【例文あり】100字の志望動機作成時の通過するためのコツや意識するべきことを解説

【例文あり】100字の志望動機作成時の通過するためのコツや意識するべきことを解説

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・100字で志望動機を作成するコツ
・文字数の調整方法
・志望動機作成時に意識するべきこと

この記事をおすすめしたい人

・100字で文字数を作成するコツについて知りたい人
・文字数の調整方法について知りたい人
・志望動機作成時に意識するべきことについて知りたい人

はじめに

就活において、誰もが通るのがエントリーシートを書くことです。

そしてエントリーシートでは、もちろん志望動機を記載することにもなるでしょう。

とはいえ、まだ一度も書いたことがない人にとっては、具体的に何をどう意識して書けば良いのか、あまりピンとこないかもしれません。

そこで本記事では、就活初心者のために志望動機を書く上で大切なアドバイスを、詳しく紹介します。

特に短めに書くことを指定された際の書き方について解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

【100字の志望動機】少ない文字数を指定する意図

まず志望動機を書く時に、多くの場合はある程度ボリュームを意識して書くことになります。

その理由は、志望動機の内容が薄いと思われてしまうからです。

それは不採用にもつながりかねませんので、基本的には内容の密度を濃くしつつ、志望動機を書いていかなければいけません。

しかし、自分が応募する企業によっては、逆に少ない文字数を指定するケースもあります。

このようなパターンの企業は、志望動機の内容に加えて、どれだけ短くまとめられるのかまで見ていますので、その点も注意しながら書くようにしてください。

100字くらいでわかりやすく書くことができれば、高く評価されやすくなるでしょう。

【100字の志望動機】盛り込むべき要素

100字程度の志望動機にしなければいけない状況になっても、実は盛り込んだ方が良い要素があります。

つまり、適当な志望動機を書いてはいけません。

本気で就活を成功させたいのであれば、今から開設する4つのポイントも踏まえた上で、文章を考えるようにしてみてください。

そうすれば、短い文章でも相手に伝わる良い志望動機になります。

志望動機はどんな企業にとっても、採用活動をする上で特に知りたい情報の1つですので、決して手を抜かないようにしましょう。

志望理由

最初に書かなければいけないことは、自分の志望理由についてです。

つまり、結論となる部分を先に持ってくるようにしましょう。

なぜなら、その方がどんな人にもわかりやすく志望理由が伝わるからです。

結論のわからない文章を読み進めさせるのは相手をモヤモヤさせてしまうため、これは志望動機を書く上で大前提になることを覚えておいてください。

ただし、短い文字数で指定されてしまった場合は、長々と志望理由を書く必要はありません。

一言でうまくまとめるように、意識するようにしましょう。

入社してやりたいこと

短い志望動機を書く際にも、最低限の情報は入れる必要があります。

例えば、実際に入社して自分がなにをしたいのかも、志望動機に盛り込むようにしてください。

なぜなら、企業から見ると「本当はどこでも良いんじゃないか?」と考えてしまうからです。

それはマイナスイメージにつながってしまいますので、入社後のことも想像しながら、自分が取り組みたいことを簡潔にまとめていきましょう。

その内容が明確であればあるほど、どんな企業に対しても好印象を与えることができます。

その企業ならではの特徴

志望動機を書く上で、さらに大事なのが志望動機の説得力を上げることです。

そもそも志望動機自体は、どんな企業に応募する際にも、そこまで苦戦することはないでしょう。

しかし、ありがちな志望動機を書いてしまうと、企業によっては信用してくれないおそれがあります。

場合によっては、それだけでも採用から遠ざかってしまいかねませんので、あらかじめ自分が応募する企業ならではの特徴も、しっかり調べておいてください。

そうすれば、必然的に志望動機の説得力が増します。

つまり熱意のある人材だと思ってもらえる可能性が高まるため、一気に採用まで近づくことが期待できるでしょう。

具体的な経験

志望動機を作る時には、自分がその動機まで至ったエピソードについても、書くようにするのがポイントです。

できるだけ具体的にかつわかりやすく伝えることにより、他のライバルとは違った個性を出しやすくなります。

つまり、自分自身の魅力が伝わるので、より採用したい気持ちを引き出すことができるのです。

エピソードの内容は志望動機を書く際の必須事項といっても過言ではないので、こちらも押さえておくべき部分になるでしょう。

【100字の志望動機】通過するためのコツ

初めてこれからエントリーシートに志望動機を書く人は、まずいきなり書き始めるのではなく、書類選考に通過するためのコツを理解しておくことが大切です。

実は3つのポイントを覚えておくだけで、どんな人も採用担当者に響く志望動機を書くことができるようになります。

そのため、ここではその内容を詳しく紹介しますので、決して忘れないようにしておいてください。

内定者のESを読む

そもそも志望動機を書いたことがない人の場合、あまり文章のイメージがしづらいところでしょう。

基本的なことすらわからない状態では、どんなに頭をひねっても良い文章は作れません。

つまり、時間と労力がもったいないので、最初は内定者のエントリーシートに目を通すようにしてみてください。

すでに就活を成功させた人のエントリーシートは、志望動機の欄はもちろん、他にも就活を成功させる上でのヒントが詰まっています。

そのため、具体的にどんなことを書いていけば良いのかが瞬時にわかるので、どんな人でもベストな志望動機に仕上げやすくなるでしょう。

ちなみに、内定者のエントリーシートに関しては、インターネット上で調べれば簡単に覗くことができます。

他の学生との差別化を図る

志望動機自体は、他のライバルとも被りやすい要素になります。

だからこそ、ここで大切なのが少しでも差別化を図るようにすることです。

例えば、自分がなぜそんな考えに至ったのかを、志望動機と合わせて書くようにしてみてください。

そこまで深掘りすることができれば、それだけで自分だけの志望動機が完成します。

差別化を図ることは、採用担当者から注目してもらう上で重要なポイントになるため、しっかりアピールするためにも意識しておかなければいけません。

間違っても、他の人と同じような内容になりそうな状態で、エントリーシートを出さないようにしてください。

それさえできれば、それだけでも高く評価してもらえる志望動機になるでしょう。

PREP法を意識

どのような文章を書く上でも、必ず守ってほしいのが、綺麗な構成で書くことです。

つまり、構成を考えずに書き始めることは避けてください。

なぜなら、あらかじめ構成に沿って文章を書くようにした方が、誰でも読みやすい文章に仕上がるからです。

そこで覚えておいてほしいのが、PREP法と呼ばれる構成になります。

これは簡単にいうと「結論・理由・具体例・結論」の順で物事を伝える方法です。

この流れに沿って志望動機を作ることができれば、必ずどんな採用担当者にもすらすらと文章を読んでもらえるでしょう。

また「この人材は読み手のことを考えて文章を書ける人だな」と思ってもらえるため、好印象にもつながります。

【100字の志望動機】文字数を減らすコツ

人によっては文章を書き始めると、いつの間にかたくさん書いてしまっていることがあるかもしれません。

しかし、文字数を少なめに指定されている場合は、もちろんできるだけ削る必要があります。

とはいえ、具体的にどのようにして削れば良いのかわからないことでしょう。

そんな初心者のために、文字数の減らし方に関するコツも、ここで解説します。

自分ではどうしてもわからないという人は、こちらの内容も頭に入れておいてください。

内容を一つに絞る

まずそもそも、文章が長くなりがちな人によくあるのが、伝えたいことを1つ1つすべて盛り込んでしまっているパターンです。

就活となれば誰よりも自分の良いところをアピールしたいと思うものですので、つい何でもここで伝えてしまいたくなるかもしれません。

しかし、だからといってすべて余すことなく伝えようとすれば、必然的に文字数が増えてしまいます。

そのため、志望動機を短くまとめたい人は、必ず伝えたい内容を1つに絞ってください。

そうすれば、自然とコンパクトな志望動機になるはずです。

むしろ情報が多すぎるとかえって何も伝わらない文章になってしまうので、注意しなければいけません。

表現をシンプルにする

伝えたいことを1つにまとめることができたとしても、まだ文字数が多くなってしまうこともあるでしょう。

そういう時は、文章を1つずつ見直してみてください。

その中には、もしかすると複雑な表現を使っている可能性があります。

例えば「貴社の○○という活動に対して私はとても共感しました」のような文章であれば「貴社の○○にとても共感しました」のように、シンプルな形に直すことができるでしょう。

このように、できるだけ意味が変わらない程度に短くすることを心がけてみてください。

これだけでも、100字程度の志望動機に抑えやすくなるはずです。

不要な部分を削除

志望動機が長くなりがちな人は、おそらく文章のどこかで不要な部分も自然と混ざっている可能性があります。

特にありがちなのが、エピソードを伝える際に、余計なことまで伝えてしまっているケースです。

もちろん具体性のある内容を書くことは大切ですが、自分のアピールしたいことと直接関連しない話については、思い切ってすべて削除することをおすすめします。

その方が文章として伝わりやすくなりますし、何より文字数を大幅に削減することもできるでしょう。

そして文章全体が綺麗にまとまって見えるようにもなりますので、これで印象に残る志望動機になります。

そのため、一字一句丁寧に文章を読みなおすようにしてください。

【100字の志望動機】志望動機作成時に意識するべきこと

志望動機を作る際には、さまざまなことを意識しなければいけません。

つまり、内容だけではなく、根本的に注意した方が良いことも多々あります。

ここからは、できるだけどんな人に読んでもらっても伝わる文章にするための、大事な要素を紹介しましょう。

これから初めてエントリーシートに志望動機を書く人は、この3つのポイントを踏まえておけば、どんな人からも丁寧な印象を抱いてもらえるようになるはずです。

一文が長くなりすぎないようにする

まず意識してみてほしいのが、一文の長さについてです。

志望動機を書いていると、時と場合によっては一文が長くなりすぎてしまうこともあります。

しかし、一文を長くしすぎてしまうことによって、相手に伝わりづらい文章になってしまうでしょう。

なぜなら、まとまりのない文章だからです。

おそらく伝えたいことを一文の中にいくつも詰め込んでしまっているはずですので、きちんと分けるようにしてください。

また、一文の長さは大体60~80字くらいがベストです。

つまり、この文字数よりも多くならないようにするだけで、読みやすい文章が完成します。

最初は難しいと思ってしまうかもしれませんが、一文につき伝えることを1つに絞るようにすれば、それだけでも実現しやすくなるでしょう。

適度に改行する

エントリーシートに志望動機を書く時には、全体的な見た目についても意識しなければいけません。

要するに、パッとエントリーシートを見てもらった際に、文字が詰まっているように見せないことが重要です。

人によっては、できるだけ余白を作らないように書いてしまうこともありますが、それはむしろ逆効果になってしまうおそれがあるので注意しましょう。

内容の密度も大切ですが、それと同時に文章の構成が視覚的にわかるように整理されていることも大切です。

そうすれば、誰が志望動機を読む際にも、ストレスなくスムーズに読み進めることができます。

つまり、良い印象を与えることができるでしょう。

句読点を減らしすぎない

普段からあまり文章を書きなれていないと、何も考えずにひたすら文字を書き続けてしまうかもしれません。

例えば、句読点をつけずに文章を書いてしまうことはありませんか?

句読点がなくても文章として成立しますが、致命的な欠点が1つあります。

それは、採用担当者に志望動機の内容を、誤って解釈されてしまうおそれがあること。

なぜなら、句読点がないことで、どこからどこまでがつながっている文章なのかわからなくなるからです。

せっかく良いことを書けていたとしても、句読点がないことによって大雑把な印象を与えてしまうかもしれません。

つまり、それだけで採用から遠ざかることも考えられるので、必ず気をつけなければいけない部分です。

【100字の志望動機】特に手書き時に気をつけること

志望動機だけのことではありませんが、エントリーシートに文章を書く時に手書きで臨む場合は、文字の大きさにも注意してください。

例えば、人によっては少しでも多くの情報を入れるために、小さく書くことを意識してしまうことがあるでしょう。

しかし、あまりにも小さすぎると、採用担当者によっては単純に読みづらくなってしまうおそれがあります。

つまり、自分の伝えたいことがうまく伝わらないまま終わってしまうことがあるのです。

だからこそ、どんな人でも読めるくらいの大きさにするのが、エントリーシートに文章を書く時のマナーだといえるでしょう。

【100字の志望動機】例文紹介

ここまでさまざまなアドバイスをしてきましたが、そうはいってもいざ志望動機をエントリーシートに書くとなると、具体的にどんな雰囲気にまとめれば良いのか見当がつかないかもしれません。

特に就活初心者の場合は、何もイメージができないでしょう。

そこで、ここからは100字程度に志望動機をまとめる際に、参考となる例文を5つ紹介します。

どのような流れで書いていけば良いのかを明確に知っておきたい人は、こちらの例文を参考にすることで、必ず役に立つでしょう。

協調性

貴社を志望したのは、協調性を発揮したいからです。

大学時代は学園祭の実行委員長でしたが、とにかくチームワークが大事だと思っていたので、ひたすらコミュニケーションに力を入れていました。

入社後も常に周りと協力しながら、仕事を遂行したいと考えています。

リーダーシップ

貴社を志望したのは、今までの経験を活かしてリーダーシップを発揮したいからです。

最近まで飲食店でバイトをしていて、そこではリーダーとして頑張っていました。

貴社に入社した際も、周りをよく観察しながら、丁寧に仕事をこなしていければと思っています。

成長意欲の高さ

貴社を志望したのは、○○の技術の可能性を感じているからです。

この業界において、○○に関する研究が進んでいるのは紛れもなく貴社だけだと思っています。

私も個人的に独学でこの技術について勉強しているので、その知識を貴社で存分に活かしていければと考えております。

継続力

貴社を志望したのは、継続力に自信があるからです。

実は小さい頃から10年以上、サッカーをやってきました。

長く続けたからこそ、実際に全国大会でもベスト3に入ることができたと思っています。

貴社でもこの継続力を活かして、仕事でも結果を出していきたいです。

粘り強さ

貴社を志望したのは、難しいことに挑戦したいからです。

私は独学で、3年以上プログラミングの勉強をしてきました。

エラーとの戦いも多々ありましたが、一切くじけずに取り組んできたのが自慢です。

貴社でもこの粘り強さを存分に発揮できればと思っています。

【100字の志望動機】 書き方に困ったら

ここまで解説した内容を踏まえるだけでも、志望動機をうまく書けるようになるのは間違いありません。

とはいえ、人によってはいくら挑戦しようとしても、思うようにいかずに苦労してしまうことも出てくるでしょう。

そんな時にこそ検討してみてほしいのが、就活エージェントと呼ばれるサービスです。

就活エージェントとは、就活のプロからさまざまなアドバイスをしてもらえる、画期的なサービスになっています。

無料でどんな人も、エントリーシートの書き方を教えてもらえるので、就活初心者にとっては心強い味方になってくれるでしょう。

おわりに

今回はエントリーシートに書く志望動機について、さまざまなアドバイスをしてきました。

おそらく最初は、誰しも難しいと考えてしまうことでしょう。

しかし、本記事の内容に沿って丁寧に書いていけば、誰でも問題なく良い志望動機を作ることができますので安心してください。

どうしても困った際には、前述した就活エージェントサービスもありますので、これから就活を控えている人は、ぜひそちらも活用していきましょう。

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