ることで、話し方が速すぎないかどうかなどを確認できます。

また、3分間の長さを日ごろから意識して過ごしてみましょう。

タイマーやアラームなどを使いながら、時間を意識した過ごし方や話し方を心がけると、自己PRの本番でも余裕を持って時間調整をする能力を養えます。

【3分で自己PR】ありがちな失敗

3分の自己PRに失敗してしまう人には、ある一定の特徴があります。

特に、以下の3つは失敗の典型的な例なので、注意しましょう。

<3分の自己PRでありがちな失敗> 

・十分にアピールできない

・まとまりがない

・自信が伝わらない

 

時間調整を上手にできたとしても、このような例に該当すると、面接官へのアピールとしては不十分です。

失敗を避けるためのポイントを項目ごとに詳しくご紹介するので、構成作りの段階から確認しておきましょう。

十分にアピールできない

自己PRに費やす時間が短く、言いたいことが言えないまま面接が終わってしまう失敗例です。

3分間という時間を過剰なほどに「短い」と思い込んでしまうと、自己PRで話す文字数が減り、自己PRの内容が薄くなってしまいます。

自己PRが短ければ話が簡潔にまとまり、3分をオーバーするリスクも減りますが、それではせっかくのアピールに使える時間を無駄にしてしまいます。

面接官は「3分間を上手に使いきる要領」を持つ学生かどうかも確認しているため、企業の意図に沿った回答もできません。

先ほどご紹介したとおり、自己PRに使う文字数の目安は、800文字~1,000文字相当です。

800文字を下回らないように自己PRを構成しながら、時間を使いきるペース配分を意識しましょう。

まとまりがない

自己PRを3分に収めたとしても、話にまとまりがなく、分散してしまうこともあります。

自分の強みを伝えるために、あれもこれもと付け加えるとインパクトも薄れるため、強みや長所としてアピールするポイントはひとつに絞り込みましょう。

また、3分間を稼ぐために、エピソードをだらだらと話し続けるのもNGです。

面接官にとって不要なことばかりを話すと、本当に伝えたい部分がぼやけてしまい、話の途中で「何が言いたいのか分からない」と思われてしまいます。

3分間は長くもあり、短くもある時間です。

「自分の強み」「エピソード」「志望動機」に一貫性を持たせ、関連付けるような構成で話すように意識すると、自己PR全体にまとまりが生まれます。

自信が伝わらない

自己PRは自分自身の強みを伝える場面なので、自信なさげにしてしまうのはNGです。

自分のことだけを一方的に3分間も話し続ける機会は、日常生活においてほとんどないため、自己PRでは自信を持った受け答えをするように強く意識しましょう。

たとえば「私の強みは〇〇だと思います」と話すよりも、「私の強みは〇〇です」と断言したほうが、自信の強さを表現できます。

声は小さいよりも大きいほうが強い意志を示すことが可能で、語尾を弱めずに最後までハキハキと言いきったほうが力強いです。

そのほかの態度にも、注意すべきポイントがあります。

「目が泳いでいる」「うつむきながら話している」といった場合も、自信がなさげに見えてしまうため、堂々とした態度で自己PRを行いましょう。

【3分で自己PR】例文紹介

ここまでは、3分で自己PRをするための構成やポイント、注意点などをお伝えしてきました。

しかし、具体的にどんな文章を作れば良いか、イメージしきれないかもしれません。

そこで、強みを以下の9種類に分けて、それぞれを3分間で効果的に自己PRするための例文をご用意しました。

<【強み別】3分で自己PRをする場合の例文> 

・挑戦心

・責任感

・柔軟性

・傾聴力

・継続力

・協調性

・コミュニケーション能力

・向上心

・行動力

・計画性

あくまでも例文として確認し、自分自身のエピソードに置き換えて自己PRを作りましょう。

挑戦心

挑戦心を強みとする場合の例文は、次のとおりです。
〇〇大学□□学部の△△と申します。
私の強みは、海外留学により培った高い挑戦心です。
私は世界を股にかける職に就くことを熱望しておりますが、入学当初は英語力に課題がありました。
同級生との英語力の差を埋めるため、また日本にいては得られない経験や価値観を学生時代に身につけたいと考え、カナダへの留学を決断いたしました。
カナダ留学において、私が心がけたことは2点ございます。
1つは、自分自身で留学先やホームステイ先を調べることです。
英語力を養うだけではなく、多様な価値観に触れながら吸収するためには、現地で暮らす方と毎日交流することが大切だと考えました。
私を受け入れてくれた家族が親切に接してくださったこともあり、現地での生活や食文化にも素早く適応でき、コミュニケーション能力を磨くこともできました。
2点目は、留学中の日本人とは極力交流せず、常に現地の人々と交流することです。
留学中に日本人と過ごす時間が長いと、自分自身に甘えが生じてしまい、英語と接する期間が短くなると恩師にアドバイスをいただいておりました。
留学当時の英語力が乏しい私にとって、不慣れな海外生活を日本人の助けなしに進めるのは苦痛でしたが、語学を習得するという目的を達成するために、自分で決めたルールにしたがって成長を図ってまいりました。
以上の経験から私が得たものは、英語力と挑戦心です。
留学前のTOEICでは500点に満たないスコアに終わっておりましたが、留学後には750点を獲得できました。
外国人と接することへの恐怖心もなくなり、観光で日本を訪れている外国人の方には率先して声をかけ、道案内をすることもあります。
私の強みである挑戦心は、貴社の営業企画における海外開発で活かせると自信を持っております。
先行きが不透明なゼロから始める海外事業において、自ら考えて挑戦する能力を活用することにより、リーダーシップを発揮しながら、顧客の拡大に貢献する所存です。
本日はよろしくお願いいたします。

816文字相当の自己PRです。

挑戦心を強みとして伝える場合は、ほかの学生があまり経験していない事柄や、それによって得た成果を3分間でまとめると良いでしょう。

責任感

責任感を強みとする場合の例文は、次のとおりです。
〇〇大学□□学部の△△と申します。
私の強みは、責任感を持った行動ができることです。
大学入学後に所属したヨット部でサークル活動を始めて以降、責任感の強さが自分自身の長所であることを実感しました。
サークル活動の主な目的はマリンスポーツを楽しむことですが、サークル活動を通じて、シーマンシップやチャレンジ精神を磨くことも理念として掲げています。
その一環として、海辺の美化活動を先輩方から引き継ぐ大切な文化として、守り続けてきました。
しかし、美化活動に対して批判的な新人部員が多く、その意見に同調する部員が大量に退部してしまいました。
その影響を受け、サークル内では美化活動の伝統を見直す時期なのではないかとの意見が出され、美化活動を一時的に休止することになったのです。
サークル活動を継続するためには部員の確保も不可欠ですが、私は先輩方から受け継いできた理念に強く共感しており、ここで伝統に終止符を打つわけにはいかないと考えました。
現役部員の意見をまとめ、OBにもアドバイスを仰ぎながら、美化活動を継続する道を探ったのです。
私は「30分の清掃時間を20分に短縮する」「全員参加を当番制に変更する」などの改善策を提案し、結果として美化活動に批判的だった部員からも賛同を得て、無事に美化活動を継続できました。
この経験を通じて、責任感を持って行動することの大切さや、真摯に向き合うことで自分の信念に同調してくれる人もいることに気付けた点は、私にとっての財産です。
私はサークル活動によって得た責任感の強さを、貴社でも発揮したいと考えております。
私が志望する総務職は、些細な誤りが即会社の損害につながりかねない責任重大な仕事です。
強い信念を持ち、楽な道を選ばずに、先輩方が築いてきた伝統を守り抜いた私の責任感は、貴社への入社後の仕事でも活かせます。
また、異なる意見にも真っ向から否定することなく、妥協案の提示によりサークル内の方向性をひとつにまとめた経験も、会社運営に円滑化に役立つと考えております。
本日はよろしくお願い申し上げます。

848文字相当の例文です。

責任感の強さを示す根拠をエピソードで述べることにより、3分間でも説得力のある自己PRができます。

柔軟性

柔軟性を強みとする場合の例文は、次のとおりです。
〇〇大学□□学部の△△と申します。
私の強みは柔軟性です。
自分自身の強みを知るきっかけとなったのは、大学進学後に始めた、障がい児と一緒にキャンプへ出かけるボランティア活動でした。
私自身にも障がいを抱えた親戚がおり、こういったボランティア活動があることを知り、すぐに応募いたしました。
障がい児と言っても、それぞれが抱えている障がいの種類や、障がいの重さはさまざまです。
リーダーの言うことを聞ける子どももいれば、そうではなくて、自由に動き回ってしまう子どももいます。
初心者向けのコースを選んでいるとはいえ、目を離せば、迷子になる子どもがいる可能性もあります。
また、キャンプファイヤーのように火を使った催しを予定していることもあり、リーダーは統率に苦労していました。
そこで私が提案したのは、子どものタイプごとに接する方法を変えることです。
まず、自由に動き回ってしまう子どもに対しては、キャンプサイトの設営中にまとまった行動ができるように、ゲームをしながら作業をする方式をとりました。
作業の一つひとつをゲームに見立てたり、速さを競わせたりすることで、作業に集中してもらえたのです。
一方、体を自由に動かせない子どもに対しても、シートが飛ばないように押さえてもらったり、その場にとどまった状態でできる作業を任せたりしました。
その結果、平等に作業に参加してもらうことができ、無事にキャンプサイトを設営できました。
私が貴社のフロントスタッフとして勤務する際は、ボランティア活動を通じて得た柔軟性という強みを活かして、顧客対応を行います。
宿泊されるお客様にも、それぞれにご事情やご希望があり、スタッフはお客様のリクエストに対して柔軟かつスムーズな対応をする必要があると考えております。
また、障がいを抱えている方への接し方を心得ていることも、私の強みのひとつです。
障がいを抱える方にご利用いただいた際は、スムーズかつ安全な誘導を行うことはもちろん、先回りした快適なサービスのご提供・ご提案が可能なものと考えております。
本日はよろしくお願いいたします。

ホテルスタッフへの応募を想定した、856文字相当の例文です。

傾聴力

傾聴力を強みとする場合の例文は、以下のとおりです。
〇〇大学□□学部の△△と申します。
私の強みは傾聴力です。
相手が話しやすい環境を生み出し、本音で悩みを打ち明けてもらえることが私の強みであると考えております。
この強みは、大学の取り組みの一環として行っている、新入生のサポートに回り、不安や悩みを解消させる活動を通じて身につけました。
活動中は、多くの新入生が悩みを相談しに来てくれました。
しかし、結論を出せずに悩んだまま相談を終えてしまう新入生が多く、新入生のために役立てている自信を持てない日々が続いたのです。
そこで、先輩方や友人からアドバイスを受け、自分自身でも「どうすれば心を開いてもらえるのか」を真剣に考えた結果、新入生の話をしっかりと聞いて受け止め、寄り添う気持ちを大切にすることにしました。
それまでの私は、相談を受けている途中で結論となる提案をしたり、新入生の話を否定したりすることもありました。
その接し方を見直して心がけたのは、相手の話を肯定しながら最後まで聞くこと、そして自分から話すときは相手の目を見ることです。
傾聴を重んじて相談に乗ることにより、新入生に喜んでもらえていると実感する機会が大幅に増えました。
「共感してくれている」「きちんと話を聞いてくれるので安心できる」といった感想を寄せていただけるようになり、友人からも「聞き上手だね」と褒めてもらえるようになったのです。
私は貴社への入社後も、強みである傾聴力を活かして働きたいと考えております。
私が希望する営業職では、自社の商品を強く売り込む能力だけではなく、クライアントの課題や悩みに寄り添い、的確な解決方法を提案する能力も重要と考えます。
私はその傾聴力を活かし、クライアントと深いコミュニケーションをとることを意識しながら、貴社の売り上げに貢献することが可能です。
また、クライアントとの信頼関係をこれまで以上に深めることにより、継続的な売り上げの確保や拡大にもつなげていきたいと考えております。
本日はよろしくお願いいたします。

824文字相当の3分間の自己PRです。

営業職への面接を想定し、2つのポイントに分けて傾聴力を活かせることを示した内容に仕上げています。

継続力

継続力を強みとする場合の例文は、次のとおりです。
〇〇大学□□学部の△△と申します。
私の強みは継続力です。
継続力は、高校時代より取り組んできた野球部の活動を通じて培い、高校時代には逆境を乗り越えてレギュラーを獲得し、部の目標を達成するまでに至りました。
私は体格的に恵まれたタイプではなく、同世代と比較して身体能力では劣っています。
小中学生の頃は体を壊すことも多く、両親のすすめで高校から野球部に入部しました。
名もない公立高校の弱小野球部ではありましたが、体が弱く、野球経験もない私が試合に出場することなどできません。
球拾いやランニングを繰り返す毎日を過ごす中、同級生は一人、また一人と退部していき、私も退部しようと考えたことは何度となくありました。
そんな中、私の支えになってくれたのが、1学年上の先輩です。
先輩は私と同じように試合に出場できていませんでしたが、率先して明るく練習に励むムードメーカー的な存在でした。
先輩は、私たち後輩の相談に乗ってくれる機会も多く、「自分を信じることが大切だ」「諦めずに努力することが、野球以外で役立つ日も来る」と説いてくれたのです。
その先輩が3年進級と同時にレギュラーを獲得し、キャプテンにも任命されたことは、私にとって大きな励みになりました。
先輩と一緒にグラウンドに立って試合に出る目標は叶いませんでしたが、私も3年の夏からレギュラーとして起用され、部の目標であった県大会ベスト4進出を果たすなど、満足できる結果を残すことができました。
以上の経験から得た継続力は、私が志望している不動産営業の新規開拓事業にも、活かせると確信しております。
新規開拓では、根気強く下地を作る必要があり、ときには門前払いされることもあるかと思います。
そのような状況に直面したときに役立つのが、継続力です。
営業先と冷静な話し合いを継続的に続ける中で信頼関係を築き、商品の良さを的確に伝え、企業が求める不動産の特徴を吸い上げることで、貴社の売り上げアップに貢献していきたいと考えています。
本日はよろしくお願いいたします。

837文字相当の自己PRです。

野球部時代に培った継続力を不動産営業職で活かせることを、3分間で伝えきれるようにまとめています。

協調性

協調性を強みとする場合の例文は、次のとおりです。
〇〇大学□□学部の△△と申します。
私の強みは、学生時代にサッカー部で培った協調性です。
部員同士の対立で空中分解の危機に見舞われましたが、協調性を活かしてチームを再建し、目標だった全国大会への出場も叶えました。
私は高校3年次に、サッカー部でキャプテンを務めることになりました。
新1年生として入部してきたメンバーに個性的な部員が多く、目指すサッカーの理想が噛み合わずに連携が取れず、練習試合で格下のチームに負ける機会が多くなったのです。
最終的には、上級生と下級生の意見が真っ向から対立し、監督の指示すら聞こうとしない部員まで現れてしまいました。
この問題を解決するために私が取り組んだのは、双方の意見を別々に聞いて折り合える妥協点を見つけること、意思疎通を取りやすい練習内容に改善することの2点です。
話し合いでは、上級生は結果を出すためにリスクの少ない試合運びをすること、下級生は多少のリスクを抱えながらも、攻撃的な試合をすることを希望していました。
双方が試合で勝ちたい気持ちを持っていることは一致していたので、試合中にリスクを負ってプレーして良い場面と、リスクを回避すべき場面を話し合って共有しました。
練習で大切にしたのは、話し合いで明確にしたチーム戦術を、実際の試合に落とし込むことです。
それまでは、ポジションごとに分かれた練習が中心でしたが、実戦形式の練習を増やし、試合でコンビネーションが生まれやすいように改善しました。
この結果、チーム内でのコミュニケーションが活性化して一体感が生まれ、目標達成を実現できました。
私は、貴社への入社後も、学生生活で培った協調性を存分に活かしたいと考えております。
貴社では、すべてがプロジェクトベースで進むものと伺っておりますが、スムーズに業務を進めるためにはお互いの意見を尊重し、良い意見を掛け合わせていることが重要と考えております。
貴社への入社後は、自分自身がプロジェクトチームの一員であることを強く認識し、自分自身の意見を明確に伝えたいです。
さらに、たとえ後輩の意見だとしても傾聴しながら受け入れ、より良い商品開発につなげていきたいと考えています。

本日はよろしくお願いいたします。

896文字相当の3分間の自己PRです。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力を強みとする場合の例文は、次のとおりです。
〇〇大学□□学部の△△と申します。
私の強みはコミュニケーション能力です。
この強みは、大学入学後に始めた飲食店でのアルバイトで養いました。
私は以前よりWEB業界への就職を希望しており、仕事をするうえでコミュニケーション能力が必要と考えたため、アルバイト先として接客業を選んだのです。
アルバイト先では定期的にホールスタッフの接客コンテストを開催しており、私が東京都代表に選ばれ、全国大会で入賞を果たしました。
サービス向上に向けて意識したことが2点ございます。
1つ目は、お客様の顔と性格を覚えることです。
勤務先がオフィス街にあったため、近隣の会社で働くお客様に多くご来店いただいておりました。
頻繁にお見えになるお客様も多かったので、常連のお客様には、接客する際に「いつもありがとうございます」とお声がけするようにしたのです。
この対応により、それまでは厳しい表情をしている方にも、笑顔を向けていただけるようになりました。
また、会話が好きなお客様とは、簡単な世間話を一言二言交わすようにしたところ、「△△さんがいるから今日も食べに来たよ」とお声がけいただくこともありました。
2つ目は、先輩方のトークを見ながら学ぶことです。
先輩方からは、お客様と交わす会話の内容だけでなく、話すスピードや間の取り方を工夫することも大切であることを学びました。
先輩方の工夫を見習い、自分自身の接客に付け加えることにより、「お客様は何を求めているのか」「お客様の疑問や不満は何なのか」といった点も考えながら、接客ができるようになりました。
これらの経験により習得したコミュニケーション能力は、幅広い職種のスタッフと共同で作業する貴社において、大きな強みになるものと考えております。
私が志望するWEBディレクター職は、自社のエンジニアだけでなく、クライアントとも頻繁にやり取りを重ねるコミュニケーション能力が求められる職業です。
個々の事情も見据えて会話の手法や内容を選ぶ、本質的なコミュニケーション能力をしっかりと活用したいと考えています。
そして、プロジェクトの円滑な推進を実現させられる、社内外から頼られるWEBディレクターになりたいです。
本日はよろしくお願いいたします。

911文字相当の、3分間の自己PR案です。

向上心

向上心を強みとする場合の例文は、次のとおりです。
〇〇大学□□学部の△△と申します。
私の強みは向上心です。
現状の能力を過信せず、常に努力を重ねながら、新しい知識やスキルを身につけることに喜びを感じています。
この強みを活かした結果、アルバイト先のアパレルショップでは、来客数と売り上げの増加に貢献できました。
大学ではデザインを専攻しており、知識の幅を増やしたいと考え、1年生で心理学、2年生でマーケティング、そして現在は経営学を独学で勉強してまいりました。
一見すると、すべてデザインとは無関係な学問に見えるかもしれません。
しかし、これらの勉強を通じて、「どのような配色をすると人目を引きやすいのか」「販売店が売りたいと思う洋服にはどのような特徴があるのか」などを考える力が身につき、デザインについてより深く考えられるようになったのです。
その成果を発揮できたのが、アルバイト先であるアパレルショップでの勤務でした。
最初に活用したのは、マーケティングの知識です。
来店してくださるお客様の年齢層や客層を整理して、顧客が好む服装や予算をリサーチしたうえで、 ターゲット層の好みに合ったコーディネートを提案するようにしました。
その結果、コーディネートのアドバイスを求めてくださるお客様が増えたのです。
また、心理学の知識も活かして、お店の前を通りがかったお客様に、来店していただきやすい空間作りにも着手しました。
たくさんのカラーを1ヶ所のコーナーに集中させて目立たせ、捨て色を作ることにより、商品全体への注目度を高めたのです。
先述したコーディネートのアドバイスとの併用により、それまで当店ではトップスのみを購入されていたお客様からも、ボトムスや小物をお買い求めいただく機会も増えました。
私が志望するデザイナー職は、流行の移り変わりに対して敏感に反応し、常に常識をアップデートする能力が求められるものと理解しております。
また、今後はますますSDGsを意識した素材選びや、多様性に対応するデザインも求められる世界です。
貴社への入社後は、私が持つ向上心を存分に発揮して、どのような時代が訪れたとしても、そのときの顧客ニーズに対応できる製品作りを通じて、売り上げアップや企業イメージのアップに貢献してまいります。
本日はよろしくお願いいたします。

3分間の自己PRを936文字相当にまとめました。

行動力

行動力を強みとする場合の例文は、次のとおりです。
〇〇大学□□学部の△△と申します。
私の強みは行動力です。
なぜ行動力を強みと断言できるのか、大学2年のときに行ったアメリカへの留学経験から、ご説明させていただきます。
私は日本の文化や生活を客観視してみたいという思いが強く、学部内の留学プログラムに応募いたしました。
しかし、恥ずかしながら英語力不足が原因で落選してしまい、この出来事がより一層「留学したい」という気持ちを強め、大学に在籍したまま自費留学する道を検討することにしたのです。
初めは両親や友人も反対していましたが、それまでにアルバイトをして貯めたお金を留学費用に充てること、現地からオンデマンド授業を受けて大学の単位を取得することを条件に、アメリカへの留学を決定いたしました。
現地で心がけたことは、できるだけ多くの外国人と接して活きた英語を取得すること、あらゆる文化や宗教に触れながら日本を客観視する能力を養うことです。
そのために、ホームステイではなく、シェアハウスに住むことを決めました。
幸いなことに、アジア・欧米・中東とさまざまな出自の友人たちと出会い、ざっくばらんな交流を重ねながら、語学や国際感覚を身につけられました。
留学中は、語学学校にも通いながら英語力を高め、TOEICのスコアは留学前の400点台から650点超えを達成できたのです。
留学を終えて大学に復帰し、再び留学プログラムに応募したところ、課題でした英語力を高められたことが評価され合格し、現在は中国・上海のビジネススクールに通学しております。
私の行動力は、貴社への入社後にも役立つと考えております。
私が志望しております企画営業職では、クライアントのニーズを深掘りして聞き出し、課題を解決するための企画を提案することが大切なのではないかと考えました。
貴社への入社後は、私が持つ行動力を活用して積極的にクライアント先に訪問し、誰にも負けない軽快なフットワークでクライアントの信頼を勝ち取り、貴社の売り上げに貢献いたします。
本日はよろしくお願いいたします。

3分間を836文字相当でまとめた自己PRです。

挫折をバネにする力強さや、負けず嫌いな一面も表現できています。

計画性

計画性を強みとする場合の例文は、次のとおりです。
〇〇大学□□学部の△△と申します。
私の強みは計画性です。
現状を正確に把握するだけではなく、先のことも細かく分析し、スムーズかつトラブルのリスクを減らせるように、計画性を持って取り組むことを得意としております。
私は大学入学から3年間にわたって、塾講師のアルバイトを続けてまいりました。
一人の講師が複数の生徒を担当する個別指導制の塾なので、個々の学力に合った指導計画が必要です。
そこで最初に行ったのが、生徒に得意科目と苦手科目をヒアリングすることでした。
生徒が苦手だと感じている科目や範囲の指導を重点的に進めましたが、2ヶ月後の模試で成績が大きく伸びたのは10人中2人にとどまり、課題を感じさせられました。
そこで次に行ったのが、模試の結果の分析です。
直前に行った模試だけでなく、以前行った模試の結果と内容も確認することにより、得意箇所と苦手箇所がより鮮明になると考えました。
また、私が勤務する学習塾には、部活動が忙しく、直前で欠席せざるを得ない生徒もいます。
そういった生徒でも安心して学業と部活を両立できるよう、1授業分は柔軟に指導できる時間を確保することにより、受験を見据えた全体の計画に狂いが生じないように調整しました。
その結果、私が担当した10人の生徒はいずれも成績を伸ばし、全員を志望校に合格させられました。
このような実績を得られた要因としては、何よりも生徒の頑張りが一番です。
そのほか、指導計画が奏功したと生徒や保護者の方、学長からも褒めていただき、私の強みである計画性が生徒の受験に貢献できたと自負しております。
私が志望する貴社の新規開拓営業において、私が持つ計画性は大いに役立つものと考えております。
目標から逆算して緻密な計画を立て、月次・週次・日次ごとの商談数やアポイント数を意識した計画的な取り組みを進めることが可能です。
また、アルバイトを通じて得た課題と向き合って修正する力も活かし、常に学んでスキルアップし続けることを心がけながら、貴社の目標達成に貢献します。

本日はよろしくお願いいたします。

858文字相当の自己PRを3分以内にまとめた例です。

【3分で自己PR】完成度を高めるために

ここまでは、3分で自己PRを作るためのポイントや例文をご紹介しました。

上記のポイントを活かすことにより質の高い自己PRを作成できますが、以下の3項目を踏まえると、自己PRの完成度がさらに高くなります。

<3分で行う自己PRの完成度を高める方法>  

・声に出して読んでみる

・他の人に添削してもらう

・就活エージェントに相談してみよう

 

内定レベルの自己PRを作るために、無料で活用できる就活エージェントの利用も検討しましょう。

声に出して読んでみる

自己PRの原稿を作り、声に出して読んでみましょう。

文字だけでは気付きにくい違和感のある箇所や、誤字脱字に気づけるため、完成度の高い自己PRへと修正しやすくなります。

「です」「ます」などの同じ語尾が3文以上続くと、日本語としてたどたどしく見えるため、表現を変えることをおすすめします。

単調な話し方では、どの部分が重要なのかが面接官に伝わりにくいため、緩急や抑揚をつけて話すことも大切です。

重要な部分ではやや声を大きくしたり、ゆっくり話したりするなどの工夫を加える練習も、実際に発声しながら行いましょう。

声に出しながら練習すると、時間の感覚も養われます。

最初は時計を見ながら練習し、慣れてきたらストップウォッチを使って、時間を見なくても3分きっちりで自己PRを終えられるか確認してみましょう。

他の人に添削してもらう

信頼できるほかの人に添削してもらうと、第三者の目からミスなどを発見してもらえます。

矛盾した箇所や不自然な箇所、説明不足な箇所を指摘してもらうことにより、自己PRの完成度を高めることが可能です。

可能ならば、誰か一人に添削を依頼するのではなく、何人かに添削を依頼しましょう。

自己PRには正解がなく、聞く人によって評価が分かれるため、多くの人の意見を取り入れたほうが完成度を高めやすいためです。

また、志望する業界で働いている社会人など、業界の特徴を詳しく把握している人物に添削を依頼するのがおすすめです。

同じ業界にいる人は、価値観や文化が共通している可能性が高く、志望する業界に合った内容の添削を受けやすくなります。

就活エージェントに相談してみよう

自己PRを内定獲得レベルにまで引き上げたいならば、就活のプロである就活エージェントへの相談をおすすめします。

就活エージェントは完全無料で利用できるため、就活生に負担がかかることはありません。

ジョブコミットでは、年間1,000名以上をサポートするアドバイザーが専属となり、二人三脚で就活を成功へと導きます。

3分間の自己PR対策はもちろんのこと、その他の面接対策全般や、あなたに合った企業の紹介、スムーズに入職するための事前研修なども行えることがジョブコミットの特徴です。

ご紹介可能な業界は、金融・商社・メーカー・ITなど、多種多様な1,000社以上です。

面接を通じ、あなたの価値観や将来を真剣に考えたうえで、あなたに合った求人の紹介と、その企業を攻略するための対策を行います。

おわりに

3分間の自己PRにおいて、企業側は円滑なコミュニケーションが取れるか、自社で活躍してくれそうかを確認しています。

自己PRは、自己紹介、自分の強み、エピソード、志望動機の順に構成し、エピソードに具体性を持たせながら話すことが大切です。

ジョブコミットでは、就活のプロである経験豊富なスタッフが専属のアドバイザーとなり、就活を成功へと導きます。

あなたに合った企業を1,000社以上の有力企業からご紹介し、自己PRをはじめとする面接対策や事前研修などを行います。

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