- WEB-GABとはどんなテスト？
- おすすめのWEB-GAB対策本
- WEB-GAB対策本の活用方法
- WEB-GABを控えている人
- 参考書を活用して徹底的にWEB-GABの対策aをしたい人
- 効率的にWEB-GABの対策をしたい人
はじめに
WEB-GABは広く用いられている適性検査ですが、どのように対策すれば良いのか、わからない方も多いでしょう。
そこで今回は、対策本を活用したWEB-GABの対策方法について詳しく紹介します。
【WEB-GAB対策本とは】WEB-GABとは
WEB-GABとは、就職活動において広く利用されている適性検査の1つであり、主に企業が応募者の知的能力や論理的思考力、そして性格を測定するために使用されます。
Web上で受検できることが特徴で、自宅のパソコンやタブレットを使用してテストを受けることが可能であり、忙しい就活生にもやさしいテストと言えます。
WEB-GABは選考の初期段階で行われることが多く、応募者の基本的な能力を短時間で評価するためのツールとして活用されることがメインです。
問題の内容は計数、言語、図形推理などの分野にわたっており、それぞれの分野で一定のスコアを取ることが求められます。
また、性格検査も含まれており、応募者が職場でどのような行動を取る可能性があるかを予測します。
このように、WEB-GABは企業にとって、応募者の適性を総合的に判断するための重要な手段となっています。
【WEB-GAB対策アプリとは】GABの特徴
続いて、GABの特徴について紹介します。
GABと言っても様々な種類があるため、それぞれの概要を理解しておくことを推奨します。
自分がどのタイプのテストを受ける可能性が高いかを考えながら、特徴を覚えておきましょう。
WEB-GAB
WEB-GABは自宅のパソコンを使用して受験するGABの形式であり、リモートでの受験が可能な点が特徴です。
この形式は言語理解、計数理解、性格適性検査テストの3つのセクションに分かれています。
言語理解では文章の論理性や読解力を問われる問題が中心となっており、文章を的確に理解し、要点をつかむ力が求められます。
計数理解では数値を使った計算や数的思考力を試す問題が出題され、論理的な問題解決力や迅速な判断力が重視されます。
また、性格適性検査テストのセクションでは応募者の価値観や行動特性を測定する質問が出され、職場環境での適応性や他者との協調性など、性格的な特性が評価されます。
WEB-GABは自宅での受験であるため、自己管理能力や集中力が必要となり、周囲の環境を整えた上で試験に臨むことが重要です。
また、事前に動作確認を行い、もし家の回線が遅い場合は大学やネットカフェ、コワーキングスペースなどで受けましょう。
C-GAB
C-GABはテストセンターに足を運び、センター内のパソコンを使用して受験するGABの形式です。
C-GABは特に難易度が高いとされており、十分な対策が不可欠です。
C-GABも言語理解、計数理解、性格適性検査テストの各セクションに分かれており、言語理解セクションでは文章の内容を短時間で理解し、論理的に要約する能力が試されます。
計数理解では複雑な数値データや図表を使用する問題が出題され、データ処理能力や数的な判断力が問われます。
性格適性検査テストでは応募者の性格特性を評価するため、職場での人間関係やストレス耐性、協調性などが重視されます。
C-GABはテストセンターでの受験であるため、周囲の環境に影響されることが少なく、集中しやすい環境が整っています。
しかし、受験日が指定されているため、スケジュール管理は徹底しておきましょう。
GAB
GABは指定された場所で受験するマークシート方式の筆記テストです。
マークシート形式であるため、パソコンでの入力ではなく、用紙に記入して解答するという形式が特徴です。
試験内容は公開されていませんが、言語理解、計数理解、性格適性検査テストとされています。
計数問題では電卓の使用が許可されているため、暗算の練習をする必要はありません。
先述のテストと同様、言語理解セクションでは文章の内容を的確に把握し、論理的に整理する力、計数理解ではデータ分析や数的な思考力、性格適性検査テストでは応募者の性格や価値観、行動特性が評価されます。
マークシート方式のため、ペンと紙で解答する形式に慣れておくことが大切であり、普段はパソコンとスマホで勉強しており、ペンを久しく握っていない人は1度、練習しておきましょう。
【WEB-GAB対策アプリとは】GABの出題内容
続いて、GABの出題内容についても紹介します。
GABにおいては、以下のような問題が出されることがほとんどです。
それぞれ把握した上で、しっかりと対策をしましょう。
言語理解
GABの言語理解セクションでは文章を読み、その内容に基づく判断を求められます。
与えられた文章の理解に基づいて「合っている」「合っていない」「どちらでもない」の中から正しい回答を選択する形式です。
単に文章を読む力だけでなく、論理的に情報を分析し、正確に判断する能力を試されます。
言語理解の問題では文章の細かなニュアンスや要点を見抜く力が求められ、読み取る内容の真偽を確かめる必要があるため、集中力と読解力が問われます。
また、時間制限がある中で効率よく文章の要点をつかむ練習が必要です。
問題は一見シンプルに見えるものの、対比などが盛り込まれることが多く、正確さを重視した解答が求められます。
試験対策としては、様々な文章を読み、要点を簡潔に捉える訓練や、他の選択肢との比較をしっかりと行うことがおすすめです。
計数理解
GABの計数理解セクションでは表計算や四則逆算といった数的処理の能力を測る問題が出題されます。
論理的な思考力や計算能力が重視されるため、受験者の数的感覚や数値データを正確に扱う力が試されます。
時間制限が厳しいため、すばやく解答することが求められますが、焦ってミスをすることのないよう、冷静に対応する力も重要です。
問題の形式は計算問題やグラフ・表から情報を読み取って解答するものが多く、正確な判断力と数的分析力を養うことが必要です。
複雑な数式やデータが含まれるため、事前に類似問題を解いて練習しておきましょう。
英語
C-GABでは英語の長文問題が出題され、英語読解力が試されます。
英文を素早く読み、問題文の内容を理解した上で解答する力が求められます。
長文を読む際には時間がかかるため、効率よく解答するためのテクニックが重要です。
まず問題文を先に読んでから英文を読むことで、どの部分が重要かを念頭に置いて文章が読めるため、おすすめです。
大学受験の際に現代文や英語長文を読む際にこの方法を活用していた人も多いでしょう。
また、英語力に自信がない、または長文問題に慣れていない場合、英文を速く理解するための練習として、新聞記事やビジネス関連の英文を日常的に読むことも有効です。
気になる話題や趣味について英語の記事を読んでみるのも良いでしょう。
性格適正検査テスト
GABの性格適正検査テストでは応募者の性格や価値観、職場での適応性を評価するために「あてはまる」「どちらといえばあてはまる」「どちらかといえばあてはまらない」「あてはまらない」の4つの選択肢から回答を選びます。
応募者が企業の求める人材として適しているかを判断する重要な指標として利用されるものです。
あくまで自己の内面的な特性を見極めることが目的であり、嘘をついたり、適当に回答したりすると矛盾が生じ、評価が下がることもあります。
「公式サイトでは○○と書いていたし、本当は違うけれど、良さげな回答をしておこう」と忖度する必要はありません。
【WEB-GAB対策本とは】おすすめのWEB-GAB対策本
まず、おすすめの対策本を2冊紹介します。
厳選して紹介しているため、是非本を活用して対策をしたい人は以下の2冊のどちらかを利用することをおすすめします。
これが本当のCAB・GABだ!【2024年度版】
CAB・GAB対策の参考書として特におすすめなのが、「これが本当のCAB・GABだ!【2024年度版】」です。
SPIノートの会が制作しており、CABとGABの両方に対応している点が大きな特徴です。
非常に丁寧な解説が施されており、各セクションで扱われる問題の出題傾向や解答方法について詳しく説明されています。
特に、計算問題や図形問題など、苦手とされがちな部分についてもわかりやすく解説されているため、初めてCABやGABに挑戦する人でも安心して対策を進めることができます。
CAB・GAB完全対策2024年度
もう1つのおすすめ参考書は「CAB・GAB完全対策2024年度」です。
この本は就活ネットワークが出版しており、CABとGABの両方の対策を網羅的に行うことができます。
この参考書の大きな特徴は、実際に試験を経験した先輩たちの攻略法や体験談が多数掲載されている点です。
先輩たちがどのようにして試験に臨み、どのような対策を講じたのかを知ることができるため、実践的なアドバイスを得られることが魅力です。
また、問題集も豊富に含まれているため、繰り返し解くことで本番に向けた万全の準備を整えられます。
初心者から上級者まで幅広く対応しているため、就活生には必携の一冊となっています。
【WEB-GAB対策アプリとは】その他の対策方法
WEB-GABは、必ずしも本を買わなければ対策ができないというわけではありません。
他にもいくつか対策方法が存在するため、参考にしてみてください。
WEBサイトを活用する
WEBサイトを活用することで、WEB-GAB対策を効率的に行うことができます。
多くのWEBサイトが、受検者が効率よく学習できるように工夫された教材や問題集を提供しています。
特に、無料で利用できるサイトも多く、気軽に始められるのが特徴です。
さらに、特定の問題形式に特化した練習問題や過去の傾向を分析した予測問題を提供しているサイトもあります。
これにより、自分の弱点を把握し、重点的に対策を進めることが可能です。
また、サイトによっては進捗状況を管理できる機能があるため、計画的に学習を進めることができるでしょう。
WEB-GAB対策にはこれらのWEBサイトを積極的に活用することが効果的です。
動画を参考にする
YouTubeなどの動画プラットフォームを活用することも、WEB-GAB対策において有効な方法です。
対策動画は視覚的に理解しやすい形で解説されており、特に初学者にとってわかりやすい内容となっています。
実際の問題を解説しながら、どのように解答すべきか、どのような思考プロセスを取るべきかを学ぶことができます。
また、本番を想定した模擬試験形式の動画も多く、試験の雰囲気を体感しながら対策を進めることが可能です。
動画を活用することで、テキストだけでは掴みにくい感覚を補完することができます。
模擬試験を受検する
模擬試験を受検することも、WEB-GAB対策において非常に重要です。
模擬試験は本番さながらの環境で行われるため、試験の雰囲気や問題形式に慣れることができます。
実際に模擬試験を受けることで、自分の現在の実力を把握し、どの部分に重点を置いて対策を進めるべきかを明確にすることができます。
また、模擬試験の結果を分析することで、自分の弱点を見つけ出し、集中的に強化することが可能です。
模擬試験を複数回受検して、着実に実力を伸ばし、本番に向けた自信をつけましょう。
アプリを活用する
アプリを活用することも、WEB-GAB対策において有効な手段です。
最近ではWEB-GAB対策専用のアプリが多数リリースされており、スマートフォンを使って手軽に対策を進めることができます。
特に、移動時間やちょっとした空き時間を活用して学習を進められる点が大きな魅力です。
アプリは初心者向けの基礎問題から上級者向けの応用問題まで幅広く対応しており、誰でも自分に合った内容で学習することができます。
また、アプリによっては学習履歴を自動的に記録し、進捗を可視化する機能が搭載されているものもあり、効率的な学習が可能です。
【WEB-GAB対策アプリとは】WEB-GABのコツ
WEB-GABの対策を行う上で気をつけておくべきポイントやコツについても紹介します。
以下のポイントを踏まえた上で練習や本番に取り組むことで、より高得点が期待できます。
ぜひ、以下の3点を参考にしてみてください。
時間を意識して練習をする
WEB-GABでは性格検査以外は時間制限が厳しく設定されているため、時間を意識して練習を行うことが非常に重要です。
試験の際には限られた時間内に多くの問題を正確に解く必要があります。
そのため、練習段階から時間を計りながら問題を解く習慣をつけることが求められます。
特に、自分がどの程度の時間で問題を解けるかを把握し、その時間内で最も効率的に解答できる方法を見つけることが重要です。
また、時間が足りなくなるケースも想定し、どの問題に優先的に取り組むべきか、どうやって効率良く進めるかを意識して練習を繰り返すことで、実際の試験での時間管理能力が向上します。
このように、時間を意識して練習を重ねることで、試験本番でも落ち着いて問題に取り組むことができるようになります。
問題の解き方を工夫する
WEB-GABにおいて、問題の解き方を工夫することは効率的に対策を進めるための重要なポイントです。
各問題には様々なアプローチが存在し、その中で最も短時間で正確に解答できる方法を見つけることが求められます。
例えば、計算問題では計算式を覚えるだけでなく、近似解法や暗算のテクニックを駆使することで、時間を節約できます。
また、図形問題では視覚的なパターン認識を活用することで素早く解答にたどり着くことが可能です。
このように、工夫を積極的に取り入れることで、時間の節約と解答の精度を同時に向上させられるでしょう。
試験前には様々な問題を解きながら、自分に合った効率的な解法を見つけ出すことが成功の鍵となります。
参考書を絞る
WEB-GABの対策において、参考書を絞ることは非常に有効な方法です。
複数の参考書を同時に使うと問題が重複したり、解き方が異なっていたりして、混乱してしまう人も多いからです。
そのため、1つの信頼できる参考書を選び、それを繰り返し使って対策を進める方が内容を深く理解することができます。
また、参考書を絞ることで、繰り返し問題を解くことができ、問題の傾向や解き方をより深く身につけることが可能です。
さらに、同じ問題を複数回解くことで、自分の弱点を把握し、効率的に対策できるでしょう。
このように、参考書を1つに絞り、集中的に対策を行うことは効率的にWEB-GABの対策を実現するための重要な戦略です。
最低3周は問題を解く
WEB-GAB対策として、最低3周は問題を解くことがおすすめです。
1周目は問題の形式に慣れ、どのような問題が出題されるかを把握することが目的です。
2周目では1周目で理解した内容を深め、苦手な部分を重点的に練習します。
3周目になると、問題の解答プロセスがスムーズになり、効率的な解き方が自然と身についているでしょう。
また、複数回同じ問題に取り組むことで問題の出題傾向やパターンが見えてくるため、本番でも落ち着いて解けるようになります。
このように、最低3周問題を解くことで、知識の定着だけでなく、時間内に正確に解答するスキルも身につけることができ、試験本番も問題なくこなせるでしょう。
【WEB-GAB対策アプリとは】就活エージェントに相談する
ここまでの対策方法について紹介してきましたが、記事を読むだけではなかなか高得点を獲得することはできません。
とはいえ、どの対策が自分にとって最適なのかわからない、もしくは対策をする時間がなかなかないという人も多いでしょう。
そこでおすすめなのは就活エージェントに相談することです。
ジョブコミットは完全無料でES対策や面接の練習相手になってくれるだけでなく、適性検査の対策も一緒に行ってくれます。
ぜひ、気になる方は登録してみてください。
【WEB-GAB対策アプリとは】WEB-GABに関するよくある質問
続いて、WEB-GABに関して多くの就活生の方からいただく質問に回答します。
以下の2点はこの記事を読んでくれているあなたも気になっていることでしょうから、ぜひ参考にしてみてください。
必要な勉強時間は？
一般的に1週間から3週間を目安に設定すると良いとされています。
WEB-GABは短期間で 対策が可能な試験であり、集中して取り組むことで実力を短期間で引き上げることは十分にできます。
毎日少しずつでもいいため、継続的な対策を進めていくことが重要です。
1日30分から1時間を目安に、隙間時間などを活用しながら勉強しましょう。
特に言語理解や計数理解のセクションは問題形式や出題パターンに慣れるためにある程度の練習が必要であるため、早めに対策を開始し、少しずつ慣れていくことを推奨します。
まずは確実に正解できるように、次の段階では解答スピードを上げられると良いです。
おすすめの勉強法は？
WEB-GAB対策の勉強は自分の学習スタイルや時間の使い方に合った方法を選ぶことが大切です。
例えば、隙間時間を有効活用したい方にはアプリを活用する勉強法がおすすめです。
アプリであればスマートフォンを使っていつでも問題演習ができるため、通勤・通学の合間やちょっとした空き時間を活用して勉強できます。
一方、しっかりと時間をかけて対策をしたい人は参考書を活用する方法がおすすめです。
各セクションごとの解答方法や注意点が詳しく説明されているため、基礎から丁寧に学びたい方に適しています。
また、計数理解や言語理解のセクションの具体的な解法テクニックや理論が紹介されていることが多いため、苦手分野を克服したい場合にも有効です。
勉強法は豊富にあるため、自分に合ったものを選びましょう。
まとめ
本記事ではWEB-GABの対策法について、特におすすめの本を中心に紹介しました。
WEB-GABはSPIなどよりレベルは高いですが、しっかりと対策を行うことで十分に高得点が期待できる試験です。
WEB-GABだけで合否が左右されるわけではありませんが、しっかりと対策を行うことで内定に近づけるため、ぜひ本記事を参考にして対策に取り組んでみてください。
