【例文22選】学業で力を入れたことは就活で聞かれる?答え方のコツを例文付きで解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること
  • 「学業で力を入れたこと」は就活で聞かれるのか
  • 「学業で力を入れたこと」を答える際のコツ
  • 「学業」のガクチカはどう書くべきか
  • 「学業で力を入れたこと」、「学業のガクチカ」の例文
この記事をおすすめしたい人
  • 面接対策をしたい人
  • 「学業で力を入れたこと」をどう答えるべきか知りたい人
  • ガクチカ作成のコツを知りたい人
  • 例文を見て参考にしたい人

目次目次を全て表示する

学業で力を入れたことは聞かれるのか

就職活動における選考では、「学業で力を入れたことは何ですか」と聞かれることがあります。

ガクチカを聞かれた際に「学業」をテーマとして答える就活生も多くいますが、そうでない場合でも「学業」に絞った質問をされることが多々あります。

特に面接ではよりあなたの人物像を深く知るために、ガクチカだけでなく学生としての基本である「学業」にどのような姿勢で取り組んだのかを知ろうとします。

このような質問をされた場合どのように答えるべきなのでしょうか。

今回の記事では、答える際のコツや例文を紹介し、また後半ではガクチカとして「学業に力を入れたこと」を話す際の解説も載せています。

ぜひ最後まで読み、参考にしてみて下さい。

「ガクチカ」とはなにか

そもそも「ガクチカ」とは何でしょうか。

学生時代に力を入れたこと」を略して「ガクチカ」と呼びます。

そのため「学業」に限らず、ゼミやサークル、アルバイトなど様々な経験で文章を作ることができます。

しかし「学業で力を入れたこと」と同様、なにに力を入れたかというよりもその過程や学びが重視されます。

そのため文章構成やアピールの仕方はとても重要になるため、ガクチカを作成する前に基本を押さえておきましょう。

「学業で力を入れたことは?」と企業が聞く理由

選考では「学業で力を入れたことは何ですか」という質問がされると述べました。

ではなぜ企業はこのような質問をするのでしょうか。

就職活動の選考において、企業側が何を知りたいのか、質問の意図を把握しておくことは大きく選考突破に近づきます。

何を知りたいのかを事前に把握しておくことで、どのような回答を用意するべきかが明確になります。

今回は以下の3点を紹介します。

企業が聞く理由
  • 大学時代の経験を知るため
  • 専門性を知るため
  • 人柄や学生時代の経験を知る

大学時代の経験を知るため

大学生時代に学生がアルバイトや学業、サークルなどでどのような経験をして、経験からの学びを自社にどのように活かしてくれるのかを知りたがっています。

どんな生活をしているのかと似たような質問で「熱中をしたことは」と聞かれる場合もあります、こちらも合わせてご覧ください。

専門性を知るため

どのような学問に力を入れていたのかを聞き、あなたがどんな分野に専門性があるのかを知ろうとしていることが挙げられます。

文系か理系かの枠組みではなく、より細かい専門分野を知ることで、自社で学びを活かせるかどうか、また業務内容とのマッチ度も見ている場合があります。

もちろん志望する業界や企業に活かせる分野でなくてもアピールできるポイントはたくさんあります。

例えば、学習方法であったり、学びをどう活かそうと考えているか、など「内容」ではなく「過程や得たこと」を重視して伝えることでより好印象につながる回答を作ることができます。

人柄や学生時代の経験を知る

専門性を知るほかに、人柄や学生時代にした経験を知るということが挙げられます。

特に企業が知りたいのは前者の人柄であり、学業に対してまじめなのかどうか、また取り組み方はどのようであるかといった内容から、人柄を判断し、業務に対する姿勢がマッチするかどうかを評価しています。

何を学習してきたかという内容だけでなく、行動の仕方からあなた自身の性格も見られていることをあらかじめ知っておきましょう。

「学業で力を入れたこと」で企業が評価するポイント

続いて、学業で力を入れたことについて聞かれた際に、企業に良い印象を与えるためのポイントについても紹介します。

以下のポイントを踏まえた上で、質の高い回答を用意してください。

企業が評価するポイント
  • 学生の性格や取り組み姿勢
  • 専門性を知るため
  • 人柄や学生時代の経験を知る

学生の性格や取り組み姿勢

企業が重要視しているポイントとして、応募者の性格や物事に対する取り組みの姿勢が挙げられます。

課題に対する熱意や真摯な姿勢、自分自身で問題解決に取り組む積極性が見られるかが焦点となります。

また、自己分析が十分に行われているか、つまり自分の強みや要因を把握し、それをどのように学業に活かしているかも評価の対象です。

ただ成績や結果だけを重要視しているわけではなく、その過程で努力や工夫をし、応募者がどのような成長を遂げたかに注目しています。

分かりやすく説明する力

企業は、物事を分かりやすく説明する力があるかどうかも、「学業で力を入れたこと」について尋ねる過程で確認しています。

自分の経験や成果を簡潔かつ論理的に伝える力は、どの職種においても重要です。

特に学業で取り組んだ内容を他者に分かりやすく説明する際は、要点を的確に把握し、適切な構成で分かりやすい言葉を用いて、相手に理解しやすい形で伝えることが求められます。

この能力は、職場で就職してからも、報告やプレゼンテーションなどの日常業務において不可欠なスキルです。

ただ経験を羅列するのではなく、明確にポイントを押さえて話すことが求められます。

自社で活躍できそうか

当然ながら、企業は自社で活躍してくれる人材を採用したいと考えています。

そのため、学業で力を入れたことについて説明する際には、自社で活躍する人物かどうかを重視して確認していることが多いです。

企業はあなたが学業で発揮した労力や取り組みが、自社の業務においても活かせるかどうかを評価しています。

例えば、リーダーシップや問題解決能力などが問われる職種であれば、それらのスキルをどのように学業において発揮したかが問われます。

また、自分の経験を数値でどれだけ成長し、今後どのように企業に貢献できるか、具体的に示すことができれば、企業も「この人は当社で活躍できる」と確信を得ることでしょう。

「学業で力を入れたこと」はどう見つけるべきか

就活生の中には、「学業で力を入れたことは?」と聞かれた場合、なんと答えるべきか内容が見つからないという学生も多いと思います。

「やらなければいけないこと」として学業を捉えている場合、何かを意識して取り組んだ記憶が無い場合もあるでしょう。

しかしここまで学業を続けてきたうえで、全く力を入れた経験がゼロであるとは限りません。

以下で紹介するステップを踏んで、今までの学業への取り組みを振り返ってみましょう。

学業で力を入れたことはどう見つけるか
  • 今まで学習してきたことを書き出す
  • 自分の強み、弱みを分析する
  • 力を入れた学業を見つけ、なぜ力を入れたのか考える
  • どう力を入れて学習したのかを書き出す

今まで学習してきたことを書き出す

学業は幼いころから始まったものであり、どんなことに取り組んできたか細かく把握している人は少ないです。

そのため、まずは何の教科が得意で、何の教科が苦手であったか、また受験勉強はどのように取り組んだかなど思い出せる限りのことを振り返ってみましょう。

実際にエピソードとして用いる内容は「大学生活」での学業が最も望ましいですが、力を入れて取り組んだ過程やそこから得た学びがある場合は別の期間でのエピソードを用いて回答を考えても良いでしょう。

また過去を書き出すことで、学業に対する自分の向き合い方が見えてくる場合もあります。

まずは「学業」というものに対して曖昧であるイメージを晴らすためにも、書き出すことから始めてみましょう。

自分の強み、弱みを分析する

自分の強みと弱みを正確に分析することも不可欠です。

自己分析を通じて、どのような場面で自分が成果を上げ、どのような状況で課題に直面したのかを深掘りすることで、エピソードに具体性と説得力を持たせることができます。

特にエントリーシートや面接では「ただ成功しただけの経験」を伝えるだけでなく、自分の弱みをどのように克服しようとしたのかを説明することで、成長意欲や問題解決能力をアピールできます。

また、強みと弱みを対比して考えることも有効です。同じエピソードの中でも強みと弱みが同時に現れることもあります。

例えば「難しい課題に対して独自の視点で取り組めたものの、他人の意見を受け入れることに抵抗があった」と話す場合、それをどのように克服したかを説明すると具体性が増します。

力を入れた学業を見つけ、なぜ力を入れたのか考える

今まで取り組んだ学業を書き出した後は、その中でどこに力を入れてきたかを考え、ピックアップします。

時間的な長さや熱量、力の入れ方は人それぞれであるため、あなたが力を入れたなと思うものは全て取り上げてみましょう。

複数のものがピックアップされた場合は、いざエピソードを語るとなった場合どれが最も話しやすいか、また企業に対してアピールになりそうかという点で吟味し、順位をつけておきましょう。

複数ある場合、別の企業を受ける際や深掘り質問をされた際の引き出しになるため武器として取っておきましょう。

どう力を入れて学習したのかを書き出す

力を入れた学業が明確になった後は、どのように力を入れたのかを書き出してみましょう。

費やした時間や工夫した学習方法、どのような目標や困難があったかなど深掘りをしておくことで、より説得力のある内容を企業側に伝えることができます。

力を入れて取り組んでいる様子がはっきりとイメージできるような内容を話すことができれば、質問に対する答え方として満点なだけでなく、論理的な伝え方ができるとしてコミュニケーション能力も評価されることにつながります。

「学業で力を入れたこと」おすすめの構成

学業で力を入れたことについて聞かれた際に、どのような構成で回答すれば良いのかについても紹介します。

志望動機や自己PRと同様、学業で力を入れたことについて聞かれた際も結論から述べることが重要です。

以下の構成をマスターしておき、どのような聞き方をされた時でもスムーズに答えられるようになっておきましょう。

結論

最初に結論を述べることが非常に重要です。

結論を簡潔に示すことで、面接官はあなたがどの分野で力を注いできたのかをすぐに理解できます。

結論部分では自分が学業において特に力を入れたことを一文で述べ、その内容が企業側にすぐに伝わるようにすることが求められます。

「私は大学で〇〇について研究し、その結果〇〇の成果を上げました」というように、具体的な内容を一目で分かる形にしておくと、面接官に強い印象を与えます。

この部分が曖昧だと、面接官が質問に対する答えを探し続けることになり、あまり良い印象を与えられません。

理由・背景

次に、学業で力を入れたことに対する背景やきっかけを述べることが重要です。

この部分ではなぜそのテーマに興味を持ったのかを具体的に伝えることで、面接官に自分の動機や意図を明確に伝えることができます。

自分がどのような過程でそのテーマに取り組むようになったのかを説明し、その経緯を話すことで、学業に対する情熱や熱意を感じてもらうことが可能になります。

特定の分野に対する興味や問題解決の必要性を感じた体験などを述べると、より具体的な印象を与えることができます。背景をしっかり伝えることで、面接官はあなたの考え方や動機を理解し、あなたがなぜそのテーマに力を入れたのかが見えてくるのです。

目標・課題

次に、学業で力を入れたことに対して設定した目標や克服した課題について述べることが重要です。

目標や課題を明確にすることで、自己管理能力や問題解決能力をアピールできます。「〇〇を達成するために〇〇に取り組んだ」などと具体的に目標を設定し、その過程で直面した困難をどのように乗り越えたかを示すことが必要です。

この部分では目標達成に向けてどれだけ計画的に行動したのか、または目標に対してどれだけ意識的に努力したのかをアピールすることが求められます。

目標を達成するために何をしたのかを具体的に示すことで、あなたが自発的に問題に取り組み、解決策を見出す力があることを証明できます。

取り組み

目標や課題に対してどのように取り組んだのかを説明する部分では、実際に行った具体的な行動を詳しく示すことが重要です。

自分がどのように問題を分析し、どのようなアクションを取ったのかを明確に伝えることで、自己管理能力や実行力をアピールできます。

面接官はあなたがどれだけ計画的に行動したのか、またその結果としてどのような成果を得たのかに興味を持っています。

取り組みの部分では、どんな方法で課題を解決しようとしたのかを具体的に伝え、その過程で得た学びや成果を強調することが大切です。

「データを収集して分析し、改善案を提案した結果、課題が解決した」など、実際の行動と結果を簡潔に示しましょう。

得た学び・今後への活かし方

最後に、学業で得た学びを今後どのように活かすかを述べる部分ではこれまでの学びがどのように自分のキャリアに結びついているかを示すことが重要です。

志望する企業でその学びをどのように活用できるかを具体的に伝えることで、企業に対する意欲や熱意を伝えられます。

学んだことを実務にどう反映させるかを説明することで、自分の成長意欲や柔軟性をアピールすることが可能です。

また、この部分は企業研究をしっかり行っていることを伝える上でも重要です。

いくら優秀な人材でも「大して企業について調べていない、やる気のない人物だ」と思われてしまっては意味がありません。

しっかりと企業に対して調査を行っている、入社意欲の高い人物であることを強調しましょう。

「学業で力を入れたこと」を答える際の面接のコツ

では次に「学業で力を入れたこと」について答える際のコツについて説明します。

ただ内容を伝えるだけでは、説得力に欠け、好印象にはつながりません。

以下の7点を意識しながら文章を構成するようにしましょう。

学業で力を入れたことを答える際のコツ
  • 学業の内容はわかりやすくする
  • 学業に力を入れて取り組んだ目的・取り組み方は丁寧に伝える
  • 得た学びを明確に伝える
  • その時の感情や思いを入れ込む
  • 企業の求める人物像とマッチさせる
  • 話し方の練習を重ねる
  • 深堀り質問への対策をする

学業の内容はわかりやすくする

どんな学業に力を入れて取り組んだのかを伝える際に、その内容が専門的である場合があります。

その際、どんな学問であるかが説明不十分のまま話を進めてしまうと、企業側も理解ができず、結果印象が下がってしまうことがあります。

専門用語などはなるべく避け、誰でもわかるようにどのような学問に取り組んだのかを伝えるようにしましょう。

もちろん内容の説明に何行もの文章、何分もの時間を費やす必要はありませんが、一般的になじみのない学問を取り上げる場合は簡潔にしつつ理解のしやすい説明を付け加えておきましょう。

学業に力を入れて取り組んだ目的・取り組み方は丁寧に伝える

その学業になぜ取り組もうと思ったのか、どんな目標を立てていたのか、また学習に取り組む中でどのような方法で取り組んだのかなどを丁寧に伝えるようにしましょう。

何度も述べているように、この部分が最も大切な伝えるべき内容となります。

目標を述べた場合は、達成したのかどうかの結果を伝えることを忘れてはいけません。

また学習への取り組み方を伝える場合は、具体的に述べるようにしましょう。

得た学びを明確に伝える

学業で力を入れた過程をしっかりと述べた後は、何を学んだのかを述べましょう。

何も得ていない印象を与えてしまっては、どんなに力を入れたことが伝わったとしても好印象にはつながりません。

学業としてどのような内容を得たのか、または学習への取り組み方として学んだことなど、なにを学んだのかということについては様々な角度から述べることができます。

またその学びが入社後、働く場面でも活かせるような内容であるとなお好印象につながり、内定に大きく近づきます。

まずはどんなことを学んだのか、得たのかをもう一度振り返り、考えてみましょう。

その時の感情や思いを入れ込む

学業で力を入れたことについて答える際には、単なる事実や経過だけでなく、当時の思いや感情を盛り込むことで、あなたの人間らしさやパーソナリティを伝えることができます。

例えば「どのような困難に直面し、それに対してどのような感情を抱きながら挑戦し続けたのか」や「成功を収めた時の達成感」などを具体的に表現することで、応募者としての魅力が増すことでしょう。

企業の面接官は単なる成績や数字の裏にある人間性を知りたいと思っているため、感情を交えたエピソードは印象に残りやすくなります。

また、その感情を通して、自分がどのように成長したのか、あるいはどのような教訓を得たのかを示すことができれば、あなたが常に学び続ける姿勢も伝わります。

企業の求める人物像とマッチさせる

単に自分の経験を語るだけでなく、その経験が志望企業の求める人物像とどのように合致しているかを示すことも大切です。

企業ごとに求めるスキルや特性は異なりますが、事前に企業研究を行い、求められる人物像を把握しておきましょう。

例えば、チームワークを重視する企業であれば、グループでのプロジェクトや共同研究でどのように貢献したかを強調することが良いです。

一方、自己主導で問題解決が求められる企業であれば、課題を発見し、それを自ら解決するまでのプロセスを詳細に説明することで、より自分の適性をアピールできます。

話し方の練習を重ねる

文章でよい伝え方ができていても、面接ではそれを読み上げることはできないため、声に出して伝える練習が必要となります。

ハキハキと抑揚をつけてわかりやすく話すことはもちろんですが、話す順番なども大切になってきます。

文章を暗記することも間違いではありませんが、棒読みになってしまうため、頭の中で内容を把握し、それを文章として伝えられるように訓練を重ねましょう。

深堀り質問への対策をする

面接におけるガクチカで最も鬼門なのが「深掘り質問」です。

学業に力を入れて取り組んだことに対して、どのように力を入れたのか、どんな困難があったのか、どんな学びがあったのか、など様々な角度から質問が飛んできます。

そのため事前に自分が話す内容について分析をしておく必要があります。

どのような質問がきそうか想定をし、それに対して回答を作っていくことで自分が力を入れて取り組んだ「学業」に関する情報が網羅されていきます。

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私が学生時代に力を入れたのは飲食店でのアルバイトです。
働く店舗は売上の伸び悩みを問題としていたという理由で自分にできる売上向上施策をするという目標を掲げ、取り組みました。
飲食店でのアルバイトに取り組む中で、中々売上が向上せず、プレシャーのみが積み重なってしまうという困難にぶつかりました。
それに対して、先輩や上司に積極的に相談をするという行動を取ることでアドバイスをもとに施策を考え、売上を1.5倍に伸ばすという結果につながりました。
この経験を通して周囲とコミュニケーションを取ることと積極的に動くことの大切さということを学び、貴社に入社後は経験で得たことを活かして活躍していきたいと考えています。

「学業で力を入れたこと」の例文18選

ここからは「学業で力をいれたことは?」と聞かれた場合、企業に対してどのように答えるべきかの例文を紹介します。

これらを参考にして選考に向けた回答を考えてみましょう。

学業の例文①

私の学生時代に特に力を入れたのは、大学の講義における学びです。
幅広い学問分野に積極的に取り組む中で、特に時間をかけたのは統計学の学習です。データ分析のノウハウを学んだ後、実際の市場調査に応用し、理論を実務に活かす内容で講義は構成されており、消費者行動の分析や市場トレンドの予測など、具体的なプロジェクトを通じて、統計モデルの構築と解析のスキルを磨きました。さらに、私は哲学や歴史の選択科目も履修し、問題を多角的に考察する思考法を身につけました。
これらの科目では、思想史や文化的背景を学び、それらの知識を現代の問題解決に応用する独自の研究を行いました。例えば、歴史的な出来事から現代社会の課題に対する洞察を深めることで、より幅広い視野を持てるようになったと感じています。このような経験は、今後に活きる貴重な資産でもあります。これからも新しい知識を積極的に学び、自分のスキルを拡充し続けることができると確信しています。

学業の例文②

学生時代、私が力を入れたのは、TOEICスコアの向上でした。TOEICスコアの向上は、国際的なビジネスシーンに直接活用ができ、働く選択肢を広げるためにも力を入れ始めました。日々の英語学習を欠かさず、特に実用的なビジネス英語の習得に力を入れました。コツコツと学習を積み重ねることを続けた結果、TOEICスコアを500点から800点に大幅に引き上げることができました。学習プロセスでは、英語のニュースを聞くリスニング練習や、実際のビジネスシーンで使える英文メールのライティングスキルを磨き上げました。さらに、英語を使用するボランティア活動にも参加し、実際のコミュニケーションの場で英語を使う機会を積極的に増やしました。このTOEICスコアで裏付けられた英語力を生かし、社会人になってからは国際的なキャリアを目指していきたいです。

文系の学習

私が学生時代に力を入れたことは古文の学習を通じた論理的な読解力の向上です。
古文では歴史的背景や文化的文脈を理解する必要があり、論理的思考が求められます。
そこで難解な古典文学を正確に読み解く力を養うことで、自分の分析力を高めることを目指しました。
特に興味を持った作品を選び、背景や当時の社会情勢を独自に調査しました。
その上で、作品に描かれる人物の行動や心理を細かく分析し、現代との共通点や違いを考察しました。
この取り組みを通じて、複雑な内容を論理的に整理し、適切に解釈するスキルを培うことができました。
貴社においては過去のデータや状況を的確に分析し、それを元にした戦略を構築する際に、この力を活かしていきたいと考えています。

理系の学習

私が学生時代に力を入れたことは数学の学習です。
特に、数学の応用問題を解く力を高め、実践的な問題解決能力を養いました。
例えば、確率の問題では日常生活の場面に即した設定を考え、自らデータを収集して問題を作成して解くことを繰り返しました。
この学びにより、課題に直面した際に複雑な状況を分解して解決策を見つける能力を得ることができました。
また、数学的な根拠に基づいて判断する力も養われました。
貴社ではこの能力を活かし、複雑な課題を論理的に整理し、最適な解決策を提案する役割を担いたいと考えています。
特に、データ分析や計画立案の場面で、このスキルを活かし、貴社の課題解決に貢献していきたいと考えています。

美術系の学習

私が学生時代に力を入れたことは美術の学習を通じた創造力と表現力の向上です。
特にテーマに基づいて作品を創作する課題に真剣に取り組み、独自のアイデアを発展させることを意識しました。
制作では抽象画の課題で「調和」をテーマにした作品に取り組みました。
初めに「調和」の意味を自分なりに解釈し、それを視覚的に表現するための色彩や構図を研究しました。
その上で、試行錯誤を繰り返しながら、テーマを具体的な作品として完成させました。
この経験を通じて、私はアイデアを具現化する力や、計画を実行に移す推進力を得ることができました。
貴社では創造力と表現力を活かし、新しい企画の立案やマーケティングの分野で貢献していきたいと考えています。

体育系の学習

私が学業で力を入れたことは体育系の学習における指導技術の習得です。
体育の授業では身体の動きやスポーツの技術だけでなく、他者への指導方法を学ぶことに力を入れました。
授業内で学生側が指導する機会を活用し、個人の能力や理解度に合わせた教え方を模索しました。
例えば、バレーボールの授業ではスキルに差のあるチームメイトが楽しみながら練習できるように、練習メニューを工夫しました。
この工夫により、全員がゲームに積極的に参加し、技術的にも向上したことに達成感を覚えました。
この経験を通じて、私は他者の視点に立った考え方や柔軟な対応力を得ました。
また、個々の特性を活かしながらチーム全体を向上させる方法を学びました。
貴社ではこの経験を活かし、チームで成果を上げられるよう、チームを引っ張り、先導することで貢献していきたいと考えています。

第二外国語の習得

私が学業で力を入れたことは第二外国語としてスペイン語を学ぶことです。
外国語は文化や価値観を理解するツールだと考え、意欲的に取り組みました。
また、授業だけでなく、自主的に現地のメディアを活用して勉強しました。
例えば、スペイン語でスポーツ中継を視聴し、聞き取れない部分を調べることで実践的な言語能力を向上させました。
また、語学交流イベントにも参加し、現地の文化や価値観について直接話を聞く機会を持ちました。
この経験を通じて、語学力だけでなく、多様な視点から物事を考える力を身につけました。
また、積極的に学ぶ姿勢と新しい環境に適応する柔軟性を培いました。
貴社ではこの経験を活かし、国際的な業務や異文化理解が求められる場面で貢献していきたいと考えています。

ゼミでの学習

私はマーケティングを研究するゼミにて、コンビニがどのように売上施策を行い、結果を出しているのかの分析に取り組みました。
数値を追うことはもちろんですが、データの数が多く、メンバーと協力をするためのコミュニケーション能力が求められました。
積極的にコンタクトを取り、分析を進めることで一人で行うよりも効率的に、またミスの確認ができるためより正確に研究ができ、例年よりも早い段階で分析結果を発表することができました。
これらの経験を通して、積極的なコミュニケーションを大切にすることでよりよい成果が得られることを学び、御社に入社後は横のつながりだけでなく、先輩・上司の方との関係も主体的に築いていきたいと考えています。

講義での学習

私は大学の講義にて、第二外国語である中国語に力を入れて学習をしてきました。
多くの学生が単位取得のみをゴールとして学習を進める中で、私自身は学びの機会を無駄にしたくないという思いで講義に欠かさず出席し、自主的な予習復習を行いました。
成績を上位で取得するだけでなく、中国から来た留学生との交流を持つことにつながり、語学だけでなくそのほかの文化の学習まで学びの視野を広げることができました。
その他の学業に取り組む場面においても他国の文化を知っていることが活かせることが多く、より学問に対して積極的な姿勢を示すことができるようになりました。
やるべきことに対して「ただ行う」のではなく、目的意識を持ち取り組むことで、多くの学びが得られるとこのような実体験を通して感じることができました。

高GPAの取得

私が学業で力を入れたことはGPAを4.0以上にキープすることです。 自分の努力を数値として確認することで、モチベーションを高め、さらに自分を成長させるためです。 高GPAを目指すことにより、自己管理能力や目標達成能力を養うことができると考えました。 授業では内容を深く理解するだけでなく、予習復習を徹底し、授業ごとに重要なポイントを明確にしながら学びました。 特にグループディスカッションやプレゼンテーションを積極的に行い、知識の定着を図りました。また、試験前には計画的に時間を配分し、集中して勉強に取り組みました。 その結果、2年生以降はGPAを常に4.0以上にキープでき、計画的な学習方法や自己管理の重要性を実感しました。 貴社に就職後は、同様に効率的な時間管理と計画的な目標設定を活かし、業務においても高い成果を上げるための取り組みを行う所存です。

単位取得

私が学業で力を入れたことは単位取得です。 単位取得を目指した理由は、学業を通じて専門知識を深めるだけでなく、その知識を社会で実践的に活用できる力を養うためです。 大学で得る学びが将来に役立つ基盤となると考え、単位をしっかりと取得することを目標にしました。 まず、各授業のシラバスを確認し、出席や課題提出を確実にこなすよう心がけました。 特に重要な科目においては授業内容を深く理解するために、事前に予習を行い、授業後には復習を欠かさず行いました。 この取り組みを通じて、学問の基礎を固めることができただけでなく、自己管理や計画性、また問題解決能力を高めることができました。 貴社に就職後は学業で得た時間管理能力や優先順位をつける力を活かし、業務においても効率的に成果を出す所存です。

留学中の学習

私が学業で力を入れたことは、留学で英語力を伸ばすことです。
私はもともと英語のリーディングとリスニングを得意としていましたが、スピーキングが非常に苦手でした。
これではせっかく英語を学んでいるにもかかわらず、実践的に活用できないと感じ、アメリカに1年間留学しました。
留学中はスピーキングの練習をすることはもちろんのこと、さらにリスニング力を磨き、毎日30個の単語を覚えることで、大幅に英語力を伸ばすことができました。
この努力により、TOEICのスコアは留学前の780点から930点まで向上し、海外のニュースを聞いていても、聞き取れない単語はほとんどありません。
貴社に入社した際には、この英語力を活かし、海外の取引先とも円滑にコミュニケーションを取り、貴社のさらなる海外展開に貢献していきたいと考えています。

資格取得に向けた学習

私が学生時代に力を入れたことは、簿記2級を取得するための毎日の学習です。
私はもともと数学が非常に苦手であり、高校までは簿記を取得することなど考えたこともありませんでしたが、事務職として活躍するために数字に強くなる必要があると考えました。
しかし、短期集中で取り組んでも合格できないと感じ、1年生の冬から3年生の夏まで、毎日、どれほど忙しくても30分学習することを心がけました。
これにより、着実に学力を伸ばすことができ、試験本番では緊張することもなく、余裕を持って合格することができました。
この経験を通じて身につけた簿記の能力だけでなく、コツコツと努力を続ける習慣を今後も続け、貴社においても迅速に業務を覚え、事務職として貢献していきたいと考えています。

教育実習

私が学業で力を入れたことは教育実習での授業設計と実践です。
教育実習では勉強を教えるだけでなく、生徒が主体的に学べる環境を作ることが大切だと考えました。
そのため、生徒の興味を引き出し、理解を深める授業を目指しました。
実習中には特に歴史の授業で教科書の内容を補完するために自作の資料を用意しました。
この工夫により、生徒たちは授業内容に興味を持ち、自発的に質問する姿が見られました。
この経験を通じて、私は相手のニーズに合わせたコミュニケーション方法や準備の大切さを学びました。
また、相手の反応を受けて柔軟に対応する力も身につけました。
貴社ではこの経験を活かし、顧客やチームメンバーのニーズを的確に捉えた提案や対応を行っていきたいと考えています。

学業とアルバイトの両立

私が学生時代に力を入れたことは学業とアルバイトの両立です。
生活費を補うためにアルバイトを続けていましたが、いずれも疎かにならないよう、計画的に取り組みました。
週4日以上働きながら、授業のレポートや試験対策を効率よく進めるために、時間を細かく区切って管理しました。
例えば、通学時間を活用して授業内容を復習し、休憩時間にはレポートの構成を練るなど、隙間時間を有効活用しました。
この経験を通じて、私は時間管理能力と効率的なタスク処理能力や、忙しい中でも優先順位をつけて行動する習慣が身につきました。
貴社ではこの経験を活かし、たとえリソースが限られている場合でも最大限に活用し、複数のプロジェクトを同時に進める際に貢献していきたいと考えています。。

学業と部活やサークルの両立

私が学生時代に力を入れたことは学業と部活動の両立です。
大学時代、学業成績を維持しつつ、部活動にも全力で取り組むために、スケジュール管理を徹底しました。
練習に備えて空き時間や早朝に課題を進め、試験前には部活動の仲間と協力して練習メニューを短時間で追い込めるものに変更しました。
これにより、GPA4.0以上をキープしながら、部活動ではキャプテンとしてチームの大会進出に貢献しました。
この経験を通じて、限られた時間を効率的に使う方法や、優先順位をつけるスキルを身につけました。
貴社ではこの経験を活かし、複数の業務を同時に進めながら、チームの一員として確実に成果を挙げることに注力し、貢献していきたいと考えています。

卒業論文

私が学業で力を入れたことは卒業論文の執筆です。
「地域経済における中小企業の役割」をテーマに、現地調査や文献研究を通じて詳細な分析を行いました。
地元企業の経営者にインタビューを行い、経営上の課題や地域との連携について直接意見を集め、データを統計的に分析し、中小企業が地域経済に果たす役割や成功事例を論文にまとめました。
そして、地域の雇用創出やコミュニティ形成における中小企業の重要性を示すとともに、課題解決に向けた具体的な提案も行いました。
この経験を通じて、データを収集し、論理的に分析する力を培い、現場の声を反映させながら提案を組み立てる柔軟性とコミュニケーション能力も身につけました。
貴社ではこの経験を活かし、課題解決に向けた分析力や企画力を発揮し、貢献していきたいと考えています。
現場の声を活かしたプロジェクト推進に力を入れ、貴社の目標達成に寄与します。

プレゼン

私が学業で力を入れたことはプレゼンです。 プレゼンに取り組んだ理由は、チームでの発表や企業との交渉、社会に出てから役立つスキルを身につけるためです。 プレゼンは聞き手の興味を引き、理解を深めてもらうための練習にもなるため、力を入れました。 プレゼンテーションのリーダーを務めた際はプレゼン資料の作成から話し方の練習、役割分担の調整まで行いました。 最初はうまくいかないことも多かったのですが、何度も練習を重ねることで、自分の思いを明確に伝える力が向上しました。 この経験を通して、相手に伝わるプレゼンの構成や、視覚的な資料作成技術を学びました。この経験を貴社に就職後活かし、プロジェクトでの提案や報告を効率よく行い、チームとしての成果を最大化する所存です。

「学業で力を入れたこと」NG例文

続いて、学業で力を入れたことについて聞かれた際のNG例文についても紹介します。

なぜNGなのかについても紹介するため、反面教師にするためにも確認しておいてください。

NG例①課題に対して取り組み内容が書かれていない

私が学業で力を入れたことは、TOEICで高得点を獲得することです。私はもともと英語が非常に苦手であり、入学時に受けたテストでは280点しか獲得できませんでした。しかし、外資系企業で働くためには最低でも800点は必要であると考え、熱心に英語の学習に取り組みました。この結果、先日受けたテストで850点を取得でき、英語に自信を持つことができました。

木下恵利

学業で力を入れたこと

課題と結果を書いているだけで、どのように取り組んだのかについて全く書かれていません。

学業で力を入れたことについて聞かれた際は、自分なりに工夫した点やどのように取り組んだのかに焦点を当てて話さなければならないため、あまり良い例文とは言えません。

NG例②ガクチカと混同している

私が学業で力を入れたことは、ボランティアサークルで多くのメンバーを巻き込んで活動することです。 私がサークルに加入した時はメンバーがわずか3人と消滅寸前でしたが、全員でやりがいを持って取り組むために多くのメンバーを募集することを目指しました。 SNSを活用して様々な動画などを発信したところ、多くのメンバーが加入してくれ、現在では30人以上の大規模なサークルになりました。

木下恵利

学業で力を入れたこと

この質問は学業で力を入れたことについて聞かれているため、ガクチカとは少し異なります。

この例文だと「学業」ではなく「サークル」に力を入れただけになっているため「問題の趣旨を理解できていない」と判断され、マイナスな印象を与えてしまうでしょう。

書くことがない場合の対処法と例文

続いて、書くことがどうしてもない場合の対処法と例文についても紹介します。

どのように対処し、文章を書けば学業で力を入れたことが思いつかない場合でも悪い印象を避けられるのかについて解説するため、参考にしてみてください。

例文①学業に力を入れたことがない場合

学業において力を入れていなかった場合は、レポートを必ず提出したことや、単位を確実に取得したことなど、無難な回答を述べることを推奨します。 私が学業において力を入れたことは、余裕を持ってレポートを作成する、定期試験の対策を早い段階から始めるなど、計画を立てて勉強をすることです。 私はボランティアサークルでリーダーを務め、さらにアルバイトを2つ掛け持ちしていたため、365日、常に学業に集中できる環境にはありませんでした。 しかし、限られた時間の中でも確実に単位を取得し、自分の本業である学業を疎かにしないために、レポートの提出期日をカレンダーにまとめておき、定期試験は1ヶ月前から毎日30分ずつ対策するようにしました。 これによりGPAを3.8以上に保つことができました。 貴社に入社した際は、この計画力を活用して、常に納期に余裕を持ってプロジェクトを進めることで貢献できればと考えています。

例文②ゼミに所属していなかった場合

ゼミに所属していなかった場合でも、全く問題はありません。 あなたが大学時代に何か勉強で頑張ったことがあるならば、その話をすれば良いのです。 私が学業で力を入れたことは、一つひとつの授業を深掘りして、さらに理解を深めることです。 私の学科はゼミが必修ではなかったため履修しませんでしたが、その分、必修科目や専門科目はもちろんのこと、専門外の教養科目などにおいても興味を惹かれるものを選択し、自分なりに学習を深めました。 特に専門外の哲学の講義では、簡単に触れられた哲学者の著作などをいくつも読み、理解を深めることで哲学の楽しさを学びました。 これにより読書の習慣が身につき、最近では毎月5冊読書をすることが習慣になっています。 貴社に入社した際も、継続的に学習を続ける習慣を活かして、業界の最先端の知識やトレンドを追い続け、貴社に還元することで貢献したいと考えています。

まとめ

今回は「学業で力を入れたこと」と「学業に関するガクチカ」の二軸で解説をしてきました。

この二つはES・面接において頻出質問であり、対策をしておくことは重要となります。

どちらも大切なポイントは、力を入れた内容ではなく、その過程や得たことであるという事です。

その他、正しい文章構成などを意識することで印象が大きく左右されるため、例文をもとに文章を作ってみましょう。

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