- 最近のニュースの例
- 最近のニュースで答えるポイント
- 最近のニュースを答える時の注意点
- 最近のニュースの選び方に困っている人
- 面接官から好印象を貰いたい人
- 最近のニュースで面接官に気に入られたい人
はじめに
面接においては、最近のニュースについて聞かれることも多々あります。
そこで今回は、最近のニュースが聞かれる理由やニュースの選び方などについて徹底的に紹介します。
多岐にわたるニュースを扱い、紹介しているため、どのようなニュースを扱いたい人にも参考になる記事です。
面接で最近気になるニュースはよく聞かれるの?
結論として、最近聞かれるニュースについて聞かれるかどうかは、業界によります。
特に新聞社やテレビ局などのマスコミ関連企業で頻繁に聞かれます。
マスコミ業界はニュースを扱うことが主な業務であり、応募者がニュースに対してどれだけ敏感であるか、ニュースの内容をどれだけ深く理解しているかを確認しようとしているのです。
また、就活生のニュースに対する意見をまとめる能力や分析能力を見極める手段としてもこの質問は有効であるため、聞かれることが多いのです。
面接で最近気になるニュースが聞かれる理由
・社会問題に対する関心度を知るため
・情報感度の高さを知るため
・学生の価値観や考え方を知るため
・イレギュラーな質問の対応力を知るため
なぜ、面接において最近のニュースで気になったものがあるかを聞かれるのでしょうか。
大きく分けて4つの理由が存在するため、それぞれ確認していきましょう。
社会問題に対する関心度を知るため
まず、「社会問題に対する関心度を知るため」というのが最も大きな理由の1つです。
就活生が社会問題にどれだけ関心を持っているかを知ろうとしている企業は多くあります。
社会問題に対する関心度は、その人の社会的な視野の広さや、所属しているコミュニティに対する責任感を示す指標だからです。
社会問題に対し意識が高い人材を採用することで、企業の社会的責任を果たすための活動やサステナビリティに対する取り組みがより強化されるとも考えられます。
また、社会問題に関心を持つことで社員が会社の理念や価値観に共感しやすくなるため、組織としての一体感やモチベーションの向上にも寄与できます。
情報感度の高さを知るため
情報感度の高さを知るためというのも、面接で気になるニュースについて聞かれることが多い理由の1つです。
「情報感度」とは日々変化するニュースやトレンドに対してどれだけ敏感であるかを示す能力です。
このスキルは特に変化の激しい業界や競争が激しいビジネス環境において非常に重要です。
情報感度が高い人は新しい情報を迅速にキャッチし、それに基づいて適切な判断や行動を取れます。
例えば、マーケティング職や営業職では市場の変化をいち早く察知し、戦略を柔軟に調整することが重要です。
また、情報感度の高さはイノベーションやクリエイティブなアイデアの創出にもつながると考えられているため、柔軟な発想が求められる業界において強く求められる傾向にあります。
学生の価値観や考え方を知るため
「学生の価値観や考え方を知るため」というのも最近のニュースについて聞かれることが多い理由の1つです。
最近のニュースに対する意見を聞くことで、面接官は就活生の価値観や考え方を理解しようとしているのです。
ニュースに対する見解や分析を通じて、その人がどのような視点やアプローチで物事を捉えているのかが明確になります。
例えば、経済ニュースに対する意見を聞けば、その人の経済観やビジネスに対する考え方を理解できます。
社会問題に対する意見を聞くことで、相手の倫理観や社会的な責任感が見えてきます。
企業は自社の理念や文化に合った価値観を持つ人材を求めているため、倫理観や社会に対してどれだけ責任感を持っているかは、非常に重視されるポイントです。
面接官は就活生の価値観や考え方を深く知れる質問を通じて、就活生が企業文化に適合するかどうかを判断しているのです。
イレギュラーな質問への対応力を知るため
イレギュラーな質問への対応力を知るためというのも、面接において最近のニュースで気になるものについて聞かれる可能性が高い理由の1つです。
面接官は候補者のイレギュラーな質問に対する対応力を知りたいと考えています。
突然の質問に対してどれだけ冷静に対応して適切な回答ができるかを評価することで、その人のストレス耐性や問題解決能力を図ることもできます。
ビジネスの現場では予測できない問題や状況が頻繁に発生します。
そのような状況で、迅速かつ適切に行動できる能力は非常に重要です。
特に、リーダーシップを発揮する立場にある人やクライアント対応が求められる職種ではこのスキルが特に重要です。
面接官は就活生が予想外の質問にも対応し、自分の考えをしっかりと伝えることができるかを確認することで、その人の対応力を評価しているのです。
面接で聞かれる最近のニュースの選び方
①信頼できる情報源を利用する
②1年以内のニュースに絞る
③志望業界との関連性が高いものを選ぶ
④自分が感じたことを加える
面接で聞かれる最近気になるニュースの選び方には様々なものがありますが、ここから紹介するものは特におすすめであり、面接官に良い印象を与えられるニュースの選び方です。
それぞれしっかりと確認した上で、自分に合ったニュースを選びましょう。
①信頼できる情報源を利用する
最も重要なことは、信頼できる情報源を利用することです。
いくらあなたにとって興味を抱かせるようなニュースであったとしても、フェイクニュースや嘘が混ぜられているものである可能性もあります。
したがって、信頼できる情報源を利用しなければなりません。
新聞
新聞は信頼性の高い情報源の代表例といえます。
取材と丁寧な編集プロセスを経た記事は情報の正確性や信頼性が保証されているからです。
日々のニュースや特集記事を通じて、最新の社会問題や経済動向を把握しましょう。
例えば、日本経済新聞は経済やビジネス関連の情報が充実しており、特に就活生にとって有益な情報が満載です。
また、日経電子版アプリを利用することで紙媒体だけでなく、スマートフォンやタブレットからも簡単に最新のニュースをチェックできます。
テレビ
テレビのニュース番組は視覚的な情報が豊富であり、わかりやすくニュースを伝えてくれる点が魅力です。
特にNHKのニュース番組は詳細でバランスの取れた報道がされており、信頼性が高いと評価されています。
映像やグラフィックを用いることで視聴者に対して直感的に理解しやすい形で情報を提供してくれるため、記事をじっくり読む暇がない、忙しい就活生の方におすすめできるツールの1つです。
ラジオ
ラジオは移動中でも手軽にニュースを聴ける、便利な情報源といえます。
最新のニュースを簡潔にまとめて提供してくれるだけでなく、耳で聞き流すだけで情報を得られるため、忙しい学生にとって非常に有用です。
また、ラジオアプリでも非常に便利なものが最近は増えています。
Radikoというラジオアプリを利用すれば、スマートフォンでも手軽に多様なラジオ局の番組を聴けます。
テレビと同様、忙しく、記事を時間をかけて読む暇がない就活生におすすめできるツールです。
書籍
テレビとラジオが比較的時間がない就活生の方におすすめのツールである一方で、ある程度余裕がある人は書籍を活用することをおすすめします。
特定のニュースやテーマについて深く学ぶための最も優れた情報源だからです。
新聞やテレビと比べて情報収集に時間はかかるものの、専門的な知識や詳細な分析が提供される点が非常に有益です。
特に最近発売された書籍を選べば、最新の情報や研究成果について触れることもできます。
Webサイト
ニュース系のWebサイトはタイムリーな情報を迅速に得られるため、非常に便利な情報源です。
ほとんどのニュースサイトは無料でアクセス可能であり、最新のニュースをすぐに確認できます。
ただし、サイトを選ぶ際は信頼性の高いものを選ぶことが重要です。
BBCやCNN、日経新聞のオンライン版などは信頼性が高く、エビデンスのあるニュースを提供しているため、特におすすめです。
また、ニュースサイトは記事の検索が簡単にできるため、特定のトピックを掘り下げたい人にもおすすめできます。
ニュースアプリ
ニュースアプリはスマートフォンで手軽に最新のニュースをチェックできるため、移動時間などに利用できるおすすめのツールの1つです。
幅広いニュースソースから情報を集約し、ユーザーに提供している点が魅力といえます。
また、通知機能を活用すれば重要なニュースをリアルタイムで受け取れるため、最新情報を逃さずにキャッチすることもできます。
カスタマイズ機能などが導入されていることが多く、自分の興味や関心に合わせたニュースフィードを設定することも可能です。
②1年以内のニュースに絞る
面接で話題にするニュースは1年以内の最新のものに絞ることが非常に重要です。
最新のニュースを選ぶことで最新の情報に敏感であり、社会の動向を把握していることを示せます。
古いニュースを選ぶと情報感度が低いとみなされる傾向があり、マイナス評価につながってしまうこともあります。
最新のニュースを取り上げることで、現在の社会問題や経済動向に対して関心を持ち、積極的に情報収集を行っている姿勢をアピールできるでしょう。
③志望業界との関連性が高いものを選ぶ
あなたが目指している業界との関連性が高いものを選ぶのも、面接において重要なポイントです。
例えば、志望業界の最新のトレンドや企業の業績に関するニュースを取り上げることで、その業界や企業に対する知識と強い興味を持っていることを示せます。
面接官に対して、何となくその企業に入りたいと思っているのではなく、業界全体、そして企業に対して深い理解と関心を持っていることをアピールできるため、非常におすすめの選択肢です。
業界とニュースのジャンル
各業界におけるおすすめのニュースジャンルは以下のようになっています。
- 商社業界:経済、国際政治
- 金融業界:経済(日経平均株価等)、自然災害
- メーカー業界:自然災害、国内政治
- サービス業界:国内政治(103万の壁等)
- 広告業界:SNS問題(著作権問題等)
特に動きや流れが早い業界はなるべく3ヶ月以内のニュースを話すようにしましょう。
時期がズレたニュースについて話すと、最新の情報についていけていない人物であるという印象を与えてしまいます。
特に近年はAIなどの発達により情報や技術の進歩のスピードが急速に増しており、最新の情報をキャッチアップできない人材はベンチャー企業において求められていません。
したがって、可能な限り新しいニュースを提示できるよう、常に最新の情報を仕入れるようにしていることを示すと良いでしょう。
④自分が感じたことを加える
ただニュースの内容を説明するだけでは要約になってしまうため、自分がどのようなことを感じたのかについても説明しなければなりません。
自分がそのニュースに対してどのように感じるか、どのような意見を持ったかを付け加えるようにしましょう。
これにより、面接官に対して自分の視点や価値観を伝えることができます。
自分の考えや感想を述べることで、面接官は就活生の思考プロセスや価値観を理解しやすくなり、より深いコミュニケーションが生まれるでしょう。
【ジャンル別】面接で使える最近のニュース例
続いて、面接で使える最近のニュース例について要約して紹介します。
普段からニュースをチェックしている人にとっては、ほとんどすでに内容を知っているものでしょうが、あまりニュースを見ない人はぜひサクッと目を通してみてください。
社会のニュース
まずは社会系のニュースです。
様々なニュースがありますが、面接で使える可能性の高いニュースは大きく分けて以下の2つです。
・“もう1つのノーベル賞” パレスチナの人権活動家が受賞
・健康食品による健康被害
・暴力団逮捕で闇バイトの募集取り消し
・袴田事件、冤罪に
“もう1つのノーベル賞” パレスチナの人権活動家が受賞
この出来事は、非暴力的な抵抗運動が国際社会でどれだけ重要視されているかを示すものであり、人権問題に対する持続的な取り組みが世界中で評価されたと感じました。
パレスチナ問題は長年にわたって続く深刻な国際問題ですが、この受賞は武力に頼らない解決策の可能性を示し、平和的手段が人権擁護に大きな影響を与えると思いました。
今後もこのような平和的な取り組みが広がることを期待しています。
健康食品による健康被害
原因は「プベルル酸」とされる成分の混入が疑われていますが、特定はされていません。
小林製薬の対応は遅れ、被害情報の報告制度にも課題が指摘されています。
健康食品のリスクについて、消費者の理解と国の監視強化が求められています。
暴力団逮捕で闇バイトの募集取り消し
社会問題となっている「闇バイト」は若者を中心にSNSなどを通じて募集され、違法行為に関与させられるケースが多いとされています。
このニュースでは暴力団による募集が逮捕によって抑制されたことで、警察の捜査が進展し、闇バイトの実態が明るみに出ている点が注目されていました。
この動きは犯罪組織の弱体化だけでなく、闇バイトに巻き込まれる可能性がある人々を守る大きな一歩だと感じました。
袴田事件、冤罪に
この事件は日本の司法制度における冤罪問題の象徴とも言える事例であり、長年にわたり大きな注目を集めてきました。
袴田氏は逮捕後約48年間にわたり拘束され、その間の心身への影響は計り知れません。
社会全体で冤罪を未然に防ぐための努力が不可欠だと感じます。
袴田さんのような被害者が二度と生まれないよう、司法の信頼回復と改善に向けた取り組みが進むことを期待しています。
経済のニュース
続いて、経済のニュースです。
様々なニュースが存在しますが、特に最近注目されている経済系のニュースは以下の3つです。
経済に関する企業を目指す人は、ぜひとも参考にしてみてください。
・円安の加速
・株価の続落
・GDPが4位に後退
円安の加速
背景には日米の金利差があり、日本の低金利政策とアメリカの高金利政策が円安を招いています。
また、日銀の植田総裁の円安を容認するかのような発言も、円安を加速させました。
円安は輸入価格の上昇と中小企業の収益悪化を招き、経済に悪影響を与えます。
日本経済の成長力を高めるための投資や規制緩和が必要です。
株価の続落
この動きは日本だけでなく世界の経済動向にも大きな影響を与えるものであり、私たちの日常生活にも少なからず関係してきます。
特に、株価の変動は企業の資金調達や投資家の心理に直結し、経済全体に波及効果をもたらします。
今後も市場の動きに注目し、経済全体の動向を見守りたいと思います。
GDPが4位に後退
長年の伸び悩みやデフレに加え、円安の進行が影響しました。
日本の名目GDPは4兆2106億ドルで、ドイツは4兆4561億ドルです。
1989年のバブル崩壊以降、日本は低成長とデフレに苦しみ、個人消費や企業投資が低迷しました。
また、円安でGDPが目減りしたことも逆転の一因です。
経済成長には投資と生産性向上が急務とされています。
政治のニュース
政治に関するニュースも、場合によっては気になるニュースとして挙げても問題ありません。
ただし、政治に関する話は熱が入りすぎてしまい、自分の思想を強くアピールしてしまう人もいます。
フォーマルの場で政治に関して強い思想を示すことはタブーとされているため、簡単に意見を述べる程度にしましょう。
・政治資金パーティー
・石破内閣の発足
・トランプ大統領誕生
・自由民主党、総選挙大敗
・103万の壁、見直しへ
政治資金パーティー
事件の発端は、2018年~2020年にかけて政治資金パーティーの収入を収支報告書に記載しなかった疑いです。
自身の出身派閥にも飛び火したため、岸田首相は岸田派の解散を検討する意向を示しました。
事件は派閥の透明性と政治資金規正法の緩さを浮き彫りにしました。
石破内閣の発足
このニュースは日本の政治における新しいことが起こると考えています。
石破総理は、経済改革や地方創生に力を入れる政策を掲げており、物価高や賃上げ支援などを強化する姿勢が注目されています。
また、防衛や外交に関しても石破氏は安全保障政策に精通していることから、対外関係の強化にも力を入れることが予想されます。
新内閣がどのようにこれらの課題に取り組むかが今後の日本の経済成長と国際的な立場に影響を与えるか気になっています。
国民からの期待もあると思いますので、日本がよくなるように国民の声を聞いて政策を検討してほしいと思います。
トランプ大統領誕生
トランプ大統領は選挙期間中から「アメリカ第一主義」を掲げ、移民政策の厳格化や貿易政策の見直しなど、従来の政策とは一線を画す内容を強く訴えてきました。
このような斬新な公約は国内外で賛否両論を巻き起こしており、その影響力の大きさが改めて浮き彫りとなりました。
これにより、日米関係が変化する可能性があります。
在日米軍の駐留費用負担の見直しや日本の防衛力強化への期待など、具体的な課題が浮上してきていると考えています。
自由民主党、総選挙大敗
この結果は日本の政治に大きな影響を与えるものであり、与党が過半数を失ったことで、法案の成立が難しくなるだけでなく、政局が不安定化する可能性が高まっています。
野党勢力が政策に関与する場面が増えることが予想され、議会における対話や妥協がこれまで以上に求められる状況となります。
今後、与党は信頼回復のために政策を見直し、野党と協力して課題解決に取り組む必要があると感じます。
103万の壁、見直しへ
この制度は扶養控除や社会保険料負担の観点からパートやアルバイトをしている多くの人々にとって労働時間を制約する要因となってきました。
この見直しは特に労働力不足が深刻な日本社会にとって、大きな転換点になると感じています。
この制度改正により、働きたい時間に制限を感じることなく、自由に働ける環境が整備されることを期待しています。
国際のニュース
国際系のニュースは、特に商社を目指している人や外国の取引先が複数ある企業を目指す人におすすめのニュースです。
以下の2つは、特に最近、国際系のニュースとして注目されているものといえます。
・異例の首脳宣言採択
・パレスチナ・イスラエル問題
・北朝鮮軍、ウクライナ戦争でロシアに加担
異例の首脳宣言採択
この宣言には、ロシアのウクライナ侵攻に対する「非難」の文言は含まれませんでしたが、インドの国際的な存在感が強調されました。
インドはグローバルサウス諸国のリーダーシップを発揮し、G20の枠組みを保つことに成功しました。
日本もグローバルサウスとの連携を強化し、独自の外交姿勢を活かす方針です。
パレスチナ・イスラエル問題
現在もイスラエルとハマスの間で大規模な攻撃が続いています。
問題の発端はユダヤ人がパレスチナを追放され、1948年にイスラエルが建国されたことにあります。
その後も中東戦争やオスロ合意を経て紛争が続いています。
パレスチナ難民は約590万人おり、難民キャンプで困難な生活を強いられています。
UNRWAや各国政府、民間団体が支援を行っています。
北朝鮮軍、ウクライナ戦争でロシアに加担
このニュースは国際社会における緊張をさらに高めるものであり、日本を含む近隣諸国にも影響を与える可能性があります。
北朝鮮軍がロシア側で活動しているという事実は国際的な孤立を深めていた北朝鮮がロシアと連携を強化している証拠とも言えます。
このニュースを通じて、平和的解決の難しさと、国際社会における協力の重要性を改めて考えさせられました。
科学のニュース
科学系のニュースも、取り上げる題材として非常におすすめの選択肢の1つです。
特に以下の2つは注目度の高いニュースであるため、面接官も知っている可能性が高いでしょう。
・JAXA探査機が月面着陸に成功
・過去最大級の太陽光フレア
JAXA探査機が月面着陸に成功
JAXAは着陸地点の誤差が100メートル以内であり、これは世界初の成果と発表しました。
探査機の太陽電池に太陽光が当たれば、再び稼働する可能性があります。
搭載されていた探査ロボットも正常に機能し、月面の画像を送信しました。
SNSでは技術力の高さを称賛する声が多く寄せられています。
過去最大級の太陽光フレア
この影響で日本やアメリカ、イギリスなどで低緯度オーロラが観測されました。
特にハワイでは164年ぶりにオーロラが確認されました。
太陽フレアはNASAの衛星観測で記録的な数が観測され、磁気嵐は各地でオーロラをもたらし、美しい光景を見せましたが、一方で電力供給やGPSへの影響も報告されています。
スポーツのニュース
スポーツ系のニュースを選択するのも、良い選択肢の1つであるといえます。
最近、大々的に報じられているニュースはそこまで多くありませんが、井上選手の防衛戦勝利は気になるニュースとして取り上げて問題ないでしょう。
特に以下の2つは注目度の高いニュースであるため、面接官も知っている可能性が高いでしょう。
・大谷翔平の偉業達成
・横浜DeNA日本一
大谷翔平の偉業達成
この賞はメジャーリーグで最も優れた打撃成績を残した選手に贈られる名誉ある賞であり、大谷選手がそれを手にしたことは日本人選手として特筆すべき快挙です。
この受賞は大谷選手が挑戦し続ける姿勢と、それを支える計画性や努力があってこその結果だと感じます。
このニュースは挑戦を続ける意義と、その過程で得られる自己成長の大切さを改めて教えてくれました。
横浜DeNA日本一
この優勝はリーグ3位という下剋上の立場から勝ち進んだ快挙であり、多くのファンに感動を与えました。
特に、日本シリーズではソフトバンクホークスを相手に攻守のバランスを保ちながら勝利を積み重ねる姿が印象的でした。
今後も横浜DeNAのさらなる活躍を期待しています。
面接の回答で避けるべきニュース
・芸能関連のニュース
・宗教関連のニュース
・社会的な課題
・個人的なニュース
面接の回答においてはどのようなニュースを用いても良いというわけではありません。
以下の4つの種類のニュースはマイナスな印象を与える可能性があるため、避ける方が無難です。
芸能関連のニュース
芸能関連のニュース、例えば芸能人のスキャンダルやゴシップに関するニュースは面接で最も避けるべきトピックです。
ニュースというよりは、趣味や娯楽に近い分野とみなされるからです。
このようなニュースを選ぶと、下世話な人であると見なされる可能性が高いでしょう。
また、芸能ニュースは一過性の話題であり、長期的な視点や深い洞察も全く必要なく、自分の思考の深さや分析力をアピールする機会を失うことになります。
そして何より、自分の人生に全く関係のないことばかり気にしている人物と思われてしまう可能性が高いです。
したがって、芸能関連のニュースは絶対に話さないようにしましょう。
宗教関連のニュース
宗教関連のニュースも非常に敏感なテーマであり、面接では避けるべきトピックです。
宗教は個々の価値観や心理に深く関わるため、大っぴらに話すことではありません。
一般常識として考えても、大々的に初対面の人の前で宗教の話をするのはタブーです。
たとえそのニュースが一般的には「カルト宗教」と呼ばれるような宗教のものであったとしても、もしかすると面接官が信仰しているかもしれません。
そのような場合、その人が信じている大切なものを公然と非難することになる可能性すらあります。
したがって、数あるニュースが存在する中で、わざわざ宗教関連のニュースを選ぶのは避けましょう。
社会的な課題
社会的な課題、例えば地球温暖化や貧困問題、人口減少など世界中が問題視している社会問題についての議論は意見が分かれることが多く、面接の場では避けるべきです。
例えば最近はSDGsの考え方が主流とされていますが、多くのカフェで紙ストローが導入されるなど、SDGsに対してうんざりしている人もいます。
このように、1つのトピックに対して様々な意見が存在し、面接官と意見が相違してしまう可能性すらあります。
議論を巻き起こすような課題について話す人は、職場の雰囲気を乱す人物であると判断される可能性もあるため、避けましょう。
個人的なニュース
個人的なニュースはあなたにとっては重要なものであったかもしれませんが、「最近の気になるニュースは?」という質問に対しての回答としては不適切です。
この質問の意図は社会問題に対してどれだけ関心を持っているか、情報感度が高いかを評価することにあります。
したがって、個人的なニュースを選ぶと、この質問の意図に沿っていないため、評価が下がる可能性が高いです。
自分がどれだけ広い視野を持ち、社会や業界の動向に関心を持っているのかについて説明するようにしましょう。
あくまで重要なのは、自分の情報収集能力や社会的関心の高さをアピールすることであり、自分についての話は自己PRや志望動機、ガクチカですれば良いのです。
面接で聞かれる最近のニュースの回答構成
①ニュースの概要
②興味を抱いた理由
③自分の考え・意見
続いて面接で最近気になったニュースについて聞かれた際の回答の構成を確認しておきましょう。
以下の構成を覚えておけば、どのような企業を受ける際もどのようなニュースを題材にする際もスムーズに回答できるようになります。
テンプレートとして覚えてしまい、あなたが目指す企業に応じて回答の下書きを作成しておきましょう。
ニュースの概要
まずはニュースの概要について説明しましょう。
いくら誰もが知っているであろうとあなたが感じていたとしても、面接官が忙しくニュースをチェックできていない可能性もあります。
まずは簡単にニュースを要約して、説明することが重要です。
興味を抱いた理由
続いて、あなたがなぜそのニュースに対して興味を覚えたのかについて説明しましょう。
なぜそのニュースに興味を持ったのか、自分にとってどのような意味を持っているのかについて説明すると良いです。
面接時間にもよりますが、ある程度詳しく述べた方が伝わりやすくなります。
自分の考え・意見
最も重要な部分である自分の考えや意見については、しっかりと述べるようにしましょう。
自分がそのニュースについてどのように感じたか、どのような解決策や改善策を考えるべきかを具体的に伝えることが重要です。
面接官に対して思考力や洞察力をアピールすることにつながるため、しっかりと自分の意見をまとめてから述べるようにしましょう。
ニュースに自分の意見を持つためのコツ
・先入観を捨ててニュースを見る
・そのニュース内容の今後の動向を考察する
・友達とそのニュースについてディスカッションする
ニュースに関して自分の意見を述べる習慣が身についている人もいるかもしれませんが、なかなか「面接の場で自信を持って話せるほど」自分の意見がある人は多くないはずです。
そこでここからは、ニュースに自分の意見を持つためのコツについて紹介します。
以下のポイントを踏まえた上で取り組むことで、より自分ならではの意見を述べられるようになるでしょう。
先入観を捨ててニュースを見る
ニュースに対して自分の意見を持つためには、まず先入観を捨ててニュースを受け止める姿勢が重要です。
ニュースを見たり聞いたりする際に、自分なりの考えや感情が先行してしまうことがありますが、それがニュースの内容を正確に理解する妨げとなる場合があります。
特に、自分の立場や経験に基づいた先入観はニュースの本質を理解できない原因となってしまうものです。
先入観を捨てるためには、まずニュースの内容を客観的に把握し、事実と意見をしっかり区別することが求められます。
また、異なる視点からの情報を積極的に取り入れることも効果的です。
同じニュースでも媒体や記者によって伝え方や焦点の当て方が異なるため、複数のニュースソースを比較してみることで、より中立的な視点を持つことができます。
そのニュースの今後の動向を考察する
ニュースに対して自分の意見を持つためには、そのニュースの今後の動向を考察することが重要です。
例えば、経済ニュースであればその出来事が市場に与える影響や、今後の企業戦略にどのように関わるのかを考えることで、自分なりの意見が見えてきます。
また、政治や国際関係のニュースに対しては、その決定が今後の国際社会や国民生活にどのような影響を及ぼすかを推測してみましょう。
このように、ニュースの今後の展開を予測することにより、単に受け身で情報を得るだけでなく、能動的な自分の意見を育てることができます。
友達とそのニュースについてディスカッションする
ニュースに対して自分の意見を形成するために友達とそのニュースについてディスカッションすることも非常に有効です。
友達との意見交換を通じて自分の考えを客観的に見直すことができ、新たな視点や発見を得ることができます。
特に、自分とは異なる価値観を持つ友達とのディスカッションは自分の視野を広げる絶好の機会となります。
ディスカッションを通じてニュースに対する論理的な思考や他者の意見を理解するための柔軟性を養うことも可能です。
また、意見交換の中で自分の考えを言語化することで、漠然とした感情を具体的な意見にまとめ上げる力が鍛えられます。
友達とのディスカッションを重ね、面接でも自分の意見を明確に話せるようになっておきましょう。
面接で最近のニュースを答える際の注意点
・相手にも理解できるように説明する
・断片的な情報だけで語らない
・凝ったニュースを選ばない
続いて面接において最近の気になるニュースについて答える際の注意点についても2つ紹介します。
マイナスな印象を与えないためにも、以下の2点を踏まえた上で回答を考えましょう。
相手にも理解できるように説明する
まず、相手にも理解できるよう説明できているかは、最も注意しなければなりません。
面接官は必ずしもそのニュースについて詳しいわけではないため、複雑な内容をシンプルに伝える能力が求められます。
例えば、経済ニュースを説明する場合は専門的な経済用語をそのまま使うのではなく、その背景や影響を具体的な事例や日常生活に置き換えて説明することが大切です。
また、ニュースの要点を整理し、結論から話し始めることで相手が話の流れを追いやすくなります。
断片的な情報だけで語らない
断片的な情報だけで語ってしまうと、不正確な情報を伝えることになってしまう可能性が高いため、気をつけましょう。
面接官に深掘り質問された時にも困ってしまいます。
ニュースを選ぶ際には、必ず信用できる情報源から最新の情報をもとに、背景や詳細を理解することが大切です。
また、一部の情報だけを切り取って語るのではなく、全体像を把握し自分なりの見解を加えることで深い理解と考察力を示せます。
例えば、ある社会問題について話す場合は、その問題の発生原因や影響、解決策について幅広く調査し、自分の意見を形成することが求められます。
凝ったニュースを選ばない
あまり専門的すぎる、または凝ったニュースを選ばないようにしましょう。
面接官がそのニュースを知らない場合、興味を惹けないだけでなく、会話がかみ合わない可能性があります。
例えば、科学技術の最新研究や金融の高度な専門ニュースなど、知識の深さが問われるトピックは興味深い反面、相手がよく知らない、もしくはあなたが説明不足な場合、逆効果になる可能性があります。
社会問題、国際情勢、スポーツ、文化など、ビジネスマンならばおそらく知っているだろうと思われるようなトピックを選んでおくことが無難です。
あなたがそのニュースに完璧に精通しており、1から100まで素晴らしい説明ができるならば悪くないかもしれませんが、そこに時間を割くならば、ES作成や面接対策など別のことに時間を割くべきです。
最近のニュースを見つけるのにおすすめのサイトとアプリ
・NewsPicks
・日経ビジネスオンライン
・SmartNews
最近のニュースはスマホなどすきま時間に気軽に集めると良いでしょう。
ここでは、最近のニュースをスマホなどで見つけるのにおすすめのニュースサイトとニュースアプリをご紹介いたします。
NewsPicks
NewsPicksは政治、経済、社会情勢、海外のニュースなど幅広い情報を提供するプラットフォームで、登録不要で手軽にアクセスできる点が魅力です。
特に経済ニュースに特化しており、The Wall Street JournalやBloomberg、Reutersなどの高品質なメディアから厳選された記事を集めて配信しています。
また、NewsPicksの特徴として、各業界の専門家や著名人によるコメントが追加されている点が挙げられます。
これにより「単にニュースを読むだけ」でなく、多角的な視点から深い理解を得ることが可能です。
さらに、オリジナルの特集記事や動画コンテンツも豊富で、ニュースの背景や関連情報を図解やインフォグラフィックを用いてわかりやすく説明してくれます。
日経ビジネスオンライン
日経ビジネスオンラインは株式会社日経BPが運営する情報サイトで、主にビジネスパーソン向けに厳選された経済、企業経営、社会に関する深い内容の記事が掲載されています。
このサイトでは経済や企業経営に関する専門家の見解や分析が多く、通常のニュースサイトでは得られない、深く掘り下げた情報が魅力です。
日経ビジネスオンラインの記事は現役の経営者や専門家が執筆しており、実際のビジネスシーンでの課題解決に役立つ内容が多く含まれています。
特に、経済動向やマーケット分析、企業戦略など、業界の最新トレンドを理解するための情報が豊富で、ビジネスの最前線で活躍する方々にとって貴重な情報源となっています。
また、インタビュー記事や連載記事なども豊富で、現場のリアルな声を通して業界の動きを把握できるのも魅力の1つです。
SmartNews
SmartNewsは業界No.1の3,000以上の提携メディアから選りすぐりのニュースを厳選して配信するアプリです。
ユーザーの興味や関心に基づいてパーソナライズされたニュースフィードを表示してくれるため、必要な情報を効率的に収集できます。
SmartNewsの特徴はそのアルゴリズムにより、政治、経済、エンタメ、テクノロジーなど、多岐にわたるカテゴリのニュースが1つのアプリで簡単にアクセスできる点です。
また、オフラインでもニュースが読める機能が搭載されているため、通勤中やネット環境が不安定な場所でもスキマ時間に利用できます。
また、各メディアから配信されるニュースを中立的な視点で提供しており、偏りのない情報収集が可能です。
最近のニュースに関するよくある質問
続いて、最近のニュースに関して就活生の方々からいただくことの多い質問に回答します。
弊社は就活エージェントを運営しているため、様々な就活生の方から質問をいただくのですが「最近のニュース」について聞かれた時のために対策をしている方からは、以下のような質問をいただきます。
ぜひ、気になる項目があれば確認してみてください。
- 業界に関係のないニュースを話してもいいの?
- 話すニュースはどこまで詳しく知ってるといいの?
- 自分が興味の湧くものを話せばいいの?
1.業界に関係のないニュースを話してもいいの?
面接で話すニュースと業界が関係していなくても問題はありません。
面接官が求めているのはニュースを通じてあなたがどのように物事を考え、意見を持っているのかを知ることです。
そのため、業界に直接関連するニュースでなくても、自分が理解しているテーマや興味を持った話題を選ぶことで十分です。
ただし、ニュースそのものについて浅い理解しかない場合や、自分の意見を持たずにただ事実を述べるだけだと、面接官からの深掘り質問に対応できなくなる恐れがあります。
選んだテーマが自分の価値観や考え方をどのように反映しているのかを具体的に伝えるようにしましょう。
また、そのニュースが社会全体にどのような影響を与えるのか、自分がその中で何を感じたのかを明確にすると、なお良いです。
2.話すニュースはどこまで詳しく知ってるといいの?
面接で話すニュースについてはその概要だけでなく、できる限りその内容を網羅するくらいに詳しく知っておくことが望ましいです。
面接官はニュース自体の内容よりもそれに対するあなたの意見や考え方を評価しています。
とはいえ、ニュースの背景や関連する情報を把握していないと、深掘り質問に答えられず、意見が浅く見られる可能性があります。
例えば、ニュースが国内外でどのように報じられているのか、そこにどのような立場や視点があるのかを把握しておけば、議論の幅を広げることが可能です。
また、自分の意見を述べる際には事実に基づいた根拠を示すようにしましょう。
3.自分が興味の湧くものを話せばいいの?
面接で話すニュースを選ぶ際には自分が興味を持ったテーマを選ぶことが重要です。
興味のあるニュースを選ぶことで、そのニュースに対する意見や考えを自然に話せるため、面接官に自分の価値観や視点を伝えやすくなります。
しかし、ただ「興味が湧く」という理由だけで選び、内容を十分に理解していない場合や、表面的な知識しか持っていないと、面接官の深掘り質問に対応できません。
そのニュースを通じてどのような考えを持ち、社会や自分自身にどのように関係がある、または作用すると感じたのかを考えることが重要です。
また、選んだニュースが自身の志望業界や職種に直接関連していない場合は、そのニュースをきっかけに自分の価値観や行動原則を伝える工夫が必要です。
対策しておきたい類似質問一覧
「最近のニュースについて」以外にも、就活生の思考力や情報収集力を試している、対策しておきたい質問は存在します。
以下の質問は面接で聞かれる可能性が高いため、回答を用意しておきましょう。
・最近読んだ本を教えてください
・〇〇(具体的なニュース)についてどうお考えですか
・最近関心を持った身の回りの出来事を教えてください
・就職活動を通して学んだことを教えてください
・〇〇の社会問題について、どのような解決策が考えられると思いますか
・最近読んだ論文や学術記事の中で、特に印象に残ったものについて教えてください。
・最近の技術革新の中で、特に注目しているものは何ですか?その理由と影響について教えてください。
・最近の経済動向について、自分の考えを述べてください。
面接対策なら就活エージェント
ここまで面接において最近の気になるニュースについて聞かれた際の回答方法などについて紹介してきましたが、この記事を読んだだけで完璧な回答が用意できたという人は少ないでしょう。
そこでおすすめなのは就活エージェントを利用することです。
特にジョブコミットは無料で就活相談、ES添削、面接練習など徹底的にサポートしてくれるため、非常に信頼性が高いです。
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まとめ
今回は面接において最近のニュースについて聞かれた際の回答例や質問の意図、紹介しない方が良いニュースの種類などについて紹介しました。
マスコミ系など、ニュース感度を重要視する業界においては特にこのような質問をされることが多いため、ぜひ本記事の内容を踏まえた上でしっかりと対策しておきましょう。
木下恵利
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