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・営業職の就活の軸について
・営業職の就活の軸の決め方
・営業職の就活の軸の面接時回答例文
・営業職の就活の軸について知りたい人
・営業職の就活の軸の見つけ方に悩んでいる人
・営業職の就活の軸の回答例文を見たい人
はじめに
営業職志望という漠然とした方向性は決まっていても、具体的な就活の軸はわからない…と困っている就活生は少なくありません。
「就活の軸」は、自分自身の大事にしている価値観や方向性からぶれないために、事前にしっかり定めておくべきことの一つです。
就活準備を始めるときは、まず、何を軸に置いたうえで営業職を志望するのか考えるようにしましょう。
今回は「就活の軸とは何か」というポイントをしっかり整理したうえで、軸を設定して就活に臨むメリット、軸の考え方、例文などを紹介します。
軸が見えないせいで就活できない…と困っている人は、ぜひ下記を整理してみてください。
【営業職の就活の軸】就活の軸とは
営業職の就活の軸を定めるときは、まず、「そもそも就活の軸って何?」という疑問から解決しておく必要があります。
就活の軸は、自分自身のなりたい姿や大事にしている価値観をもとに決める、志望先企業の選び方のポイント・判断基準のことです。
就職活動を始めるときは、どのような業種・職種を志望するべきか、最初の段階で大きく迷ってしまうことも少なくありません。
その際に重要となる判断材料の一つに、就活の軸があります。
自身は何になることを望むのか、どのように活躍したいのか、どのような場所でキャリアを積み上げたいかなどを重視して就職先を決めれば、自然とミスマッチを避けることができ、失敗しない就活につながるでしょう。
より有利かつスムーズに、内定を獲得するきっかけにもなります。
どのような業種・職種を目指すうえでも就活の軸は必須となるため、営業職志望の人は、何を就活の軸として定めるのかをぜひ整理しておきましょう。
【営業職の就活の軸】就活の軸を決めておくメリット
就活の軸は、事前に決めておくとさまざまなメリットを感じられます。
「そもそも就活の軸って必要?」と感じたとき、「軸を定めるのが面倒くさい」と億劫さを覚えたときなどは、就活の軸を考えることの利点を整理しておきましょう。
主なメリットは、下記の3つです。
- エントリーするべき企業がわかる
- 志望動機に厚みを持たせられる
- さまざまな質問に対応できる
上記のメリットは、就職活動でつまずいたり挫折したりすることを防ぐうえで重要なポイントです。
円滑に自身の目指すべき方向性を定め、ぶれずに熱意を伝えることにもつながります。
では、それぞれのメリットについて具体的なことを整理していきましょう。
エントリーするべき企業がわかる
事前に軸を決めることのメリットは、まず、エントリーすべき企業がわかることです。
「〇〇をしたい」「△△に携わりたい」「××な環境で働きたい」などの基準があれば、その基準に基づき、志望すべき会社は自然と絞られてくるからです。
たとえば、「人と積極的に関わって自身を高めたい」という軸をもとにエントリー先を決めるとしましょう。
上記の場合少なくとも、一人で黙々と作業する業務がメインの企業は、あまり選ぶべきとはいえません。
仕事である以上周りとの関わりは最低限あるとしても、「人と積極的に関わること」を軸にするなら、接客業や営業職などのコミュニケーション中心の仕事のほうが適しているといえます。
このように軸が定まっていると、「適している」「適していない」の判断がしやすくなるのが特徴です。
「どこの会社が自分にマッチしているのかわからない」と迷う心配がなく、スムーズに絞り込みが可能になります。
志望動機に厚みを持たせられる
就活の軸がしっかりしていれば、企業に伝える志望動機に厚みが出ます。
自分の価値観や大事にしているマイルール、将来の展望などと合致していることを、事細かに説明できるためです。
「興味関心を抱いたため」「楽しそうだから」「やりがいがありそうだから」などの曖昧な志望動機ではなく、自身だからこそ書ける厚みある志望動機で、採用担当者に適性をアピールできます。
よって、選考をより有利に進められる可能性があり、ほかの学生との差別化につながります。
志望動機は基本的にどの企業にも必要ですが、必要だからこそ、差別化やオリジナリティが重要です。
どの業種・職種・企業にも当てはまるような志望動機では、個性や熱意が感じられず、採用担当者から良い印象を持ってもらいにくくなります。
「深みのある志望動機を書くための準備が不足している」などのマイナス評価につながる可能性もあるでしょう。
志望動機に厚みを持たせて個性を出し、インパクトを残すには、就活の軸をあらかじめ設定することが重要です。
さまざまな質問に対応できる
就活の軸に基づいて就職活動をスタートさせれば、選考の際に、さまざまな質問に対応できるでしょう。
中にぶれない軸がしっかりと定まっているおかげで、想定外の質問が来ても、自信を持って回答ができるからです。
面接対策として、想定質問を整理し、どのような回答が適切か準備を重ねることは最低限必要になります。
しかし本番は、練習で用意した質問ばかりではないため、付け焼き刃の状態ではボロが出やすくなるでしょう。
軸に合った就活ができていなけければ、なおさら想定外のことを聞かれたときには、対応できなくなります。
対して就活の軸に沿ってエントリー先を絞り込んでいる人は、価値観が企業と一致しているため、自然と想定外の質問にも対応できるでしょう。
面接での対応力を高めて良いアピールをするためにも、就活の軸を事前に定めることは重要といえます。
【営業職の就活の軸】就活の軸の作り方
営業職にエントリーする際に、就活の軸は、前もってしっかりと設定することが肝心です。
しかし、いきなり「就活の軸が大事」「就活の軸を作ろう」と言われても、何をどうすれば良いのかわからない人は多いでしょう。
ここからは、就活の軸の作り方のポイントを解説していきます。
主にチェックしておきたい作り方は、以下の4つが挙げられるでしょう。
- 自己分析
- 将来を想像する
- 企業が提供する価値を深掘りする
- 他己分析
軸からぶれずに就活を進めるためにも、適切な軸の定め方は入念に整理することが必要です。
では、重要な点を一つひとつ見ていきましょう。
自己分析
就活の軸を考えるうえで大事なのは、まず、自己分析です。
自己分析を実践して自分自身への理解を深めなければ、何を判断基準として将来を決めるべきか、明確に定められないからです。
自己分析では、普段自身が大事にしていることや価値観、好きなことや苦手なこと、興味関心を持っていることなどを整理し、さまざまな観点で自己理解を深めていきます。
その際は過去の経験やエピソードを振り返り、「何に感動したか」「何がつらかったか」なども洗い出していくのが特徴です。
結果、分析を実践すれば「求めていること」「向いていること」などが明らかになっていきます。
分析結果に基づいて就活の軸を定めれば、エントリーすべき企業や職種などが円滑に見えてくるでしょう。
そのため就活の軸を考えるにあたって自己分析する場合は、楽しかった経験やつらい思い出、頑張った経験、やりがいを感じた出来事などをピックアップすると良いでしょう。
将来を想像する
次に、軸を設定する際に重要なのは、将来について想像を膨らませることです。
なりたい姿や活躍の場所、実現したい夢や目標などを整理すると良いでしょう。
将来について想像すれば、その未来図をもとに逆算するかたちで、就活の軸が定まってくるからです。
たとえば「社会に出たあとは、早いうちからリーダーシップを発揮して、周りのお手本になるような人でいたい」と感じている人は、未来図から逆算すると、就職先は「若手でもリーダになれる会社」が理想的であることがわかります。
すると、就活の軸は自然と「若手でもバリバリ活躍できる会社に就職したい」などのかたちに定まってくるでしょう。
実際に就職したあとのことを積極的にイメージし、どのような人でいることが理想的か考えることで、就活の軸を決めてみてください。
企業が提供する価値を深掘りする
就活の軸を定めるときは、企業が提供する価値を深掘りして整理してみましょう。
企業が世の中にもたらす価値について共感できるポイントがあれば、それが軸につながるからです。
企業にはそれぞれ大事にしている理念や価値観があり、商品やサービスを提供するうえで、その価値を消費者に感じてもらうことが重要になります。
その価値により共鳴できれば、企業で働くうえで、強いやりがいを持つことができます。
現場では大きく活躍できる可能性があり、仕事を通じて成長することで、企業にも貢献できる仕組みです。
その結果企業自体も成長を遂げれば、やりがいのほかには待遇などで、従業員である自身にも還元されます。
よって、エントリー先を決めるには、自分自身が強くやりがいを感じられる企業=マッチしている企業を見つけることが必要です。
そのためには就活の軸が重要であり、就活の軸を決めるうえで企業が提供する価値に共感できるかが鍵になります。
他己分析
自己分析だけでなく、他の人にも分析してもらうことで、非常に質の高い自分に関する分析を行えます。
自己分析はあくまでも「自分で分析を行う」ということであり、100%客観的に自分のことを確認することはできません。
しかし、他人に自分を分析してもらうことで、自分では気づくことのできなかった強みや弱み、努力していたことについて見つけられるかもしれません。
これらの情報は就活の軸を定めるにあたって非常に重要なものであり、すでに定められている場合でもそれのさらに強い根拠として面接で話せる場合もあります。
したがって親しい人はもちろん、あなたのことをそこまで知らない人など、可能な限り多くの人に分析してもらい、あなたがどのような人物であると他人から映っているか確認してみましょう。
就活の軸の作り方をもっと詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
【営業職の就活の軸】おすすめの構成
営業志望の人は、就活の軸を定める際に、伝え方のポイントとしておすすめの構成もチェックしておきましょう。
構成に基づいて「就活の軸を伝える文章」を書けば、採用担当者に軸の内容がわかりやすく伝わるからです。
反対に、構成が悪いと内容が伝わりにくくなり、「何を軸にしてるのか不明確だ」というネガティブな評価を受ける原因になるため注意が必要です。
おすすめの構成は、下記のとおりです。
- 結論
- エピソード
- 入社後の貢献
はじめに結論を伝えたうえで具体的なエピソードを述べ、最終的に入社後にどうしたいのかをアピールすれば、はっきりとわかりやすく就活の軸が伝わります。
では、具体的なポイントを整理してみましょう。
結論
就活の軸を述べるときは、まず、結論として「何を軸にしているのか」を端的に伝える必要があります。
「私は、人と関わって働きたいという思いを、就職活動の軸に置いています」といったように最初に結論を述べれば、伝えたいことがはっきりと伝わるからです。
当然のことながら、「就活の軸は何?」という質問に返すべき答えは「自分の就活の軸」です。
別のことから話を始めると、脱線してしまい、採用担当者も内容を把握しにくくなるでしょう。
「話をわかりやすく伝えられない人」という印象を持たれる原因にもなります。
結論ファーストの考え方に沿って、はじめは就活の軸をはっきり述べてください。
エピソード
次に、就活の軸を決めるに至ったエピソードを伝えましょう。
エピソードは、はじめに述べた結論である就活の軸を、より細かく具体的に伝えるうえで重要なポイントになるからです。
たとえば「人と関わって仕事をしたい」のなら、なぜそう思ったのか、過去のどのような経験から就活の軸を設定したのかが重要になります。
学生時代の中で、今の自分を形成したエピソードを具体的に伝えていくと良いでしょう。
「人と関わって仕事をしたい」という就活の軸なら、たとえば団体生活である部活動で得た成功体験などが挙げられます。
そこからどのような影響を受けて就職の軸を定めたのか、論理的に伝えることが肝心です。
入社後の貢献
就活の軸を伝える際は、入社後の貢献について、最後にアピールすることが大事です。
ただ「私の就活の軸は〇〇です」と述べて終えるだけでは、アピールとして今ひとつインパクトに欠けたり、意欲が見えにくかったりするためです。
そのためはじめに就活の軸を結論として伝え、エピソードを述べて具体的なことを話したあとは、軸を定めるに至った思いで何を成し遂げたいのか・どんな活躍をしたいのかをアピールしましょう。
最後のアピール部分で、採用担当者は、自社に対するマッチ具合や本人の活躍の可能性をチェックしています。
また、曖昧で漠然としたアピールにならないためにも、具体的な業務内容や活躍したい現場などに触れて具体性を持たせるのが効果的です。
【営業職の就活の軸】面接で就活の軸を答えるときのポイント
続いて、面接で就活の軸について答える時のポイントについて紹介します。
以下の3点を念頭に置いた上で面接に取り組むことで、より悪い印象を与えるリスクを防ぎつつ、良い印象を与える工夫ができます。
志望企業の特徴と合っている内容か
あなたが述べる就活の軸は、果たして志望企業の特徴と合っているのか、再度確認してみましょう。
企業が求める人物像や企業理念、業務内容に自分の就活の軸が合致していることを示すことで、企業側に対して自分が適任であることをアピールできます。
例えば、志望する企業が挑戦する姿勢を重視している場合、自分がどのように挑戦を続けてきたか、その結果どのような成果を残したかを具体的に説明することが求められます。
また、企業のミッションやビジョンに共感していることを伝えることで、企業文化にマッチした人物であることを強調することも可能です。
これにより、企業側に対して「この人は私たちのチームにフィットする」と感じてもらうことが可能です。
回答に一貫性があるか
回答に一貫性があるかも、就活の軸について話す際に気をつけなければならないポイントの1つです。
就活の軸が一貫しているということは、面接官から見ても自分の考えがしっかりまとまっている就活生であるという印象を与えることにつながります。
一貫性がある回答をするためには、自己PRや志望動機、ガクチカなど他の質問に対する回答と整合性が取れているか再確認する必要があります。
例えば、自己PRでチームワークを大切にしてきたと述べた場合、就活の軸でも「チームで成果を上げることを重視している」などとしましょう。
これにより面接官に納得感を与えられます。
反対に、「個人プレーを重視している」などと話してしまうと、どちらが本当なのかわからなくなってしまい、嘘をついていると思われてしまうこともあります。
他の企業と比較して差別化されているか
他の企業と比較して差別化されているかも、就活の軸を面接で答える際に非常に重要なポイントの1つです。
就活生が挙げる就活の軸は、ほとんどの企業に当てはまってしまうことが多いです。
例えば、「グローバルな環境で働きたい」「コミュニケーションを重視している」などと言われてしまっては、「それはうちじゃなくても良いのではないか」と突っ込まれてしまうこともあります。
したがって、あなたの就活の軸にその企業がどのように当てはまっているか、そしてその就活の軸に当てはまるにあたってどのような独自性があるのかについて話しましょう。
例えば「この企業の〇〇プログラムに魅力を感じた」などと具体的な理由を挙げることで、他の企業では得られない価値を感じていることを示すことができ、「どこでも良いと思っているのではなく、弊社だからこそ入りたいと思っているのだな」と納得してもらえます。
【営業職の就活の軸】営業職の就活の軸の具体例
営業職を目指す人が就活の軸を定めるときは、効果的な決め方のポイントとして、就活の軸の具体例をチェックしておきましょう。
具体的な軸をピックアップして参考にすれば、方法論から入るよりも、スムーズに自分自身の軸を定められる場合があります。
「自己分析や将来について考えることが大事なのはわかったけど、それでも就活の軸が定まらない」と悩んでいる人は、まず、就活軸の例からチェックしてみてください。
主な軸の例は、下記のとおりです。
- さまざまな人と関わって仕事をしたい
- 仕事を通じて成長したい
- より多くの人に商材を届けたい
- 実力が評価される仕事につきたい
- 人々の豊かな生活を支えたい
では、それぞれどのような軸なのか、アピールのポイントも含めて解説していきます。
さまざまな人と関わって仕事をしたい
営業職志望の人は、「さまざまな人と関わって仕事をしたい」という軸を持つと良いでしょう。
営業職は、業界問わず、社内外の人と密接に関わって仕事をすることが多いためです。
基本的に、営業職である以上、反対に人と関わらずに仕事が完結することは考えられないでしょう。
そのため人と関わることで喜びを感じられる人、今まで人と接することで自分を成長させてきた人などに、おすすめの就活の軸といえます。
実際に面接のときは、長所・自己PRなどでコミュニケーション能力の高さやチームワークを大事にする姿勢、協調性の高さなどをアピールできると良いでしょう。
アピールの際は、具体的にどのような局面で人との関わりを大事にしてきたのか、これまで経験した出来事・エピソードを話すことも大事です。
仕事を通じて成長したい
営業職は、「仕事を通じて成長したい」という軸に基づいてエントリーするのもおすすめです。
仕事柄、営業職は常に試練や壁の連続であり、日々成長を続けていくことが大事だからです。
営業職に就けば、丁寧な言葉遣いや相手に心地よさを与えるビジネスマナー、わかりやすい伝え方などのスキルを持たなければなりません。
そして身につけたスキルは、身につけるのみで完結するのではなく、常に磨き上げて成果につなげていく必要があります。
そのため営業職は、成長意欲の高い人やチャレンジ精神の強い人に適性がある傾向です。
「仕事を通じて自分を高めたい」「苦手を潰してスキルアップしたい」などの意欲が高い人は、自己PRなどでその成長に貪欲な姿勢もアピールしたいところです。
より多くの人に商材を届けたい
営業職を目指すなら、「より多くの人に商材を届けたい」という就活の軸を持つのも良いでしょう。
どのような業界でも営業職は、お客様と企業を結びつける、橋渡し役を務める部分があるためです。
営業という業務がなければ、商品・サービスは作られるのみで、一般消費者に知られるきっかけがなく広まっていきません。
そのため「良い商品はぜひ世の中にもっと広まってほしい」「商品を皆に知ってもらうことで、世の中に良い変化をもたらしたい」という考えを持っている人にも、営業職は天職になり得るでしょう。
たとえば、自分自身が「営業されたこと」をきっかけに商品の良さを知り感動したことなどを、志望理由の一つとして伝えるのもおすすめです。
売ることになる商品・商材について理解を深めていることも、あわせてアピールできるでしょう。
実力が評価される仕事につきたい
営業職志望の場合、「実力が評価される仕事に就きたい」という軸を定めて就活を進めるのも良いでしょう。
営業職はとにかく成果・数字を求められる職種ゆえに、仕事の評価基準もわかりやすい傾向だからです。
企業によっては、成果を出しさせすれば、年齢・経験年数関係なくどんどん出世できるケースも少なくありません。
ほかの仕事よりも営業職は、数字に基づいてより定量的に評価される傾向が強いため、評価の内容に不満を抱くことも少ないでしょう。
そのため「評価基準がわかりやすいほうがモチベーションにつながる」「若いうちから結果を出して、早めに出世したい」などの考えがある人は、営業職は向いているといえます。
自己PRや志望動機を述べる際に、志望先企業の評価体制について触れたうえで自分の強みや終活軸を伝えれば、企業について入念にリサーチしている(=それだけ志望度が高い)ことが採用担当者にもわかるはずです。
人々の豊かな生活を支えたい
営業職の就活の軸には、「人々の豊かな生活をを支えたい」という思いも挙げられます。
営業職は商品やサービスの良さをお客様に伝え、その良い部分を体験してもらうきっかけを作る仕事です。
つまり、人が生活の質を上げたり今よりも豊かに暮らしたりするうえで、営業職はそのきっかけ作りをサポートしていることになります。
商品・サービスを通じて、世の中の人の生活を支えたいと考えている人には、営業職はおすすめの職業といえるでしょう。
どのような商品でも特定の人の生活を豊かにすることは間違いありませんが、たとえば快眠グッズ、保険商材、便利な家電など、わかりやすく快適な暮らしをサポートする商材・商品であればなおさらです。
自己PRのときや就活の軸を聞かれたときなどは、自分の実体験も踏まえ、なぜ人々の豊かな暮らしをサポートしたいのか明確に述べることが大切です。
【営業職の就活の軸】面接時に使える回答例文
ここからは、営業志望の学生に向けて、面接の際に使える就活の軸の回答例を紹介していきます。
はじめは答え方や効果的な言い回しもわからないことが多いため、まずは、例文からチェックしておくと良いでしょう。
例文に目を通せば、より具体的な伝え方がわかるため、自分なりの回答を考える第一歩につながります。
今回紹介する例文の就活の軸は、次のとおりです。
・仕事を通じて成長したい
・より多くの人に商材を届けたい
・実力が評価される仕事につきたい
・人々の豊かな生活を支えたい
いずれも営業志望なら活用しやすい軸になるため、ぜひ参考にしてみてください。
さまざまな人と関わって仕事をしたい
仕事を通じて成長したい
より多くの人に商材を届けたい
実力が評価される仕事につきたい
人々の豊かな生活を支えたい
【営業職の就活の軸】就活の軸が見つからない時は
営業職の就活の軸がわからない、決められない…と悩んだときは、就活エージェントに相談するのがおすすめです。
就活エージェントは就活支援のプロのため、自分自身の就職の方向性や自己分析などに悩んだときでも、積極的に相談に乗ってもらえます。
エントリーする際も、書類添削や面接対策など、さまざまな支援が受けられます。
ジョブコミットには、年間1,000名以上の就活をサポートしてきた高い実績があるため、信頼性も抜群です。
まさに就活についてのフルサポートサービスのため、軸が決まらないときは積極的に相談を検討してみましょう。
おわりに
就活の軸は、営業職に限らず、どの職種・業種を目指すうえでも事前に定めておくべき指針です。
自分自身の就職・キャリアの方向性が決まるため、応募すべき会社の特徴も見えてくるでしょう。
軸からぶれない就職活動をすれば、より意欲的なアピールができるため、選考でも有利になる可能性があります。
営業職の場合、「周りの人と触れあいながら仕事をしたい」「積極的に成果を上げて評価を高めたい」などの軸を持つと効果的といえるでしょう。
必要に応じて例文なども参考にしたうえで、自分なりの就活の軸を定めてみてください。